JPH0536155A - テープレコーダーの録音動作制御回路 - Google Patents

テープレコーダーの録音動作制御回路

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JPH0536155A
JPH0536155A JP3188848A JP18884891A JPH0536155A JP H0536155 A JPH0536155 A JP H0536155A JP 3188848 A JP3188848 A JP 3188848A JP 18884891 A JP18884891 A JP 18884891A JP H0536155 A JPH0536155 A JP H0536155A
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JP3188848A
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Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
恒佳 河内
Shinko Nakagawa
進公 中川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープにインデックス信号を録音する録
音動作制御回路を提供する。 【構成】 電動機21の回転停止によって磁気テープの
走行が停止している一時停止状態にあるときインデック
ス用操作スイッチ25を押圧閉成せしめると動作制御回
路12より出力される信号によってインデックス信号発
生回路27を動作させるとともに電動機21を回転駆動
させて磁気テープを走行させることによって磁気テープ
にインデックス信号を録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダーに関
し、特に録音動作を制御する録音動作制御回路に係る。
【0002】
【従来の技術】カセットと呼ばれる容器内に磁気テープ
が収納されているカセットテープを使用するカセット式
テープレコーダーが普及している。斯かるカセット式テ
ープレコーダーは、小型化することができるとともに操
作性が優れているため、会議等の内容をメモ代りに録音
する手段として一般に使用されている。会議等の内容を
テープレコーダーによって録音する場合、磁気テープの
長さが足りないことが多くあり、斯かる原因として録音
される会話等の信号が無いにもかかわらず磁気テープが
走行するということがある。斯かる磁気テープの無駄な
走行を防止するために一時的に磁気テープの走行を停止
させる一時停止と呼ばれる機能を斯かるテープレコーダ
ーは備えている。そして、斯かる一時停止動作を行う方
法としては、種々あるがポータブル型のテープレコーダ
ーでは、電池の消費電流を抑えるためや構成が簡単にな
るという理由から電動機の回転を停止させることによっ
て一時停止動作を行うように構成されている。
【0003】また、タイプライターと併用されるディク
ティティングトランスクライバーマシンと呼ばれるテー
プレコーダーは、磁気テープに録音されているインデッ
クス信号を高速走行状態にて検出することによって必要
な情報が録音されている位置を探し出す機能を備えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したインデックス
信号は、一般には15Hz程度の低い周波数にて磁気テ
ープに録音され、通常の走行速度による再生動作では聴
き取れないようにされている。そして、必要な情報が録
音されている位置を探し出すために磁気テープを高速走
行させると15Hzのインデックス信号が、例えば20
倍の300Hzの信号として再生されることになり、こ
の信号を検出することによって所望の情報が録音されて
いる位置を速やかに探し出して再生聴取することができ
る。
【0005】また、斯かるテープレコーダーは、前述し
たインデックス信号を磁気テープに録音する機能を備え
ており、斯かるインデックス信号の録音動作は、磁気テ
ープが走行状態にあるときに行われる。従って、一時停
止状態にあるときインデックス信号の録音操作を行った
場合には、磁気テープが走行を停止しているため、該イ
ンデックス信号の録音動作が行えないことになる。本発
明は、斯かる点を改良した録音動作制御回路を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の録音動作制御回
路は、録音動作時動作状態になるとともに電動機を回転
駆動せしめる電動機駆動回路と、インデックス信号の録
音操作時押圧閉成されるインデックス用操作スイッチ
と、該インデックス用操作スイッチの押圧閉成時所定時
間動作状態になるとともにインデックス信号を発生する
インデックス信号発生回路とより構成されている。
【0007】
【作用】本発明は、電動機の回転停止によってテープレ
コーダーが一時停止状態にあるときにインデックス信号
の録音操作を行うとインデックス信号発生回路を所定時
間動作状態にせしめてインデックス信号を発生させると
ともに一時停止状態を解除するようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1に示した回路は、本発明の録音動作制御
回路の一実施例である。同図において、1は録音動作時
動作状態になるとともに音響信号を電気信号に変換する
マイクロフォン、2は前記マイクロフォン1より得られ
る録音信号が入力されるとともに該信号を増幅する前置
増幅回路、3は前記前置増幅回路2によって増幅された
録音信号が入力されるとともに該信号を増幅する録音用
増幅回路、4は録音動作時発振動作するバイアス発振回
路、5は前記録音用増幅回路3によって増幅された録音
信号が前記バイアス発振回路4からのバイアス信号と共
に印加される磁気ヘッドであり、磁気テープに信号を録
音する作用を有している。6,7,8,9及び10は、
夫々録音、再生、早送り、巻戻し停止操作時押圧閉成さ
れる録音用操作スイッチ、再生用操作スイッチ、早送り
用操作スイッチ、巻戻し用操作スイッチ及び停止用操作
スイッチ、11は一時停止操作時及び一時停止解除操作
時押圧閉成される一時停止用操作スイッチ、12は前記
各操作スイッチ6,7,8,9,10及び11の操作に
よって入力される信号に基づいてテープレコーダーの各
動作を制御する動作制御回路、13は前記動作制御回路
12に設けられている録音用出力端子14にH(高い)
レベルの駆動信号が出力されている間動作状態になると
ともにテープレコーダーを録音動作状態にする録音用切
換回路、15は前記動作制御回路12に設けられている
再生用出力端子16にHレベルの駆動信号が出力されて
いる間動作状態になるとともにテープレコーダーを再生
動作状態にする再生用切換回路、17は前記動作制御回
路12に設けられている早送り用出力端子18にHレベ
ルの駆動信号が出力されている間動作状態になるととも
にテープレコーダーを早送り動作状態にする早送り用切
換回路、19は前記動作制御回路12に設けられている
巻戻し用出力端子20にHレベルの駆動信号が出力され
ている間動作状態になるとともにテープレコーダーを巻
戻し動作状態にする巻戻し用切換回路である。21は磁
気テープを走行駆動せしめる電動機、22は該電動機2
1の回転動作を制御する電動機駆動回路であり、制御端
子23にHレベルの信号が印加された状態にあるとき前
記電動機21を回転駆動せしめるように構成されてい
る。24は前記動作制御回路12に設けられているとと
もに前記電動機駆動回路22の制御端子23に接続され
ている電動機制御用端子であり、各動作を行う状態にあ
るときHレベルの信号が出力されるとともに一時停止操
作が行われるとL(低い)レベルの信号が出力されるよ
うに構成されている。25はインデックス信号の録音操
作時押圧閉成されるインデックス用操作スイッチ、26
は前記動作制御回路12に設けられているインデックス
制御端子であり、前記インデックス用操作スイッチ25
が押圧閉成されると所定時間Hレベルの信号を出力する
ように構成されている。27は前記インデックス制御端
子26に出力されるHレベルの信号が制御端子28に印
加されている間動作状態になるとともに出力端子29に
例えば15Hzのインデックス信号を出力するインデッ
クス信号発生回路であり、その出力端子29は前記磁気
ヘッド5に接続されている。30は前記動作制御回路1
2に設けられている切換信号出力端子であり、前記イン
デックス用操作スイッチ25が押圧閉成されるとHレベ
ルの切換信号を出力するように構成されている。31は
前記電動機制御用端子24より出力される信号のレベル
を反転せしめるインバーター、32は該インバーター3
1の出力信号及び切換信号出力端子30より出力される
信号を入力信号とするAND回路、33は動作制御回路
12に設けられている一時停止用入力端子34にコレク
タが接続されているとともにエミッタが接地されている
切換用トランジスターであり、そのベースは抵抗35を
介して前記AND回路32の出力端子に接続されてい
る。以上の如く、本発明の録音動作制御回路は構成され
ており、次に斯かる回路の動作について説明する。
【0009】テープレコーダーに設けられている再生用
操作スイッチ7、早送り用操作スイッチ8又は巻戻し用
操作スイッチ9を押圧閉成せしめると動作制御回路12
に設けられている再生用出力端子16、早送り用出力端
子18又は巻戻し用出力端子20にHレベルの駆動信号
が出力されるとともに電動機制御用端子24にHレベル
の信号が出力される。その結果、再生用切換回路15、
早送り用切換回路17又は巻戻し用切換回路19が動作
状態になってテープレコーダーを各動作状態にするとと
もに電動機駆動回路22による電動機21の駆動動作が
行われ、テープレコーダーは各動作状態にせしめられ
る。
【0010】テープレコーダーが前述した各動作状態に
あるときに停止用操作スイッチ10を押圧閉成せしめる
と再生用出力端子16、早送り用出力端子18又は巻戻
し用出力端子20の出力信号がHレベルよりLレベルに
反転するとともに電動機制御用端子24の出力信号がH
レベルよりLレベルに反転する。その結果、再生用切換
回路15、早送り用切換回路17又は巻戻し用切換回路
19が不動作状態になるとともに電動機駆動回路22が
不動作状態になり、テープレコーダーは停止状態に復帰
せしめられる。
【0011】再生、早送り又は巻戻し動作は、以上の如
く行われるが、次に録音動作について説明する。録音用
操作スイッチ6を押圧閉成せしめると動作制御回路12
に設けられている録音用出力端子14及び電動機制御用
端子24にHレベルの信号が出力される。その結果、録
音用切換回路13が動作状態になって各回路及び磁気ヘ
ッド5等を録音動作を行う状態にするとともに電動機駆
動回路22による電動機21の駆動動作が行われてテー
プレコーダーは録音動作状態になる。マイクロフォン1
により電気信号に変換された録音信号は、前置増幅回路
2に入力されて増幅された後録音用増幅回路3に入力さ
れる。前記録音用増幅回路3に入力された録音信号は、
増幅された後バイアス発振回路4からのバイアス信号と
共に磁気ヘッド5に印加され、該磁気ヘッド5によって
磁気テープに録音される。
【0012】このようにしてマイクロフォン1より得ら
れる録音信号の録音動作は行われるが、位置出し信号で
あるインデックス信号を録音する場合には、インデック
ス用操作スイッチ25を押圧閉成せしめれば良い。前述
した録音動作状態にあるときにインデックス用操作スイ
ッチ25を押圧閉成せしめると動作制御回路12に設け
られているインデックス制御端子26にHレベルの信号
が出されるとともに切換信号出力端子30にHレベルの
切換信号が出力される。該切換信号出力端子30に出力
されたHレベルの信号がAND回路32の一方の入力端
子に入力されるが、他方の入力端子にはLレベルの信号
が入力されているため、該AND回路32の出力信号は
Lレベルとなり切換用トランジスター33が導通状態に
反転することはない。従って、一時停止用入力端子34
に切換信号が入力されることはなく、テープレコーダー
は録音動作状態にある。前記インデックス制御端子26
にHレベルの信号が出力されるとインデックス信号発生
回路27の制御端子28にHレベルの信号が印加されて
該インデックス信号発生回路27が動作状態になり、そ
の出力端子29に15Hzのインデックス信号を出力す
る。前記インデックス信号発生回路27の出力端子29
に出力されたインデックス信号は、バイアス発振回路4
からのバイアス信号と共に磁気ヘッド5に印加されて磁
気テープに録音される。そして、所定時間経過するとイ
ンデックス制御端子26の出力信号がHレベルよりLレ
ベルに反転し、インデックス信号発生回路27が不動作
状態になる。このように録音動作状態にあるときにイン
デックス用操作スイッチ25を押圧閉成せしめると磁気
テープにインデックス信号を所定時間録音することがで
きる。
【0013】テープレコーダーが前述した録音動作状態
にあるとき停止用操作スイッチ10を押圧閉成せしめる
と動作制御回路12に設けられている録音用出力端子1
4及び電動機制御用端子24の出力信号がHレベルより
Lレベルに反転する。その結果、録音用切換回路13及
び電動機駆動回路22が不動作状態になり、テープレコ
ーダーは停止状態に復帰せしめられる。
【0014】以上の如く、マイクロフォン1より得られ
る録音信号の録音動作及びインデックス信号の録音動作
は行われるが、次に録音動作状態にあるときに一時停止
操作を行った場合について説明する。テープレコーダー
が前述した録音動作状態にあるときに一時停止用操作ス
イッチ11を押圧閉成せしめると一時停止用入力端子3
4に切換信号が入力されるため、動作制御回路12に設
けられている電動機制御用端子24の出力信号がHレベ
ルよりLレベルに反転する。その結果、電動機駆動回路
22が不動作状態になり、電動機21が回転を停止する
ため磁気テープの走行が行われなくなる。従って、テー
プレコーダーは、電動機21の回転停止によって一時停
止状態にせしめられる。
【0015】前述した一時停止状態にあるときに一時停
止用操作スイッチ11を押圧閉成せしめると動作制御回
路12に設けられている電動機制御用端子24の出力信
号がLレベルよりHレベルに反転する。その結果、電動
機駆動回路22が動作状態になり、電動機21を回転駆
動せしめるため、磁気テープの走行が開始される。従っ
て、テープレコーダーは、一時停止動作状態が解除され
て、録音動作状態に復帰せしめられる。
【0016】以上の如く、録音動作状態にあるときに一
時停止操作及び一時停止解除操作を行った場合の動作は
行われるが、次に一時停止状態にあるときにインデック
ス用操作スイッチ25を押圧閉成せしめた場合の動作に
ついて説明する。一時停止状態にあるときには、前述し
たように動作制御回路12に設けられている電動機制御
用端子24にLレベルの信号が出力されているため、該
信号を入力とするインバーター31の出力信号はHレベ
ルにあり、そのHレベルの信号がAND回路32の一方
の入力端子に印加された状態にある。
【0017】斯かる一時停止状態にあるときにインデッ
クス用操作スイッチ25を押圧閉成せしめると動作制御
回路12に設けられているインデックス制御端子26に
Hレベルの信号が出力されるとともに切換信号出力端子
30にHレベルの切換信号が出力される。前記切換信号
出力端子30にHレベルの信号が出力されるとAND回
路32の出力信号がHレベルになるため、その出力信号
がベースに印加される切換用トランジスター33はバイ
アスされて導通状態に反転する。前記切換用トランジス
ター33が導通状態に反転すると一時停止用入力端子3
4に切換信号が入力されるため、動作制御回路12に設
けられている電動機制御用端子24の出力信号がLレベ
ルよりHレベルに反転する。その結果、電動機駆動回路
22が動作状態になり、電動機21を回転駆動せしめる
ため磁気テープの走行が開始される。従って、テープレ
コーダーは一時停止動作状態が解除されて、録音状態に
復帰せしめられる。一方前記インデックス制御端子26
にHレベルの信号が出力されると前述したようにインデ
ックス信号発生回路27が動作状態になって出力端子2
9にインデックス信号を出力するため、該インデックス
信号が磁気テープに録音される。そして、所定時間経過
するとインデックス制御端子26の出力信号がHレベル
よりLレベルに反転し、インデックス信号発生回路27
が不動作状態になる。このようにテープレコーダーが一
時停止状態にあるときにインデックス用操作スイッチ2
5を押圧閉成せしめると一時停止状態が解除されるため
インデックス信号発生回路27より出力されるインデッ
クス信号を磁気テープに録音することができる。
【0018】次に図2に示した本発明の一実施例につい
て説明する。同図において、図1に示した回路と同一の
ものには同一の符号を付している。図1に示した回路と
相違する点は、電動機制御用端子24と電動機駆動回路
22の制御端子23との間にダイオード36を接続する
とともにインデックス制御端子26と電動機駆動回路2
2の制御端子23との間にダイオード37を接続した点
にある。そして、動作制御回路12に設けられている切
換信号出力端子30には、インデックス用操作スイッチ
25を所定時間以上押圧閉成せしめたときHレベルの切
換信号が出力され、短時間即ち所定時間未満の押圧閉成
時にはHレベルの切換信号が出力されないように構成さ
れている。
【0019】以上の如く図2に示した回路は構成されて
おり、次に動作について説明する。斯かる回路おいて、
再生動作、早送り動作、巻戻し動作、録音動作、録音動
作時においてインデックス用操作スイッチ25を押圧閉
成せしめた場合の動作、一時停止動作、一時停止解除動
作及び停止動作は、図1に示した回路と同様に行われる
ため、その説明は省略する。
【0020】次にテープレコーダーが録音動作状態にお
ける一時停止状態にあるときにインデックス用操作スイ
ッチ25を押圧閉成せしめた場合の動作について説明す
る。テープレコーダーが一時停止状態にあるときには、
前述したように動作制御回路12に設けられている電動
機制御用端子24にLレベルの信号が出力されているた
め、該信号を入力するとインバーター31の出力信号は
Hレベルにあり、そのHレベルの信号がAND回路32
の一方の入力端子に印加された状態にある。
【0021】斯かる一時停止状態にあるときにインデッ
クス用操作スイッチ25を短時間押圧閉成せしめると動
作制御回路12に設けられているインデックス制御端子
26にHレベルの信号が出力されるが、切換信号出力端
子30にHレベルの切換信号が出力されることはない。
従って、切換用トランジスター33が導通状態に反転す
ることはなく、テープレコーダーの一時停止状態が解除
されることはない。前記インデックス制御端子26にH
レベルの信号が出力されると前述したようにインデック
ス信号発生回路27が動作状態になって出力端子29に
インデックス信号を出力する。また、前記インデックス
制御端子26にHレベルの信号が出力されるとそのHレ
ベルの信号がダイオード37を介して電動機駆動回路2
2の制御端子23に印加されるので、該電動機駆動回路
22による電動機21の回転駆動動作が開始される。電
動機21が回転を開始すると磁気テープが走行せしめら
れるのでインデックス信号発生回路27より出力される
インデックス信号を磁気テープに録音することができ
る。そして、所定時間経過するとインデックス制御端子
26の出力信号がHレベルよりLレベルに反転するた
め、インデックス信号発生回路27及び電動機駆動回路
22が不動作状態になり、磁気テープが走行を停止す
る。このようにテープレコーダーが一時停止状態にある
ときインデックス用操作スイッチ25を短時間押圧閉成
せしめると磁気テープを所定時間走行せしめるようにし
たので、その間インデックス信号を磁気テープに録音す
ることができる。
【0022】一時停止状態にあるときにインデックス用
操作スイッチ25を短時間押圧閉成せしめた場合の動作
は以上の如く行われるが、次に該インデックス用操作ス
イッチ25を所定時間以上押圧閉成せしめた場合の動作
について説明する。前述した一時停止状態にあるときに
インデックス用操作スイッチ25を所定時間以上押圧閉
成せしめると動作制御回路12に設けられているインデ
ックス制御端子26にHレベルの信号が出力された後切
換信号出力端子30にHレベルの切換信号が出力され
る。前記インデックス制御端子26にHレベルの信号が
出力されると前述したようにインデックス信号発生回路
27及び電動機駆動回路22が動作状態になるため、磁
気テープにインデックス信号が録音される。また、前記
切換信号出力端子30にHレベルの切換信号が出力され
るとAND回路32の出力信号がHレベルになるため、
その出力信号がベースに印加される切換用トランジスタ
ー33はバイアスされて導通状態に反転する。前記切換
用トランジスター33が導通状態に反転すると一時停止
用入力端子34に切換信号が入力されるため、前述した
ように一時停止動作状態が解除されてテープレコーダー
は録音状態に復帰せしめられる。そして、所定時間経過
するとインデックス制御端子26の出力信号がHレベル
よりLレベルに反転し、インデックス信号発生回路27
が不動作状態になる。このようにテープレコーダーが一
時停止状態にあるときにインデックス用操作スイッチ2
5を所定時間以上押圧閉成せしめると一時停止状態を解
除するようにしたので、インデックス信号発生回路27
より出力されるインデックス信号を磁気テープに録音す
ることができるとともに続けてマイクロフォン1より得
られる録音信号の録音動作を開始することができる。
【0023】本実施例では、録音動作を制御する回路を
動作制御回路12、インバーター31及びAND回路3
2等によって構成したが、マイクロコンピューターを使
用すれば回路構成を簡単にすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の録音動作制御回路は、電動機の
回転停止によってテープレコーダーが一時停止状態にあ
るときにインデックス信号の録音操作を行うと電動機を
回転駆動せしめて録音動作を行うようにしたので、即ち
一時停止状態の解除操作を行うことなくインデックス信
号の録音動作を行うことができるので極めて便利であ
る。また、インデックス用操作スイッチの押圧操作時間
の相違によってインデックス信号の録音動作後に録音動
作を開始させるか否かを選択することができるようにし
たので本発明は、操作性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の録音動作制御回路の一実施例である。
【図2】本発明の録音動作制御回路の一実施例である。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 前置増幅回路 3 録音用増幅回路 5 磁気ヘッド 6 録音用操作スイッチ 11 一時停止用操作スイッチ 12 動作制御回路 13 録音用切換回路 21 電動機 22 電動機駆動回路 25 インデックス用操作スイッチ 27 インデックス信号発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録音動作状態にあるとき電動機の回転を
    停止せしめることによって一時停止状態にするように構
    成されたテープレコーダーにおいて、録音動作時動作状
    態になるとともに電動機を回転駆動せしめる電動機駆動
    回路と、インデックス信号の録音操作時押圧閉成される
    インデックス用操作スイッチと、該インデックス用操作
    スイッチの押圧閉成時所定時間動作状態になるとともに
    インデックス信号を発生するインデックス信号発生回路
    とより成り、テープレコーダーが一時停止状態にあると
    き前記インデックス用操作スイッチを押圧閉成せしめる
    と前記インデックス信号発生回路を所定時間動作状態に
    せしめるとともに一時停止状態を解除するようにしたこ
    とを特徴とするテープレコーダーの録音動作制御回路。
  2. 【請求項2】 録音動作状態にあるとき電動機の回転を
    停止せしめることによって一時停止状態にするように構
    成されたテープレコーダーにおいて、録音動作時動作状
    態になるとともに電動機を回転駆動せしめる電動機駆動
    回路と、インデックス信号の録音操作時押圧閉成される
    インデックス用操作スイッチと、該インデックス用操作
    スイッチの押圧閉成時所定時間動作状態になるとともに
    インデックス信号を発生するインデックス信号発生回路
    とより成り、テープレコーダーが一時停止状態にあると
    き前記インデックス用操作スイッチを所定時間未満押圧
    閉成せしめると前記インデックス信号発生回路を所定時
    間動作状態にせしめるとともにその間電動機を回転駆動
    せしめ、また前記インデックス用操作スイッチを所定時
    間以上押圧閉成せしめると前記インデックス信号発生回
    路を所定時間動作状態にせしめるとともに一時停止状態
    を解除するようにしたことを特徴とするテープレコーダ
    ーの録音動作制御回路。
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