JPH0538696A - チヤツキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装 置 - Google Patents
チヤツキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装 置Info
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- JPH0538696A JPH0538696A JP19541991A JP19541991A JPH0538696A JP H0538696 A JPH0538696 A JP H0538696A JP 19541991 A JP19541991 A JP 19541991A JP 19541991 A JP19541991 A JP 19541991A JP H0538696 A JPH0538696 A JP H0538696A
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- Japan
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- chucking
- panel
- sliders
- cathode ray
- glass article
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラウン管のパネルをメカニカル的にチャッ
キングし、真空吸着方式の場合のエアリークによる吸着
ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの割れや、負圧
によるパネル中央部の変形を防止する。 【構成】 一対のスライダ32、32を本体42に移動
自在に設けてエアシリンダ34、34で一対のスライダ
32、32を互いに相反する方向に移動する。把持部3
6、36はスライダ32、32に回動自在に設けられた
シャフト46、46にローラ56A…、56B…がオフ
セット状態に設けられている。38、38は一対のシャ
フト46、46を互いに反対方向に回動してローラ56
A…、56B…をブラウン管のパネル66のチャッキン
グ位置と非チャッキング位置とに回動する。これにより
ブラウン管のパネル66をメカニカル的にチャッキング
する。
キングし、真空吸着方式の場合のエアリークによる吸着
ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの割れや、負圧
によるパネル中央部の変形を防止する。 【構成】 一対のスライダ32、32を本体42に移動
自在に設けてエアシリンダ34、34で一対のスライダ
32、32を互いに相反する方向に移動する。把持部3
6、36はスライダ32、32に回動自在に設けられた
シャフト46、46にローラ56A…、56B…がオフ
セット状態に設けられている。38、38は一対のシャ
フト46、46を互いに反対方向に回動してローラ56
A…、56B…をブラウン管のパネル66のチャッキン
グ位置と非チャッキング位置とに回動する。これにより
ブラウン管のパネル66をメカニカル的にチャッキング
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV用ブラウン管のパネ
ル等をチャッキングして徐冷炉まで搬送する等の目的に
用いられるチャッキング装置及びブラウン管用ガラス物
品の搬送装置に関する。
ル等をチャッキングして徐冷炉まで搬送する等の目的に
用いられるチャッキング装置及びブラウン管用ガラス物
品の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TV用ブラウン管のパネルの徐冷工程は
以下の方法でおこなわれる。先ず前工程から搬送されて
きたブラウン管のパネルを真空吸着式のチャッキング装
置で吸着して徐冷炉の搬送コンベアに載置する。この場
合パネルの徐冷作業を効率よく行うために、出来るだけ
パネルとパネルとを近接して搬送コンベアに載置する必
要がある。近接して載置された複数のパネルは搬送コン
ベアで徐冷炉内に搬入されて徐冷される。
以下の方法でおこなわれる。先ず前工程から搬送されて
きたブラウン管のパネルを真空吸着式のチャッキング装
置で吸着して徐冷炉の搬送コンベアに載置する。この場
合パネルの徐冷作業を効率よく行うために、出来るだけ
パネルとパネルとを近接して搬送コンベアに載置する必
要がある。近接して載置された複数のパネルは搬送コン
ベアで徐冷炉内に搬入されて徐冷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、真空吸
着式のチャッキング装置の場合はエアリークによる吸着
ミスが生じてチャッキングが不十分になりパネル18が
落下するという問題がある。また真空吸着式のチャッキ
ング装置の場合は冷たい空気の侵入でパネルが急冷され
て割れるという問題がある。さらに真空チャックの場合
はパネル内が負圧になるのでパネル中央部が変形すると
いう問題がある。
着式のチャッキング装置の場合はエアリークによる吸着
ミスが生じてチャッキングが不十分になりパネル18が
落下するという問題がある。また真空吸着式のチャッキ
ング装置の場合は冷たい空気の侵入でパネルが急冷され
て割れるという問題がある。さらに真空チャックの場合
はパネル内が負圧になるのでパネル中央部が変形すると
いう問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ブラウン管のパネル同士を近接して徐冷炉の搬
送コンベアに載置することができ、さらにチャッキング
ミス、パネルの割れ及びパネル中央部の変形を防止する
ことができるチャッキング装置及びブラウン管用ガラス
物品の搬送装置を提供することを目的とする。
もので、ブラウン管のパネル同士を近接して徐冷炉の搬
送コンベアに載置することができ、さらにチャッキング
ミス、パネルの割れ及びパネル中央部の変形を防止する
ことができるチャッキング装置及びブラウン管用ガラス
物品の搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、被把持部材の幅に合わせることが出来るよう
に本体に移動可能に設けられた一対のスライダと、一対
のスライダを互いに相反する方向に移動するスライダ駆
動手段と、各々のスライダに回動自在に設けられたチャ
ッキング部材を有し、各チャッキング部材の回動中心は
被把持部材の内側に位置している把持部と、各々のチャ
ッキング部材を互いに反対方向に回動して、被把持部材
のチャッキング位置と非チャッキング位置とにチャッキ
ング部材を回動させるチャッキング部材駆動回動手段
と、を備えたことを特徴とする。
する為に、被把持部材の幅に合わせることが出来るよう
に本体に移動可能に設けられた一対のスライダと、一対
のスライダを互いに相反する方向に移動するスライダ駆
動手段と、各々のスライダに回動自在に設けられたチャ
ッキング部材を有し、各チャッキング部材の回動中心は
被把持部材の内側に位置している把持部と、各々のチャ
ッキング部材を互いに反対方向に回動して、被把持部材
のチャッキング位置と非チャッキング位置とにチャッキ
ング部材を回動させるチャッキング部材駆動回動手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、一対のスライダを本体に移動
自在に設けると共にスライダ駆動手段で一対のスライダ
を互いに相反する方向に移動する。また把持部のチャッ
キング部材は回動中心を被把持部材の内側に設定されて
いる。さらにチャッキング部材駆動手段で各々のチャッ
キング部材を互いに反対方向に回動してチャッキング部
材をブラウン管パネルのチャッキング位置と非チャッキ
ング位置とに回動する。チャッキング部材の回動中心を
ブラウン管のパネルの両側面より内側に配置しているの
で、ブラウン管のパネル同士を近接して配置することが
できる。
自在に設けると共にスライダ駆動手段で一対のスライダ
を互いに相反する方向に移動する。また把持部のチャッ
キング部材は回動中心を被把持部材の内側に設定されて
いる。さらにチャッキング部材駆動手段で各々のチャッ
キング部材を互いに反対方向に回動してチャッキング部
材をブラウン管パネルのチャッキング位置と非チャッキ
ング位置とに回動する。チャッキング部材の回動中心を
ブラウン管のパネルの両側面より内側に配置しているの
で、ブラウン管のパネル同士を近接して配置することが
できる。
【0007】また、ブラウン管のパネルをメカニカル的
にチャッキングするので、真空吸着式の場合のエアリー
クによる吸着ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの
割れや、負圧により生じるパネル中央部の変形を防止す
ることができる。
にチャッキングするので、真空吸着式の場合のエアリー
クによる吸着ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの
割れや、負圧により生じるパネル中央部の変形を防止す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るチャッキ
ング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装置の好ま
しい実施例について説明する。図1は本発明に係るチャ
ッキング装置30の要部を示し、図2はチャッキング装
置30の正面図、図3はその側面図である。図1乃至図
3に示すようにチャッキング装置30はスライダ32、
エアシリンダ34、把持部36及びエアシリンダ38等
から構成されている。スライダ32は図2に示すように
左右に1個づつ配設され、各々のスライダ32、32は
ガイドレール40にスライド自在に設けられている。ガ
イドレール40はチャッキング装置30の本体42に固
定されている。
ング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装置の好ま
しい実施例について説明する。図1は本発明に係るチャ
ッキング装置30の要部を示し、図2はチャッキング装
置30の正面図、図3はその側面図である。図1乃至図
3に示すようにチャッキング装置30はスライダ32、
エアシリンダ34、把持部36及びエアシリンダ38等
から構成されている。スライダ32は図2に示すように
左右に1個づつ配設され、各々のスライダ32、32は
ガイドレール40にスライド自在に設けられている。ガ
イドレール40はチャッキング装置30の本体42に固
定されている。
【0009】各々のスライダ32、32間の本体42に
はスライダ駆動手段としてのエアシリンダ34、34が
設けられている。エアシリンダ34、34のピストンロ
ッド44、44は各々のスライダ32、32に設けられ
ている。従ってピストンロッド44、44が伸長すると
スライダ32、32は互いに離れる方向に移動し、ピス
トンロッド44、44が収縮するとスライダ32、32
は互いに近づく方向に移動する。
はスライダ駆動手段としてのエアシリンダ34、34が
設けられている。エアシリンダ34、34のピストンロ
ッド44、44は各々のスライダ32、32に設けられ
ている。従ってピストンロッド44、44が伸長すると
スライダ32、32は互いに離れる方向に移動し、ピス
トンロッド44、44が収縮するとスライダ32、32
は互いに近づく方向に移動する。
【0010】一対のスライダ32、32の各々には図1
に示す左右一対の把持部36、36が設けられている。
以下図1に基づいて左側の把持部36について説明し、
右側の把持部36については同一符号を付し説明を省略
する。把持部36のシャフト46はスライダ32に回動
自在に設けられ、シャフト46にはレバー48がシャフ
ト46の軸線に直交して設けられている。レバー48の
シャフト46の軸線からオフセットした位置には、シャ
フト46の軸線に平行にバー50の端部が固着されてい
る。バー50は図4に示すように断面がカマボコ状に形
成されている。
に示す左右一対の把持部36、36が設けられている。
以下図1に基づいて左側の把持部36について説明し、
右側の把持部36については同一符号を付し説明を省略
する。把持部36のシャフト46はスライダ32に回動
自在に設けられ、シャフト46にはレバー48がシャフ
ト46の軸線に直交して設けられている。レバー48の
シャフト46の軸線からオフセットした位置には、シャ
フト46の軸線に平行にバー50の端部が固着されてい
る。バー50は図4に示すように断面がカマボコ状に形
成されている。
【0011】バー50の略中央には図3に示すように一
対の支持板52、52が平行に固着され、支持板52は
図4に示すように略く字型に形成されている。支持板5
2、52間の上端部と下端部にはピン54、54を介し
てローラ56A、56Bが回動自在に設けられている。
ローラ56A、56Bには図示しないヒータが接続され
ていて、ローラ56A、56Bを温める。またバー50
の左端部には、これらの支持板52、ローラ54と同一
に構成されたものが設けられている。
対の支持板52、52が平行に固着され、支持板52は
図4に示すように略く字型に形成されている。支持板5
2、52間の上端部と下端部にはピン54、54を介し
てローラ56A、56Bが回動自在に設けられている。
ローラ56A、56Bには図示しないヒータが接続され
ていて、ローラ56A、56Bを温める。またバー50
の左端部には、これらの支持板52、ローラ54と同一
に構成されたものが設けられている。
【0012】また、図1に示す把持部36のシャフト4
6の端部にはレバー58がシャフト46の軸線に直交し
て、かつレバー48と反対方向に伸長するように固定さ
れている。レバー58の端部にはピン60を介してチャ
ッキング駆動手段としてのエアシリンダ38のピストン
ロッド62が支持されている。エアシリンダ38はチャ
ッキング装置30の本体42に固定されている。従って
ピストンロッド62が伸縮すると図4に示すようにロー
ラ56A、56Bがシャフト46を中心にして矢印A−
B方向に回動する。この場合ローラ56A、56Bはシ
ャフト46からオフセットされて設けられているので、
図4に示すようにシャフト46をブラウン管の略箱型に
形成されたパネル66の両側面より内側に配置すること
ができる。したがってローラ56A、56Bをパネル6
6の両側面に近接することができるので、パネル66、
パネル66間の間隔Lを小さくすることができる(図4
参照)。
6の端部にはレバー58がシャフト46の軸線に直交し
て、かつレバー48と反対方向に伸長するように固定さ
れている。レバー58の端部にはピン60を介してチャ
ッキング駆動手段としてのエアシリンダ38のピストン
ロッド62が支持されている。エアシリンダ38はチャ
ッキング装置30の本体42に固定されている。従って
ピストンロッド62が伸縮すると図4に示すようにロー
ラ56A、56Bがシャフト46を中心にして矢印A−
B方向に回動する。この場合ローラ56A、56Bはシ
ャフト46からオフセットされて設けられているので、
図4に示すようにシャフト46をブラウン管の略箱型に
形成されたパネル66の両側面より内側に配置すること
ができる。したがってローラ56A、56Bをパネル6
6の両側面に近接することができるので、パネル66、
パネル66間の間隔Lを小さくすることができる(図4
参照)。
【0013】そしてローラ56A、56Bが矢印B方向
に回動するとローラ56Bがパネル66の角部に入り込
む。この場合他方の把持部36のローラ56A、56B
も同様に回動してローラ56Bがパネル66の角部に入
り込むのでパネル66は右側と左側とのローラ56B、
56Bで持ち上げられる。この場合ローラ56A…がパ
ネル66の側部近傍に配置されるのでパネル66が左右
に振れた場合にもパネル66はローラ56A…に当接し
てローラ56B…の上に保持される。従ってパネル66
はチャッキング装置30にチャッキングされる。
に回動するとローラ56Bがパネル66の角部に入り込
む。この場合他方の把持部36のローラ56A、56B
も同様に回動してローラ56Bがパネル66の角部に入
り込むのでパネル66は右側と左側とのローラ56B、
56Bで持ち上げられる。この場合ローラ56A…がパ
ネル66の側部近傍に配置されるのでパネル66が左右
に振れた場合にもパネル66はローラ56A…に当接し
てローラ56B…の上に保持される。従ってパネル66
はチャッキング装置30にチャッキングされる。
【0014】このように構成されたチャッキング装置3
0は図5に示す移動手段69に取付けられている。移動
手段69は梁70を有し、梁70は支柱80、80を介
して徐冷炉73の上流側の搬入口近傍に設けられてい
る。梁70の両端部には各々プーリ72、74が回動自
在に設けられ、プーリ72、74にはベルト76が張設
されている。また、梁70にはチャッキング装置30が
移動自在に設けられていて、チャッキング装置30には
ベルト76が取付けられている。更に、プーリ72、7
4のいずれか一方には駆動モータが駆動シャフト(両方
図示せず)を介して回動力を伝達可能に連結されてい
る。尚、移動手段69はその他の公知の機械的移動手段
で構成することも可能である。
0は図5に示す移動手段69に取付けられている。移動
手段69は梁70を有し、梁70は支柱80、80を介
して徐冷炉73の上流側の搬入口近傍に設けられてい
る。梁70の両端部には各々プーリ72、74が回動自
在に設けられ、プーリ72、74にはベルト76が張設
されている。また、梁70にはチャッキング装置30が
移動自在に設けられていて、チャッキング装置30には
ベルト76が取付けられている。更に、プーリ72、7
4のいずれか一方には駆動モータが駆動シャフト(両方
図示せず)を介して回動力を伝達可能に連結されてい
る。尚、移動手段69はその他の公知の機械的移動手段
で構成することも可能である。
【0015】前記の如く構成されたチャッキング装置及
びブラウン管用ガラス物品の搬送装置の作用について説
明する。先ず図示しないヒータのスイッチを「ON」の
状態してローラ56A…、56B…を温める。次にエア
シリンダ34、34のピストンロッド44、44を伸長
して一対のスライダ32、32が互いに離れる方向に移
動する。従って一対の把持部36、36が互いに離れる
方向に移動して、前工程で熱処理されたブラウン管のパ
ネル66の両側に配置される。次いでエアシリンダ3
4、34のピストンロッド44、44を収縮して把持部
36、36をパネル66の両側に幅寄せし、シャフト4
6、46をパネル66の両側面より内側に配置する。
びブラウン管用ガラス物品の搬送装置の作用について説
明する。先ず図示しないヒータのスイッチを「ON」の
状態してローラ56A…、56B…を温める。次にエア
シリンダ34、34のピストンロッド44、44を伸長
して一対のスライダ32、32が互いに離れる方向に移
動する。従って一対の把持部36、36が互いに離れる
方向に移動して、前工程で熱処理されたブラウン管のパ
ネル66の両側に配置される。次いでエアシリンダ3
4、34のピストンロッド44、44を収縮して把持部
36、36をパネル66の両側に幅寄せし、シャフト4
6、46をパネル66の両側面より内側に配置する。
【0016】この状態でエアシリンダ38、38のピス
トンロッド62、62が収縮すると図4に示すようにロ
ーラ56A…、56B…がシャフト46、46を中心に
して下向きに回動する。これによりローラ56B…パネ
ル66の角部に入り込むのでパネル66は右側と左側と
のローラ56B…で持ち上げられる。この場合ローラ5
6A…がパネル66の側部近傍に配置されるのでパネル
66が左右に振れた場合にもパネル66はローラ56A
…に当接してローラ56B…の上に保持される。従って
パネル66はチャッキング装置30にチャッキングされ
る。
トンロッド62、62が収縮すると図4に示すようにロ
ーラ56A…、56B…がシャフト46、46を中心に
して下向きに回動する。これによりローラ56B…パネ
ル66の角部に入り込むのでパネル66は右側と左側と
のローラ56B…で持ち上げられる。この場合ローラ5
6A…がパネル66の側部近傍に配置されるのでパネル
66が左右に振れた場合にもパネル66はローラ56A
…に当接してローラ56B…の上に保持される。従って
パネル66はチャッキング装置30にチャッキングされ
る。
【0017】チャッキング完了後、移動手段69の図示
しないモータを駆動してプーリ72、74を回動すると
チャッキング装置30は梁70に沿って移動し、チャッ
キングしたパネル66を徐冷炉73の搬送コンベア84
の上方の所定位置に配置する。次にエアシリンダ38、
38のピストンロッド62、62を伸長してローラ56
A…、56B…をシャフト46、46を中心にして上向
きに回動する。これによりローラ56B…パネル66の
角部から退避してパネル66のチャッキングが解除さ
れ、搬送コンベア84の所定位置に載置される。
しないモータを駆動してプーリ72、74を回動すると
チャッキング装置30は梁70に沿って移動し、チャッ
キングしたパネル66を徐冷炉73の搬送コンベア84
の上方の所定位置に配置する。次にエアシリンダ38、
38のピストンロッド62、62を伸長してローラ56
A…、56B…をシャフト46、46を中心にして上向
きに回動する。これによりローラ56B…パネル66の
角部から退避してパネル66のチャッキングが解除さ
れ、搬送コンベア84の所定位置に載置される。
【0018】以下上述した工程を順次繰り返してパネル
66、66…を搬送コンベア84の所定位置に配置す
る。この場合把持部36、36のシャフト46、46を
パネル66の両側面より内側に配置することができるの
でパネル66、66…間の間隔を小さくすることができ
る。そして搬送コンベア84に配置されたパネル66、
66…は徐冷炉73で徐冷される。
66、66…を搬送コンベア84の所定位置に配置す
る。この場合把持部36、36のシャフト46、46を
パネル66の両側面より内側に配置することができるの
でパネル66、66…間の間隔を小さくすることができ
る。そして搬送コンベア84に配置されたパネル66、
66…は徐冷炉73で徐冷される。
【0019】前記実施例では、本発明に係るチャッキン
グ装置をブラウン管のパネルのチャッキングに使用した
場合について説明したが、これに限らず、他の部材のチ
ャッキングに使用してもよい。
グ装置をブラウン管のパネルのチャッキングに使用した
場合について説明したが、これに限らず、他の部材のチ
ャッキングに使用してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るチャ
ッキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装置に
よれば、ブラウン管用パネルをメカニカル的にチャッキ
ングしてブラウン管のパネル同士を近接して配置するこ
とができる。従って真空吸着方式の場合のエアリークに
よる吸着ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの割れ
や、負圧により生じるパネル中央部の変形を防止するこ
とができる。
ッキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装置に
よれば、ブラウン管用パネルをメカニカル的にチャッキ
ングしてブラウン管のパネル同士を近接して配置するこ
とができる。従って真空吸着方式の場合のエアリークに
よる吸着ミスや、冷たい空気の侵入によるパネルの割れ
や、負圧により生じるパネル中央部の変形を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャッキング装置及びブラウン管
用ガラス物品の搬送装置の斜視図
用ガラス物品の搬送装置の斜視図
【図2】本発明に係るチャッキング装置及びブラウン管
用ガラス物品の搬送装置の正面図
用ガラス物品の搬送装置の正面図
【図3】本発明に係るチャッキング装置及びブラウン管
用ガラス物品の搬送装置の側面図
用ガラス物品の搬送装置の側面図
【図4】本発明に係るチャッキング装置及びブラウン管
用ガラス物品の搬送装置の要部拡大図
用ガラス物品の搬送装置の要部拡大図
【図5】本発明に係るチャッキング装置及びブラウン管
用ガラス物品の搬送装置を徐冷装置に取り付けた状態を
示す斜視図
用ガラス物品の搬送装置を徐冷装置に取り付けた状態を
示す斜視図
30…チャッキング装置 32…スライダ 34…エアシリンダ 36…把持部 38…エアシリンダ 42…本体 66…ブラウン管のパネル 69…移動手段
Claims (2)
- 【請求項1】 被把持部材の幅に合わせることが出来る
ように本体に移動自在に設けられた一対のスライダと、 一対のスライダを互いに相反する方向に移動するスライ
ダ駆動手段と、 各々のスライダに回動自在に設けられたチャッキング部
材を有し、各チャッキング部材の把持部の回動中心は被
把持部材の内側に位置し、 各々のチャッキング部材を互いに反対方向に回動して、
被把持部材のチャッキング位置と非チャッキング位置と
にチャッキング部材を回動させるチャッキング部材駆動
手段と、 を備えたことを特徴とするチャッキング装置。 - 【請求項2】 ブラウン管用ガラス物品の幅に合わせる
ことができるように本体に移動自在に設けられた一対の
スライダと、各々のスライダに回動自在に設けられたチ
ャッキング部材とを有し、かつ各チャッキング部材の把
持部の回動中心はブラウン管用ガラス物品の内側に位置
し、各々のチャッキング部材を互いに反対方向に回動す
るようにされたチャッキング装置を有し、前記チャッキ
ング装置自体を移動させる移動手段が設けられた搬送装
置であって、ある位置でチャッキング部材の把持部を回
動させてブラウン管用ガラス物品を把持し、前記移動手
段によって移動させ、次いでチャッキング部材の把持部
を回動させてブラウン管用ガラス物品の把持を解除する
ブラウン管用ガラス物品の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19541991A JPH0538696A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | チヤツキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装 置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19541991A JPH0538696A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | チヤツキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装 置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538696A true JPH0538696A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16340770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19541991A Pending JPH0538696A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | チヤツキング装置及びブラウン管用ガラス物品の搬送装 置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446886B1 (ko) * | 1997-05-31 | 2004-11-03 | 오리온전기 주식회사 | 음극선관의스크린공정용판넬척킹장치 |
CN108483031A (zh) * | 2018-04-22 | 2018-09-04 | 胡凯 | 一种机械式管材运输机械手及其改造方法 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19541991A patent/JPH0538696A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446886B1 (ko) * | 1997-05-31 | 2004-11-03 | 오리온전기 주식회사 | 음극선관의스크린공정용판넬척킹장치 |
CN108483031A (zh) * | 2018-04-22 | 2018-09-04 | 胡凯 | 一种机械式管材运输机械手及其改造方法 |
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