JPH0538588U - 時計用表示板 - Google Patents

時計用表示板

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JPH0538588U
JPH0538588U JP9670191U JP9670191U JPH0538588U JP H0538588 U JPH0538588 U JP H0538588U JP 9670191 U JP9670191 U JP 9670191U JP 9670191 U JP9670191 U JP 9670191U JP H0538588 U JPH0538588 U JP H0538588U
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jewels
jewel
pedestal
fixed
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JP9670191U
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昭雄 青木
正昭 佐藤
満夫 岩村
正明 渡辺
定明 桑原
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 宝石間や、宝石と貴石等との間に生じる隙間
を目立たなくして、外観品質を向上させた時計用表示板
を提供する。 【構成】 本考案の時計用表示板は、鏡面2aとメッキ
層2bとからなる表面2を有する基板1と、この基板1
の表面上に固定された貴石等からなる装飾部材3と、基
板1の表面に固定された宝石4と、から構成されてい
る。基板1の表面2は、宝石4と同様に外光を反射して
光る。従って、宝石の間、及び宝石4と装飾部材3との
間にそれぞれ生じる隙間が宝石等と同様に光り、目立た
なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、貴石や宝石等が基板表面に取り付けられた時計用表示板に関するも のであり、特に宝石等の取付部分の外観品質を向上させた表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の表示板においては、基板の表面に薄板状の貴石等を貼り付け、 その周囲等に宝石を複数取り付けたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常、ダイヤ等の宝石はその平面形状が略円形をなし、これを複数隣合わせた り、あるいは平面形状が矩形、円形等の貴石等の周囲に複数配置すると、宝石間 あるいは宝石と貴石等との間に隙間が生じる。 従来の表示板においては、この隙間から基板の表面が見えたり、あるいは隙間 が黒っぽく見えたりして、光り輝いて見える宝石や貴石等とは全く異質のものと して見えていた。このため、隙間が目立ち、宝石等の位置のズレ等も目立つこと になり、この種の製品にとって最も重要な外観品質を低下させるという課題があ った。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、宝石間や、宝石と貴 石等との間に生じる隙間を目立たなくして、外観品質を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の時計用表示板は、鏡面を有し、金、白金、ロジウム等のメッキが施さ れた金属よりなる基板と、この基板の表面に固定されたオニキスやジルコニア等 の貴石、貝、セラミック、金属の少なくとも一つからなる装飾部材と、基板の表 面に固定されたダイヤ、ルビー、サファイア等の宝石と、からなることを特徴と するものである。 また、台座を使用して宝石を基板に固定する場合には、基板のメッキと同色調 のメッキを施した台座を使用する。
【0006】
【作用】
本考案の時計用表示板における基板の表面は、鏡面でしかもメッキが施されて いるため、宝石と同様に外光を反射して光り輝いて見える。従って、宝石間、宝 石と貴石等との間に隙間が生じても、その隙間にある基板の表面が宝石等と同様 に光り、隙間を目立たなくして外観品質を向上させる。 また、台座を使用した場合でも、この台座に基板表面と同じ色調のメッキが施 されているので、基板表面と同様に光り輝き、この場合にも隙間は目立たなくな る。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る時計用表示板を示す断面図であり、図2はその 平面図である。 1は金属からなる基板であり、その表面2は鏡面2aと、その鏡面2a上に金 、白金、ロジウム等のメッキを施すことにより形成されるメッキ層2bとから構 成されている。
【0008】 3はオニキスやジルコニア等の貴石、貝、セラミック、金属の中の少なくとも 一つからなる薄板状の装飾部材であり、本実施例においては基板1の表面2の中 央に接着等により固定されている。
【0009】 4はダイヤ、ルビー、サファイア等の宝石であり、本実施例においては装飾部 材3を囲むように複数並べられている。この宝石4も基板1の表面2に接着等に より固定されており、接着時の位置決め等を容易にするため、基板1の表面2上 に凹部を形成し、この凹部内に宝石4を嵌め込んで固定する彫り留めを用いても 良い。
【0010】 5は宝石4の外周に設けられ、宝石4の配列を整えるための外周リングであり 、基板1の表面2に接着等により固定されている。
【0011】 本実施例においても、図2に示すように、宝石4の間あるいは宝石4と装飾部 材3や外周リング5との間には、隙間が生じ、この隙間からは基板1の表面2が 見えることになる。本実施例の場合、この基板1の表面2が鏡面でかつメッキが 施されているため、装飾部材3や宝石4と同様に外部光を良く反射する。従って 、この隙間は宝石4等と同様に光って見えるため、目立たなくなる。
【0012】 図3は宝石4を固定する台座6を用いた場合の他の実施例を示す断面図である 。尚、図1に示す表示板と同一部分に関しては同一の符号が付してある。 この台座6は、宝石4を上部の爪7で保持するものであり、基板1に設けられ た穴に埋め込まれ、接着等により適宜接合される。
【0013】 本実施例における台座6には、基板1の表面2に施されたメッキの色調と同色 調のメッキが施されて表面にメッキ層6bが形成されている。 この結果、基板1の表面2と同様に、宝石4等のように光り、台座6を使用す ることにより生じる隙間も目立たなくなる。
【0014】 上記各実施例は、どのような形状の表示板にも適応可能であり、例えば図4に 示すような平面形状が円形の基板上に円形の装飾部材3や円形の外周リング5を 配置し、その間に複数の宝石4を隣合わせて配置した場合にも、本実施例の構造 を用いることにより宝石間等の隙間は目立たなくなる。
【0015】 また、図5に示すように、彫り留めによる宝石の固定部分9と、台座による宝 石の固定部分10を一つの表示板内に設けた場合にも、それぞれに生じる隙間の 広さは異なるが、いずれも目立たず、外観品質は向上する。
【0016】
【考案の効果】 本考案によれば、基板表面を鏡面にして、さらにメッキを施すことにより、宝 石間等の隙間を目立たなくすることができ、この種の表示板で最も重要な外観品 質を向上させることができる。また、宝石を台座に固定し使用した場合も、基板 表面と台座表面に同色調のメッキが施されているので、台座間、装飾部材と台座 間等の隙間や隙間による影等を目立たなくすることができ、外観品質を向上させ ることができる。 また、宝石の位置ズレや大きさの違い等も目立たなくなり、より高級感のある 時計用表示板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る時計用表示板を示す断
面図である。
【図2】図1に示す時計用表示板の平面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る時計用表示板を示す
断面図である。
【図4】本考案の時計用表示板の構造が適応可能な表示
板形状の一例を示す平面図である。
【図5】彫り留めと台座による宝石の固定を用いた場合
の表示板の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 表面 2a 鏡面 2b、6b メッキ層 3 装飾部材 4 宝石 5 外周リング 6 台座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩村 満夫 山梨県南都留郡河口湖町船津6663番地の2 河口湖精密株式会社内 (72)考案者 渡辺 正明 山梨県南都留郡河口湖町船津6663番地の2 河口湖精密株式会社内 (72)考案者 桑原 定明 山梨県南都留郡河口湖町船津6663番地の2 河口湖精密株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面を有し、金、白金、ロジウム等のメ
    ッキが施された金属よりなる基板と、該基板の表面に固
    定されたオニキスやジルコニア等の貴石、貝、セラミッ
    ク、金属の少なくとも一つからなる装飾部材と、前記基
    板の表面に固定されたダイヤ、ルビー、サファイア等の
    宝石と、からなることを特徴とする時計用表示板。
  2. 【請求項2】 前記宝石は台座を介して前記基板の表面
    に固定され、前記台座には前記基板に施されたメッキの
    色調と同色調のメッキが施されていることを特徴とする
    請求項1記載の時計用表示板。
JP1991096701U 1991-10-29 1991-10-29 時計用表示板 Expired - Lifetime JP2555488Y2 (ja)

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JPH0538588U true JPH0538588U (ja) 1993-05-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018158102A (ja) * 2017-03-21 2018-10-11 オメガ・エス アー 宝石及びその製造方法
JP2022032946A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 オメガ・エス アー 石によって装飾された黒色のコンポーネントとその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295823A (en) * 1976-02-07 1977-08-11 Wako Suchiiru Kk Grating type floor board
JPS56111265A (en) * 1980-02-07 1981-09-02 Fujitsu Ltd Manufacture of semiconductor device

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JP2555488Y2 (ja) 1997-11-26

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