JPH0538317A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0538317A
JPH0538317A JP3403991A JP3403991A JPH0538317A JP H0538317 A JPH0538317 A JP H0538317A JP 3403991 A JP3403991 A JP 3403991A JP 3403991 A JP3403991 A JP 3403991A JP H0538317 A JPH0538317 A JP H0538317A
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JP
Japan
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exhaust
cord reel
vacuum cleaner
cord
exhaust flow
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Application number
JP3403991A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takagi
雅之 高木
Fumio Takahagi
文雄 高萩
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
Shigehiko Suzuki
成彦 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH0538317A publication Critical patent/JPH0538317A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/26Incorporation of winding devices for electric cables

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電気掃除機の消費電力増大による高性能化時の
構成部品の温度上昇の防止と本体性能(騒音低減と排気
の洗浄度)を満足させる。 【構成】電動送風機を内臓した電気掃除機において電動
送風機から排出された排気流を消音のため本体内に構成
された消音排気流路5を通過した排気流は排気フィルタ
ーを通過後主排気口6から排出される、又電源を供給す
るためのコードリール及び電動送風機をコントロールす
るための電子回路を冷却するため消音排気流路の一部に
穴をあけ排気流の一部を分流し前記コードリール及び電
子回路を冷却後コード引出口に設けた副排気口8(コー
ド引出口)から別途排出する構造の掃除機において、掃
除機本体内の主排気口側流路と副排気口側流路間に、量
流路間の排気圧力を均一化するためのバイパス流路13
を設けた排気流路構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動送風機から排出さ
れた排気流を消音のため本体内に構成された消音排気流
路を通過した排気流は排気フィルターを通過後主排気口
から排出し、又電源を供給するためのコードリールと電
動送風機コントロールするための電子回路を冷却するた
め消音排気流路の一部に穴をあけ排気流の一部を分流し
前記コードリールと電子回路を別々に冷却後コード引出
口に設けた副排気口(コード引出口)から別途排出する
構造の電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、電動送風機によっ
て発生された集塵ケース内の負圧により本体ケースの前
方から吸引された吸気流をフイルターを通過させて、塵
埃と排気流とに分離する。そして排気流は、電動送風機
を通過した際、その電動送風機の発熱部を冷却した後、
消音のための排気消音流路を介して本体の主排気口に取
付けてある排気濾過及び消音のための排気フィルターを
通り抜け、主排気口から排出する。さらに、排気消音流
路の一部からコードリール室内のコードを冷却するため
に分流された排気流の一部は、コードを冷却後、副排気
口であるコード口から掃除機本体の外部に排出さてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来公知の構造に
おいては、電動送風機の性能向上のため消費電力を向上
させた場合、コードリール及び回動接点及び電子回路は
消費電力に比例して温度が上昇するため、コードリール
室及電子回路に分流する排気流の比率を、従来の掃除機
の場合より、多く割り当てる必要が生じる。この場合、
排気フィルターを通過しない排気流の割合が多くなり、
また、副排気口(コード口)側の冷却流量が増加して、
騒音レベルが悪化したりあるいは排気中に含まれる微細
塵埃量が増大したりする問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決しえる
電気掃除機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、副排気口と
主排気口の間にバイパス流路を設け、副排気口からの排
気流の一部を主排気口側にフィードバックさせることに
より、達成される。
【0006】
【作用】本考案の構成によれば、副排気口と主排気口の
間にバイパス流路を設けることにより、排気口面積が小
さいため主排気口より増加する副排気口側の排気圧はバ
イパス流路により主排気口側に流れ込み均圧化される。
また、排気口面積比により大部分の排気流が主排気口よ
り排出されるため、副排気口の排気流速が下げられる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を、図1〜図26に基づき
説明する。
【0008】図1から図26において、複数の回動自在
のキャスター15を下面に配置したターンテーブル16
とターンテーブル16上面には下面中央をターンテーブ
ル16に回動自在にターンテーブルストッパー17によ
り固定した掃除機本体18を配し、前記掃除機本体18
は上ケース19と下ケース20に分割され下ケース20
には前記ターンテーブル16上を回動する時ターンテー
ブル16と下ケース19間を本体分散排気スペース21
を確保するための複数個のローラ22を設けてある。下
ケース20内側下面には掃除機本体93から排出される
排気をターンテーブル16と下ケース20との隙間から
掃除機93外部に排出するための主排気口6が設けられ
ている主排気口6は2分割され一方は正規の排気流案内
整流リブ24を流れた排気を排出し他の一方はコードリ
ール室25内の排気流導入口26よりコードリール室2
7に冷却のために導入された排気流及び電源回路ボック
ス28内に導入された排気流の一定量を正規の消音排気
流路5に戻し排気するためのものである。主排気口6以
外の外周面には不通気の軟質材29を配し中央には円筒
状のリアクトルコイル収納室30がリブにより形成され
リアクトルコイル31がネジにより固定されている。前
記リアクトルコイル収納室30には消音排気流路5の上
流側と略反対側の2個所に排気流のリアクトル用バイパ
ス流路33用のリアクトル吸気口34及びリアクトル排
気口35をもうけリアクトル吸気口35側には消音リブ
55に抵抗して排気流をリアクトルコイル収納室30に
導入するためのリアクトル導入リブ37を設ける。その
上方にはモータケース60及びインナーケース69及び
電源回路ボックス28及びコードリール4を上面で支持
する部品支持ベース41がある。前記部品支持ベース4
1のコードリール支持部42はコードリール4の下半分
を覆う如く下面コードリール室形成リブを設けている又
コードリール4取り付け部下面略中央にはコードリール
4外周面より低く設定されたコードリール冷却変流板4
4が設けられ前記リブの前方には排気流導入口45と下
面に吐出させた排気流案内リブ46が設けられている。
また前記コードリール冷却変流板44の後方にはコード
リール室25と下ケース主排気口6を結ぶバイパス流路
49のためのバイパス穴50が設けられる。バイパス流
路49は正規の排気流路9からの排気の逆流を防止する
ための逆流防止壁51を下ケース20の主排気口6の2
分割リブ52に対抗する位置に設けバイパス流路49を
独立させるものである。また電源回路ボックス28の下
面略中央には冷却用の排気流取り込み口67があり対向
する部品支持ベース41には消音リブ55間に電源回路
ボックス28を冷却するための排気流吹き出し穴54が
もうけられている。前記下面で複数の消音リブ55を排
気流に沿って設けた消音排気流路5を形成する。また消
音排気流路5の中央には前記下ケース20の中央に固定
されたリアクトルコイル31の上半分を覆い独立した部
屋を形成するようにリブを形成してある。又このリアク
トル収納室30には、前記下ケース20中央に設けられ
たリアクトルコイル収納室30と同様のリアクトル吸気
口34及びリアクトル排気口35とリアクトル導入リブ
37を対抗位置に設けてある。前記部品支持ベース41
に前側防振ゴム58と後側防振ゴム59を介して防振支
持されたモータケース60は前方モータケース61と後
方モータケース62とにより前内側防振ゴム63及び後
内側防振ゴム64により二重防振され支持されている。
前記後方モータケース62の内側には遮音用のフェルト
とかウレタンフォーム等の材質の遮音材65が排気流路
に沿って張ってある。モータケース60は連結防振ゴム
66を介して前記部品支持ベース41及び下ケース20
により形成された消音排気流路5の排気導入口26側に
連結される。前方モータケース61には電動送風機1の
吸気のためのモータ吸気口68がありモータ吸気口68
は前側防振ゴム58を介してインナーケース69と流体
的に機密接触しているインナーケース69には内部後方
に微細塵補集用にHEPAフィルター128をスポンジ
等の機密材71を介してインナーケース69内側で前記
モータケース38のモータ吸気口68に対抗する位置に
機密固定してある。又インナーケース69内側上方には
格子状リブ72が設けてあり格子の内部は貫通穴73が
設けてある。貫通穴73の面積は図23に示すように放
熱板74面積の10%以上とすると安定する。前記イン
ナーケース69上部にはアルミゃ銅等の金属材料を使用
した放熱板74をインナーケース貫通穴73と放熱板7
4の隙間からのエアー漏れを防止するためのパッキンと
か充填材等のエアーシール部を設ける。又放熱板74は
図25に示すように締め付け時の変形による熱伝達が悪
化しないように2mm以上の板厚とし又インナーケース
69の貫通穴73らの放熱効果が悪化しないように3m
m以下の板厚とする。又放熱板74の面積は図26に示
すように240cm2以上安定する。本実施例に於いて
形状は一部インナーケース69外周に沿った形状とし一
部排気流路に抵抗するようにたちあげた形状とする。前
記放熱板74上には絶縁シート79を介してパワーモジ
ュール105が複数のネジ32により前記インナーケー
ス69に固定されている。又前記放熱板74は他の発熱
電子部品である整流ブリッジ82を絶縁シート79を介
し取り付けてある。またインナーケース69内側には補
助フィルター88が外周のパッキン84を介しインナー
ケース69と掃除機本体93の前蓋86に取付けてある
前蓋カバー87によりはさみ込み固定配置されている補
助フィルター88には不織布でできた比較的目の荒いフ
ィルターが取り付けてある。また補助フィルター88内
部にはフィルター支持板89により固定された支持用厚
紙90と支持用厚紙90に接着された袋状の紙袋91に
より構成された紙袋フィルター92が固定されている。
またインナーケース69の上面には電動送風機1の運転
状態や掃除機本体93全体の異常状態を表示するLED
表示基板94インナーケース69と一体に設けられた表
示基板ホルダー95部に固定されている。また前記モー
タケース60の上面にはモータケース60を固定するた
め基板支持台96があり複数のネジによって部品支持ベ
ース41固定されている。基板支持台96にはコントロ
ール基板98が支持されている。コントロール基板93
上側は上ケース19があり上ケース19にはコントロー
ル基板98を基板支持台96の間で抑えるための押さえ
ボスが内側に複数立つている。またコードリール4の上
方にはコードリール室25を独立して形成するためのリ
ール室上リブ102が上下方向に立ちさらにコードリー
ル4に近接した位置には前記部品支持ベース41のコー
ドリール室25の下方に開口された排気流導入口45よ
り導入された排気流を有効にコードリール4外周を流し
コードリール4の温度を低下させるための目的と、電源
回路ボックス28に流入し、電源回路を冷却後さらにコ
ントロール基板98及びパワーモジュール105の放熱
板74の冷却を行った後の高温排気がコードリール室2
5に流入しコード3温度を上げる防止するために、コー
ドリール4を覆うように変流断熱板106が取り付けて
ある。コードリール4には両端リール面107に放熱用
の放熱穴111を複数個あけてあり放熱効果を向上させ
ている。またコードリール4内側側面にはコード3が両
側面に密着しないように密着防止リブ109を設けてあ
る。またコードリール4中央の巻き付け軸部もコード3
の密着巻き付けが発生しないように従来の全面円筒形状
をやめ接片側のみ円筒形状とし他の部分は平面と円弧平
面の組合せによる多角形状としさらに平面上には軸に並
行に密着防止リブ109を配しコード3の巻き付け中央
での密着を防止する。また前記折辺側中央軸の円筒状の
部分と他の中央軸の多角形状の部分の段差部分には複数
個の段差放熱穴111を開けてある。また上ケース19
の上部略中央にはLED表示のための飾り板が設けられ
さらにその後方にはハンドル113支持のための支持金
具を上ケース19に固定した180度回動自在なハンド
ル113が設けられている。さらに上部外周面にはホー
ススタンドのフック116固定のためのホーススタンド
ホルダー117及びそれを未使用時覆うためのホルダー
カバー118と略反対側のコードリール4の上面にはコ
ードリールストッパー解除ボタン119がある。また前
蓋86は前蓋クランプ120により本体側面中央に設け
られている。また上ケース19前方中央に一端を支持し
1回転以内の回動が自在に固定された前蓋86は前記前
蓋カバー87とのあいだに円周上に固定されたドーナツ
形状の回動ホース口125と回動ホース口125を上下
方向に開閉する吸込み口シャツター126を有する。ま
たターンテーブル16の外周には塩化ビニールや合成ゴ
ム等の軟質材でできたバンパー127を有する。
【0009】本考案の動作を説明すると電動送風機で発
生インナーケース内の負圧により発生した空気流により
ホースから吸塵された塵埃は本体の前蓋の回動ホース口
を通過し紙袋フイルターにより目で見える程度の塵埃は
分離されつぎに微細な塵埃を含んだ気流は比較的目の荒
い補助フィルターを通過、ここでインナーケース上面の
格子状リブ内の貫通穴上面のパワーモジュールの冷却の
ための放熱板を表面をながれる空気流により冷却約5
(K)の温度上昇がある。さらにインナーケースの集塵
ケース83側に取り付けたHEPAフィルターにより
0.3 ミクロン以上の粒子径の塵埃の99%以上を捕集
しほぼ完全に塵埃と空気を分離する。塵埃と分離された
空気はインナーケースをとうり電動送風機に吸い込まれ
る電動送風機はファン部とコイル部がありファン部では
前記負圧を発生させるために空気をかくはんし約33
(K)の温度上昇があるさらにファン部を回転させるた
めの磁気回路の電磁コイルのジュール熱により発生した
熱源を冷却し約4(K)の温度上昇がある。インナーケ
ースと電動送風機を通過して約42(K)温度上昇した
空気流はモータケース内を流れモータケースを出た空気
流は連結防振ゴムをとうり前記部品支持ベース及び下ケ
ースにより形成された消音排気流路の排気導入口から電
動送風機の排圧により送りこまれる。送りこまれた空
気、別名、排気流は消音排気流路を流れながら電源回路
ボックス及びリアクトルコイルをいれたリアクトルコイ
ル収納室に分流する。さらにコードリール室に分流、残
りの排気流は正規の消音排気流路の排気として正規の流
路を流れる。前記電動送風機及び電子回路及びコードリ
ールを支持する部品支持ベースの下面に設けた消音排流
路に各部品に対応する位置に吹き出し口設け排気流に対
し整流する方向に消音リブを配し前記吹き出し口部にお
いて排気流に抵抗する方向に流体ガイドを設けさらに前
記消音リブの間隔を不均一にし部分的に統合する構造と
した。ここでの各流路の分流比は各部の温度上昇値を満
足させるためには、正規の排気消音流路5約2割,コー
ドリール室約5割,リアクトルコイルの部屋約1割5
分,電源回路ボックス約1割5分の分流比率となる。こ
こでの各電子部品やコードリールを冷却するために約3
(K)の温度上昇がある。電源回路ボックス内に分流し
た排気流は電源回路ボックス内にあるコンデンサやコイ
ルやリレー等の電子部品の表面を冷却し電源回路ボック
スの上方に設けられた複数の電源回路ボックス排出口よ
り排出される。この場合電源回路ボックスのコンデンサ
の上面にはコンデンサ表面をながれる流速を早くして冷
却効果を向上させるための難燃性のウレタンフォーム等
の軟質材からなる流速向上壁をコンデンサ上面に近接し
て設ける。流速としては約5m/秒以上あれば充分な冷
却効果が得られる。また流速向上壁を軟質材にすること
によって、コンデンサ上部に設けられている防爆弁の動
作をさまたげることのないようにしてある。また電源回
路ボックス内の他の発熱部品の上面にも同等の対策を施
してありこの場合も約5m/秒以上の冷却流速が必要と
される。つぎに電源回路ボックスから排出された排気流
はコントロール基板及び放熱板と放熱板上のパワーモジ
ュール及び整流ブリッジを冷却する。またコードリール
を冷却するために排気消音流路内に設けられた排気流案
内リブによりコードリール室に導かれ分流された排気流
はコードリール冷却変流板によりコードリールの中央に
冷却風が当たるように変流される。変流された排気流は
コードリールの中央軸を中心に上下に分流される。上側
に分流された冷却風はコードリールの上側表面を冷却し
ながら上方向に向かう。上に向かった排気流は上ケース
の内側のコードリールの位置する対抗位置に設けられた
リブにより形成されたコードリール室のコードリール上
面の変流断熱板により変流されコードリール上面をコー
ドリールにそってながれコードを冷却する。またコード
リールには両端リール面に放熱用の放熱穴を複数個あけ
てあり放熱効果を向上させている。またコードリール内
側両側面にはコードが両側面に密着しないように密着防
止リブを設けてありコード表面に吹き付けられた排気流
は前記密着防止リブからコードリール内部に吹き込まれ
る。またコードリール中央の巻き付け軸部もコードの密
着巻き付けが発生しないように従来の全面円筒形状をや
め接片側のみ円筒形状とし他の部分は平面と円弧平面の
組合わせによる多角形状としさらに平面上には軸に並行
に密着防止リブを配しコードの巻き付け中央での密着を
防止することによりコードリール内部に吹き込まれた排
気流はコードリール中央部を流れ、コードの温度の上昇
を防止することができる。また前記折辺側中央軸の円筒
状の部分と他の中央軸の多角形状の部分の段差部分には
複数個の段差放熱穴を開け段差部分に熱がこもらないよ
うにしてある。以上コードリールを冷却した排気流は前
記電源回路ボックスを冷却後パワーモジュールとコント
ロール基板を冷却した排気流と合流する。またリアクト
ルコイルを冷却するためにリアクトルコイル収納室リア
クトルコイルを冷却後正規の消音排気流路を流れてき流
する。ここでの排気流量と前記コードリールと電源回路
ボックス冷却の合流排気流の比率は、正規の消音排気流
路が2割、リアクトル冷却流路が1割5分、の合流され
た3割5分の排気流は下ケースの正規の主排気口から排
気され下ケースとターンテーブルの隙間より大気中に分
散排気される。また電源回路ボックスに分流され電源回
路ボックスとパワーモジュールとコントロール基板を冷
却した1割5分の排気流と、コードリールを冷却した割
の排気流の合流された6割5分の排気流はコードリール
4の副排気口(コード引出口)より大気中に排出され
る。しかしこの場合コードのプラグにより面積の制限さ
れた副排気口からの排気により排気流速が上昇し騒音が
大幅に増加する。また下ケースの主排気口に設けられた
排気フィルターを通過しないので捕塵率が低下するなど
の問題が発生する。そこで本実施例では、前記コードリ
ール側の副排気口内部と下ケースの正規の主排気口の間
をバイパス流路で連結し両排気室内の排気圧力を均一化
し両排気面積比で排気流量がきまる自動排気圧コントロ
ール用のバイパス流路をもうけた。本実施例においては
約50〜60%の排気流を本来の下ケース側の主排気口
に戻すことにより副排気口(コード引出口)での排気流
速を約1/4に低減することにより騒音レベルを4〜6
デシベル低下させる事ができる構造とした。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、コードリール及び電子
部品をを冷却する排気流の流量を確保しつつ騒音レベル
の増加及び排気中の塵埃量の増加をおさえることができ
る。
【0011】独立したコードリール及び電子部品冷却用
ファンを設ける必要がなく、電子部品冷却ファンによる
のコスト上昇,ファン騒音,外観への制約,安全性,フ
ァン故障による信頼性の低下、等の問題が防止できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部側面断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す要部後面断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示す要部上面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す要部部品の斜視図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を示す要部上面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す要部上面断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図10】本発明の一実施例を示す要部部品の上面図で
ある。
【図11】本発明の一実施例を示す要部部品の上面図で
ある。
【図12】本発明の一実施例を示す掃除機本体の概略内
部構造図である。
【図13】本発明の一実施例を示す要部部品の斜視図で
ある。
【図14】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図15】本発明の一実施例を示す要部部品の側面図で
ある。
【図16】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図17】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図18】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図19】本発明の一実施例を示す理論説明図である。
【図20】本発明の一実施例を示す冷却風速と温度上昇
値の特性図である。
【図21】本発明の、冷却口入口面積と温度上昇値の特
性図である。
【図22】本発明の、本体風量と冷却風量の特性図であ
る。
【図23】本発明の、冷却窓面積と温度上昇値の特性図
である。
【図24】本発明の、冷却風量とコード表面温度上昇値
の特性図である。
【図25】本発明の、発熱板板厚とパワーモジュール温
度上昇値の特性図である。
【図26】本発明の、冷却窓面積とパワーモジュール温
度上昇値の特性図である。
【符号の説明】
1…電動送風機、2…電子回路、3…コード、4…コー
ドリール、5…消音排気路、6…主排気口、8…副排気
口、13…バイパス流路、51…逆流防止壁、52…2
分割リブ、54…排気流吹き出し穴、73…貫通穴。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】独立したコードリール及び電子部品冷却用
ファンを設ける必要がなく、電子部品冷却ファンによる
のコスト上昇,ファン騒音,外観への制約,安全性,フ
ァン故障による信頼性の低下、等の問題が防止できた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部側面断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す要部後面断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示す要部上面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す要部部品の斜視図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を示す要部上面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す要部上面断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図10】本発明の一実施例を示す要部部品の上面図で
ある。
【図11】本発明の一実施例を示す要部部品の上面図で
ある。
【図12】本発明の一実施例を示す掃除機本体の概略内
部構造図である。
【図13】本発明の一実施例を示す要部部品の斜視図で
ある。
【図14】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図15】本発明の一実施例を示す要部部品の側面図で
ある。
【図16】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図17】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図18】本発明の一実施例を示す要部部品の断面図で
ある。
【図19】本発明の一実施例を示す理論説明図である。
【図20】本発明の一実施例を示す冷却風速と温度上昇
値の特性図である。
【図21】本発明の、冷却口入口面積と温度上昇値の特
性図である。
【図22】本発明の、本体風量と冷却風量の特性図であ
る。
【図23】本発明の、冷却窓面積と温度上昇値の特性図
である。
【図24】本発明の、冷却風量とコード表面温度上昇値
の特性図である。
【図25】本発明の、発熱板板厚とパワーモジュール温
度上昇値の特性図である。
【図26】本発明の、冷却窓面積とパワーモジュール温
度上昇値の特性図である。
【符号の説明】 1…電動送風機、2…電子回路、3…コード、4…コー
ドリール、5…消音排気路、6…主排気口、8…副排気
口、13…バイパス流路、51…逆流防止壁、52…2
分割リブ、54…排気流吹き出し穴、73…貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 成彦 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機と電動送風機をコントロールす
    る電子回路及び電源を供給するコードを収納するコード
    リール及び電動送風機から排出される排気流を掃除機本
    体の消音排気流路を貫通し排出する主排気口及び消音排
    気流路から分流し電子回路及びコードリールを通過冷却
    し排出される副排気口から構成される排気流路を持つ電
    気掃除機において、消音排気流路の上流側で前記コード
    リール及び電子回路等に消音排気流路内の各部品に対抗
    する位置に冷却用の貫通穴及び排気流吹き出し穴及び整
    流リブ及び流体ガイド等を設けることにより分流された
    電動送風機の排気流の流量バランスを調整するためのバ
    イパス流路を主排気口(コード引出口)の内側に、両排
    気流路を貫通して設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】主排気口内を2分割する逆流防止壁及び2
    分割リブを設け、一方は消音排気流路と、かつ他方はバ
    イパス流路と連結したことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】主排気口及び副排気口を貫通するバイパス
    流路により副排気口側の排気流の50%〜60%を主排
    気口側に戻し前記主排気口からの排気流量比率を主排気
    口側7〜8割,副排気口側2〜3割の排気流量比率とし
    たことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】電動送風機と電動送風機をコントロールす
    る電子回路及び電源を供給するコードを収納するコード
    リール及び電動送風機から排出される排気流を掃除機本
    体の消音排気流路を貫通し排出する主排気口及び消音排
    気流路から分流し電子回路及びコードリールを通過冷却
    し排出される副排気口から構成される排気流路を持つ電
    気掃除機において、電動送風機及び各種電子回路及びコ
    ードリール等を上面で支持し下面で消音排気流路を形成
    する消音リブを配した部品支持ベースの前記コードリー
    ル及び電子回路等に消音排気流路内の各部品に対抗する
    位置に冷却用の貫通及び排気流吹き出し穴及び整流リブ
    及び流体ガイド等部品支持ベースに一体に設けることを
    特徴とする電気掃除機。
  5. 【請求項5】コードリール室下面略中央にコードリール
    外周面より低く位置するコードリール冷却変流板を排気
    流導入口の近くに設け、さらに上ケースからコードリー
    ル室を形成するために延長されたリブのコードリール室
    内上に変流断熱板を設けることを特徴とする請求項4記
    載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】電動送風機前方に位置するインナーケース
    の上側にパワーモジュール及び整流ブリッジ等の電子部
    品を冷却するための放熱板を配し、前記放熱板に位置す
    るインナーケース内面格子状リブを配しリブ内側をイン
    ナーケース内外面を貫通する貫通穴を設けたことを特徴
    とする請求項4記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】電子回路を収納する電源回路ボックス内に
    コンデンサ及びコイル等の電子部品に対抗する前記電源
    回路ボックス内面に軟質材からなる流速向上壁を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】電動送風機とフィルターと電動送風機をコ
    ントロールする電子回路及び電源を供給するコードを収
    納するコードリール及び電動送風機から排出される排気
    流を掃除機本体の排気流路を貫通し排出する主排気口及
    び排気流路から分流しコードリールを通過冷却し排出さ
    れる副排気口から構成される排気流路を持つ電気掃除機
    において、コードリールのコード巻き付け軸部を多角形
    と円筒形との組合わせに構成したことを特徴とするコー
    ドリールを有する電気掃除機。
  9. 【請求項9】コードリールのコード巻き付け軸部は円筒
    と多角柱状の組合わせの軸において回転接点台を有する
    円筒側径同等か小さくした多角形状の軸部とで構成した
    複合形状軸部を有するコードリールを組み込んだことを
    特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】コードリールのコード巻き付け軸部に、
    軸と略平行方向に複数の密着防止リブを設けたことを特
    徴としたコードリールを有する請求項9記載の電気掃除
    機。
  11. 【請求項11】コードリールの側壁の一部をコードリー
    ル側壁内面より外側面に突起させ、突起させた部分に放
    射状の密着防止リブとコードリールの内外壁を貫通する
    放熱穴を設けた側壁とで構成されたことを特徴とする請
    求項10記載の電気掃除機。
  12. 【請求項12】前記複合軸の円筒形と多角形の段差部分
    に複数の貫通穴を設けたことを特徴とする請求項11記
    載の電気掃除機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7306772B2 (en) 2001-05-02 2007-12-11 Nissan Motor Co., Ltd. Exhaust gas purification apparatus
EP2039277A3 (en) * 2007-09-20 2010-02-17 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Power cord cooling apparatus for a vacuum cleaner
KR20150014825A (ko) * 2013-07-30 2015-02-09 삼성전자주식회사 진공 청소기

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