JPH0536045Y2 - - Google Patents
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- JPH0536045Y2 JPH0536045Y2 JP14554786U JP14554786U JPH0536045Y2 JP H0536045 Y2 JPH0536045 Y2 JP H0536045Y2 JP 14554786 U JP14554786 U JP 14554786U JP 14554786 U JP14554786 U JP 14554786U JP H0536045 Y2 JPH0536045 Y2 JP H0536045Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- membrane
- tension
- fastened
- guide groove
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- Expired - Lifetime
Links
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は張力導入用器具、特にサスペンシヨ
ン膜構造物、骨組膜構造物その他の膜構造物にお
いて支持体間に張設された膜状体に張力を導入す
るための器具に関する。
ン膜構造物、骨組膜構造物その他の膜構造物にお
いて支持体間に張設された膜状体に張力を導入す
るための器具に関する。
(従来の技術)
近年、膜構造物の構成に用いる膜状体の耐候
性、強度等の特性の向上が図られて膜構造物の利
用範囲が拡大されつつある。
性、強度等の特性の向上が図られて膜構造物の利
用範囲が拡大されつつある。
膜状体は例えば膜構造物の梁間に張設されて屋
根を構成したりするものであるが、膜構造物にお
いて張設された膜状体は5〜10年ほど経過すると
長期間に渡る緊張状態、気温の変化、外部応力の
影響等に起因してクリープを発生し、その結果膜
状体が弛緩し膜状体に充分な張力が掛らなくな
る。
根を構成したりするものであるが、膜構造物にお
いて張設された膜状体は5〜10年ほど経過すると
長期間に渡る緊張状態、気温の変化、外部応力の
影響等に起因してクリープを発生し、その結果膜
状体が弛緩し膜状体に充分な張力が掛らなくな
る。
張設された膜状体に或る一定以上の充分な張力
が与えられていない場合、風、雨、雪嵌等の外部
応力によつて膜構造物が不安定になつたり、又膜
構造物の大きな変形を招いたりする。これがため
膜状体が弛緩すると張力の再導入が行なわれる。
が与えられていない場合、風、雨、雪嵌等の外部
応力によつて膜構造物が不安定になつたり、又膜
構造物の大きな変形を招いたりする。これがため
膜状体が弛緩すると張力の再導入が行なわれる。
以下、図面を参照して従来の張力導入用器具に
つき説明する。
つき説明する。
第6図は従来の張力導入用器具の説明に供する
平面図、及び第7図は第6図における−線に
沿つて示した従来の張力導入用器具の断面図であ
る。
平面図、及び第7図は第6図における−線に
沿つて示した従来の張力導入用器具の断面図であ
る。
第7図において、11は支持体例えば梁、13
は支持体11に所定間隔で配設された埋込みボル
ト、15は埋込みボルト13に螺合組付けされる
ナツト、17は移動プレートを示す。移動プレー
ト17は埋込みボルト13に対応させてその一方
の端部側に設けられた案内溝19を具えており、
この案内溝19に埋込みボルト13を挿通させた
後、ナツト15を埋込みボルト13に螺合組付け
て、移動プレート17を支持体11に締結してい
る。21は移動プレート17に備わる掛止部を示
す。
は支持体11に所定間隔で配設された埋込みボル
ト、15は埋込みボルト13に螺合組付けされる
ナツト、17は移動プレートを示す。移動プレー
ト17は埋込みボルト13に対応させてその一方
の端部側に設けられた案内溝19を具えており、
この案内溝19に埋込みボルト13を挿通させた
後、ナツト15を埋込みボルト13に螺合組付け
て、移動プレート17を支持体11に締結してい
る。21は移動プレート17に備わる掛止部を示
す。
また、23は支持体11間に張設される膜状
体、25は膜状体23の端部に設けられたロープ
ドエツヂを示す。ロープドエツヂ25は、膜状体
23の端部を折返したうえで溶着して形成した袋
部27とこの袋部27に挿通したロープ29とで
構成されている。
体、25は膜状体23の端部に設けられたロープ
ドエツヂを示す。ロープドエツヂ25は、膜状体
23の端部を折返したうえで溶着して形成した袋
部27とこの袋部27に挿通したロープ29とで
構成されている。
31は移動プレート17の他方端側に所定間隔
で起立設されたボルト、33はこのボルト31と
螺合組付けされるナツト、35は押えプレートを
示す。膜状体23及び押えプレート35はボルト
31に対応させて設けられた穴を有しており、こ
れら膜状体23の穴及び押えプレート35の穴に
ボルト31を順次挿通させた後、ナツト33をボ
ルト31に螺合組付けて、押えプレート35及び
移動プレート17間に膜状体23を介在させた状
態で押えプレート35と移動プレート17とを締
結する。このときロープドエツヂ25は押えプレ
ート35の端縁に係止される。尚、第6図及び第
7図において37は座金を示している。
で起立設されたボルト、33はこのボルト31と
螺合組付けされるナツト、35は押えプレートを
示す。膜状体23及び押えプレート35はボルト
31に対応させて設けられた穴を有しており、こ
れら膜状体23の穴及び押えプレート35の穴に
ボルト31を順次挿通させた後、ナツト33をボ
ルト31に螺合組付けて、押えプレート35及び
移動プレート17間に膜状体23を介在させた状
態で押えプレート35と移動プレート17とを締
結する。このときロープドエツヂ25は押えプレ
ート35の端縁に係止される。尚、第6図及び第
7図において37は座金を示している。
この従来の張力導入用器具によつて張力導入を
行なうときは、第7図に示すように、掛止部21
に牽引手段例えばレバーブロツクのフツク(図示
せず)を掛けて、膜状体23に張力を導入する方
向M(図中、矢印Mで示す方向)へ移動プレート
17を移動させる。移動プレート17は支持体1
1上で案内溝19に沿つてM方向に移動し、よつ
て膜状体23はロープドエツヂ25が押えプレー
ト35に掛止されているのでM方向に引張られて
緊張し、その結果、膜状体23に張力の導入が行
なわれる。
行なうときは、第7図に示すように、掛止部21
に牽引手段例えばレバーブロツクのフツク(図示
せず)を掛けて、膜状体23に張力を導入する方
向M(図中、矢印Mで示す方向)へ移動プレート
17を移動させる。移動プレート17は支持体1
1上で案内溝19に沿つてM方向に移動し、よつ
て膜状体23はロープドエツヂ25が押えプレー
ト35に掛止されているのでM方向に引張られて
緊張し、その結果、膜状体23に張力の導入が行
なわれる。
第8図は、従来の張力導入用器具による張力導
入時の膜状体23の状態を説明するための図であ
る。
入時の膜状体23の状態を説明するための図であ
る。
第8図に概略的に示すように、上述の従来の張
力導入用器具を用いて膜状体23の張力導入を行
なう場合、膜状体23の上辺、下辺、左辺或は右
辺はそれぞれの辺に概略直交する方向(図中、矢
印でそれぞれ示すP〜S方向)に引つ張られる。
尚、第8図中、膜状体23の四隅部分をハツチン
グを付して示す。
力導入用器具を用いて膜状体23の張力導入を行
なう場合、膜状体23の上辺、下辺、左辺或は右
辺はそれぞれの辺に概略直交する方向(図中、矢
印でそれぞれ示すP〜S方向)に引つ張られる。
尚、第8図中、膜状体23の四隅部分をハツチン
グを付して示す。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら従来の張力導入用器具では、案内
溝19の溝方向(M方向)従つて1軸方向にしか
移動プレート17が移動変位しない。これがた
め、第8図に示すように膜状体23の各辺はそれ
ぞれP〜S方向の1軸方向にしか引つ張られず、
その結果膜状体23の四隅部分に応力の集中を生
ずる。その結果、弛緩した膜状体23の張力再導
入を行なう場合に、膜状体23に充分な張力を導
入しようとすると膜状体23がその四隅部分で損
傷するおそれがあつた。また、このような膜状体
23の損傷を回避するためには、膜状体23に充
分な張力を与えることが出来ないという問題点が
あつた。
溝19の溝方向(M方向)従つて1軸方向にしか
移動プレート17が移動変位しない。これがた
め、第8図に示すように膜状体23の各辺はそれ
ぞれP〜S方向の1軸方向にしか引つ張られず、
その結果膜状体23の四隅部分に応力の集中を生
ずる。その結果、弛緩した膜状体23の張力再導
入を行なう場合に、膜状体23に充分な張力を導
入しようとすると膜状体23がその四隅部分で損
傷するおそれがあつた。また、このような膜状体
23の損傷を回避するためには、膜状体23に充
分な張力を与えることが出来ないという問題点が
あつた。
この考案の目的は上述した従来の張力導入用器
具の問題点を解決し、膜状体の損傷を招かずに膜
状体に充分な張力を与えることの出来る構造の張
力導入用器具を提供することにある。
具の問題点を解決し、膜状体の損傷を招かずに膜
状体に充分な張力を与えることの出来る構造の張
力導入用器具を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
この目的の達成を図るため、この考案によれ
ば、支持体間に膜状体を張設するための張力導入
用器具において、一個、又は、溝方向が同方向の
複数個の第一案内溝を有しこの第一案内溝を介し
て第一締結手段により支持体に解除自在に締結さ
れる第一プレートと、一個、又は、溝方向が同方
向の複数個の第二案内溝を有しこの第二案内溝を
介して第二締結手段により第一プレートに解除自
在に締結される第二プレートと、一個以上の穴を
有しこの穴と、膜状体の穴とを介して第三締結手
段により第二プレートに締結され膜状体を押え込
む押えプレートとを備えた構成とし、さらに第一
及び第二案内溝の溝方向を互いに異なる方向に形
成した構成とする。
ば、支持体間に膜状体を張設するための張力導入
用器具において、一個、又は、溝方向が同方向の
複数個の第一案内溝を有しこの第一案内溝を介し
て第一締結手段により支持体に解除自在に締結さ
れる第一プレートと、一個、又は、溝方向が同方
向の複数個の第二案内溝を有しこの第二案内溝を
介して第二締結手段により第一プレートに解除自
在に締結される第二プレートと、一個以上の穴を
有しこの穴と、膜状体の穴とを介して第三締結手
段により第二プレートに締結され膜状体を押え込
む押えプレートとを備えた構成とし、さらに第一
及び第二案内溝の溝方向を互いに異なる方向に形
成した構成とする。
この考案の実施に当り、第一及び第二案内溝の
溝方向を互いにほぼ直交する方向に形成した構成
とするのが好適である。
溝方向を互いにほぼ直交する方向に形成した構成
とするのが好適である。
また、この考案の好適実施例においては、補助
押えプレートを第二プレートと押えプレートとの
間に設け、押えプレートとの間で膜状体を押え込
むように構成するのが良い。
押えプレートを第二プレートと押えプレートとの
間に設け、押えプレートとの間で膜状体を押え込
むように構成するのが良い。
(作用)
このような構成の張力導入用器具によれば、支
持体と締結された第一プレートは支持体上で第一
案内溝の溝方向に移動変位し、また第一プレート
と締結される第二プレートは第一プレート上で第
二案内溝の溝方向に移動変移する。その結果、第
二プレートは支持体に対し2軸の方向に移動変移
することが出来る。
持体と締結された第一プレートは支持体上で第一
案内溝の溝方向に移動変位し、また第一プレート
と締結される第二プレートは第一プレート上で第
二案内溝の溝方向に移動変移する。その結果、第
二プレートは支持体に対し2軸の方向に移動変移
することが出来る。
従つて、第二プレート及び押えプレートによつ
て押え込まれた膜状体の各辺もまた支持体に対し
2軸の方向に移動変移することが出来る。
て押え込まれた膜状体の各辺もまた支持体に対し
2軸の方向に移動変移することが出来る。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の実施例につき
説明する。尚、図面はこの考案が理解出来る程度
に概略的に示してあるにすぎず、従つて各構成成
分の寸法、形状、配置関係及び個数は図示例に限
定されるものではない。また従来と同一の構成成
分については同一の符号を付して示す。
説明する。尚、図面はこの考案が理解出来る程度
に概略的に示してあるにすぎず、従つて各構成成
分の寸法、形状、配置関係及び個数は図示例に限
定されるものではない。また従来と同一の構成成
分については同一の符号を付して示す。
第一実施例
まず、この第一実施例を構成する各プレートの
構成につき説明する。
構成につき説明する。
第3図Aはこの実施例の第一プレートの構成を
示す平面図である。同図において41は膜状体を
張設するため支持体と締結される第一プレート、
43は第一プレート41に設けられた第一案内溝
である。また、45は第一プレート41に突設さ
れた係止部及び47は第一プレート41に立設さ
れた第一ボルトを示している。
示す平面図である。同図において41は膜状体を
張設するため支持体と締結される第一プレート、
43は第一プレート41に設けられた第一案内溝
である。また、45は第一プレート41に突設さ
れた係止部及び47は第一プレート41に立設さ
れた第一ボルトを示している。
図示例の長矩形状の第一プレート41におい
て、第一案内溝43は、その溝方向を第一プレー
ト41の長手方向とほぼ直交する方向とし、この
溝方向に切り欠いて形成されており、例えば2個
の第一案内溝43を第一プレート41の一方の長
辺41a側に併設してある。第一プレート41が
有する第一案内溝43は一個でも複数個でも良い
が、複数個とする場合は、第一プレート41が有
する各第一案内溝43の溝方向を同方向とする。
また係止部45は第一プレート41の他方の長辺
41bに設けられ、これら第一案内溝43及び係
止部45の間に例えば4個の第一ボルト47が第
一プレート41の長手方向に1列に配列して設け
られている。
て、第一案内溝43は、その溝方向を第一プレー
ト41の長手方向とほぼ直交する方向とし、この
溝方向に切り欠いて形成されており、例えば2個
の第一案内溝43を第一プレート41の一方の長
辺41a側に併設してある。第一プレート41が
有する第一案内溝43は一個でも複数個でも良い
が、複数個とする場合は、第一プレート41が有
する各第一案内溝43の溝方向を同方向とする。
また係止部45は第一プレート41の他方の長辺
41bに設けられ、これら第一案内溝43及び係
止部45の間に例えば4個の第一ボルト47が第
一プレート41の長手方向に1列に配列して設け
られている。
第3図Bはこの実施例の第二プレートの構成を
示す平面図である。同図において49は第一プレ
ート41と締結される第二プレート、51は第二
プレート49に設けられ、第一案内溝43の溝方
向と異なる溝方向を有する第二案内溝、53は第
二プレート49に立設された第二ボルトを示す。
示す平面図である。同図において49は第一プレ
ート41と締結される第二プレート、51は第二
プレート49に設けられ、第一案内溝43の溝方
向と異なる溝方向を有する第二案内溝、53は第
二プレート49に立設された第二ボルトを示す。
図示例の長矩形状の第二プレートにおいて、第
二案内溝51は、その溝方向を第二プレート49
の長手方向とし、この溝方向に切り欠いて形成さ
れており、従つて後述するように第一プレート4
1と第二プレート49とを締結した際、第二案内
溝51及び第一案内溝43の溝方向は互いにほぼ
直交する方向となる。また、第二プレート49の
一方の長辺49a側に例えば2個の第二案内溝5
1を併設していると共に、第二プレート49の他
方の長辺49側に例えば3個の第二ボルト53を
第二プレート49の長手方向へ1列に配列して立
設してある。第二プレート49が有する各第二案
内溝51は一個でも複数個でも良いが、複数個と
する場合は、第二プレート49が有する各第二案
内溝51の溝方向を同方向とする。
二案内溝51は、その溝方向を第二プレート49
の長手方向とし、この溝方向に切り欠いて形成さ
れており、従つて後述するように第一プレート4
1と第二プレート49とを締結した際、第二案内
溝51及び第一案内溝43の溝方向は互いにほぼ
直交する方向となる。また、第二プレート49の
一方の長辺49a側に例えば2個の第二案内溝5
1を併設していると共に、第二プレート49の他
方の長辺49側に例えば3個の第二ボルト53を
第二プレート49の長手方向へ1列に配列して立
設してある。第二プレート49が有する各第二案
内溝51は一個でも複数個でも良いが、複数個と
する場合は、第二プレート49が有する各第二案
内溝51の溝方向を同方向とする。
第3図Cはこの実施例の押えプレートの構成を
示す平面図である。同図において55は第二プレ
ート49と締結されて膜状体を押え込む押えプレ
ート、57は押えプレート55に穿設された穴を
示す。図示例では、例えば3個の穴57を長矩状
の押えプレート55の長手方向へ1列に配列して
設けてある。
示す平面図である。同図において55は第二プレ
ート49と締結されて膜状体を押え込む押えプレ
ート、57は押えプレート55に穿設された穴を
示す。図示例では、例えば3個の穴57を長矩状
の押えプレート55の長手方向へ1列に配列して
設けてある。
尚、第1図及び第2図において60a〜60c
は各プレートの牽引例えば張力導入時の各プレー
ト41,49,55の移動変位の為に用いる、任
意好適な形状の掛止部を示しており、第一プレー
ト41には例えば1個の掛止部60a、第二プレ
ート49に例えば1個の掛止部60b及び押えプ
レート55には例えば2個の掛止部60cをそれ
ぞれ設けてある。
は各プレートの牽引例えば張力導入時の各プレー
ト41,49,55の移動変位の為に用いる、任
意好適な形状の掛止部を示しており、第一プレー
ト41には例えば1個の掛止部60a、第二プレ
ート49に例えば1個の掛止部60b及び押えプ
レート55には例えば2個の掛止部60cをそれ
ぞれ設けてある。
さらに、第3図Dはこの実施例の補助押えプレ
ートの構成を示す平面図である。同図において5
9は押えプレート55との間で膜状体23を押え
込むための補助押えプレートを示しており、図示
例の長矩形状の補助押えプレート59においては
プレート59の長手方向に押えプレート55と同
様例えば3個の穴62を1列に配列して穿設して
ある。
ートの構成を示す平面図である。同図において5
9は押えプレート55との間で膜状体23を押え
込むための補助押えプレートを示しており、図示
例の長矩形状の補助押えプレート59においては
プレート59の長手方向に押えプレート55と同
様例えば3個の穴62を1列に配列して穿設して
ある。
さらに、この実施例を詳細に説明する。ここで
第1図は張力導入時の実施例の説明に供する平面
図、第2図は第1図の−線に沿う第一実施例
の断面図である。
第1図は張力導入時の実施例の説明に供する平面
図、第2図は第1図の−線に沿う第一実施例
の断面図である。
第2図において61は膜状体23を張設するた
めの支持体、例えば膜構造物の梁、支柱等を示
す。また63は第一プレート41を支持体61に
解除自在に締結するための第一締結手段、65は
第二プレート49を第一プレート41に解除自在
に締結するための第二締結手段、及び67は押え
プレートを第二プレート49と締結するための第
三締結手段である。
めの支持体、例えば膜構造物の梁、支柱等を示
す。また63は第一プレート41を支持体61に
解除自在に締結するための第一締結手段、65は
第二プレート49を第一プレート41に解除自在
に締結するための第二締結手段、及び67は押え
プレートを第二プレート49と締結するための第
三締結手段である。
図に示すように、第一締結手段63は支持体6
1に立設した埋込ボルト69と、この埋込ボルト
69に組付螺合されるナツト71aとから構成さ
れている。第一プレート41は、埋込ボルト69
を第一案内溝43に通した後ナツト71aによる
締付けを行なうことによつて、支持体61と締結
される。この時、支持体61上において第一プレ
ート41は溝43の溝方向(第2図中矢印Xで示
す方向)へ移動変移せず、従つて第一プレート4
1は支持体61に固定された状態となる。また、
ナツト71aによる締付けを緩めて第一プレート
41と支持体61との締結を解除すれば、第一プ
レート41を支持体61上においてX方向に移動
変移させることが出来る(第1図参照)。支持体
61上での第一プレート41の移動変位は第一案
内溝43によりX方向に規制される。
1に立設した埋込ボルト69と、この埋込ボルト
69に組付螺合されるナツト71aとから構成さ
れている。第一プレート41は、埋込ボルト69
を第一案内溝43に通した後ナツト71aによる
締付けを行なうことによつて、支持体61と締結
される。この時、支持体61上において第一プレ
ート41は溝43の溝方向(第2図中矢印Xで示
す方向)へ移動変移せず、従つて第一プレート4
1は支持体61に固定された状態となる。また、
ナツト71aによる締付けを緩めて第一プレート
41と支持体61との締結を解除すれば、第一プ
レート41を支持体61上においてX方向に移動
変移させることが出来る(第1図参照)。支持体
61上での第一プレート41の移動変位は第一案
内溝43によりX方向に規制される。
同様に、第二締結手段65は第一ボルト47
と、この第一ボルト47に組付螺合されるナツト
71bとから構成されている。第二プレート49
は、第一ボルト47を第二案内溝51に通した後
第二ボルト47と螺合されたナツト71bによつ
て締付けることによつて、第一プレート41と締
結される。この時、第二プレート49は第一プレ
ート41上において溝51の溝方向(第2図中矢
印Yで示す方向であつて、第一案内溝43の溝方
向Xと直交する方向)に移動変位せず、従つて第
一プレート41に固定された状態となる。また、
ナツト71bによる締付けを緩めて第二プレート
49と第一プレート41との締結を解除すれば、
第二プレート49を第一プレート41上において
Y方向に移動変位させることが出来る(第1図参
照)。第一プレート41上での第二プレート49
の移動変位は第二案内溝51によりY方向に規制
される。
と、この第一ボルト47に組付螺合されるナツト
71bとから構成されている。第二プレート49
は、第一ボルト47を第二案内溝51に通した後
第二ボルト47と螺合されたナツト71bによつ
て締付けることによつて、第一プレート41と締
結される。この時、第二プレート49は第一プレ
ート41上において溝51の溝方向(第2図中矢
印Yで示す方向であつて、第一案内溝43の溝方
向Xと直交する方向)に移動変位せず、従つて第
一プレート41に固定された状態となる。また、
ナツト71bによる締付けを緩めて第二プレート
49と第一プレート41との締結を解除すれば、
第二プレート49を第一プレート41上において
Y方向に移動変位させることが出来る(第1図参
照)。第一プレート41上での第二プレート49
の移動変位は第二案内溝51によりY方向に規制
される。
さらに、第三締結手段67は第二ボルト53と
ナツト71cとから構成されている。第二ボルト
53を補助押えプレート59の穴62、膜状体2
3の穴73及び押えプレート55の穴57に順次
に通し、その後プレート55をナツト71cによ
る締付けによつて膜状体23及び補助押えプレー
ト59と共に第二プレート49に締結し、よつて
膜状体23を補助押えプレート59及び押えプレ
ート55の間で押え込む。このとき、第二プレー
ト49の他方の長辺49b及び補助押えプレート
59の他方の長辺が係止部45に係止されて、膜
状体23の張力導入時に第一ボルト47の基部及
び第二ボルト53の基部に掛る剪断力が緩和され
る。また、補助押えプレート59及び押えプレー
ト55は膜状体23を押え込んだ状態で、支持体
61に対して2軸の方向の移動変位を、第一プレ
ート41及び第二プレート49を介して、行なえ
る。
ナツト71cとから構成されている。第二ボルト
53を補助押えプレート59の穴62、膜状体2
3の穴73及び押えプレート55の穴57に順次
に通し、その後プレート55をナツト71cによ
る締付けによつて膜状体23及び補助押えプレー
ト59と共に第二プレート49に締結し、よつて
膜状体23を補助押えプレート59及び押えプレ
ート55の間で押え込む。このとき、第二プレー
ト49の他方の長辺49b及び補助押えプレート
59の他方の長辺が係止部45に係止されて、膜
状体23の張力導入時に第一ボルト47の基部及
び第二ボルト53の基部に掛る剪断力が緩和され
る。また、補助押えプレート59及び押えプレー
ト55は膜状体23を押え込んだ状態で、支持体
61に対して2軸の方向の移動変位を、第一プレ
ート41及び第二プレート49を介して、行なえ
る。
以下、第一実施例による膜状体23の張力導入
方法につき例を挙げて説明する。
方法につき例を挙げて説明する。
第4図Aは例えば矩形状の膜状体の張力導入を
第一実施例の張力導入用器具によつて行なうため
の第一の張力導入方法の説明に供する膜状体の平
面図である。ここで、第4図Aは第一実施例の張
力導入用器具を、第二プレート49の移動変位方
向Yが膜状体23の各辺に沿う方向と一致するよ
うに、膜状体23の左辺、右辺、上辺及び下辺に
それぞれ設置した場合を示す。
第一実施例の張力導入用器具によつて行なうため
の第一の張力導入方法の説明に供する膜状体の平
面図である。ここで、第4図Aは第一実施例の張
力導入用器具を、第二プレート49の移動変位方
向Yが膜状体23の各辺に沿う方向と一致するよ
うに、膜状体23の左辺、右辺、上辺及び下辺に
それぞれ設置した場合を示す。
まず、膜状体23を支持体61間に張設する。
このため例えば特願昭61−25555に提案されてい
る膜状体展張方法のように、例えばロープを支持
体61間に張り渡し、このロープ上に膜状体23
を広げる。これと共に膜状体23の上辺、下辺、
右辺及び左辺の膜端部分を押えプレート55及び
補助押えプレート59で挾持して別途用意してお
いたボルト及びナツトによつてこれらプレート5
5とプレート59とを仮に締結し、よつて、膜状
体23の各辺に形成されたロープドエツヂ25を
押えプレート55及び補助押えプレート59の端
縁に係止する。この状態で、牽引手段例えばレバ
ーブロツクのフツクを掛止部60cに掛止し、以
つてレバーブロツクによつて膜状体23の各辺を
それぞれ支持体61まで引き寄せる。
このため例えば特願昭61−25555に提案されてい
る膜状体展張方法のように、例えばロープを支持
体61間に張り渡し、このロープ上に膜状体23
を広げる。これと共に膜状体23の上辺、下辺、
右辺及び左辺の膜端部分を押えプレート55及び
補助押えプレート59で挾持して別途用意してお
いたボルト及びナツトによつてこれらプレート5
5とプレート59とを仮に締結し、よつて、膜状
体23の各辺に形成されたロープドエツヂ25を
押えプレート55及び補助押えプレート59の端
縁に係止する。この状態で、牽引手段例えばレバ
ーブロツクのフツクを掛止部60cに掛止し、以
つてレバーブロツクによつて膜状体23の各辺を
それぞれ支持体61まで引き寄せる。
一方、支持体61には例えば予め第一プレート
41及び第二プレート49を設置しておく。次い
で、膜状体23の各辺を支持体61に引き寄せた
状態のままで、プレート55及び59の仮締結に
用いたボルト及びナツトを順次に取り外す一方で
第二ボルト53を穴62、穴73及び穴57に順
次に通し、然る後第二ボルト57とナツト71c
との螺合組付を行なつて押えプレート55と補助
押えプレート59との締結を行なう。その結果ロ
ープドエツヂ25は押えプレート55及び補助押
えプレート59の端縁に係止されて、膜状体23
が支持体61間に張設される。
41及び第二プレート49を設置しておく。次い
で、膜状体23の各辺を支持体61に引き寄せた
状態のままで、プレート55及び59の仮締結に
用いたボルト及びナツトを順次に取り外す一方で
第二ボルト53を穴62、穴73及び穴57に順
次に通し、然る後第二ボルト57とナツト71c
との螺合組付を行なつて押えプレート55と補助
押えプレート59との締結を行なう。その結果ロ
ープドエツヂ25は押えプレート55及び補助押
えプレート59の端縁に係止されて、膜状体23
が支持体61間に張設される。
このように、初めに膜状体23を張設する際に
押えプレート55と補助押えプレート59とを仮
に締結した状態で支持体61まで引き寄せること
により膜状体23の張設作業を容易に行なうこと
が出来る。
押えプレート55と補助押えプレート59とを仮
に締結した状態で支持体61まで引き寄せること
により膜状体23の張設作業を容易に行なうこと
が出来る。
このように支持体16間に張設された膜状体2
3の各辺は、第4図Aに示すように、X,Y方向
の2軸の方向の移動変位が行なえる。
3の各辺は、第4図Aに示すように、X,Y方向
の2軸の方向の移動変位が行なえる。
次に膜状体23の張力導入につき説明する。
尚、以下に述べる説明では、膜状体23の左辺、
右辺、上辺及び下辺にそれぞれ設置された1個以
上の張力導入用器具の第一プレート41又は第二
プレート49をそれぞれ左辺、右辺、下辺及び上
辺の第一プレート41又は第二プレート49と称
する。
尚、以下に述べる説明では、膜状体23の左辺、
右辺、上辺及び下辺にそれぞれ設置された1個以
上の張力導入用器具の第一プレート41又は第二
プレート49をそれぞれ左辺、右辺、下辺及び上
辺の第一プレート41又は第二プレート49と称
する。
膜状体23に張力を導入するに当つては、まず
支持体61間に張設された膜状体23の左辺を
X,Y方向に移動変移しないように固定した状態
で、膜状体23の上辺及び下辺をY方向に及び膜
状体23の右辺をX方向に移動変移し、よつて膜
状体23の左辺から右辺の方向に張力導入を行な
う。この際、膜状体23の左辺においては左辺の
第一プレート41を支持体61と締結し及び左辺
の第二プレート49を左辺の第一プレート41と
締結する。また、膜状体23の上辺及び下辺にお
いては上辺及び下辺の第一プレート41を支持体
61と締結し、また上辺及び下辺の第二プレート
49と上辺及び下辺の第一プレート41との締結
を解除する。さらに膜状体23の右辺において
は、右辺の第一プレートと支持体61との締結を
解除し、また右辺の第二プレート49を第一プレ
ート41と締結しておく。
支持体61間に張設された膜状体23の左辺を
X,Y方向に移動変移しないように固定した状態
で、膜状体23の上辺及び下辺をY方向に及び膜
状体23の右辺をX方向に移動変移し、よつて膜
状体23の左辺から右辺の方向に張力導入を行な
う。この際、膜状体23の左辺においては左辺の
第一プレート41を支持体61と締結し及び左辺
の第二プレート49を左辺の第一プレート41と
締結する。また、膜状体23の上辺及び下辺にお
いては上辺及び下辺の第一プレート41を支持体
61と締結し、また上辺及び下辺の第二プレート
49と上辺及び下辺の第一プレート41との締結
を解除する。さらに膜状体23の右辺において
は、右辺の第一プレートと支持体61との締結を
解除し、また右辺の第二プレート49を第一プレ
ート41と締結しておく。
然る後、膜状体23の下辺をX,Y方向へ移動
変移しないように固定した状態で、膜状体23の
左辺及び右辺をY方向に及び膜状体23の上辺を
X方向に移動変移させ、よつて膜状体23の下辺
から上辺の方向に張力導入を行なう。このとき、
膜状体23の下辺においては下辺の第一プレート
41を支持体61と締結し及び下辺の第二プレー
ト49を下辺の第一プレート41と締結する。ま
た、膜状体23の左辺及び右辺においては左辺及
び右辺の第一プレート41を支持体61と締結
し、また左辺及び右辺の第二プレート49と上辺
及び下辺の第一プレート41との締結を解除す
る。さらに膜状体23の上辺においては、上辺の
第一プレート41と支持体61との締結を解除
し、また上辺の第二プレート49を第一プレート
41と締結しておく。
変移しないように固定した状態で、膜状体23の
左辺及び右辺をY方向に及び膜状体23の上辺を
X方向に移動変移させ、よつて膜状体23の下辺
から上辺の方向に張力導入を行なう。このとき、
膜状体23の下辺においては下辺の第一プレート
41を支持体61と締結し及び下辺の第二プレー
ト49を下辺の第一プレート41と締結する。ま
た、膜状体23の左辺及び右辺においては左辺及
び右辺の第一プレート41を支持体61と締結
し、また左辺及び右辺の第二プレート49と上辺
及び下辺の第一プレート41との締結を解除す
る。さらに膜状体23の上辺においては、上辺の
第一プレート41と支持体61との締結を解除
し、また上辺の第二プレート49を第一プレート
41と締結しておく。
こうして膜状体23の左辺から右辺及び下辺か
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX,Y方向に移動変移しない
ように固定する。
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX,Y方向に移動変移しない
ように固定する。
上述した第一の張力導入方法のようにこの実施
例の張力導入用器具を用いて膜状体23の張力導
入を行なうことよつて。膜状体23の四隅部分で
の損傷を回避しつつ膜状体23に張力を充分に導
入すことが出来る。
例の張力導入用器具を用いて膜状体23の張力導
入を行なうことよつて。膜状体23の四隅部分で
の損傷を回避しつつ膜状体23に張力を充分に導
入すことが出来る。
次に、第二の張力導入方法につき説明する。第
4図Bは第一実施例の張力導入用器具による第二
の張力導入方法の説明に供する膜状体の平面図で
ある。ここで、第4図Bは1個以上の第一実施例
の張力導入用器具を、第二プレート49の移動変
位方向Yが膜状体23の辺に沿う方向と一致する
ように、膜状体23の左辺、右辺及び上辺にそれ
ぞれ設置した場合を示す。また、膜状体23の下
辺には、第二プレート49と補助押えプレート5
9と押えプレート55とから成る、1個以上のY
方向張力導入用器具を第二プレート49の移動変
位方向が下辺に沿う方向と一致するように設置す
る。
4図Bは第一実施例の張力導入用器具による第二
の張力導入方法の説明に供する膜状体の平面図で
ある。ここで、第4図Bは1個以上の第一実施例
の張力導入用器具を、第二プレート49の移動変
位方向Yが膜状体23の辺に沿う方向と一致する
ように、膜状体23の左辺、右辺及び上辺にそれ
ぞれ設置した場合を示す。また、膜状体23の下
辺には、第二プレート49と補助押えプレート5
9と押えプレート55とから成る、1個以上のY
方向張力導入用器具を第二プレート49の移動変
位方向が下辺に沿う方向と一致するように設置す
る。
Y方向張力導入用器具は、埋込ボルト69を第
二案内溝51に通した後第二プレート49を支持
体61と締結の解除自在に締結し、また第二ボル
ト53を補助押えプレート59の穴62、膜状体
23の穴73及び押えプレート55の穴57に順
次に通し以つて押えプレート55及び補助押えプ
レート59間に膜状体23を挾持した状態で膜状
体23を押え込むように、構成されている。尚、
以下に述べる説明では膜状体23の下辺に設置し
たY方向張力導入器具の第二プレート49を下辺
の第二プレート49と称する。
二案内溝51に通した後第二プレート49を支持
体61と締結の解除自在に締結し、また第二ボル
ト53を補助押えプレート59の穴62、膜状体
23の穴73及び押えプレート55の穴57に順
次に通し以つて押えプレート55及び補助押えプ
レート59間に膜状体23を挾持した状態で膜状
体23を押え込むように、構成されている。尚、
以下に述べる説明では膜状体23の下辺に設置し
たY方向張力導入器具の第二プレート49を下辺
の第二プレート49と称する。
まず、上述したように、膜状体23の各辺を押
えプレート55及び補助押えプレート59との間
に挾持した状態で支持体61まで引き寄せて支持
体61間に膜状体23を張設する。
えプレート55及び補助押えプレート59との間
に挾持した状態で支持体61まで引き寄せて支持
体61間に膜状体23を張設する。
次いで、支持体61間に張設された膜状体23
に張力を導入するに当つては、膜状体23の左辺
をX,Y方向に移動変移しないように固定した状
態で膜状体23の上辺及び下辺をY方向に移動変
移させ、また膜状体23の右辺をX方向に移動変
移させ、よつて膜状体23の左辺から右辺の方向
に膜状体23の張力導入を行なう。このとき、膜
状体23の左辺においては左辺の第一プレート4
1を支持体61と締結し及び左辺の第二プレート
49を左辺の第一プレート41と締結する。膜状
体23の上辺においては上辺の第一プレート41
を支持体61と締結し及び上辺の第二プレート4
9と上辺の第一プレート41との締結は解除す
る。また膜状体23の下辺においてはY方向張力
導入用器具の第二プレート41と支持体61との
締結を解除した状態にする。さらに膜状体23の
右辺においては右辺の第一プレート41と支持体
61との締結を解除し及び右辺の第二プレート4
9を右辺の第一プレート41と締結する。
に張力を導入するに当つては、膜状体23の左辺
をX,Y方向に移動変移しないように固定した状
態で膜状体23の上辺及び下辺をY方向に移動変
移させ、また膜状体23の右辺をX方向に移動変
移させ、よつて膜状体23の左辺から右辺の方向
に膜状体23の張力導入を行なう。このとき、膜
状体23の左辺においては左辺の第一プレート4
1を支持体61と締結し及び左辺の第二プレート
49を左辺の第一プレート41と締結する。膜状
体23の上辺においては上辺の第一プレート41
を支持体61と締結し及び上辺の第二プレート4
9と上辺の第一プレート41との締結は解除す
る。また膜状体23の下辺においてはY方向張力
導入用器具の第二プレート41と支持体61との
締結を解除した状態にする。さらに膜状体23の
右辺においては右辺の第一プレート41と支持体
61との締結を解除し及び右辺の第二プレート4
9を右辺の第一プレート41と締結する。
然る後、膜状体23の下辺をX,Y方向に移動
変移しないように固定した状態で膜状体23の左
辺及び右辺をY方向に移動変移させさらに膜状体
23の上辺をX方向に移動変移させ、よつて膜状
体23の下辺から上辺の方向に張力の導入を行な
う。このとき膜状体23の下辺においては下辺の
第二プレート49を支持体61と締結する。ま
た、膜状体23の左辺及び右辺においては左辺及
び右辺の第一プレート41を支持体61と締結
し、また左辺及び右辺の第二プレート49と左辺
及び右辺の第一プレート41との締結を解除す
る。さらに膜状体23の上辺においては、上辺の
第一プレート41と支持体61との締結を解除
し、また上辺の第二プレート49を上辺の第一プ
レート41と締結する。
変移しないように固定した状態で膜状体23の左
辺及び右辺をY方向に移動変移させさらに膜状体
23の上辺をX方向に移動変移させ、よつて膜状
体23の下辺から上辺の方向に張力の導入を行な
う。このとき膜状体23の下辺においては下辺の
第二プレート49を支持体61と締結する。ま
た、膜状体23の左辺及び右辺においては左辺及
び右辺の第一プレート41を支持体61と締結
し、また左辺及び右辺の第二プレート49と左辺
及び右辺の第一プレート41との締結を解除す
る。さらに膜状体23の上辺においては、上辺の
第一プレート41と支持体61との締結を解除
し、また上辺の第二プレート49を上辺の第一プ
レート41と締結する。
こうして膜状体23の左辺から右辺及び下辺か
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX,Y方向に移動変移しない
ように固定する。
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX,Y方向に移動変移しない
ように固定する。
上述した第二の張力導入方法のようにこの実施
例の張力導入用器具を用いて膜状体23の張力導
入を行なつても、第一の張力導入方法と同様、膜
状体23の四隅部分での応力集中による損傷を回
避しつつ膜状体23に張力を充分に導入すること
が出来る。
例の張力導入用器具を用いて膜状体23の張力導
入を行なつても、第一の張力導入方法と同様、膜
状体23の四隅部分での応力集中による損傷を回
避しつつ膜状体23に張力を充分に導入すること
が出来る。
次に、第三の張力導入方法につき説明する。第
4図Cは第一実施例の張力導入用器具による第三
の張力導入方法の説明に供する膜状体の平面図で
ある。ここで、第4図Cは1個以上の第一実施例
の張力導入用器具を、第二プレート49の移動変
位方向Yが膜状体23の右辺及び上辺に沿う方向
と一致するように、膜状体23の右辺及び上辺に
それぞれ設置した場合を示す。また、膜状体23
の左辺及び下辺には、第二の張力導入方法で述べ
たY方向張力導入用器具を1個以上設置する。
尚、以下に述べる説明では膜状体23の左辺及び
下辺に設置したY方向張力導入器具の第二プレー
ト49を左辺及び下辺の第二プレート49と称す
る。
4図Cは第一実施例の張力導入用器具による第三
の張力導入方法の説明に供する膜状体の平面図で
ある。ここで、第4図Cは1個以上の第一実施例
の張力導入用器具を、第二プレート49の移動変
位方向Yが膜状体23の右辺及び上辺に沿う方向
と一致するように、膜状体23の右辺及び上辺に
それぞれ設置した場合を示す。また、膜状体23
の左辺及び下辺には、第二の張力導入方法で述べ
たY方向張力導入用器具を1個以上設置する。
尚、以下に述べる説明では膜状体23の左辺及び
下辺に設置したY方向張力導入器具の第二プレー
ト49を左辺及び下辺の第二プレート49と称す
る。
第一の張力導入方法と同様に、膜状体23の各
辺を支持体61に引き寄せて膜状体23を支持体
61間に張設する。
辺を支持体61に引き寄せて膜状体23を支持体
61間に張設する。
次いで、膜状体23に張力を導入するに当つて
は、膜状体23の左辺をX,Y方向に移動変移し
ないように固定した状態で、膜状体23の下辺及
び上辺をY方向に移動変移させ、また膜状体23
の右辺をX方向に移動変移させて、よつて膜状体
23の左辺から右辺の方向に張力の導入を行な
う。このとき膜状体23の左辺においては左辺の
第二プレート49を支持体61と締結する。膜状
体23の上辺においては膜上体23の上辺の第一
プレートを支持体61と締結すると共に上辺の第
二プレート49と上辺の第一プレート41との締
結を解除しておく。また、膜上体23の下辺にお
いては下辺の第二プレート49と支持体61との
締結を解除しておく。さらに膜状体23の右辺に
おいては右辺の第一プレート41と支持体61と
の締結を解除しておくと共に右辺の第二プレート
49を右辺の第一プレート41と締結しておく。
は、膜状体23の左辺をX,Y方向に移動変移し
ないように固定した状態で、膜状体23の下辺及
び上辺をY方向に移動変移させ、また膜状体23
の右辺をX方向に移動変移させて、よつて膜状体
23の左辺から右辺の方向に張力の導入を行な
う。このとき膜状体23の左辺においては左辺の
第二プレート49を支持体61と締結する。膜状
体23の上辺においては膜上体23の上辺の第一
プレートを支持体61と締結すると共に上辺の第
二プレート49と上辺の第一プレート41との締
結を解除しておく。また、膜上体23の下辺にお
いては下辺の第二プレート49と支持体61との
締結を解除しておく。さらに膜状体23の右辺に
おいては右辺の第一プレート41と支持体61と
の締結を解除しておくと共に右辺の第二プレート
49を右辺の第一プレート41と締結しておく。
次いで、膜状体23の下辺をX,Y方向に移動
変移しないように固定した状態で、膜状体23の
左辺及び右辺をY方向に移動変移させ、また膜状
体23の上辺をX方向に移動変移させ、よつて膜
状体23の下辺から上辺の方向に張力の導入を行
なう。このとき膜状体23の下辺においては下辺
の第二プレート49を支持体61と締結する。膜
状体23の左辺においては左辺の第二プレート4
9と支持体61との締結を解除しておく。また、
膜状体23の右辺においては右辺の第一プレート
41と支持体61とを締結しておくと共に右辺の
第二プレート49と右辺の第一プレート41との
締結を解除しておく。さらに膜状体23の上辺に
おいては上辺の第一プレート41と支持体61と
の締結を解除しておくと共に上辺の第二プレート
49を上辺を第一プレート41と締結しておく。
変移しないように固定した状態で、膜状体23の
左辺及び右辺をY方向に移動変移させ、また膜状
体23の上辺をX方向に移動変移させ、よつて膜
状体23の下辺から上辺の方向に張力の導入を行
なう。このとき膜状体23の下辺においては下辺
の第二プレート49を支持体61と締結する。膜
状体23の左辺においては左辺の第二プレート4
9と支持体61との締結を解除しておく。また、
膜状体23の右辺においては右辺の第一プレート
41と支持体61とを締結しておくと共に右辺の
第二プレート49と右辺の第一プレート41との
締結を解除しておく。さらに膜状体23の上辺に
おいては上辺の第一プレート41と支持体61と
の締結を解除しておくと共に上辺の第二プレート
49を上辺を第一プレート41と締結しておく。
こうして膜状体23の左辺から右辺及び下辺か
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX、Y方向に移動変移しない
ように固定する。
ら上辺に張力を導入した後、左辺、右辺、下辺及
び上辺のそれぞれをX、Y方向に移動変移しない
ように固定する。
この第三の張力導入方法のようにこの実施例の
張力導入用器具を用いて張力導入を行なつても、
膜状体23の四隅部分の損傷を回避しつつ膜状体
23に充分な張力を導入することが出来る。
張力導入用器具を用いて張力導入を行なつても、
膜状体23の四隅部分の損傷を回避しつつ膜状体
23に充分な張力を導入することが出来る。
尚、第1図、第2図及び第5図において64は
座金を示している。
座金を示している。
第二実施例
次にこの考案の第二実施例について説明する。
第5図はこの考案の第二実施例の説明に供する張
力導入用器具の第2図と同様の断面図である。な
お、第一実施例と同一の構成成分については同一
の符号を付して示し、その詳細な説明は省略す
る。
第5図はこの考案の第二実施例の説明に供する張
力導入用器具の第2図と同様の断面図である。な
お、第一実施例と同一の構成成分については同一
の符号を付して示し、その詳細な説明は省略す
る。
第5図に示すように、この実施例の張力導入用
器具は、第一案内溝43を介して第一締結手段6
3により支持体61に解除自在に締結される第一
プレート41と、第二案内溝51を介して第二締
結手段65により第一プレート41に解除自在に
締結される第二プレート49と、穴57を有しこ
の穴57と膜状体23の穴73とを介して第三締
結手段67により第二プレート49に締結される
押えプレート55とから構成されている。
器具は、第一案内溝43を介して第一締結手段6
3により支持体61に解除自在に締結される第一
プレート41と、第二案内溝51を介して第二締
結手段65により第一プレート41に解除自在に
締結される第二プレート49と、穴57を有しこ
の穴57と膜状体23の穴73とを介して第三締
結手段67により第二プレート49に締結される
押えプレート55とから構成されている。
この第二実施例の張力導入用器具において、第
一プレート41と支持体61とは、埋込ボルト6
9を第一案内溝43に通してこの埋込ボルト69
にナツト71aを螺合組付することによつて、締
結の解除自在に締結される。
一プレート41と支持体61とは、埋込ボルト6
9を第一案内溝43に通してこの埋込ボルト69
にナツト71aを螺合組付することによつて、締
結の解除自在に締結される。
また、第二プレート49と第一プレート41と
は、第一ボルト47を第二案内溝51に通してこ
の第一ボルト47にナツト71bを螺合組付けす
ることによつて、締結の解除自在に締結される。
この際、第二プレート49の他方の端縁49bは
係止部45に係止される。
は、第一ボルト47を第二案内溝51に通してこ
の第一ボルト47にナツト71bを螺合組付けす
ることによつて、締結の解除自在に締結される。
この際、第二プレート49の他方の端縁49bは
係止部45に係止される。
さらに、押えプレート55と第二プレート49
とは、第二ボルト53を穴57に通してこの第二
ボルト53にナツト71cを螺合組付けすること
によつて、締結の解除自在に締結される。この実
施例では、第二ボルト53を膜状体23の穴73
及び押えプレート55の穴57に順次に通し、よ
つて押えプレート55と第二プレート49との間
に膜状体23を挟持して押え込む。この押え込み
によつてロープドエツヂ25は押えプレート55
の端縁に掛止される。
とは、第二ボルト53を穴57に通してこの第二
ボルト53にナツト71cを螺合組付けすること
によつて、締結の解除自在に締結される。この実
施例では、第二ボルト53を膜状体23の穴73
及び押えプレート55の穴57に順次に通し、よ
つて押えプレート55と第二プレート49との間
に膜状体23を挟持して押え込む。この押え込み
によつてロープドエツヂ25は押えプレート55
の端縁に掛止される。
第二実施例の張力導入用器具によつて張力導入
を行なうに当つては、膜状体23を支持体61間
に張設した後、第一実施例を同様に第一、第二或
は第三の張力導入方法によつて、膜状体23に張
力の導入を図ることが出来る。この場合にも膜状
体23の四隅部分に応力集中による損傷が生ずる
のを回避しつつ膜状体23に充分な張力を導入す
ることが出来る。
を行なうに当つては、膜状体23を支持体61間
に張設した後、第一実施例を同様に第一、第二或
は第三の張力導入方法によつて、膜状体23に張
力の導入を図ることが出来る。この場合にも膜状
体23の四隅部分に応力集中による損傷が生ずる
のを回避しつつ膜状体23に充分な張力を導入す
ることが出来る。
上述した第一及び第二実施例の張力導入用器具
を膜状体23の各辺に設置する場合において、第
一プレート41及び第二プレート49の移動変位
量はこれら張力導入用器具の設置位置に応じて異
なるので、この点を考慮して第一案内溝43及び
第二案内溝51の溝方向の長さを設計するのが好
ましい。
を膜状体23の各辺に設置する場合において、第
一プレート41及び第二プレート49の移動変位
量はこれら張力導入用器具の設置位置に応じて異
なるので、この点を考慮して第一案内溝43及び
第二案内溝51の溝方向の長さを設計するのが好
ましい。
上述した第一及び第二実施例においては設計に
応じて種々の変形を行なうことが出来る。例えば
第一ボルト47を第一プレート41と一体構成す
るのではなく、第一ボルト47及び第一プレート
41を個別の構成としても良い。また、第一締結
手段63、第二締結手段65は図示例に限定され
るものではなく締結解除自在な構成であればその
構成は問わない。第三締結手段67は締結解除自
在な構成のみらず、例えばリベツトの如き締結手
段を以つて構成しても良い。また、第一案内溝4
3及び第二案内溝51の溝方向も図示例に限定さ
れるものではなく任意好適な方向の溝方向として
良い。
応じて種々の変形を行なうことが出来る。例えば
第一ボルト47を第一プレート41と一体構成す
るのではなく、第一ボルト47及び第一プレート
41を個別の構成としても良い。また、第一締結
手段63、第二締結手段65は図示例に限定され
るものではなく締結解除自在な構成であればその
構成は問わない。第三締結手段67は締結解除自
在な構成のみらず、例えばリベツトの如き締結手
段を以つて構成しても良い。また、第一案内溝4
3及び第二案内溝51の溝方向も図示例に限定さ
れるものではなく任意好適な方向の溝方向として
良い。
さらに上述した第一及び第二実施例の張力導入
用器具は、1個の第一プレート41と、2個の第
二プレート49と、2個の押えプレート55とを
具えた構成としたが、この考案はこれに限定され
るものではなくこれら各構成成分の個数を任意に
設定してこの考案の張力導入用器具を構成して良
く、また第一ボルト47、第二ボルト53、第一
案内溝43、第二案内溝51その他の各構成成分
も設計に応じて任意の個数だけ設けて良い。さら
に各構成成分の形状、配設位置及び寸法も図示例
に限定されるものではなく、設計に応じて任意好
適な形状、配設位置及び寸法に変更して良い。
用器具は、1個の第一プレート41と、2個の第
二プレート49と、2個の押えプレート55とを
具えた構成としたが、この考案はこれに限定され
るものではなくこれら各構成成分の個数を任意に
設定してこの考案の張力導入用器具を構成して良
く、また第一ボルト47、第二ボルト53、第一
案内溝43、第二案内溝51その他の各構成成分
も設計に応じて任意の個数だけ設けて良い。さら
に各構成成分の形状、配設位置及び寸法も図示例
に限定されるものではなく、設計に応じて任意好
適な形状、配設位置及び寸法に変更して良い。
(考案の効果)
上述した説明から明らかなように、この考案の
張力導入用器具によれば、膜状体の四隅部分の応
力集中による損傷を回避しつつ膜状体に充分な張
力の導入を行なうことが出来る。
張力導入用器具によれば、膜状体の四隅部分の応
力集中による損傷を回避しつつ膜状体に充分な張
力の導入を行なうことが出来る。
第1図は張力導入時の第一及び第二実施例の説
明に供する平面図、第2図は張力導入時の第一実
施例の説明に供する断面図、第3図A〜Dは第一
及び第二実施例の構成の説明に供する平面図、第
4図A〜Cはこの考案を用いて張力を導入するた
めの方法の説明に供する膜状体の平面図、第5図
は張力導入時の第二実施例の説明に供する断面
図、第6図は従来の張力導入用器具の説明に供す
る平面図、第7図は従来の張力導入用器具の断面
図、第8図は従来の張力導入用器具による張力導
入時の状態の説明に供する図である。 23……膜状体、41……第一プレート、43
……第一案内溝、47……第一ボルト、49……
第二プレート、51……第二案内溝、53……第
二ボルト、55……押えプレート、57,62…
…穴、59……補助押えプレート、60a,60
b,60c……掛止部、61……支持体、63…
…第一締結手段、65……第二締結手段、67…
…第三締結手段。
明に供する平面図、第2図は張力導入時の第一実
施例の説明に供する断面図、第3図A〜Dは第一
及び第二実施例の構成の説明に供する平面図、第
4図A〜Cはこの考案を用いて張力を導入するた
めの方法の説明に供する膜状体の平面図、第5図
は張力導入時の第二実施例の説明に供する断面
図、第6図は従来の張力導入用器具の説明に供す
る平面図、第7図は従来の張力導入用器具の断面
図、第8図は従来の張力導入用器具による張力導
入時の状態の説明に供する図である。 23……膜状体、41……第一プレート、43
……第一案内溝、47……第一ボルト、49……
第二プレート、51……第二案内溝、53……第
二ボルト、55……押えプレート、57,62…
…穴、59……補助押えプレート、60a,60
b,60c……掛止部、61……支持体、63…
…第一締結手段、65……第二締結手段、67…
…第三締結手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持体間に膜状体を張設するための張力導入
用器具において、 一個、又は、溝方向が同方向の複数個の第一
案内溝を有し、該第一案内溝を介して第一締結
手段により前記支持体に解除自在に締結される
第一プレートと、 一個、又は、溝方向が同方向の複数個の第二
案内溝を有し、該第二案内溝を介して第二締結
手段により前記第一プレートに解除自在に締結
される第二プレートと、 一個以上の穴を有し、該穴と、前記膜状体の
穴とを介して第三締結手段により前記第二プレ
ートに締結され膜状体を押え込む押えプレート
とを備え、 前記第一及び第二案内溝の溝方向を互いに異
なる方向として成ることを 特徴とする張力導入用器具。 (2) 前記第一及び第二案内溝の溝方向を互いに直
交する方向として成ることを 特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の張力導入用器具。 (3) 前記第二プレートと押えプレートとの間に設
けられ、前記押えプレートとの間で前記膜状体
を押え込むための補助押えプレートを備えて成
ることを 特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又
は第2項記載の張力導入用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14554786U JPH0536045Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14554786U JPH0536045Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351058U JPS6351058U (ja) | 1988-04-06 |
JPH0536045Y2 true JPH0536045Y2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=31057191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14554786U Expired - Lifetime JPH0536045Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536045Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP14554786U patent/JPH0536045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351058U (ja) | 1988-04-06 |
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