JPH0536240Y2 - - Google Patents

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JPH0536240Y2
JPH0536240Y2 JP18067287U JP18067287U JPH0536240Y2 JP H0536240 Y2 JPH0536240 Y2 JP H0536240Y2 JP 18067287 U JP18067287 U JP 18067287U JP 18067287 U JP18067287 U JP 18067287U JP H0536240 Y2 JPH0536240 Y2 JP H0536240Y2
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signal
circuit
lamp lighting
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outputs
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車用時計に関し、尚詳しくは自動
車のインスツルメントパネルに取り付けられる発
光表示式の電子時計における輝度調整回路部分に
関するものである。
[従来の技術] 今日、発光表示式の自動車用電子時計として
は、周囲が暗くなりインスツルメントパネルのラ
ンプ類を点灯させると時刻表示部の発光輝度を低
下させ、且つ、インスツルメントパネルの発光輝
度と時刻表示部の発光輝度とを調整可能とし、以
て表示時刻を見易くすると共に運転者の目を疲れ
させない様にするものがある。
この輝度調整としては、時刻表示部における表
示素子を発光駆動させる制御信号のデユーテイ比
を変化させる手段が用いられ、該手段としては、
一定周波数にしてパルス幅を調整可能とする調光
用発振回路を設け、該調光用発振回路の出力信号
をインスツルメントパネルの点灯信号とすること
によりインスツルメントパネルにおける時刻表示
部及びその他の各メータランプ類の輝度調整を可
能とするものである(例えば実開昭56−16089
号)。
そして、インスツルメントパネルにおけるライ
トの点灯と連動して時刻表示部の発光輝度を低下
させる回路として、第4図に示す様に、調光用発
振回路16からの点灯信号をパネルのメータラン
プ等72(以下単にインパネランプ72と称す
る)に導くと共に、バツフア74を介することに
より該点灯信号を輝度信号とし、更にアンド回路
78を介して該輝度信号を時刻表示部12に送る
回路が有り、該回路においては、インパネランプ
点灯スイツチ14がオフ状態とされて点灯信号が
出力されていないときは、第5図に示す様に調光
用発振回路16からの出力であるP信号はHレベ
ルの状態が連続した信号とされており、このHレ
ベルの直流がバツフア74を介して輝度信号とさ
れ、アンド回路78の出力であるR信号にHレベ
ルの直流が出力されて時刻表示部12の発光輝度
を高くするものであり、又、ライト点灯スイツチ
14がオン状態とされるとO信号がHレベルとな
り、パルス状の点灯信号が調光用発振回路16か
らの出力であるP信号に出力されてインパネラン
プ72が点灯され、このパルス状の点灯信号をバ
ツフア74を介して輝度信号とする故、調整抵抗
器18を操作することにより点灯信号と共に輝度
信号のデユーテイ比、即ち、輝度信号の平均電流
値をも変化させることにより時刻表示部12の発
光輝度を調整することができ、且つ、このインパ
ネランプ点灯スイツチ14がオン状態とされると
ナンド回路76を介して時計回路10における基
準信号発生回路から抜き出したφ0信号が畳重信
号としてQ信号に出力され、該畳重信号が前記バ
ツフア74と時刻表示部12との間に挿入された
アンド回路78に送られて輝度信号と合成され、
以てインパネランプ72及び時刻表示部12の明
るさを決定すべく所定のパルス幅に設定された点
灯信号であるP信号及び該点灯信号に基く輝度信
号とQ信号の畳重信号とが合成されることによ
り、アンド回路78を通過した輝度信号であるP
信号はそのデユーテイ比がバツフア74から出力
される輝度信号のデユーテイ比、即ち点灯信号の
デユーテイ比よりも小さくされる。
従つて、この様な回路が付加されている自動車
用時計では、自動車のメインスイツチをオンとす
ると時刻表示部12が発光し、インパネランプ7
2を点灯させると、時刻表示部12に送る輝度信
号の平均電流値とインパネランプ72に送る点灯
信号の平均電流値とに差を設けることができ、以
てインパネランプ72の明るさと自動車用時計に
おける時刻表示部の明るさとを調和させる様にし
てインパネランプ72の点灯時に時刻表示部の数
字等の輝度を低下させることができるものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 前記インパネランプの明るさと時刻表示部の明
るさとを調和させ、且つ、インパネランプ及び時
刻表示部の明るさを調整する為にパルス幅を可変
とする調光用発振回路を付加した自動車用時計
は、パルス幅を細くすることにより平均電流値を
低くしてインパネランプの明るさを決定すると共
に自動車用時計における時刻表示部の明るさをも
決定し、以て時刻表示部における表示素子の輝度
をインパネランプ点灯時に低下させるものである
も、インパネランプ点灯時に時刻表示部の明るさ
が脈打ち、この僅かな明暗の変化により表示が揺
れる様に見える場合が有り、表示時刻が読み取り
難く、運転者を疲労させる原因となることが有つ
た。
上記時刻表示部の輝度が変動する理由として
は、調光用発振回路から出力される点灯信号のパ
ルス周期と時計回路から抜き出したパルス信号で
ある畳重信号のパルス周期とのずれにより該点灯
信号と畳重信号とが干渉することとなり、時計回
路におけるパルス信号と調光用発振回路から出力
されるパルス信号との僅かな同期ずれの為に輝度
信号のデユーテイ比が変化し、インパネランプ点
灯時における輝度信号の平均電流値が脈打つ為と
考えられる。
[問題を解決するための手段] 本考案は水晶発振器等を内蔵し、時刻信号を出
力する時計回路と、この時刻信号により時刻を表
示し得る時刻表示部と、外部操作によつて異なる
デユーテイ比のパルス信号をインパネランプ等の
ランプ点灯信号として出力し得る調光用発振回路
と、を有し、ランプ点灯信号が出力されると時刻
表示部の発光輝度を低下させ得る自動車用時計に
おいて、ランプ点灯信号を反転させた第2ランプ
点灯信号を出力する反転回路と、発振器及び分周
器と、ランプ点灯信号が出力されているか否かを
検出するランプ点灯信号検出回路と、ランプ点灯
信号が入力され以てランプ点灯信号のパルスに同
期してロード信号及びリセツト信号を出力するプ
リセツト回路と、ランプ点灯信号及び第2ランプ
点灯信号、更にタイミング信号や、分周器からの
第2の分周信号と第3の分周信号とが入力され、
第2の分周信号又は第3の分周信号をカウント信
号として出力するパルス切換回路と、第2の分周
信号をカウントしたカウント値を常に出力し、一
定のタイミングでフルカウント信号を出力し得る
アツプカウンタ回路と、ロード信号又はフルカウ
ント信号によりアツプカウンタ回路のカウント値
をロードし、カウント信号によつてロードしたカ
ウント値を減算してボロー信号をタイミング信号
として出力するダウンカウンタ回路と、第2ラン
プ点灯信号とタイミング信号とが入力され、ラン
プ点灯信号の出力時にしてタイミング信号の非出
力時に制御信号を出力する制御信号出力回路と、
非点灯検出信号又は制御信号を輝度信号として時
刻表示部に出力する合成回路とを設けることとす
る。
[作用] 本考案はランプ点灯信号検出回路によりランプ
点灯信号が出力されているか否かを検出し、ラン
プ点灯信号が出力されていない場合は非点灯検出
信号が該ランプ点灯信号検出回路から出力され、
この非点灯検出信号を合成回路からの輝度信号と
して時刻表示部に出力し、時刻表示部における表
示素子の発光輝度を最も高くする。
又、プリセツト回路は調光用発振回路から出力
されるランプ点灯信号がパルス信号の場合は該ラ
ンプ点灯信号の周期に同期してロード信号をダウ
ンカウンタ回路に、又、リセツト信号をアツプカ
ウンタ回路に送るものであり、アツプカウンタ回
路は分周器からの第2の分周信号に基くカウント
値を常に出力し、ランプ点灯信号がパルス信号の
場合には前記リセツト信号により一定周期でリセ
ツトされ、ランプ点灯信号が直流の場合には所定
の周期でフルカウント信号を出力し、パルス切換
回路はランプ点灯信号がHレベルの場合に分周器
からの第2の分周信号をカウント信号として出力
し、ランプ点灯信号がLレベルの場合は第2の分
周信号よりも周期の短い第3の分周信号をカウン
ト信号として出力する。
このカウント信号が入力されるダウンカウンタ
回路は、前記ロード信号又はフルカウント信号に
よりアツプカウンタ回路におけるカウント値をロ
ードし、このカウント値をカウント信号によつて
減算し、カウント値が0になるとタイミング信号
を出力する。そして、制御信号出力回路は第2ラ
ンプ点灯信号がHレベルにして、ダウンカウンタ
のボロー信号であるタイミング信号が出力されて
いないときにHレベルの制御信号を出力するもの
であり、合成回路はこの制御信号と前記非点灯検
出信号を輝度信号として時刻表示部へ出力する。
[実施例] 本考案の実施例は、第1図に示す様に、時刻信
号としての分信号及び時信号等を出力する時計回
路10と、電子管で構成される時刻表示部12を
要部とする自動車用時計であつて、インパネラン
プ点灯スイツチ14をオン状態とすると調光用発
振回路16からのパルス信号であるランプ点灯信
号に基いて前記時刻表示部12の発光輝度を低下
させ得る自動車用時計である。尚、時計回路10
としては、水晶発振器等を内蔵する一般的な電子
時計を用いる。
そして、調光用発振回路16は、インパネラン
プ点灯スイツチ14がオフ状態の場合はHレベル
の直流を出力するも、インパネランプ点灯スイツ
チ14がオン状態とされるとLレベルのランプ点
灯信号を出力し、このランプ点灯信号は調整抵抗
器18を操作することによりLレベルの直流又は
約100Hzのパルス信号とされ、且つ、該パルス信
号は一定周波数にしてパルス幅であるHレベルの
時間が調整抵抗器18を操作することにより可変
とされていること従来と同様である。
本実施例は、このランプ点灯信号に基いて時刻
表示部12の輝度を定める輝度信号を得るもので
あり、インバータを用いてランプ点灯信号を反転
させた第2ランプ点灯信号を出力する反転回路2
0と水晶発振器22及び該発振器22の出力信号
を分周して複数の分周信号を出力する分周器24
とを設け、ランプ点灯信号検出回路26や制御信
号出力回路64等を設けるものである。
そして、ランプ点灯信号検出回路26はアンド
回路とパルスカウンタとで構成し、前記反転回路
20の出力端子を第1パルスカウンタ30のリセ
ツト入力端子に接続し、前記分周器24における
第1の分周信号であるφ3基準信号の出力端子を
第1アンド回路28を介してパルスカウンタのφ
入力端子に接続し、該第1パルスカウンタ30の
適宜出力端子を第1アンド回路28の否定入力端
子に接続すると共に後述の合成回路68に接続す
る。
このランプ点灯信号検出回路26は、自動車の
メインスイツチがオン状態とされ、且つ、インパ
ネランプ点灯スイツチ14がオフ状態とされてい
るときに非点灯検出信号を出力するものであり、
A信号がHレベルとされてランプ点灯信号が出力
されていないとき、該A信号を反転させた反転回
路20からのB信号がLレベルの為、このB信号
をリセツト入力としている第1パルスカウンタ3
0は分周器24からの第1の分周信号であるφ3
基準信号をカウントし、所定のカウント値となつ
てQ3信号がHレベルになるとC信号にHレベル
の非点灯検出信号を出力すると共に第1アンド回
路28を閉じてカウントを停止する。そして、調
光用発振回路16からLレベルのランプ点灯信号
が出力され、反転回路20からHレベルの第2ラ
ンプ点灯信号が出力されると第1パルスカウンタ
30がリセツト状態に維持され、第2図に示す様
にC信号はLレベルに維持されて非点灯検出信号
は出力されない。又、ランプ点灯信号がパルス信
号とされているときは、第2ランプ点灯信号がH
レベルとなる毎にリセツトされ、該ランプ点灯信
号検出回路26からHレベルの非点灯検出信号が
C信号に出力されることもない(第3図参照)。
又、プリセツト回路32は3個のアンド回路と
パルスカウンタとにより構成され、反転回路20
の出力端子が第2パルスカウンタ36のリセツト
入力端子に接続され、分周器24における第3の
分周信号であるΦ1基準信号の出力端子を第2ア
ンド回路34を介して第2パルスカウンタ36の
φ入力端子に接続し、該第2パルスカウンタ36
のカウント値出力用のQ1出力端子を第3アンド
回路38の入力端子と第4アンド回路40の否定
入力端子とに接続し、第2パルスカウンタ36の
Q2出力端子を第3アンド回路38の否定入力端
子と第4アンド回路40の通常入力端子に接続
し、Q3出力端子を第2アンド回路34の否定入
力端子に接続する。そして第3アンド回路38の
出力端子はダウンカウンタ回路58に、又第4ア
ンド回路40の出力端子はアツプカウンタ回路4
2に接続する。
このプリセツト回路32はランプ点灯信号がパ
ルス信号の場合に該パルス信号の立ち上りに同期
してロード信号及びリセツト信号を出力するもの
であり、第3図に示す様に第2ランプ点灯信号が
出力されるB信号がLレベルになると第2パルス
カウンタ36のリセツト状態が解除され、φ1
準信号の第1パルスでQ1出力をHレベルとして
第3アンド回路38からHパルスのロード信号を
D信号に出力し、φ1基準信号の第2パルスでQ2
出力をHレベルとして第4アンド回路40からH
パルスのリセツト信号をE信号に出力し、φ1
準信号の第3パルスでQ3出力をHレベルとして
第2アンド回路34を閉じ、第2パルスカウンタ
36のパルスカウントを停止し、第2ランプ点灯
信号がHレベルになると該第2パルスカウンタ3
6がリセツトされることを繰り返すものである。
アツプカウンタ回路42はパルスカウンタ、オ
ア回路及びアンド回路で構成し、第3パルスカウ
ンタ44のφ入力端子を分周器24における第2
の分周信号であるφ2基準信号の出力端子に接続
し、カウント値出力用のQ1乃至Q8出力端子を後
述のダウンカウンタ回路58に接続すると共に該
Q1乃至Q8出力端子を八入力型の第5アンド回路
48に接続し、該第5アンド回路48の出力端子
を後述のダウンカウンタ回路58に接続する。
又、Q9出力端子を第1オア回路46を介して第
3パルスカウンタ44のリセツト入力端子に接続
し、第1オア回路46の他の入力端子は前記プリ
セツト回路32における第4アンド回路40の出
力端子に接続する。
従つて、該アツプカウンタ回路42はプリセツ
ト回路32からリセツト信号が出力される場合、
即ちランプ点灯信号がパルス信号の場合はリセツ
ト信号により一定周期でリセツトされつつφ2
準信号により一定値迄のカウントを繰り返し、リ
セツト信号が出力されていない場合、即ちランプ
点灯信号が直流の場合は第5アンド回路48から
F信号にHパルスのフルカウント信号を出力した
後、Q9出力がHパルスになると該第3パルスカ
ウンタ44をリセツトすることを繰り返す。
パルス切換回路50は2個のアンド回路と1個
のオア回路で構成し、第6アンド回路52は一入
力端子が調光用発振回路16のランプ点灯信号出
力用端子に接続され、他の入力端子が分周器24
における第2の分周信号であるφ2基準信号の出
力端子に接続される。第7アンド回路54は三入
力型にして、一入力端子が反転回路20の出力端
子に接続され、他の一入力端子が分周器24にお
ける第3の分周信号であるφ1基準信号の出力端
子に接続され、残りの一入力端子は否定入力型に
して、後述のダウンカウンタ回路58におけるパ
ルスカウンタのボロー信号出力端子に接続され
る。そして、第6アンド回路52の出力端子と第
7アンド回路54の出力端子は第2オア回路56
の各入力端子に接続し、第2オア回路56の出力
端子はダウンカウンタ回路58に接続する。
このパルス切換回路50はA信号がHレベルの
ときは第6アンド回路52を開き、分周器24か
らのφ2基準信号を第2オア回路56を介してG
信号に出力し、A信号を反転させたB信号がHレ
ベルのときは第7アンド回路54を開いて分周器
24からのφ1基準信号を第2オア回路56を介
してG信号に出力する。尚、ダウンカウンタ回路
58からHレベルのタイミング信号が出力される
と第7アンド回路54は閉じられ、φ1基準信号
の出力が停止される。
ダウンカウンタ回路58はパルスカウンタとオ
ア回路とで構成し、第4パルスカウンタ60とし
てはダウンカウンタを用い、φ入力端子をパルス
切換回路50における第2オア回路56の出力端
子に接続し、ロード信号入力端子を第3オア回路
62の出力端子に接続し、該第3オア回路62の
入力端子は前記プリセツト回路32における第3
アンド回路38の出力端子と前記アツプカウンタ
回路42における第5アンド回路48の出力端子
とに接続し、又、第4パルスカウンタ60のカウ
ント値プリセツト用入力端子は第3パルスカウン
タ44の各カウント値出力用端子に接続される。
そして、第4パルスカウンタ60のボロー信号出
力端子を前述の様にパルス切換回路50における
第7アンド回路54の否定入力端子に接続する
他、後述の制御信号出力回路64に接続する。
このダウンカウンタ回路58はフルカウント信
号又はロード信号によりアツプカウンタ回路42
における第3パルスカウンタ44のカウント値を
第4パルスカウンタ60にロードし、このカウン
ト値をパルス切換回路50からのカウント信号に
より減算し、カウント値が0になるとボロー信号
を入力し、以てH信号にHレベルのタイミング信
号を出力するものであり、ランプ点灯信号が直流
の場合、第2図のタイムチヤートに示す様にF信
号に出力されるフルカウント信号により第4パル
スカウンタ60は一定周期で第3パルスカウンタ
44のカウント値をロードし、G信号にカウント
信号として出力されるφ1基準信号によりロード
したカウント値を減算し、カウント値が0になる
とボロー信号を出力する。このボロー信号はHレ
ベルのタイミング信号としてダウンカウンタ回路
58から出力され、パルス切換回路50における
第7アンド回路54を閉じ、G信号にカウント信
号として出力されるφ1基準信号の出力を停止さ
せる。そして一定周期後にF信号に出力されるフ
ルカウント信号により第3パルスカウンタ44の
カウント値をロードし、H信号をLレベルに戻し
てパルス切換回路50からφ1基準信号を出力さ
せ、該φ1基準信号に基いて第4パルスカウンタ
60のカウント値を減算することを繰り返す。
又、ランプ点灯信号がパルス信号の場合は、第
2ランプ点灯信号の立ち下りに同期してD信号に
出力されるHパルスのロード信号により第3パル
スカウンタ44のカウント値を第4パルスカウン
タ60にロードすることとなり、このロードした
カウント値をランプ点灯信号がHレベルのときは
φ2基準信号により減算し、ランプ点灯信号がL
レベルになるとφ2基準信号よりも早いφ1基準信
号により減算し、カウント値が0になると第4パ
ルスカウンタ60からのボロー信号がダウンカウ
ンタ回路58からのタイミング信号として出力さ
れることになる(第3図参照)。
制御信号出力回路64は1個のアンド回路で構
成し、否定入力端子をダウンカウンタ回路58に
おける第4パルスカウンタ60のボロー信号出力
端子に接続し、通常入力端子を反転回路20の出
力端子に接続する。
従つて該制御信号出力回路64は、H信号にH
レベルのタイミング信号が出力されていない場合
に第2ランプ点灯信号であるB信号を通過させる
こととなり、タイミング信号が出力されていない
ときであつて且つ第2ランプ点灯信号がHレベル
のときにHレベルの制御信号をI信号に出力する
ことになる。即ち、制御信号はダウンカウンタ回
路58における第4パルスカウンタ60がφ1
準信号によりカウント値を減算している場合だけ
Hレベルとされるものであり、ランプ点灯信号の
周期に同期してプリセツト回路32からロード信
号とリセツト信号とが出力される為、ランプ点灯
信号のパルス周期が一定であれば第3パルスカウ
ンタ44は一定周期でφ2基準信号をカウントし、
この一定値であるカウント値が第4パルスカウン
タ60にロードされており、ランプ点灯信号のL
レベル幅が広いほど、言い替えるとHレベル幅が
狭いほど第4パルスカウンタ60においてφ2
準信号により減算された残数が多くなりφ1基準
信号により減算が実行される時間が長く、制御信
号であるHパルスの幅が広くなる。従つて制御信
号のデユーテイ比は、調光用発振回路16から出
力されるランプ点灯信号のデユーテイ比に追従し
て決定される。
そして合成回路68は1個のオア回路で構成
し、該第4オア回路70の一入力端子は前記ラン
プ点灯信号検出回路26の出力端子に接続し、他
の一入力端子を制御信号出力回路64の出力端子
に接続し、該第4オア回路70の出力端子を時刻
表示部12の輝度制御入力端子に接続するもので
あり、非点灯検出信号又は制御信号を輝度信号と
して時刻表示部12に送るものである。
尚、上記実施例は時計回路10に内蔵される基
準信号発生回路とは別に発振器22及び分周器2
4を設けているも、時計回路10内の基準信号発
生回路における分周器から複数の基準信号を引き
出すことが可能な場合は、該発振器22及び分周
器24を省略し、時計回路10の基準信号発生回
路における分周器からのφ1基準信号乃至φ3基準
信号を利用することもできる。
[考案の効果] 本考案に係る自動車用時計は、調光用発振回路
により所望のパルス幅を有する点灯信号によりイ
ンパネランプを点灯させ、該点灯信号と同期した
制御信号により時刻表示部の発光輝度を設定する
ものであり、アツプカウンタ回路でカウントした
カウント値をダウンカウンタ回路でダウンカウン
トするに際し、第2の分周信号であるφ2基準信
号よりも周期の短い第3の分周信号であるφ1
準信号でダウンカウントを実行し、このダウンカ
ウントを実行している時間だけHレベルとするパ
ルス状の制御信号を出力し得るものである故、
φ2基準信号とφ1基準信号との周波数の比を選定
することによつて点灯信号の平均電流値を制御信
号の平均電流値とに一定比率の差を設けることが
でき、以てインパネランプの明るさと時刻表示部
の明るさとを調和させつつインパネランプ点灯時
に時刻表示部の発光輝度を低下させることがで
き、点灯信号のパルスにおけるHレベル幅を異な
るHレベル幅のパルス信号としつつ点灯信号を制
御信号に変換するものである故、時刻表示部にお
ける発光輝度の脈打ちが防止されることとなり、
輝度の脈打ちによる明暗の僅かな変化の為に生じ
る数字が揺れる様に見える現象が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用時計の回路例を
示す図、第2図は本考案の実施例におけるランプ
点灯信号が直流の場合における各部信号を示すタ
イムチヤート図、第3図は本考案の実施例におけ
るランプ点灯信号がパルス信号の場合における各
部信号を示すタイムチヤート図、第4図は従来の
自動車用時計の回路例を示す図、第5図は従来の
自動車用時計における信号を示すタイムチヤート
図。 10……時計回路、12……時刻表示部、16
……調光用発振回路、20……反転回路、22…
…発振器、24……分周器、26……ランプ点灯
信号検出回路、32……プリセツト回路、42…
…アツプカウンタ回路、50……パルス切換回
路、58……ダウンカウンタ回路、64……制御
信号出力回路、68……合成回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水晶発振器等を内蔵し、該発振器が発生する基
    準信号に基いて時刻信号を出力する時計回路と、 インパネランプ点灯スイツチがオン状態とされ
    たときに、外部操作によつて設定されたデユーテ
    イ比のパルス信号をランプ点灯信号として出力す
    る調光用発振回路と、 前記時刻信号に基いて時刻を表示し、且つ、ラ
    ンプ点灯信号のデユーテイ比によつて発光輝度が
    制御される時刻表示部と、 を有する自動車用時計において、 前記ランプ点灯信号を反転させた第2ランプ点
    灯信号を出力する反転回路と、 発振器及び分周器と、 ランプ点灯信号が出力されているか否かを検出
    し、ランプ点灯信号が出力されていないときには
    非点灯検出信号を出力するランプ点灯信号検出回
    路と、 第2ランプ点灯信号と前記分周器からの第3の
    分周信号Φ1とが入力され、ランプ点灯信号がパ
    ルス信号の場合にはランプ点灯信号に同期してロ
    ード信号及びリセツト信号を出力するプリセツト
    回路と、 ランプ点灯信号、第2ランプ点灯信号、又、分
    周器からの第2の分周信号Φ2及び第2の分周信
    号よりも周期の短い第3の分周信号Φ1、更にダ
    ウンカウンタ回路からのタイミング信号が入力さ
    れ、ランプ点灯信号が出力されていないときはカ
    ウント信号として前記第2の分周信号を出力し、
    ランプ点灯信号が直流の場合はカウント信号とし
    て前記第3の分周信号を出力し、ランプ点灯信号
    がパルス信号の場合は該パルス周期に応じて前記
    第2の分周信号と第3の分周信号とをカウント信
    号として出力するパルス切換回路と、 分周器からの第2の分周信号Φ2及びリセツト
    信号が入力され、第2の分周信号によるカウント
    値を常に出力すると共に一定の周期でフルカウン
    ト信号を出力し得るアツプカウンタ回路と、 前記フルカウント信号及びロード信号に基いて
    アツプカウンタ回路からのカウント値をロード
    し、前記パルス切換回路からのカウント信号に基
    いてダウンカウントを行ない、カウント値が0に
    なるとタイミング信号としてのボロー信号を出力
    するダウンカウンタ回路と、 第2ランプ点灯信号とタイミング信号とが入力
    され、タイミング信号がダウンカウンタ回路から
    出力されていないときは第2ランプ点灯信号を通
    過させて制御信号とする制御信号出力回路と、 前記非点灯検出信号及び制御信号が入力され、
    該前記非点灯検出信号又は制御信号を輝度信号と
    して前記時刻表示部に出力する合成回路と、 を有することを特徴とする自動車用時計。
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