JPH0723195Y2 - 合成樹脂フィルム製袋状物の製造時における曲線切断装置 - Google Patents

合成樹脂フィルム製袋状物の製造時における曲線切断装置

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JPH0723195Y2
JPH0723195Y2 JP2694792U JP2694792U JPH0723195Y2 JP H0723195 Y2 JPH0723195 Y2 JP H0723195Y2 JP 2694792 U JP2694792 U JP 2694792U JP 2694792 U JP2694792 U JP 2694792U JP H0723195 Y2 JPH0723195 Y2 JP H0723195Y2
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JP
Japan
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cutter
feed mechanism
cut
cutting device
synthetic resin
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JP2694792U
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JPH0617895U (ja
Inventor
延也 一宮
巧守 桑原
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京友物産株式会社
第一ビニロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所謂ゴミ袋など比較的
大型の合成樹脂フィルム製袋状物を製造するさいに使用
する曲線切断装置に関する。
【00002】
【従来の技術】従来より、ゴミ袋51などの合成樹脂製
袋状物としては、図6に示すように、袋本体52の口部
53を略W字形状に屈曲形成せしめたものが知られてお
り、対応する突片54を各々縛ることにより簡便に口部
53を結束することが出来るものである。
【0003】ところで、かかるゴミ袋51の口部53を
略W字形状に屈曲切断する装置としては、本考案者等が
開示した曲線切断装置(実願平2−75985号)が知
られており、これを図4及び図5に基いて説明する。即
ち、同図中、55は長尺筒状とされた合成樹脂フィルム
製被切断物Aを間欠的に水平移送せしめるべく所定間隔
毎に配設された上下一対の送りロ−ラ、56は該送りロ
−ラ55に連動して昇降作動せしめるべく被切断物Aの
移送レベルに配設されたウエルダ−、57は被切断物A
の移送方向と直交すべく該ウエルダ−56の前方に配設
された直線切断装置で、該直線切断装置57は無端駆動
チエ−ン58に所要のカッタ−59が起立保持せしめら
れた構成よりなる。60は該直線切断装置57に対応し
てその前方に水平配設された曲線切断装置で、該曲線切
断装置60は往き側が略W字形状に屈曲された無端駆動
チエ−ン61にアタッチメントを介してカッタ−62が
倒起立自在に取付けられた構成よりなるものである。
【0004】上述の如く構成された従来例は、被切断物
Aをシ−ト状に重合した状態で保持しつつ、送りロ−ラ
55を介して所定ピッチ毎に間欠移送せしめる。そし
て、順次ウエルダ−56により被切断物Aを所定寸法毎
に熱融着せしめたのち、直線切断装置57と曲線切断装
置60を連動して作動せしめ、被切断物Aをその幅方向
に沿って直線状に切断すると共に、略W字形状に屈曲切
断し、図6に示すゴミ袋51を製造するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の曲線
切断装置60は、上述の如く無端駆動チエ−ン61を略
W字形状に屈曲走行せしめつつカッタ−62でもって被
切断物Aを屈曲切断せしめるものであるから、その構造
が極めて簡単であり、安価に提供することが出来る反
面、無端駆動チエ−ン61がガタ付き、しかも波打ちや
すく、ひいては、確実なる屈曲切断をしずらいのみなら
ず、切断効率や品質的な面において必ずしも満足し得な
いものであった。
【0006】本考案は、従来の問題点を一挙に解決し、
合成樹脂フィルムよりなる被切断物Aを迅速、かつ、確
実に効率良く屈曲切断することが出来る便利な曲線切断
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案は、長尺筒
状とされた合成樹脂フィルム製被切断物Aの移送方向に
直交すべくその下方に配設された所要長の横送り機構2
と、該横送り機構2上に直交して取付られた縦送り機構
4と、該縦送り機構4上に立設されたカッタ−用回転ホ
ルダ−5と、カッタ−7を常時切断方向に保持すべく該
カッタ−用回転ホルダ−5を回転制御するカム機構8・
10とよりなり、上記カッタ−用回転ホルダ−5をカム
機構8・10により回転制御せしめつつ横送り機構2及
び縦送り機構4を連動して作動せしめることによりカッ
タ−7を常時切断方向に向けて略W字形状に屈曲走行せ
しめた構成よりなる。
【0008】
【作用】カッタ−用回転ホルダ−5をカム機構8・10
により回転制御せしめつつ、縦送り機構4により適宜縦
送りすると共に、横送り機構2により横送りしてカッタ
−7を常時切断方向に向けて略W字形状に屈曲走行せし
め、被切断物Aを屈曲切断せしめる。
【0009】
【実施例】以下に、本考案を図面に示す一実施例につい
て説明する。1は被切断物Aの移送レベルに位置すべく
ウエルダ−56の前方に配設された曲線切断装置、2は
該曲線切断装置1を構成するロッドレスシリンダで、該
ロッドレスシリンダ2は被切断物Aの移送方向に対して
直交状に水平配設されている。3は該ロッドレスシリン
ダ2の負荷を軽減すべくロッドレスシリンダ2に並設さ
れたリニアモ−タで、該リニアモ−タ3はロッドレスシ
リンダ2と連動して同期等速作動することにより直線的
な横送りを行うものとされている。4は上記ロッドレス
シリンダ2及びリニアモ−タ3に直交して縦送り自在に
架設されたリニアモ−タ、5は該リニアモ−タ4の可動
子上に軸受部材6を介して上向きに設けられたカッタ−
用回転ホルダ−、7は該カッタ−用回転ホルダ−5上に
着脱自在に起立保持された曲線切断用カッタ−、8は前
記ロッドレスシリンダ2と対応すべくカッタ−用回転ホ
ルダ−5の上方に配設された下面に略W字形状のカム溝
9を有する板カム、10は該板カム8のカム溝9に沿っ
てスライドすべくカッタ−用回転ホルダ−5の上面に配
設された一対のカムフォロア−である。11は前記の曲
線切断用カッタ−7より後方に位置せしめるべく取付け
支柱12を介してロッドレスシリンダ2に立設された直
線切断用カッタ−、13は被切断物Aの切断縁を押圧支
持すべく被切断物Aの走行線上に配設された押え板であ
る。
【0010】次に、上述の如く構成された実施例の作動
について説明する。まず、ウエルダ−56により所定寸
法でもって熱融着した被切断物Aを順次間欠的に曲線切
断装置1上に移送せしめ、その融着部位を押え板13で
もって押圧支持する。しかるのち、ロッドレスシリンダ
2・リニアモ−タ3・4を各々連動して作動せしめる。
すると、カッタ−用回転ホルダ−5がカムフォロア−1
0を介して板カム8により回転制御されつつリニアモ−
タ4により適宜縦送りされると共に、ロッドレスシリン
ダ2及びリニアモ−タ3により横送りされ、曲線切断用
カッタ−7は図3に示すように常時切断方向に向けて保
持されつつ略W字形状に屈曲走行して被切断物Aを屈曲
切断せしめる。このさい、直線切断用カッタ−11は、
ロッドレスシリンダ2の作動により曲線切断用カッタ−
7と同期に直線走行し、被切断物Aを直線状に切断せし
める。被切断物Aの切断が完了すると、切断屑は上方に
配設された吸引ファン(図示略)により吸引除去される
と共に、押え板12が自動的に外れ、切断形成されたゴ
ミ袋51は折畳み工程など次工程に移送される。
【0011】切断屑が除去されると共にゴミ袋51が次
工程に移送されると、再び被切断物Aが曲線切断装置1
上に移送され、ロッドレスシリンダ2・リニアモ−タ3
・4の作動により曲線切断用カッタ−7及び直線切断用
カッタ−11が帰り走行を開始し、被切断物Aを屈曲・
直線切断してゴミ袋を形成する。以下同様に、カッタ−
用回転ホルダ−5をカム機構8・10により回転制御せ
しめつつ、縦送り機構4により適宜縦送りすると共に、
横送り機構2により横送りして曲線切断用カッタ−7を
常時切断方向に向けて略W字形状に屈曲走行せしめ、被
切断物Aを屈曲切断せしめると共に、これに連動して直
線切断用カッタ−11を直線走行せしめ、順次被切断物
Aを切断せしめるとよい。
【0012】なお、上記実施例において、横送り機構と
してロッドレスシリンダ2が、縦送り機構としてリニア
モ−タ4が各々示されているが、これに限定されるもの
でなく、ネジ機構やスライド機構など公知の直線送り機
構を採用しても本考案の目的を達成することが出来るも
のである。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように構成されているか
ら、カッタ−用回転ホルダ−5をカム機構8・10によ
り回転制御せしめつつ、縦送り機構4により適宜縦送り
すると共に、横送り機構2により横送りしてカッタ−7
を常時切断方向に向けて略W字形状に屈曲走行せしめ、
被切断物Aを屈曲切断せしめることが出来るものであっ
て、合成樹脂フィルムよりなる被切断物Aの屈曲切断を
迅速、かつ、確実に行うことが出来、ひいては、ゴミ袋
51などの合成樹脂製袋状物を極めて効率よく形成する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図2】同一部を破断した側面図である。
【図3】同作動状態を示す平面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】ゴミ袋51を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 曲線切断装置 2 ロッドレスシリンダ 4 リニアモ−タ 5 カッタ−用回転ホルダ− 7 曲線切断用カッタ− 8 板カム 10 カムフォロア− A 被切断物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺筒状とされた合成樹脂フィルム製被切
    断物Aの移送方向に直交すべくその下方に配設された所
    要長の横送り機構2と、該横送り機構2上に直交して取
    付られた縦送り機構4と、該縦送り機構4上に立設され
    たカッタ−用回転ホルダ−5と、カッタ−7を常時切断
    方向に保持すべく該カッタ−用回転ホルダ−5を回転制
    御するカム機構8・10とよりなり、上記カッタ−用回
    転ホルダ−5をカム機構8・10により回転制御せしめ
    つつ横送り機構2及び縦送り機構4を連動して作動せし
    めることによりカッタ−7を常時切断方向に向けて略W
    字形状に屈曲走行せしめることを特徴とする合成樹脂フ
    ィルム製袋状物の製造時における曲線切断装置。
JP2694792U 1992-03-30 1992-03-30 合成樹脂フィルム製袋状物の製造時における曲線切断装置 Expired - Lifetime JPH0723195Y2 (ja)

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JPH0617895U JPH0617895U (ja) 1994-03-08
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