JPH0538655U - 現像ユニツトのトナー濃度センサ - Google Patents

現像ユニツトのトナー濃度センサ

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JPH0538655U
JPH0538655U JP8928791U JP8928791U JPH0538655U JP H0538655 U JPH0538655 U JP H0538655U JP 8928791 U JP8928791 U JP 8928791U JP 8928791 U JP8928791 U JP 8928791U JP H0538655 U JPH0538655 U JP H0538655U
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JP
Japan
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toner
toner concentration
tip
concentration sensor
sensor
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Application number
JP8928791U
Other languages
English (en)
Inventor
守 渡辺
雅人 川島
道弘 藤井
Original Assignee
富士通株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トナー濃度センサの先端の形状を改良すること
により、トナー濃度センサの先端と筐体の内面との間に
段差を生じなくし、トナー濃度センサの先端にトナーが
溜まるようなことをなくし、トナー濃度の変化を正確に
検出することを目的としたものである。 【構成】プリンタを構成する感光ドラムに形成された潜
像にトナーを付着してトナー像を形成するための現像ユ
ニットに取り付け、所定のトナー濃度に制御するための
トナー濃度センサであって、トナー濃度センサ15の先
端15aの形状を、現像ユニットを構成する筐体16の
内面16aの形状と同じにしたことを特徴とする現像ユ
ニットのトナー濃度センサである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばレーザプリンタを構成する感光ドラムの帯電面にレーザを 当てて潜像を形成し、この潜像にトナーを付着してトナー像を形成するための現 像ユニットに取り付け、所定のトナー濃度に制御するためのトナー濃度センサの 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のレーザプリンタの概略を示すもので、1はレーザプリンタ、2は レーザ発射ユニットで、画像データによって強さが可変されたレーザ3が、反射 器4によって反射されて、前帯電器5でドラム表面に帯電された感光ドラム6に 投射され、これによって感光ドラム6の面上に潜像が形成される。
【0003】 7は現像ユニットで、感光ドラム6の面上の潜像にトナーを付着して現像を行 い、潜像が可視像化(トナー像)される。現像を終えた感光ドラム6の面上のト ナー像は、転写ユニット8で記録紙9に転写され、次いで定着ユニット10でト ナーが加熱溶融されて記録紙9に定着され、この定着が終わった記録紙9はスタ ッカ11へ排出される。
【0004】 記録紙9は、用紙カセット12から自動的に、あるいはマニュアル用紙トレイ 13より一枚づつ感光ドラム6および転写ユニット8に送出される。なお、14 はトナー像を記録紙9に転写後に感光ドラム6に残留したトナーを払拭するため のクリーナーである。
【0005】 図6は現像ユニット7を詳細に示したもので、7aは現像ユニット7を構成す る筐体で、7bはトナー補給カートリッジ7cが入れられる部屋、7dはその部 屋の下方に形成したトナー通路7eの近傍に設けたトナー補給ローラ、7fはト ナー通路7eから補給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ、7gは攪拌ローラで 攪拌されたトナーがローラ外周に付着されるマグネットローラ、7hはマグネッ トローラの外周に均一にトナーを付着させるためのブレード、7iは攪拌ローラ 7fの近傍の筐体7aに設けたトナー濃度センサである。
【0006】 ここで使用されるトナーには、キャリアと呼ばれる磁性粉とトナーとが混合さ れて作られており、従って、このトナーは前記マグネットローラ7gの外周によ く付着する。
【0007】 また、トナーはキャリアとトナーとの混合比でトナー濃度が変わり、すなわち キャリアの割合が多くてトナーの割合が少ないとトナー濃度が薄くなり、その逆 になるとトナー濃度が濃くなる。
【0008】 そこで、トナー濃度が薄い場合には磁性粉でできているキャリアの割合が多く なるため磁気抵抗が小さくなり、逆にトナー濃度が濃い場合にはキャリアの割合 が少なく磁気抵抗が大きくなるので、前記トナー濃度センサ7iによってこの磁 気抵抗の大小を検出することによってトナー濃度を検出し、その検出によってト ナー濃度が薄い場合には、前記トナー補給ローラ7dの回転を速くするなどによ って、トナー補給カートリッジ7cからトナー通路7eを通るトナーの量を多く して、トナー濃度が所定の濃度となるようにしている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図7に示すように、従来のトナー濃度センサ7iの先端7i′の形状 は平面であるので、このトナー濃度センサ7iを、前記攪拌ローラ7fの近傍の 筐体7aの外面からトナー濃度センサ7iの先端7i′を筐体7aの内面に位置 させて取り付けた場合、図8に示すように、筐体7aの内面が曲面でトナー濃度 センサ7iの先端7i′が平面であるので、トナー濃度センサ7iの先端7i′ と筐体7aの内面との間に段差が生じ、そこにトナーTが溜まって移動しないの で、記録紙への現像に従ってトナー濃度が変化したとしても、前のトナーがその ままトナー濃度センサ7iの先端7i′に溜まっているので、トナー濃度の変化 を正確に検出することができない、という問題があった。
【0010】 この考案は、このような従来の問題点に鑑み、トナー濃度センサの先端の形状 を改良することにより、トナー濃度センサの先端と筐体の内面との間に段差を生 じなくし、トナー濃度センサの先端にトナーが溜まるようなことをなくし、トナ ー濃度の変化を正確に検出することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この考案は、図1に示すように、プリンタを構成す る感光ドラムに形成された潜像にトナーを付着してトナー像を形成するための現 像ユニットに取り付け、所定のトナー濃度に制御するためのトナー濃度センサで あって、トナー濃度センサ15の先端15aの形状を、現像ユニットを構成する 筐体16の内面16aの形状と同じにしたことを特徴とする現像ユニットのトナ ー濃度センサとしたものである。
【0012】
【作用】
この考案のトナー濃度センサ15においては、その先端15aの形状を、現像 ユニットを構成する筐体16の内面16aの形状と同じにしているので、トナー 濃度センサ15の先端15aにトナーが溜まるようなことがなくなり、トナー濃 度の変化を正確に検出することができるようになる。
【0013】
【実施例】
以下、図面に従ってこの考案の現像ユニットのトナー濃度センサの実施例を詳 細に説明する。 図1はこの考案のトナー濃度センサ15の斜視図で、その先端15aの形状を 、現像ユニットを構成する筐体16の内面16aの形状と同じにしている。すな わち、筐体16の内面16aが曲面であればトナー濃度センサ15の先端15a の形状も同じ曲面にする。
【0014】 前記のようにすると、このトナー濃度センサ15を、前記現像ユニットを構成 する攪拌ローラ7fの近傍の筐体16の外面からトナー濃度センサ15の先端1 5aを筐体16の内面16aに位置させて取り付けた場合でも、図2に示すよう に、筐体16の内面16aが曲面で、トナー濃度センサ15の先端15aも同一 の曲面であるので、トナー濃度センサ15の先端15aと筐体16の内面16a との間に段差が生じるようなことがなく、トナー濃度センサ15の先端15aに トナーが溜まって移動しないで、記録紙への現像に従ってトナー濃度が変化した としても、そのトナー濃度の変化を正確に検出することができない、という問題 がなくなる。
【0015】 トナー濃度センサ15の先端15aの形状を、現像ユニットを構成する筐体1 6の内面16aの形状と同じにするということは、図3に示すように、筐体16 の内面16aの形状が平面であれば、トナー濃度センサ15の先端15aの形状 も平面にして、このトナー濃度センサ15の先端15aと筐体16の内面16a との間に段差を生じさせないようにすることである。
【0016】 図4は差動トランス型のトナー濃度センサ15の動作原理を示すものであり、 駆動コイルL1 と検出コイルL2 と基準コイルL3 とを同一コアに設け、このコ アの先端部にトナーTを介在させるようにしている。そして、駆動コイルL1 に 高周波(500Kz)電源OSCを接続すると、差動出力Voは、Vo=V2 − V3 となる。ここで、基準トナー濃度における基準コイルL2 の出力電圧をV20 、検出コイルL3 の出力電圧をV30とし、V20=V30となるように設計すると、 トナー濃度の変化、すなわち、磁性粉でできたキャリアとトナーとの混合比の変 化で磁気抵抗が変化すると、検出コイルL3 の出力電圧がV30がV30+ΔV3 と なり、Vo=V20−(V30+ΔV3 )=−ΔV3 となって、トナー濃度の変化が そのまま差動出力として検出される。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、プリンタを構成する感光ドラムに形成され た潜像にトナーを付着してトナー像を形成するための現像ユニットに取り付け、 所定のトナー濃度に制御するためのトナー濃度センサであって、トナー濃度セン サの先端の形状を、現像ユニットを構成する筐体の内面の形状と同じにしたので 、筐体の内面とトナー濃度センサの先端との間に段差が生じなくなり、従って、 トナー濃度センサの先端にトナーが溜まるようなことがなくなり、トナー濃度の 変化を正確に検出することができ、その検出に基づいてトナー濃度を所定の値に 正確に制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の現像ユニットのトナー濃度センサの
斜視図である。
【図2】この考案のトナー濃度センサを現像ユニットの
筐体に取り付けた図である。
【図3】この考案のトナー濃度センサを現像ユニットの
筐体に取り付けた他の例の図である。
【図4】差動トランス型のトナー濃度センサの動作原理
を示す図である。
【図5】従来一般のレーザプリンタの概要を示す図であ
る。
【図6】レーザプリンタの現像ユニットを詳細に示した
図である。
【図7】従来のトナー濃度センサの斜視図である。
【図8】従来のトナー濃度センサを現像ユニットの筐体
に取り付けた図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 2 レーザ発射ユニット 3 レーザ 4 反射器 5 前帯電器 6 感光ドラム 7 現像ユニット 7a 筐体 7b 部屋 7c トナー補給カートリッジ 7d トナー補給ローラ 7e トナー通路 7f 攪拌ローラ 7g マグネットローラ 7h ブレード 7i トナー濃度センサ 8 転写ユニット 9 記録紙 10 定着ユニット 11 スタッカ 12 用紙カセット 13 マニュアル用紙トレイ 14 クリーナー 15 トナー濃度センサ 15a 先端 16 筐体 16a 内面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタを構成する感光ドラムに形成され
    た潜像にトナーを付着してトナー像を形成するための現
    像ユニットに取り付け、所定のトナー濃度に制御するた
    めのトナー濃度センサであって、トナー濃度センサ(1
    5)の先端(15a)の形状を、現像ユニットを構成す
    る筐体(16)の内面(16a)の形状と同じにしたこ
    とを特徴とする現像ユニットのトナー濃度センサ。
JP8928791U 1991-10-30 1991-10-30 現像ユニツトのトナー濃度センサ Pending JPH0538655U (ja)

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JP8928791U JPH0538655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 現像ユニツトのトナー濃度センサ

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JP8928791U JPH0538655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 現像ユニツトのトナー濃度センサ

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JPH0538655U true JPH0538655U (ja) 1993-05-25

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ID=13966487

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JP8928791U Pending JPH0538655U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 現像ユニツトのトナー濃度センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164827A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 現像装置、及び、その現像装置を具備する画像形成装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02143270A (ja) * 1988-11-25 1990-06-01 Kyocera Corp 現像装置
JPH04204973A (ja) * 1990-11-30 1992-07-27 Toshiba Corp 画像形成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970902