JPH053825B2 - - Google Patents

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JPH053825B2
JPH053825B2 JP61074864A JP7486486A JPH053825B2 JP H053825 B2 JPH053825 B2 JP H053825B2 JP 61074864 A JP61074864 A JP 61074864A JP 7486486 A JP7486486 A JP 7486486A JP H053825 B2 JPH053825 B2 JP H053825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bladder
forming drum
winding
bead
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61074864A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62231735A (ja
Inventor
Hideo Tatsuno
Kazunori Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP61074864A priority Critical patent/JPS62231735A/ja
Publication of JPS62231735A publication Critical patent/JPS62231735A/ja
Publication of JPH053825B2 publication Critical patent/JPH053825B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気タイヤの製造において、成形ド
ラム上に巻き付けられたプライコードを、該コー
ドの両側に装着されたビードを中心にして折り返
し状に巻き上げて、生タイヤを成形する方法に関
する。
(従来の技術) この種、生タイヤの成形方法として、例えば、
特公昭47−1560号公報、特公昭51−19872号公報
に記載のものが公知である。
この従来の技術を、第8〜11図に基き説明す
れば、成形ドラム50上にプライコード51を巻
付け、その後、該成形ドラムを拡径してその両側
にビード52を打ち込み、次に、巻上げブラダ5
3を膨張させて、ビード52を中心としてプライ
コード51の両側を折返すものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記生タイヤの成形に際しては、プライコード
51の折返し部に空気が溜つたり、しわが発生し
たりすることがないよう考慮されなければならな
い。
しかし、前記特公昭47−1560号公報に記載のも
のは、成形ドラム50の外径よりも巻上げブラダ
53の外径の方が小径である為、成形ドラム50
の外周面にプライコード51を巻付けたとき、プ
ライコード51の両端部と巻上げブラダ53間に
不均一な間隙が生じるおそれがあつた。従つて、
ビード52のセツト時、ビード52が偏心した
り、また、巻上げブラダ53を膨張させたとき、
巻上げブラダ53がプライコード51を不均一に
押圧し、しわを発生させるおそれがあつた。
また、前記特公昭51−19872号公報に記載のも
のは、プライコード巻付け時、成形ドラムと巻上
げブラダの外径は同一であるが、巻上げブラダ膨
張時、ビード内径を押圧するビードサポートを、
巻上げブラダの膨張に連動して拡径しなければな
らならないものであつた。この連動動作は極めて
微妙なものであり、そのタイミング調整が悪いと
しわが発生するおそれがあつた。
そこで、本発明は、プライコード巻付けを容易
にする為にドラム表面を滑らかにし、且つ、ビー
ドをセツトする時のビード偏心防止とビード部の
巻上げをよりタイトにして、しわ発生防止 空気
介在防止を達成することができる生タイヤ成形方
法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、次の手段
を講じた。即ち、本発明の特徴とする処は、成形
ドラムの両端部に該ドラム径と同径に成形された
巻上げブラダを位置させ、前記成形ドラム並びに
巻上げブラダの外周上にプライコードを巻付け、
成形ドラムと巻上げブラダの接続部近傍に対応す
る位置のプライコードの外周にビードを配置し、
前記成形ドラム径を拡張すると共に、巻上げブラ
ダを膨張させてプライコードの両端部をビードを
包み込むように折返す生タイヤの成形方法におい
て、 前記成形ドラム径が拡張した後、前記巻上げブ
ラダを軸方向に移動させてその内端部を成形ドラ
ムの両端部の内側に入り込ませ、その後、前記巻
上げブラダを膨張させてプライコードの両端部を
ビードを包み込むように折返す点にある。
(作 用) 本発明によれば、成形ドラム外周面にプライコ
ードを巻付ける際、成形ドラムと巻上げブラダの
外径が同一であるから、プライコードを安定良く
巻付けることができる。従つて、成形ドラム拡径
時、プライコードは均一に拡径され、ビードセツ
トも安定良くセツトできる。
巻上げブラダ膨張時は、該巻上げブラダの内端
部は成形ドラムの内側に入り込んでいるので、ビ
ードの外側方から均一にかつ強力に押圧力が作用
することになり、空気の排除及びしわ発生の防止
が確実になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基き説明する。
第1図に示すものは、本発明に使用する生タイ
ヤ成形機であり、、1はその主軸を示す。該主軸
1は回転自在に支持されており、その内部に複数
の空気通路2が形成されている。主軸1の中途部
にはセンタドラム3が固定され、該ドラム3の外
周にブラダ4が周設されている。このブラダ4と
前記空気通路2とがプラグ5を介して接続されて
いる。このブラダ4を覆うようにセンタドラム3
の外周にはセグメント6が周方向に多数並設さ
れ、成形ドラム7を形成している。セグメント6
の内周にスライド8が径方向内方に突設され、該
スライド8はセンタドラム3に案内されて径方向
に摺動自在であり、該スライド8の内端にセンタ
ドラム3に係脱自在に係合するストツパ9が設け
られている。前記成形ドラム7の外周に凹溝10
が周設され、該凹溝10にゴムバンド11が嵌着
されている。このゴムバンド11により、各セグ
メント6は縮径し、センタドラム3の外周に当接
している。
前記空気通路2を介してブラダ4に圧縮空気を
供給することにより、ブラダ4が膨張し、ゴムバ
ンド11の張力に抗してセグメント6が径外方向
に移動して成形ドラム7が拡径する。また逆に、
ブラダ4の空気を抜くことにより、各セグメント
6はゴムバンド11により縮径する。
前記成形ドラム7の両端部には径小段部とされ
たエンドコア12が形成されている。
前記成形ドラム7の両端部の主軸1上にサイド
ドラム13が軸方向摺動自在に套嵌されている。
このサイドドラム13は、主軸1側に固定された
シリンダ14により軸方向移動可能とされてい
る。このシリンダ14は主軸1に設けられた前記
空気通路2から空気が供給されて伸縮する。前記
サイドドラム13の外周に巻上げブラダ15が固
定され、該巻上げブラダ15はブラダ16を介し
て前記空気通路2に接続されており、該巻上げブ
ラダ15に空気を供給することにより膨張する。
前記成形ドラム7及び巻上げブラダ15の縮径
状態においては、第1図に示すように、成形ドラ
ム7及び巻上げブラダ15の外周面は面一とされ
ている。成形ドラム7を拡径した状態において
は、第2図に示すように、巻上げブラダ15の外
径は、成形ドラム7の両端部の内周面17より小
径とされている。そして、第3図に示すように、
成形ドラム7の拡径状態において、巻上げブラダ
15の内端部は、成形ドラム7の両端部の内部に
入り込み可能とされている。
尚、18は、巻上げブラダ15の両側に配置さ
れたプツシユリングであり、該プツシユリング1
8は軸方向移動可能に設けられている。
次に、上記生タイヤ成形機を用いて生タイヤを
成形する方法を説明する。
第1図に示す如く、成形ドラム7及び巻上げブ
ラダ15を共に縮径させ、その両者にわたつて、
その外周にプライコード19を巻き付ける。次
に、図示省略のビード保持装置によりビード20
を保持し、該ビード20をエンドコア12の位置
に移動させる。
次に、第2図に示す如く、センタドラム3のブ
ラダ4に空気を供給し、成形ドラム7を拡径させ
る。この拡径によりビード20はエンドコア12
の段部に納まる。
次に第3図に示すように、シリンダ14を伸長
させ、サイドドラム13を軸方向内側に移動さ
せ、巻上げブラダ15の内端部を成形ドラム7の
両端部内側に入り込ませる。
次に、第4図に示すように、巻上げブラダ15
に空気を供給して該ブラダ15を膨張させ、その
外周に位置するプライコード19の両端部を持ち
上げる。更に、プツシユリング18を軸方向内側
へ移動させて巻上げブラダ15を押圧し、プライ
コード19の両端部をビード20を中心として折
返し、該プライコード19の両端部の外面と、成
形ドラム7上のプライコード19の外面とを密着
状に重ね合せる。
以上で成形ドラム7上での生タイヤの成形が完
了する。
以上はビードロツク方式による生タイヤの成形
方法であるが、第5〜7図に示すものは、ビード
打込み方式による生タイヤの成形方法である。こ
のビード打込み方式では、エンドコアを用いずに
ビード20をセツトする点が前述のビードロツク
方式と異なり、その他は、略同じである。
尚 本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。
(発明の効果) 本発明によれば、プライコード巻付け時、成形
ドラムと巻上げブラダの外径が同一であるから、
プライコードの巻付けが均一になる。またプライ
コードの折り返しに際しては、コア内部よりブラ
ダ−インフレートするため、ビード巻き上げはタ
イトになり、空気の溜りがなくなる。またビード
の偏心が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する生タイヤ成形
機の断面図であり、かつビードロツク方式による
成形方法の第1工程図、第2図は同第2工程図、
第3図は同第3工程図、第4図は同第4工程図、
第5図はビード打込方式による第1工程図、第6
図は同第2工程図、第7図は同第3工程図、第8
〜11図は従来の成形方法を示す工程図である。 7…成形ドラム、15…巻上げブラダ、19…
プライコード、20…ビード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成形ドラムの両端部に該ドラム径と同径に成
    形された巻上げブラダを位置させ、前記成形ドラ
    ム並びに上げブラダの外周上にプライコードを巻
    付け、成形ドラムと巻上げブラダの接続部近傍に
    対応する位置のプライコードの外周にビードを配
    置し、前記成形ドラム径を拡張すると共に、巻上
    げブラダを膨張させてプライコードの両端部をビ
    ードを包み込むように折返す生タイヤの成形方法
    において、 前記成形ドラム径が拡張した後、前記巻上げブ
    ラダを軸方向に移動させてその内端部を成形ドラ
    ムの両端部の内側に入り込ませ、その後、前記巻
    上げブラダを膨張させてプライコードの両端部を
    ビードを包み込むように折返すことを特徴とする
    生タイヤの成形方法。
JP61074864A 1986-03-31 1986-03-31 生タイヤの成形方法 Granted JPS62231735A (ja)

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JP61074864A JPS62231735A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 生タイヤの成形方法

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JPS62231735A JPS62231735A (ja) 1987-10-12
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ID=13559621

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016043521A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 住友ゴム工業株式会社 タイヤ成形フォーマ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933977A (ja) * 1972-07-31 1974-03-28
JPS50138074A (ja) * 1974-04-19 1975-11-04
JPS5119872A (ja) * 1974-08-06 1976-02-17 Unitika Ltd

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