JPH0538224U - ドア等の落し受具 - Google Patents

ドア等の落し受具

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Publication number
JPH0538224U
JPH0538224U JP10679391U JP10679391U JPH0538224U JP H0538224 U JPH0538224 U JP H0538224U JP 10679391 U JP10679391 U JP 10679391U JP 10679391 U JP10679391 U JP 10679391U JP H0538224 U JPH0538224 U JP H0538224U
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JP
Japan
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case
piece
drop
elastic body
drop rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP10679391U
Other languages
English (en)
Inventor
進 秋山
Original Assignee
有限会社ベスト青梅
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ベスト青梅 filed Critical 有限会社ベスト青梅
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Publication of JPH0538224U publication Critical patent/JPH0538224U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 この考案は、ドア等の鎖錠装置の1つである
落し棒の受具に関するものである。 【構成】 半径方向に弾性変形可能に撓む挾着片44を
周囲に形成した弾性体4をケース2内に組込み、該挾着
片をケース内に形成された落し棒B挿入空間部6内に常
時臨ませ、ケースに挿入された落し棒を該挾着片で弾接
挾着させるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドア等の鎖錠装置の1つである落し棒の受具に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の鎖錠装置は、ドアの下方部分に上下にスライド可能な落し棒を 取付け、これに対応する床或いは下枠部分に円筒状の受金具を埋設し、ドアの落 し棒を下端より突出して該受金具に挿入することにより、ドアを所定位置に固定 するものであるが、この受金具に落し棒をスムーズに挿脱操作できるように両者 間に隙間が形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この受金具と落し棒は強度、防犯上から金属製のものである。 そのためドアは風の吹付けによる風圧或いは人や荷物の動き等に伴なう振動によ るガタ付きを起し、不快な金属音を発する欠点がある。特に近年、空調機器、オ ーディオ機器の使用による振動発生源の増加により、この金属音の不快感が増大 しつつあって、その防止対策が注目されてきた。その簡便な防止策として受金具 の隙間に詰物を充填することも考えられるが、落し棒の挿入操作が容易でなくな り、美観も損なうものである。 そこで、この考案は、上記従来の問題点に鑑み、これを解決すべくなされたも のであって、落し棒との隙間によるガタ付きをなくし、不快音を確実に防止でき る堅牢にして防犯効果もある上、組立簡単なドア等の落し棒の受具を得ることを 目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
これを達成するため手段として、この考案は、半径方向に弾性変形可能に撓む 挾着片を周囲に形成した弾性体をケース内に組込み、該挾着片をケース内に形成 された落し棒挿入空間部内に常時臨ませ、ケースに挿入された落し棒を該挾着片 で弾接挾着したものである。
【0005】
【実施例】
この考案の構成を図面に示す実施例について以下詳細に説明する。 受金具1は、ケース2と上盤3と弾性体4とキャップ5とによって構成されて いる。 ケース2は、金属製の円筒体であって、その側面の直径方向対面位置に弾性体 取付用の小孔21、21が穿設されている。 上盤3は、同じく金属製の環状盤体であって、落し棒の挿脱を許す内孔31が 形成されており、その直径方向対面位置に弾性体取付片32、32を夫々下方に 向って折曲げ形成し、該取付片32に小孔33が穿設されている。 弾性体4は、合成樹脂、ゴム等よりなり、図2の展開図に示すように八角形状 の基板部41の中央にキャップ連結用の小孔42が穿設され、又基板部41の周 縁には対向する二辺に連結片43、43を折曲可能に一体に延設すると共に、該 連結片43の両側辺に夫々挾着片44、44を折曲可能に一体に延設する。これ によって基板部41を中心として2本の連結片43と4本の挾着片44が放射状 に一体に形成される。 連結片43には、上端部内面側に上記取付片32の小孔33に嵌合するダボ 45を突設すると共に、中間部分外面側に上記ケース2の取付用小孔21に嵌合 する楔形の突起46を突設する。 挾着片44には、基板部41寄りの外面側に段部47を形成して、それより先 端側を肉薄とすると共に、内面側を樋状の弧面48に形成し、先端部分にガイド 傾斜面49を形成する。 キャップ5は、硬質合成樹脂よりなる円盤状であって、その中心部に上記弾性 体4の基板部41に穿設した小孔42に嵌合する突起51を突設する。
【0006】 これを組立てるには、弾性体4の連結片43および挾着片44を図3に示すよ うに基板部41に対して束ねるように内方に向って折曲げ、連結片43のダボ 45を上盤3の取付片32の小孔33に嵌合止着した後、連結片43、挾着片 44を内方に折曲げた状態でケース2の上方より挿入する。その際、連結片43 は上盤3と一体に固着されているが、挾着片44は下方の段部47の肉厚によっ て上方部分が前記連結片43の内方に重合するように縮径状態に狹められて挿入 され、連結片43の突起46がケース2の取付用小孔21に弾着嵌合して止着さ れる。しかる後、ケース2の底部にキャップ5を当接すれば、該キャップ5の突 起51は弾性体4の基板部41の小孔42に弾着嵌合して弾性体4をケース2内 に組込まれ、該弾性体4の内部に落し棒挿脱用の空間部6が形成される。
【0007】 この様に組立てられた受金具1は、図4に示すようにドアAの下部に取付けた 落し棒Bに対面する下枠部C等に埋設する。そこで、この落し棒Bを受金具1に 挿入すると、落し棒Bは弾性体4内の空間部6に入るが、その際、該空間部6に は弾性体4の挾着片44が周囲から縮径状態で突出しているので、落し棒Bの先 端が該挾着片44の上端のガイド傾斜面49を外方に押拡げる。これによって、 挾着片44には抗力が生じて弾性変形して撓み、落し棒Bを周囲より弾接挾着し て強固に保持してガタ付きを確実に防止する。 又、落し棒Bを上方に引上げれば、弾性体4の挾着片44はその弾性によって 再び内方に向って移動し、縮径状態に戻り、落し棒Bは円滑に受金具1より離脱 することができる。
【0008】 なお、この実施例においては、ドアAの下端に落し棒Bを取付け、これを床或 いは下枠に設置した受金具1に挿入するようにしたが、これに限らずドアの上方 或いは側方に落し棒と受金具を取付けてドアを固定できるようにしても良い。
【0009】
【考案の効果】
以上、実施例に詳述したように、この考案は、弾性変形可能に撓む挾着片を形 成した弾性体をケース内に組込んだものであるから、落し棒がケース内に挿入さ れると該挾着片が弾接挾着し、落し棒がケース内で振動を起しても弾性体によっ て吸収され、ケース、上盤等に衝突して不快な金属音を発することを確実に防止 することができる。又落し棒は円滑にケース内に挿脱できると共に、強度上、防 犯上も信頼性が高く、組立簡単で安価な受具を提供することができる優れた効果 を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の縦断面図で、右半分は縦断側面、左
半分は縦断正面図を示す。
【図2】この考案の弾性体の展開図。
【図3】この考案の分解斜視図。
【図4】この考案の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 受金具 2 ケース 21 小孔 3 上盤 32 取付片 33 小孔 4 弾性体 41 基板部 42 小孔 43 連結片 44 挾着片 45 ダボ 46 突起 47 段部 49 ガイド傾斜面 5 キャップ 51 突起 6 空間部 A ドア B 落し棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に弾性変形可能に撓む挾着片を
    周囲に形成した弾性体をケース内に組込み、該挾着片を
    ケース内に形成された落し棒挿入空間部内に常時臨ま
    せ、ケースに挿入された落し棒を該挾着片で弾接挾着す
    ることを特徴とするドア等の落し受具。
JP10679391U 1991-10-24 1991-10-24 ドア等の落し受具 Pending JPH0538224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10679391U JPH0538224U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ドア等の落し受具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10679391U JPH0538224U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ドア等の落し受具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538224U true JPH0538224U (ja) 1993-05-25

Family

ID=14442774

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10679391U Pending JPH0538224U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 ドア等の落し受具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540109B2 (ja) * 1976-02-03 1980-10-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540109B2 (ja) * 1976-02-03 1980-10-15

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