JPH0538377A - パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコ玉検知装置およびパチンコゲーム機

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JPH0538377A
JPH0538377A JP3197934A JP19793491A JPH0538377A JP H0538377 A JPH0538377 A JP H0538377A JP 3197934 A JP3197934 A JP 3197934A JP 19793491 A JP19793491 A JP 19793491A JP H0538377 A JPH0538377 A JP H0538377A
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一成 川島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マトリクスセンサの送信回路および受信回路を
パチンコゲーム機内に収納するとき、特別の収納設備を
必要とせず、設備費がかからないパチンコ玉検知装置お
よびパチンコゲーム機を提供する。 【構成】パチンコ玉検知装置は、パチンコゲーム機10
の盤面11に沿って取付けられる。パチンコ玉検知装置
は、マトリクスセンサ20と送信・受信ボード171と
を有する。送信・受信ボード171は、取付基板171
aの上に送信回路40と受信回路50とを有する。受信
回路50は複数のCTトランス51を介して各受信線2
6から信号を順次受信する。各CTトランス51は取付
基板171aの上に1列に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ玉検知装置お
よびパチンコゲーム機に関し、特に、パチンコゲーム機
の盤面でパチンコ玉を検知するものに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技者の弾く、パチンコ玉の打玉、アウ
ト孔に入ったアウト玉、セーフ孔に入った玉等を各パチ
ンコゲーム機について正確に把握することは、遊技場の
利益管理や顧客管理の上で非常に重要である。
【0003】このため、パチンコゲーム機の通過経路で
パチンコ玉の通過を検知する従来技術として、特開平2
−279186号公報に開示されたものがある。
【0004】すなわち、同公報には、ガラス基板に送信
コイル行群と受信コイル列群とをクロス方向に並べてマ
トリクスセンサを構成し、マトリクスセンサをパチンコ
ゲーム機の盤面に沿って添設し、送信単位と受信単位と
の重畳部分のインピーダンス変化によりパチンコ玉を感
知する技術が開示されている。
【0005】送信コイル行群には、送信回路が所定の周
波数の信号を順次送信し、受信回路が送信回路と同期し
て受信コイル列群から信号を順次受信するようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、パチンコゲーム機でノイズが発生してい
るため、その影響によりマトリクスセンサで誤検出を生
じたり、マトリクスセンサの感度特性が不均一になった
りするという問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、マトリクスセンサでの誤検出を防止
するとともに、感度特性の均一化を図ることができるパ
チンコ玉検知装置およびこのようなパチンコ玉検知装置
を取り付けたパチンコゲーム機を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 パチンコゲーム機の盤面に沿って取付けられるパチ
ンコ玉検知装置であって、マトリクスセンサと、送信・
受信ボードとを有し、前記マトリクスセンサは、複数の
並列した折り返し状の送信線をガラス基板の片面に配置
し、パチンコ玉の接近により電磁特性が変化する複数の
並列した折り返し状の受信線を、前記送信線と交差方向
で電磁的に結合させて前記ガラス基板の反対面に配置し
て面状に構成され、各送信線と各受信線との包囲部に検
知単位を有し、前記送信・受信ボードは取付基板の上に
送信回路と受信回路とを有し、前記送信回路は各送信線
に所定の周波数の信号を順次送信する構成を有し、前記
受信回路は各受信線に対応する複数のCTトランスを有
し、前記送信回路と同期し、各CTトランスを介して各
受信線から信号を順次受信する構成を有し、各CTトラ
ンスは前記取付基板の上に1列に配置されていること
を、特徴とするパチンコ玉検知装置。
【0009】2 送信コネクタと、受信コネクタとを有
し、前記送信コネクタは各送信線の送信端子と前記送信
回路とを接続し、前記受信コネクタは各受信線の受信端
子と前記受信回路とを接続し、前記CTトランスの列
は、前記取付基板の上で前記送信コネクタより前記受信
コネクタ寄りに配置されていることを特徴とする1項記
載のパチンコ玉検知装置。
【0010】3 1項または2項記載のパチンコ玉検知
装置を盤面に沿って前面ガラスの取付枠に取付けたこと
を特徴とするパチンコゲーム機に存する。
【0011】
【作用】パチンコ玉検知装置では、送信回路から複数の
折り返し状の送信線に所定の周波数の信号を順次送信し
磁界を発生させると、その送信線と電磁的に結合した受
信線には相互誘導作用により起電力が発生する。このと
き、パチンコ玉がマトリクスセンサに接近すると、パチ
ンコ玉の表面にはマトリクスセンサによる磁束を打ち消
す方向に渦電流が発生する。
【0012】送信線は、その渦電流の影響でインピーダ
ンスが変化して電流を変化させ、これに応じて、受信線
は、起電力の大きさを変化させる。送信・受信ボードに
取付けられた受信回路は、送信回路と同期し、各受信線
から信号を受信する。これにより、電磁特性が変化した
送信線と受信線とを検出して、その交差位置からマトリ
クスセンサでのパチンコ玉の位置を座標として把握する
ことができる。
【0013】受信回路は、CTトランスを介して各受信
線から信号を順次受信する。各CTトランスは、マトリ
クスセンサと絶縁して受信信号を増幅させる。このた
め、OPアンプにより受信信号を増幅させる場合に比べ
て小型であり、さらに、パチンコゲーム機で発生するノ
イズの影響を受けない。
【0014】また、各CTトランスは、取付基板の上に
1列に配置されており、偏って配置される場合に比べて
CTトランス間の干渉が少なく、感度特性の均一化が図
られる。
【0015】CTトランスの列が受信コネクタ寄りに配
置されている場合には、送信コネクタ寄りに配置される
場合に比べて、感度特性の均一化が図られる。
【0016】パチンコゲーム機では、パチンコ玉検知装
置により、盤面でのパチンコ玉の動きを座標の変化とし
て追うことができ、ゲームの進行を監視し、打玉、アウ
ト玉、入賞役物装置のセーフ玉の状況を知り、打ち止め
管理や不正による異常のチェックをしたり、釘調整等の
データとして利用したりすることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の一実施例につ
いて説明する。図1〜図18は本発明の一実施例を示し
ている。図2に示すように、パチンコゲーム機10は、
盤面11に案内レール12に沿ってパチンコ玉を打込む
ようになっており、その盤面11は案内レール12の内
側がゲーム域をなしている。
【0018】このゲーム域には、パチンコ玉を弾く多数
の釘13,13…が打ち込まれ、諸所にセーフ孔14
a,14a…が開設され、上流から下流の間の盤面中央
部に入賞役物装置14bが設けられ、ゲーム域の下端に
アウト孔15が開設されている。
【0019】入賞役物装置14bは、入賞により変動し
て多数のパチンコ玉をセーフ玉とする装置である。パチ
ンコゲーム機10の前面にはパチンコ玉の打ち出し操作
をする打ち出しハンドル33と、出玉を受け取る玉皿3
4とが設けられている。
【0020】図3に示すように、パチンコゲーム機10
の正面には、取付枠80が開閉自在に設けられている。
取付枠80には、2枚の前面ガラスが取付けられてい
る。2枚の前面ガラスは、外側を覆う表面ガラス体16
と、内側であって盤面側である内側ガラス体17とによ
り構成される。表面ガラス体16と内側ガラス体17と
は、取付枠80が閉じたとき、図6に示すように、盤面
11に沿って盤面11を覆うようになっている。
【0021】図4に示すように、内側ガラス体17は、
ほぼ正方形の2つの下隅部を切欠いた形状を有してい
る。マトリクスセンサ20は、図7に示すように、内側
ガラス体17をガラス基板として面状に構成されてお
り、表面ガラス体16と盤面11との間に設けられてい
る。
【0022】図9に示すように、マトリクスセンサ20
では、1本の送信線22が折返部61でUターンした平
行の折り返し状(またはループ状)となるようにして、
複数の送信線22を構成し、これらが一方向に並列して
内側ガラス体17の片面に配置して取付けられている。
【0023】また、複数の受信線26も、同様に、1本
の受信線26がUターンして平行の折り返し状(または
ループ状)となるようにして、複数の受信線26を構成
し、これらが一方向に並列して内側ガラス体17の反対
面に配置して取付けられている。送信端子23および受
信端子27は、パチンコゲーム機に取り付けたときの内
側ガラス体17の上下関係でその下端に集中して配置さ
れている。
【0024】各受信線26は、各送信線22と電磁的に
結合し、パチンコ玉の接近により電磁特性が変化するよ
う各送信線22に対する面平行位置に直角の交差方向で
配置され、内側ガラス体17を基板とする各送信線22
と各受信線26とで面状のマトリクスセンサ20が構成
されている。
【0025】図7の正面図で、交差する各送信線22と
各受信線26とにより囲まれる正方形状の各包囲部は、
電磁特性値たるインピーダンス変化によりパチンコ玉を
感知する検知単位20a,20a…をなしている。
【0026】図8の(A)に内側ガラス体17の拡大断
面図を、(B)に(A)で破線により丸く囲んだ部分の
拡大図を示す。内側ガラス体17は、受信線26(図7
に示す)のための保護シートである内部保護ガラス板1
7a、受信側ガラスベース基板17b、送信側ガラスベ
ース基板17c、送信線22(図7に示す)のための保
護シートである外側ガラス板17dの4重積層の構成を
有している。
【0027】内側ガラス体17は、代表的に縦の長さa
が367mm±10mm、横の長さbが405mm±10mmの
大きさの四角形状を有するガラス基板であって、3.0
〜3.5mmの厚さを有している。内部保護ガラス板17
aと外側ガラス板17dとは、受信側ガラスベース基板
17bおよび送信側ガラスベース基板17cより縦の長
さが短く、内側ガラス体17は、下端17pが露出して
いる。
【0028】内部保護ガラス板17aと受信側ガラスベ
ース基板17bとの間には、複数の並列した折り返し状
の受信線26が挾装され、送信側ガラスベース基板17
cと外側ガラス板17dとの間には、複数の並列した折
り返し状の送信線22が挾装されている。
【0029】従って、内側ガラス体17は、送信側ガラ
スベース基板17cの一方の面上に送信線22を透明接
着剤層18aにより貼り合わせて配置し、その上を覆う
ように外側ガラス板17dを透明接着剤層18bにより
貼り合わせ、受信側ガラスベース基板17bの他方の面
上に受信線26を透明接着剤層18cにより貼り合わせ
て配置し、その上を覆うように内部保護ガラス板17a
を透明接着剤層18dにより貼り合わせ、送信側ガラス
ベース基板17cの他方の面と、受信側ガラスベース基
板17bの他方の面とを透明接着剤層18eにより貼り
合わせて構成される。
【0030】複数の送信線22の表側である外側ガラス
板17dの表面の全面上には、シールド用の透明導電膜
が添設されている。透明導電膜は、酸化インジウム
(I.T.O.)の膜あるいは酸化スズの膜等により形
成される。
【0031】図7に示すように、四角形状の送信側ガラ
スベース基板17cは、その縦方向の一辺に沿って細長
いフレキシブルプリント基板(FPC)から成る送信側
折返基板19aを接着し、縦方向の反対側の辺と下端の
辺の一部に沿って同じくフレキシブル基板から成るL字
状の送信側引回基板19bを接着している。
【0032】送信側折返基板19aは、図9に示すよう
に、銅箔から成る導電体パターンにより複数、具体的に
は32本の弧状の折返部61を一列に形成し、図10に
示すように、各折返部61の一端61aにワイヤ62の
一端62aを半田63を用いた半田付けまたは溶接によ
り接続している。
【0033】反対側の送信側引回基板19bは下端の一
部が突出しており、その突出部には、図11に示すよう
に、その縁上に、辺の一部に沿って、銅箔から成る導電
体パターンにより複数、具体的には64本の縦方向にの
びる外部接続用の送信端子23が形成されている。
【0034】各送信線22の端子側は、各送信線22の
送信端子23と各送信端子23への引回部64とを有し
ている。各送信端子23への引回部64は、導電体パタ
ーンにより送信側引回基板19bに形成され、各送信端
子23から送信側引回基板19bに沿ってのびている。
【0035】各折返部61の一端61aからのびるワイ
ヤ62の他端62bは、ワイヤ62に張りを持たせ、対
応する端子側の引回部64の始点64aに、半田63を
用いた半田付けまたは溶接により接続して、引回部64
を介して送信端子23に接続されている。なお、引回部
64は、高周波障害を除去するため、2本の直線部分を
円弧部64Rで接続している。
【0036】同様に、四角形状の受信側ガラスベース基
板17bは、その横方向の上端の一辺に沿って受信側折
返基板29aを接着し、横方向の下端の辺の一部に沿っ
て細長い受信側引回基板29bを接着している。受信側
折返基板29aは、送信側折返基板19aと同様に、銅
箔から成る導電体パターンにより複数、具体的には32
本の弧状の折返部61を形成し、各折返部の一端61a
にワイヤ62の一端62aを半田63を用いた半田付け
または溶接により接続している。
【0037】反対側の受信側引回基板29bは図13に
示すように下端の一部が突出しており、その突出部に
は、その縁上に、辺の一部に沿って、送信側ガラスベー
ス基板17cに受信側ガラスベース基板17bを貼り合
わせたとき、互いに重ならない非対向位置に、銅箔から
成る導電体パターンにより複数、具体的には64本の縦
方向にのびる外部接続用の受信端子27が形成されてい
る。
【0038】各受信線26の端子側は、各受信線26の
受信端子27と各受信端子27への引回部64とを有し
ている。各受信端子27への引回部64は、導電体パタ
ーンにより受信側引回基板29bに形成され、各受信端
子27から受信側引回基板29bに沿ってのびている。
【0039】各折返部61の一端61aからのびるワイ
ヤ62の他端62bは、ワイヤ62に張りを持たせ、対
応する端子側の引回部64の始点64aに、半田63を
用いた半田付けまたは溶接により接続して、引回部64
を介して受信端子27に接続されている。
【0040】送信線22と受信線26とは、このよう
に、各折返基板19a,29aに形成された各折返部6
1と、各引回基板19b,29bに形成された各引回部
64と、各ワイヤ62と、送信線22の端部をなす送信
端子23、受信線26の端部をなす受信端子27とによ
り構成されている。
【0041】通常のパチンコゲーム機10に好適なマト
リクスセンサ20のパターンは、送信線22が32行、
受信線26が32列で、検知単位20aの個数が合計1
024個のパターンである。なお、図7では、外側以外
のパターンを省略して図示している。
【0042】送信線22,受信線26を構成するワイヤ
の太さは、好適に25μm〜30μmの値に設定され
る。本実施例の場合、図7に示すように、送信端子23
および受信端子27の全体の幅c,dは、それぞれ12
6mmであり、また、図9に示すように、送信側折返基板
19aの縦方向に伸びる部分の幅eは、10mm以下、送
信側引回基板19bの縦方向に伸びる部分の幅fは、2
2mm以下に形成される。また、図11に示すように、送
信端子23および受信端子27のそれぞれ1本の幅g
は、1.5mmである。
【0043】図12および図13に示すように、マトリ
クスセンサ20には、受信側ガラスベース基板17bお
よび送信側ガラスベース基板17cの下端部に、コネク
タ取付板66が設けられている。コネクタ取付板66
は、押え部66aにより内側ガラス体17の下端17p
を両側から挟んで、内側ガラス体17に一体的に固定さ
れている。
【0044】コネクタ取付板66は、ステンレス製であ
って、内側ガラス体17の幅でそれに沿って下方に延
び、片面がマトリクスセンサ20の内部保護ガラス板1
7aと同一面上に配置されている。コネクタ取付板66
は、表面ガラス体16側となる反対面に、突出する固定
部66bを有している。固定部66bは、クランク状に
曲がった板状部材であり、下端がコネクタ取付板66に
取付けられている。固定部66bの上端には、固定孔が
形成されている。
【0045】コネクタ取付板66には、図7に示すよう
に、送信端子23および受信端子27に対応する位置に
送信コネクタ67aと受信コネクタ67bとが固定され
ている。送信コネクタ67aは各送信線22の送信端子
23に接続され、受信コネクタ67bは各受信線23の
受信端子27に接続されている。
【0046】図5に示すように、マトリクスセンサ20
の内側ガラス体17は、下端17pに送信・受信ボード
171を取付けている。送信・受信ボード171は、表
面ガラス体16とマトリクスセンサ20との間に配置さ
れている。送信・受信ボード171は、両面実装のプリ
ント基板により構成される取付基板171aを備えてい
る。取付基板171aは、横方向に細長い基板である。
取付基板171aは、両面実装基板により構成されるた
め、送信・受信ボードをコンパクトにしている。
【0047】取付基板171aには、送信回路40と、
受信回路50と、送信コネクタ67aおよび受信コネク
タ67bとそれぞれ接続する2つの接合コネクタ37と
が取り付けられている。取付基板171aは、長さ方向
に離れた2個の貫通孔171bを有している。
【0048】送信回路40はマトリクスセンサ20の複
数の送信線22に所定の周波数の信号を順次送信する回
路であり、受信回路50は送信回路40と同期して複数
の受信線26から信号を順次受信する回路である。送信
回路40による送信線22への電圧波形としては、周波
数1〜1.3MHzの0Vを中心とした連続のサイン波
が好適である。
【0049】送信コネクタ67aおよび受信コネクタ6
7bと各接合コネクタ37とは、互いに接続することに
より、内側ガラス体17の下端17pに送信・受信ボー
ド171を取付け、送信端子23を送信回路40に接続
し、受信端子27を受信回路50に接続するようになっ
ている。
【0050】図12および図13に示すように、送信・
受信ボード171を覆うように、マトリクスI/O ケース
35が設けられている。マトリクスI/O ケース35は、
取付基板171aの各貫通孔171bに対応する位置に
凹部35aを有し、各凹部35aに貫通する取付孔を有
している。マトリクスI/O ケース35は、送信・受信ボ
ード171をコネクタ取付板66の固定部66bとの間
に挟んで配置されている。
【0051】ビス36が、各取付孔、各貫通孔171b
および固定部66bに挿入され、固定部66bとの間に
マトリクスI/O ケース35と送信・受信ボード171と
ワッシャ39とを挟んでナット38と螺合することによ
り固定部66bに取付けられている。凹部35a側にあ
る各ビス36の端部36aは、マトリクスI/O ケース3
5より突出しないよう、凹部35a内に納められてい
る。
【0052】パチンコ玉を検知するためのパチンコ玉検
知装置を構成する信号処理システムは、図14〜図18
に示すとおりである。図14に示すように、マトリクス
センサ20は、マトリクスI/O 送信・受信ボード171
を介してCPUメモリコントロールボード172の統御
下にある。CPUメモリコントロールボード172は、
データ処理装置を構成し、通信回線179で通信可能と
なっている。また、CPUメモリコントロールボード1
72は、CPUユニット30がRAMカード173から
監視ポイントを読込むためのインターフェース部176
を有している。
【0053】カード173は、パチンコ玉の監視ポイン
トを読出し可能に記憶し、インターフェース部176に
着脱可能な監視メモリのメモリカードである。カード1
73は、パチンコゲーム機10の盤面に設けられたセー
フ孔14a,14a…および打玉検出位置やアウト孔1
5の位置のデータや、セーフ孔14a,14a…および
アウト孔15に入るパチンコ玉の検出アルゴリズム等が
監視データとして記録されている。なお、カードとして
は、RAMカード、マスクROM、EPROM、ワンタ
イムROM等を用いることができる。
【0054】CPUメモリコントロールボード172に
接続されているオプション174は、パチンコゲーム機
10の盤面11と内側ガラス体617との間で動き回る
パチンコ玉の軌跡を記録するための装置である。記録さ
れたデータは、パチンコ玉の軌跡を解析するためのソフ
トウェアを組み込んだコンピュータにかけられて演算処
理され、パチンコ遊技場(ホール)で必要なデータを得
ることができる。
【0055】送信回路40は、図15に示すように、送
信コネクタ41と、送信コネクタ41に接続した増幅器
42およびチャンネル切替ロジック43と、増幅器42
およびチャンネル切替ロジック43に接続したアナログ
マルチプレクサ44と、アナログマルチプレクサ44に
接続するとともに、送信コネクタ67aを介して複数、
具体的には32回路の送信線22側にそれぞれ接続した
32個のPNP+NPNのトーテムポールドライバ45
とにより構成されている。
【0056】チャンネル切替ロジック43は、カウンタ
IC43aを有効に利用して、クロック用とリセット用
との2本の制御線で動作を行なうものである。
【0057】受信回路50は、図16に示すように、受
信コネクタ67bを介して複数、具体的には32回路の
受信線26側にそれぞれ接続した32個のCTトランス
(変流器)51と、CTトランス51に接続したアナロ
グマルチプレクサ52と、アナログマルチプレクサ52
に接続した増幅器53およびチャンネル切替ロジック5
4と、増幅器53およびチャンネル切替ロジック54に
接続した受信コネクタ55とにより構成されている。従
って、受信回路50は、各CTトランス51を介して各
受信線26から信号を受信するようになっている。
【0058】CTトランス51は、図1に示すように、
送信・受信ボード171の取付基板171aの上縁に沿
って1列に配置されている。このCTトランス51の列
は、取付基板171aの上で送信コネクタ67aの接合
コネクタ37より受信コネクタ67bの接合コネクタ3
7寄りに配置されている。
【0059】CTトランス51は、各受信線26とアナ
ログマルチプレクサ52とを絶縁するとともに、各受信
線26からの信号を10倍に増幅するものである。アナ
ログマルチプレクサ52は各CTトランス51から信号
を順次受信するものであり、増幅器53はアナログマル
チプレクサ52からの信号を増幅するものである。チャ
ンネル切替ロジック54は、送信回路40のチャンネル
切替ロジック43と同様の部材である。
【0060】図17に示すように、CPUメモリコント
ロールボード172は、送信側では、CPUユニット3
0に接続したCPUコネクタ46と、CPUコネクタ4
6を介してCPUユニット30からのスタート信号に応
じて送信クロックを送るシーケンス制御回路47と、送
信クロックを受けて送信信号を送るバンドパスフィルタ
48と、送信信号を増幅して送信コネクタへ送る増幅器
49とを有している。また、CPUメモリコントロール
ボード172は、受信側では、受信コネクタ55からの
受信信号を増幅する増幅器71と、増幅信号を受けるバ
ンドパスフィルタ72と、バンドパスフィルタ72から
の受信信号を受ける全波整流・増幅器73と、全波整流
・増幅器73からの受信信号を受ける2段のローパスフ
ィルタ74a,74bと、ローパスフィルタ74bから
の受信信号を受け、シーケンス制御回路47により制御
されてデジタルデータを双方向RAM76に送るA/D
コンバータ75と、そのデジタルデータを受け、シーケ
ンス制御回路47により制御されて受信データを書込
み、CPUコネクタ46からの読出信号に応じて受信デ
ータをCPUコネクタ46を介してCPUユニット30
に送る双方向RAM76とを有している。
【0061】双方向RAM76は、受信回路50からの
信号に基づいて、パチンコ玉の位置を各送信線22と各
受信線26とによる検知単位20aの検知データとして
記憶するメモリであって、内部にカウンタを持ってお
り、パチンコ玉のマトリックスデータの処理は、すべて
そのカウンタにより行なっている。さらに、CPUメモ
リコントロールボード172は、電源ユニット77を有
している。
【0062】CPUユニット30は、カード173の監
視領域データを読込むとともに、双方向RAM76の検
知データを読込み、検知データをパチンコ玉の監視領域
データと対応させてパチンコ玉を監視するようになって
いる。
【0063】次に作用を説明する。CPUユニット30
からのアドレス信号およびコントロール信号は、CPU
コネクタ46を経て、マトリクスセンサ20に伝達され
る。
【0064】マトリクスセンサ20では、送信側で、シ
ーケンス制御回路47がスタート信号を受け、16MH
zの原振クロックを必要に応じて分周して送信クロック
を出力する。シーケンス制御回路47からの送信クロッ
クは、バンドパスフィルタ48によりデジタル信号から
アナログ信号へと波形整形された後、増幅器49により
増幅され、送信コネクタ41へと送られる。
【0065】さらに、送信信号は、送信回路40で増幅
器42により増幅される。アナログマルチプレクサ44
は、チャンネル切替ロジック43により切替えられたチ
ャンネルで、トーテムポールドライバ45を順次動作
し、それによりトーテムポールドライバ45は、増幅器
42により増幅された信号を所定の周期で送信線22に
順次出力するものである(図18ステップ91参照)。
【0066】マトリクスセンサ20では、送信回路40
から複数の折り返し状の送信線22に所定の周波数の信
号を順次送信し磁界を発生させると、その送信線22と
電磁的に結合した受信線26には、相互誘導作用により
起電力が発生する。このとき、金属であるパチンコ玉が
マトリクスセンサ20の検知単位20aに接近すると、
パチンコ玉の表面にはマトリクスセンサ20による磁束
を打ち消す方向に渦電流が発生する。送信線22は、そ
の渦電流の影響でインピーダンスが変化して電流を変化
させ、これに応じて、受信線26は起電力の大きさを変
化させる。
【0067】受信側では、受信回路50は、シーケンス
制御回路47により送信回路40と同期し、各CTトラ
ンス51を介して各受信線26から信号を順次受信す
る。図16に示すように、複数の受信線26にあらわれ
る電磁特性値たる電流が、CTトランス51により10
倍に増幅される。CTトランス51により増幅を行なう
ため、それだけ受信側の増幅器の増幅度を大きくする必
要がなくなる。
【0068】各CTトランス51は、金属センサを構成
するマトリクスセンサ20の各受信線26と受信回路5
0のアナログマルチプレクサ52とを絶縁させて、受信
信号を増幅する。各CTトランス51は、パチンコゲー
ム機10から受信回路50にノイズが入るのを防止し、
パチンコゲーム機で発生するノイズの影響を受けないよ
うにする。
【0069】また、各CTトランス51は、取付基板1
71aの上に1列に配置されており、偏って配置される
場合に比べて各CTトランス51の間の干渉が少なく、
感度特性の均一化が図られる。さらに、CTトランス5
1の列が受信コネクタ67b寄りに配置されているた
め、送信コネクタ67a寄りに配置される場合に比べ
て、感度特性の均一化が図られる。
【0070】CTトランス51は、OPアンプを用いた
場合に比べて、OPアンプ自体によるノイズや直流ドリ
フトの発生を防止することができ、受信信号の検出精度
を良くすることができる。OPアンプは、CTトランス
に比べて一般に大型であり、また、OPアンプでCTト
ランスと同じ程度の精度を得ようとすると、高価なもの
となってしまう。
【0071】これに対し、CTトランス51は、OPア
ンプに比べて小型で、構成が簡単であり、受信回路50
でCTトランス51を用いることによって、マトリクス
I/O送信・受信ボード171およびパチンコ玉検知装置
を小型のものとすることができる。
【0072】なお、マトリクスI/O 送信・受信ボード1
71は、CTトランス51とアナログマルチプレクサ5
2と増幅期53とを主とした簡単な構成とすることによ
り、小型化を図り、引出し線数を少なくしている。
【0073】アナログマルチプレクサ52は、CTトラ
ンス51を経た各受信線26からの信号を、チャンネル
切替ロジック54により切替え、所定の周期で順次出力
するものである。アナログマルチプレクサ52からの信
号は、増幅器53により100倍に増幅される(図18
ステップ92参照)。
【0074】受信信号は、受信コネクタ55、増幅器7
1、バンドパスフィルタ72を経て、増幅および検波が
行なわれる。バンドパスフィルタ72からの受信信号
は、アナログ信号となっており、このアナログ信号は、
全波整流・増幅器73で波形整形が行なわれる。その全
波整流・増幅器73からの信号は、ローパスフィルタ7
4a,74bで積分処理により平均化が行なわれる。
【0075】次に、受信信号は、A/Dコンバータ75
に送られる。A/Dコンバータ75は、例えば12ビッ
ト等所定のビット単位でマトリクスセンサ20からの信
号をデジタル信号に変換し、シーケンス制御回路63に
より制御されて検知データを双方向RAM76に記録さ
せる(図18ステップ93参照)。この処理スピード
は、1秒間に2万5千回の高速である。双方向RAM7
6は、シーケンス制御回路63からの書込信号によりC
PUユニット30の動作とは無関係に検知データを記録
した後、1クロックを入力することによりアドレスを+
1アップする(図18ステップ94参照)。双方向RA
M76の容量は、例えば、2048バイトである。
【0076】次に、受信回路50のアナログマルチプレ
クサ52が、各受信線26からの信号を切替え(図18
ステップ95参照)、32本の受信線26に応じて32
回、上記ステップを繰返す(図18ステップ96参
照)。32回繰返したならば、送信回路40のアナログ
マルチプレクサ44が送信線22を切替え(図18ステ
ップ97参照)、再び、信号処理を繰返す。
【0077】こうして、受信信号が変化した受信線26
と、そのとき送信した送信線22,22…とをスキャン
ニングにより検出し、その交差位置からマトリクスセン
サ20でのパチンコ玉の位置を座標として把握すること
ができる。検知単位20aの個数は送信線22が32
行、受信線26が32列で合計1024個であるため、
パチンコ玉が盤面11のどのセーフ孔14aおよびアウ
ト孔15を通過しても検出することができる。
【0078】双方向RAM76は、受信回路50からの
信号に基づいて、受信信号が変化した受信線26と、そ
のとき送信した送信線22との交差位置からマトリクス
センサ20でのパチンコ玉の位置を各送信線22と各受
信線26とによる検知単位20aの検知データとして記
憶する。
【0079】CPUユニット30は、必要に応じて読出
スタート信号により双方向RAM76に記録されたパチ
ンコ玉の位置に関する検知データを読込み、演算処理を
行ない、検知データをカード173に記憶されるパチン
コ玉の監視データと対応させてパチンコ玉を監視する。
【0080】CPUユニット30は、この処理を繰返
す。マトリクスセンサ20は、パチンコゲーム機10の
盤面11でのパチンコ玉の入玉状況等、その動きを座標
の変化として追うことができる。パチンコゲーム機10
では、マトリクスセンサ20によりゲームの進行を監視
し、打玉、アウト玉、入賞役物装置14bのセーフ玉の
状況を知ることにより、打ち止め管理や不正による異常
のチェックをしたり、釘調整等のデータとして利用した
りすることができる。
【0081】なお、マトリクスセンサ20は、送信コネ
クタ67aおよび受信コネクタ67bが接合コネクタ3
7と着脱可能であるため、故障した場合にも、内側ガラ
ス体17をマトリクスI/O 送信・受信ボード171から
取り外して、容易に交換や取付けをすることができ、ま
た、マトリクスセンサ20を搭載していないパチンコゲ
ーム機にマトリクスセンサ20を取り付けることも容易
に行なうことができる。
【0082】また、内側ガラス体17は、内部保護ガラ
ス板17a、受信側ガラスベース基板17b、送信側ガ
ラスベース基板17c、外側ガラス板17dの4重積層
により構成されるほか、受信側ガラスベース基板17b
および送信側ガラスベース基板17cを1枚で構成する
ことにより、3重積層の構成としてもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ玉検知装置およ
びパチンコゲーム機によれば、各CTトランスは取付基
板の上に1列に配置されているので、偏って配置される
場合に比べてCTトランス間の干渉が少なく、感度特性
の均一化を図ることができる。CTトランスの列が受信
コネクタ寄りに配置されている場合には、送信コネクタ
寄りに配置される場合に比べて、感度特性の均一化を図
ることができる。
【0084】パチンコゲーム機では、パチンコ玉検知装
置により、盤面でのパチンコ玉の動きを座標の変化とし
て追うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置のマト
リクスI/O 送信・受信ボードでのCTトランスの配置を
示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例のパチンコゲーム機とマトリ
クスセンサとを概念的に分解した斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のパチンコゲーム機の取付枠
を開いた状態の正面図である。
【図4】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の概略
正面図である。
【図5】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の概略
側面図である。
【図6】本発明の一実施例のパチンコゲーム機の部分縦
断面図である。
【図7】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の正面
図である。
【図8】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の拡大
断面図である。
【図9】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の送信
線の詳細な正面図である。
【図10】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の送
信線のワイヤの接続状態を示す拡大断面図である。
【図11】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の送
信端子の拡大正面図である。
【図12】本発明の一実施例の図4に示すパチンコ玉検
知装置のXIIーXII線断面図である。
【図13】本発明の一実施例の図4に示すパチンコ玉検
知装置のXIIIーXIII線断面図である。
【図14】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置の概
略構成図である。
【図15】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置のマ
トリクスI/O 送信・受信ボードの送信回路のブロック図
である。
【図16】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置のマ
トリクスI/O 送信・受信ボードの受信回路のブロック図
である。
【図17】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置のC
PUメモリコントロールボードの受信および送信回路の
ブロック図である。
【図18】本発明の一実施例のパチンコ玉検知装置のス
キャンニングのフローチャートである。
【符号の説明】
B…パチンコ玉、10…パチンコゲーム機、11…盤
面、14a…セーフ孔、15…アウト孔、17…内側ガ
ラス体、17a…内部保護ガラス板、17b…受信側ガ
ラスベース基板、17c…送信側ガラスベース基板、1
7d…外側ガラス板、17e…透明導電膜、19a,2
9a…折返基板、19b,29b…引回基板、20…マ
トリクスセンサ、20a…検知単位、22…送信線、2
3…送信端子、26…受信線、27…受信端子、30…
CPUユニット、35…マトリクスI/O ケース、40…
送信回路、50…受信回路、51…CTトランス、61
…折返部、62…ワイヤ、64…引回部、66…コネク
タ取付板、67a…送信コネクタ、67b…受信コネク
タ、80…取付枠、171…マトリクスI/O 送信・受信
ボード、171a…取付基板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコゲーム機の盤面に沿って取付けら
    れるパチンコ玉検知装置であって、 マトリクスセンサと、送信・受信ボードとを有し、 前記マトリクスセンサは、複数の並列した折り返し状の
    送信線をガラス基板の片面に配置し、パチンコ玉の接近
    により電磁特性が変化する複数の並列した折り返し状の
    受信線を、前記送信線と交差方向で電磁的に結合させて
    前記ガラス基板の反対面に配置して面状に構成され、各
    送信線と各受信線との包囲部に検知単位を有し、 前記送信・受信ボードは取付基板の上に送信回路と受信
    回路とを有し、前記送信回路は各送信線に所定の周波数
    の信号を順次送信する構成を有し、前記受信回路は各受
    信線に対応する複数のCTトランスを有し、前記送信回
    路と同期し、各CTトランスを介して各受信線から信号
    を順次受信する構成を有し、各CTトランスは前記取付
    基板の上に1列に配置されていることを、特徴とするパ
    チンコ玉検知装置。
  2. 【請求項2】送信コネクタと、受信コネクタとを有し、
    前記送信コネクタは各送信線の送信端子と前記送信回路
    とを接続し、前記受信コネクタは各受信線の受信端子と
    前記受信回路とを接続し、 前記CTトランスの列は、前記取付基板の上で前記送信
    コネクタより前記受信コネクタ寄りに配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のパチンコ玉検知装
    置を盤面に沿って前面ガラスの取付枠に取付けたことを
    特徴とするパチンコゲーム機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6322964U (ja) * 1986-07-30 1988-02-15
JPH02279186A (ja) * 1989-04-20 1990-11-15 Ace Denken:Kk パチンコゲーム機およびパチンコ玉の検知装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6322964U (ja) * 1986-07-30 1988-02-15
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