JPH0538559Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0538559Y2
JPH0538559Y2 JP1986003530U JP353086U JPH0538559Y2 JP H0538559 Y2 JPH0538559 Y2 JP H0538559Y2 JP 1986003530 U JP1986003530 U JP 1986003530U JP 353086 U JP353086 U JP 353086U JP H0538559 Y2 JPH0538559 Y2 JP H0538559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch element
discharge lamp
circuit
limiting resistor
current limiting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986003530U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62116499U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986003530U priority Critical patent/JPH0538559Y2/ja
Publication of JPS62116499U publication Critical patent/JPS62116499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0538559Y2 publication Critical patent/JPH0538559Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、インバータ回路出力にて放電灯を高
周波点灯する放電灯点灯装置に関するものであ
る。
[背景技術] 従来、この種の放電灯点灯装置としては第4図
に示すものがあり、交流電源ACを電源スイツチ
SW、ヒユーズF、及びフイルタトランスFTを
介して整流平滑回路4に供給し、整流平滑回路4
にて交流電源ACを整流平滑して直流電圧に変換
している。整流平滑回路4はダイオードD1,D2
及びコンデンサC2,C3にて構成されている。こ
こで、電源スイツチSW及びヒユーズFを介した
交流電源ACの両端には雷サージを吸収するサー
ジアブソーバZ、及び雑防用コンデンサC1が接
続されている。さらにフイルタトランスFTと整
流平滑回路4との間には、電源スイツチSWを投
入した時に生じる入力ラツシユ電流を防止する電
流制限用の抵抗R1が挿入され、この抵抗R1の両
端には第1のスイツチ要素としてのリレーRy1
接点r1が並列接続されている。抵抗R1は上記入力
ラツシユ電流により、ヒユーズFが溶断したり、
コンデンサC2が破壊あるいは劣化したり、後述
するインバータ回路1の素子に悪影響を及ぼした
りすることを防止するものである。上記整流平滑
回路4出力にはインバータ回路1が接続され、整
流平滑回路4出力である直流電圧を電源として動
作し、スイツチング素子(図示せず)をスイツチ
ングすることにより発振して直流電圧を交流電圧
に変換する。このインバータ回路1出力には放電
灯lが接続され、この放電灯lの非電源側端子に
は放電灯lへの電圧の印加に先行させてフイラメ
ントの予熱を行う第2のスイツチ要素が接続され
ている。この第2のスイツチ要素もリレーRy2
接点r2にて構成されている。夫々の接点r1,r2
有するリレーRy1,Ry2を駆動する制御回路2,
3がインバータ回路1に流れる電流等によつて動
作するようになつている。具体的にはたとえば制
御回路2は第5図aに示すようにインバータ回路
1に直流電源が供給された時点、つまり電源スイ
ツチSWがオンされた瞬間(数10msecの間)の
み、リレーRy1の接点r1を開放するように動作す
るものであり、定常時には抵抗R1が挿入されず、
電力ロスが生じないようにするものである。制御
回路3は第5図bに示すようにインバータ回路1
に直流電圧が印加されたとき、つまり電源スイツ
チSWがオンされたとき、リレーRy2の接点r2
閉じ、放電灯lのフイラメントに予熱電流を流
し、放電灯lの始動を良くするものであり、フイ
ラメントが充分に予熱された後(約1sec)、イン
バータ回路1出力にて始動電圧を印加するもので
あり、放電灯lが冷陰極放電によりランプ寿命が
低下することを防止するものである。
しかし、この回路においては2個のリレー
Ry1,Ry2と、このリレーRy1,Ry2を制御するた
めに2個の制御回路2,3とが必要であり、装置
が大型化し、コスト的にも高くなる問題があつ
た。
第6図及び第7図は他の従来例を示す図であ
る。第6図は、整流回路としてダイオードブリツ
ジDBを用い、平滑用コンデンサC4と直列に入力
ラツシユ電流防止用の抵抗R1を挿入してあり、
インバータ回路1出力を発振トランスOTを介し
て放電灯lに印加し、放電灯lの予熱を予熱トラ
ンスT1,T2を介して行つているものである。第
7図は第6図において予熱トランスT2,T3を用
いずに発振トランスOT出力を用いたものであ
る。尚両回路ともに平滑用コンデンサC4出力を
限流用チヨークT3を介してインバータ回路1に
印加している。これらの回路においても2個の制
御回路2,3を用いるために、上述の従来例と同
様の問題がある。さらに上述のすべての従来例に
おいては機械的なリレーRy1,Ry2を用いている
ため、このリレーRy1,Ry2のオンオフ時(接点
r1,r2の開閉時)に非常に大きなノイズを発生す
る。このためインバータ回路1がこのノイズによ
り誤動作することもある。また、いずれの従来例
においても2個のリレーRy1,Ry2を用い、しか
も第5図に示すようにリレーRy1,Ry2との動作
する時間には差があるから、リレーRy1が開閉し
たときに、そのノイズがリレーRy2の制御回路3
に乗り、制御回路3が誤動作する誘因となる問題
があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、スイツチ回路を簡
素化し、小型化及びコストの低減を可能とした放
電灯点灯装置を提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図
であり、従来例と略同様の回路構成となつてい
る。したがつて、同様の部分の説明は省略し、本
実施例の特徴とする部分について説明する。本実
施例においては制御回路2を1個とし、リレー
Ryも2接点を有したものを用いている。この制
御回路2にてリレーRyを同時に駆動するもので
ある。このリレーRyの構造を第2図に示す。
以下、動作について説明する。本実施例におい
て第3図に示すように制御回路2は電源スイツチ
SWが投入された時点から約1sec後に接点r1を閉
じると共に、同時に接点r2を開放するようにした
ものである。このように、2接点r1,r2を有した
リレーRyを用い、接点r1,r2の切換時間を一致さ
せることにより、リレーRyを1個とし、制御回
路2も1個にすることができ、装置の小型化、及
びコストの低減が可能となる。また、リレーRy
の2接点を同時にオンオフさせることにより、ノ
イズの発生源を1個にすることができ、従来例の
ように制御回路3にリレーRy1の動作によるノイ
ズが乗り、制御回路3が誤動作することを防止で
きる。さらに、機械的なリレーにおいてはどうし
ても防ぐことができない接点開閉時の“カチヤ”
というクリツク音が生じる現象があり、従来例で
はこのクリツク音が2個発していたが、本実施例
によれば、1個のリレーRyの両接点r1,r2の切換
時間を一致させているから、クリツク音を1個と
することができる。尚、本実施例においては接点
r1が開放する時間が長くなつているため、抵抗R1
による電力損失が考えられるが、接点r1の開放状
態においては接点r2は閉状態となつており、放電
灯lは予熱状態にあるので、予熱時の放電灯lに
より消費電力は点灯時に於ける消費電力に比べて
極めて小さい。このため抵抗R1による電力損失
は問題とならない。
[考案の効果] 本考案は上述のように、交流電源と、この交流
電源に接続され平滑コンデンサを含んで成る整流
平滑回路と、前記交流電源から前記平滑コンデン
サに至る充電電流の閉回路に介挿される電流制限
用抵抗と、この整流平滑回路の出力を受けて高周
波出力を発生するインバータ回路と、このインバ
ータ回路の高周波出力を受けて点灯する放電灯
と、前記電流制限用抵抗を短絡状態又は介挿状態
に切り換える第1のスイツチ要素と、前記放電灯
のフイラメントの非電源側に設けられ放電灯への
電圧印加に先行させてフイラメントの予熱を行わ
せる第2のスイツチ要素と、前記第1のスイツチ
要素と第2のスイツチ要素とを連動させて制御す
る制御回路とを備え、この制御回路により電源投
入から所定時間経過するまでは前記第1のスイツ
チ要素にて前記電流制限用抵抗を介挿状態にさせ
ると共に、前記第2のスイツチ要素にてフイラメ
ントの先行予熱を行わせ、所定時間経過後には第
1のスイツチ要素にて前記電流制限用抵抗を短絡
状態にさせると共に、第2のスイツチ要素にて前
記放電灯への電圧印加を行わせるようにしたもの
であり、第1のスイツチ要素及び第2のスイツチ
要素を同時に切り換えることにより、両スイツチ
要素を1個の制御回路で切換制御することがで
き、装置の小型化及びコストの低減が可能となる
利点がある。また、第1のスイツチ要素及び第2
のスイツチ要素を制御回路によつて同時に切り換
えているから、たとえば第1のスイツチ要素及び
第2のスイツチ要素を2接点を有するリレーの各
接点で構成することができ、従来のように2個の
リレーと2個の制御回路とで構成した場合のよう
に、最初に接点が開閉する方のリレーによるノイ
ズが次に接点切換を行う制御回路に重畳するとい
うことがなく、制御回路の誤動作を防止できる利
点がある。しかも、上述のように構成すれば、入
力ラツシユ電流を防止する第1のスイツチ要素の
オフ期間は予熱期間を設定する第2のスイツチ要
素のオン期間に合わせることになるので、入力ラ
ツシユ電流を抑えると共に、十分な予熱を行える
利点があり、さらに第1のスイツチ要素と第2の
スイツチ要素とは相反動作させればよいので、例
えば常開接点と常閉接点とを備えるリレーで第1
及び第2のスイツチ要素を構成することができ、
またスイツチング素子を用いた場合にも簡単に第
1及び第2のスイツチ要素を構成することができ
る利点がある。さらにまた、放電灯の先行予熱を
放電灯のフイラメントの非電源側に設けられた第
2のスイツチ要素で行うため、インバータ回路が
発振トランスを備えるものである場合に、予熱巻
線を発振トランスに設けるといつたことが不要で
あり、発振トランスの構造が複雑にならず、コス
ト及び形状の点で有利であり、またインバータ回
路の出力を2線にできる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、
第2図は同上に用いられるリレーを示す構成図、
第3図は同上の動作説明図、第4図は従来例を示
す回路構成図、第5図は同上の動作説明図、第6
図及び第7図は他の従来例を示す回路構成図であ
る。 ACは交流電源、1はインバータ回路、2は制
御回路、4は整流平滑回路、Ryはリレー、r1,r2
は接点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源と、この交流電源に接続され平滑コン
    デンサを含んで成る整流平滑回路と、前記交流電
    源から前記平滑コンデンサに至る充電電流の閉回
    路に介挿される電流制限用抵抗と、この整流平滑
    回路の出力を受けて高周波出力を発生するインバ
    ータ回路と、このインバータ回路の高周波出力を
    受けて点灯する放電灯と、前記電流制限用抵抗を
    短絡状態又は介挿状態に切り換える第1のスイツ
    チ要素と、前記放電灯のフイラメントの非電源側
    に設けられ放電灯への電圧印加に先行させてフイ
    ラメントの予熱を行わせる第2のスイツチ要素
    と、前記第1のスイツチ要素と第2のスイツチ要
    素とを連動させて制御する制御回路とを備え、こ
    の制御回路により電源投入から所定時間経過する
    までは前記第1のスイツチ要素にて前記電流制限
    用抵抗を介挿状態にさせると共に、前記第2のス
    イツチ要素にてフイラメントの先行予熱を行わ
    せ、所定時間経過後には第1のスイツチ要素にて
    前記電流制限用抵抗を短絡状態にさせると共に、
    第2のスイツチ要素にて前記放電灯への電圧印加
    を行わせるようにしたことを特徴とする放電灯点
    灯装置。
JP1986003530U 1986-01-14 1986-01-14 Expired - Lifetime JPH0538559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986003530U JPH0538559Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986003530U JPH0538559Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62116499U JPS62116499U (ja) 1987-07-24
JPH0538559Y2 true JPH0538559Y2 (ja) 1993-09-29

Family

ID=30783372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986003530U Expired - Lifetime JPH0538559Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538559Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849900B2 (ja) * 1978-12-26 1983-11-07 富士通株式会社 Ipl時の診断方式

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849900U (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 株式会社共進電機製作所 放電灯の電子式点灯装置
JPS59107498U (ja) * 1982-12-15 1984-07-19 松下電工株式会社 放電灯点灯装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849900B2 (ja) * 1978-12-26 1983-11-07 富士通株式会社 Ipl時の診断方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62116499U (ja) 1987-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6304464B1 (en) Flyback as LED driver
JPS59956B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH0538559Y2 (ja)
JPS5864800A (ja) 放電ランプの点灯装置
JPH0739142A (ja) 電源装置
JPH07261860A (ja) 電源回路
US5914570A (en) Compact lamp circuit structure having an inverter/boaster combination that shares the use of a first n-channel MOSFET of substantially lower on resistance than its p-channel counterpart
JPH03233895A (ja) 放電灯点灯装置
JPH0136319Y2 (ja)
JPH0148640B2 (ja)
JP2514153Y2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH1127953A (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JPH06168788A (ja) 放電灯点灯装置
JPS6151399B2 (ja)
JPH03118768A (ja) 電源回路
JP2617461B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH03855Y2 (ja)
JPH03155098A (ja) 蛍光ランプ点灯装置
JPS5824918B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH0197163A (ja) スイッチング電源回路
JP2000331787A (ja) 放電ランプ点灯装置
JPS61279915A (ja) 自動位相スイツチ回路
JPH10270187A (ja) 放電灯点灯装置
JPH02132797A (ja) 放電灯点灯回路
JPS58147198U (ja) 減光ユニツト