JPH053767Y2 - - Google Patents
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- JPH053767Y2 JPH053767Y2 JP1989043395U JP4339589U JPH053767Y2 JP H053767 Y2 JPH053767 Y2 JP H053767Y2 JP 1989043395 U JP1989043395 U JP 1989043395U JP 4339589 U JP4339589 U JP 4339589U JP H053767 Y2 JPH053767 Y2 JP H053767Y2
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- vehicle body
- caster
- corner joint
- socket
- flat plate
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Links
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Landscapes
- Handcart (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、主に台車や棚車等のベースとして
使用される車体に関する。
使用される車体に関する。
従来の技術
従来、台車等の車体のうち軽量用のものは、そ
の四隅の位置にコーナー継手を配置してフレーム
材の連結を行ない組立られている。前記車体のフ
レーム材の連結に使用されるコーナー継手として
は、例えば実開昭61−134481号公報に記載された
ものなどが公知に属する。
の四隅の位置にコーナー継手を配置してフレーム
材の連結を行ない組立られている。前記車体のフ
レーム材の連結に使用されるコーナー継手として
は、例えば実開昭61−134481号公報に記載された
ものなどが公知に属する。
具体的には、図面の第11図と第12図に例示
したように、直角2方向にフレーム材kを連結す
るソケツトf,gを設け、両ソケツト部f,gの
交点の部位(外隅)には、支柱を立てる支柱ソケ
ツトhが設けられている。また、前記2方向のソ
ケツト部f,gの間の平板部jにキヤスターaの
取付板bがボルトeで取付けられている。
したように、直角2方向にフレーム材kを連結す
るソケツトf,gを設け、両ソケツト部f,gの
交点の部位(外隅)には、支柱を立てる支柱ソケ
ツトhが設けられている。また、前記2方向のソ
ケツト部f,gの間の平板部jにキヤスターaの
取付板bがボルトeで取付けられている。
本考案が解決しようとする課題
第11図と第12図に例示した従来のコーナー
継手cで車体を組立る場合、車体を構成するフレ
ーム材kは直角2方向のソケツト部f,gに1本
ずつしか連結できない。したがつて、積載荷重が
比較的大きい台車や棚車などを製作したくても、
フレーム材k(車台)の強度、剛性に限度があつ
て、そうした要求を満たし得ないという不満、問
題点があつた。
継手cで車体を組立る場合、車体を構成するフレ
ーム材kは直角2方向のソケツト部f,gに1本
ずつしか連結できない。したがつて、積載荷重が
比較的大きい台車や棚車などを製作したくても、
フレーム材k(車台)の強度、剛性に限度があつ
て、そうした要求を満たし得ないという不満、問
題点があつた。
また、従来のコーナー継手の場合は、台車等の
車体に不可欠のキヤスターが固定キヤスターaで
あれ、自在キヤスターdであれ、各々の取付板b
はコーナー継手cの平板部jの下面にボルトeや
ナツトで取付けるより他ない構成である。したが
つて、キヤスターの取付けに手数がかかる上に、
ボルトeやナツトの管理が必要である。更に、そ
うした消耗部品の費用がかかるし、キヤスターの
取付板bの分だけ車体の床上高さが高くなる等々
の問題点があり、これらが解決するべき課題とな
つている。
車体に不可欠のキヤスターが固定キヤスターaで
あれ、自在キヤスターdであれ、各々の取付板b
はコーナー継手cの平板部jの下面にボルトeや
ナツトで取付けるより他ない構成である。したが
つて、キヤスターの取付けに手数がかかる上に、
ボルトeやナツトの管理が必要である。更に、そ
うした消耗部品の費用がかかるし、キヤスターの
取付板bの分だけ車体の床上高さが高くなる等々
の問題点があり、これらが解決するべき課題とな
つている。
課題を解決するための手段
上述した従来技術の課題を解決するための手段
として、この考案に係る台車等の車体は、図面の
第1図〜第10図に好適な実施例を示した通り、
平面形状を長方形に形成された台車の車体におい
て、その四隅の位置に配置されたコーナー継手1
は合成樹脂で射出成形されたものである。該コー
ナー継手1には車体の長手方向の向きに平板部5
の両サイドに平行な配置で2個のソケツト部6,
6′が設けられ、各々のソケツト部6,6′に車体
の長辺を形成する1本又は2本のフレーム材8,
8′が平行に連結されている。そして、車体の短
手方向の向きには前記ソケツト部6,6′の端部
に沿つて1個のソケツト部7が設けられ、該ソケ
ツト部7には車体の短辺を形成する1本のフレー
ム材9が連結されている。更に、前記コーナー継
手1の全部又は選択された一部の下面に、同平板
部5と一体的に固定キヤスター2のヨーク3,3
が設けられ、該ヨーク3,3を利用して固定キヤ
スター2が組み立てられていることを特徴とす
る。
として、この考案に係る台車等の車体は、図面の
第1図〜第10図に好適な実施例を示した通り、
平面形状を長方形に形成された台車の車体におい
て、その四隅の位置に配置されたコーナー継手1
は合成樹脂で射出成形されたものである。該コー
ナー継手1には車体の長手方向の向きに平板部5
の両サイドに平行な配置で2個のソケツト部6,
6′が設けられ、各々のソケツト部6,6′に車体
の長辺を形成する1本又は2本のフレーム材8,
8′が平行に連結されている。そして、車体の短
手方向の向きには前記ソケツト部6,6′の端部
に沿つて1個のソケツト部7が設けられ、該ソケ
ツト部7には車体の短辺を形成する1本のフレー
ム材9が連結されている。更に、前記コーナー継
手1の全部又は選択された一部の下面に、同平板
部5と一体的に固定キヤスター2のヨーク3,3
が設けられ、該ヨーク3,3を利用して固定キヤ
スター2が組み立てられていることを特徴とす
る。
本考案はまた、コーナー継手1の各ソケツト部
6,6′と7は角穴形状に設けられ、車体のフレ
ーム材として角パイプ8,8′と9が使用されて
いること、及び、 コーナー継手1の全部又は選択された一部の下
面に、平板部5と一体的に自在キヤスター4の取
付板が設けられ、該取付板を利用して自在キヤス
ター4が組立られていること、もそれぞれ特徴と
する。
6,6′と7は角穴形状に設けられ、車体のフレ
ーム材として角パイプ8,8′と9が使用されて
いること、及び、 コーナー継手1の全部又は選択された一部の下
面に、平板部5と一体的に自在キヤスター4の取
付板が設けられ、該取付板を利用して自在キヤス
ター4が組立られていること、もそれぞれ特徴と
する。
作 用
車体を構成するフレーム材8と9は、四隅のコ
ーナー継手1に対して、長手方向に2本、短手方
向に1本連結するので、車体に積載される荷物の
重量、荷物の形状などに応じて適用範囲の広い車
体を作れる。
ーナー継手1に対して、長手方向に2本、短手方
向に1本連結するので、車体に積載される荷物の
重量、荷物の形状などに応じて適用範囲の広い車
体を作れる。
コーナー継手1の下面に固定キヤスター2のヨ
ーク3を一体的に設けているので、そのヨーク3
に対し、車輪11を、車軸ボルト12、車軸ナツ
ト13で取付けることにより固定キヤスター2が
完成する。
ーク3を一体的に設けているので、そのヨーク3
に対し、車輪11を、車軸ボルト12、車軸ナツ
ト13で取付けることにより固定キヤスター2が
完成する。
また、コーナー継手1に自在キヤスター4の取
付板5を一体的に設けた場合は、自在キヤスター
4のヨーク3の上端部の垂直な軸部14をボール
支持板15でコーナー継手1の取付板へボルト1
7で締付け固定することにより自在キヤスター4
が完成する。
付板5を一体的に設けた場合は、自在キヤスター
4のヨーク3の上端部の垂直な軸部14をボール
支持板15でコーナー継手1の取付板へボルト1
7で締付け固定することにより自在キヤスター4
が完成する。
実施例
次に、図示した本考案の実施例を説明する。
台車又は棚車等(以下、台車等と総称する。)
の車体の主要部構造を第4図に示した。この車体
は平面形状を長方形に形成されており、その四隅
の位置にコーナー継手1が配置され、各コーナー
継手1によつて、車体は、その長手方向に2本の
フレーム材8,8′が連結され、短手方向に1本
のフレーム材9を連結した構成とされている。車
体の四隅(又は二隅)の外隅位置に1本ずつ支柱
パイプ21が垂直に立てられ、この支柱パイプ2
1が平台車(手押し台車)の場合には手押し用ハ
ンドルの支柱部分とされ、棚台車の場合には棚の
支柱とされる。各コーナー継手1の下面に固定キ
ヤスター2(又は自在キヤスター)が取り付けら
れている。
の車体の主要部構造を第4図に示した。この車体
は平面形状を長方形に形成されており、その四隅
の位置にコーナー継手1が配置され、各コーナー
継手1によつて、車体は、その長手方向に2本の
フレーム材8,8′が連結され、短手方向に1本
のフレーム材9を連結した構成とされている。車
体の四隅(又は二隅)の外隅位置に1本ずつ支柱
パイプ21が垂直に立てられ、この支柱パイプ2
1が平台車(手押し台車)の場合には手押し用ハ
ンドルの支柱部分とされ、棚台車の場合には棚の
支柱とされる。各コーナー継手1の下面に固定キ
ヤスター2(又は自在キヤスター)が取り付けら
れている。
第1図〜第4図に示したコーナー継手1は、剛
性度の高いポリカーボネート、又は一般的にエン
ジニアリングプラスチツクと呼ばれているグラス
フアイバーを混入して強化されたナイロン、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン
テレフタレート(PBT)等の合成樹脂で射出成
形されている。このコーナー継手1には、直角2
方向に、台車等の車体を構成するフレーム材の連
結に供するソケツト部6,7が設けられている。
特に、車体の長手方向の向きのソケツト部6,
6′は、平板部5の両サイドに離れて平行な配置
で2個設けられている。従つて、車体の長手方向
には、フレーム材として2本の角パイプ8,8′
を平行に連結することができる。勿論、軽荷重用
車体の場合は、1本の角パイプ8だけを外寄り
(又は内寄り)のソケツト部6(又は6′)へ連結
してシングルフレームの車体を構成することもで
きる。重荷重用又は積載する荷物の形状が長いも
のに適用される車体の場合は、その長辺に2本の
角パイプ8,8′を2個のソケツト部6,6′へ平
行に連結してダブルフレームの強固な車体を構成
することができる。なお、車体の短手方向に関し
ても、第1図中に点線で図示したように、短いソ
ケツト部7′をソケツト部7と平行な配置で付設
し、これにも角パイプ9′を連結可能な構成で実
施することができる。かくすれば、直角2方向と
もにダブルフレームの強固な車体を構成できる。
性度の高いポリカーボネート、又は一般的にエン
ジニアリングプラスチツクと呼ばれているグラス
フアイバーを混入して強化されたナイロン、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレン
テレフタレート(PBT)等の合成樹脂で射出成
形されている。このコーナー継手1には、直角2
方向に、台車等の車体を構成するフレーム材の連
結に供するソケツト部6,7が設けられている。
特に、車体の長手方向の向きのソケツト部6,
6′は、平板部5の両サイドに離れて平行な配置
で2個設けられている。従つて、車体の長手方向
には、フレーム材として2本の角パイプ8,8′
を平行に連結することができる。勿論、軽荷重用
車体の場合は、1本の角パイプ8だけを外寄り
(又は内寄り)のソケツト部6(又は6′)へ連結
してシングルフレームの車体を構成することもで
きる。重荷重用又は積載する荷物の形状が長いも
のに適用される車体の場合は、その長辺に2本の
角パイプ8,8′を2個のソケツト部6,6′へ平
行に連結してダブルフレームの強固な車体を構成
することができる。なお、車体の短手方向に関し
ても、第1図中に点線で図示したように、短いソ
ケツト部7′をソケツト部7と平行な配置で付設
し、これにも角パイプ9′を連結可能な構成で実
施することができる。かくすれば、直角2方向と
もにダブルフレームの強固な車体を構成できる。
本実施例の場合、車体を構成するフレーム材と
して角パイプ8,9が使用される関係上、各ソケ
ツト部6,7も角穴形状に設けられているが、こ
の構成の限りではない。車体を構成するフレーム
材は通常丸パイプであり、その他アングル、又は
I形鋼、溝形鋼などを採用することが一般的に行
なわれている。従つて、ソケツト部6,7もそう
したフレーム材を連結可能な横断面形状の穴又は
溝形状として設け実施することができる。
して角パイプ8,9が使用される関係上、各ソケ
ツト部6,7も角穴形状に設けられているが、こ
の構成の限りではない。車体を構成するフレーム
材は通常丸パイプであり、その他アングル、又は
I形鋼、溝形鋼などを採用することが一般的に行
なわれている。従つて、ソケツト部6,7もそう
したフレーム材を連結可能な横断面形状の穴又は
溝形状として設け実施することができる。
このコーナー継手1において、直角2方向のソ
ケツト部6,7が交わる交点の位置(外隅部)に
は、垂直上向きに開口された角穴状の支柱用ソケ
ツト部20が設けられ、ここに支柱パイプ(角パ
イプ)21が垂直に立てられる(第4図参照)。
ケツト部6,7が交わる交点の位置(外隅部)に
は、垂直上向きに開口された角穴状の支柱用ソケ
ツト部20が設けられ、ここに支柱パイプ(角パ
イプ)21が垂直に立てられる(第4図参照)。
角パイプ8,9とソケツト部6,7との連結、
及び支柱パイプ21と支柱用ソケツト部20との
連結並びに固定の手段は、接着剤の注入による接
着、又はリベツト止め、或いはタツピングネジに
よるネジ止めなどが採用される。従つて、リベツ
ト止めやネジ止めの採用を前提とする場合には、
ソケツト部6,7,20の側壁部に小孔(第10
図の符号25を参照)を設けておくのが好都合で
ある。
及び支柱パイプ21と支柱用ソケツト部20との
連結並びに固定の手段は、接着剤の注入による接
着、又はリベツト止め、或いはタツピングネジに
よるネジ止めなどが採用される。従つて、リベツ
ト止めやネジ止めの採用を前提とする場合には、
ソケツト部6,7,20の側壁部に小孔(第10
図の符号25を参照)を設けておくのが好都合で
ある。
本実施例のコーナー継手1の場合、平板部5の
下面の略中央部に、固定キヤスター2を構成する
一対のヨーク3,3が一体成形として設けられて
いる。ヨーク3は補強リブ18で補剛されてい
る。従つて、一対をなすヨーク3,3の下端部
に、車輪11を、車軸ボルト12、車軸ナツト1
3で取付けることにより、固定キヤスター2が速
やかに完成される。従つて、固定キヤスター2の
部品数は少なくて済み、組立ての工数も減つて省
力化が達成される。
下面の略中央部に、固定キヤスター2を構成する
一対のヨーク3,3が一体成形として設けられて
いる。ヨーク3は補強リブ18で補剛されてい
る。従つて、一対をなすヨーク3,3の下端部
に、車輪11を、車軸ボルト12、車軸ナツト1
3で取付けることにより、固定キヤスター2が速
やかに完成される。従つて、固定キヤスター2の
部品数は少なくて済み、組立ての工数も減つて省
力化が達成される。
その他の実施態様
(その1)第5図〜第7図に示したコーナー継手
1は、やはり台車等の車体の四隅に配置して使用
されるものであり、コーナー継手としての基本構
成は上記第1実施例のものと共通する。但し、コ
ーナー継手1の平板部5が自在キヤスター4の取
付板を兼ねるものとして形成され、その下面に円
形の鍔部22が一体成形された構成を特徴とす
る。従つて、このコーナー継手1を使用して台車
等の車体を組立てた場合、自在キヤスター4は、
第7図のように、ヨーク3の上面に上向きに突設
された軸部14を直接ベアリング用のボール16
を介して前記鍔部22の内側へ回転自在にはめ込
み、且つ同軸部14の外周面に配設されたベアリ
ング用のボール16を介してボール保持板15で
支持せしめ、該ボール保持板15はコーナー継手
1の前記平板部5の下面の特に前記鍔部22の外
周部位に当接させ、平板部5へ上方からねじ込ん
だボルト17をボール保持板15へねじ込んで締
付け固定することにより、自在キヤスター4の組
立てが行われる。よつて、従来の自在キヤスター
に比して取付板の肉圧相当分だけ背の高さを低減
できる他、部品点数を減じ、組立ての工数も減つ
て省力化が達成される。
1は、やはり台車等の車体の四隅に配置して使用
されるものであり、コーナー継手としての基本構
成は上記第1実施例のものと共通する。但し、コ
ーナー継手1の平板部5が自在キヤスター4の取
付板を兼ねるものとして形成され、その下面に円
形の鍔部22が一体成形された構成を特徴とす
る。従つて、このコーナー継手1を使用して台車
等の車体を組立てた場合、自在キヤスター4は、
第7図のように、ヨーク3の上面に上向きに突設
された軸部14を直接ベアリング用のボール16
を介して前記鍔部22の内側へ回転自在にはめ込
み、且つ同軸部14の外周面に配設されたベアリ
ング用のボール16を介してボール保持板15で
支持せしめ、該ボール保持板15はコーナー継手
1の前記平板部5の下面の特に前記鍔部22の外
周部位に当接させ、平板部5へ上方からねじ込ん
だボルト17をボール保持板15へねじ込んで締
付け固定することにより、自在キヤスター4の組
立てが行われる。よつて、従来の自在キヤスター
に比して取付板の肉圧相当分だけ背の高さを低減
できる他、部品点数を減じ、組立ての工数も減つ
て省力化が達成される。
(その2)第8図〜第10図に示したコーナー継
手1も、やはり台車等の車体の四隅に配置して使
用されるものであり、コーナー継手としての基本
的構成は上記第1実施例のものと共通する。但
し、直角2方向のソケツト部6,7で囲まれた平
板部5に補強リブ23を設けて継手全体の強度、
剛性の増大を図つた点、及び支柱用ソケツト部2
0の背を高くして支柱パイプ21を連結する有効
長さを大きくし、かつ補強リブ24で補剛した
点、並びにソケツト部6,6′と7及び支柱用ソ
ケツト部20の側壁部に複数個のリベツト用又は
ビス用の小孔25を設けた構成をそれぞれ特徴と
している。
手1も、やはり台車等の車体の四隅に配置して使
用されるものであり、コーナー継手としての基本
的構成は上記第1実施例のものと共通する。但
し、直角2方向のソケツト部6,7で囲まれた平
板部5に補強リブ23を設けて継手全体の強度、
剛性の増大を図つた点、及び支柱用ソケツト部2
0の背を高くして支柱パイプ21を連結する有効
長さを大きくし、かつ補強リブ24で補剛した
点、並びにソケツト部6,6′と7及び支柱用ソ
ケツト部20の側壁部に複数個のリベツト用又は
ビス用の小孔25を設けた構成をそれぞれ特徴と
している。
本考案が奏する効果
この考案に係る台車等の車体は、その四隅の位
置に配置されたコーナー継手1の利用によつて、
積載される荷物の重量や形状に応じて車体を構成
するフレーム材8と8′又は9の連結本数と位置
を選択して使用できる自由度が大きい。即ち、シ
ングルフレームの車体又はダブルフレームの車体
を選択的に容易に製作でき、台車等が適用される
荷物の重量や形状に応じて用途に最適な強度、構
造の車体が提供される。
置に配置されたコーナー継手1の利用によつて、
積載される荷物の重量や形状に応じて車体を構成
するフレーム材8と8′又は9の連結本数と位置
を選択して使用できる自由度が大きい。即ち、シ
ングルフレームの車体又はダブルフレームの車体
を選択的に容易に製作でき、台車等が適用される
荷物の重量や形状に応じて用途に最適な強度、構
造の車体が提供される。
また、台車等の車体に不可欠の要素である固定
キヤスター2又は自在キヤスター4も、コーナー
継手1の平板部5の下面に設けられたヨーク等の
利用により容易に組立てられる。のみならず、キ
ヤスターの部品点数が減つて管理が容易となる
他、キヤスターの組立て作業の手間と工数が省
け、組立て作業の省力化、効率化が達成される。
キヤスターの部品代の節約、部品管理の手間の節
減によつてコストダウンも達成される。さらに、
キヤスターの取付板5を省ける結果、同取付板5
の厚さ分だけ台車等の車体の床上高さを小さくで
き、走行安定性が高く、使い易い台車等の製造に
寄与する。
キヤスター2又は自在キヤスター4も、コーナー
継手1の平板部5の下面に設けられたヨーク等の
利用により容易に組立てられる。のみならず、キ
ヤスターの部品点数が減つて管理が容易となる
他、キヤスターの組立て作業の手間と工数が省
け、組立て作業の省力化、効率化が達成される。
キヤスターの部品代の節約、部品管理の手間の節
減によつてコストダウンも達成される。さらに、
キヤスターの取付板5を省ける結果、同取付板5
の厚さ分だけ台車等の車体の床上高さを小さくで
き、走行安定性が高く、使い易い台車等の製造に
寄与する。
第1図〜第3図はこの考案の車体に使用するコ
ーナー継手の第1実施例を示した平面図と一部破
断した正面図及び側面図、第4図は本考案に係る
車体の構造の主要部を示した斜視図である。第5
図〜第7図はコーナー継手の異なる実施例を示し
た平面図と正面図及び第5図の−線矢視の断
面図である。第8図〜第10図のコーナー継手の
更に異なる実施例を示した平面図と正面図及び一
部破断した側面図である。第11図と第12図は
従来のコーナー継手を示した平面図と正面図及び
側面図である。 1……コーナー継手、5……平板部、6,6′,
7……ソケツト部、8,8′,9……フレーム材
(角パイプ)、2……固定キヤスター、4……自在
キヤスター。
ーナー継手の第1実施例を示した平面図と一部破
断した正面図及び側面図、第4図は本考案に係る
車体の構造の主要部を示した斜視図である。第5
図〜第7図はコーナー継手の異なる実施例を示し
た平面図と正面図及び第5図の−線矢視の断
面図である。第8図〜第10図のコーナー継手の
更に異なる実施例を示した平面図と正面図及び一
部破断した側面図である。第11図と第12図は
従来のコーナー継手を示した平面図と正面図及び
側面図である。 1……コーナー継手、5……平板部、6,6′,
7……ソケツト部、8,8′,9……フレーム材
(角パイプ)、2……固定キヤスター、4……自在
キヤスター。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【1】 平面形状を長方形に形成された台車の車
体において、その四隅の位置に配置されたコー
ナー継手は合成樹脂で射出成形されたものであ
り、該コーナー継手には車体の長手方向の向き
に平板部の両サイドに平行な配置で2個のソケ
ツト部が設けられ、各々のソケツト部には車体
の長辺を形成する1本又は2本のフレーム材が
平行に連結されていること、及び車体の短手方
向の向きには前記ソケツト部の端部に沿つて1
個のソケツト部が設けられ、該ソケツト部には
車体の短辺を形成する1本のフレーム材が連結
されていること、並びに前記コーナー継手の全
部又は選択された一部の下面にはその平板部と
一体的に固定キヤスターのヨークが設けられ、
該ヨークを利用して固定キヤスターが組み立て
られていることをそれぞれ特徴とする、台車等
の車体。 【2】 コーナー継手の各ソケツト部は角穴形状
に設けられ、車体のフレーム材として角パイプ
が使用されていることを特徴とする、実用新案
登録請求の範囲第1項に記載した台車等の車
体。 【3】 コーナー継手の全部又は選択された一部
の下面には、平板部と一体的に自在キヤスター
の取付板が設けられ、該取付板を利用して自在
キヤスターが組立られていることを特徴とす
る、実用新案登録請求の範囲第1項又は2項に
記載した台車等の車体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989043395U JPH053767Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989043395U JPH053767Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02134306U JPH02134306U (ja) | 1990-11-07 |
JPH053767Y2 true JPH053767Y2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=31555773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989043395U Expired - Lifetime JPH053767Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053767Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202008013187U1 (de) * | 2008-10-02 | 2009-12-10 | Eberlein, Herbert, Dipl.-Ing. (FH) | Baugruppe zur Bildung eines Einkaufswagens |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632160A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 制御用コンピユ−タの補助記憶装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62124308U (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-07 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP1989043395U patent/JPH053767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632160A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 制御用コンピユ−タの補助記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02134306U (ja) | 1990-11-07 |
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