JPH0332954Y2 - - Google Patents

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JPH0332954Y2
JPH0332954Y2 JP14652885U JP14652885U JPH0332954Y2 JP H0332954 Y2 JPH0332954 Y2 JP H0332954Y2 JP 14652885 U JP14652885 U JP 14652885U JP 14652885 U JP14652885 U JP 14652885U JP H0332954 Y2 JPH0332954 Y2 JP H0332954Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は直角連結用パネルに関するもので、
さらに詳細には、例えばプレハブ式冷蔵庫や冷凍
庫等の壁と天井又は床部、壁同士又は壁と間仕切
壁等の直角連結部に使用される直角連結用パネル
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のパネルは、一般に第12図ない
し第14図に示すように、一対の金属表面板aと
これら金属表面板aの端面部間に介在される発泡
プラスチツクのブロツク状又はプラスチツクの枠
bとで構成される空間内に例えば発泡ポリウレタ
ン等の断熱性心材cを発泡充填した構造となつて
おり、そして、連結側の金属表面板aの端面部に
隣接するパネルの端部を当接すると共に、アング
ル材等の連結具をもつて直角連結部を構成してい
た。この場合、従来では、第12図に示すよう
に、連結側の金属表面板aの端面部にカツタをも
つて2つの切込み部dを設けた後、切込み部d間
の金属表面板aを剥ぎ取つて連結部を構成した
り、また、第13図に示すように、発泡ポリウレ
タン製の比較的幅広のブロツク状枠bの一側面に
金属表面板aを接着すると共に他側面に予め設け
た切欠き部eに金属表面板aの端部係止縁fを係
合させて断熱性心材cを発泡充填させたもの、さ
らには、第14図に示すように、塩化ビニル等に
てほぼコ形状に形成され、その両面側に細溝部e
を設けた枠bに両金属表面板aの各端部係止縁f
を係合させた後、断熱性心材cを発泡充填させた
ものなどが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、第12図に示すものは、パネル
を成形した後に切込み部dを設けて金属表面板a
を剥ぎ取るため、切込み部d及びパネルの端部の
強度が低下すると共に、パネル精度が悪く組付け
に支障をきたすなどの問題があり、また、ブロツ
ク状枠bが高価となり、しかも外観の体裁が悪い
などの問題もあつた。また、第13図に示すブロ
ツク状枠bの一側面に金属表面板aを接着するも
のは、ブロツク状枠bが高価であり、また、金属
表面板a、枠b及び断熱性心材cの接着に時間が
かかると共に(4〜5時間)、パネル製作時間が
長いという問題があり、しかも、パネル製作時に
金属表面板aにずれが生じてパネルの精度が低下
するという問題があつた。また、第14図に示す
連結部専用枠bを使用するものは、その加工が煩
雑であるという問題があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記問題を解決することを企図して
なされたもので、上記技術的課題を解決するため
に、通常のパネルと同様の成形にて製作でき、使
用時には容易に連結部を形成できるようにしたこ
とを特徴とする直角連結用パネルを提供しようと
するものである。
すなわち、この考案は、一対の金属表面板とこ
れら金属表面板の端面部間に介在される枠とで形
成される空間内に断熱性心材が発泡充填され、上
記金属表面板の端部側に隣接するパネルを連結す
る直角連結用パネルにおいて、枠の内方面から上
記断熱性心材に向つて突設される剥離防止用アン
カと、金属表面板のうちの少なくとも一方の端部
側に剥離可能な接着帯を介して連結される端部材
と、端部材の内面に貼着されると共に、上記枠及
び断熱性心材に剥離可能に接着する離心用フイル
ムとを具備して成ることを特徴とする直角連結用
パネルを提供しようとするものである。
この考案において、上記端部材は平坦状であつ
てもよいが、隣接するパネルの結合を強固にする
ためには、連結用凹条又は連結用凸条を設けるこ
とが好ましい。また、上記アンカ付き枠の外面は
平坦状であつてもよいが、隣接するパネルとの連
結においては、隣接するパネルと係合する凹条の
連結面又は凸条の連結面を形成して成ることが好
ましい。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
パネル製作時には、端部材が接着帯にて金属表
面板に連結されて金属表面板の一部を構成するた
め、通常のパネルの成形と同様に断熱性心材を発
泡充填することができ、また、端部材は離心用フ
イルムを介して枠及び断熱性心材に接着されてい
るので、使用時には簡単に端部材が剥離されてパ
ネルの端部に連結部を構成することができる。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図はこの考案の直角連結用パネルの第一実
施例を示す断面斜視図で、使用前の状態を示すも
のである。この考案のパネルAは、基本的には通
常の断熱パネルと同様に、一対の金属表面板1,
2(以下に表面板という)と、これら表面板1,
2の端面部間に介在される枠3と、これら表面板
1,2と枠3とで構成される空間内に発泡充填さ
れる例えば発泡ポリウレタン等の断熱性心材4
(以下に心材という)とで構成されている。この
場合、この考案のパネルAは、例えば木材又は合
成木材等で形成される上記枠3の内面すなわち心
材側面に心材4との剥離防止用のL形状のアンカ
5がリベツト6等の固定具によつて突設されてお
り、また、上記表面板1,2のうちの一方の表面
板2の端部側には、上記心材4の充填時に表面板
2の一部を構成すべく端部材7が剥離可能な接着
帯8にて連結されている。この端部材7はその一
端に上記枠3と係合する係止縁7aを有する断面
L形状に形成されており、そして、その内面には
例えばポリフツ化エチレン系繊維あるいはポリエ
チレン繊維等の離心用フイルム9が貼着されて、
この離心用フイルム9を介して上記枠3及び心材
4に剥離可能に接着されている。すなわち、上記
端部材7は離心用フイルム9がある程度の接着性
を有するため、心材4の発泡充填時には枠3及び
心材4に接着してパネルAの製作に供されるが、
使用時すなわち隣接するパネルを直角状に連結す
る際には、離心用フイルム9の剥離性により容易
にパネルAから剥離される。なお、上記アンカ5
は枠3に沿う長手通しであつてもよく、また、ピ
ース状であつてもよい。
上記のように構成されるこの考案のパネルA
は、第2図ないし第5図の手順によつて成形され
る。
すなわち、 一方の表面板1をセツトする(第2図参照)。
この時、パネルAが厚物である場合には予め成
形された断熱性を有する成形心材4aを表面板
1に貼着しておく。
上記表面板1の端部から直角に折曲された係
止縁1aにアンカ付き枠3を係止固定する(第
3図参照)。
上記表面板1と対向する他方の表面板2に接
着帯8にて連結された端部材7の係止縁7aを
離心用フイルム9を介して上記枠3に係止固定
する(第4図参照)。
上記一対の表面板1,2、端部材7及び枠3
にて構成された空間内に心材4を発泡充填して
パネルAの成形は完了する(第5図参照)。
上記の手順にて構成されたこの考案のパネルA
を直角連結部に使用するには、第6図に示すよう
に、上記接着帯8を表面板2及び端部材7から剥
離した後、端部材7を枠3及び心材4から剥離し
て連結部10を構成し、そして、第7図に示すよ
うに、隣接するパネル(この場合、壁パネルBを
示す。)の連結面を連結部10に当接すると共に、
アングル材11及びリベツト12等の固定具にて
連結する。なおこの場合、パネルの連結部の外面
には化粧板13が取付けられる。なお、第7図に
おいて符号11aは位置決め用アングルを示すも
のである。
第8図及び第9図はこの考案の第二実施例を示
すもので、連結部の結合状態を強固に行えるよう
にした場合である。すなわち、上記端部材7に連
結用の凹条10aを設けることにより、パネルA
の成形後に端部材7を剥離したときに、パネルA
の連結部10の心材4部に凹条連結部10bを形
成し、組付け時に隣接するパネルの連結部10を
凹条連結部10bに係合させるようにした場合で
ある。なお上記第二実施例では、上記端部材7に
連結用凹条10aを設けた場合について説明した
が、連結用凹条10aにかえて第8図に想像線で
示すような連結用凸条10cを設けても同様に連
結部の強固を図ることができることは勿論であ
る。
第10図及び第11図はこの考案の第三実施例
を示すもので、この考案のパネルAを間仕切用に
使用した場合である。すなわち、上記アンカ付き
枠3の外面に、隣接するパネルBの枠3に設けた
凸条連結面3bと係合する凹条連結面31を形成
し、使用時に両パネルA,Bの凹条連結面31と
凸条連結面3bとを嵌合させて両パネルA,Bを
平面状に連結し、そして、連結部10に間仕切用
パネルCをアングル材14及びリベツト15等の
固定具をもつて直角状に連結するようにした場合
である。なお、第三実施例において、枠3はプラ
スチツク等で形成され、かつ、心材4との剥離を
防止するアンカ5aはほぼT形状に形成されてい
る。また、第三実施例では直角連結用パネルAの
枠3に凹条連結面31を形成した場合について説
明したが、凹条連結面31にかえて第10図に想
像線で示すような凸条連結面32を形成しても同
様の効果が得られることは勿論である。
上記各実施例では直角連結用パネルAの一方の
表面板2の端部側に連結部10を形成した場合に
ついて説明したが、必ずしも一方のみである必要
はなく、両面側に連結部10を形成することもで
きる。
[考案の効果] 以上に説明したように、この考案の直角連結用
パネルによれば、上記のように構成されているた
め、以下のような効果が得られる。
1 通常の断熱パネルと同様に成形した後、端部
材を剥離するのみでよいため、直角連結部の外
観及び精度を損うことなく、しかも、強度を有
する直角連結部を形成することができる。
2 直角連結部専用の枠を使用しないて済むた
め、加工が容易となると共に、低廉に製作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の直角連結用パネルの第一実
施例を示す断面斜視図、第2図ないし第5図はそ
れぞれ第一実施例のパネルの加工手順を示す断面
図、第6図は第一実施例のパネルの使用時の断面
図、第7図は第一実施例のパネルの使用状態を示
す断面図、第8図はこの考案の第二実施例を示す
断面図、第9図は第二実施例のパネルの使用時の
断面図、第10図はこの考案の第三実施例を示す
断面図、第11図は第三実施例のパネルの使用時
の断面図、第12図ないし第14図はそれぞれ従
来の直角連結用パネルを示す断面図である。 符号説明、1,2……金属表面板、3……枠、
4……断熱性心材、5,5a……アンカ、7……
端部材、8……接着帯、9……離心用フイルム、
10……連結部、10a……連結用凹条、10b
……連結用凸条、31……凹条連結面、32……
凸条連結面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の金属表面板とこれら金属表面板の端面
    部間に介在される枠とで形成される空間内に断
    熱性心材が発泡充填され、上記金属表面板の端
    部側に隣接するパネルを連結する直角連結用パ
    ネルにおいて、 上記枠の内方面から上記断熱性心材に向つて
    突設される剥離防止用アンカと、 上記金属表面板のうちの少なくとも一方の端
    部側に剥離可能な接着帯を介して連結される端
    部材と、 上記端部材の内面に貼着されると共に、上記
    枠及び断熱性心材に剥離可能に接着する離心用
    フイルムとを具備して成ることを特徴とする直
    角連結用パネル。 (2) 端部材に連結用凹条又は連結用凸条を設けて
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の直角
    連結用パネル。 (3) アンカ付き枠の外面に、隣接するパネルと係
    合する凹条又は凸条の連結面を形成して成る実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の直角連結用
    パネル。
JP14652885U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0332954Y2 (ja)

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