JPH053728A - 茎、幹及び蔓の誘引用クリツプ - Google Patents
茎、幹及び蔓の誘引用クリツプInfo
- Publication number
- JPH053728A JPH053728A JP3154801A JP15480191A JPH053728A JP H053728 A JPH053728 A JP H053728A JP 3154801 A JP3154801 A JP 3154801A JP 15480191 A JP15480191 A JP 15480191A JP H053728 A JPH053728 A JP H053728A
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- JP
- Japan
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- strut
- groove
- vine
- clip
- grip ring
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/12—Supports for plants; Trellis for strawberries or the like
- A01G9/128—Fixing of plants to supports, e.g. by means of clips
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Supports For Plants (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】花、蔬菜、植物等の茎や幹や蔓を誘引する際の
作業性を改善する。 【構成】支柱である鉄線10に対応した内径を有する合
成樹脂製の支柱把持リング2を設けると共に、支柱把持
リング2の両側に円弧状の係止体6、6と操作杆7、7
を設ける。片手で操作杆7、7を挟んで、支柱把持リン
グ2をそのバネ弾性を活かして鉄線10に嵌着係合させ
ると共に、誘引空間12内に蔓9を誘引固定する。 【効果】蔓9の誘引に要する手間と時間が大幅に削減さ
れる。
作業性を改善する。 【構成】支柱である鉄線10に対応した内径を有する合
成樹脂製の支柱把持リング2を設けると共に、支柱把持
リング2の両側に円弧状の係止体6、6と操作杆7、7
を設ける。片手で操作杆7、7を挟んで、支柱把持リン
グ2をそのバネ弾性を活かして鉄線10に嵌着係合させ
ると共に、誘引空間12内に蔓9を誘引固定する。 【効果】蔓9の誘引に要する手間と時間が大幅に削減さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、花、蔬菜、植物等の茎
や幹或いは蔓を支柱(鉄線、ロープ、紐など)に固定す
る際に適用するに好適な茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
に関するものである。
や幹或いは蔓を支柱(鉄線、ロープ、紐など)に固定す
る際に適用するに好適な茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】花、蔬菜、植物等を栽培する際には、そ
の茎、幹又は蔓に虫がついて病気が発生しないように、
茎、幹又は蔓を誘引固定止め具を用いて支柱に固定して
地面に垂れ下がらないようにする必要があるが、この種
の誘引固定止め具としては従来、藺草、紐、テープ、針
金などが広く用いられていた。
の茎、幹又は蔓に虫がついて病気が発生しないように、
茎、幹又は蔓を誘引固定止め具を用いて支柱に固定して
地面に垂れ下がらないようにする必要があるが、この種
の誘引固定止め具としては従来、藺草、紐、テープ、針
金などが広く用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、
茎、幹又は蔓を支柱に固定する際に、藺草、紐、テープ
又は針金等を両手を使って結ぶ必要があり、また、1本
の茎、幹又は蔓を誘引するためには該茎、幹又は蔓を数
個所で止めなければならないことから、1本の茎、幹又
は蔓の誘引に手間と時間が掛かるという欠点があった。
従って、露地栽培及びハウス栽培の需要が増大しつつあ
る昨今の状況下においても、人手不足の折りから、栽培
規模を拡大することが極めて困難となる不都合があっ
た。また、これ等の誘引固定止め具は、1回止めると再
利用が出来ないばかりか、その材質によっては、錆びた
り、腐ったり、茎、幹又は蔓を傷付けたりする虞があっ
た。
茎、幹又は蔓を支柱に固定する際に、藺草、紐、テープ
又は針金等を両手を使って結ぶ必要があり、また、1本
の茎、幹又は蔓を誘引するためには該茎、幹又は蔓を数
個所で止めなければならないことから、1本の茎、幹又
は蔓の誘引に手間と時間が掛かるという欠点があった。
従って、露地栽培及びハウス栽培の需要が増大しつつあ
る昨今の状況下においても、人手不足の折りから、栽培
規模を拡大することが極めて困難となる不都合があっ
た。また、これ等の誘引固定止め具は、1回止めると再
利用が出来ないばかりか、その材質によっては、錆びた
り、腐ったり、茎、幹又は蔓を傷付けたりする虞があっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、茎、幹又は蔓
の誘引に要する手間と時間を大幅に削減することが出来
ると共に、何回でも繰り返し使用することが可能で、更
に、錆びたり、腐ったり、茎、幹又は蔓を傷付けたりす
る虞のない茎、幹及び蔓の誘引用クリップを提供するこ
とを目的とする。
の誘引に要する手間と時間を大幅に削減することが出来
ると共に、何回でも繰り返し使用することが可能で、更
に、錆びたり、腐ったり、茎、幹又は蔓を傷付けたりす
る虞のない茎、幹及び蔓の誘引用クリップを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、所定の
直径(R1)の支柱係合孔(3)が形成された合成樹脂
製の支柱把持リング(2)を有し、前記支柱把持リング
に所定の溝幅(W1)の溝(5)を当該支柱把持リング
の内外を連通する形で形成し、前記支柱把持リングの両
側にそれぞれ係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
直径(R1)の支柱係合孔(3)が形成された合成樹脂
製の支柱把持リング(2)を有し、前記支柱把持リング
に所定の溝幅(W1)の溝(5)を当該支柱把持リング
の内外を連通する形で形成し、前記支柱把持リングの両
側にそれぞれ係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
【0006】また、本発明は、所定の直径(R1)の支
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに所定の溝幅(W
1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通する
形で形成し、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ合成
樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前記溝
を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(12)を
形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞれ当接
係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の開口幅
(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、前記各
係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記
誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成される。
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに所定の溝幅(W
1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通する
形で形成し、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ合成
樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前記溝
を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(12)を
形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞれ当接
係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の開口幅
(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、前記各
係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記
誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成される。
【0007】また、本発明は、所定の直径(R1)の支
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに、所定の溝幅
(W1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片(13)を、これ等支柱補助把持片の山部(13a)
同士、谷部(13b)同士を当該溝を挟んで互いに対向
させた形で設け、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ
合成樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに、所定の溝幅
(W1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片(13)を、これ等支柱補助把持片の山部(13a)
同士、谷部(13b)同士を当該溝を挟んで互いに対向
させた形で設け、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ
合成樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
【0008】また、本発明は、所定の直径(R1)の支
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに、所定の溝幅
(W1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片(13)を、これ等支柱補助把持片の山部(13a)
同士、谷部(13b)同士を当該溝を挟んで互いに対向
させた形で設け、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ
合成樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ当接係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の
開口幅(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、
前記各係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)
を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成さ
れる。
柱係合孔(3)が形成された合成樹脂製の支柱把持リン
グ(2)を有し、前記支柱把持リングに、所定の溝幅
(W1)の溝(5)を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片(13)を、これ等支柱補助把持片の山部(13a)
同士、谷部(13b)同士を当該溝を挟んで互いに対向
させた形で設け、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ
合成樹脂製の係止体(6)を、これ等係止体の内側に前
記溝を介して前記支柱係合孔に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ当接係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の
開口幅(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、
前記各係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)
を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成さ
れる。
【0009】また、本発明は、2個の鋸歯状の支柱補助
把持片(13)が、これ等支柱補助把持片の山部(13
a)同士、谷部(13b)同士を所定の溝幅(W1)の
溝(5)を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設け
られた支柱把持部材(16)を有し、前記支柱把持部材
の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体(6)を、これ等
係止体の内側に前記溝(5)に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
把持片(13)が、これ等支柱補助把持片の山部(13
a)同士、谷部(13b)同士を所定の溝幅(W1)の
溝(5)を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設け
られた支柱把持部材(16)を有し、前記支柱把持部材
の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体(6)を、これ等
係止体の内側に前記溝(5)に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック部(6
a)を、これ等フック部間に所定の開口幅(W2)の開
口部(8)を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部
(6b)にそれぞれ操作杆(7)を、前記誘引空間と反
対側に突起した形で設けて構成される。
【0010】また、本発明は、2個の鋸歯状の支柱補助
把持片(13)が、これ等支柱補助把持片の山部(13
a)同士、谷部(13b)同士を所定の溝幅(W1)の
溝(5)を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設け
られた支柱把持部材(16)を有し、前記支柱把持部材
の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体(6)を、これ等
係止体の内側に前記溝(5)に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ当接係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の
開口幅(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、
前記各係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)
を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成さ
れる。
把持片(13)が、これ等支柱補助把持片の山部(13
a)同士、谷部(13b)同士を所定の溝幅(W1)の
溝(5)を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設け
られた支柱把持部材(16)を有し、前記支柱把持部材
の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体(6)を、これ等
係止体の内側に前記溝(5)に連通する誘引空間(1
2)を形成する形で設け、前記各係止体の先端にそれぞ
れ当接係合部(6c)を、これ等当接係合部間に所定の
開口幅(W2)の開口部(8)を形成し得る形で設け、
前記各係止体の基部(6b)にそれぞれ操作杆(7)
を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成さ
れる。
【0011】また、本発明は、茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ(1、1A、1B)全体を合成樹脂から形成して
構成される。
リップ(1、1A、1B)全体を合成樹脂から形成して
構成される。
【0012】また、本発明は、茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ(1、1A、1B)全体の形状が、支柱把持リン
グ(2)の支柱係合方向に対して直角な平面について面
対称となるように形成して構成される。
リップ(1、1A、1B)全体の形状が、支柱把持リン
グ(2)の支柱係合方向に対して直角な平面について面
対称となるように形成して構成される。
【0013】また、本発明は、茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ(1B)全体の形状が、支柱把持部材(16)の
支柱係合方向に対して直角な平面について面対称となる
ように形成して構成される。
リップ(1B)全体の形状が、支柱把持部材(16)の
支柱係合方向に対して直角な平面について面対称となる
ように形成して構成される。
【0014】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、次の「作用」の欄についても同様である。
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、次の「作用」の欄についても同様である。
【0015】
【作用】上記した構成により、本発明は、操作杆(7、
7)を互いに接近する方向に押圧すると、合成樹脂製の
支柱把持リング(2)のバネ弾性によって、支柱把持リ
ング(2)の支柱係合孔(3)の直径(R1)と溝
(5)の溝幅(W1)と開口部(8)の開口幅(W2)
が拡大する形で弾性的に変形するように作用する。
7)を互いに接近する方向に押圧すると、合成樹脂製の
支柱把持リング(2)のバネ弾性によって、支柱把持リ
ング(2)の支柱係合孔(3)の直径(R1)と溝
(5)の溝幅(W1)と開口部(8)の開口幅(W2)
が拡大する形で弾性的に変形するように作用する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
の一実施例を示す正面図、図2は図1に示す茎、幹及び
蔓の誘引用クリップの右側面図、図3は図1に示す茎、
幹及び蔓の誘引用クリップを構成する支柱把持リングの
拡大詳細図、図4は図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップを構成する係止体のフック部の拡大詳細図、図5
は図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘
引固定作業の一工程を示す斜視図、図6は図1に示す
茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の
別の工程を示す平面図、図7は図1に示す茎、幹及び蔓
の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の更に別の工程
を示す斜視図、図8は本発明による茎、幹及び蔓の誘引
用クリップの別の実施例を示す正面図、図9は図8に示
す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右側面図、図10は
図8に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを構成する係
止体の当接係合部の拡大詳細図、図11は図8に示す
茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の
一工程を示す斜視図、図12は本発明による茎、幹及び
蔓の誘引用クリップの更に別の実施例を示す正面図、図
13は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右
側面図、図14は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップを構成する支柱把持リングの拡大詳細図、図15
は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた
誘引固定作業の一工程を示す斜視図、図16は本発明に
よる茎、幹及び蔓の誘引用クリップの更に別の実施例を
示す正面図である。
る。図1は本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
の一実施例を示す正面図、図2は図1に示す茎、幹及び
蔓の誘引用クリップの右側面図、図3は図1に示す茎、
幹及び蔓の誘引用クリップを構成する支柱把持リングの
拡大詳細図、図4は図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップを構成する係止体のフック部の拡大詳細図、図5
は図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘
引固定作業の一工程を示す斜視図、図6は図1に示す
茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の
別の工程を示す平面図、図7は図1に示す茎、幹及び蔓
の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の更に別の工程
を示す斜視図、図8は本発明による茎、幹及び蔓の誘引
用クリップの別の実施例を示す正面図、図9は図8に示
す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右側面図、図10は
図8に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを構成する係
止体の当接係合部の拡大詳細図、図11は図8に示す
茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた誘引固定作業の
一工程を示す斜視図、図12は本発明による茎、幹及び
蔓の誘引用クリップの更に別の実施例を示す正面図、図
13は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右
側面図、図14は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップを構成する支柱把持リングの拡大詳細図、図15
は図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを用いた
誘引固定作業の一工程を示す斜視図、図16は本発明に
よる茎、幹及び蔓の誘引用クリップの更に別の実施例を
示す正面図である。
【0017】本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリッ
プ1は、図1及び図2に示すように、全体がポリプロピ
レンやポリエチレン等の合成樹脂から一体に成形された
ものであり、図2に示す中心線CT1を含んで紙面と直
交する平面(即ち、後述する支柱把持リング2の支柱係
合方向である支柱係合孔3の中心軸CT2方向に対して
直角な平面)について面対称となる形状に形成されてい
る。その結果、誘引用クリップ1は、裏側と表側(図2
左右両側)の区別がない形状を有している。ところで、
誘引用クリップ1は、図1に示すように、その略中央部
に、当該誘引用クリップ1を支柱に固定するためのC字
断面の支柱把持リング2を有している。支柱把持リング
2には、図3に示すように、所定の直径R1の支柱係合
孔3が、図3紙面と直角な方向に貫通する形で形成され
ており、支柱係合孔3の図3上側には、該支柱係合孔3
の直径R1より小さい溝幅W1の溝5が、支柱把持リン
グ2の内外を連通する形で設けられている。また、支柱
把持リング2の図1左右両側にはそれぞれ、半円状に湾
曲した係止体6、6が互いに対向する形で設けられてお
り、これ等係止体6、6によって包囲された形で略円筒
状の誘引空間12が形成されている。各係止体6、6の
先端にはそれぞれ、図1及び図4に示すように、外側に
向けて円弧状に折り返す形に形成されたフック部6a、
6aが設けられており、これ等係止体6、6のフック部
6a、6a間には、所定の開口幅W2の開口部8が形成
されている。また、各係止体6、6の基部6b、6bに
はそれぞれ、操作杆7、7が図1矢印A方向(即ち、当
該係止体6、6の基部6b、6bにおける接線方向に対
して略直角な方向で前記誘引空間12と反対側)に突起
した形で設けられており、各操作杆7、7の外側には、
階段状の凹凸からなるすべり止め7a、7aが形成され
ている。
プ1は、図1及び図2に示すように、全体がポリプロピ
レンやポリエチレン等の合成樹脂から一体に成形された
ものであり、図2に示す中心線CT1を含んで紙面と直
交する平面(即ち、後述する支柱把持リング2の支柱係
合方向である支柱係合孔3の中心軸CT2方向に対して
直角な平面)について面対称となる形状に形成されてい
る。その結果、誘引用クリップ1は、裏側と表側(図2
左右両側)の区別がない形状を有している。ところで、
誘引用クリップ1は、図1に示すように、その略中央部
に、当該誘引用クリップ1を支柱に固定するためのC字
断面の支柱把持リング2を有している。支柱把持リング
2には、図3に示すように、所定の直径R1の支柱係合
孔3が、図3紙面と直角な方向に貫通する形で形成され
ており、支柱係合孔3の図3上側には、該支柱係合孔3
の直径R1より小さい溝幅W1の溝5が、支柱把持リン
グ2の内外を連通する形で設けられている。また、支柱
把持リング2の図1左右両側にはそれぞれ、半円状に湾
曲した係止体6、6が互いに対向する形で設けられてお
り、これ等係止体6、6によって包囲された形で略円筒
状の誘引空間12が形成されている。各係止体6、6の
先端にはそれぞれ、図1及び図4に示すように、外側に
向けて円弧状に折り返す形に形成されたフック部6a、
6aが設けられており、これ等係止体6、6のフック部
6a、6a間には、所定の開口幅W2の開口部8が形成
されている。また、各係止体6、6の基部6b、6bに
はそれぞれ、操作杆7、7が図1矢印A方向(即ち、当
該係止体6、6の基部6b、6bにおける接線方向に対
して略直角な方向で前記誘引空間12と反対側)に突起
した形で設けられており、各操作杆7、7の外側には、
階段状の凹凸からなるすべり止め7a、7aが形成され
ている。
【0018】次に、本発明による茎、幹及び蔓の誘引用
クリップ1を用いて、花、蔬菜、植物等の茎や幹或いは
蔓を鉄線等の支柱に誘引固定する方法について説明す
る。ここでは、その一例としてスイートピーの茎を誘引
固定する方法について説明するが、その他の花、蔬菜、
植物等の茎や幹或いは蔓についても同様の方法で誘引固
定することが出来ることは言及するまでもない。
クリップ1を用いて、花、蔬菜、植物等の茎や幹或いは
蔓を鉄線等の支柱に誘引固定する方法について説明す
る。ここでは、その一例としてスイートピーの茎を誘引
固定する方法について説明するが、その他の花、蔬菜、
植物等の茎や幹或いは蔓についても同様の方法で誘引固
定することが出来ることは言及するまでもない。
【0019】即ち、まず、図5に示すように、支柱とし
て垂直に立設された鉄線10の近傍に、誘引固定すべき
スイートピーの茎9を片方の手で支持し、その状態で、
図6に示すように、もう一方の手で前記誘引用クリップ
1の両方の操作杆7、7を挟んで互いに接近する内側方
向に押圧する。そうすると、合成樹脂からなる誘引用ク
リップ1は、そのバネ弾性によって係止体6、6のフッ
ク部6a、6a間の開口部8の開口幅W2並びに支柱把
持リング2の支柱係合孔3の直径R1及び溝5の溝幅W
1が共に拡大するように弾性変形する。なお、操作杆
7、7にはすべり止め7a、7aが設けられているの
で、誘引用クリップ1の変形動作を確実に実行すること
が出来ると同時に、操作杆7、7を挟んでいる手の指の
疲労を軽減することが可能となる。
て垂直に立設された鉄線10の近傍に、誘引固定すべき
スイートピーの茎9を片方の手で支持し、その状態で、
図6に示すように、もう一方の手で前記誘引用クリップ
1の両方の操作杆7、7を挟んで互いに接近する内側方
向に押圧する。そうすると、合成樹脂からなる誘引用ク
リップ1は、そのバネ弾性によって係止体6、6のフッ
ク部6a、6a間の開口部8の開口幅W2並びに支柱把
持リング2の支柱係合孔3の直径R1及び溝5の溝幅W
1が共に拡大するように弾性変形する。なお、操作杆
7、7にはすべり止め7a、7aが設けられているの
で、誘引用クリップ1の変形動作を確実に実行すること
が出来ると同時に、操作杆7、7を挟んでいる手の指の
疲労を軽減することが可能となる。
【0020】次に、この変形状態のまま、誘引用クリッ
プ1を図6左方、即ち鉄線10側へ移動させて、茎9及
び鉄線10を係止体6、6のフック部6a、6a間の開
口部8を介して誘引空間12内に導き、更に鉄線10を
支柱把持リング2の支柱係合孔3に嵌着係合させる。こ
の際、係止体6、6の先端には、外側に向けて円弧状に
折り返す形に形成されたフック部6a、6aが設けられ
ているので、茎9を傷付けることなく円滑に誘引固定す
ることが出来る。
プ1を図6左方、即ち鉄線10側へ移動させて、茎9及
び鉄線10を係止体6、6のフック部6a、6a間の開
口部8を介して誘引空間12内に導き、更に鉄線10を
支柱把持リング2の支柱係合孔3に嵌着係合させる。こ
の際、係止体6、6の先端には、外側に向けて円弧状に
折り返す形に形成されたフック部6a、6aが設けられ
ているので、茎9を傷付けることなく円滑に誘引固定す
ることが出来る。
【0021】次いで、それまで両方の操作杆7、7を内
側方向に押圧していた手を緩めて、誘引用クリップ1を
変形前の状態に弾性的に戻す。すると、図7に示すよう
に、支柱把持リング2は支柱係合孔3を介して鉄線10
を強固に把持し、それによって誘引用クリップ1は鉄線
10に確実に固定されると共に、茎9は前記誘引空間1
2内に緩く固定された状態となる。
側方向に押圧していた手を緩めて、誘引用クリップ1を
変形前の状態に弾性的に戻す。すると、図7に示すよう
に、支柱把持リング2は支柱係合孔3を介して鉄線10
を強固に把持し、それによって誘引用クリップ1は鉄線
10に確実に固定されると共に、茎9は前記誘引空間1
2内に緩く固定された状態となる。
【0022】このように、茎9の誘引固定作業は、誘引
用クリップ1を片手でワンタッチで止めることによって
容易に行なわれるので、短時間で多数の茎9の誘引固定
作業を実行することが可能となり、人手不足の解消に寄
与する。また、誘引用クリップ1を取り外す際には、上
述した手順と逆の手順により片手で簡単に取り外すこと
が出来ることから、繰り返して何回でも使用可能であ
る。また、誘引用クリップ1は、合成樹脂から成形され
ているので、使用中に錆びたり、腐ったりすることはな
く、軽量で持ち運びに便利である。更に、誘引用クリッ
プ1には、既に述べたように、全体が支柱把持リング2
の支柱係合方向に対して直角な平面について面対称の形
状に形成されていて裏表の区別がないため、図2左右の
どちら側の面を上にして使用してもよく、操作性に優れ
ている。
用クリップ1を片手でワンタッチで止めることによって
容易に行なわれるので、短時間で多数の茎9の誘引固定
作業を実行することが可能となり、人手不足の解消に寄
与する。また、誘引用クリップ1を取り外す際には、上
述した手順と逆の手順により片手で簡単に取り外すこと
が出来ることから、繰り返して何回でも使用可能であ
る。また、誘引用クリップ1は、合成樹脂から成形され
ているので、使用中に錆びたり、腐ったりすることはな
く、軽量で持ち運びに便利である。更に、誘引用クリッ
プ1には、既に述べたように、全体が支柱把持リング2
の支柱係合方向に対して直角な平面について面対称の形
状に形成されていて裏表の区別がないため、図2左右の
どちら側の面を上にして使用してもよく、操作性に優れ
ている。
【0023】なお、上述の実施例においては、合成樹脂
から一体に成形された誘引用クリップ1について説明し
たが、誘引用クリップ1の構成部材の内、係止体6、6
と操作杆7、7は、必ずしも合成樹脂製である必要はな
く、合成樹脂以外の材質から形成しても構わない。即
ち、支柱把持リング2が合成樹脂製でありさえすれば、
係止体6、6及び操作杆7、7の材質とは無関係に、該
支柱把持リング2のバネ弾性を活かして誘引用クリップ
1全体を弾性的に適宜変形させることが出来ることとな
る。
から一体に成形された誘引用クリップ1について説明し
たが、誘引用クリップ1の構成部材の内、係止体6、6
と操作杆7、7は、必ずしも合成樹脂製である必要はな
く、合成樹脂以外の材質から形成しても構わない。即
ち、支柱把持リング2が合成樹脂製でありさえすれば、
係止体6、6及び操作杆7、7の材質とは無関係に、該
支柱把持リング2のバネ弾性を活かして誘引用クリップ
1全体を弾性的に適宜変形させることが出来ることとな
る。
【0024】また、上述の実施例においては、図1に示
すように、各係止体6、6の先端にそれぞれフック部6
a、6aを設けて、これ等フック部6a、6a間に開口
幅W2の開口部8を形成した誘引用クリップ1について
説明したが、誘引空間12内に誘引固定すべき茎9が開
口部8の開口幅W2より細い場合には、茎9が誘引後に
開口部8から誘引空間12外へ外れる虞がないとは言え
ない。その場合には、各係止体6、6の先端部に改良を
施すことによって、茎9をその太さの如何に拘らず確実
に誘引固定して、一旦誘引された茎9が誘引空間12か
ら外れる事態の発生を未然に防止することが出来る。以
下、その改良された誘引用クリップ1Aについて図8乃
至図11を用いて説明する。なお、上述の実施例と同一
の部分については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
すように、各係止体6、6の先端にそれぞれフック部6
a、6aを設けて、これ等フック部6a、6a間に開口
幅W2の開口部8を形成した誘引用クリップ1について
説明したが、誘引空間12内に誘引固定すべき茎9が開
口部8の開口幅W2より細い場合には、茎9が誘引後に
開口部8から誘引空間12外へ外れる虞がないとは言え
ない。その場合には、各係止体6、6の先端部に改良を
施すことによって、茎9をその太さの如何に拘らず確実
に誘引固定して、一旦誘引された茎9が誘引空間12か
ら外れる事態の発生を未然に防止することが出来る。以
下、その改良された誘引用クリップ1Aについて図8乃
至図11を用いて説明する。なお、上述の実施例と同一
の部分については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0025】即ち、誘引用クリップ1Aは、図8及び図
9に示すように、全体がポリプロピレンやポリエチレン
等の合成樹脂から一体に成形されたものであり、図9に
示す中心線CT1を含んで紙面と直交する平面(即ち、
後述する支柱把持リング2の支柱係合方向である支柱係
合孔3の中心軸CT2方向に対して直角な平面)につい
て面対称となる形状に形成されている。その結果、誘引
用クリップ1Aは、裏側と表側(図9左右両側)の区別
がない形状を有している。ところで、誘引用クリップ1
Aの支柱把持リング2の図8左右両側にそれぞれ設けら
れた半円状の係止体6、6は、図9に示すように、先細
りの形状を有しており、これ等係止体6、6の先端に
は、図8及び図10に示すように、両方の係止体6、6
を互いに係合させて誘引空間12を閉じた空間とするた
めの当接係合部6c、6cがそれぞれ設けられている。
各当接係合部6cは首部6d及び頭部6eから構成され
ている。即ち、各係止体6、6にはそれぞれ、外側に向
けて円弧状に折り返す形に形成された首部6d、6dが
設けられており、各首部6d、6dの先端には、球状に
形成された頭部6e、6eが設けられている。これ等係
止体6、6の当接係合部6c、6c間には、図10に示
すように、所定の開口幅W2の開口部8が形成されてい
る。
9に示すように、全体がポリプロピレンやポリエチレン
等の合成樹脂から一体に成形されたものであり、図9に
示す中心線CT1を含んで紙面と直交する平面(即ち、
後述する支柱把持リング2の支柱係合方向である支柱係
合孔3の中心軸CT2方向に対して直角な平面)につい
て面対称となる形状に形成されている。その結果、誘引
用クリップ1Aは、裏側と表側(図9左右両側)の区別
がない形状を有している。ところで、誘引用クリップ1
Aの支柱把持リング2の図8左右両側にそれぞれ設けら
れた半円状の係止体6、6は、図9に示すように、先細
りの形状を有しており、これ等係止体6、6の先端に
は、図8及び図10に示すように、両方の係止体6、6
を互いに係合させて誘引空間12を閉じた空間とするた
めの当接係合部6c、6cがそれぞれ設けられている。
各当接係合部6cは首部6d及び頭部6eから構成され
ている。即ち、各係止体6、6にはそれぞれ、外側に向
けて円弧状に折り返す形に形成された首部6d、6dが
設けられており、各首部6d、6dの先端には、球状に
形成された頭部6e、6eが設けられている。これ等係
止体6、6の当接係合部6c、6c間には、図10に示
すように、所定の開口幅W2の開口部8が形成されてい
る。
【0026】次に、誘引用クリップ1Aを用いて、花、
蔬菜、植物等の茎や幹或いは蔓を鉄線等の支柱に誘引固
定する方法について説明する。即ち、上述の誘引用クリ
ップ1の場合と同様にして、誘引用クリップ1Aを支柱
把持リング2を介して鉄線10に確実に固定すると共
に、茎9を誘引空間12内に導く。この状態で、片手の
親指と人指し指等で係止体6、6の当接係合部6c、6
cを互いに接近する方向に移動させて捻ることによっ
て、図11に示すように、これ等当接係合部6c、6c
を互いに係合させる。すると、それまで当接係合部6
c、6c間の開口部8を介して開いていた誘引空間12
は閉じた空間となり、茎9は該閉じた誘引空間12内に
確実に誘引固定されるので、茎9が誘引空間12外へ外
れるようなことはない。
蔬菜、植物等の茎や幹或いは蔓を鉄線等の支柱に誘引固
定する方法について説明する。即ち、上述の誘引用クリ
ップ1の場合と同様にして、誘引用クリップ1Aを支柱
把持リング2を介して鉄線10に確実に固定すると共
に、茎9を誘引空間12内に導く。この状態で、片手の
親指と人指し指等で係止体6、6の当接係合部6c、6
cを互いに接近する方向に移動させて捻ることによっ
て、図11に示すように、これ等当接係合部6c、6c
を互いに係合させる。すると、それまで当接係合部6
c、6c間の開口部8を介して開いていた誘引空間12
は閉じた空間となり、茎9は該閉じた誘引空間12内に
確実に誘引固定されるので、茎9が誘引空間12外へ外
れるようなことはない。
【0027】また、上述の2つの実施例においては、図
7及び図11に示すように、茎9を誘引固定すべき支柱
が鉄線10である場合について説明したが、該支柱がロ
ープである場合には、支柱把持リング2の形状を適宜変
更することによって対処することが可能である。以下、
支柱がロープである場合の誘引用クリップ1Bについて
図12乃至図15を用いて説明する。なお、上述の第2
の実施例(即ち、誘引用クリップ1A)と同一の部分に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
7及び図11に示すように、茎9を誘引固定すべき支柱
が鉄線10である場合について説明したが、該支柱がロ
ープである場合には、支柱把持リング2の形状を適宜変
更することによって対処することが可能である。以下、
支柱がロープである場合の誘引用クリップ1Bについて
図12乃至図15を用いて説明する。なお、上述の第2
の実施例(即ち、誘引用クリップ1A)と同一の部分に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】即ち、誘引用クリップ1Bは、図12及び
図13に示すように、全体がポリプロピレンやポリエチ
レン等の合成樹脂から一体に成形されたものであり、図
13に示す中心線CT1を含んで紙面と直交する平面
(即ち、後述する支柱把持リング2の支柱係合方向であ
る支柱係合孔3の中心軸CT2方向に対して直角な平
面)について面対称となる形状に形成されている。その
結果、誘引用クリップ1Bは、裏側と表側(図13左右
両側)の区別がない形状を有している。ところで、誘引
用クリップ1Bの支柱把持リング2には、図12及び図
14に示すように、所定の直径R1の支柱係合孔3が、
図14紙面と直角な方向に貫通する形で形成されている
と共に、鋸歯状の支柱補助把持片13、13がその山部
13a、13a同士、谷部13b、13b同士を図14
左右方向に対向させた形で設けられており、これ等支柱
補助把持片13、13間には、支柱係合孔3の直径R1
より小さい溝幅W1の溝5が、支柱把持リング2の支柱
係合孔3と誘引空間12とを連通する形で形成されてい
る。
図13に示すように、全体がポリプロピレンやポリエチ
レン等の合成樹脂から一体に成形されたものであり、図
13に示す中心線CT1を含んで紙面と直交する平面
(即ち、後述する支柱把持リング2の支柱係合方向であ
る支柱係合孔3の中心軸CT2方向に対して直角な平
面)について面対称となる形状に形成されている。その
結果、誘引用クリップ1Bは、裏側と表側(図13左右
両側)の区別がない形状を有している。ところで、誘引
用クリップ1Bの支柱把持リング2には、図12及び図
14に示すように、所定の直径R1の支柱係合孔3が、
図14紙面と直角な方向に貫通する形で形成されている
と共に、鋸歯状の支柱補助把持片13、13がその山部
13a、13a同士、谷部13b、13b同士を図14
左右方向に対向させた形で設けられており、これ等支柱
補助把持片13、13間には、支柱係合孔3の直径R1
より小さい溝幅W1の溝5が、支柱把持リング2の支柱
係合孔3と誘引空間12とを連通する形で形成されてい
る。
【0029】次に、誘引用クリップ1Bを用いて、花、
蔬菜、植物等の茎や幹或いは蔓を支柱としてのロープ1
5に誘引固定する方法について説明する。即ち、上述の
誘引用クリップ1Aの場合と同様にして、図15に示す
ように、誘引用クリップ1Bを支柱把持リング2の支柱
係合孔3を介してロープ15に確実に固定すると共に、
茎9を誘引空間12内に導き、更に係止体6、6の当接
係合部6c、6cを互いに係合させる。すると、それま
で当接係合部6c、6c間の開口部8を介して開いてい
た誘引空間12は閉じた空間となり、茎9は該閉じた誘
引空間12内に確実に誘引固定されるので、茎9が誘引
空間12外へ外れるようなことはない。なお、ロープ1
5は、鉄線10等と比べて柔軟な材質であることから、
支柱把持リング2の支柱係合孔3を介してロープ15に
固定された誘引用クリップ1Bが振動や吸湿などが原因
でロープ15から脱落してしまう危険性がある。しか
し、支柱把持リング2の支柱係合孔3の図14上側に
は、既に述べたように、鋸歯状の支柱補助把持片13、
13が設けられているので、ロープ15が支柱係合孔3
から図14上方へ抜けた場合には、該ロープ15は支柱
補助把持片13、13間に挟まれる形で確実に把持され
ることとなり、誘引用クリップ1Bがロープ15から脱
落してしまう事態の発生を未然に防止することが出来
る。
蔬菜、植物等の茎や幹或いは蔓を支柱としてのロープ1
5に誘引固定する方法について説明する。即ち、上述の
誘引用クリップ1Aの場合と同様にして、図15に示す
ように、誘引用クリップ1Bを支柱把持リング2の支柱
係合孔3を介してロープ15に確実に固定すると共に、
茎9を誘引空間12内に導き、更に係止体6、6の当接
係合部6c、6cを互いに係合させる。すると、それま
で当接係合部6c、6c間の開口部8を介して開いてい
た誘引空間12は閉じた空間となり、茎9は該閉じた誘
引空間12内に確実に誘引固定されるので、茎9が誘引
空間12外へ外れるようなことはない。なお、ロープ1
5は、鉄線10等と比べて柔軟な材質であることから、
支柱把持リング2の支柱係合孔3を介してロープ15に
固定された誘引用クリップ1Bが振動や吸湿などが原因
でロープ15から脱落してしまう危険性がある。しか
し、支柱把持リング2の支柱係合孔3の図14上側に
は、既に述べたように、鋸歯状の支柱補助把持片13、
13が設けられているので、ロープ15が支柱係合孔3
から図14上方へ抜けた場合には、該ロープ15は支柱
補助把持片13、13間に挟まれる形で確実に把持され
ることとなり、誘引用クリップ1Bがロープ15から脱
落してしまう事態の発生を未然に防止することが出来
る。
【0030】なお、上述の誘引用クリップ1Bにおいて
は、支柱把持リング2の支柱係合孔3の図14上側に鋸
歯状の支柱補助把持片13、13が設けられた誘引用ク
リップ1Bについて説明したが、図16に示すように、
支柱把持リング2は、支柱係合孔3を省略して支柱補助
把持片13、13のみから構成することも出来る。この
場合には、互いに対向する2個の鋸歯状の支柱補助把持
片13、13からなる支柱把持部材16が、ロープ15
等の柔軟な材質の支柱を把持する機能を果たすこととな
る。この際、係止体6、6の先端には、フック部6a、
6aを設けてもよいし、当接係合部6c、6cを設けて
も構わない。
は、支柱把持リング2の支柱係合孔3の図14上側に鋸
歯状の支柱補助把持片13、13が設けられた誘引用ク
リップ1Bについて説明したが、図16に示すように、
支柱把持リング2は、支柱係合孔3を省略して支柱補助
把持片13、13のみから構成することも出来る。この
場合には、互いに対向する2個の鋸歯状の支柱補助把持
片13、13からなる支柱把持部材16が、ロープ15
等の柔軟な材質の支柱を把持する機能を果たすこととな
る。この際、係止体6、6の先端には、フック部6a、
6aを設けてもよいし、当接係合部6c、6cを設けて
も構わない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の直径R1の支柱係合孔3が形成された合成樹脂製
の支柱把持リング2を有し、前記支柱把持リング2に所
定の溝幅W1の溝5を当該支柱把持リング2の内外を連
通する形で形成し、前記支柱把持リング2の両側にそれ
ぞれ係止体6を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5
を介して前記支柱係合孔3に連通する誘引空間12を形
成する形で設け、前記各係止体6の先端にそれぞれ、外
側に向けて折り返す形に形成されたフック部6aを、こ
れ等フック部6a、6a間に所定の開口幅W2の開口部
8を形成し得る形で設け、前記各係止体6の基部6bに
それぞれ操作杆7を、前記誘引空間12と反対側に突起
した形で設けて構成したので、当該誘引用クリップ1の
操作杆7、7を片手で互いに接近する方向に押圧するこ
とにより、合成樹脂製の支柱把持リング2のバネ弾性を
活かすことによって、支柱把持リング2の支柱係合孔3
の直径R1と溝5の溝幅W1とフック部6a、6a間の
開口部8の開口幅W2が拡大するように弾性的に変形さ
せることが出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間1
2への誘引固定作業を、誘引用クリップ1を片手でワン
タッチで止めることによって簡便かつ確実に行なうこと
が可能となる。その結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓
の誘引固定作業を実行することが出来るので、茎や幹或
いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深刻
な人手不足の問題を解消することが可能となる。また、
誘引用クリップ1は、取り外し作業も片手で簡単に実行
出来るので、繰り返して何回でも使用可能であり、耐久
性に優れる等の利点を有する。また、本発明によれば、
所定の直径R1の支柱係合孔3が形成された合成樹脂製
の支柱把持リング2を有し、前記支柱把持リング2に所
定の溝幅W1の溝5を当該支柱把持リング2の内外を連
通する形で形成し、前記支柱把持リング2の両側にそれ
ぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体6、6の内
側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連通する誘引
空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端に
それぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合部6c、6
c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し得る形で設
け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、
前記誘引空間12と反対側に突起した形で設けて構成し
たので、当該誘引用クリップ1Aの操作杆7、7を片手
で互いに接近する方向に押圧することにより、合成樹脂
製の支柱把持リング2のバネ弾性を活かすことによっ
て、支柱把持リング2の支柱係合孔3の直径R1と溝5
の溝幅W1と当接係合部6c、6c間の開口部8の開口
幅W2が拡大するように弾性的に変形させることが出来
ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12への誘引固定
作業を、誘引用クリップ1Aを片手でワンタッチで止め
ることによって簡便かつ確実に行なうことが可能とな
る。更に、茎、幹又は蔓が誘引空間12内に固定された
状態で、係止体6、6の当接係合部6c、6cを互いに
係合させて誘引空間12を閉じることによって、一旦誘
引された茎9が誘引空間12から外れる事態の発生を未
然に防止することが可能となる。その結果、誘引固定す
べき茎、幹又は蔓が如何に細いものであっても、該茎、
幹又は蔓の誘引固定作業を確実に、かつ短時間で実行す
ることが出来るので、茎や幹或いは蔓の誘引に要する手
間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不足の問題を解消
することが可能となる。また、誘引用クリップ1Aは、
取り外し作業も片手で簡単に実行出来るので、繰り返し
て何回でも使用可能であり、耐久性に優れる等の利点を
有する。
所定の直径R1の支柱係合孔3が形成された合成樹脂製
の支柱把持リング2を有し、前記支柱把持リング2に所
定の溝幅W1の溝5を当該支柱把持リング2の内外を連
通する形で形成し、前記支柱把持リング2の両側にそれ
ぞれ係止体6を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5
を介して前記支柱係合孔3に連通する誘引空間12を形
成する形で設け、前記各係止体6の先端にそれぞれ、外
側に向けて折り返す形に形成されたフック部6aを、こ
れ等フック部6a、6a間に所定の開口幅W2の開口部
8を形成し得る形で設け、前記各係止体6の基部6bに
それぞれ操作杆7を、前記誘引空間12と反対側に突起
した形で設けて構成したので、当該誘引用クリップ1の
操作杆7、7を片手で互いに接近する方向に押圧するこ
とにより、合成樹脂製の支柱把持リング2のバネ弾性を
活かすことによって、支柱把持リング2の支柱係合孔3
の直径R1と溝5の溝幅W1とフック部6a、6a間の
開口部8の開口幅W2が拡大するように弾性的に変形さ
せることが出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間1
2への誘引固定作業を、誘引用クリップ1を片手でワン
タッチで止めることによって簡便かつ確実に行なうこと
が可能となる。その結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓
の誘引固定作業を実行することが出来るので、茎や幹或
いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深刻
な人手不足の問題を解消することが可能となる。また、
誘引用クリップ1は、取り外し作業も片手で簡単に実行
出来るので、繰り返して何回でも使用可能であり、耐久
性に優れる等の利点を有する。また、本発明によれば、
所定の直径R1の支柱係合孔3が形成された合成樹脂製
の支柱把持リング2を有し、前記支柱把持リング2に所
定の溝幅W1の溝5を当該支柱把持リング2の内外を連
通する形で形成し、前記支柱把持リング2の両側にそれ
ぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体6、6の内
側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連通する誘引
空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端に
それぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合部6c、6
c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し得る形で設
け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、
前記誘引空間12と反対側に突起した形で設けて構成し
たので、当該誘引用クリップ1Aの操作杆7、7を片手
で互いに接近する方向に押圧することにより、合成樹脂
製の支柱把持リング2のバネ弾性を活かすことによっ
て、支柱把持リング2の支柱係合孔3の直径R1と溝5
の溝幅W1と当接係合部6c、6c間の開口部8の開口
幅W2が拡大するように弾性的に変形させることが出来
ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12への誘引固定
作業を、誘引用クリップ1Aを片手でワンタッチで止め
ることによって簡便かつ確実に行なうことが可能とな
る。更に、茎、幹又は蔓が誘引空間12内に固定された
状態で、係止体6、6の当接係合部6c、6cを互いに
係合させて誘引空間12を閉じることによって、一旦誘
引された茎9が誘引空間12から外れる事態の発生を未
然に防止することが可能となる。その結果、誘引固定す
べき茎、幹又は蔓が如何に細いものであっても、該茎、
幹又は蔓の誘引固定作業を確実に、かつ短時間で実行す
ることが出来るので、茎や幹或いは蔓の誘引に要する手
間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不足の問題を解消
することが可能となる。また、誘引用クリップ1Aは、
取り外し作業も片手で簡単に実行出来るので、繰り返し
て何回でも使用可能であり、耐久性に優れる等の利点を
有する。
【0032】また、本発明によれば、所定の直径R1の
支柱係合孔3が形成された合成樹脂製の支柱把持リング
2を有し、前記支柱把持リング2に、所定の溝幅W1の
溝5を当該支柱把持リング2の内外を連通する形で形成
すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持片13を、こ
れ等支柱補助把持片13、13の山部13a、13a同
士、谷部13b、13b同士を当該溝5を挟んで互いに
対向させた形で設け、前記支柱把持リング2の両側にそ
れぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体6、6の
内側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形成されたフッ
ク部6aを、これ等フック部6a、6a間に所定の開口
幅W2の開口部8を形成し得る形で設け、前記各係止体
6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、前記誘引空間12
と反対側に突起した形で設けて構成したので、当該誘引
用クリップ1Bの操作杆7、7を片手で互いに接近する
方向に押圧することにより、合成樹脂製の支柱把持リン
グ2のバネ弾性を活かすことによって、支柱把持リング
2の支柱係合孔3の直径R1と溝5の溝幅W1とフック
部6a、6a間の開口部8の開口幅W2が拡大するよう
に弾性的に変形させることが出来ることから、茎、幹又
は蔓の誘引空間12への誘引固定作業を、誘引用クリッ
プ1Bを片手でワンタッチで止めることによって簡便か
つ確実に行なうことが可能となる。更に、支柱把持リン
グ2の支柱係合孔3の外側には鋸歯状の支柱補助把持片
13、13が設けられているので、支柱がロープ15等
の柔軟な材質のものであっても、誘引用クリップ1Bが
振動や吸湿などが原因で支柱から脱落してしまう事態の
発生を未然に防止することが可能となる。その結果、支
柱の種類を問わず、該茎、幹又は蔓の誘引固定作業を確
実に、かつ短時間で実行することが出来るので、茎や幹
或いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深
刻な人手不足の問題を解消することが可能となる。ま
た、誘引用クリップ1Bは、取り外し作業も片手で簡単
に実行出来るので、繰り返して何回でも使用可能であ
り、耐久性に優れる等の利点を有する。
支柱係合孔3が形成された合成樹脂製の支柱把持リング
2を有し、前記支柱把持リング2に、所定の溝幅W1の
溝5を当該支柱把持リング2の内外を連通する形で形成
すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持片13を、こ
れ等支柱補助把持片13、13の山部13a、13a同
士、谷部13b、13b同士を当該溝5を挟んで互いに
対向させた形で設け、前記支柱把持リング2の両側にそ
れぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体6、6の
内側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形成されたフッ
ク部6aを、これ等フック部6a、6a間に所定の開口
幅W2の開口部8を形成し得る形で設け、前記各係止体
6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、前記誘引空間12
と反対側に突起した形で設けて構成したので、当該誘引
用クリップ1Bの操作杆7、7を片手で互いに接近する
方向に押圧することにより、合成樹脂製の支柱把持リン
グ2のバネ弾性を活かすことによって、支柱把持リング
2の支柱係合孔3の直径R1と溝5の溝幅W1とフック
部6a、6a間の開口部8の開口幅W2が拡大するよう
に弾性的に変形させることが出来ることから、茎、幹又
は蔓の誘引空間12への誘引固定作業を、誘引用クリッ
プ1Bを片手でワンタッチで止めることによって簡便か
つ確実に行なうことが可能となる。更に、支柱把持リン
グ2の支柱係合孔3の外側には鋸歯状の支柱補助把持片
13、13が設けられているので、支柱がロープ15等
の柔軟な材質のものであっても、誘引用クリップ1Bが
振動や吸湿などが原因で支柱から脱落してしまう事態の
発生を未然に防止することが可能となる。その結果、支
柱の種類を問わず、該茎、幹又は蔓の誘引固定作業を確
実に、かつ短時間で実行することが出来るので、茎や幹
或いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深
刻な人手不足の問題を解消することが可能となる。ま
た、誘引用クリップ1Bは、取り外し作業も片手で簡単
に実行出来るので、繰り返して何回でも使用可能であ
り、耐久性に優れる等の利点を有する。
【0033】また、本発明によれば、所定の直径R1の
支柱係合孔3が形成された合成樹脂製の支柱把持リング
2を有し、前記支柱把持リング2に、所定の溝幅W1の
溝5を当該支柱把持リング2の内外を連通する形で形成
すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持片13、13
を、これ等支柱補助把持片13、13の山部13a、1
3a同士、谷部13b、13b同士を当該溝5を挟んで
互いに対向させた形で設け、前記支柱把持リング2の両
側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体
6、6の内側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連
通する誘引空間12を形成する形で設け、前記各係止体
6の先端にそれぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合
部6c、6c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し
得る形で設け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操
作杆7を、前記誘引空間12と反対側に突起した形で設
けて構成したので、当該誘引用クリップ1Bの操作杆
7、7を片手で互いに接近する方向に押圧することによ
り、合成樹脂製の支柱把持リング2のバネ弾性を活かす
ことによって、支柱把持リング2の支柱係合孔3の直径
R1と溝5の溝幅W1と当接係合部6c、6c間の開口
部8の開口幅W2が拡大するように弾性的に変形させる
ことが出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12へ
の誘引固定作業を、誘引用クリップ1Bを片手でワンタ
ッチで止めることによって簡便かつ確実に行なうことが
可能となる。更に、茎、幹又は蔓が誘引空間12内に固
定された状態で、係止体6、6の当接係合部6c、6c
を互いに係合させて誘引空間12を閉じることによっ
て、一旦誘引された茎9が誘引空間12から外れる事態
の発生を未然に防止することが出来るばかりか、支柱把
持リング2の支柱係合孔3の外側には鋸歯状の支柱補助
把持片13、13が設けられているので、支柱がロープ
15等の柔軟な材質のものであっても、誘引用クリップ
1Bが振動や吸湿などが原因で支柱から脱落してしまう
事態の発生を未然に防止することが可能となる。その結
果、誘引固定すべき茎、幹又は蔓が如何に細いものであ
っても、また支柱の種類を問わず、茎、幹又は蔓の誘引
固定作業を確実に、かつ短時間で実行することが出来る
ので、茎や幹或いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅
に削減し、深刻な人手不足の問題を解消することが可能
となる。また、誘引用クリップ1Bは、取り外し作業も
片手で簡単に実行出来るので、繰り返して何回でも使用
可能であり、耐久性に優れる等の利点を有する。
支柱係合孔3が形成された合成樹脂製の支柱把持リング
2を有し、前記支柱把持リング2に、所定の溝幅W1の
溝5を当該支柱把持リング2の内外を連通する形で形成
すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持片13、13
を、これ等支柱補助把持片13、13の山部13a、1
3a同士、谷部13b、13b同士を当該溝5を挟んで
互いに対向させた形で設け、前記支柱把持リング2の両
側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6を、これ等係止体
6、6の内側に前記溝5を介して前記支柱係合孔3に連
通する誘引空間12を形成する形で設け、前記各係止体
6の先端にそれぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合
部6c、6c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し
得る形で設け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操
作杆7を、前記誘引空間12と反対側に突起した形で設
けて構成したので、当該誘引用クリップ1Bの操作杆
7、7を片手で互いに接近する方向に押圧することによ
り、合成樹脂製の支柱把持リング2のバネ弾性を活かす
ことによって、支柱把持リング2の支柱係合孔3の直径
R1と溝5の溝幅W1と当接係合部6c、6c間の開口
部8の開口幅W2が拡大するように弾性的に変形させる
ことが出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12へ
の誘引固定作業を、誘引用クリップ1Bを片手でワンタ
ッチで止めることによって簡便かつ確実に行なうことが
可能となる。更に、茎、幹又は蔓が誘引空間12内に固
定された状態で、係止体6、6の当接係合部6c、6c
を互いに係合させて誘引空間12を閉じることによっ
て、一旦誘引された茎9が誘引空間12から外れる事態
の発生を未然に防止することが出来るばかりか、支柱把
持リング2の支柱係合孔3の外側には鋸歯状の支柱補助
把持片13、13が設けられているので、支柱がロープ
15等の柔軟な材質のものであっても、誘引用クリップ
1Bが振動や吸湿などが原因で支柱から脱落してしまう
事態の発生を未然に防止することが可能となる。その結
果、誘引固定すべき茎、幹又は蔓が如何に細いものであ
っても、また支柱の種類を問わず、茎、幹又は蔓の誘引
固定作業を確実に、かつ短時間で実行することが出来る
ので、茎や幹或いは蔓の誘引に要する手間と時間を大幅
に削減し、深刻な人手不足の問題を解消することが可能
となる。また、誘引用クリップ1Bは、取り外し作業も
片手で簡単に実行出来るので、繰り返して何回でも使用
可能であり、耐久性に優れる等の利点を有する。
【0034】また、本発明によれば、2個の鋸歯状の支
柱補助把持片13が、これ等支柱補助把持片13、13
の山部13a、13a同士、谷部13b、13b同士を
所定の溝幅W1の溝5を挟んで互いに対向させた形で開
閉自在に設けられた支柱把持部材16を有し、前記支柱
把持部材16の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6
を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形成されたフッ
ク部6aを、これ等フック部6a、6a間に所定の開口
幅W2の開口部8を形成し得る形で設け、前記各係止体
6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、前記誘引空間12
と反対側に突起した形で設けて構成したので、当該誘引
用クリップ1Bの操作杆7、7を片手で互いに接近する
方向に押圧することにより、支柱補助把持片13、13
を互いに開閉させて溝5の溝幅W1を変化させることが
出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12への誘引
固定作業を、誘引用クリップ1Bを片手でワンタッチで
止めることによって簡便かつ確実に行なうことが可能と
なる。その結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓の誘引固
定作業を実行することが出来るので、茎や幹或いは蔓の
誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不
足の問題を解消することが可能となる。また、誘引用ク
リップ1Bは、取り外し作業も片手で簡単に実行出来る
ので、繰り返して何回でも使用可能であり、耐久性に優
れる等の利点を有する。
柱補助把持片13が、これ等支柱補助把持片13、13
の山部13a、13a同士、谷部13b、13b同士を
所定の溝幅W1の溝5を挟んで互いに対向させた形で開
閉自在に設けられた支柱把持部材16を有し、前記支柱
把持部材16の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6
を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形成されたフッ
ク部6aを、これ等フック部6a、6a間に所定の開口
幅W2の開口部8を形成し得る形で設け、前記各係止体
6の基部6bにそれぞれ操作杆7を、前記誘引空間12
と反対側に突起した形で設けて構成したので、当該誘引
用クリップ1Bの操作杆7、7を片手で互いに接近する
方向に押圧することにより、支柱補助把持片13、13
を互いに開閉させて溝5の溝幅W1を変化させることが
出来ることから、茎、幹又は蔓の誘引空間12への誘引
固定作業を、誘引用クリップ1Bを片手でワンタッチで
止めることによって簡便かつ確実に行なうことが可能と
なる。その結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓の誘引固
定作業を実行することが出来るので、茎や幹或いは蔓の
誘引に要する手間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不
足の問題を解消することが可能となる。また、誘引用ク
リップ1Bは、取り外し作業も片手で簡単に実行出来る
ので、繰り返して何回でも使用可能であり、耐久性に優
れる等の利点を有する。
【0035】また、本発明によれば、2個の鋸歯状の支
柱補助把持片13が、これ等支柱補助把持片13、13
の山部13a、13a同士、谷部13b、13b同士を
所定の溝幅W1の溝5を挟んで互いに対向させた形で開
閉自在に設けられた支柱把持部材16を有し、前記支柱
把持部材16の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6
を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合部6c、
6c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し得る形で
設け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操作杆7
を、前記誘引空間12と反対側に突起した形で設けて構
成したので、当該誘引用クリップ1Bの操作杆7、7を
片手で互いに接近する方向に押圧することにより、支柱
補助把持片13、13を互いに開閉させて溝5の溝幅W
1を変化させることが出来ることから、茎、幹又は蔓の
誘引空間12への誘引固定作業を、誘引用クリップ1B
を片手でワンタッチで止めることによって簡便かつ確実
に行なうことが可能となる。更に、茎、幹又は蔓が誘引
空間12内に固定された状態で、係止体6、6の当接係
合部6c、6cを互いに係合させて誘引空間12を閉じ
ることによって、一旦誘引された茎9が誘引空間12か
ら外れる事態の発生を未然に防止することが出来る。そ
の結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓の誘引固定作業を
実行することが出来るので、茎や幹或いは蔓の誘引に要
する手間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不足の問題
を解消することが可能となる。また、誘引用クリップ1
Bは、取り外し作業も片手で簡単に実行出来るので、繰
り返して何回でも使用可能であり、耐久性に優れる等の
利点を有する。
柱補助把持片13が、これ等支柱補助把持片13、13
の山部13a、13a同士、谷部13b、13b同士を
所定の溝幅W1の溝5を挟んで互いに対向させた形で開
閉自在に設けられた支柱把持部材16を有し、前記支柱
把持部材16の両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体6
を、これ等係止体6、6の内側に前記溝5に連通する誘
引空間12を形成する形で設け、前記各係止体6の先端
にそれぞれ当接係合部6cを、これ等当接係合部6c、
6c間に所定の開口幅W2の開口部8を形成し得る形で
設け、前記各係止体6の基部6bにそれぞれ操作杆7
を、前記誘引空間12と反対側に突起した形で設けて構
成したので、当該誘引用クリップ1Bの操作杆7、7を
片手で互いに接近する方向に押圧することにより、支柱
補助把持片13、13を互いに開閉させて溝5の溝幅W
1を変化させることが出来ることから、茎、幹又は蔓の
誘引空間12への誘引固定作業を、誘引用クリップ1B
を片手でワンタッチで止めることによって簡便かつ確実
に行なうことが可能となる。更に、茎、幹又は蔓が誘引
空間12内に固定された状態で、係止体6、6の当接係
合部6c、6cを互いに係合させて誘引空間12を閉じ
ることによって、一旦誘引された茎9が誘引空間12か
ら外れる事態の発生を未然に防止することが出来る。そ
の結果、短時間で多数の茎、幹又は蔓の誘引固定作業を
実行することが出来るので、茎や幹或いは蔓の誘引に要
する手間と時間を大幅に削減し、深刻な人手不足の問題
を解消することが可能となる。また、誘引用クリップ1
Bは、取り外し作業も片手で簡単に実行出来るので、繰
り返して何回でも使用可能であり、耐久性に優れる等の
利点を有する。
【0036】また、上記の茎、幹及び蔓の誘引用クリッ
プ1、1A、1B全体を合成樹脂から形成して構成する
と、上記の効果に加えて、誘引用クリップ1、1A、1
Bが使用中に錆びたり、腐ったりすることはなく、ま
た、軽量で持ち運びに便利である。
プ1、1A、1B全体を合成樹脂から形成して構成する
と、上記の効果に加えて、誘引用クリップ1、1A、1
Bが使用中に錆びたり、腐ったりすることはなく、ま
た、軽量で持ち運びに便利である。
【0037】また、本発明は、茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ1、1A、1B全体の形状が、支柱把持リング2
の支柱係合方向に対して直角な平面について面対称とな
るように形成して構成すると、上記の効果に加えて、誘
引用クリップ1、1A、1Bに裏表の区別がなくなるの
で、操作性に優れた茎、幹及び蔓の誘引用クリップ1、
1A、1Bを提供することが可能となる。
リップ1、1A、1B全体の形状が、支柱把持リング2
の支柱係合方向に対して直角な平面について面対称とな
るように形成して構成すると、上記の効果に加えて、誘
引用クリップ1、1A、1Bに裏表の区別がなくなるの
で、操作性に優れた茎、幹及び蔓の誘引用クリップ1、
1A、1Bを提供することが可能となる。
【0038】また、本発明は、茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ1B全体の形状が、支柱把持部材16の支柱係合
方向に対して直角な平面について面対称となるように形
成して構成すると、上記の効果に加えて、誘引用クリッ
プ1Bに裏表の区別がなくなるので、操作性に優れた
茎、幹及び蔓の誘引用クリップ1Bを提供することが可
能となる。
リップ1B全体の形状が、支柱把持部材16の支柱係合
方向に対して直角な平面について面対称となるように形
成して構成すると、上記の効果に加えて、誘引用クリッ
プ1Bに裏表の区別がなくなるので、操作性に優れた
茎、幹及び蔓の誘引用クリップ1Bを提供することが可
能となる。
【図1】本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップの
一実施例を示す正面図である。
一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右
側面図である。
側面図である。
【図3】図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを構
成する支柱把持リング付近の拡大詳細図である。
成する支柱把持リング付近の拡大詳細図である。
【図4】図1に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを構
成する係止体のフック部付近の拡大詳細図である。
成する係止体のフック部付近の拡大詳細図である。
【図5】誘引固定作業の一工程を示す斜視図である。
【図6】誘引固定作業の別の工程を示す平面図である。
【図7】誘引固定作業の更に別の工程を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップの
別の実施例を示す正面図である。
別の実施例を示す正面図である。
【図9】図8に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップの右
側面図である。
側面図である。
【図10】図8に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを
構成する係止体の当接係合部の拡大詳細図である。
構成する係止体の当接係合部の拡大詳細図である。
【図11】図8に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップを
用いた誘引固定作業の一工程を示す斜視図である。
用いた誘引固定作業の一工程を示す斜視図である。
【図12】本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
の更に別の実施例を示す正面図である。
の更に別の実施例を示す正面図である。
【図13】図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
の右側面図である。
の右側面図である。
【図14】図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
を構成する支柱把持リングの拡大詳細図である。
を構成する支柱把持リングの拡大詳細図である。
【図15】図12に示す茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
を用いた誘引固定作業の一工程を示す斜視図である。
を用いた誘引固定作業の一工程を示す斜視図である。
【図16】本発明による茎、幹及び蔓の誘引用クリップ
の更に別の実施例を示す正面図である。 1、1A、1B……茎、幹及び蔓の誘引用クリップ 2……支柱把持リング 3……支柱係合孔 5……溝 6……係止体 6a……フック部 6b……基部 6c……当接係合部 7……操作杆 8……開口部 12……誘引空間 13……支柱補助把持片 13a……山部 13b……谷部 16……支柱把持部材 CT2……中心軸 R1……直径 W1……溝幅 W2……開口幅
の更に別の実施例を示す正面図である。 1、1A、1B……茎、幹及び蔓の誘引用クリップ 2……支柱把持リング 3……支柱係合孔 5……溝 6……係止体 6a……フック部 6b……基部 6c……当接係合部 7……操作杆 8……開口部 12……誘引空間 13……支柱補助把持片 13a……山部 13b……谷部 16……支柱把持部材 CT2……中心軸 R1……直径 W1……溝幅 W2……開口幅
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の直径の支柱係合孔が形成された合
成樹脂製の支柱把持リングを有し、前記支柱把持リング
に所定の溝幅の溝を当該支柱把持リングの内外を連通す
る形で形成し、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ係
止体を、これ等係止体の内側に前記溝を介して前記支柱
係合孔に連通する誘引空間を形成する形で設け、前記各
係止体の先端にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形
成されたフック部を、これ等フック部間に所定の開口幅
の開口部を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部に
それぞれ操作杆を、前記誘引空間と反対側に突起した形
で設けて構成した茎、幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項2】 所定の直径の支柱係合孔が形成された合
成樹脂製の支柱把持リングを有し、前記支柱把持リング
に所定の溝幅の溝を当該支柱把持リングの内外を連通す
る形で形成し、前記支柱把持リングの両側にそれぞれ合
成樹脂製の係止体を、これ等係止体の内側に前記溝を介
して前記支柱係合孔に連通する誘引空間を形成する形で
設け、前記各係止体の先端にそれぞれ当接係合部を、こ
れ等当接係合部間に所定の開口幅の開口部を形成し得る
形で設け、前記各係止体の基部にそれぞれ操作杆を、前
記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成した茎、
幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項3】 所定の直径の支柱係合孔が形成された合
成樹脂製の支柱把持リングを有し、前記支柱把持リング
に、所定の溝幅の溝を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片を、これ等支柱補助把持片の山部同士、谷部同士を当
該溝を挟んで互いに対向させた形で設け、前記支柱把持
リングの両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体を、これ等
係止体の内側に前記溝を介して前記支柱係合孔に連通す
る誘引空間を形成する形で設け、前記各係止体の先端に
それぞれ、外側に向けて折り返す形に形成されたフック
部を、これ等フック部間に所定の開口幅の開口部を形成
し得る形で設け、前記各係止体の基部にそれぞれ操作杆
を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設けて構成し
た茎、幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項4】 所定の直径の支柱係合孔が形成された合
成樹脂製の支柱把持リングを有し、前記支柱把持リング
に、所定の溝幅の溝を当該支柱把持リングの内外を連通
する形で形成すると共に、2個の鋸歯状の支柱補助把持
片を、これ等支柱補助把持片の山部同士、谷部同士を当
該溝を挟んで互いに対向させた形で設け、前記支柱把持
リングの両側にそれぞれ合成樹脂製の係止体を、これ等
係止体の内側に前記溝を介して前記支柱係合孔に連通す
る誘引空間を形成する形で設け、前記各係止体の先端に
それぞれ当接係合部を、これ等当接係合部間に所定の開
口幅の開口部を形成し得る形で設け、前記各係止体の基
部にそれぞれ操作杆を、前記誘引空間と反対側に突起し
た形で設けて構成した茎、幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項5】 2個の鋸歯状の支柱補助把持片が、これ
等支柱補助把持片の山部同士、谷部同士を所定の溝幅の
溝を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設けられた
支柱把持部材を有し、前記支柱把持部材の両側にそれぞ
れ合成樹脂製の係止体を、これ等係止体の内側に前記溝
に連通する誘引空間を形成する形で設け、前記各係止体
の先端にそれぞれ、外側に向けて折り返す形に形成され
たフック部を、これ等フック部間に所定の開口幅の開口
部を形成し得る形で設け、前記各係止体の基部にそれぞ
れ操作杆を、前記誘引空間と反対側に突起した形で設け
て構成した茎、幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項6】 2個の鋸歯状の支柱補助把持片が、これ
等支柱補助把持片の山部同士、谷部同士を所定の溝幅の
溝を挟んで互いに対向させた形で開閉自在に設けられた
支柱把持部材を有し、前記支柱把持部材の両側にそれぞ
れ合成樹脂製の係止体を、これ等係止体の内側に前記溝
に連通する誘引空間を形成する形で設け、前記各係止体
の先端にそれぞれ当接係合部を、これ等当接係合部間に
所定の開口幅の開口部を形成し得る形で設け、前記各係
止体の基部にそれぞれ操作杆を、前記誘引空間と反対側
に突起した形で設けて構成した茎、幹及び蔓の誘引用ク
リップ。 - 【請求項7】 全体を合成樹脂から形成して構成した請
求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求
項5又は請求項6記載の茎、幹及び蔓の誘引用クリッ
プ。 - 【請求項8】 全体の形状が、支柱把持リングの支柱係
合方向に対して直角な平面について面対称となるように
形成して構成した請求項1又は請求項2又は請求項3又
は請求項4記載の茎、幹及び蔓の誘引用クリップ。 - 【請求項9】 全体の形状が、支柱把持部材の支柱係合
方向に対して直角な平面について面対称となるように形
成して構成した請求項5又は請求項6記載の茎、幹及び
蔓の誘引用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154801A JPH053728A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 茎、幹及び蔓の誘引用クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154801A JPH053728A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 茎、幹及び蔓の誘引用クリツプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053728A true JPH053728A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15592191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3154801A Pending JPH053728A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 茎、幹及び蔓の誘引用クリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053728A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5542209A (en) * | 1994-01-04 | 1996-08-06 | Sheu; Shyong-Shyy | Stalk support for flowers |
NL1007438C2 (nl) * | 1997-11-04 | 1999-05-10 | Agrarisch Loonbedrijf C Pellik | Klem alsmede draadklemsamenstel. |
US6378175B1 (en) * | 1997-08-01 | 2002-04-30 | Doorframer, Inc. | Resilient fastening clip for plants |
US20140053460A1 (en) * | 2011-01-24 | 2014-02-27 | Ig Specials B.V. | Graft element, system and method for joining plant stem sections using such graft element, and system and method for preparing such graft element |
JP2014113073A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Takigen Mfg Co Ltd | 幼苗の自立支持具 |
KR101451029B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2014-10-14 | 안정현 | 농작물 지지끈 고정집게 |
CN105711987A (zh) * | 2013-07-08 | 2016-06-29 | 胡妍 | 一种具有长尾夹的有线电器 |
WO2017122191A1 (en) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | Paskal Technologies Agriculture Cooperative LTD. | Dual-purpose clip |
KR20200127398A (ko) * | 2019-05-02 | 2020-11-11 | 주식회사 다마가산업 | 과실수의 가지유인추 |
EP4381939A1 (en) * | 2022-12-07 | 2024-06-12 | Chu Hsing Metal Co., Ltd. | Fixing clip structure for flower plant |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3154801A patent/JPH053728A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6389656B1 (en) | 1997-11-04 | 2002-05-21 | Agrarisch Loonbedrijf C. Pellikaan | Clip, as well as wire/clip assembly |
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