JPH053851A - 内視鏡先端保持具 - Google Patents

内視鏡先端保持具

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JPH053851A
JPH053851A JP3020173A JP2017391A JPH053851A JP H053851 A JPH053851 A JP H053851A JP 3020173 A JP3020173 A JP 3020173A JP 2017391 A JP2017391 A JP 2017391A JP H053851 A JPH053851 A JP H053851A
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JP
Japan
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endoscope
tube
bile duct
stent
balloon
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JP3020173A
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English (en)
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Akito Sadamasa
明人 定政
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内視鏡の湾曲操作の妨げにならず、狭窄部を拡
開するステントを管腔内に容易に挿入するための内視鏡
先端保持具を提供すること。 【構成】内視鏡の挿入部が挿入固定可能な内腔11を有
する内チュ−ブ10と、この内チュ−ブ10の前端部と
後端部に固定された外チュ−ブ12とを備え、この外チ
ュ−ブ12は前記内チュ−ブ10と外チュ−ブ12の間
に流体を供給することにより、径方向に膨脹する中間部
15を有している内視鏡先端保持具において、前記外チ
ュ−ブ12の中間部15における一部分を前記内チュ−
ブ10に固定して非膨脹部18を設けたことを特徴とす
る内視鏡先端保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡挿入部の先端部分
に装着し、体腔内で使用する内視鏡先端保持具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】胆管狭窄による黄疸患者に対する処置法
として、ステントを狭窄部に挿通し、胆汁を十二指腸内
に排泄させる胆汁ドレナ−ジ法が現在行われている。こ
の胆汁ドレナ−ジ法を実施する場合には、内視鏡を十二
指腸内に挿入し、その内視鏡のチャンネルを通してステ
ントを十二指腸乳頭部(以下乳頭部と記す)から胆管の
狭窄部内に挿入して留置する。このように体腔内に挿入
される内視鏡の先端部を保持する手段として、例えば実
開平2−37601号公報に示すようなバル−ンカテ−
テルが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8は十二指腸と胆管
の断面及び、側視型内視鏡を用いてステントを胆管内に
挿入する様子を示している。
【0004】通常、十二指腸aからステントbを胆管c
内に挿入する場合には、側視型内視鏡dを使用し、この
側視型内視鏡dを予め十二指腸a内に挿入する。そし
て、側視型内視鏡dの視野を十二指腸aから分岐する胆
管cの乳頭部eの方向に向ける。同時に内視鏡dの処置
具挿入用チャンネルiの開口を胆管cの乳頭部eに対向
させる。そして、上記内視鏡のチャンネルiを介して乳
頭部eから胆管cの狭窄部fを越えてガイドワイヤg及
びガイドカテ−テルhを挿入し、これらの外周面に沿わ
せて、ステントbを内視鏡dの処置具挿入用チャンネル
iより挿入し、手元側からプッシャチュ−ブjによりス
テントbを押し込み、挿入が行われる。
【0005】ところが、胆管の狭窄が著しい症例などで
は、胆管内挿入時に、ステントと狭窄部との摩擦抵抗に
より、ステントが胆管内に押し込まれず、逆に内視鏡が
乳頭部の反対側(矢印方向)に押し戻されてしまい、挿
入が困難になるという問題がある。
【0006】また、図8に示すように通常ステントを挿
入する際に、内視鏡は視野方向に湾曲された状態とな
る。そこで、内視鏡の先端部を十二指腸内に固定するた
めに、実開平2−37601号公報に示すようなバル−
ンカテ−テルを内視鏡先端部に装着した場合には、バル
−ンが内視鏡先端部の全周にわたって膨脹するため、内
視鏡の湾曲操作の妨げになるという問題がある。本発明
の目的は、内視鏡の湾曲操作の妨げにならず、狭窄部を
拡開させるステントを管腔内へ容易に挿入するための内
視鏡先端保持具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡の挿入
部が挿入固定可能な内腔を有する内チュ−ブと、この内
チュ−ブの前端部と後端部に固定された外チュ−ブとを
備え、この外チュ−ブは前記内チュ−ブと外チュ−ブの
間に流体を供給することにより、径方向に膨脹する中間
部を有している内視鏡先端保持具において、前記外チュ
−ブの中間部における一部分を前記内チュ−ブに固定し
て非膨脹部を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、ステントを胆管等に挿入する際
に、内視鏡の先端部に装着した保持具の外チュ−ブの中
間部が膨脹し、この膨脹部分が十二指腸の周壁等に接触
して内視鏡が押し戻されるのを防止する。また、通常、
ステントを挿入する際に内視鏡は、視野方向に湾曲され
た状態となるが、湾曲方向に保持具の非膨脹部を位置さ
せることにより、内視鏡の湾曲操作を妨げない。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0010】図1から図4は、本発明に係わる内視鏡先
端保持具の第1の実施例を示している。図2(a)は内
視鏡先端保持具の概略的な構成を示し、(b)は(a)
のA−A線に沿った断面を示し、(c)は(a)のB−
B線に沿った断面を示し、(d)は(c)のD部を拡大
して示している。
【0011】図2(a)に示すように、内視鏡先端保持
具2は、バル−ン部4と二方活栓6と流路管8とから構
成されている。バル−ン部4は、例えばシリコン製の内
チュ−ブ10と、例えばシリコン製の外チュ−ブ12と
を備え、図2(b)に示すように、これらのチュ−ブの
間に流路管8の先端が挿入されている。
【0012】上記内チュ−ブ10の先端部外周面と外チ
ュ−ブ12の先端部内周面とは、例えばシリコン系接着
剤により接着され、先端側固定部14を形成している。
また、内チュ−ブ10と外チュ−ブ12の後端部におい
ても、内チュ−ブ10と外チュ−ブ12の先端部と同様
に、但し流路管8を挿入した状態で接着され、後端側固
定部16を形成している。
【0013】図2(c)及び(d)に示すように、先端
側固定部14と後端側固定部16との間にある中間部1
5では、内チュ−ブ10の外周と外チュ−ブ12内周と
がバル−ン部4の長手方向に、内チュ−ブ10の外周の
1/5程度の幅で、例えばシリコン系の接着剤によって
接着され、非膨脹部18が形成されている。そして、外
チュ−ブ12の非接着部分は膨脹部20を形成してい
る。また、非膨脹部18は内チュ−ブ10の内腔11を
挟んで流路管8の反対側に位置している。
【0014】流路管8は例えばシリコン製のチュ−ブか
らなり、流路管8の先端面22は、流路管8の長手方向
に対して斜めに切断されている。また、バル−ン部4の
先端側固定部14と後端側固定部16の間まで挿入され
た流路管8の先端近傍には、小孔24が形成されてい
る。流路管8の後端部には上記二方活栓6が取付けられ
ている。
【0015】図3は内視鏡先端保持具2を側視型内視鏡
26に装着した状態を、先端部分を拡大して示してい
る。内視鏡26に先端保持具2を装着する場合には、先
端保持具2の後端側から、内チュ−ブ10の内腔内へ内
視鏡26の挿入部28を挿入し、先端保持具2を挿入部
28の湾曲部30に装着して摩擦によって固定する。先
端保持具2の装着方向は、非膨脹部18が内視鏡26の
視野方向と同方向になるようにする。
【0016】ここで、内視鏡26と内視鏡先端保持具2
との間の摩擦が不十分な場合には、内視鏡先端保持具2
の先端側固定部14と内視鏡26とを、例えば医療用テ
−プ32等で固定する。また、流路管8は内視鏡26の
体腔内への挿入の妨げとならないように、挿入部28の
長手方向に沿って3〜4か所、例えば、医療用テ−プ3
2で固定する。
【0017】図4(a)は内視鏡26に装着された先端
保持具2におけるバル−ン部4の膨脹状態を示し、
(b)はバル−ン部4の正面を示している。図2に示す
二方向活栓6のストップコック34を開き、口金36に
注射筒38を取付け、流体として例えば空気を注入する
と、図4に示すようにバル−ン部4の非膨脹部18を残
して膨脹部20が膨脹する。また、この状態でストップ
コック34を閉じると、流路管8と注射筒38とが遮断
され、一方、ストップコック34を開き、注射筒38で
膨脹部20内の空気を吸引することにより、膨脹部20
を収縮させることができる。次に図1を参照しながら、
第1の実施例に係わる内視鏡先端保持具を用いた胆管狭
窄部へのステントの挿入について説明する。
【0018】上述のように、内視鏡先端保持具2の内視
鏡26への装着は、内視鏡先端保持具2の非膨脹部18
が内視鏡26の視野方向と同方向となるように行う。そ
して、保持具2が装着された内視鏡26の挿入部28を
十二指腸a内に挿通し、視野を十二指腸aから分岐する
胆管cの乳頭部eの方向に向ける。同時に図示しない内
視鏡26のチャンネルの開口を胆管cの乳頭部eに対向
させる。
【0019】次に、上記内視鏡のチャンネルを介してガ
イドワイヤ39及びガイドカテ−テル41を胆管c内に
内視鏡26で観察しながら挿入する。そして、このガイ
ドワイヤ39及びガイドカテ−テル41の外周面に沿わ
せてステント40を図示しないプッシャにより胆管c内
に押し込む。
【0020】ステント40を胆管c内に挿入する際に、
ステント40と胆管cの狭窄部fとの摩擦抵抗により、
内視鏡26が乳頭部eの反対側へ押し戻されようとす
る。そこで、内視鏡先端保持具2の膨脹部20を膨脹さ
せ、この状態でステント40の挿入を行うと、膨脹部2
0が乳頭部eの反対側の十二指腸壁kに接触するため、
内視鏡26が押し戻されずに、ステント40を胆管c内
に容易に挿入することができる。
【0021】従って、この第1の実施例では、ステント
を胆管内に挿入する際に、バル−ン膨脹部が乳頭部と反
対側の十二指腸壁に接触し、内視鏡が押し戻されるのを
防ぐため、容易にステントを胆管内に挿入することがで
きる。
【0022】また、図1に示すように通常、ステントを
挿入する際に内視鏡は、視野方向に湾曲された状態とな
る。そこで、本実施例では湾曲方向にバル−ンが膨脹し
ないため、内視鏡の湾曲操作を妨げることがない。次に
図5を参照しながら本発明の第2の実施例について説明
する。
【0023】図5(a)は第2の実施例に係わる内視鏡
先端保持具2のバル−ン部4の膨脹状態を示し、(b)
及び(c)は(a)のFF線に沿った断面及びGG線に
沿った断面を夫々示している。なお、(c)のD部は図
2(d)に拡大して示されている。
【0024】この第2の実施例は、第1の実施例と非膨
脹部18の位置が異なり、この非膨脹部18は、バル−
ン部4の長手方向のほぼ中央に位置し、先端側固定部1
4及び後端側固定部16より、夫々一定の距離を隔てた
位置に設けられている。
【0025】図5(a)に示すように第1の実施例と同
様の方法で、バル−ン部4を膨脹させると、上記位置に
非膨脹部18を設けたことによって、非膨脹部18と先
端側固定部14及び後端側固定部16との夫々の間に2
箇所の小膨脹部42が形成される。
【0026】バル−ン部4の膨脹状態において、膨脹部
20及び小膨脹部42は、外チュ−ブ12が円周方向に
広がるだけでなく、内チュ−ブ10も内腔11の中心方
向に僅かであるが膨脹する。従って、膨脹部20と小膨
脹部42により、内視鏡26の挿入部を外周方向から締
め付け、先端保持具2を内視鏡26の挿入部に固定させ
る力が働く。
【0027】第1の実施例においては、この固定力が膨
脹部20のみしか働かないが、本実施例では膨脹部20
の他に小膨脹部42においても働くため、第1の実施例
よりも内視鏡26に対する固定力が強く、従って、処置
を行っている最中に、内視鏡先端保持具2が内視鏡26
からずれる可能性が少なくなる。図6は本発明の第3の
実施例を示し、内視鏡先端保持具2のバル−ン部4にお
ける非膨脹部18を通る断面を示している。
【0028】この第3の実施例は、第1の実施例と非膨
脹部18の接着部分のみ異なり、先端側固定部14と後
端側固定部16との間における内チュ−ブ10と外チュ
−ブ12との間に、バル−ン部4の長手方向に2本の平
行した接着部44と、この2本の接着部44に挟まれた
非接着部46を形成している。そして、この2本の接着
部44と非接着部46とにより、内チュ−ブ10の外周
の1/5程度の幅の非膨脹部18を形成している。
【0029】第1の実施例と同様の方法でバル−ン部4
を膨脹させると、非接着部46には空気が注入されない
ため膨脹せず、図4に示すように、第1の実施例と同様
の膨脹形態となる。また、第1の実施例と同じ幅の非膨
脹部18を有しているにもかかわらず、非接着部46の
接着幅が小さいために非膨脹部18の剛性が低く、内視
鏡26の湾曲操作が容易となる。
【0030】なお、上記先端側固定部14、後端側固定
部16及び非膨脹部18は、接着により形成されている
が、これに限らず、熱溶着による固定により、これらの
部分を形成しても良い。また、内チュ−ブ10、外チュ
−ブ12、流路管8、及び接着剤の材質はシリコンに限
らず他の材質でも良い。
【0031】また、二方活栓の代わりとして、三方活栓
や、弁機構付の口金、あるいは手元側にてバル−ン膨脹
の有無が確認できるパイロットバル−ン付の口金等を用
いても良い。次に、図7を参照しながら本発明の内視鏡
先端保持具が装着可能な造影チュ−ブについて説明す
る。
【0032】一般に、胆管あるいは膵管を造影するため
に、造影チュ−ブが用いられるが、この造影チュ−ブの
胆管または膵管への挿入性を向上させるために、図7に
示すような、先端部が湾曲可能な造影チュ−ブがある。
【0033】この造影チュ−ブ50は、チュ−ブシ−ス
52の後端に、造影剤を注入するための口金54を有す
るコック56が固定され、更にこのコック56の後端に
は、造影剤の手元端からの流出を防ぐOリング58が、
コック56と押さえ部材60に挟まれて固定されてい
る。
【0034】一方、チュ−ブシ−ス50及びコック56
の内部には、操作ワイヤ62及び操作パイプ64が挿入
され、チュ−ブシ−ス52とコック56の接続部の内部
近傍において互いに固定されている。また、操作ワイヤ
62の先端部は、チュ−ブシ−ス52の先端内部に固定
された先端チップ66を介して、チュ−ブシ−ス52の
先端に固定されている。そして、操作パイプ64の後端
部には把持部68が固定されている。
【0035】この造影チュ−ブ50では、把持部68を
手元側に引くと、操作パイプ64と操作ワイヤ62を介
してチュ−ブシ−ス52の先端が引っ張られるため、チ
ュ−ブシ−ス52の先端が湾曲するようになっている。
【0036】しかし、このような湾曲機構を有する造影
チュ−ブを用いても、胆管または膵管への挿入が困難な
症例は多々存在する。その場合、本発明に係わる先端部
保持具を用いることにより、容易に挿入することができ
る。
【0037】本発明の内視鏡先端保持具は、ステントの
胆管内への挿入用に限定されることなく、上記のような
造影チュ−ブやカテ−テル等の胆管、膵管内への挿入時
にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡先端
保持具では、ステントを胆管等に挿入する際に、外チュ
−ブの膨脹部により内視鏡が押し戻されるのを防ぐた
め、容易にステントを管腔内に挿入することができる。
また、通常、ステントを挿入する際に内視鏡は視野方向
に湾曲した状態となるが、湾曲方向に非膨脹部を位置さ
れることにより、内視鏡の湾曲操作を妨げることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係わる内視鏡先端
保持具の使用状態を示す側面図である。
【図2】(a)は上記内視鏡先端保持具を概略的に示す
構成図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、
(c)は(a)のB−B線に沿った断面図、(d)は
(c)のD部を拡大して示す部分図である。
【図3】図3は上記内視鏡先端保持具を側視型内視鏡に
装着した状態を、先端部分を拡大して示す平面図であ
る。
【図4】(a)は内視鏡に装着された上記先端保持具の
バル−ン部を示す断面図、(b)は(a)に示すバル−
ン部の正面図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施例に係わる内視鏡先
端保持具のバル−ン部の膨脹状態を示す断面図、(b)
は(a)のFF線に沿った断面図、(c)は(a)のG
G線に沿った断面図である。
【図6】図6は本発明の第3実施例に係わる内視鏡先端
保持具のバル−ン部における非膨脹部を示す断面図であ
る。
【図7】図7は本発明の内視鏡先端保持具が装着可能な
造影チュ−ブを示す部分断面図である。
【図8】図8は従来の側視型内視鏡を用いてステントを
胆管内に挿入する様子を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10…内チュ−ブ、11…内腔、12…外チュ−ブ、1
5…中間部、18…非膨脹部、26…内視鏡、28…挿
入部。
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図4(a)は内祖鐙26に装着された先端
保持具2におけるバルーン部4の膨脹状態を示し、
(b)はバルーン部4の正面を示している。図2に示す
二方活栓6のストップコック34を開き、口金36に注
射筒38を取付け、流体として例えば空気を注入する
と、図4に示すようにバルーン部4の非膨脹部18を残
して膨脹部20が膨脹する。また、この状態でストップ
コック34を閉じると、流路管8と注射筒38とが遮断
され、一方、ストップコック34を開き、注射筒38で
膨脹部20内の空気を吸引することにより、膨脹部20
を収縮させることができる。次に図1を参照しながら、
第1の実施例に係わる内視鏡先端保持具を用いた胆管狭
窄部へのステントの挿入について説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、二方活栓の代わりとして、三方活栓
や、弁機構付の口金、あるいは手元側にてバルーン膨脹
の有無が確認できるパイロットバルーン付の口金等を用
いても良い。次に、図7を参照しながら本発明の内視鏡
先端保持具の適用により、胆管または膵管内に挿入され
造影チューブについて説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】図7は本発明の内視鏡先端保持具の適用によ
り、胆管または膵管内に挿入される造影チューブを示す
部分断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内視鏡の挿入部が挿入固定可能な内腔を
    有する内チュ−ブと、この内チュ−ブの前端部と後端部
    に固定された外チュ−ブとを備え、この外チュ−ブは前
    記内チュ−ブと外チュ−ブの間に流体を供給することに
    より、径方向に膨脹する中間部を有している内視鏡先端
    保持具において、前記外チュ−ブの中間部における一部
    分を前記内チュ−ブに固定して非膨脹部を設けたことを
    特徴とする内視鏡先端保持具。
JP3020173A 1991-02-13 1991-02-13 内視鏡先端保持具 Withdrawn JPH053851A (ja)

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