JPH0537500U - 超音波加工機 - Google Patents

超音波加工機

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JPH0537500U
JPH0537500U JP9460491U JP9460491U JPH0537500U JP H0537500 U JPH0537500 U JP H0537500U JP 9460491 U JP9460491 U JP 9460491U JP 9460491 U JP9460491 U JP 9460491U JP H0537500 U JPH0537500 U JP H0537500U
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ultrasonic
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roll
horn
processing roll
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JP9460491U
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Inventor
英哲 堀
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株式会社ビツグ繊維
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発振ホーンを大きくすることなく幅広な溶断
溶着加工を行うことができ、また、発振ホーンと加工ロ
ールの位置関係を調節することによって最も有効な超音
波加工を行うことができる超音波加工機の構造を提案す
る。 【構成】 超音波発振ホーン21を備えたテーブル20
上に載置された被加工材が機台11に設けられた加工ロ
ール30の回転によって所定形状に溶断または溶着加工
されるようにしたものにおいて、前記超音波発振ホーン
を備えたテーブル20を前記加工ロールの回転方向と直
角方向に往復動するようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は超音波加工機に関し、特には布状物に超音波振動による摩擦熱を加 えることによって所定形状に裁断し模様付けするようにした超音波加工機に関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えば実公平3−3596号公報記載のように、超音波発振機より発振される 超音波振動による摩擦熱を利用して、化学繊維の布状物あるいはフィルムまたは シート等を所定形状に溶断または溶着することが行われている。
【0003】 この溶断溶着加工に際しては、超音波発振ホーンを備えたテーブルと、所定模 様の加工部を刻設した加工ロールが有利に使用され、前記テーブルの超音波発振 ホーンによる摩擦熱と加工ロールによる圧着によって被加工材が所定形状に裁断 または模様付けされる。
【0004】 この超音波加工は、上のように、超音波発振ホーンと加工ロールの協働によっ てなされるのであるが、多くの場合、発振ホーンの大きさは出力との関係で所定 のサイズに定められている。しかるに、被加工材に対し幅広の超音波加工を行お うとして、加工ロールだけ大きくしても、発振ホーンの幅から外れては超音波振 動が伝達されないので溶断溶着加工はできない。 もし、幅広の加工を行おうとすれば、発振ホーンのサイズが大きい、つまり出 力の大きい装置を用いなければならず、設備的にも経済的にも大きな負担となる 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような状況に鑑みて提案されたものであって、主として、発 振ホーンを大きくすることなく幅広な溶断溶着加工を行うことができる新規な超 音波加工機の構造を提案するものである。
【0006】 また、この考案は、発振ホーンと加工ロールの位置関係を調整することによっ て最も有効な超音波加工を行うことができる超音波加工機の構造を提案するもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、超音波発振ホーンを備えたテーブル上に載置された被 加工材が機台に設けられた加工ロールの回転によって所定形状に溶断または溶着 加工されるようにしたものにおいて、前記超音波発振ホーンを備えたテーブルを 前記加工ロールの回転方向と直角方向に往復動するようにしたことを特徴とする 超音波加工機に係る。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案の実施例を説明すると、図1はこの考案の一 実施例を示す超音波加工機の一部を切欠断面であらわした概略正面図、図2はテ ーブルが後退位置にある要部の上面図、図3は同じくテーブルが前進位置にある 要部の上面図である。
【0009】 図1に示した超音波加工機10は、超音波発振ホーン21を備えたテーブル2 0と、機台11に設けられた加工ロール30の間に、化学繊維等からなる被加工 材を送り込み、超音波発振ホーン21による摩擦熱と加工ロール30による回転 圧着によって被加工材を所定形状に裁断または模様付けするようにしたものであ る。
【0010】 図中符号22は超音波発振装置(図示せず)や前記超音波発振ホーン21の回 転駆動モータ23等を含む公知の超音波発振ホーン駆動ユニットで、テーブル2 0と一体に構成されている。また、符号32は加工ロール30の軸受け部材、3 5は該加工ロール30を回転する駆動ベルト、40はその駆動モータ、45はギ アボックスである。
【0011】 この考案の超音波加工機10にあっては、図示のように、超音波発振ホーン2 1を備えたテーブル20が前記加工ロール30の回転方向(図の表裏方向)と直 角方向(図の左右方向)に往復動するように構成されている。
【0012】 すなわち、この実施例では、テーブル20がその側部側において連結部材55 を介してカム板部材50と連結されていて、カム板部材50の回転によって図の 左右方向に往復動するように構成されている。カム板部材50は図のように前記 加工ロール30の駆動モータ40によって、ギアボックス45および47を介し て駆動される。符号51は回転軸である。
【0013】 図2および図3の部分上面図は、カム板部材50とテーブル20の動作関係を 示したもので、テーブル20と結合された連結部材55がカム板部材50の裏面 側に設けられた所定形状のカム溝52にガイドされて往復動する状態を示したも のである。なお、符号27および29はテーブル20のレール、56はカムフォ ロア、矢印aは加工ロール30の回転方向、矢印bは被加工材Mの送り方向を表 わす。
【0014】 図2および図3からよりよく理解されるように、所定形状あるいは模様からな る加工部31がその円周面に陽刻された加工ロール30は超音波発振ホーン21 より幅広なもので、従来の固定的な構造では完全な超音波加工を行うことができ ない。
【0015】 そこで、本考案のように、ロール30の右側部分を加工する際には超音波発振 ホーン21を有するテーブル20を右側へ移動し(図2)、またロール30の左 側部分を加工する際にはテーブル20を超音波発振ホーン21ごと左側へ移動す れば(図3)、このような幅広なロール30であっても完全かつ効果的に超音波 加工することができる。
【0016】 このとき、テーブル20が加工ロール30の回転と同期して所定速度で往復動 するようにすれば、加工ロール30の加工部31に対応してスムーズな移動が可 能となる。
【0017】 なお、ここでは、幅広なロールを用いた例を示したが、超音波発振ホーン21 はその中心部よりも周辺部の方が出力が大きく切れやすいという特性があるので 、通常の大きさのロールの場合にも、テーブルを動かして効率良く加工すること も可能である。
【0018】
【考案の効果】
このように、この考案によれば、幅広な加工ロールを用いて被加工材に対して 幅広な溶断溶着加工を行う場合にも、発振ホーンを大きくすることなく効率よく 効果的に加工を行うことができる。また、通常の加工ロールを用いる場合にも、 必要に応じて、発振ホーンと加工ロールの位置関係を調整することによって最も 有効な超音波加工を行うことができる等、この考案はこの種超音波加工機の有用 性を格段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す超音波加工機の一部
を切欠断面であらわした概略正面図である。
【図2】テーブルが後退位置にある要部の上面図であ
る。
【図3】同じくテーブルが前進位置にある要部の上面図
である。
【符号の説明】
10 超音波加工機 11 機台 20 テーブル 21 超音波発振ホーン 22 超音波発振ホーン駆動装置 30 加工ロール 50 カム板部材 55 連結部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波発振ホーンを備えたテーブル上に
    載置された被加工材が機台に設けられた加工ロールの回
    転によって所定形状に溶断または溶着加工されるように
    したものにおいて、 前記超音波発振ホーンを備えたテーブルを前記加工ロー
    ルの回転方向と直角方向に往復動するようにしたことを
    特徴とする超音波加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、テーブルが加工ロー
    ルの回転と同期して所定速度で往復動するようにしたも
    のである超音波加工機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、被加工材が化学繊維
    の布状物よりなり、これを加工ロールによって所定形状
    に裁断し模様付けするようにしたものである超音波加工
    機。
JP9460491U 1991-10-21 1991-10-21 超音波加工機 Ceased JPH088079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9460491U JPH088079Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 超音波加工機

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JP9460491U JPH088079Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 超音波加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537500U true JPH0537500U (ja) 1993-05-21
JPH088079Y2 JPH088079Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=14114859

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JP9460491U Ceased JPH088079Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 超音波加工機

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JP (1) JPH088079Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190068905A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 서한나 합성수지용 초음파 용착장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190068905A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 서한나 합성수지용 초음파 용착장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH088079Y2 (ja) 1996-03-06

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Legal Events

Date Code Title Description
A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20060822