JPH0537795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537795Y2 JPH0537795Y2 JP1986164419U JP16441986U JPH0537795Y2 JP H0537795 Y2 JPH0537795 Y2 JP H0537795Y2 JP 1986164419 U JP1986164419 U JP 1986164419U JP 16441986 U JP16441986 U JP 16441986U JP H0537795 Y2 JPH0537795 Y2 JP H0537795Y2
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- JP
- Japan
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- width
- slit
- seat
- arm
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 12
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 6
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 240000000731 Fagus sylvatica Species 0.000 description 1
- 235000010099 Fagus sylvatica Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、座部の高さを調整したり、座部を水
平状としたり傾斜させたり選択できる椅子の構造
に関するものである。
平状としたり傾斜させたり選択できる椅子の構造
に関するものである。
[背景技術]
従来から、座部の高さを調整できる椅子が実開
昭60−145845号公報等により知られている。とこ
ろで従来のものは後面側当たり部をスリツトの上
端部に連通する孔部より差し込んでアームをスリ
ツト内にスライド自在に入れるようになつている
が、前面側当たり部と後面側当たり部とは共にア
ームと交差する方向の横巾が略同じ長さとなつて
いた。ところが、後面側当たり部は孔部から挿入
するため後面側当たり部のアームと交差する方向
の横巾が孔部の直径よりも短くなつており、前面
側当たり部のアームと交差する方向の横巾もこれ
と同様に短いので、背部の前後面におけるアーム
と交差する方向における支持が安定せず、がたつ
きやすいという問題があつた。そこでがたつきを
防止するため、孔部の径を大きくし、この孔部に
対応して後面側当たり部の横巾を長くしたり、あ
るいは上記実開昭60−145845号公報に示された従
来例のもののようにスリツトを2列設けたりする
ことが考えられるが、孔部の径を大きくしたり、
複数のスリツトを設けたりすると背部の外観が悪
く、また後部において露出する後面側当たり部の
横巾が長くていつそう見苦しいという問題があつ
た。
昭60−145845号公報等により知られている。とこ
ろで従来のものは後面側当たり部をスリツトの上
端部に連通する孔部より差し込んでアームをスリ
ツト内にスライド自在に入れるようになつている
が、前面側当たり部と後面側当たり部とは共にア
ームと交差する方向の横巾が略同じ長さとなつて
いた。ところが、後面側当たり部は孔部から挿入
するため後面側当たり部のアームと交差する方向
の横巾が孔部の直径よりも短くなつており、前面
側当たり部のアームと交差する方向の横巾もこれ
と同様に短いので、背部の前後面におけるアーム
と交差する方向における支持が安定せず、がたつ
きやすいという問題があつた。そこでがたつきを
防止するため、孔部の径を大きくし、この孔部に
対応して後面側当たり部の横巾を長くしたり、あ
るいは上記実開昭60−145845号公報に示された従
来例のもののようにスリツトを2列設けたりする
ことが考えられるが、孔部の径を大きくしたり、
複数のスリツトを設けたりすると背部の外観が悪
く、また後部において露出する後面側当たり部の
横巾が長くていつそう見苦しいという問題があつ
た。
[考案の目的]
本考案は、上記の従来の問題点に鑑みて考案し
たものであつて、その目的とするところは、後面
側当たり部の横巾を短くしてそれに対応して孔部
の直径も短くできるようにしたにもかかわらず安
定して座部の支持ができる椅子の構造を提供する
にある。
たものであつて、その目的とするところは、後面
側当たり部の横巾を短くしてそれに対応して孔部
の直径も短くできるようにしたにもかかわらず安
定して座部の支持ができる椅子の構造を提供する
にある。
[考案の開示]
本考案の椅子の構造は、下部が前方に位置し且
つ上部が後方に位置するように床1に対して背部
Aを傾斜させて配置し、この傾斜した背部Aを支
える脚部10を背部Aの下部とで略逆V字状にな
るように背部Aに装着し、この傾斜した背部Aに
縦長の1条のスリツト4を設けると共にスリツト
4の上端部にスリツト4に連通するスリツト4巾
よりも大きい直径の孔部9を設け、座部Aの後部
にアーム部6を連出し、アーム部6をスリツト4
に上下移動自在に挿入し、アーム部6の先端部に
背部Aの後面に当たる後面側当たり部7を設け、
背部Aの前面側において座部5の後部付近に背部
Aの前面に当たる前面側当たり部8を設け、後面
側当たり部7のアーム部6に対して交差する方向
の横巾をスリツト4巾よりも長く且つ孔部9の直
径よりも短くし、前面側当たり部8のアーム部6
に対して交差する方向の横巾を後面側当たり部7
のアーム部6に対して交差する方向の横巾よりも
長くして成るものであつて、このような構成を採
用することで、上記した本考案の目的を達成した
ものである。すなわち本考案にあつては、前面側
当たり部8の横巾を後面側当たり部7の横巾より
も長くしたことで、後面側当たり部8の横巾を短
くして孔部9の直径を短くしても背部Aの前面側
において長さの長い前面側当たり部8により横巾
方向に安定して支持できるようになつたものであ
る。
つ上部が後方に位置するように床1に対して背部
Aを傾斜させて配置し、この傾斜した背部Aを支
える脚部10を背部Aの下部とで略逆V字状にな
るように背部Aに装着し、この傾斜した背部Aに
縦長の1条のスリツト4を設けると共にスリツト
4の上端部にスリツト4に連通するスリツト4巾
よりも大きい直径の孔部9を設け、座部Aの後部
にアーム部6を連出し、アーム部6をスリツト4
に上下移動自在に挿入し、アーム部6の先端部に
背部Aの後面に当たる後面側当たり部7を設け、
背部Aの前面側において座部5の後部付近に背部
Aの前面に当たる前面側当たり部8を設け、後面
側当たり部7のアーム部6に対して交差する方向
の横巾をスリツト4巾よりも長く且つ孔部9の直
径よりも短くし、前面側当たり部8のアーム部6
に対して交差する方向の横巾を後面側当たり部7
のアーム部6に対して交差する方向の横巾よりも
長くして成るものであつて、このような構成を採
用することで、上記した本考案の目的を達成した
ものである。すなわち本考案にあつては、前面側
当たり部8の横巾を後面側当たり部7の横巾より
も長くしたことで、後面側当たり部8の横巾を短
くして孔部9の直径を短くしても背部Aの前面側
において長さの長い前面側当たり部8により横巾
方向に安定して支持できるようになつたものであ
る。
以下本考案を実施例により詳述する。背部Aは
床1に設置した場合、下部が前方に位置するよう
に傾斜したものであり、この背部A図面に示す実
施例では傾斜部2の上部に立ち上がり部3を連出
して構成してある。そして図面の実施例において
はさらに傾斜部2と立ち上がり部3とが一枚の板
材(例えばブナのようなむく材、化粧合板等の木
質板により形成してあるが、金属系あるいは合成
樹脂系の板材であつてもよい。また板材にのみ限
定されず、パイプのようなものであつてもよい)
で形成されている。立ち上がり部3は図面の実施
例では略垂直となつているが、床1に対して傾斜
部2の傾斜角度よりも大きな傾斜角度であれば斜
め上方に向けて傾斜していてもよいものである。
立ち上がり部3の上部には孔部9が穿孔してあ
る。傾斜部2の下部から立ち上がり部3の孔部9
にかけて縦長の1条のスリツト4が設けてある。
傾斜部2には傾斜部2に交差する方向に傾斜した
脚部10の上部が取り付けてあり、傾斜部2と脚
部10とが床1に設置されて椅子の姿勢を保つよ
うになつている。座部5には後方に向けて突出す
るアーム部6が設けてあり、このアーム部6はス
リツト4に上下移動自在に入れてある。アーム部
6の先端部は上方に向けて弧状に曲がつており、
この弧状に曲がつた先端部分に傾斜部2の背面乃
至立ち上がり部3の背面に当たる後面側当たり部
7が設けてあり、傾斜部2の前面乃至立ち上がり
部3の前面側において座部5の後部付近に(図面
の実施例ではアーム部6に)傾斜部2の前面乃至
立ち上がり部3の前面に当たる前面側当たり部8
を設けてある。ここでアーム部6をスリツト4に
出し入れするには立ち上がり部3に設けたスリツ
ト4に連続する孔部9から出し入れするものであ
る。この場合、後面側当たり部7のアーム部6に
対して交差する方向の横巾をスリツト4巾よりも
長く且つ孔部9の直径よりも短くしてあり、また
前面側当たり部8のアーム部6に対して交差する
方向の横巾を後面側当たり部7のアーム部6に対
して交差する方向の横巾よりも長くしてある。そ
して後面側当たり部8の横巾を短くすることで、
孔部9の直径も短くでき、孔部9が目立たず、ま
た背部Aの後面側において露出する後面側当たり
部が目立たないようにすることができるものであ
る。しかして、上記のような構成の椅子は例えば
洗面化粧台の前に設置して使用し、座部5に座つ
て化粧などをするのであるが、この場合座部5に
人が座るとその荷重により前面側当たり部8が傾
斜部2の前面に強く当たるとともに後面側当たり
部7が傾斜部2の背面に強く当たることで座つた
状態では座部5が下に落ちないようになつてい
る。ここで座部5の高さ調整をするには座部5に
座つていない状態で第1図の矢印方向に座部5を
少し持ち上げて前面側当たり部8を傾斜部2の前
面から離すとともに後面側当たり部7を傾斜部2
から離して座部5を上下するものである。ここで
アーム部6がスリツト4の傾斜部2部分に位置し
ている場合には第8図のように座部5が略水平姿
勢となるように設定してある。ところで、洗面化
粧台で洗髪をする場合などはアーム部6をスリツ
ト4の立ち上がり部3部分まで移動させ、この位
置で座部5に人が座るとその荷重により前面側当
たり部8が立ち上がり部3の前面に強く当たると
ともに後面側当たり部7が立ち上がり部3の背面
に強く当たつて座部5が動かないものであるが、
この場合第9図に示すように座部5は前下がりに
傾斜した状態となり、使用者は座部5に座つた場
合尻を浮かすことなく前屈みの姿勢をとつて洗髪
ができることとなる。なお傾斜部2に対して脚部
10を回動自在に取り付けて、脚部10を回動し
て傾斜部2に重ねてコンパクトにして収納するこ
とができるようにしてもよいものである。
床1に設置した場合、下部が前方に位置するよう
に傾斜したものであり、この背部A図面に示す実
施例では傾斜部2の上部に立ち上がり部3を連出
して構成してある。そして図面の実施例において
はさらに傾斜部2と立ち上がり部3とが一枚の板
材(例えばブナのようなむく材、化粧合板等の木
質板により形成してあるが、金属系あるいは合成
樹脂系の板材であつてもよい。また板材にのみ限
定されず、パイプのようなものであつてもよい)
で形成されている。立ち上がり部3は図面の実施
例では略垂直となつているが、床1に対して傾斜
部2の傾斜角度よりも大きな傾斜角度であれば斜
め上方に向けて傾斜していてもよいものである。
立ち上がり部3の上部には孔部9が穿孔してあ
る。傾斜部2の下部から立ち上がり部3の孔部9
にかけて縦長の1条のスリツト4が設けてある。
傾斜部2には傾斜部2に交差する方向に傾斜した
脚部10の上部が取り付けてあり、傾斜部2と脚
部10とが床1に設置されて椅子の姿勢を保つよ
うになつている。座部5には後方に向けて突出す
るアーム部6が設けてあり、このアーム部6はス
リツト4に上下移動自在に入れてある。アーム部
6の先端部は上方に向けて弧状に曲がつており、
この弧状に曲がつた先端部分に傾斜部2の背面乃
至立ち上がり部3の背面に当たる後面側当たり部
7が設けてあり、傾斜部2の前面乃至立ち上がり
部3の前面側において座部5の後部付近に(図面
の実施例ではアーム部6に)傾斜部2の前面乃至
立ち上がり部3の前面に当たる前面側当たり部8
を設けてある。ここでアーム部6をスリツト4に
出し入れするには立ち上がり部3に設けたスリツ
ト4に連続する孔部9から出し入れするものであ
る。この場合、後面側当たり部7のアーム部6に
対して交差する方向の横巾をスリツト4巾よりも
長く且つ孔部9の直径よりも短くしてあり、また
前面側当たり部8のアーム部6に対して交差する
方向の横巾を後面側当たり部7のアーム部6に対
して交差する方向の横巾よりも長くしてある。そ
して後面側当たり部8の横巾を短くすることで、
孔部9の直径も短くでき、孔部9が目立たず、ま
た背部Aの後面側において露出する後面側当たり
部が目立たないようにすることができるものであ
る。しかして、上記のような構成の椅子は例えば
洗面化粧台の前に設置して使用し、座部5に座つ
て化粧などをするのであるが、この場合座部5に
人が座るとその荷重により前面側当たり部8が傾
斜部2の前面に強く当たるとともに後面側当たり
部7が傾斜部2の背面に強く当たることで座つた
状態では座部5が下に落ちないようになつてい
る。ここで座部5の高さ調整をするには座部5に
座つていない状態で第1図の矢印方向に座部5を
少し持ち上げて前面側当たり部8を傾斜部2の前
面から離すとともに後面側当たり部7を傾斜部2
から離して座部5を上下するものである。ここで
アーム部6がスリツト4の傾斜部2部分に位置し
ている場合には第8図のように座部5が略水平姿
勢となるように設定してある。ところで、洗面化
粧台で洗髪をする場合などはアーム部6をスリツ
ト4の立ち上がり部3部分まで移動させ、この位
置で座部5に人が座るとその荷重により前面側当
たり部8が立ち上がり部3の前面に強く当たると
ともに後面側当たり部7が立ち上がり部3の背面
に強く当たつて座部5が動かないものであるが、
この場合第9図に示すように座部5は前下がりに
傾斜した状態となり、使用者は座部5に座つた場
合尻を浮かすことなく前屈みの姿勢をとつて洗髪
ができることとなる。なお傾斜部2に対して脚部
10を回動自在に取り付けて、脚部10を回動し
て傾斜部2に重ねてコンパクトにして収納するこ
とができるようにしてもよいものである。
第10図、第11図には座部5の上面部に滑り
止め部Bを設けた実施例が示してある。第10図
においては座部5の上面部に溝1Bを設けて、こ
の溝1Bにゴム2Bをはめ込んだ実施例が示して
あり、第11図に示す実施例では座部5の上面に
お尻に対応した凹部3Bが形成してあり、お尻を
載せたときお尻が凹部3Bにはまつて滑り止めと
なつている。このように滑り止め部Bを形成して
おくと、座部5を前下がり姿勢にした状態で座つ
て前屈みで洗髪等をする場合、お尻が滑りにくく
なるものである。
止め部Bを設けた実施例が示してある。第10図
においては座部5の上面部に溝1Bを設けて、こ
の溝1Bにゴム2Bをはめ込んだ実施例が示して
あり、第11図に示す実施例では座部5の上面に
お尻に対応した凹部3Bが形成してあり、お尻を
載せたときお尻が凹部3Bにはまつて滑り止めと
なつている。このように滑り止め部Bを形成して
おくと、座部5を前下がり姿勢にした状態で座つ
て前屈みで洗髪等をする場合、お尻が滑りにくく
なるものである。
[考案の効果]
本考案にあつては、叙述のように床に対して傾
斜して設置される下部が前方に位置するように傾
斜した背部に縦長の1条のスリツトを設けると共
にスリツトの上端部にスリツトに連通するスリツ
ト巾よりも大きい直径の孔部を設け、座部の後部
にアーム部を連出し、アーム部をスリツトに上下
移動自在に挿入し、アーム部の先端部に背部の後
面に当たる後面側当たり部を設け、背部の前面側
において座部の後部付近に背部の前面に当たる前
面側当たり部を設け、後面側当たり部のアーム部
に対して交差する方向の横巾をスリツト巾よりも
長く且つ孔部の直径よりも短くし、前面側当たり
部のアーム部に対して交差する方向の横巾を後面
側当たり部のアーム部に対して交差する方向の横
巾よりも長くしてあるので、後面側当たり部の横
巾を短くして孔部の直径を短くしても背部の前面
側において長さの長い前面側当たり部により横巾
方向に安定して支持できるものであり、つまり、
縦長のスリツトを1条としてあるので、縦長のス
リツトを複数条設けるもののように、縦長のスリ
ツト間が強度的に弱くなるというようなことがな
いのは勿論、また、このように1条のスリツトに
した場合、座部の支持を良好にするために孔部の
径を大きくし後面当たり部を長くすることも考え
られるが、これであると、孔部が大きい分スリツ
トの両側の背部が強度上弱くなるので、これを防
止するため、孔部をできるだけ小さくして、しか
も、座部の支持を安定させるため後面側当たり部
の横巾を短くし且つ前面側当たり部の長さを長く
することで対応したものである。また、本考案に
あつては、後面側当たり部の横巾及び孔部の直径
を短くできて、孔部が目立たず、また後面におい
て露出する後面側当たり部が目立たないという利
点がある。
斜して設置される下部が前方に位置するように傾
斜した背部に縦長の1条のスリツトを設けると共
にスリツトの上端部にスリツトに連通するスリツ
ト巾よりも大きい直径の孔部を設け、座部の後部
にアーム部を連出し、アーム部をスリツトに上下
移動自在に挿入し、アーム部の先端部に背部の後
面に当たる後面側当たり部を設け、背部の前面側
において座部の後部付近に背部の前面に当たる前
面側当たり部を設け、後面側当たり部のアーム部
に対して交差する方向の横巾をスリツト巾よりも
長く且つ孔部の直径よりも短くし、前面側当たり
部のアーム部に対して交差する方向の横巾を後面
側当たり部のアーム部に対して交差する方向の横
巾よりも長くしてあるので、後面側当たり部の横
巾を短くして孔部の直径を短くしても背部の前面
側において長さの長い前面側当たり部により横巾
方向に安定して支持できるものであり、つまり、
縦長のスリツトを1条としてあるので、縦長のス
リツトを複数条設けるもののように、縦長のスリ
ツト間が強度的に弱くなるというようなことがな
いのは勿論、また、このように1条のスリツトに
した場合、座部の支持を良好にするために孔部の
径を大きくし後面当たり部を長くすることも考え
られるが、これであると、孔部が大きい分スリツ
トの両側の背部が強度上弱くなるので、これを防
止するため、孔部をできるだけ小さくして、しか
も、座部の支持を安定させるため後面側当たり部
の横巾を短くし且つ前面側当たり部の長さを長く
することで対応したものである。また、本考案に
あつては、後面側当たり部の横巾及び孔部の直径
を短くできて、孔部が目立たず、また後面におい
て露出する後面側当たり部が目立たないという利
点がある。
第1図は本考案の側面図、第2図は同上の正面
図、第3図は同上の平面図、第4図は同上の底面
図面、第5図は第2図X−X線の断面図、第6図
は座部の底面図、第7図は本考案の斜視図、第8
図は座部を略水平状態にした断面図、第9図は座
部を前下がり状態にした断面図、第10図a,
b,cは本考案の他の実施例の側面図、正面図及
び平面図、第11図は本考案の更に他の実施例の
平面図であつて、Aは背部、1は床、4はスリツ
ト、5は座部、6はアーム部、7は後面側当たり
部、8は前面側当たり部、10は脚部である。
図、第3図は同上の平面図、第4図は同上の底面
図面、第5図は第2図X−X線の断面図、第6図
は座部の底面図、第7図は本考案の斜視図、第8
図は座部を略水平状態にした断面図、第9図は座
部を前下がり状態にした断面図、第10図a,
b,cは本考案の他の実施例の側面図、正面図及
び平面図、第11図は本考案の更に他の実施例の
平面図であつて、Aは背部、1は床、4はスリツ
ト、5は座部、6はアーム部、7は後面側当たり
部、8は前面側当たり部、10は脚部である。
Claims (1)
- 下部が前方に位置し且つ上部が後方に位置する
ように床に対して背部を傾斜させて配置し、この
傾斜した背部を支える脚部を背部の下部とで略逆
V字状になるように背部に装着し、この傾斜した
背部に縦長の1条のスリツトを設けると共にスリ
ツトの上端部にスリツトに連通するスリツト巾よ
りも大きい直径の孔部を設け、座部の後部にアー
ム部を連出し、アーム部をスリツトに上下移動自
在に挿入し、アーム部の先端部に背部の後面に当
たる後面当たり部を設け、背部の前面側において
座部の後部付近に背部の前面に当たる前面側当た
り部を設け、後面側当たり部のアーム部に対して
交差する方向の横巾をスリツト巾よりも長く且つ
孔部の直径より短くし、前面側当たり部のアーム
部に対して交差する方向の横巾を後面側当たり部
のアーム部に対して交差する方向の横巾よりも長
くして成る椅子の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986164419U JPH0537795Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986164419U JPH0537795Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6371756U JPS6371756U (ja) | 1988-05-13 |
JPH0537795Y2 true JPH0537795Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=31093520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986164419U Expired - Lifetime JPH0537795Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537795Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60145845U (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-27 | 高藤 敬弼 | 座部が高低自在の折り畳み椅子 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP1986164419U patent/JPH0537795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6371756U (ja) | 1988-05-13 |
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