JPH05388A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH05388A
JPH05388A JP3153278A JP15327891A JPH05388A JP H05388 A JPH05388 A JP H05388A JP 3153278 A JP3153278 A JP 3153278A JP 15327891 A JP15327891 A JP 15327891A JP H05388 A JPH05388 A JP H05388A
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program
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laser beam
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machining
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Atsushi Aikawa
淳 相川
Takuya Hara
琢哉 原
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ切断速度、レーザ出力、パルス条件等
のレーザ加工条件を効率的に最適設定できるレーザ加工
装置を提供する。 【構成】 レーザ切断速度等のレーザ加工条件をNCプ
ログラム上で規定し、規定の条件にてレーザ加工を行う
レーザ加工装置において、各NCプログラムに対応し
て、前記レーザ加工条件を修正するためのオーバライド
値を登録可能の加工条件ファイルと、各NCプログラム
の試し加工に基いて各加工条件ファイルに適宜オーバラ
イド値を登録する加工条件登録手段と、実行すべきNC
加工プログラムに対応して前記加工条件ファイルを検索
し、試し加工に次いでの実際加工では、前記ファイルに
登録された該当プログラムについてのオーバライド値を
実行プログラムの該当条件に乗算し前記NCプログラム
を実行させるオーバライド処理手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ切断速度、レー
ザ出力、レーザパルス条件等のレーザ加工条件を効率好
く適正化できるレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば熱切断用のレーザ加工機において
は、板厚、材質毎に最適な切断結果が得られる切断速
度、レーザ出力、パルス条件等のレーザ条件が存在す
る。これらレーザ加工条件はレーザ加工機を制御するN
C装置に速度指令(F)、出力指令(S)、パルス条件
指令(B/T)として指令されている。
【0003】ところが、実際のレーザ加工では、切断す
る形状やレーザ発振器の状態により必ずしも指令通りの
値を用いて良好な切断が得られないことがある。
【0004】この場合、従来のレーザ加工装置では、N
CプログラムのF,S,B/T値を一々変更するか、ま
たはその手間を軽減するため、外部からの指令で指令値
に0〜200%を掛け合わせた結果を指令することが行
われている。この機能はオーバライド機能と称され、N
C装置の標準機能として整備されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如きNC装置のオーバライド機能によるレーザ加工条件
の修正方式では、オーバライドの結果はNCデータに全
くフィードバックされないため、オペレータは最適な切
断が行われた際のオーバライド値をメモしてプログラム
と一緒に保管し、同じプログラムで加工する際にその時
のオーバライド値を設定し直さなければならず、オーバ
ライド値の設定作業に多くの手間を要するという問題が
あった。
【0006】レーザ加工条件の他の設定方式としては、
レーザ加工条件をNC文から切り離し、NC装置の内部
メモリの一部に板厚、材質毎の加工条件を登録し、マニ
ュアルデータインプット(MDI)装置の画面を用いて
板厚、材質を指定、板厚、材質に応じてレーザ加工条件
を自動設定する方式がある。
【0007】しかし、この方式は全径路同一の切断条件
で加工する特種システムには有効だが、種々の形状に対
応し各形状に合った最適条件で加工しようとする一般的
なシステムでは、有効でない。
【0008】そこで、本発明は、各種加工形状に合わせ
て最適のレーザ加工条件を効率的に設定できるレーザ加
工装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、レーザ切断速度、レーザ出力、レーザパル
ス条件等のレーザ加工条件をNCプログラム上で規定
し、前記NCプログラムを実行しつつ規定の条件にてレ
ーザ加工を行うレーザ加工装置において、各NCプログ
ラムに対応して、前記レーザ加工条件を修正するための
オーバライド値を登録可能の加工条件ファイルと、各N
Cプログラムの試し加工に基いて各加工条件ファイルに
適宜オーバライド値を登録する加工条件登録手段と、実
行すべきNC加工プログラムに対応して前記加工条件フ
ァイルを検索し、試し加工に次いでの実際加工では、前
記ファイルに登録された該当プログラムについてのオー
バライド値を実行プログラムの該当条件に乗算し前記N
Cプログラムを実行させるオーバライド処理手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のレーザ加工装置では、各NCプログラ
ムに対応して、前記レーザ加工条件を修正するためのオ
ーバライド値を登録可能の加工条件ファイルを設けてお
き、各NCプログラムの試し加工に基いて各加工条件フ
ァイルに適宜にオーバライド値を登録し、実行すべきN
Cプログラムに対応して前記加工条件ファイルを検索
し、試し加工した次いでの実際加工では、前記ファイル
に登録された該当プログラムについてのオーバライド値
を実行プログラムの該当条件に乗算し前記NCプログラ
ムを実行させる。
【0011】従って、各NCプログラムについて一度試
し加工を行い、加工条件ファイルに各形状の各部に対し
てオーバライド値を登録しておけば、以後設定したオー
バライド値を乗じた値でNCプログラムを実行できる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係るレーザ加
工装置の制御装置(NC装置)の構成例を示すブロック
図である。
【0014】図において、システムバス1には、一般的
なROM2、バッテリバックアップされたRAM3の
他、主制御部(CNC)4、表示制御部(CRT)5、
エクゼキュータ6、軸制御部7、プログラマブルマシン
コントローラ8が接続されている。軸制御部7には、レ
ーザ加工機のテーブルや加工ヘッド等の駆動軸(X,
Y,Z)を駆動するためのモータ9が接続される。PM
C8は、機械制御やレーザ出力、パルス発振指令、操作
盤情報の処理等を行う部分で、これには発振器電源10
と、加工機の各種アクチュエータ及びセンサ類11と、
操作盤12が接続されている。
【0015】図2に示すように、RAM3の一部には、
各NCプログラム名(番号)に対応してレーザ加工条件
についてのオーバライド値を登録可能の加工条件ファイ
ル3Fが形成されている。この加工条件ファイル3Fに
は。試し加工または前の加工を参照して、各形状または
各形状の一部に対応して切断速度、レーザ出力、レーザ
パルスの周波数及びデューティ比から成るレーザ加工条
件が記憶される。
【0016】前記エクゼキュータ6は、システム動作の
ための任意のプログラムを格納可能の部分で、ここには
設定されたNCプログラム番号に対応して前記加工条件
ファイル3Fを検索し、加工条件ファイル3Fに書かれ
たオーバライド値をNCプログラムの該当レーザ加工条
件に掛け合わせるオーバライド処理プログラムが格納さ
れている。具体的には、加工条件ファイル3Fに書かれ
たオーバライド値をウィンドウを介してPMC8に指令
し、標準整備のオーバライド機能により、オーバライド
処理を行う。
【0017】図3は、上記レーザ加工装置のレーザ加工
条件設定方式を示すフローチャートである。ステップ3
01で加工プログラム番号の入力があると、ステップ3
02で初めての加工であるか否かを判別し、初めである
とステップ303で試し加工を行う。試し加工の結果切
断不良であると、その形状部分につき、ステップ305
でオーバライドの調整を行う。次いでのステップ306
では、操作盤12のファンクションキー「条件登録」を
操作し、ステップ307でPMCウィンドウのオーバラ
イド値を読み込み、ステップ308でこれをRAM3の
加工条件ファイル3Fに登録する。RAM3はバッテリ
バックアップされているので、NC電源断となっても記
憶内容が消滅することはない。
【0018】次に、前述のステップ302で初めての加
工でないと判別されたときは、ステップ310で該当N
Cプログラムの加工条件ファイル3Fを呼び出し、ステ
ップ311でCRTにその内容を表示した上でステップ
312でPMCウィンドウを介してオーバライド値を設
定し、ステップ313で製品の加工を行う。
【0019】以上のように、本例では、良好切断ができ
た時のプログラム番号、速度、出力、パルス条件のオー
バライド値をNCメモリのバッテリバックアップされた
メモリ内に登録しておき、再度同じプログラム番号が呼
び出されたとき、メモリ内の加工条件ファイルを自動的
に呼び出し、オーバーライド値をPMCウィンドウを介
しPMCに指令し、自動的にセットし、加工する。
【0020】従って、一度良好に切断できたNCブログ
ラムは、再度加工した時に必ず最良の加工が再現でき
る。またNC内部に保存されている条件データを自動的
に呼び出し、オーバライド値をセットしてくれるので、
設定しわすれ等のオペレータミスを防止できる。
【0021】さらに、NC文の変更をいっさい行わない
ので、めんどうなNCコードを覚える必要がない等、多
大の効果を奏する。なお、2度目以降の加工でも、一度
設定したオーバライド値が不適であると考える場合に
は、ステップ306〜308の手続きにより、容易に全
体または部分的な再修正を行うこともできる。
【0022】上記実施例では、オーバライド値の設定、
呼び出し処理をNCのマクロエクゼキュータ6のソフト
ウェアにより実現しているが、MMC(マンマシンコン
トローラ)等を利用しても同様の機能を実現できる。
【0023】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様
で実施し得るものである。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのレーザ加工装置であり、レーザ加工条件の
オーバライドの情報をプログラム番号とともにNCの内
部メモリに取り込み、再度同じプログラム番号が指令さ
れたら自動的に前回指令されたオーバライド値にセット
するので、効率的に最適のレーザ加工条件を設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザ加工装置の制御
装置(CNC装置)のブロック図。
【図2】加工条件ファイルの記憶内容を示す説明図。
【図3】最適加工条件の設定方式を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
4 主制御部 3 バッテリバックアップされたRAM 6 エクゼキュータ 8 プログラマブルマシンコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ切断速度、レーザ出力、レーザパ
    ルス条件等のレーザ加工条件をNCプログラム上で規定
    し、前記NCプログラムを実行しつつ規定の条件にてレ
    ーザ加工を行うレーザ加工装置において、各NCプログ
    ラムに対応して、前記レーザ加工条件を修正するための
    オーバライド値を登録可能の加工条件ファイルと、各N
    Cプログラムの試し加工に基いて各加工条件ファイルに
    適宜オーバライド値を登録する加工条件登録手段と、実
    行すべきNC加工プログラムに対応して前記加工条件フ
    ァイルを検索し、試し加工に次いでの実際加工では、前
    記ファイルに登録された該当プログラムについてのオー
    バライド値を実行プログラムの該当条件に乗算し前記N
    Cプログラムを実行させるオーバライド処理手段と、を
    備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
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