JPH0538619A - ブローチ盤の自動工具交換装置 - Google Patents
ブローチ盤の自動工具交換装置Info
- Publication number
- JPH0538619A JPH0538619A JP3218036A JP21803691A JPH0538619A JP H0538619 A JPH0538619 A JP H0538619A JP 3218036 A JP3218036 A JP 3218036A JP 21803691 A JP21803691 A JP 21803691A JP H0538619 A JPH0538619 A JP H0538619A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broach
- cutter
- broaching machine
- stocker
- broaching
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストッカに収納している多種類のブローチカ
ッタのうちから、ブローチ盤の加工プログラムに従って
使用するブローチカッタを迅速に選択し交換を行なう。 【構成】 多数個のブローチカッタ10の収納ステーシ
ョン15を備え、加工プログラムに従って選択されたブ
ローチカッタ10pの収納ステーション15pを割出
し、受渡し個所30に位置させることが可能なブローチ
ストッカ3と、受渡し個所30とブローチ盤1との間で
ブローチカッタ10の抜き出し及び挿入を行うブローチ
リフタ2と、受渡し個所30でブローチカッタ10の振
れ止めを行う振れ止め装置31と、これらの作動を規制
する制御装置16からなるブローチ盤の自動工具交換装
置。
ッタのうちから、ブローチ盤の加工プログラムに従って
使用するブローチカッタを迅速に選択し交換を行なう。 【構成】 多数個のブローチカッタ10の収納ステーシ
ョン15を備え、加工プログラムに従って選択されたブ
ローチカッタ10pの収納ステーション15pを割出
し、受渡し個所30に位置させることが可能なブローチ
ストッカ3と、受渡し個所30とブローチ盤1との間で
ブローチカッタ10の抜き出し及び挿入を行うブローチ
リフタ2と、受渡し個所30でブローチカッタ10の振
れ止めを行う振れ止め装置31と、これらの作動を規制
する制御装置16からなるブローチ盤の自動工具交換装
置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブローチ盤に付属し、
ブローチ盤の加工プログラムに従ってブローチカッタの
交換を行う自動工具交換装置に関する。
ブローチ盤の加工プログラムに従ってブローチカッタの
交換を行う自動工具交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブローチ盤の自動工具交換装置と
しては、ブローチ盤の一側に数本のブローチカッタを収
納するストッカを付属させ、ブローチリフタを横移動さ
せて何れかのブローチカッタを選択抽出するもの、ある
いは実公昭63−48362号に示されているように、
ブローチ盤とストッカの中間位置に回動自在かつ上下動
自在に設けられた垂直な主軸に水平な旋回アームの中心
部が取り付けられ、更に旋回アームの両先端にはブロー
チを把持する開閉自在な爪及びブローチ下部を収容する
半割り筒状のケースが装着されているもの等があった。
しては、ブローチ盤の一側に数本のブローチカッタを収
納するストッカを付属させ、ブローチリフタを横移動さ
せて何れかのブローチカッタを選択抽出するもの、ある
いは実公昭63−48362号に示されているように、
ブローチ盤とストッカの中間位置に回動自在かつ上下動
自在に設けられた垂直な主軸に水平な旋回アームの中心
部が取り付けられ、更に旋回アームの両先端にはブロー
チを把持する開閉自在な爪及びブローチ下部を収容する
半割り筒状のケースが装着されているもの等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブローチカッタは、一
般的に両端にシャンク部を有する細長い棒状をしてお
り、一方のシャンク部を把持した状態では振れが大きく
他方のシャンク部の位置が狂い易い。また、把持部の僅
かな傾きや遊隙量が長さに比例して大きくなり他方のシ
ャンク部の位置が大きく違って来るなど、ブローチカッ
タの自動交換は技術的な問題点が多い。このため、他種
の工作機械に比較して、ブローチ盤の自動工具交換装置
は小規模のものに限られていた。一方、生産能率及び加
工精度向上の要求から、一つの加工形状について荒切
刃、中仕上刃、仕上刃と2本、3本のブローチカッタが
使用されるようになり、また、多数類の加工物に対応す
るためにますます多数のブローチカッタを短時間で容易
に交換することができる自動工具交換装置が要望される
ようになった。本発明は上記の要望に応えるためになさ
れたものである。
般的に両端にシャンク部を有する細長い棒状をしてお
り、一方のシャンク部を把持した状態では振れが大きく
他方のシャンク部の位置が狂い易い。また、把持部の僅
かな傾きや遊隙量が長さに比例して大きくなり他方のシ
ャンク部の位置が大きく違って来るなど、ブローチカッ
タの自動交換は技術的な問題点が多い。このため、他種
の工作機械に比較して、ブローチ盤の自動工具交換装置
は小規模のものに限られていた。一方、生産能率及び加
工精度向上の要求から、一つの加工形状について荒切
刃、中仕上刃、仕上刃と2本、3本のブローチカッタが
使用されるようになり、また、多数類の加工物に対応す
るためにますます多数のブローチカッタを短時間で容易
に交換することができる自動工具交換装置が要望される
ようになった。本発明は上記の要望に応えるためになさ
れたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブローチスト
ッカに収納するブローチカッタの数を格段に増加し、ブ
ローチ盤の加工プログラムに合せて使用するブローチカ
ッタを迅速に選択して交換し得るようにしたものであっ
て、特許請求の範囲に記載した構成のブローチ盤の自動
工具交換装置を提供することにより、従来技術の課題を
解決した。
ッカに収納するブローチカッタの数を格段に増加し、ブ
ローチ盤の加工プログラムに合せて使用するブローチカ
ッタを迅速に選択して交換し得るようにしたものであっ
て、特許請求の範囲に記載した構成のブローチ盤の自動
工具交換装置を提供することにより、従来技術の課題を
解決した。
【0005】
【作用】ブローチ盤においてブローチカッタCp を使用
した切削が終了すると、ブローチリフタによりブローチ
盤からブローチカッタCp が抜き出され、ブローチスト
ッカの受渡し個所に運ばれる。この間にブローチストッ
カでは、ブローチカッタCp を収容する収納ステーショ
ンSp が受渡し個所に位置するようにされている。ここ
でブローチリフタに上端部を把持されたブローチカッタ
Cp の下端部を振れ止め装置で囲い込んで振れを止め、
収納ステーションSp と位置合せをする。次いでブロー
チリフタを下降させ、ブローチカッタCp を収納ステー
ションSp に挿入しブローチストッカに収納させる。
した切削が終了すると、ブローチリフタによりブローチ
盤からブローチカッタCp が抜き出され、ブローチスト
ッカの受渡し個所に運ばれる。この間にブローチストッ
カでは、ブローチカッタCp を収容する収納ステーショ
ンSp が受渡し個所に位置するようにされている。ここ
でブローチリフタに上端部を把持されたブローチカッタ
Cp の下端部を振れ止め装置で囲い込んで振れを止め、
収納ステーションSp と位置合せをする。次いでブロー
チリフタを下降させ、ブローチカッタCp を収納ステー
ションSp に挿入しブローチストッカに収納させる。
【0006】次にブローチストッカでは、ブローチ盤の
加工プログラムに従って、次に使用されるブローチカッ
タCq が選択割出され、ブローチカッタCq が収納され
ている収納ステーションSq が受渡し個所に位置するよ
うにされる。ここでブローチリフタによりブローチカッ
タCq が収納ステーションSq から抜き出され、ブロー
チ盤のブローチカッタの取付個所に運ばれる。次いでブ
ローチリフタを下降させてブローチ盤にブローチカッタ
Cq が取付けられる。このようにして、ブローチ盤にブ
ローチカッタを交換取付けすることが行われるが、これ
らブローチストッカ,ブローチリフタおよび振れ止め装
置の作動は、ブローチ盤の加工プログラムに従って制御
装置により規制されている。
加工プログラムに従って、次に使用されるブローチカッ
タCq が選択割出され、ブローチカッタCq が収納され
ている収納ステーションSq が受渡し個所に位置するよ
うにされる。ここでブローチリフタによりブローチカッ
タCq が収納ステーションSq から抜き出され、ブロー
チ盤のブローチカッタの取付個所に運ばれる。次いでブ
ローチリフタを下降させてブローチ盤にブローチカッタ
Cq が取付けられる。このようにして、ブローチ盤にブ
ローチカッタを交換取付けすることが行われるが、これ
らブローチストッカ,ブローチリフタおよび振れ止め装
置の作動は、ブローチ盤の加工プログラムに従って制御
装置により規制されている。
【0007】本発明の一実施例について図面を参照して
説明する。図1〜図3において、ブローチ盤1の本体側
面にはブローチリフタ2があって旋回アーム4は旋回軸
8を中心に旋回シリンダ7により一定角度旋回可能であ
り、ブローチ盤1のブローチカッタ取付個所の上昇位置
29aとブローチストッカ3のブローチカッタ受け渡し
個所30との間を移動する。旋回アーム4の先端には、
ブローチカッタの上シャンク部を着脱自在につかむリト
リュービングヘッド5があり、また旋回アーム4は昇降
シリンダ6により垂直方向に上昇または下降し得るよう
にされている。
説明する。図1〜図3において、ブローチ盤1の本体側
面にはブローチリフタ2があって旋回アーム4は旋回軸
8を中心に旋回シリンダ7により一定角度旋回可能であ
り、ブローチ盤1のブローチカッタ取付個所の上昇位置
29aとブローチストッカ3のブローチカッタ受け渡し
個所30との間を移動する。旋回アーム4の先端には、
ブローチカッタの上シャンク部を着脱自在につかむリト
リュービングヘッド5があり、また旋回アーム4は昇降
シリンダ6により垂直方向に上昇または下降し得るよう
にされている。
【0008】ブローチ盤1の側方に置かれたブローチス
トッカ3は、架台9の両端部に縦軸の駆動軸19および
従動軸22があって、それぞれ上部スプロケット20,
23と下部スプロケット21,24を有しており、上部
スプロケット20と23の間には上部チェーン25が、
下部スプロケット21と24の間には下部チェーン26
が張設されている。また、27はオートテンション装置
であって、従動軸22を左方に押し、チェーン25,2
6の張り具合を一定に保っている。各チェーンの上下方
向に対応するリンクプレートの間は、ブローチ支持体1
2により結合されており、ブローチ支持体12の下端部
にはブローチカッタの下端を受けるブローチ受14が設
けられ、また上端部にはブローチカッタの中程を支えて
直立させるブローチ支え13が設けられている。
トッカ3は、架台9の両端部に縦軸の駆動軸19および
従動軸22があって、それぞれ上部スプロケット20,
23と下部スプロケット21,24を有しており、上部
スプロケット20と23の間には上部チェーン25が、
下部スプロケット21と24の間には下部チェーン26
が張設されている。また、27はオートテンション装置
であって、従動軸22を左方に押し、チェーン25,2
6の張り具合を一定に保っている。各チェーンの上下方
向に対応するリンクプレートの間は、ブローチ支持体1
2により結合されており、ブローチ支持体12の下端部
にはブローチカッタの下端を受けるブローチ受14が設
けられ、また上端部にはブローチカッタの中程を支えて
直立させるブローチ支え13が設けられている。
【0009】このブローチ支持体12、ブローチ支え1
3,ブローチ受14によって、ブローチカッタ10の収
納ステーション15が形成されている。このようにして
各種のブローチカッタを収容する多数の収納ステーショ
ンがチェーンにより連結されて長円形軌跡上を移動可能
となっている。この収納ステーション15を移動させる
ため、架台9内には移動用モータ17,減速機18が設
けられ駆動軸19を駆動している。移動用モータ17は
制御装置16によってその動きが制御され、ブローチ盤
1の加工プログラムに従って所要のブローチカッタ10
pを収納している収納ステーション15pがブローチス
トッカ3内の受渡し個所30に位置するようにされる。
3,ブローチ受14によって、ブローチカッタ10の収
納ステーション15が形成されている。このようにして
各種のブローチカッタを収容する多数の収納ステーショ
ンがチェーンにより連結されて長円形軌跡上を移動可能
となっている。この収納ステーション15を移動させる
ため、架台9内には移動用モータ17,減速機18が設
けられ駆動軸19を駆動している。移動用モータ17は
制御装置16によってその動きが制御され、ブローチ盤
1の加工プログラムに従って所要のブローチカッタ10
pを収納している収納ステーション15pがブローチス
トッカ3内の受渡し個所30に位置するようにされる。
【0010】ブローチストッカ3の受渡し個所30に
は、収納ステーション15の通路を挟んで両側に内側支
柱32と外側支柱36が立上っており、この支柱の頂部
には詳細を図4に示すようにブローチカッタ10の振れ
止め装置31が設けられている。内側支柱32の頂部に
は外方に向けたV形切欠33を有する内側振れ止め板3
4がシリンダ35により水平方向に移動可能に設けられ
ており、また、外側支柱36の頂部には横軸37を中心
にシリンダ38によりほぼ直角まで回動する外側振れ止
め板39があり、その内方向きのV形切欠40が内側振
れ止め板34のV形切欠33と対向して、ブローチカッ
タ10の下端を隙間をあけて囲い込むように挟み、振れ
を止めるようにしている。
は、収納ステーション15の通路を挟んで両側に内側支
柱32と外側支柱36が立上っており、この支柱の頂部
には詳細を図4に示すようにブローチカッタ10の振れ
止め装置31が設けられている。内側支柱32の頂部に
は外方に向けたV形切欠33を有する内側振れ止め板3
4がシリンダ35により水平方向に移動可能に設けられ
ており、また、外側支柱36の頂部には横軸37を中心
にシリンダ38によりほぼ直角まで回動する外側振れ止
め板39があり、その内方向きのV形切欠40が内側振
れ止め板34のV形切欠33と対向して、ブローチカッ
タ10の下端を隙間をあけて囲い込むように挟み、振れ
を止めるようにしている。
【0011】また、ブローチストッカ3の2個所に支柱
41,42があり、これらの頂部にはブローチカッタの
収納状態の異常検出器43,44が取付けられている。
この異常検出器はブローチカッタ10が正常に収納され
ず浮いているときは、ブローチカッタ10の上端が検出
器のレバーに接触することにより、収納状態の異常を検
出するものである。
41,42があり、これらの頂部にはブローチカッタの
収納状態の異常検出器43,44が取付けられている。
この異常検出器はブローチカッタ10が正常に収納され
ず浮いているときは、ブローチカッタ10の上端が検出
器のレバーに接触することにより、収納状態の異常を検
出するものである。
【0012】ブローチ盤1において、ブローチカッタ1
0pによる切削が終了しワーク11pが払出されると、
ブローチカッタ10pは取付個所の下降位置29bに戻
る。次にブローチリフタ2はリトリュービングヘッド5
によりブローチカッタ10pの後端(上シャンク)部を
つかみ、昇降シリンダ6を上昇させてブローチ盤1から
ブローチカッタ10pを抜き出す。次いでブローチリフ
タ2の旋回アーム4をブローチストッカ3側に旋回さ
せ、ブローチカッタ10pを受渡個所30に移動させ
る。ここで振れ止め装置31の内,外の振れ止め板3
4,39がシリンダ35,38を作動させて閉じる方向
に動かし、ブローチカッタ10pの下端(下シャンク)
部を内,外のV形切欠33、40の間に囲い込んで振れ
を止め位置決めを行う。
0pによる切削が終了しワーク11pが払出されると、
ブローチカッタ10pは取付個所の下降位置29bに戻
る。次にブローチリフタ2はリトリュービングヘッド5
によりブローチカッタ10pの後端(上シャンク)部を
つかみ、昇降シリンダ6を上昇させてブローチ盤1から
ブローチカッタ10pを抜き出す。次いでブローチリフ
タ2の旋回アーム4をブローチストッカ3側に旋回さ
せ、ブローチカッタ10pを受渡個所30に移動させ
る。ここで振れ止め装置31の内,外の振れ止め板3
4,39がシリンダ35,38を作動させて閉じる方向
に動かし、ブローチカッタ10pの下端(下シャンク)
部を内,外のV形切欠33、40の間に囲い込んで振れ
を止め位置決めを行う。
【0013】一方、ブローチストッカ3側では、制御装
置15からの指令により、ブローチカッタ10pを収容
すべき収納ステーション15pが、丁度受渡し個所30
に位置するようにされている。ここで振れ止め板34,
39を開放し、さらにブローチリフタ2の昇降シリンダ
6を下降させると、ブローチカッタ10pは収納ステー
ション15p内に入り込み、下端がブローチ受14に当
って停止する。次いでブローチリフタ3のリトリュービ
ングヘッド5を開放すると、ブローチカッタ10pはそ
の下端をブローチ受14で、また中間部をブローチ支え
13で支持されて収納ステーション15pに収納され
る。
置15からの指令により、ブローチカッタ10pを収容
すべき収納ステーション15pが、丁度受渡し個所30
に位置するようにされている。ここで振れ止め板34,
39を開放し、さらにブローチリフタ2の昇降シリンダ
6を下降させると、ブローチカッタ10pは収納ステー
ション15p内に入り込み、下端がブローチ受14に当
って停止する。次いでブローチリフタ3のリトリュービ
ングヘッド5を開放すると、ブローチカッタ10pはそ
の下端をブローチ受14で、また中間部をブローチ支え
13で支持されて収納ステーション15pに収納され
る。
【0014】ブローチカッタ10pの収納ステーション
15pへの収納が済むと、次には加工プログラムによる
制御装置16からの指令により、ブローチストッカ3の
スプロケット軸が回転させられ、上,下のチェーン2
5,26が移動して、次に使用されるブローチカッタ1
0qを収納している収納ステーション15qが受渡個所
30に位置するようにされる。ここで、ブローチリフタ
3のリトリュービングヘッド5によりブローチカッタ1
0qの上端部をつかみ、ブローチリフタ3の昇降シリン
ダ6を上昇させて、収納ステーション15qからブロー
チカッタ10qを抜き出す。次にはブローチリフタ3の
旋回アーム4をブローチ盤1の側へ旋回させ、ブローチ
カッタ10qをブローチ盤1のブローチ取付個所の上昇
位置29aに移動させる。
15pへの収納が済むと、次には加工プログラムによる
制御装置16からの指令により、ブローチストッカ3の
スプロケット軸が回転させられ、上,下のチェーン2
5,26が移動して、次に使用されるブローチカッタ1
0qを収納している収納ステーション15qが受渡個所
30に位置するようにされる。ここで、ブローチリフタ
3のリトリュービングヘッド5によりブローチカッタ1
0qの上端部をつかみ、ブローチリフタ3の昇降シリン
ダ6を上昇させて、収納ステーション15qからブロー
チカッタ10qを抜き出す。次にはブローチリフタ3の
旋回アーム4をブローチ盤1の側へ旋回させ、ブローチ
カッタ10qをブローチ盤1のブローチ取付個所の上昇
位置29aに移動させる。
【0015】ここでブローチ盤1に下穴のあけられた新
らしいワーク11qを取り付け、ブローチリフタ3の昇
降シリンダ6を下降させてブローチカッタ10qを29
bの位置まで降ろし、ワーク11qの下穴を通過したブ
ローチカッタ10qの下端部をブローチ盤1のプルヘッ
ド(図示省略)に結合させる。次いでリトリュービング
ヘッド5とブローチカッタ10q上端部との結合を離す
ことにより、ブローチカッタ10qによる切削の準備が
完了する。このようにして、ブローチ盤1で使用される
ブローチカッタ10の交換が自動的に行われる。
らしいワーク11qを取り付け、ブローチリフタ3の昇
降シリンダ6を下降させてブローチカッタ10qを29
bの位置まで降ろし、ワーク11qの下穴を通過したブ
ローチカッタ10qの下端部をブローチ盤1のプルヘッ
ド(図示省略)に結合させる。次いでリトリュービング
ヘッド5とブローチカッタ10q上端部との結合を離す
ことにより、ブローチカッタ10qによる切削の準備が
完了する。このようにして、ブローチ盤1で使用される
ブローチカッタ10の交換が自動的に行われる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、従来のものより格段
に多い個数のブローチカッタを収納し得るブローチスト
ッカを備え、加工プログラムに従ってブローチ盤で使用
するブローチカッタを自動的に交換し得るようにしてい
るので、多種類のワークに対応すること、あるいは複数
本のブローチカッタを使用するワークへの対応が容易と
なり、ブローチ盤の段取り時間を短縮し稼動率を向上さ
せることができる。また、ブローチストッカの受渡し個
所に振れ止め装置を備えているので、ブローチカッタの
収納ステーションへの挿入がスムーズであり、ブローチ
カッタの収納状態が安定しているため、収納ステーショ
ンからの抜出しもまた確実にできる。
に多い個数のブローチカッタを収納し得るブローチスト
ッカを備え、加工プログラムに従ってブローチ盤で使用
するブローチカッタを自動的に交換し得るようにしてい
るので、多種類のワークに対応すること、あるいは複数
本のブローチカッタを使用するワークへの対応が容易と
なり、ブローチ盤の段取り時間を短縮し稼動率を向上さ
せることができる。また、ブローチストッカの受渡し個
所に振れ止め装置を備えているので、ブローチカッタの
収納ステーションへの挿入がスムーズであり、ブローチ
カッタの収納状態が安定しているため、収納ステーショ
ンからの抜出しもまた確実にできる。
【図1】本発明の一実施例の正面図。
【図2】本発明の一実施例の平面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う側面図。
【図4】図1の実施例の振れ止め装置を示す部分平面
図。
図。
1 ブローチ盤 2 ブローチリフタ 3 ブローチストッカ 4 旋回アーム 5 リトリュービングヘッド 10,10p,10q ブローチカッタ 15,15p,15q 収納ステーション 16 制御装置 30 受渡し個所 31 振れ止め装置
Claims (1)
- 【請求項1】 多数個のブローチカッタの収納ステーシ
ョンを備え、加工プログラムに従って選択されたブロー
チカッタの収納ステーションを割出し、受渡し個所に位
置させることが可能なブローチストッカと、受渡し個所
とブローチ盤との間でブローチカッタの抜き出し及び挿
入を行うブローチリフタと、前記受渡し個所でブローチ
カッタの振れ止めを行う振れ止め装置と、これらの作動
を規制する制御装置とからなるブローチ盤の自動工具交
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218036A JPH0538619A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ブローチ盤の自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218036A JPH0538619A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ブローチ盤の自動工具交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538619A true JPH0538619A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16713641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3218036A Pending JPH0538619A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ブローチ盤の自動工具交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538619A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183694A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Aisin Aw Co Ltd | ブローチカッター起立傾倒装置 |
CN108406006A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-08-17 | 山推工程机械股份有限公司 | 一种拉削花键的装置及使用该装置的方法 |
CN108526967A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-09-14 | 浙江畅尔智能装备股份有限公司 | 一种拉床的自动换刀装置及控制方法 |
CN113290412A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-24 | 重庆江增船舶重工有限公司 | 一种卧式拉床的自动取刀系统 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3218036A patent/JPH0538619A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183694A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Aisin Aw Co Ltd | ブローチカッター起立傾倒装置 |
CN108406006A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-08-17 | 山推工程机械股份有限公司 | 一种拉削花键的装置及使用该装置的方法 |
CN108526967A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-09-14 | 浙江畅尔智能装备股份有限公司 | 一种拉床的自动换刀装置及控制方法 |
CN113290412A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-24 | 重庆江增船舶重工有限公司 | 一种卧式拉床的自动取刀系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010227 |