JPH0536652A - スルーホールの形成方法 - Google Patents

スルーホールの形成方法

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JPH0536652A
JPH0536652A JP21161391A JP21161391A JPH0536652A JP H0536652 A JPH0536652 A JP H0536652A JP 21161391 A JP21161391 A JP 21161391A JP 21161391 A JP21161391 A JP 21161391A JP H0536652 A JPH0536652 A JP H0536652A
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JP
Japan
Prior art keywords
interlayer insulating
insulating film
etching
film
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP21161391A
Other languages
English (en)
Inventor
Naokatsu Ikegami
尚克 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ドライエッチングによりスルーホ
ールとともにテーパ部を形成して、テーパ部の寸法精度
を高め、高集積化を可能にする。 【構成】 中性活性種21と反応性イオン22との相乗
効果によるドライエッチングで層間絶縁膜13にスルー
ホール19を形成する方法であって、層間絶縁膜13を
加熱することで、当該層間絶縁膜13に付着した中性活
性種21(21a)を活性化させ、この活性化させた中
性活性種21aでスルーホール19が形成される周囲の
層間絶縁膜13を等方的にエッチングしてテーパ部18
を形成する。同時に反応性イオン22のイオン衝撃によ
って中性活性種21(21b)を活性化させて異方的な
ドライエッチングを行うことで、層間絶縁膜13にスル
ーホール19を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーパ部を設けたスル
ーホールの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化や高速化にともな
って、パターンの微細化や三次元構造化が進んでいる。
特にダイナミックランダムアクセスメモリーやロジック
LSIでは高集積化や高速化は必須になっている。そこ
で、各配線層間の電気的なコンタクト技術が重要にな
る。配線層間のコンタクトは、スルーホールと呼ばれ、
通常、ドライエッチング技術で形成される。
【0003】次にスルーホールの形成方法を図3により
説明する。図の(イ)に示す如く、基板51上に形成さ
れている第1の配線52を覆う状態に層間絶縁膜53が
形成されている。このような状態の層間絶縁膜53の上
面にレジストを塗布してレジスト膜54を形成する。そ
してレジスト膜54に感光、現像処理を行ってスルーホ
ールパターン55を形成する。次いで図の(ロ)に示す
ように、ウエットエッチングにより、スルーホールパタ
ーン55周囲の層間絶縁膜53の上層を等方的にエッチ
ングして、アンダーカット56を有するスルーホール5
7を形成する。続いて、レジスト膜54をマスクにし
て、層間絶縁膜53の2点鎖線で示す部分を異方的なド
ライエッチングで除去する。その後、上記レジスト膜5
4を、例えばアッシャー処理によって除去する。そして
図の(ハ)に示す如く、層間絶縁膜53に、開口側にテ
ーパ部58を設けたスルーホール57が完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、ウエットエッチングのエッチング速度の制御が
高精度にできない。このため、スルーホールのテーパ部
の寸法精度が低下する。またウエットエッチングに対し
てレジスト膜と層間絶縁膜との密着性が十分でないため
に、エッチング液がレジスト膜と層間絶縁膜との間にし
みこんで、レジストが層間絶縁膜より剥離し易くなるの
で、隣接するスルーホールがつながって形成される。こ
のため、スルーホールを十分に離して形成しなければな
らないために、高集積化ができない。
【0005】本発明は、寸法精度に優れたスルーホール
の形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたスルーホールの形成方法である。
すなわち、中性活性種と反応性イオンとの相乗効果によ
る異方的なエッチングによって、層間絶縁膜にスルーホ
ールを形成する。このとき、層間絶縁膜を加熱すること
で、当該層間絶縁膜に付着した中性活性種を活性化さ
せ、この活性化させた中性活性種で層間絶縁膜の上層を
等方的にエッチングして、スルーホールの開口側の周囲
にテーパ部を形成する。
【0007】
【作用】上記方法では、反応性イオンのイオン衝撃によ
り中性活性種を活性化させて、イオンの入射方向に層間
絶縁膜を異方的にエッチングし、スルーホールを形成す
る。このとき、層間絶縁膜を加熱しているので、中性活
性種は活性化される。この結果、活性化した中性活性種
は、層間絶縁膜と反応して当該層間絶縁膜を等方的にエ
ッチングする。このため、エッチング中にマスクが剥が
れることなく、テーパ部を有するスルーホールが形成さ
れる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1に示す製造工程図によ
り説明する。図の(1)に示すように、前記した従来の
技術で説明したと同様に、基板上11上に形成した第1
の配線12を覆う状態にSiO2 膜よりなる層間絶縁膜
13を形成する。次いで上記層間絶縁膜13の上面に、
当該層間絶縁膜13に対するエッチング選択比が高いエ
ッチングマスクとして、例えばポリシリコン(以下po
ly−Siと記す)膜14を形成する。層間絶縁膜13
の対するエッチング選択比が高い膜であれば、上記エッ
チングマスクはpoly−Si膜14に限定されない。
続いてpoly−Si膜14の上面にレジスト膜15を
形成し、感光,現像処理を行って、レジスト膜15にス
ルーホールパターン16を形成する。
【0009】次いで図の(2)に示す如く、異方的なド
ライエッチングによって、poly−Si膜14をエッ
チングし、スルーホールパターン17を形成する。その
後、レジスト膜15を、例えばアッシャー処理により除
去する。
【0010】続いて、上記poly−Si膜14をエッ
チングマスクにして、層間絶縁膜13をドライエッチン
グする。ドライエッチングには、例えば通常の反応性イ
オンエッチング装置(図示せず)を用いる。この反応性
イオンエッチング装置には基板11を載置するステージ
に温度制御可能な加熱手段を設ける。エッチングガスに
は、例えば四フッ化炭素(CF4 )とアルゴン(Ar)
とを50%ずつ混合した混合ガスを用いる。あるいは四
フッ化炭素を10%,酸素を5%,アルゴンを85%混
合した混合ガスを用いることも可能である。この時のエ
ッチング雰囲気の圧力を例えばほぼ133Paに保つ。
またステージ(図示せず)を例えば180℃に加熱して
保持することにより、層間絶縁膜13をほぼ180℃に
加熱する。加熱温度は、使用するエッチングガスの種
類,エッチング雰囲気の圧力等のエッチング条件によっ
て、150℃ないし400℃の範囲で適宜選択される。
【0011】図の(3)に示す如く、上記ステージによ
って加熱された層間絶縁膜13(2点鎖線で示す部分)
には、エッチングガス中のフッ素ラジカルや三フッ化炭
素ラジカル等の中性活性種21の一部が付着する。この
付着した一部の中性活性種21(21a)は、加熱され
て活性化し、スルーホールパターン17の部分に露出し
ている層間絶縁膜13を等方的にエッチングする。この
結果、スルーホールパターン17の周辺の層間絶縁膜1
3には、アンダーカットが生じて、テーパ部18が形成
される。同時に、反応性イオンエッチング装置に発生す
る電場によって、エッチングガス中のアルゴンイオンや
三フッ化炭素イオン等の反応性イオン22を層間絶縁膜
13の上面に対してほぼ垂直方向に入射する。そして反
応性イオン22を層間絶縁膜13(2点鎖線で示す部
分)上の一部の中性活性種21(21b)に衝突させ
て、中性活性種21bを活性化し、反応性イオン22の
入射方向に当該層間絶縁膜13を異方的にエッチング除
去する。このため、形成されるスルーホール19は、層
間絶縁膜13の上面に対してほぼ垂直方向に掘られる。
上記の如くして、層間絶縁膜13に、テーパ部18を有
するスルーホール19が形成される。
【0012】なお、上記異方的なエッチング速度は、反
応性イオンエッチング装置のRF出力,エッチング室内
の圧力等のエッチング条件を調節することで制御され
る。また等方的なエッチング速度の制御は、ステージ温
度を調節して加熱によって活性化する中性活性種量を変
えることで行う。
【0013】その後、図2に示すように、層間絶縁膜1
3上のpoly−Si膜(2点鎖線で示す部分)14
を、例えばドライエッチングにより除去する。次いで、
スルーホール19の内部を含む層間絶縁膜13の上面
に、第2の配線を形成するための導電膜として、例えば
アルミニウム膜31を形成する。上記の如くに、テーパ
部18を設けたスルーホール19を形成したことによ
り、例えばスパッタリングにより形成されるアルミニウ
ム膜31は、アスペクト比の大きいスルーホール19の
底部19aにも成膜される。またスルーホール19に対
してアルミニウム膜31のカバレジが良好になる。その
後、通常のホトリソグラフィーとエッチングとにより、
上記アルミニウム膜31で第2の配線32を形成する。
【0014】上記ドライエッチングでは、エッチングガ
スに四フッ化炭素と酸素とアルゴンとの混合ガスを用い
たが、他のエッチングガスとして、例えば六フッ化二炭
素(C2 6 ),八フッ化三炭素(C3 8 )等のフッ
素−炭素系のエッチングガスを用いることもできる。ま
たは三フッ化メチリジン(CHF3 ),四フッ化炭素
(CF4 )と水素(H2 )との混合ガス等のフッ素−水
素系のエッチングガスを用いることも可能である。また
上記ガスとアルゴンとの混合ガス、あるいは上記ガスと
アルゴンと酸素との混合ガスを用いてもよい。上記エッ
チングガスの場合も前述した四フッ化炭素と酸素とアル
ゴンとの混合ガスの場合と同様に、等方的なエッチング
でスルーホールパターン17の周辺の層間絶縁膜13に
テーパ部18を形成するとともに、異方的なエッチング
によりスルーホール19を形成する。
【0015】次に上記層間絶縁膜13が窒化膜の一種の
プラズマ窒化膜(p−SiN膜)で形成されている場合
を、前述した図1により説明する。この場合には、上記
SiO2 膜の層間絶縁膜13の場合と同様にして、エッ
チングマスクになるpoly−Si膜14を形成する。
そしてpoly−Si膜14をエッチングマスクにし
て、層間絶縁膜13をドライエッチングする。このドラ
イエッチングでは、エッチングガスに、例えば四フッ化
炭素(CF4 )と酸素(O2 )とアルゴン(Ar)との
混合ガスを用いる。上記実施例で説明したと同様に、エ
ッチング中は、層間絶縁膜13を、例えば150℃ない
し400℃に加熱しておく。
【0016】このため、加熱された層間絶縁膜13に付
着している一部の中性活性種21(21a)は活性化す
る。そして活性化した中性活性種21aによって、スル
ーホールパターン17の部分に露出している層間絶縁膜
13を等方的にエッチングし、テーパ部18を形成す
る。同時に反応性イオン22のイオン衝撃によって、一
部の中性活性種21(21b)を活性化させて層間絶縁
膜13を異方的にエッチングし、スルーホール19を形
成する。
【0017】上記ドライエッチングでは、エッチングガ
スに四フッ化炭素と酸素とアルゴンとの混合ガスを用い
たが、他のエッチングガスとして、例えば六フッ化二炭
素(C2 6 ),八フッ化三炭素(C3 8 )等のフッ
化炭素系のエッチングガスを用いることもできる。また
は三フッ化メチリジン(CHF3 ),四フッ化炭素(C
4 )と水素(H2 )との混合ガス等を用いることも可
能である。また上記ガスとアルゴンとの混合ガス、ある
いは上記ガスとアルゴンと酸素との混合ガスを用いても
よい。
【0018】次に上記層間絶縁膜13が樹脂の一種のポ
リイミドで形成されている場合を説明する。この場合に
は、上記SiO2 膜の層間絶縁膜13の場合と同様にし
て、ドライエッチングする。ドライエッチングでは、エ
ッチングガスとして、例えば、六フッ化二炭素(C2
6 ),八フッ化三炭素(C3 8 )等のフッ化炭素系の
ガスと酸素(O2 )との混合ガスを用いる。前述のSi
2 膜の層間絶縁膜の場合と同様に、エッチング中は、
層間絶縁膜13を、例えば150℃ないし400℃に加
熱しておく。
【0019】上記同様にして、加熱により活性化させた
フッ素ラジカルや酸素ラジカル等の中性活性種21aに
よって、層間絶縁膜13の上層を等方的にエッチングし
てテーパ部18を形成する。同時に酸素イオンやフッ化
炭素イオン等の反応性イオン22によって活性化させた
フッ素ラジカルやフッ炭素ラジカル等の中性活性種21
bで層間絶縁膜13を異方的にエッチングしてスルーホ
ール19を形成する。なお、エッチングマスクとして用
いたpoly−Si膜の除去は、ポリイミド製の層間絶
縁膜13の損傷を防ぐために、ウエットエッチングによ
り行う。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
層間絶縁膜を異方的にドライエッチングするとともに、
層間絶縁膜を加熱して層間絶縁膜に付着している中性活
性種を活性化し、層間絶縁膜の上層を等方的にドライエ
ッチングする。この結果、テーパ部の寸法制御性がよく
なるとともに、エッチングマスクが剥離することが無く
なるので、テーパ部の寸法精度の向上が図れる。よっ
て、半導体装置の高集積化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の製造工程図である。
【図2】第2の配線の製造工程図である。
【図3】従来例の製造工程図である。
【符号の説明】
13 層間絶縁膜 18 テーパ部 19 スルーホール 21 中性活性
種 22 反応性イオン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 中性活性種と反応性イオンとの相乗効果
    によるドライエッチングで層間絶縁膜にスルーホールを
    形成する方法であって、 前記中性活性種と反応性イオンとの相乗効果による異方
    的なドライエッチングで前記スルーホールを形成すると
    ともに、 前記層間絶縁膜を加熱することで、当該層間絶縁膜に付
    着した中性活性種を活性化し、当該活性化した中性活性
    種で前記スルーホールの開口側の層間絶縁膜を等方的に
    ドライエッチングしてテーパ部を形成することを特徴と
    するスルーホールの形成方法。
JP21161391A 1991-07-29 1991-07-29 スルーホールの形成方法 Pending JPH0536652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100338091B1 (ko) * 1995-11-15 2002-11-04 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100338091B1 (ko) * 1995-11-15 2002-11-04 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자제조방법

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