JPS6392359A - すり割型先端マ−カ付きカテ−テルとその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に医療器、さらに詳しくは透視的に可視
の先端マーカをもつ血管形成用カテーテルおよび該カテ
ーテルの製造方法に関する。

透視的に可視の先端マーカは拡大カテーテルなどの位置
をそれらの患者の血管シスデム内に挿入されたときに監
視することができる。そのようなマーカは、一般に、カ
テーテルの先端部分（こ取りつけられた放射線不透過性
材料の１つ以」二のバンドから成る。不幸にして、これ
らのバンドは、カテーテルの他の機能を阻害せずには装
着てきない。

一般に、本発明の目的は、新規かつ改良されたカテーテ
ル、および該カテーテルの製造方法を提供することであ
る。

本発明の他の目的は、先端マーカが容易に装着できかつ
カテーテルの他の機能を妨げない」１記特徴をもつカテ
ーテルおよびその製造方法を提供することである。

上記および他の目的は、３６０°より小さい弧長をもつ
放射線不透過性材料の半円筒形スリーブを含む先端マー
カを提供することによって達成された。本発明によるカ
テーテルの一実施例において、先端マーカは、内側チュ
ーブ部材の周りに配置され、かつ外側チューブ部材が、
先端マーカを両チューブ間にはさんて取イ・１けた状態
で内側チュ−ブ部材に接着されている。この特別の実施
例において、外側チューブ部材は、膨張可能な気裏、お
よび気裏からマーカスリーブの対向縁部間に形成された
すき間を通ってカテーテル先端に延びる通気孔を含む。

図面を参照して、以下に本発明を説明する。

第１図に示すように、先端マーカ１０は、放射線不透過
性材料の大むね半円筒形スリーブ１１を含み、その弧長
は３６０°未満で、スリーブの対向縁部１３間にすき間
１２が形成されている。この好適実施例の１つでは、ス
リーブは弧長が２７０゜で、すき間が９０°である。し
かし、このスリーブは、１８０°と３６０°との間で任
意の、所望の弧長を採用できる。

気裏式拡大カテーテルに使用するこの発明の一実施例に
おいて、スリーブは金で造られ、がっその長さは０．０
４０〜０．０４５ｉｎ（１，０１６〜１．１４３ｍｌ１
１）、壁厚は０．００３ｉｎ（０，０７６２ｍｍ）のそ
れぞれのオーダであり、かつマーカが装着されるカテー
テルまたは他の機器の直径に相当する内径を有している
。半円筒形スリーブは円筒形スリーブから造りこのスリ
ーブの側壁の一部分を切除することによって形成されて
いることが好適である。

第２図〜第３図に示されたカテーテルは、案内ワイヤを
受入れるための軸方向に延びる管腔１７をもつ内側チュ
ーブ部材または軸１６を含む。この軸の先端の近くに膨
張可能な気裏１８が軸に′取りつけられている。図示の
実施例において、気裏は、気裏自身を形成する膨張可能
な部分をカテーテルの全長にわたって延設したチューブ
部材を含む。外側チューブ部材の先端部分１９は、内側
チューブ部材の先端部分に接着されて、気裏室の先端を
密封する。外側チューブ部材の近位端部分は、内側チュ
ーブ部材から同軸方向に隔たり、気裏を膨張および収縮
するための環状通路を形成する。

気裏の先端部分とカテーテルの先端部分との間に細い通
気孔２４が長さ方向に延び、滞留ガスを気裏から排除す
るのに用いられる。この通気孔は、ガスの分子を通過さ
せるに足るだけの大きさであるが液体の通過は許さない
小ささのサイズをもつ。

典型的に、この通気孔！、１０．０００６ｉｎ（０，０
１５ｎ＋ｍ）のオーダの直径をもち、図示の実施例では
チューブ部材１６　、１９の接合部に形成されている。

第１図に示された形式の先端マーカ１０は、カテーテル
の先端の近くに配設されている。このマーカはチューブ
部材］、　６　、１９間に配置され、通気孔２４はマー
カスリーブの対向縁部間のすき間を貫通している。

第２のマーカ２６が気裏１８の中央部に向って内側チュ
ーブ部材１６に装着されている。このマーカは、金のよ
うな放射線不透過性材料のバンドを含む。

好適な一製造方法において、すり割型先端マーカスリー
ブ１１が内側チューブ部材１６の先端の近くに配置され
かつその部材のまわりに緊締されて一時的に位置づけら
れる。マーカ２６は内側チューブ部材上に配設されかつ
接着などによる適切な方法で固着される。タングスデン
ワイヤのような長さ方向に延びるマンドレル（不図示）
が、スリーブ１１の対向縁部間でチューブ部材の外側面
に一時的に取りつＩｆられて通気孔２４を形成する。つ
ぎに、外側チューブ部材１９が内側チューブ部材上に配
置され、かつこれらのチューブ部材の先端部分は熱シー
ルによって合体接合されて気裏の先端を閉塞しかつ両部
材間に先端マーカスリーブを把捉する。タングスデンワ
イヤのマンドレルが、つぎに通気孔を形成するために除
去される。

このカテーテルの作用および使用方法はつぎのとおりで
ある。カテーテルは、管腔１７を貫通ずる案内ワイヤ（
不図示）に沿って患者の血管システム内に配置される。

カテーテルおよび気裏の先端の位置は、マーカ１０．２
６によって透視的に観測できる。気裏を膨張するために
環状通路２２を通って気裏１８内に加圧流体が導入され
、気層内に滞留しているガスを通気孔２４から押出す。

本発明は、多くの重要な特徴と利点をもつ。ずり割り型
マーカスリーブは、普通のマーカが使用できない場所に
用いることができる。このマーカは気層用の通気孔のよ
うな他の機能を妨げない。

さらに、カテーテルが組立てられている間、−時的にス
リーブを一時的に所定位置に保持するように緊締される
。

」二連の説明から、新規かつ改良されたカテーテル、先
端マーカおよび該カテーテルの製造方法が提供されたこ
とが明らかである。

甲に好適実施例について以上のように説明したが、当業
者には明らかなように、特許請求の範囲から逸脱せずに
、種々の変形および改変態様が実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による先端マーカの一実施例の斜視図
、第２図は、本発明による先端マーカをもつ拡大カテー
テルの一実施例の一部破断した部分斜視図、第３図は、
第２図の実施例の部分中心断面図である。 図中の符号 １０・・・先端マーカ　　　　１１・・・スリーブ１２
・・・すき間　　　　　　１−３・・・端縁部１６・・
・内側チューブ部材　１７・・・内腔１８・・・気裏 一日− １９・・・外側チューブ部材　２２・・・環状通路２４
・・・通気孔　　　　　　２６・・・先端マーカを示す
。 代理人　弁理士（８１０７）佐々木　清隆手続補正書（
烈） 昭和６２年１０月／を日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、血管形成用カテーテルにおいて、 細長い可撓軸と、 前記軸の先端に向って該軸に取りつけられた膨張可能な
   気■と、 前記気■から前記軸の先端に延びる通気孔と、前記気■
   と前記軸の先端間に取りつけられた３６０°未満の弧を
   もちかつ前記弧の対向縁部間に長さ方向に延びるすき間
   を有し、かつ該すき間を通って通気孔が延びる放射線不
   透過性材料で造られた半円筒形スリーブとを含むカテー
   テル。 ２、前記スリーブが２７０°のオーダの弧長をもつ特許
   請求の範囲第１項記載のカテーテル。 ３、前記スリーブが金で造られている特許請求の範囲第
   １項記載のカテーテル。 ４、前記気■の先端部分が前記軸の外側面にみ着けられ
   ている特許請求の範囲第１項記載のカテーテル。 ５、内側チューブ部材と、外側チューブ部材と、１８０
   °より大きくかつ３６０°よりも小さい弧長を有する放
   射線不透過性材料の大むね半円筒形スリーブをもつ血管
   形成用カテーテルの製造方法において、 スリーブを内側チューブ部材上に配置し、 スリーブを所定位置に保持するために内側チューブ部材
   周りに緊締し、 外側チューブ部材を内側チューブ部材およびスリーブ上
   に配置し、および 内側チューブ部材と外側チューブ部材を、それらの間に
   スリーブを差しはさんで合体接着する工程を含む血管形
   成用カテーテルの製造方法。 ６、前記２つのチューブ部材が熱シールによって接合さ
   れた特許請求の範囲第５項記載の方法。 ７、スリーブの対向縁部間のすき間で内側チューブ部材
   上に長さ方向に延びるマンドレルを配置し、および ２つのチューブ部材が合体接着されたのちに前記マンド
   レルを引抜いてチューブ部材間に長さ方向に延びる通路
   を形成する工程を含む特許請求の範囲第５項記載の方法
   。 ８、血管形成に用いるカテーテルの先端を識別するマー
   カにおいて、 該カテーテルの先端部分に取りつけられかつ該部分周り
   に緊締される１８０°よりは大きくかつ３６０°よりは
   小さい弧長をもつ放射線不透過性材料の半円筒形スリー
   ブを有するマーカ。 ９、前記スリーブが金で造られている特許請求の範囲第
   ８項記載のマーカ。 １０、前記スリーブが２７０°のオーダの弧長をもつ特
   許請求の範囲第８項記載のマーカ。