JPH0538557U - 青果物等の軟らかさ測定器 - Google Patents

青果物等の軟らかさ測定器

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JPH0538557U
JPH0538557U JP9723191U JP9723191U JPH0538557U JP H0538557 U JPH0538557 U JP H0538557U JP 9723191 U JP9723191 U JP 9723191U JP 9723191 U JP9723191 U JP 9723191U JP H0538557 U JPH0538557 U JP H0538557U
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JP
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fruits
vegetables
plunger
dial gauge
softness
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JP9723191U
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宏之進 鷹尾
定夫 大森
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生物系特定産業技術研究推進機構
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キウィフルーツのような青果物の軟らかさ
を、非破壊的に測定するようにしたハンディタイプ(携
帯型)の測定器を提供する。 【構成】 ハンディなダイヤルゲージ2と、このダイヤ
ルゲージ2から突出されるガイド3と、上記ダイヤルゲ
ージ2と連繋されガイド3内を往復移動可能に弾性支持
されると共にその先端部をガイド3端から対象物を損傷
させない程度に所定長さ突出させたプランジャ5と、を
備え、上記プランジャ5の先端部を青果物等の表面に接
触させて、ガイド3の先端部が青果物等の表面に接触す
るまで押圧してプランジャ5を移動させ、そのときの青
果物等の最大歪量を基に軟らかさがダイヤルゲージ2に
表示されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばキウィフルーツのような青果物の軟らかさを、非破壊的に測 定するようにしたハンディタイプ(携帯型)の測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来周知のこの種の測定器は、測定しようとする例えばキウィフルーツに、測 定体を直接貫入させて破壊的に測定を行うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、軟らかさの測定に用いたサンプルは破壊してしまうためロスになる ことや、全数検査できない、といった問題点があった。 本考案は上記の問題点を解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案の測定器は、ハンディなダイヤルゲージと 、このダイヤルゲージから突出されるガイドと、上記ダイヤルゲージと連繋され ガイド内を往復移動可能に弾性支持されると共にその先端部をガイド端から対象 物を損傷させない程度に所定長さ突出させたプランジャと、を備え、 上記プランジャの先端部を青果物等の表面に接触させて、ガイドの先端部が青 果物等の表面に接触するまで押圧してプランジャを移動させ、そのときの青果物 等の最大歪量を基に軟らかさがダイヤルゲージに表示されるように構成したこと を特徴とする。
【0005】
【作用】
上記の構成によって、本考案の青果物等の軟らかさ測定器は、プランジャの先 端部をキウィフルーツのような青果物等の表面に接触・押圧させるだけで、青果 物等の最大歪量がダイヤルゲージに表示され、非破壊的に軟らかさを測定するこ とができる。また、測定器は携帯型であるため、圃場、貯蔵施設などの現場にお いて簡易に使用することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 図1において、符号1は携帯型の青果物等の軟らかさ測定器(HITと略称) で、この測定器(ハンディHIT)1は、中央部にダイヤルゲージ2を設け、こ のダイヤルゲージ2から、下方にプランジャガイド3を、上方にバネケース4を それぞれ突出させている。上記プランジャガイド3内には、ダイヤルゲージ2と 連繋されてガイド3内を往復移動可能に弾性支持され、その先端部5aを、ガイ ド3の先端部3aから測定対象物(例えばキウィフルーツ)を損傷させない程度 に所定長さ突出させたプランジャ5を設けている。また、バネケース4内には、 バネ6がネジ蓋4aにより内装され、その圧縮された圧力がプランジャ5に与え られ、この圧力によって対象物の最大歪量をダイヤルゲージ2の指示針2aによ り指示するようにしている。
【0007】 上記ダイヤルゲージ2には、指示針2aにより指示される0〜100(0)ま での目盛り2bが付され、ハンディHIT400〜500の数字はバネ6の強さ =定数(gf)を表している。このバネ6の定数は、被測定物に合わせて設定さ れるが、本実施例ではキウィフルーツ用に設定されている。 そして、測定器1は、上記プランジャの先端部5aを青果物等、即ち、キウィ フルーツの表面に接触させて、ガイドの先端部3aがキウィフルーツの表面に接 触するまで押圧してプランジャ5を移動させ、そのときのキウィフルーツの最大 歪量を基に軟らかさが、ダイヤルゲージ2の指示針2aにより目盛り2bに指示 される。
【0008】 本実施例の上記測定器(ハンディHIT)1の仕様は以下の通りである。 歪量測定範囲;0.00mm〜1.00mm(ゲージ指示値で0〜100) バネ6の強さ(定数);歪量0.00mm=4N(400gf)、1.00 =5N(500gf) 最大歪量;1.00mm(ゲージ指示値で100) プランジャ5;直径5mm プランジャガイド3;直径20mm なお、図示しないが、ダイヤルゲージ2にはゼロ点調整用ダイヤルが設けられ ている。また、プランジャ5の先端部5aの形状や大きさ、プランジャガイド3 の先端部3aからの突出長さ(制限変位)等は変更可能である。さらに、バネ6 の定数を変えたものを用意して、キウィフルーツ以外の青果物等の軟らかさを測 定することができる。
【0009】 このような構成の青果物等の軟らかさ測定器(ハンディHIT)1において測 定作業を行うときは、一方の手に測定器1を持ち、他方の手にキウィフルーツを 持って、測定器1のプランジャの先端部5aを、キウィフルーツの表面(例えば 、長楕円形をした長さ方向のほぼ中央部分)にほぼ直交させて当て、ガイドの先 端部3aがキウィフルーツの表面に接触するまでゆっくりと押圧する。すると、 そのときのキウィフルーツの抵抗によりプランジャ5がバネ6を圧縮させながら 移動し、キウィフルーツの最大歪量,即ち、軟らかさが、ダイヤルゲージ2の指 示針2aにより目盛り2bに指示される。この数値が、当該キウィフルーツの軟 らかさを示すことになる。このとき、キウィフルーツの表面は最大でも1mm以 上は凹むことはないため、品質に悪影響を及ぼすことはない。プランジャの先端 部5aおよびガイドの先端部3aをキウィフルーツから離すと、プランジャの先 端部5aおよびダイヤルゲージ2の指示針2aは、バネ6の弾発力で元の位置に 復帰する。このようにして、連続してキウィフルーツの軟らかさ測定が行われる 。
【0010】 このようにして測定した測定器(ハンディHIT)1による測定結果と、別に 用意した定置式HITカウンタ(高精度の測定装置)による測定結果との相関を 求めた結果を、図2のグラフに示す。このグラフから明らかなように、その相関 係数はr=0.83であり、このことからキウィフルーツの品質管理等に十分に 利用できることが確認できた。 キウィフルーツの歪量と軟らかさとの関係から、測定可能な軟らかさの範囲を 、上記測定器(ハンディHIT)1においては、ダイヤルゲージ(目盛り2b) 上に100等分して軟らかさを判定した結果、20以下は固くて出荷適、40〜 60は食べごろ、80以上は軟らかいと判断された。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の青果物等の軟らかさ測定器によれば、測定器とキ ウィフルーツを手に持って、プランジャの先端部をキウィフルーツのような青果 物等の表面に当てて押圧させるだけで、青果物等の最大歪量がダイヤルゲージに 表示され、非破壊的に軟らかさを測定することができる。 また、測定器は携帯型であり、操作が簡単であるため、圃場、選果場、貯蔵施 設、販売店頭などの現場において簡易に使用することができ、出荷適、食べごろ 、軟らかいなどを判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による青果物等の軟らかさ測定器の正面
図である。
【図2】本考案の測定器と定置式測定器による測定結果
の相関を示すグラフである。
【符号の説明】
1 青果物等の軟らかさ測定器(HIT) 2 ダイヤルゲージ 2a 指示針 2b 目盛り 3 プランジャゲージ 3a プランジャガイドの先端
部 4 バネケース 4a ネジ蓋 5 プランジャ 5a プランジャの先端部 6 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンディなダイヤルゲージと、このダイ
    ヤルゲージから突出されるガイドと、上記ダイヤルゲー
    ジと連繋されガイド内を往復移動可能に弾性支持される
    と共にその先端部をガイド端から対象物を損傷させない
    程度に所定長さ突出させたプランジャと、を備え、 上記プランジャの先端部を青果物等の表面に接触させ
    て、ガイドの先端部が青果物等の表面に接触するまで押
    圧してプランジャを移動させ、そのときの青果物等の最
    大歪量を基に軟らかさがダイヤルゲージに表示されるよ
    うに構成したことを特徴とする青果物等の軟らかさ測定
    器。
JP1991097231U 1991-10-30 1991-10-30 青果物等の軟らかさ測定器 Expired - Lifetime JP2561468Y2 (ja)

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JP2561468Y2 JP2561468Y2 (ja) 1998-01-28

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