JPH01103646U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のロール支持軸の構造体一実施
例を示す要部正面断面図、第２図は第１図のア―
ア線矢視断面図、第３図は第２図に類した本考案
の他の実施例を示す断面図、第４図は従来のもの
の一例を示す要部正面断面図である。 １……ロール体、２，２′……軸、３……ボー
ル、４……凸起金具、４ａ……円弧状の部分、４
ｂ……歯、６，１０，１１……ばね、７……円筒
軸、７ａ……穴、９……ストツパー、２０，２１
……支持軸。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端より支持軸を移動させて紙、フイルム
   などを巻き取るロール体を脱着できるよう挾み、
   且つテンシヨン用のブレーキトルクを付与し、支
   持軸の軸部の外径に回転方向と平行に少なくとも
   ３ケ所以上の溝を形成し、この溝を回転負荷方向
   に対し直線上の昇り勾配で且つこの勾配部分にボ
   ールなどの転動体を配し、転動体が勾配部分から
   転がらないようばねで支持し、勾配の角度を少な
   くともこれに接設する転動体の摩擦角以下とし、
   さらにこの軸が挿入され軸が回転したとき転動体
   によつて径方向に容易に拡大するようなスリツト
   を備えた円筒軸などからなる構造体において、前
   記円筒軸のスリツトの代りに、前記転動体に接設
   し、且つこの転動体との当接面を前記軸径とほぼ
   同径の円弧状となし、他方に前記ロール体の内壁
   に喰い込む鋭い歯を設け、これらを軸芯方向に押
   圧するばねを配設した凸起金具と、前記軸部の溝
   に有する転動体の移動が可能な大きさで且つ前記
   凸起金具が収納できる大きさの穴を軸の溝に対応
   して穿設した円筒軸と、前記軸の溝とこの円筒軸
   の穴との回転方向の相対位置を保持するために円
   筒軸に穴を穿設し、この穴に円筒軸が回転負荷方
   向と逆の方向へ転動体部のばね作用に打勝つて移
   動させるようなばねを配設し、このばねと係合せ
   しめて軸と円筒軸との位置決めを行うストツパー
   のそれぞれからなり、これらを一体構築して支持
   軸を構成することを特徴としたロール支持軸の構
   造体。 (2) 溝を、回転負荷方向に対し直線上の昇り勾
   配の昇り端部に、転動体と接設する凸起金具の円
   弧状の部分に対し接線方向の直線の溝を設けて支
   持軸を構成することを特徴とした実用新案登録請
   求の範囲第(1)項記載のロール支持軸の構造体。