JPH053708Y2 - - Google Patents

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JPH053708Y2
JPH053708Y2 JP248786U JP248786U JPH053708Y2 JP H053708 Y2 JPH053708 Y2 JP H053708Y2 JP 248786 U JP248786 U JP 248786U JP 248786 U JP248786 U JP 248786U JP H053708 Y2 JPH053708 Y2 JP H053708Y2
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exhaust pipe
heat insulation
catalyst
heat
covers
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用エンジンの排気管、殊にエン
ジンからマフラに到る排気系内に触媒装置を介装
した排気管の保温カバー装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、エンジンの排気マニホールドからマフラ
に到る排気系内に、排ガス中の有害成分を低減す
るための触媒装置を介装した自動車が広く製造さ
れているが、車両のレイアウト上の関係から、排
気マニホールドと触媒装置との間の距離が可成長
くなる場合がある。技術上良く知られているよう
に、排ガス浄化用触媒は、触媒の種類によつて多
少の変動はあるものの、排ガス温度が夫々の触媒
の最適反応温度以下に低下すると、著しく浄化機
能が低下するので、エンジンの排気マニホールド
から触媒装置までの距離が長い場合、排ガス温度
の低下を防止するために、排気管の外周面に保温
用のカバーが装着される。いま、従来の排気管保
温カバー装置の一例を、第1図乃至第3図につい
て説明すると、図中符号10は、排気管12の排
気マニホールド(図示せず)側のフランジであつ
て、図示しないガスケツトを介し上記排気マニホ
ールドの対応するフランジにボルトによつて連結
される。14は上記排気管12に固着された他の
フランジ16及びガスケツトを介して同排気管に
連結された触媒装置であつて、そのケーシング内
にハネカム構造の担体上に触媒物質を担持させた
触媒、又はペレツト状担体の外周面に触媒物質を
担持させた触媒等が収蔵されており、同触媒装置
は更に図示しないマフラ及びテールパイプを経て
大気に連通している。又、排気マニホールドから
触媒装置14に到る排気管12内に、例えばベロ
ーズ管18が介装され、エンジンの振動が、それ
より下流側の排気管12及び触媒装置14並びに
これらを車体の床下に吊持する懸吊手段(図示せ
ず)等に、なるべく伝達されないように構成され
ている。(なお、図面ではベローズのひだが省略
されて、単に円筒体の形で略示されている。)上
記触媒装置14内の触媒が、有効に排ガス浄化機
能を発揮するためには、排ガスの温度が十分に高
いことが必要であるので、排気マニホールドから
触媒装置14までの排気管12の全長が長い場
合、途中での放熱を防止するために、排気管12
の外周に保温装置20が装着されている。保温装
置20は、排気管の軸線に沿つて上下に二分割さ
れ、夫々断面形状が略半円形或いは台形等概ね樋
状をなす一組の保温カバー22a及び22bから
構成されている。上記一対の保温カバーは、従
来、その長さ方向の一箇所以上も第2図に示した
固定装置Aで、又他の少くとも一箇所を第3図に
示した固定装置Bで、排気管12の外周面に固定
されている。固定装置Aは、上下の保温カバー2
2a及び22bの外周にリング状の締付金具24
を囲設し、その対向する耳部26をボルト又はね
じ28によつて締付けた単純な構造のものであ
る。一方、固定装置Bは、先ず排気管12を囲ん
で上下二つ割りのブラケツト30を取付け、ブラ
ケツト30の外側に配設された保温カバー22a
及び22bの何れか一方、例えば図示の場合、保
持カバー22aのフランジ部32に予めその頭部
を溶接により固着された締付ボルト34を、上記
ブラケツト30のボルト孔及び他方の保温カバー
22bの対応するフランジ部に設けられたボルト
孔に挿通されたのち、ナツト36によつて締付固
定する構成である。
(考案が解決しようとする問題点) 第2図及び第3図を一瞥して容易に理解される
ように、固定装置Aは構造簡単で取付作業も容易
であるが、固定装置Bは、ボルト34の溶接、そ
の座面の加工、ブラケツト30の設置等のため構
造極めて複雑であつて、占有スペースが大きく、
そのうえ取付作業も面倒で、従つてコスト高とな
ることを免れない。それ故、できれば総ての取付
部分に固定装置Aを使用しいのであるが、固定装
置Aだけの場合、保温カバー22a及び22bの
円周方向の拘束力が弱いので、エンジンの振動に
よつて保温カバー22a及び22bが円周方向に
相対変位し、隣接する端縁22′a及び22′bが
互に衝突して不快なびびり音を発生する不具合が
ある。そこで、構造複雑かつ高価ではあるが、保
温カバー22a及び22bの円周方向の相対変位
を禁止する当り面を有する固定装置Bが、協働す
る各一組の保温カバー毎に少くとも一箇所設けら
れていたのである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記事情に鑑み創案されたもので、
夫々樋状をなし協働して排気管の外周面を覆う一
組の保温カバーの隣接する端縁に、排気管への装
着時、互に当接して当り面となる小突起を夫々設
けてなることを特徴とする排気管用保温カバー装
置を要旨とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を第4図乃至第7図につい
て具体的に説明する。(なお、第1図乃至第3図
と実質的に同一の部材及び部分には、同一の符号
を付し、重複説明は省略する。)第4図及び第5
図に示すように、上下の保温カバー22a及び2
2bの隣接端縁の適所に、これら保温カバーを排
気管12の外周に前記固定装置Aと同様な取付装
置を用いて装着したとき、互に当接して各保温カ
バーの円周方向の相対変位を禁止する当り面とな
る小突起38a及び38bが設けられる。この
際、第4図及び第5図に示されてるように、小突
起38a,38b相互間の隙間Hは排気管12の
外径に対し適当な締め代が得られるように設定さ
れ、更にこの隙間Hは保温カバーの相対向する隣
接端縁の隙間H′より小さく設定することが好ま
しい。この構成によれば、第2図の構成に、小突
起38a及び38bを付加したに過ぎない簡単か
つ安価な構成によつて、保温カバー22a及び2
2b相互間の円周方向の相対変位を禁止すること
ができるので、びびり音の発生を防止することが
できる。そして小突起38a及び38bは、一組
の保温カバー22a及び22bの長さが短い場合
は、最低2個所の固定部分の一方のみに設ければ
十分であり、他方は前記固定装置Aでもよい。又
協働する保温カバー22a及び22bの軸線方向
の長さが長い場合は、複数箇所に対をなす小突起
38a及び38bを設けることが好ましい。次
に、第6図は、締付金具24に小突起38a及び
38bを内挿し得るスリツト40を設けて、締付
金具24に対する保温カバー22a,22bの位
置決めを行なうようにした本考案の変形実施例を
示すものである。なお、第7図に示すように、保
温カバー22a,22bの形状如何によつては、
小突起38a及び38bそれ自身が位置決め部材
としての機能を十分に発揮し得るので、このよう
な場合はスリツト40の設置は、重量軽減の意義
を有するにとどまる。
(考案の効果) 本考案に係る排気管用保温カバー装置は、夫々
樋状をなし協働して排気管の外周面を覆う一組の
保温カバーの隣接する端縁に、排気管への装着
時、互に当接して当り面となる小突起を夫々設け
てなることを特徴とし、構造簡単かつ小型軽量し
かも安価であつて、びびり音の発生を効果的に防
止することができ、更に取付作業も容易なこの種
装置を提供することができるので、実用上有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排気管及び保温カバー装置の概
略平面図、第2図及び第3図は第1図の−線
及び−線に沿う断面図、第4図は本考案の一
実施例を示す斜視図、第5図は第4図の−線
に沿う断面図、第6図及び第7図は本考案の他の
実施例を示す夫々側面図である。 12……排気管、14……触媒装置、20……
保温装置、22a及び22b……保温カバー、3
8a及び38b……小突起、A及びB……固定装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々樋状をなし協働して排気管の外周面を覆う
    一組の保温カバーの隣接する端縁に、排気管への
    装着時、互に当接して当り面となる小突起を夫々
    設けてなることを特徴とする排気管用保温カバー
    装置。
JP248786U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH053708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP248786U JPH053708Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JP248786U JPH053708Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS62114295U JPS62114295U (ja) 1987-07-21
JPH053708Y2 true JPH053708Y2 (ja) 1993-01-28

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ID=30781369

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