JPH053607Y2 - - Google Patents

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JPH053607Y2
JPH053607Y2 JP18104685U JP18104685U JPH053607Y2 JP H053607 Y2 JPH053607 Y2 JP H053607Y2 JP 18104685 U JP18104685 U JP 18104685U JP 18104685 U JP18104685 U JP 18104685U JP H053607 Y2 JPH053607 Y2 JP H053607Y2
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ceiling board
curved
ceiling
groove
board
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JP18104685U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、円形の天井下地に凹湾曲して取り付
けられる曲面天井板に関するものである。
[背景技術] 玄関などの円形の天井に天井板を取り付ける場
合がある。この曲面天井板Aは第4図及び第5図
に示すようにロツクウール等で形成される天井板
1の裏面側に複数本の平行な凹溝2を設けて形成
されており、各凹溝2の間隙を広げることにより
天井板1の表面側が凹湾曲されるようにするもの
である。そして、天井下地4に施工する場合に
は、第6図に示すように天井下地4に接着剤を塗
布して接着させるか、あるいは曲面天井板Aの下
面からタツカーなどの固着具を天井下地4に打ち
込んで取り付けられている。ところが、この曲面
天井板Aを天井下地4に施工する際には凹溝2の
部分で割れを生じ易く、また曲面天井板Aを運搬
する際にも曲面天井板Aの凹溝2の部分(第4図
のB部分)で割れを生じ易いという欠点を有して
おり、そのため従来では第7図に示すように曲面
天井板Aを凹湾曲させた状態で曲面天井板Aの裏
面側に複数の凹溝2に渡るよう補強用テープ5を
張り付けているものであつた。このように従来で
は、曲面天井板Aの割れを防止するための補強用
テープ5を張り付ける作業が必要があつて工数が
増え、取り扱いが面倒なものであつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、補強用テープなどを貼ることなく施工時や運
搬時などで割れるのを防ぐことができる曲面天井
板を提供することを目的とするものである。
[考案の開示] すなわち、本考案の曲面天井板は、天井板1の
裏面側に複数本の平行な凹溝2を設けてこの凹溝
2の間隙が広がることにより天井板1を表面側が
凹湾曲されるよう折り曲げ自在に形成し、凹溝2
の内面にて天井板1に補強用樹脂8を含浸せしめ
て成るもので、補強用樹脂8で凹溝2の内面部分
を補強することにより曲面天井板Aが運送時や施
工時などで凹溝2部分から割れを生じないように
して上記目的を達成したものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。第1図に示すように、天井板1はロツクウー
ル板などの樹脂含浸性を有する繊維板で形成さ
れ、天井板1の裏面側には複数本の平行な凹溝
2,2,2…が全長に亘つて凹設されている。そ
して、凹溝2の内面にて天井板1には補強用樹脂
8が含浸されている。ここで、補強用樹脂8とし
ては、ゴム系樹脂やシリコン樹脂あるいはそれら
樹脂の接着剤等を使用することができ、流動性を
有して繊維板である天井板1内に容易に含浸可能
なものであり、また硬化後は柔軟性を有している
ものである。天井板1の表面側には複数の突条
6,6が突設されて突条6,6間には凹所7が設
けられており、上記複数本の凹溝2はこの凹所7
に対応する位置にて天井板1の裏面側に設けられ
ている。
しかして、上記構成の曲面天井板Aを玄関など
の天井下地4に取り付けるにあたつては、湾曲し
た天井下地4に曲面天井板Aを圧接し、その凹溝
2の間隙を広げることで表面側が凹湾曲されるよ
う折り曲げるものであり、その際天井下地4に接
着剤を塗布したり、あるいは曲面天井板Aの下面
より天井下地4にカツター等の固着具を打ち込ん
で曲面天井板Aを天井下地4に固着するものであ
る。この曲面天井板Aにあつては、凹溝2の内面
にて補強用樹脂8が天井板1に含浸していること
により、凹溝2部分が補強用樹脂8にて補強さ
れ、特に凹溝2の底部が補強されることになつ
て、施工の際に凹溝2部にて割れを生じることが
ないものであり、また曲面天井板Aを運送する際
にも凹溝2の部分から割れを生じるようなことが
ないものである。
[考案の効果] 上記のように本考案は、天井板の裏面側に複数
本の平行な凹溝を設けてこの凹溝の間隙が広がる
ことにより天井板を表面側が凹湾曲されるよう折
り曲げ自在に形成し、凹溝の内面にて天井板に補
強用樹脂を含浸させたので、補強用樹脂によつて
天井板の裏面側に設けた凹溝を補強し、施工時や
運送時などで凹溝部分から割れるのを防止するこ
とができるものであり、従来のように補強テープ
を天井板の裏面側に貼着するような手間が不要と
なり、また曲面天井板の割れの心配がなくなつて
施工性も向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の曲面天井板の一部切
欠断面図、第2図は同上の要部拡大断面図、第3
図a,bは同上の裏面図と側面図、第4図は従来
例の曲面天井板の側面図、第5図は同上の一部切
欠拡大断面図、第6図は同上の曲面天井板の施工
状態を示す概略説明図、第7図a,bは同上の裏
面図と側面図である。 1は天井板、2は凹溝、8は補強用樹脂、Aは
曲面天井板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井板の裏面側に複数本の平行な凹溝を設けて
    この凹溝の間隙が広がることにより天井板を表面
    側が凹湾曲されるよう折り曲げ自在に形成し、凹
    溝の内面にて天井板に補強用樹脂を含浸せしめて
    成る曲面天井板。
JP18104685U 1985-11-25 1985-11-25 Expired - Lifetime JPH053607Y2 (ja)

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JP18104685U JPH053607Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JP18104685U JPH053607Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JPS6289411U JPS6289411U (ja) 1987-06-08
JPH053607Y2 true JPH053607Y2 (ja) 1993-01-28

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JP2564320Y2 (ja) * 1991-12-18 1998-03-09 東陶機器株式会社 ユニットルーム

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JPS6289411U (ja) 1987-06-08

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