JPH0535953Y2 - - Google Patents

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JPH0535953Y2
JPH0535953Y2 JP19771387U JP19771387U JPH0535953Y2 JP H0535953 Y2 JPH0535953 Y2 JP H0535953Y2 JP 19771387 U JP19771387 U JP 19771387U JP 19771387 U JP19771387 U JP 19771387U JP H0535953 Y2 JPH0535953 Y2 JP H0535953Y2
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ball
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は両端より支持軸を移動させて紙、フイ
ルムなどを巻き取るロール体を脱着できるよう挾
み、且つロールシートにテンシヨン用のブレーキ
トルクを付与するロール支持軸の改良に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来のロール体支持軸の装着状態の構
造の一例を示す要部書面断面図であり、ロール体
1は、両端につば金1-bを有する芯管1-cに紙、
フイルムなどのシート1-aを巻き取つたものであ
り、つば金1-bの内径部に支持軸としてのコーン
軸12,12′の円錐部分を両端から挿入してロ
ール体1を支持している。このコーン軸12,1
2′は、回転運動の軸芯確保をするためにベアリ
ング17,17′で支持し、シート1-aにテンシ
ヨンを付与するためにブレーキトルクを必要とす
る。このブレーキ力として、ロール体側とは反対
側のコーン軸12に円盤16aに取着してこのも
のを挾持するような状態でピストン16bを備え
たブレーキ16を取着し、他方のコーン軸12′
には軸方向に移動させてロール体1よりの脱着
と、ブレーキトルクを伝達するためのピストン1
4が取着されている。またコーン軸12′を支持
しているベアリング17′のケース全体はスリー
ブ軸受13で支持し、コーン軸12′を自在に軸
方向に移動可能なようにし、この移動駆動源とし
てシリンダ15をピストン部に設け、これらをボ
ルトなどにより一体構成している。
次に、かようなごとく構成されたロール支持軸
の構造体の動作プロセスを説明する。
まず脱挿時は、あらかじめロール体1に下部よ
り受けリフタ(以降単にリフタという)を上昇さ
せ、ロール体1の下部に軽く当接させて重量を受
けられるよう準備する(図示せず)。そして、シ
リンダ15の左側のポートに圧力空気を送り、右
側のポートを排気してコーン軸12′を右側に移
動させる。この移動距離はそれぞれのコーン軸1
2,12′がロール体1の内部に挿入している長
さ以上とする。
右側のコーン軸12′を抜脱すると、ロール体
1の重量の右半分はリフタで受ける。この状態で
人手によりロール体1を右側へ軸方向に押すと、
リフタには軸方向に移動可能なころがり軸受があ
るので、容易にロール体1は右側に移動し、コー
ン軸12より抜脱する。
挿着時はあらかじめリフタに装着されたロール
体1をコーン軸12,12′の軸芯にほぼ合わせ
て停止させておき、シリンダ15のエアポートの
空気の入出を抜脱時とは逆に通気、排気すること
によりコーン軸12′は左側へ移動する。このと
き、コーン軸12′の先端の円錐部がロール体1
のつば金1-bの内径部に当り、テーパ効果により
偏心している軸芯が移動することによつて行われ
る。
さらに左側へコーン軸12′を移動すると、他
方のコーン軸12′の円錐部はつば金1-bに挿入
され、右側のコーン軸12′と同様に偏心してい
る軸芯の修正が行われる。さらにピストン14を
左側へ移動させると、この軸推力がコーン軸1
2,12′の円錐部よりつば金1-bに作用し、テ
ーパ部の分力が当接面の摩擦力として働き、左端
部に備えられたテンション用のブレーキ16のト
ルクが伝達されるようになる。
なおブレーキ16はロール体1のテンシヨンコ
ントロール用に備えられたもので、本考案とは直
接関係がないためその説明を省略する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かような構成のロール支持軸には次の
ような問題点が二つある。
(1) つば金1−bは金属性のプレスづくりなの
で、内径の精度、真円度が余り出ていない。こ
のつば金1−bを芯管1−cに固着する方法は
つば金1−bに複数カ所×印の切りを入れ、芯
管1−cの内部にこれを嵌挿したのち、×印部
分の上部から治具などで押圧し、×印部分を芯
管1−cに喰い込ませる。芯管1−cの材質は
一般にはボール紙なので、余り強固につば金1
−bと固着されていない。
このような状態において、コーン軸12,1
2′を円滑に挿入し、且つ少ない力でトルク伝
達するにはコーン軸12,12′の円錐部のテ
ーパを極め緩やかにすればよいが、テーパを緩
やかにすると、抜脱時にテーパ部がつば金1−
bに喰い込んでいるので、これを強引にコーン
軸12,12′を抜脱すると、つば金1−bが
円錐部側に吸着されて芯管1−cより外れ、こ
のつば金1−bをコーン軸12,12′より取
り外すことが極めて問題となる。そこで円錐部
のテーパを急勾配にして使用しているのが現状
である。
また、急勾配のテーパ部をつば金1−bに挿
入すると、ロール体1の軸芯は挿入直前には完
全に同芯状になつていないので、ロール体1の
重量を同芯移動させる力が生じ、ロール体1の
重量は例えば直径、長さがそれぞれ1mのもの
で約800Kgあるので極めて大きな力となり、し
かもこの力は軸芯が偏心しているので一点に作
用する。しかるに、つば金1−bを支持してい
る芯管1−cの材質はボール紙などで歪みが生
じ、力が作用した方向へ曲つて挿入されてしま
う。このことにより、軸芯の同芯性はそこなわ
れて芯振れして回転するので振動を生じ、且つ
ロール体の抜脱時にはコーン軸12,12′に
つば金1−bが喰い付き、取り外しが極めて困
難となる。
(2) 円錐部の勾配が急なので軸推力によるつば金
1−bの内径に作用する分力が小さくなるの
で、所要の伝達トルクを得るのに大きな推力が
必要となり、パワーの増大とあいまつてロール
体1の回転時にはこの軸推力がベアリング1
7,17′に作用するので潤滑、寿命などの点
で問題となつていた。
そこで、前述したごとく、昭和62年12月17日
付の「ロール支持軸の構造体」にて、「支持軸
を、軸の外径部に回転方向と平行に少なくとも
3カ所以上の溝を形成し、この溝を回転負荷方
向に対し直線上の昇り勾配で且つ、この勾配部
分にボールなどの転動体を配し、転動体が勾配
部分から転がらないようばねで支持し、また前
記勾配の角度を少なくともこれに接設する前記
転動体の摩擦角以下とし、さらに後方部位に前
記ロール体の内径より大きいつばを備えた支持
部と、この支持部が挿入され、支持部が回転し
たとき前記転動体によつて径方向に容易に拡大
するようなスリツトを設けると共に、後方部位
に前記ロール体の内径より大きく且つ前記支持
部のつばと当接するつばを設け、さらにロール
体の回転力に相応して転動体の勾配移動により
スリツトによる内拡が行われて回転力が支持部
に伝達される外径を有する円筒軸と、前記支持
部とこの円筒軸の回転方向の相対位置を保持す
るストツパーとをそれぞれ設けて一体構成した
ロール支持軸の構造体」を提案した。
本考案は前述した点を改良するとともに、なお
一層の向上を図つた合理性で且つ経済性を有する
ロール支持軸の構造体を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
つまり、その目的を達成するための手段は、 軸2と、この軸2が挿入され軸2の勾配溝2a
の数に対応して設けられた貫通穴7aを有する円
筒軸7と、この円筒軸7に穿設された貫通穴7a
に備えられる凸起金具4と、前記貫通穴7aにあ
つて凸起金具4を上下に摺動せしめるガイド穴2
2aを有する案内金具22と、前記円筒軸7と軸
2との回り止め用の軸2に固定したストツパー9
とで支持軸2を形成し、この支持軸2をロール体
1の両端の開口部に挿入するものであり、 軸2には、この外周面回転方向にレ字状の勾配
溝2aを有し、この勾配角度は少なくともこれに
接設するボール3の摩擦角以下とし、このレ字状
部分の幅はここに備えられるボール3が転動でき
るものとし、更に勾配溝2aの中間部位にボール
3などの転動体を配すると共にこのボール3を支
持するばね10を配し、この勾配溝2aは少なく
とも3カ所以上外周部分に設けたものであり、 凸起金具4の形状は、その内径側を前記軸2に
有するボール3に接設するよう円弧状の部分4a
を形成し、外径側に鋭い歯4bを有するガイド部
分4cを形成したものであり、 案内金具22は前記凸起金具4を軸芯方向に押
圧するばね6を有するものであり、 ストツパー9は、回転方向後部に有するばね1
1と前記円筒軸7に貫通されたストツパー穴7b
に備えられ、ばね11は前記ボール3を支持する
側のボール3の真上から見て右側の位置と同様の
位置に備えられたものである。
また、勾配溝2aの後端部分を延長した直線溝
2′a1を設けて、勾配溝2′a2とで混合溝2′
aを形成することもある。
以下本考案のロール支持軸の構造体の実施例
を、図面に基づいて説明するとともに、併せて作
用も詳述する。
〔実施例〕
第1図は本考案のロール支持軸の構造体一実施
例を示す要部正面断面図、第2図は第1図のア−
ア線矢視断面図、第3図は第2図に類した本考案
の他の実施例を示す要部正面断面図である。
第1図、第2図において、支持軸20の軸2の
外径の回転方向と平行に3カ所、軸方向に2カ所
の合計6カ所の勾配溝2aを形成し、この勾配溝
2aを回転負荷方向に対し直線上の昇り勾配で且
つこの勾配部分にボール3などの転動体を配し、
転動体が勾配部分から転がらないようばね10で
支持し、勾配の角度を少なくともこれに接設する
転動体の摩擦角以下とし、さらに転動体に接設
し、且つこの転動体との当接面を前記軸径とほの
同径の円弧状の部分4aを設け、他方のロール体
1の内壁に喰い込む鋭い歯4bを有するガイド部
分4cを設け、これらを軸芯方向に押圧するばね
6を配設した凸起金具4と、軸部の勾配溝2aに
有する転動体の移動可能な大きさで且つ凸起金具
4が収納できる大きさの貫通穴7aを軸2の勾配
溝2aに対応して穿設した円筒軸7と、軸2の勾
配溝2aとこの円筒軸7の貫通穴7aとの回転方
向の相対位置を保持するために円筒軸7にストツ
パー穴7bを穿設し、このストツパー穴7bに円
筒軸7が回転負荷作用と逆の方向へ転動体部のば
ね作用に打勝つて移動させるようなばね11を配
設し、このばね11と係合せしめて軸2と円筒軸
7との位置決めを行うストツパー9のそれぞれか
らなり、これらを一体構築して支持軸20を構成
している。なお22はばね6の作用によつて凸起
金具4を上昇あるいは下降せしめるガイド穴22
aを有する案内金具で円筒軸7の外面と同一面と
なるよう取着されている。8は軸2の止め金具で
ある。また、第3図における支持軸21におい
て、第2図に示す勾配溝2aの代わりに、回転負
荷方向に対し直線上の昇り勾配の昇り端部に、転
動体と接設する凸起金具4の円弧状の部分4aに
対し接線方向の直線の平行な溝2′aを軸2′に設
けて構成したものである。なお、実施例では軸2
に回転方向に対して対称的な3カ所と軸方向に対
称的な2カ所の合計6カ所の勾配溝2aを設けて
いるが、少なくとも回転方向に対称的に3カ所以
上あれば如何ように形成してもよい。
次に、このように構成されたロール体1の支持
軸20の作用について説明する。
まず、ロール体1を装着する場合には、ロール
体1は図示されていないリフタでほぼ支持軸20
と同芯状にセツテイング準備する。この状態で、
第1図に示した支持軸20と対称的に配した右側
の支持軸(ここでは図示していないが第1図と同
じ構成、機能であるため以降その符号を使用す
る)20を軸方向に左側へ移動させると、ロール
体1のつば金1−bの内径に円筒軸7の内外径に
は隙間があり、また円筒軸7の先端の面取りがさ
れているため、従来のローン軸12,12′のよ
うに勾配の昇り方向に抗して挿入するのではな
く、平行な円筒状の部位を移行するので円滑に挿
入が行われる。
このことにより、右側の円筒軸7にロール体1
が完着されると、軸2のつばはつば金1−bのつ
ば部に当接し、支持軸20の左側への移動は停止
され、ロール体1と支持軸20との装着は完了す
る。
この状態において、ロール体1の自重は内径を
介して円筒軸7の外径に付加されているので、ロ
ール体1を手動で負荷トルク方向に回転させる
と、自重による摩擦力により円筒軸7は回転しよ
うとする。このとき、支持軸20の他端には、第
4図に示すテンシヨン用のブレーキ16のトルク
が付与されているので支持軸20は回転しない。
従つて円筒軸7の回転はボール3を転がしながら
支持軸20に対し相対移動しながら回転する。
しかるに、ボール3の転がる勾配溝2aの勾配
は昇り坂となつており、またこの勾配角度は転動
体であるボール3の転がり摩擦以下となつている
ので、軸2やボール3や円筒軸7の相互間にスリ
ツプを発生させることなく、ボール3は勾配溝2
aの昇り坂方向へ移動する。このことにより勾配
と移動距離の分だけボール3は外径方向に移動す
る。
一方、凸起金具4は始めはロール体1の内壁と
歯4bの間に若干の隙間があつたものが、前述の
転動体の昇り坂方向移動に伴つて次第に小さくな
り、やがては喰い込み、軸2のつばがつば金1−
bに当接したとき最大の喰い込み量となるよう作
用する。
このことによつて、軸芯と支持軸20の軸芯が
確保され、さらにロール体1を手動で回転させる
とロール体1の内径に対し円筒軸7の外径が押圧
するので、回転に相応した歯部の摩擦力が得られ
る。
この状態で手動の回転力を離してもボール3の
転がり摩擦角以下に勾配がなつているので、ロー
ル体1の内径と円筒軸7との摩擦力は保持され
る。
以上でもつて支持軸2へのロール体1の装着は
完了する。
次にロール体1のシート1−aを送ると、ロー
ル体1は回転する。一方、支持軸20は所要の回
転ブレーキトルクを常時発生しているので、この
ブレーキ力に相応した摩擦力をロール体1の内径
とボール3と凸起金具4の当接面に発生させ、回
転が伝達される。
またロール体1を支持軸20より抜脱する場
合、ロール体1の回転を止め、この状態で手動に
てロール体1を回転負荷と逆方向に廻れすと、ボ
ール3は軸2の溝勾配を下るので、いままでロー
ル体1の内壁に喰い込んでいた歯4bは軸芯方向
に下降し、当初と同じロール体1の内径と円筒軸
7の外径部に隙間ができる。
次にロール体1のリフタを略同芯状の受けて、
ロール体1の自重を支持する。さらに支持軸20
を当初と同様に左側へ移動させると、ロール体1
は支持軸20より抜け出す。ここで、支持軸20
の組み立てにおいて、軸2の勾配溝2aと円筒軸
7の貫通穴7a間の回転方向の相対位置がずれる
と、歯部の喰い込みの際、面圧強度、運動に支障
をきたすので、所要の相対位置を保持するように
ストツパー9により適切な位置を確保し、円筒軸
7が回転方向に所要量移動可能なようにばね11
で円筒軸7を押圧している。
かくして、本考案の支持軸20は軸力などの外
部力を必要とせずに転がり転動体の微少な摩擦力
により極めて有効に凸起金具4の内抗力が得ら
れ、しかも自力の回転トルクに相応して内抗力の
強弱が行われるので強度面などの有理性や経済性
を兼ね備えている。
さらに、ロール体1の内径に真円誤差があつて
も凸起金具4の部位のみがトルク伝達として軸の
同芯性に関与するので、誤差の影響の機会が少な
いので同芯性がよい。また歯4bによる極部的な
押圧となるので当接面の面圧が高く、喰い込みに
なるので摩擦力と同時に喰い込み効果も加えられ
てより確実にトルク伝達される。
次に、第3図に示す支持軸21は、第2図に示
した軸2の勾配溝2aの後端部分に延長した直線
溝2′a1を設けて、勾配溝2′a2とで混合溝
2′aを設けたことによつて、ロール体1のシー
ト1−cの張力に急激な変化があつても凸起金具
4の内拡圧接力は変化しないので安定したトルク
伝達が行われる。なお、この支持軸21による動
作プロセスは、前記勾配溝2aの後端部分に直線
溝2′a1を設けたのみで他の部分は前述した支
持軸20と同じであるためその説明を割愛する。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案によれば、従来のよ
うにローン軸12,12′のテーパ部へロール体
1の内径をすべらせながら、勾配に抗して挿入す
るのではなく、平行な円筒軸7を挿入し、しかも
完着するで隙間ができ、これによつて円滑に挿入
され、芯管1−cが偏心することなく、さらに回
転トルクの伝達は外部の軸力の分力により行われ
るのではなく小さい軸推力で勾配の分力を利用し
て行われるので、軸力の動作源が不要で、所要の
回転トルク伝達手段に対し過不足なしに伝達する
ことができる。このことによつて余分な力による
装置の強大化を防止でき、合理性、経済性にも優
れ、従来のようなベアリングの寿命、潤滑上など
の問題点を解決することができる。
よつて本考案のロール支持軸の構造体は、実用
上、極めて有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロール支持軸の構造体一実施
例を示す要部正面断面図、第2図は第1図のア−
ア線矢視断面図、第3図は第2図に類した本考案
の他の実施例を示す断面図、第4図は従来のもの
の一例を示す要部正面断面図である。 1……ロール体、2,2′……軸、3……ボー
ル、4……凸起金具、4a……円弧状の部分、4
b……鋭い歯、4c……ガイド部分、6,10,
11……ばね、7……円筒軸、7a……貫通穴、
9……ストツパー、20,21……支持軸、22
……案内金具、22a……ガイド穴、2a……勾
配溝、7b……ストツパー穴、2′a1……直線
溝、2′a2……勾配溝、2′a……混合溝、4c
……ガイド部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸2と、この軸2が挿入され軸2の勾配溝2
    aの数に対応して設けられた貫通穴7aを有す
    る円筒軸7と、この円筒軸7に穿設された貫通
    穴7aに備えられる凸起金具4と、前記貫通穴
    7aにあつて凸起金具4を上下に摺動せしめる
    ガイド穴22aを有する案内金具22と、前記
    円筒軸7と軸2との回り止め用の軸2に固定し
    たストツパー9などで支持軸2を形成し、この
    支持軸2をロール体1の両端の開口部に挿入す
    るものであり、 軸2には、この外周面回転方向にレ字状の勾
    配溝2aを有し、この勾配角度は少なくともこ
    れに接設するボール3の摩擦角以下とし、この
    レ字状部分の幅はここに備えられるボール3が
    転動できるものとし、更に勾配溝2aの中間部
    位にボール3などの転動体を配し、このボール
    3が勾配溝2aの昇り坂から落下しないように
    ばね10を配し、この勾配溝2aは少なくとも
    3カ所以上外周部分に設けたものであり、 凸起金具4の形状は、その内径側を前記軸2
    に有するボール3に接設するよう円弧状の部分
    4aを形成し、外径側に鋭い歯4bを有するガ
    イド部分4cを形成したものであり、 案内金具22は前記凸起金具4を軸芯方向に
    押圧するばね6を有するものであり、 ストツパー9とばね11は前記円筒軸7に設
    けられたストツパー穴7bに備えられ、ストツ
    パー9は貫通穴7aと勾配溝2aとの位置決め
    として軸2に取着され、ばね11は円筒軸7を
    回転させたときストツパー9とストツパー穴7
    bの側面によつて圧縮される側に備えられたも
    のであることを特徴とするロール支持軸の構造
    体。 (2) 前記勾配溝2aの後端部分を延長した直線溝
    2′a1を設けて、勾配溝2′a2とで混合溝
    2′aを形成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のロール支持軸の構造
    体。
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