JPH0538175A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Publication number
JPH0538175A
JPH0538175A JP3186229A JP18622991A JPH0538175A JP H0538175 A JPH0538175 A JP H0538175A JP 3186229 A JP3186229 A JP 3186229A JP 18622991 A JP18622991 A JP 18622991A JP H0538175 A JPH0538175 A JP H0538175A
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JP
Japan
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deviation
signal
generating
motor
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Application number
JP3186229A
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English (en)
Inventor
Takanori Ohashi
敬典 大橋
Hiroyuki Kanazawa
宏至 金澤
Tadashi Takahashi
正 高橋
Nobuyoshi Muto
信義 武藤
Ichiro Hashimoto
一郎 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の周期を含む負荷トルクの変動を補正す
るための補正値を記憶するメモリの容量を少なくするこ
とできること。 【構成】 モータ10の回転速度を検出するエンコーダ
14、速度指令ω0と回転速度との偏差に応じた信号を
発生する加算器20の出力を零に抑制するための電流指
令を出力する比例演算器22、電流指令を補正する加算
器24、補正値演算回路26、32を備え、補正値演算
回路32にモータ10の回転角度を10分割したときの
補正値を格納するメモリM11〜M20を設け、補正値
演算回路26にモータ10の回転角度を60分割したと
きの補正値を格納するメモリM1〜M6を設け、モータ
10が36度回転するときメモリM11とメモリM1〜
M6の補正値に従って電流指令を補正するようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ制御装置に係り、
特に、プリンタ、複写機、VTRなどに用いられる移動
体をモータで駆動するに際して、コギングトルクや負荷
の周期外乱などにより生じる速度脈動を低減するに好適
なモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御装置としては、例えば
特開昭61−173690号公報に記載されているもの
が知られている。この装置においては、モータの回転速
度と速度指令との偏差を求め、この偏差を零に抑制する
ための電流指令を生成し、この電流指令をモータの速度
に応じて補正し、補正された電流指令に従ってモータの
回転速度を制御する構成が採用されている。そして電流
指令を補正するに際しては、負荷トルクの変化の周期を
n分割し、この分割値に対応したn個の補正値を記憶部
に記憶し、モータの回転位置がn分割された領域に達す
る毎に補正値を順次電流指令に加えて電流指令を補正す
るようになっている。この補正値を生成するに際して
は、モータの回転位置がn分割された領域に達する毎に
モータの平均速度を求め、速度指令と平均速度との偏差
からこの偏差を零に抑制するための補正値を算出するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、負
荷トルク変動の補正時に必要な記憶装置の規模(メモリ
容量)について充分配慮されておらず、特に複数の周期
でトルクが変動するときの負荷トルクの補正をする場
合、長い周期分の領域を短い周期の負荷トルクで再現で
きるように細かく分割しなければならず、必要なメモリ
容量が大きくなる。このため装置が大型化したり、部品
点数が増大することになる。すなわち、従来の方法で
は、負荷トルクの周期が長く、その間に小刻みに負荷ト
ルクが変化する場合は、分割する領域の数nを大きく取
らなければならない。特に長い周期と短い周期で変化す
る負荷トルクが複合している場合は、有効に補正するた
めには長い周期の負荷トルクに合わせた大きな領域を分
割しなければならない。そしてその分割数は短い周期で
変化する負荷トルクを再現できる分割数だけ必要とな
る。つまり、長い領域を細かく分割しなければならない
で、分割数nは大きな値となる。このため従来の装置で
は記憶部に大容量のメモリが必要となり、装置が大型化
することになる。
【0004】また複写機プリンタなどのモータのように
同期を必要とするモータを制御する場合、周期的な負荷
トルクの変動が発生するとモータ間で同期ずれが生じ、
画像むらが生じたり、画質が劣化したりする恐れがあ
る。特に、同期位置指令にモータの位置を合わすように
構成された装置においては、一つのモータが同期ずれを
生じると他のモータに影響を与えるので、位置制御系は
サー剛性を上げる必要がある。特に早い周期で負荷トル
クが変化する場合は、この変化を抑えるようにするた
め、サーボ剛性を上げなければならない。しかし、機械
系とのマッチングで剛性を上げることができない場合が
多く、剛性を上げる代わりに早い周期で変化する負荷ト
ルクを抑制することが必要とされている。
【0005】本発明の目的は、複数の周期を含む負荷ト
ルクの変動を補正するための補正値を記憶するメモリ容
量を少なくすることができるモータ制御装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明の他の目的は、複数の周期を含む負
荷トルクの変動に伴う同期ずれを抑制することができる
プリンタ、複写機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、モータの回転速度を
検出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転
速度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を
生成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の
生成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信
号を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角
度を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信
号としてモータが設定角度回転するごとに第1分割信号
を出力する第1領域分割手段と、モータの回転に同期し
て各第1分割信号が発生する間に第1分割信号より発生
間隔の短い複数の第2分割信号を発生する第2領域分割
手段と、第1分割信号が発生する毎にモータの回転速度
を検出する第1補助回転速度検出手段と、第2分割信号
が発生する毎にモータの回転速度を検出する第2補助回
転速度検出手段と、第1補助回転速度検出手段の各検出
出力と速度指令信号との偏差に応じた第1補助偏差を生
成する第1補助偏差生成手段と、第2補助回転速度検出
手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた第2
補助偏差を生成する第2補助偏差生成手段と、各第1補
助偏差から各第1補助偏差を零に抑制するための第1補
正値を生成する第1補正値生成手段と、第1分割信号が
発生する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶
し、記憶した第1補正値をモータが一回転する毎に新た
な第1補正値に従って順次更新する第1記憶手段と、第
1記憶手段の第1補正値群の中から指定の第1補正値を
第1分割信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、
各第2補助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するため
の第2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2分
割信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順
次記憶し、記憶した第2補正値を第1分割信号が発生す
る毎に新たな第2補正値に従って順次更新する第2記憶
手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第
2補正値を第2分割信号が発生する毎に選択する第2選
択手段と、駆動指令信号生成手段の生成による駆動指令
信号を第1選択手段の選択による第1補正値と第2選択
手段の選択による第2補正値に従って補正する駆動指令
信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正された駆
動指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手段とを
備えているモータ制御装置を構成したものである。
【0008】第2の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角度
を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信号
としてモータが設定角度回転するごとに第1分割信号を
出力する第1領域分割手段と、モータの回転に同期して
各第1分割信号が発生する間に第1分割信号より発生間
隔の短い複数の第2分割信号を発生する第2領域分割手
段と、第1分割信号が発生する毎に各第1分割信号発生
期間におけるモータの平均回転速度を検出する第1平均
回転速度検出手段と、第2分割信号が発生する毎に各第
2分割信号発生期間におけるモータの平均回転速度を検
出する第2平均回転速度検出手段と、第1平均回転速度
検出手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた
第1補助偏差を生成する第1補助偏差生成手段と、第2
平均回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号との
偏差に応じた第2補助偏差を生成する第2補助偏差生成
手段と、各第1補助偏差から各第1補助偏差を零に抑制
するための第1補正値を生成する第1補正値生成手段
と、第1分割信号が発生する毎に第1補正値を指定の記
憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一
回転する毎に新たな第1補正値に従って順次更新する第
1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指
定の第1補正値を第1分割信号が発生する毎に選択する
第1選択手段と、各第2補助偏差から各第2補助偏差を
零に抑制するための第2補正値を生成する第2補正値生
成手段と、第2分割信号が発生する毎に第2補正値を指
定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第2補正値を第1
分割信号が発生する毎に新たな第2補正値に従って順次
更新する第2記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群
の中から指定の第2補正値を第2分割信号が発生する毎
に選択する第2選択手段と、駆動指令信号生成手段の生
成による駆動指令信号を第1補正値と第2補正値に従っ
て補正する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正
手段で補正された駆動指令信号によりモータを駆動する
モータ駆動手段とを備えているモータ制御装置を構成し
たものである。
【0009】第3の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角度
を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信号
としてモータが各領域を通過する毎に第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎にモータの回転速度を検
出する第1補助回転速度検出手段と、第2タイミング信
号が発生する毎にモータの回転速度を検出する第2補助
回転速度検出手段と、第1補助回転速度検出手段の各検
出出力と速度指令信号との偏差に応じた第1補助偏差を
生成する第1補助偏差生成手段と、第2補助回転速度検
出手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた第
2補助偏差を生成する第2補助偏差生成手段と、各第1
補助偏差から各第1補助偏差を零に抑制するための第1
補正値を生成する第1補正値生成手段と、第1タイミン
グ信号が発生する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順
次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一回転する毎
に新たな第1補正値に従って順次更新する第1記憶手段
と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指定の第1補
正値を第1タイミング信号が発生する毎に選択する第1
選択手段と、各第2補助偏差から各第2補助偏差を零に
抑制するための第2補正値を生成する第2補正値生成手
段と、第2タイミング信号が発生する毎に第2補正値を
指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第2補正値を第
1タイミング信号が発生する毎に新たな第2補正値に従
って順次更新する第2記憶手段と、第2記憶手段の第2
補正値群の中から指定の第2補正値を第2タイミング信
号が発生する毎に選択する第2選択手段と、駆動指令信
号生成手段の生成による駆動指令信号を第1選択手段の
選択による第1補正値と第2選択手段の選択による第2
補正値に従って補正する駆動指令信号補正手段と、駆動
指令信号補正手段で補正された駆動指令信号によりモー
タを駆動するモータ駆動手段とを備えているモータ制御
装置を構成したものである。
【0010】第4の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角度
を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信号
としてモータが各領域を通過する毎に第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号
発生期間におけるモータの平均回転速度を検出する第1
平均回転速度検出手段と、第2タイミング信号が発生す
る毎に各第2タイミング信号発生期間におけるモータの
平均回転速度を検出する第2平均回転速度検出手段と、
第1平均回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号
との偏差に応じた第1補助偏差を生成する第1補助偏差
生成手段と、第2平均回転速度検出手段の各検出出力と
速度指令信号との偏差に応じた第2補助偏差を生成する
第2補助偏差生成手段と、各第1補助偏差から各第1補
助偏差を零に抑制するための第1補正値を生成する第1
補正値生成手段と、第1タイミング信号が発生する毎に
第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第
1補正値をモータが一回転する毎に新たな第1補正値に
従って順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段の第
1補正値群の中から指定の第1補正値を第1タイミング
信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、各第2補
助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するための第2補
正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイミング
信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次
記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信号が発
生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新する第2
記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定
の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎に選択
する第2選択手段と、駆動指令信号生成手段の生成によ
る駆動指令信号を第1補正値と第2補正値に従って補正
する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で
補正された駆動指令信号によりモータを駆動するモータ
駆動手段とを備えているモータ制御装置を構成したもの
である。
【0011】第5の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転に同
期してモータが一回転する間に複数の第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎にモータの回転速度を検
出する第1補助回転速度検出手段と、第2タイミング信
号が発生する毎にモータの回転速度を検出する第2補助
回転速度検出手段と、第1補助回転速度検出手段の各検
出出力と速度指令信号との偏差に応じた第1補助偏差を
生成する第1補助偏差生成手段と、第2補助回転速度検
出手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた第
2補助偏差を生成する第2補助偏差生成手段と、各第1
補助偏差から各第1補助偏差を零に抑制するための第1
補正値を生成する第1補正値生成手段と、第1タイミン
グ信号が発生する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順
次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一回転する毎
に新たな第1補正値に従って順次更新する第1記憶手段
と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指定の第1補
正値を第1タイミング信号が発生する毎に選択する第1
選択手段と、各第2補助偏差から各第2補助偏差を零に
抑制するための第2補正値を生成する第2補正値生成手
段と、第2タイミング信号が発生する毎に第2補正値を
指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第2補正値を第
1タイミング信号が発生する毎に新たな第2補正値に従
って順次更新する第2記憶手段と、第2記憶手段の第2
補正値群の中から指定の第2補正値を第2タイミング信
号が発生する毎に選択する第2選択手段と、駆動指令信
号生成手段の生成による駆動指令信号を第1選択手段の
選択による第1補正値と第2選択手段の選択による第2
補正値に従って補正する駆動指令信号補正手段と、駆動
指令信号補正手段で補正された駆動指令信号によりモー
タを駆動するモータ駆動手段とを備えているモータ制御
装置を構成したものである。
【0012】第6の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転に同
期してモータが一回転する間に複数の第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号
発生期間におけるモータの平均回転速度を検出する第1
平均回転速度検出手段と、第2タイミング信号が発生す
る毎に各第2タイミング信号発生期間におけるモータの
平均回転速度を検出する第2平均回転速度検出手段と、
第1平均回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号
との偏差に応じた第1補助偏差を生成する第1補助偏差
生成手段と、第2平均回転速度検出手段の各検出出力と
速度指令信号との偏差に応じた第2補助偏差を生成する
第2補助偏差生成手段と、各第1補助偏差から各第1補
助偏差を零に抑制するための第1補正値を生成する第1
補正値生成手段と、第1タイミング信号が発生する毎に
第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第
1補正値をモータが一回転する毎に新たな第1補正値に
従って順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段の第
1補正値群の中から指定の第1補正値を第1タイミング
信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、各第2補
助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するための第2補
正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイミング
信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次
記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信号が発
生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新する第2
記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定
の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎に選択
する第2選択手段と、駆動指令信号生成手段の生成によ
る駆動指令信号を第1補正値と第2補正値に従って補正
する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で
補正された駆動指令信号によりモータを駆動するモータ
駆動手段とを備えているモータ制御装置を構成したもの
である。
【0013】第7の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角度
を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信号
としてモータが各領域を通過する毎に第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号
発生期間におけるモータの平均加速度を検出する第1平
均加速度検出手段と、第1平均加速度検出手段の各検出
出力から第1タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを
生成する第1負荷トルク生成手段と、第2タイミング信
号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけ
るモータの平均加速度を検出する第2平均加速度検出手
段と、第2平均加速度検出手段の各検出出力から第2タ
イミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負
荷トルク算出手段と、モータに供給される電流から第1
タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号発
生期間におけるモータの平均電流を算出する第1平均電
流算出手段と、第1平均電流算出手段の各算出値から第
1タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第
1負荷トルク算出手段と、モータに供給される電流から
第2タイミング信号が発生する毎に各第2タイミング信
号発生期間におけるモータの平均電流を算出する第2平
均電流算出手段と、第2平均電流算出手段の各算出値か
ら第2タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出す
る第2負荷トルク算出手段と、第1負荷トルク生成手段
の生成による負荷トルクと第1負荷トルク算出手段の算
出による負荷トルクとの偏差に応じた第1負荷トルク偏
差を生成する第1負荷トルク偏差生成手段と、第2負荷
トルク生成手段の生成による負荷トルクと第2負荷トル
ク算出手段の算出による負荷トルクとの偏差に応じた第
2負荷トルク偏差を生成する第2負荷トルク偏差生成手
段と、各第1負荷トルク偏差から各第1負荷トルク偏差
を零に抑制するための第1補正値を生成する第1補正値
生成手段と、第1タイミング信号が発生する毎に第1補
正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正
値をモータが一回転する毎に新たな第1補正値に従って
順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正
値群の中から指定の第1補正値を第1タイミング信号が
発生する毎に選択する第1選択手段と、各第2負荷トル
ク偏差から各第2負荷トルク偏差を零に抑制するための
第2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイ
ミング信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域
に順次記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信
号が発生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新す
る第2記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中か
ら指定の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎
に選択する第2選択手段と、第1選択手段の選択による
第1補正値と第2選択手段の選択による第2補正値をそ
れぞれ電流値に変換し、変換した補正値に従って駆動指
令信号生成手段の生成による駆動指令信号を補正する駆
動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正さ
れた駆動指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手
段とを備えているモータ制御装置を構成したものであ
る。
【0014】第8の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転に同
期してモータが一回転する間に複数の第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号
発生期間におけるモータの平均加速度を検出する第1平
均加速度検出手段と、第1平均加速度検出手段の各検出
出力から第1タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを
生成する第1負荷トルク生成手段と、第2タイミング信
号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけ
るモータの平均加速度を検出する第2平均加速度検出手
段と、第2平均加速度検出手段の各検出出力から第2タ
イミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負
荷トルク算出手段と、モータに供給される電流から第1
タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号発
生期間におけるモータの平均電流を算出する第1平均電
流算出手段と、第1平均電流算出手段の各算出値から第
1タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第
1負荷トルク算出手段と、モータに供給される電流から
第2タイミング信号が発生する毎に各第2タイミング信
号発生期間におけるモータの平均電流を算出する第2平
均電流算出手段と、第2平均電流算出手段の各算出値か
ら第2タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出す
る第2負荷トルク算出手段と、第1負荷トルク生成手段
の生成による負荷トルクと第1負荷トルク算出手段の算
出による負荷トルクとの偏差に応じた第1負荷トルク偏
差を生成する第1負荷トルク偏差生成手段と、第2負荷
トルク生成手段の生成による負荷トルクと第2負荷トル
ク算出手段の算出による負荷トルクとの偏差に応じた第
2負荷トルク偏差を生成する第2負荷トルク偏差生成手
段と、各第1負荷トルク偏差から各第1負荷トルク偏差
を零に抑制するための第1補正値を生成する第1補正値
生成手段と、第1タイミング信号が発生する毎に第1補
正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正
値をモータが一回転する毎に新たな第1補正値に従って
順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正
値群の中から指定の第1補正値を第1タイミング信号が
発生する毎に選択する第1選択手段と、各第2負荷トル
ク偏差から各第2負荷トルク偏差を零に抑制するための
第2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイ
ミング信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域
に順次記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信
号が発生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新す
る第2記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中か
ら指定の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎
に選択する第2選択手段と、第1選択手段の選択による
第1補正値と第2選択手段の選択による第2補正値をそ
れぞれ電流値に変換し、変換した補正値に従って駆動指
令信号生成手段の生成による駆動指令信号を補正する駆
動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正さ
れた駆動指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手
段とを備えているモータ制御装置を構成したものであ
る。
【0015】第9の装置として、モータの回転速度を検
出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転速
度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を生
成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の生
成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信号
を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転角度
を複数の領域に分割したときの回転位置に対応した信号
としてモータが各領域を通過する毎に第1タイミング信
号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータの
回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に第
1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイミ
ング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、第
1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信号
発生期間におけるモータの平均加速度を検出する第1平
均加速度検出手段と、第1平均加速度検出手段の各検出
出力から第1タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを
生成する第1負荷トルク生成手段と、第2タイミング信
号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけ
るモータの平均加速度を検出する第2平均加速度検出手
段と、第2平均加速度検出手段の各検出出力から第2タ
イミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負
荷トルク算出手段と、駆動指令信号から第1タイミング
信号が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間にお
けるモータの平均電流を算出する第1平均電流算出手段
と、第1平均電流算出手段の各算出値から第1タイミン
グ信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第1負荷トル
ク算出手段と、駆動指令信号から第2タイミング信号が
発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけるモ
ータの平均電流を算出する第2平均電流算出手段と、第
2平均電流算出手段の各算出値から第2タイミング信号
発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算出
手段と、第1負荷トルク生成手段の生成による負荷トル
クと第1負荷トルク算出手段の算出による負荷トルクと
の偏差に応じた第1負荷トルク偏差を生成する第1負荷
トルク偏差生成手段と、第2負荷トルク生成手段の生成
による負荷トルクと第2負荷トルク算出手段の算出によ
る負荷トルクとの偏差に応じた第2負荷トルク偏差を生
成する第2負荷トルク偏差生成手段と、各第1負荷トル
ク偏差から各第1負荷トルク偏差を零に抑制するための
第1補正値を生成する第1補正値生成手段と、第1タイ
ミング信号が発生する毎に第1補正値を指定の記憶領域
に順次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一回転す
る毎に新たな第1補正値に従って順次更新する第1記憶
手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指定の第
1補正値を第1タイミング信号が発生する毎に選択する
第1選択手段と、各第2負荷トルク偏差から各第2負荷
トルク偏差を零に抑制するための第2補正値を生成する
第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発生する
毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶し
た第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎に新た
な第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段と、第
2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補正値を
第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2選択手
段と、第1選択手段の選択による第1補正値と第2選択
手段の選択による第2補正値をそれぞれ電流値に変換
し、変換した補正値に従って駆動指令信号生成手段の生
成による駆動指令信号を補正する駆動指令信号補正手段
と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動指令信号に
よりモータを駆動するモータ駆動手段とを備えているモ
ータ制御装置を構成したものである。
【0016】第10の装置として、モータの回転速度を
検出する主回転速度検出手段と、速度指令信号と主回転
速度検出手段の検出出力との偏差に応じた主偏差信号を
生成する主偏差信号生成手段と、主偏差信号生成手段の
生成による主偏差信号を零に抑制するための駆動指令信
号を生成する駆動指令信号生成手段と、モータの回転に
同期してモータが一回転する間に複数の第1タイミング
信号を発生する第1タイミング信号発生手段と、モータ
の回転に同期して各第1タイミング信号が発生する間に
第1タイミング信号より発生間隔の短い複数の第2タイ
ミング信号を発生する第2タイミング信号発生手段と、
第1タイミング信号が発生する毎に各第1タイミング信
号発生期間におけるモータの平均加速度を検出する第1
平均加速度検出手段と、第1平均加速度検出手段の各検
出出力から第1タイミング信号発生周期毎の負荷トルク
を生成する第1負荷トルク生成手段と、第2タイミング
信号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間にお
けるモータの平均加速度を検出する第2平均加速度検出
手段と、第2平均加速度検出手段の各検出出力から第2
タイミング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2
負荷トルク算出手段と、駆動指令信号から第1タイミン
グ信号が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間に
おけるモータの平均電流を算出する第1平均電流算出手
段と、第1平均電流算出手段の各算出値から第1タイミ
ング信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第1負荷ト
ルク算出手段と、駆動指令信号から第2タイミング信号
が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間における
モータの平均電流を算出する第2平均電流算出手段と、
第2平均電流算出手段の各算出値から第2タイミング信
号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算
出手段と、第1負荷トルク生成手段の生成による負荷ト
ルクと第1負荷トルク算出手段の算出による負荷トルク
との偏差に応じた第1負荷トルク偏差を生成する第1負
荷トルク偏差生成手段と、第2負荷トルク生成手段の生
成による負荷トルクと第2負荷トルク算出手段の算出に
よる負荷トルクとの偏差に応じた第2負荷トルク偏差を
生成する第2負荷トルク偏差生成手段と、各第1負荷ト
ルク偏差から各第1負荷トルク偏差を零に抑制するため
の第1補正値を生成する第1補正値生成手段と、第1タ
イミング信号が発生する毎に第1補正値を指定の記憶領
域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一回転
する毎に新たな第1補正値に従って順次更新する第1記
憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指定の
第1補正値を第1タイミング信号が発生する毎に選択す
る第1選択手段と、各第2負荷トルク偏差から各第2負
荷トルク偏差を零に抑制するための第2補正値を生成す
る第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発生す
る毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶
した第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎に新
たな第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段と、
第2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補正値
を第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2選択
手段と、第1選択手段の選択による第1補正値と第2選
択手段の選択による第2補正値をそれぞれ電流値に変換
し、変換した補正値に従って駆動指令信号生成手段の生
成による駆動指令信号を補正する駆動指令信号補正手段
と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動指令信号に
よりモータを駆動するモータ駆動手段とを備えているモ
ータ制御装置を構成したものである。
【0017】第1乃至第10の装置のうちいずれか一つ
を含む第11の装置として、第1領域分割手段と第1タ
イミング信号発生手段は、モータの負荷トルクの変動周
期を整数倍したタイミングで各信号を発生してなるモー
タ制御装置を構成したものである。
【0018】第1乃至第10の装置のうちいずれか一つ
を含む第12の装置として、第1領域分割手段と第1タ
イミング信号発生手段は、モータの出力トルクの脈動に
伴うトルク変動の周期のうち基本となる周期を整数倍し
たタイミングで各信号を発生してなるモータ制御装置を
構成したものである。
【0019】第1乃至第12のうちいずれか一つを含む
第13の装置として、第1補正値生成手段は第1補助偏
差信号を積分して第1補正値を生成し、第2補正値生成
手段は第2補助偏差信号を積分して第2補正値を生成し
てなるモータ制御装置を構成したものである。
【0020】第1乃至第13のうちいずれか一つの装置
を含む第14の装置として、第1補正値生成手段の入力
側と第2補正値生成手段の入力側のうち少なくとも一方
に特定の周波数成分のみの信号を通過させるフイルタを
設けてなるモータ制御装置を構成したものである。
【0021】第1乃至第14の装置のうちいずれか一つ
を含む第15の装置として、第1補正値生成手段と第2
補正値生成手段は互いに他方の補正値が収束したことを
条件に自己の補正値を修正してなるモータ制御装置を構
成したものである。
【0022】第1乃至第15のうちいずれか一つの装置
を含む第16の装置として、第1補正値生成手段と第2
補正値生成手段は第1記憶手段の第1補正値と第2記憶
手段の第2補正値をそれぞれ次回の補正値生成時の初期
値として用いてなるモータ制御装置を構成したものであ
る。
【0023】第1乃至第16のうちいずれか一つの装置
を移動体を駆動するモータの制御装置として用いてなる
同期駆動装置を構成したものである。
【0024】第1乃至第16の装置のうちいずれか一つ
の装置をモータの制御装置として用いてなる複写機を構
成したものである。
【0025】第1乃至第16の装置のうちいずれか一つ
の装置をモータの制御装置として用いてなるプリンタを
構成したものである。
【0026】
【作用】前記した手段によれば、モータに与えられる駆
動指令信号を補正するに際して、負荷トルク変動の周期
に合わせて補正値を生成することとしている。すなわ
ち、一周期を1回転で変動する負荷トルクと一周期を1
/L回転で変動する負荷トルクが同時に発生する場合、
一周期で1回転の負荷トルク変動を補正するためには、
1回転をM分割する必要があり、一周期で1/L回転の
負荷トルク変動を補正するには、1/L回転をN分割す
る必要がある。但し、L>1の整数とする。この場合従
来の方法では、L×N個のメモリが必要であるが、本発
明では、異なる周期毎に補正値を生成するようにしてい
るため、必要なメモリ容量はM+N個となる。ここでM
<L×Nで、M<Lであるので、L×N>L+N>M+
Nとなり、メモリ容量を低減することができる。
【0027】また1回転以上の回転回数を検出している
ため、補正を加える周期を1回転以上にでき、速度脈動
を充分に抑制することができる。
【0028】更に、モータ制御装置を複数の移動体の同
期装置に用いれば、一つ一つのモータの速度脈動を低減
することができ、他のモータとの同期が容易となる。こ
のため、複数のモータが高精度に同期する制御装置を実
現することができる。このためこのモータ制御装置を複
写機、プリンタに用いれば、モータの同期ずれに伴なう
画像劣化を防止することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0030】本実施例では、負荷トルクの変動周期を2
種類と仮定し、変動周期のうち一つは、モータの回転軸
に取り付けられた負荷Ldによるもので、図2に示すT
ldである。他の一つは、モータの出力トルクの脈動に
よるもので、図2に示すTcgである。このTcgは直
流機などではセグメントの切り替えやコギングトルクな
どにより生じる脈動である。また交流機ではモータの突
極性の構造で生じるコギングトルク、電流の通流方向の
切り換え時に生じるトルク脈動である。これらの脈動
は、モータの構造により1回転数周期で生じ、回転子の
位置に応じて同一波形となる。図2では、2相の20極
の永久磁石型の同期電動機の場合を示しており、このた
めモータの突極性により、1回転で10周期のトルク脈
動が生じる。なお、図2では簡略化のため脈動の一次成
分のみが表示されているが、実際には高次成分も発生す
る。このような負荷トルクTldとTcgのトルクの変
動が重さなり合うと、図2のTcg+Tldのような負
荷トルク変動となり、モータの速度ωは図のように脈動
することになる。この脈動を補正して速度を一定に保っ
には、負荷トルク変動Tcg+Tldと同じ形状の電流
指令もしくは電圧指令をモータのドライブ回路に出力す
ればよいことになる。すなわち、図2に示されるよう
に、負荷トルクの変動に対応した電流指令をモータに出
力すればよいこととなる。
【0031】次に、この出力すべき電流指令を演算する
ためのシステム構成について説明する。図1において、
移動体などの負荷12に接続されたモータ10の駆動を
制御するモータ制御装置は、エンコーダ14、ドライブ
回路16、速度検出部18、加算器20、比例演算器2
2、加算器24、補正値演算回路26、領域平均速度演
算器28、領域分割器30、補正値演算回路32、領域
平均速度演算器34、領域分割器36から構成されてお
り、補正値演算回路26、32には、演算部のほかに、
加算器38,40、スイッチ42,44、記憶部46,
48、スイッチ50,52が設けられている。
【0032】モータ10の回転軸には、負荷トルク変動
が複数の周期で発生する負荷12が接続されていると共
にエンコーダ14が接続されている。そしてモータ10
はドライブ回路16からの信号によってその駆動が制御
されるようになっている。エンコーダ14はモータ10
の回転速度に応じたパルスを発生するようになってお
り、このパルスは速度検出部18と領域分割器30,3
6に入力されている。速度検出部18はエンコーダ14
からのパルス信号に従ってモータ10の回転速度を検出
する主回転速度検出手段として構成されており、速度検
出部18の出力信号が加算器20に入力されている。加
算器20は速度検出部18の出力信号と速度指令ω1と
の偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号生成手
段として構成されており、主偏差信号が比例演算器22
に入力されている。比例演算器22は主偏差信号を零に
抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指令信号生
成手段として構成されており、電流指令となる駆動指令
信号が加算器24に入力されている。加算器24には補
正値演算回路26,32からの信号が入力されており、
加算器24において駆動指令信号が補正され、補正され
た駆動指令信号がドライブ回路16に入力されている。
そして補正された駆動指令信号に従ってドライブ回路1
6がモータ10を駆動することにより、モータ10の回
転速度が速度指令ω1に一致するように制御されること
になる。
【0033】ここで、モータ10が1回転するときに負
荷トルクTcgが10周期分生じるところから、本実施
例では、負荷トルクの変動に対応して駆動指令信号を補
正するために、モータの回転角度を10の領域に分割し
たときの回転位置に対応して補正値を生成すると共に、
10分割した領域を更に6分割し、各分割された領域毎
に補正値を生成することとしている。すなわち、領域分
割器36は、エンコーダ14からの信号を基に、モータ
10が1回転する毎に、モータの回転角度を10の領域
に分割したときの回転位置(回転角度=36°)に対応
した信号として、モータ10が36°回転する毎に第1
分割信号を発生するようになっている。一方領域分割器
30はエンコーダ14からの信号を基に、領域分割器3
6から第1分割信号が1回発生する間に、6個の第2分
割信号を発生するようになっている。すなわち、モータ
10が6度回転する毎に第2分割信号を発生するように
なっている。
【0034】領域平均速度演算器34は領域分割器36
から発生する第1分割信号に従って各第1分割信号が発
生する間の平均速度ω1を算出し、算出した平均回転速
度を加算器40へ出力するようになっている。加算器4
0は第1平均回転速度ω1と速度指令ω0との偏差に応
じた第1補助偏差を生成する第1補助偏差生成手段とし
て構成されており、この第1補助偏差が演算部(図示省
略)に入力されている。この演算部は第1補助偏差を零
に抑制するための第1補正値を生成する第1補正値生成
手段として構成されており、領域分割器36から第1分
割信号が発生する毎に、生成した第1補正値を記憶部4
8の指定の記憶領域に転送するようになっている。記憶
部48は10個のメモリM11〜M20から構成されて
おり、領域分割器36から第1分割信号が発生してスイ
ッチ44が切り換えられると、スイッチ44が切り換え
られる毎に、第1補正値が記憶部48のメモリM11〜
M20に順次記憶されることになる。すなわち、記憶部
48は第1記憶手段として構成されており、各メモリM
11〜M20に記憶された第1補正値は、第1分割信号
の発生によってスイッチ52が切り換えられる毎に順次
加算器24へ出力されるようになっている。すなわちス
イッチ52は第1選択手段として構成されている。
【0035】一方、領域平均速度演算器28は領域分割
器30から第2分割信号が発生する毎に、各第2分割領
域信号の発生期間毎の平均速度ω2を算出し、算出した
第2平均回転速度ω2を加算器38へ出力するようにな
っている。加算器38は速度指令ω0と第2平均回転速
度ω2との偏差に応じた第2補助偏差を生成する第2補
助偏差生成手段として構成されており、第2補助偏差が
演算部(図示省略)に入力されている。この演算部は領
域分割器30から第2分割信号が発生する毎に第2補正
値を零に抑制するための第2補正値を生成する第2補正
値生成手段として構成されており、各第2補正値がスイ
ッチ42を介して記憶部46に転送されるようになって
いる。記憶部46は6個のメモリM1〜M6を備えてお
り、第2分割信号の発生によってスイッチ42が切り換
えられる毎に各メモリM1〜M6に第2補正値が記憶さ
れるようになっている。すなわち記憶部46は第2記憶
手段として構成されている。そして各メモリM1〜M6
に記憶された第2補正値は第2分割信号が発生する毎に
スイッチ50を介して順次加算器24に転送されるよう
になっている。すなわちスイッチ50は第2選択手段と
して構成されている。
【0036】このように本実施例においては、モータ1
0が1回転する間に、負荷トルクTcgに対応して10
個の第1補正値が生成され、各第1補正値がメモリM1
1〜M20に順次記憶され、記憶された第1補正値が順
次加算器24に転送される。更に、モータ10が36度
回転する間に、6個の第2補正値が順次生成され、これ
ら第2補正値がメモリM1〜M6に順次記憶され、記憶
された第2補正値が順次加算器24に転送されることに
なる。すなわちモータの回転角度を10分割した第1補
正値とモータの回転角度60分割した第2補正値が順次
駆動指令信号に加算されて駆動指令信号が補正されるた
め、負荷12にトルク脈動が生じても、モータ10の速
度脈動を低減することができる。
【0037】更に、本実施例では、補正値を生成するに
際して、負荷トルクの変動周期を大周期と小周期に分け
て補正値を生成し、大周期の補正値を生成するメモリと
して10個のメモリM11〜M20を設け、小周期の第
2補正値を記憶するメモリとして第2メモリM1〜M6
を設けたため、メモリ容量として10+6=16個の記
憶要素となる。これを、従来のような方法で補正した場
合には10×6=60個の記憶要素が必要となり、メモ
リ容量を大幅に削減することができ、装置の小型化に寄
与することができる。
【0038】また領域分割器30,36はメモリのアド
レスを以下の演算を行なうことによって領域毎に切り換
えることができる。
【0039】
【数1】
【0040】つまりj分割目の領域に達したとき、領域
分割器30,36により、各補正値HL(j)n−1を
出力して補正を行なう。そして補正演算回路26,32
は、(j−1)分割目の補正値HL(j−1)n−1を
用いて(1)式に従ってHL(j−1)nを演算し、こ
の演算結果を記憶部46,48に記憶する。この修正さ
れた補正値HL(j−1)nは、次回、(j−1)分割
目の領域に達したときに、加算器24に出力されること
になる。
【0041】また前記実施例では、補正値を加算するも
のについて述べたが、モータのトルク定数kTがモータ
の構造により一定でない場合には補正値を加算するより
乗算することが好ましい。
【0042】つまり、比例演算器22と負荷12による
トルク変動を補正する補正値演算回路32と補正値演算
回路26との補正値を乗算する。このようにすると、モ
ータ10のトルクが重さなったり軽くなったりした場合
でも、補正値演算回路26の補正値が一定のままでよく
動作が安定する。
【0043】前記実施例では、速度指令ω0と平均回転
速度との差を用いて積分演算しているが、実際には、第
1平均回転速度、第2平均回転速度の信号にはノイズや
コギングトルクの高時成分が含まれており、これらの成
分を修正するのが困難な場合がある。このような場合に
は、高次成分を除去できるようなバンドパスフィルタあ
るいはローパスフィルタを領域平均速度演算器28,3
4の出力あるいは加算器38,40の出力側に挿入すれ
ば、修正演算が容易となる。また速度指令ω0と第1平
均回転速度と第2平均回転速度との差を積分演算するか
わりに、一次遅れなどの演算を用いて修正しても同様な
効果が得られる。更にこのような演算をしても修正がで
きない場合には、修正演算を個別に行なうことが望まし
い。例えば、最初に1回転毎の補正値HLの修正を行な
い、補正値HLが収束したあと1/10回転毎の修正値
H10を修正すればよいことになる。このような演算を
繰り返して行なえば、常に正確な補正値を得ることがで
きる。また前記実施例では補正値が2種類しか生成され
ないが、3種類以上の補正値を生成する場合、修正回数
が増え、時間的な遅れが生じて好ましくないが、補正値
をグループに分けて、グループ毎に修正を加えれば時間
遅れを防止することができる。
【0044】また前記実施例では、各領域分割器30,
36から分割信号を発生するものについて述べたが、エ
ンコーダ14の信号に従ってモータが規定の回転角度回
転する毎にタイミング信号を発生するもので構成するこ
とも可能である。
【0045】次に、本発明の第2実施例を図3に従って
説明する。
【0046】本実施例は、駆動指令信号生成手段として
比例演算器22の換わりに比例積分演算器54を用い、
領域平均速度演算器28の換わりに、定数発生器58、
領域平均加速度演算器60、定数発生器62、領域平均
電流指令演算器64を設け、スイッチ50と加算器24
の間に変換器56を設け、領域平均速度演算器34の換
わりに、定数発生器68、領域平均加速度演算器70、
定数発生器72、領域平均電流指令演算器74を設け、
スイッチ52と加算器24との間に変換器56を設け、
駆動指令信号を補正するに際して、モータ10の回転速
度に応じた負荷トルクを生成し、この負荷トルクに応じ
た補正値を記憶し、記憶した補正値を電流に変換して駆
動指令信号を補正するようにしたものである。
【0047】すなわち、領域平均加速度演算器70はモ
ータ10が36度回転する毎に平均加速度を求め、領域
平均電流指令演算器74は同じくモータ10が36度回
転する毎に平均電流を求め、平均加速度と定数J(モー
タ軸から見たイナーシャ)ととを乗算して負荷トルクを
生成し、平均電流と定数kT(トルク定数)とを乗算し
て負荷トルクを算出するようになっている。そして生成
されたトルクと算出されたトルクとの偏差に応じた第1
負荷トルク偏差を加算器40で生成し、第1負荷トルク
偏差を零に抑制するための第1補正値を生成し、この第
1補正値を順次メモリM11〜M20へ記憶するように
なっている。この記憶された第1補正値は変換器46で
定数1/kTが乗算されて電流値に変換され、変換され
た電流値が加算器24に加算されるようになっている。
【0048】一方、領域平均加速度演算器60はモータ
10が6度回転する毎に平均加速度を求め、領域平均電
流指令演算器64は電流指令を基にモータ10が6度回
転する毎に平均電流を演算するようになっている。そし
て各平均加速度は定数演算器58で定数Jと加算され、
この加算から負荷トルクが生成される。また平均電流は
定数発生器62で定数kTと乗算され、この乗算から負
荷トルクが算出される。そして生成された負荷トルクと
算出された負荷トルクとの偏差が加算器38で第2負荷
トルク偏差として生成される。この第2負荷トルク偏差
は演算部において第2負荷トルク偏差を零に抑制するた
めの第2補正値に変換される。そして第2補正値は順次
メモリM1〜M6に記憶され、記憶された第2補正値は
変換器56で定数1/kTが乗算されることによって電
流値に変換される。この変換された電流値が加算器24
に加算されることになる。そしてこれらの演算は次の
(2)式に従って行なわれる。
【0049】
【数2】
【0050】本実施例においても、前記実施例と同様
に、モータ10に負荷トルク変動が生じても速度脈動を
抑制することができると共に、メモリ容量を低減するこ
とができる。
【0051】次に、本発明の第3実施例を図4に示す。
本実施例は、領域平均電流指令演算器64,74におい
て平均電流を算出するに際して、補正される前の電流指
令、すなわち駆動指令信号が加算器24によって補正さ
れる前の電流指令を基に平均電流を算出するようにした
ものであり、他の構成は図3のものと同様であるので、
同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0052】本実施例では、補正される前の電流指令に
従って平均電流を算出するようにしているため、平均電
流を算出する際、補正値の影響を受けることなく平均電
流を修正することができる。
【0053】前記各実施例において、補正値が収束する
までに速度脈動が生じる場合、この収束回数はモータ1
0の負荷12の種類により異なるが、収束回数を少なく
するためには、あらかじめ補正値を求めてメモリに記憶
させておき、この補正値を初期値として与えるようにす
れば、補正値が収束するまでの時間を短縮することがで
きる。またモータ制御装置の小型化のためにも、補正値
を修正できる機構を設けることが困難な場合、あらかじ
め補正演算を他の装置で行ない、この演算結果をモータ
制御装置に記憶させ、修正は行なわず補正だけを行なう
ようにすることも可能である。
【0054】次に、前述したモータ制御装置を複数のモ
ータの同期制御装置として用いる場合の実施例をカラー
写真機を例にとり説明する。カラー写真機は図5に示さ
れるように、アナログの間接静電方式のもので3色のト
ナーを重さねてフルカラーを実現できるようになってお
り、このタイプの複写機では次のプロセスで複写が行な
われる。まずスキヤナ81により原稿を操作した光は光
学系82、色分解フィルタ83を介して感光ドラムP上
に照射される。感光ドラムPは光導電性物質で構成され
ており、光が当ると帯電量が変化する。このため感光ド
ラムPを複写前に帯電し、感光ドラムP上に操作した光
を当てて帯電流を変換させると感光ドラムP上に潜像が
形成される。ここで磁性体のトナをカラー現像機84で
付け、トナー像を形成し、転写ドラムTに巻付けられた
複写用紙86に転写する。以上のプロセスをシアン、マ
ゼンタ、イエロの3色のトナーで3回行ない、分離爪8
7で転写ドラムTから複写用紙86をはずし、排紙す
る。そしてこのあとクリーナ85p,85tにより、各
ドラム上のトナーをふき取る。
【0055】この一連のプロセスで同期を要求されるモ
ータは、図6に示されるように、スキヤナモータMs、
感光モータMp、転写モータMtであり、同期ずれを生
じると複写画像にムラが生じる。このため、各モータの
駆動を制御するために、前記実施例におけるモータ制御
装置が採用されている。各モータの駆動を制御する制御
回路は複写機全体を制御する上位制御部88とモータを
制御する下位制御部89s,89p,89tに分けられ
る。上位制御部88と下位制御部89s,89p,89
tの間に通信するための通信回路90が設けられてい
る。上位制御部88は、コピーのプロセス全体を制御す
るコピー制御部881とプロセスに合わてモータのシー
ケンスを制御するモータシーケンス制御部882から構
成されている。コピー制御部881はコピーのプロセス
に従い、クリーナ85p,85t、現像機などを駆動す
るようになっている。またモータシーケス制御部882
は、モータの動作を指令するため、位置指令、速度指令
を通信回路90を介して開制御部89s,89p,89
tに出力されるようになっている。そして下位制御部8
9s,89p,89tはこれらの指令に合わせて同期が
取られるようになっている。すなわちカラー複写機では
下位制御部89s,89p,89tに前述したモータ制
御装置の構成が採用されている。
【0056】前述したコピーのプロセスでは、トナーを
感光ドラムPにつけたり、転写、クリーリングの動作に
より、一定の位置でほぼ同じ大きさの負荷が1回転おき
にモータに係ることになる。このため、連結したモータ
制御装置を用いれば、これらの負荷変動に影響なくモー
タを制御でき、速度脈動を低減できる。またこのカラー
複写機の場合には、色を3色重ねるため、モータは3回
転するが、この間に1回転毎に周期的でない負荷もあ
る。例えば複写用紙を転写ドラムに巻付けたり、外した
りするときなどはモータの負荷となり、これらの動作は
1回転目と3回転目で起きる。このため、前述したよう
な補正法では充分ではない。このような場合には、補正
値演算回路26、32に1回転以上の検出回路を設け、
この検出回路で検出した回転数により、メモリを切換え
てシーケンス全体を補正すればよいことになる。
【0057】またカラー複写機のようなOA機器では、
モータ制御装置を小型化しなければならないが、前述し
たようにあらかじめ補正演算を別の装置で行ない、この
結果をモータ制御装置に記録させ、補正だけを加える構
成にすることも可能である。しかし、このカラー複写機
では、負荷が1回転毎に一定でなく、充分に補正できな
い場合が生じる。このような場合には、負荷のパターン
毎にあらかじめ補正演算を別の装置で行ない、この結果
をモータ制御装置に記憶させ、パターン(負荷)が変化
したことを上位制御部88に伝送し、補正値を切換える
構成を採用すればよいこととなる。またモータの回転数
などやモータの負荷となる機構から直接変化が分る場合
には、これらの情報で補正値を切換えることも可能であ
る。
【0058】このように、カラー複写機に前述したモー
タ制御装置を用いれば、1台分の速度脈動を低減できる
ので、装置全体の同期ずれを抑制することができ、画像
ムラを低減できる。また、前記実施例では、カラー複写
機について述べたが、複写機及びプリンタについても、
モータの台数が異なるだけで同様に達成することができ
る。さらに、ギアなどで連結された移動体の駆動装置を
各移動体毎にモータで駆動するように置き換える場合、
各モータの同期が必要となるが、このようなときにも本
実施例におけるモータ制御装置を用いれば、精度よく同
期を取ることができる。
【0059】また前記実施例のように複数の補正値演算
回路をもたない1つの補正値演算回路からなるモータ制
御装置を複数の移動体の同期装置に用いたが、前記実施
例と同様に同期ずれを抑制することができ、特にカラー
複写機では画像むらを低減できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷トルク変動の周期に合わせモータの1回当たりの回
転領域を複数の領域に分割し、モータが各領域を通過す
る毎に異なる周期でモータの回転速度を補正するように
したため、補正値を記憶するための記憶エリアとして周
期毎に設ければよく、メモリ容量を低減することがで
き、装置の小型化に記憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】図1の作用を説明するための波形図。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図4】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図5】カラー複写機の構成図。
【図6】カラー複写機のシステム構成図。
【符号の説明】
10 モータ 12 負荷 14 エンコーダ 16 ドライブ回路 20 加算器 22 比例演算器 24 加算器 26 補正値演算回路 28 領域平均速度演算器 30 領域分割器 32 補正値演算回路 34 領域平均速度演算器 36 領域分割器 42,48 記憶部
フロントページの続き (72)発明者 武藤 信義 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 橋本 一郎 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが設
    定角度回転するごとに第1分割信号を出力する第1領域
    分割手段と、モータの回転に同期して各第1分割信号が
    発生する間に第1分割信号より発生間隔の短い複数の第
    2分割信号を発生する第2領域分割手段と、第1分割信
    号が発生する毎にモータの回転速度を検出する第1補助
    回転速度検出手段と、第2分割信号が発生する毎にモー
    タの回転速度を検出する第2補助回転速度検出手段と、
    第1補助回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号
    との偏差に応じた第1補助偏差を生成する第1補助偏差
    生成手段と、第2補助回転速度検出手段の各検出出力と
    速度指令信号との偏差に応じた第2補助偏差を生成する
    第2補助偏差生成手段と、各第1補助偏差から各第1補
    助偏差を零に抑制するための第1補正値を生成する第1
    補正値生成手段と、第1分割信号が発生する毎に第1補
    正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正
    値をモータが一回転する毎に新たな第1補正値に従って
    順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正
    値群の中から指定の第1補正値を第1分割信号が発生す
    る毎に選択する第1選択手段と、各第2補助偏差から各
    第2補助偏差を零に抑制するための第2補正値を生成す
    る第2補正値生成手段と、第2分割信号が発生する毎に
    第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第
    2補正値を第1分割信号が発生する毎に新たな第2補正
    値に従って順次更新する第2記憶手段と、第2記憶手段
    の第2補正値群の中から指定の第2補正値を第2分割信
    号が発生する毎に選択する第2選択手段と、駆動指令信
    号生成手段の生成による駆動指令信号を第1選択手段の
    選択による第1補正値と第2選択手段の選択による第2
    補正値に従って補正する駆動指令信号補正手段と、駆動
    指令信号補正手段で補正された駆動指令信号によりモー
    タを駆動するモータ駆動手段とを備えているモータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが設
    定角度回転するごとに第1分割信号を出力する第1領域
    分割手段と、モータの回転に同期して各第1分割信号が
    発生する間に第1分割信号より発生間隔の短い複数の第
    2分割信号を発生する第2領域分割手段と、第1分割信
    号が発生する毎に各第1分割信号発生期間におけるモー
    タの平均回転速度を検出する第1平均回転速度検出手段
    と、第2分割信号が発生する毎に各第2分割信号発生期
    間におけるモータの平均回転速度を検出する第2平均回
    転速度検出手段と、第1平均回転速度検出手段の各検出
    出力と速度指令信号との偏差に応じた第1補助偏差を生
    成する第1補助偏差生成手段と、第2平均回転速度検出
    手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた第2
    補助偏差を生成する第2補助偏差生成手段と、各第1補
    助偏差から各第1補助偏差を零に抑制するための第1補
    正値を生成する第1補正値生成手段と、第1分割信号が
    発生する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶
    し、記憶した第1補正値をモータが一回転する毎に新た
    な第1補正値に従って順次更新する第1記憶手段と、第
    1記憶手段の第1補正値群の中から指定の第1補正値を
    第1分割信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、
    各第2補助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するため
    の第2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2分
    割信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順
    次記憶し、記憶した第2補正値を第1分割信号が発生す
    る毎に新たな第2補正値に従って順次更新する第2記憶
    手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第
    2補正値を第2分割信号が発生する毎に選択する第2選
    択手段と、駆動指令信号生成手段の生成による駆動指令
    信号を第1補正値と第2補正値に従って補正する駆動指
    令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正された
    駆動指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手段と
    を備えているモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが各
    領域を通過する毎に第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎にモータの回転速度を検出する第1補助回
    転速度検出手段と、第2タイミング信号が発生する毎に
    モータの回転速度を検出する第2補助回転速度検出手段
    と、第1補助回転速度検出手段の各検出出力と速度指令
    信号との偏差に応じた第1補助偏差を生成する第1補助
    偏差生成手段と、第2補助回転速度検出手段の各検出出
    力と速度指令信号との偏差に応じた第2補助偏差を生成
    する第2補助偏差生成手段と、各第1補助偏差から各第
    1補助偏差を零に抑制するための第1補正値を生成する
    第1補正値生成手段と、第1タイミング信号が発生する
    毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶し
    た第1補正値をモータが一回転する毎に新たな第1補正
    値に従って順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段
    の第1補正値群の中から指定の第1補正値を第1タイミ
    ング信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、各第
    2補助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するための第
    2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイミ
    ング信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に
    順次記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信号
    が発生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新する
    第2記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から
    指定の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎に
    選択する第2選択手段と、駆動指令信号生成手段の生成
    による駆動指令信号を第1選択手段の選択による第1補
    正値と第2選択手段の選択による第2補正値に従って補
    正する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段
    で補正された駆動指令信号によりモータを駆動するモー
    タ駆動手段とを備えているモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが各
    領域を通過する毎に第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間における
    モータの平均回転速度を検出する第1平均回転速度検出
    手段と、第2タイミング信号が発生する毎に各第2タイ
    ミング信号発生期間におけるモータの平均回転速度を検
    出する第2平均回転速度検出手段と、第1平均回転速度
    検出手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた
    第1補助偏差を生成する第1補助偏差生成手段と、第2
    平均回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号との
    偏差に応じた第2補助偏差を生成する第2補助偏差生成
    手段と、各第1補助偏差から各第1補助偏差を零に抑制
    するための第1補正値を生成する第1補正値生成手段
    と、第1タイミング信号が発生する毎に第1補正値を指
    定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモー
    タが一回転する毎に新たな第1補正値に従って順次更新
    する第1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中
    から指定の第1補正値を第1タイミング信号が発生する
    毎に選択する第1選択手段と、各第2補助偏差から各第
    2補助偏差を零に抑制するための第2補正値を生成する
    第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発生する
    毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶し
    た第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎に新た
    な第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段と、第
    2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補正値を
    第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2選択手
    段と、駆動指令信号生成手段の生成による駆動指令信号
    を第1補正値と第2補正値に従って補正する駆動指令信
    号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動
    指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手段とを備
    えているモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転に同期してモータが一
    回転する間に複数の第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎にモータの回転速度を検出する第1補助回
    転速度検出手段と、第2タイミング信号が発生する毎に
    モータの回転速度を検出する第2補助回転速度検出手段
    と、第1補助回転速度検出手段の各検出出力と速度指令
    信号との偏差に応じた第1補助偏差を生成する第1補助
    偏差生成手段と、第2補助回転速度検出手段の各検出出
    力と速度指令信号との偏差に応じた第2補助偏差を生成
    する第2補助偏差生成手段と、各第1補助偏差から各第
    1補助偏差を零に抑制するための第1補正値を生成する
    第1補正値生成手段と、第1タイミング信号が発生する
    毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶し
    た第1補正値をモータが一回転する毎に新たな第1補正
    値に従って順次更新する第1記憶手段と、第1記憶手段
    の第1補正値群の中から指定の第1補正値を第1タイミ
    ング信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、各第
    2補助偏差から各第2補助偏差を零に抑制するための第
    2補正値を生成する第2補正値生成手段と、第2タイミ
    ング信号が発生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に
    順次記憶し、記憶した第2補正値を第1タイミング信号
    が発生する毎に新たな第2補正値に従って順次更新する
    第2記憶手段と、第2記憶手段の第2補正値群の中から
    指定の第2補正値を第2タイミング信号が発生する毎に
    選択する第2選択手段と、駆動指令信号生成手段の生成
    による駆動指令信号を第1選択手段の選択による第1補
    正値と第2選択手段の選択による第2補正値に従って補
    正する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補正手段
    で補正された駆動指令信号によりモータを駆動するモー
    タ駆動手段とを備えているモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転に同期してモータが一
    回転する間に複数の第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間における
    モータの平均回転速度を検出する第1平均回転速度検出
    手段と、第2タイミング信号が発生する毎に各第2タイ
    ミング信号発生期間におけるモータの平均回転速度を検
    出する第2平均回転速度検出手段と、第1平均回転速度
    検出手段の各検出出力と速度指令信号との偏差に応じた
    第1補助偏差を生成する第1補助偏差生成手段と、第2
    平均回転速度検出手段の各検出出力と速度指令信号との
    偏差に応じた第2補助偏差を生成する第2補助偏差生成
    手段と、各第1補助偏差から各第1補助偏差を零に抑制
    するための第1補正値を生成する第1補正値生成手段
    と、第1タイミング信号が発生する毎に第1補正値を指
    定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモー
    タが一回転する毎に新たな第1補正値に従って順次更新
    する第1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中
    から指定の第1補正値を第1タイミング信号が発生する
    毎に選択する第1選択手段と、各第2補助偏差から各第
    2補助偏差を零に抑制するための第2補正値を生成する
    第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発生する
    毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶し
    た第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎に新た
    な第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段と、第
    2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補正値を
    第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2選択手
    段と、駆動指令信号生成手段の生成による駆動指令信号
    を第1補正値と第2補正値に従って補正する駆動指令信
    号補正手段と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動
    指令信号によりモータを駆動するモータ駆動手段とを備
    えているモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが各
    領域を通過する毎に第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間における
    モータの平均加速度を検出する第1平均加速度検出手段
    と、第1平均加速度検出手段の各検出出力から第1タイ
    ミング信号発生周期毎の負荷トルクを生成する第1負荷
    トルク生成手段と、第2タイミング信号が発生する毎に
    各第2タイミング信号発生期間におけるモータの平均加
    速度を検出する第2平均加速度検出手段と、第2平均加
    速度検出手段の各検出出力から第2タイミング信号発生
    周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算出手段
    と、モータに供給される電流から第1タイミング信号が
    発生する毎に各第1タイミング信号発生期間におけるモ
    ータの平均電流を算出する第1平均電流算出手段と、第
    1平均電流算出手段の各算出値から第1タイミング信号
    発生周期毎の負荷トルクを算出する第1負荷トルク算出
    手段と、モータに供給される電流から第2タイミング信
    号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけ
    るモータの平均電流を算出する第2平均電流算出手段
    と、第2平均電流算出手段の各算出値から第2タイミン
    グ信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トル
    ク算出手段と、第1負荷トルク生成手段の生成による負
    荷トルクと第1負荷トルク算出手段の算出による負荷ト
    ルクとの偏差に応じた第1負荷トルク偏差を生成する第
    1負荷トルク偏差生成手段と、第2負荷トルク生成手段
    の生成による負荷トルクと第2負荷トルク算出手段の算
    出による負荷トルクとの偏差に応じた第2負荷トルク偏
    差を生成する第2負荷トルク偏差生成手段と、各第1負
    荷トルク偏差から各第1負荷トルク偏差を零に抑制する
    ための第1補正値を生成する第1補正値生成手段と、第
    1タイミング信号が発生する毎に第1補正値を指定の記
    憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一
    回転する毎に新たな第1補正値に従って順次更新する第
    1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指
    定の第1補正値を第1タイミング信号が発生する毎に選
    択する第1選択手段と、各第2負荷トルク偏差から各第
    2負荷トルク偏差を零に抑制するための第2補正値を生
    成する第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発
    生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、
    記憶した第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎
    に新たな第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段
    と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補
    正値を第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2
    選択手段と、第1選択手段の選択による第1補正値と第
    2選択手段の選択による第2補正値をそれぞれ電流値に
    変換し、変換した補正値に従って駆動指令信号生成手段
    の生成による駆動指令信号を補正する駆動指令信号補正
    手段と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動指令信
    号によりモータを駆動するモータ駆動手段とを備えてい
    るモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転に同期してモータが一
    回転する間に複数の第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間における
    モータの平均加速度を検出する第1平均加速度検出手段
    と、第1平均加速度検出手段の各検出出力から第1タイ
    ミング信号発生周期毎の負荷トルクを生成する第1負荷
    トルク生成手段と、第2タイミング信号が発生する毎に
    各第2タイミング信号発生期間におけるモータの平均加
    速度を検出する第2平均加速度検出手段と、第2平均加
    速度検出手段の各検出出力から第2タイミング信号発生
    周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算出手段
    と、モータに供給される電流から第1タイミング信号が
    発生する毎に各第1タイミング信号発生期間におけるモ
    ータの平均電流を算出する第1平均電流算出手段と、第
    1平均電流算出手段の各算出値から第1タイミング信号
    発生周期毎の負荷トルクを算出する第1負荷トルク算出
    手段と、モータに供給される電流から第2タイミング信
    号が発生する毎に各第2タイミング信号発生期間におけ
    るモータの平均電流を算出する第2平均電流算出手段
    と、第2平均電流算出手段の各算出値から第2タイミン
    グ信号発生周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トル
    ク算出手段と、第1負荷トルク生成手段の生成による負
    荷トルクと第1負荷トルク算出手段の算出による負荷ト
    ルクとの偏差に応じた第1負荷トルク偏差を生成する第
    1負荷トルク偏差生成手段と、第2負荷トルク生成手段
    の生成による負荷トルクと第2負荷トルク算出手段の算
    出による負荷トルクとの偏差に応じた第2負荷トルク偏
    差を生成する第2負荷トルク偏差生成手段と、各第1負
    荷トルク偏差から各第1負荷トルク偏差を零に抑制する
    ための第1補正値を生成する第1補正値生成手段と、第
    1タイミング信号が発生する毎に第1補正値を指定の記
    憶領域に順次記憶し、記憶した第1補正値をモータが一
    回転する毎に新たな第1補正値に従って順次更新する第
    1記憶手段と、第1記憶手段の第1補正値群の中から指
    定の第1補正値を第1タイミング信号が発生する毎に選
    択する第1選択手段と、各第2負荷トルク偏差から各第
    2負荷トルク偏差を零に抑制するための第2補正値を生
    成する第2補正値生成手段と、第2タイミング信号が発
    生する毎に第2補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、
    記憶した第2補正値を第1タイミング信号が発生する毎
    に新たな第2補正値に従って順次更新する第2記憶手段
    と、第2記憶手段の第2補正値群の中から指定の第2補
    正値を第2タイミング信号が発生する毎に選択する第2
    選択手段と、第1選択手段の選択による第1補正値と第
    2選択手段の選択による第2補正値をそれぞれ電流値に
    変換し、変換した補正値に従って駆動指令信号生成手段
    の生成による駆動指令信号を補正する駆動指令信号補正
    手段と、駆動指令信号補正手段で補正された駆動指令信
    号によりモータを駆動するモータ駆動手段とを備えてい
    るモータ制御装置。
  9. 【請求項9】 モータの回転速度を検出する主回転速度
    検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検出
    出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信号
    生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差信
    号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動指
    令信号生成手段と、モータの回転角度を複数の領域に分
    割したときの回転位置に対応した信号としてモータが各
    領域を通過する毎に第1タイミング信号を発生する第1
    タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して各
    第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信号
    より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生す
    る第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信号
    が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間における
    モータの平均加速度を検出する第1平均加速度検出手段
    と、第1平均加速度検出手段の各検出出力から第1タイ
    ミング信号発生周期毎の負荷トルクを生成する第1負荷
    トルク生成手段と、第2タイミング信号が発生する毎に
    各第2タイミング信号発生期間におけるモータの平均加
    速度を検出する第2平均加速度検出手段と、第2平均加
    速度検出手段の各検出出力から第2タイミング信号発生
    周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算出手段
    と、駆動指令信号から第1タイミング信号が発生する毎
    に各第1タイミング信号発生期間におけるモータの平均
    電流を算出する第1平均電流算出手段と、第1平均電流
    算出手段の各算出値から第1タイミング信号発生周期毎
    の負荷トルクを算出する第1負荷トルク算出手段と、駆
    動指令信号から第2タイミング信号が発生する毎に各第
    2タイミング信号発生期間におけるモータの平均電流を
    算出する第2平均電流算出手段と、第2平均電流算出手
    段の各算出値から第2タイミング信号発生周期毎の負荷
    トルクを算出する第2負荷トルク算出手段と、第1負荷
    トルク生成手段の生成による負荷トルクと第1負荷トル
    ク算出手段の算出による負荷トルクとの偏差に応じた第
    1負荷トルク偏差を生成する第1負荷トルク偏差生成手
    段と、第2負荷トルク生成手段の生成による負荷トルク
    と第2負荷トルク算出手段の算出による負荷トルクとの
    偏差に応じた第2負荷トルク偏差を生成する第2負荷ト
    ルク偏差生成手段と、各第1負荷トルク偏差から各第1
    負荷トルク偏差を零に抑制するための第1補正値を生成
    する第1補正値生成手段と、第1タイミング信号が発生
    する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、記
    憶した第1補正値をモータが一回転する毎に新たな第1
    補正値に従って順次更新する第1記憶手段と、第1記憶
    手段の第1補正値群の中から指定の第1補正値を第1タ
    イミング信号が発生する毎に選択する第1選択手段と、
    各第2負荷トルク偏差から各第2負荷トルク偏差を零に
    抑制するための第2補正値を生成する第2補正値生成手
    段と、第2タイミング信号が発生する毎に第2補正値を
    指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第2補正値を第
    1タイミング信号が発生する毎に新たな第2補正値に従
    って順次更新する第2記憶手段と、第2記憶手段の第2
    補正値群の中から指定の第2補正値を第2タイミング信
    号が発生する毎に選択する第2選択手段と、第1選択手
    段の選択による第1補正値と第2選択手段の選択による
    第2補正値をそれぞれ電流値に変換し、変換した補正値
    に従って駆動指令信号生成手段の生成による駆動指令信
    号を補正する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信号補
    正手段で補正された駆動指令信号によりモータを駆動す
    るモータ駆動手段とを備えているモータ制御装置。
  10. 【請求項10】 モータの回転速度を検出する主回転速
    度検出手段と、速度指令信号と主回転速度検出手段の検
    出出力との偏差に応じた主偏差信号を生成する主偏差信
    号生成手段と、主偏差信号生成手段の生成による主偏差
    信号を零に抑制するための駆動指令信号を生成する駆動
    指令信号生成手段と、モータの回転に同期してモータが
    一回転する間に複数の第1タイミング信号を発生する第
    1タイミング信号発生手段と、モータの回転に同期して
    各第1タイミング信号が発生する間に第1タイミング信
    号より発生間隔の短い複数の第2タイミング信号を発生
    する第2タイミング信号発生手段と、第1タイミング信
    号が発生する毎に各第1タイミング信号発生期間におけ
    るモータの平均加速度を検出する第1平均加速度検出手
    段と、第1平均加速度検出手段の各検出出力から第1タ
    イミング信号発生周期毎の負荷トルクを生成する第1負
    荷トルク生成手段と、第2タイミング信号が発生する毎
    に各第2タイミング信号発生期間におけるモータの平均
    加速度を検出する第2平均加速度検出手段と、第2平均
    加速度検出手段の各検出出力から第2タイミング信号発
    生周期毎の負荷トルクを算出する第2負荷トルク算出手
    段と、駆動指令信号から第1タイミング信号が発生する
    毎に各第1タイミング信号発生期間におけるモータの平
    均電流を算出する第1平均電流算出手段と、第1平均電
    流算出手段の各算出値から第1タイミング信号発生周期
    毎の負荷トルクを算出する第1負荷トルク算出手段と、
    駆動指令信号から第2タイミング信号が発生する毎に各
    第2タイミング信号発生期間におけるモータの平均電流
    を算出する第2平均電流算出手段と、第2平均電流算出
    手段の各算出値から第2タイミング信号発生周期毎の負
    荷トルクを算出する第2負荷トルク算出手段と、第1負
    荷トルク生成手段の生成による負荷トルクと第1負荷ト
    ルク算出手段の算出による負荷トルクとの偏差に応じた
    第1負荷トルク偏差を生成する第1負荷トルク偏差生成
    手段と、第2負荷トルク生成手段の生成による負荷トル
    クと第2負荷トルク算出手段の算出による負荷トルクと
    の偏差に応じた第2負荷トルク偏差を生成する第2負荷
    トルク偏差生成手段と、各第1負荷トルク偏差から各第
    1負荷トルク偏差を零に抑制するための第1補正値を生
    成する第1補正値生成手段と、第1タイミング信号が発
    生する毎に第1補正値を指定の記憶領域に順次記憶し、
    記憶した第1補正値をモータが一回転する毎に新たな第
    1補正値に従って順次更新する第1記憶手段と、第1記
    憶手段の第1補正値群の中から指定の第1補正値を第1
    タイミング信号が発生する毎に選択する第1選択手段
    と、各第2負荷トルク偏差から各第2負荷トルク偏差を
    零に抑制するための第2補正値を生成する第2補正値生
    成手段と、第2タイミング信号が発生する毎に第2補正
    値を指定の記憶領域に順次記憶し、記憶した第2補正値
    を第1タイミング信号が発生する毎に新たな第2補正値
    に従って順次更新する第2記憶手段と、第2記憶手段の
    第2補正値群の中から指定の第2補正値を第2タイミン
    グ信号が発生する毎に選択する第2選択手段と、第1選
    択手段の選択による第1補正値と第2選択手段の選択に
    よる第2補正値をそれぞれ電流値に変換し、変換した補
    正値に従って駆動指令信号生成手段の生成による駆動指
    令信号を補正する駆動指令信号補正手段と、駆動指令信
    号補正手段で補正された駆動指令信号によりモータを駆
    動するモータ駆動手段とを備えているモータ制御装置。
  11. 【請求項11】 第1領域分割手段と第1タイミング信
    号発生手段は、モータの負荷トルクの変動周期を整数倍
    したタイミングで各信号を発生してなる請求項1ないし
    10のうちいづれか一項に記載のモータ制御装置。
  12. 【請求項12】 第1領域分割手段と第1タイミング信
    号発生手段は、モータの出力トルクの脈動に伴うトルク
    変動の周期のうち基本となる周期を整数倍したタイミン
    グで各信号を発生してなる請求項1ないし10のうちい
    づれか一項に記載のモータ制御装置。
  13. 【請求項13】 第1補正値生成手段は第1補助偏差信
    号を積分して第1補正値を生成し、第2補正値生成手段
    は第2補助偏差信号を積分して第2補正値を生成してな
    る請求項1ないし12のうちいづれか一項に記載のモー
    タの制御装置。
  14. 【請求項14】 第1補正値生成手段の入力側と第2補
    正値生成手段の入力側のうち少なくとも一方に特定の周
    波数成分のみの信号を通過させるフイルタを設けてなる
    請求項1ないし13のうちいづれか一項に記載のモータ
    制御装置。
  15. 【請求項15】 第1補正値生成手段と第2補正値生成
    手段は互いに他方の補正値が収束したことを条件に自己
    の補正値を修正してなる請求項1ないし14のうちいづ
    れか一項に記載のモータ制御装置。
  16. 【請求項16】 第1補正値生成手段と第2補正値生成
    手段は第1記憶手段の第1補正値と第2記憶手段の第2
    補正値をそれぞれ次回の補正値生成時の初期値として用
    いてなる請求項1ないし15のうちいづれか一項に記載
    のモータ制御装置。
  17. 【請求項17】 移動体を駆動するモータの制御装置と
    して請求項1ないし16のうちいづれか一項に記載のモ
    ータ制御装置を用いてなる同期駆動装置。
  18. 【請求項18】 モータの制御装置として請求項1ない
    し16のうちいづれか一項に記載のモータ制御装置を用
    いてなる複写機。
  19. 【請求項19】 モータの制御装置として請求項1ない
    し16のうちいづれか一項に記載のモータ制御装置を用
    いてなるプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211869A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Brother Ind Ltd モータ駆動装置及び画像形成装置
WO2017199376A1 (ja) * 2016-05-18 2017-11-23 三菱電機株式会社 空気調和機

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WO2017199376A1 (ja) * 2016-05-18 2017-11-23 三菱電機株式会社 空気調和機
JPWO2017199376A1 (ja) * 2016-05-18 2018-08-30 三菱電機株式会社 空気調和機

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