JPH0535776B2 - - Google Patents

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JPH0535776B2
JPH0535776B2 JP60187703A JP18770385A JPH0535776B2 JP H0535776 B2 JPH0535776 B2 JP H0535776B2 JP 60187703 A JP60187703 A JP 60187703A JP 18770385 A JP18770385 A JP 18770385A JP H0535776 B2 JPH0535776 B2 JP H0535776B2
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range
port
gear
shift valve
valve
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Masahiro Ookubo
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Daikin Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、前進3速後進1速の電子制御による
自動変速機に備えられている油圧変速段制御装置
に関するものである。 (従来技術及びその問題点) 通常の前進3速後進1速の電子制御式自動変速
機においては、エンジン動力を流体で伝達するト
ルクコンバータの後段に、遊星ギヤからなる前進
3速後進1速の変速ギヤ要素と、摩擦クラツチ又
は摩擦ブレーキからなる複数の摩擦要素とを有す
る遊星ギヤ変速機を設け、この遊星ギヤ変速機の
任意の摩擦要素に油圧力を選択的に作用させて、
運転者が操作するセレクトレバーに設けられたP
レンジ−Rレンジ−Nレンジ−Dレンジ−2レン
ジ−Lレンジの選択位置に応じてDレンジ選択時
には運転状態信号に基づく電子制御回路による前
進3速の自動変速を行ない、Dレンジ以外のレン
ジ選択時には選択された変速段に固定或は所定の
複数段の間で自動変速する油圧変速段制御装置を
備えている。 前述のDレンジ選択時には、電子回路からの信
号で切換動作する複数のソレノイドバルブで、2
箇所に配置された2個のシフトバルブのスプール
を移動させて、前記摩擦要素を油圧力で締結する
ことにより変速制御を行なう。 しかしながら何等かの原因で電子回路からの信
号が停止した場合には、1、2、3速の全速度域
をセレクトレバーで選定することができず、通常
の走行ができなくなるという問題がある。それに
加えて、現状の実用化されている電子制御式自動
変速機では、全ての変速段で電子制御とは無関係
にマニユアルセレクトできるようにはなつていな
い為に、特殊車両においては運転者が変速段を任
意に選定できるようにした方が良い場合があり、
自動変速とマニユアル変速との併用が要求され
る。 またシフトバルブのスプールが固着したり、リ
ターンスプリングの動作不良が発生した場合に
は、2個のシフトバルブが別の位置に配置されて
いるために、誤つた変速段に変速する誤作動が起
こる恐れもある。 (発明の目的) 本発明は、第1に電子制御系からの信号が停止
した場合、又はマニユアル操作時にDレンジを3
速固定、2レンジを2速固定、Lレンジを1速固
定としたパワーシフト状態で運転することができ
る自動変速機の油圧変速段制御装置を提供するこ
とを目的としている。 第2の目的は、シフトバルブの構造簡略化であ
る。 第3の目的は、シフトバルブの2本のスプール
の動きを機械的に関連させて、シフトバルブによ
るシフト動作の安全性を向上させることである。 (発明の構成) (1) 技術的手段 本発明は、エンジン動力を流体で伝達するト
ルクコンバータの後段に、遊星ギヤからなる前
進3速後進1速の変速ギヤ要素と、摩擦クラツ
チ又は摩擦ブレーキからなる複数の摩擦要素と
を有する遊星ギヤ変速機を設け、この遊星ギヤ
変速機の任意の摩擦要素に油圧力を選択的に作
用させて、運転者が操作するセレクトレバーに
設けられたPレンジ−Rレンジ−Nレンジ−D
レンジ−2レンジ−Lレンジの選択位置に応じ
てDレンジ選択時には運転状態信号に基づく電
子制御回路による前進3速の自動変速を行な
い、Dレンジ以外のレンジ選択時には選択され
た変速段に固定或は所定の複数段の間で自動変
速する油圧変速段制御装置を備えた自動変速機
において、油圧変速制御装置に前記セレクトレ
バーに連動して各ポートを開閉するマニユアル
バルブと、1速用摩擦要素に作用する圧油の流
通を制御する1stシフトバルブと、2速用およ
び3速用摩擦要素に作用する圧油の流通を制御
する2ndシフトバルブと、前記電子制御回路か
らの出力信号が入力される1速用ソレノイドバ
ルブおよび2速用ソレノイドバルブを設け、マ
ニユアルバルブをDレンジ選択時には油圧ポン
プからの圧油をDレンジポートから吐出し、2
レンジ選択時にはDレンジポートおよびレンジ
ポートの2箇所から吐出し、Lレンジ選択時に
はDレンジポート、2レンジポートおよびLレ
ンジポートの3箇所から吐出するように形成
し、DレンジポートおよびLレンジポートを
1stシフトバルブにそれぞれ連通し、2レンジ
ポートを2ndシフトバルブに連通し、Dレンジ
ポートから1stシフトバルブへ供給される圧油
を、Lレンジポートからの油圧および前記出力
信号で作動する1速用ソレノイドバルブによる
油圧力で、1stシフトバルブと2ndシフトバルブ
を連通する1−2シフトバルブポートから1速
用摩擦要素へ圧油を供給する状態に切換動作す
るように1stシフトバルブを形成し、前記1−
2シフトバルブポートから2ndシフトバルブへ
供給される圧油を、2レンジポートからの油圧
および前記出力信号で作動する2速用ソレノイ
ドバルブからの油圧力で、2速用摩擦要素又は
3速用摩擦要素へ圧油を供給する状態に切換動
作するように2ndシフトバルブを形成したこと
を特徴とする自動変速機の油圧変速段制御装置
である。 (2) 作用 両シフトバルブの構造および通路の配管系統
でDレンジでの自動変速と、パワーシフト状態
とを切換可能にする。 (実施例) 本発明を例えばトラツク等の商用車用の自動変
速機に適用した実施例を示す第1図において、1
0は4要素2段型のトルクコンバータである。ト
ルクコンバータ10の後段には前進3速、後進1
速の変速機12が連結されている。変速機12は
1個の遊星キヤリア32を共有する第1遊星ギヤ
30b、第2遊星ギヤ28bからなる遊星ギヤ列
および遊星ギヤ列を制御するクラツチF3或はブ
レーキF1,F2,Rを有している。 この変速機12、トルクコンバータ10および
詳しくは後述する油圧変速段制御装置で自動変速
機が構成されている。 トルクコンバータ10はポンプ14、タービン
16、固定ステータ18、逆転ステータ20、ロ
ツクアツプクラツチ21からなり、フロントカバ
ー22からポンプ14にエンジンの動力が伝達さ
れる構造である。 タービン16はタービン軸16aに連結され、
逆転ステータ20はステータ軸20aに連結され
ている。固定ステータ18は軸18aでハウジン
グ12aに固定され、ポンプ14はポンプ軸14
aに連結されている。ポンプ軸14aの変速機側
端部にはリングギヤ14bが設けられており、リ
ングギヤ14bの歯数はZe1に設定されている。 リングギヤ14bはハウジング12aの上部に
配置された中間軸24aのギヤ24b(歯数Ze2
と噛み合つており、さらにギヤ24bはPTO軸
24c(Power Take Off)のギヤ24dと噛み
合つている。ハウジング12aの下部には油圧発
生源である。チヤージングポンプ25が設けられ
ており、チヤージングポンプ25は前記リングギ
ヤ14bに噛合する駆動ギヤ25aで駆動される
ようになつている。 タービン軸16aの途中には第3速用のクラツ
チF3のクラツチデイスク26aが固定されてい
る。クラツチF3のクラツチカバー22bはステ
ータ軸20aに連結している。クラツチカバー2
2bの外方には第2速用のブレーキF2が配置さ
れ、ブレーキF2はハウジング12aに固定され
ている。 ステータ軸20aの端部には第2サンギヤ28
a(歯数Za2)が固定され、タービン軸16aの
端部には第1サンギヤ30a(歯数Za1)が固定
されている。第1サンギヤ30aは第1遊星ギヤ
30bと噛み合い、第2サンギヤ28aは第2遊
星ギヤ28bと噛み合つている。 第1遊星ギヤ30bの外方には第1リングギヤ
30c(歯数Zr1)が設けられ、1リングギヤ30
cと第1遊星ギヤ30bは噛み合つている。第1
リングギヤ30cの更に外方にはハウジング12
aに固定された第1速用のブレーキF1が配置さ
れている。 第2遊星ギヤ28bの外方には第2リングギヤ
28c(歯数Zr2)が噛み合い、第2リングギヤ2
8cの更に外方には後進用のブレーキRが配置さ
れている。ブレーキRはハウジング12aに固定
されている。 第1遊星ギヤ30bと第2遊星ギヤ28bは第
2図に示すようにキヤリア32上に回転自在に噛
み合つた状態で保持されている。 キヤリア32には出力軸34が連結されてい
る。 以上の変速機12はクラツチF3、ブレーキF1
F2,Rを選択的にON動作させることによつて次
の表1に示す減速比を発生させ得る。なお表中の
○印はクラツチ、ブレーキのON動作を示す。
【表】 次に前記チヤージングポンプ25からの油圧力
で表1に示すようにクラツチF3、ブレーキF1
F2,RをON、OFF制御する油圧変速段制御装置
を説明する。 第3図において、39は運転者が手動操作する
セレクトレバー(図示せず)の選択位置表示盤で
ある。この選択位置表示盤39のPレンジは駐車
状態を表示し、Rレンジは後進状態を表示し、N
レンジはニユートラル状態を表示している。 Dレンジは、マイクロコンピユータ40(電子
制御回路)による1−2−3速の自動変速状態を
表示し、2レンジは2速固定状態を表示し、Lレ
ンジは1速選択状態を表示している。マイクロコ
ンピユータ40には車速信号42、アクセル開度
信号44、エンジン回転数信号46等(いずれも
運転状態信号)が入力されており、これらの信号
42,44,46に基づいてマイクロコンピユー
タ40は予め記憶されている自動変速スケジユー
ルと信号42,44,46とを比較して運転状態
に最適な変速段を判別し、出力信号48を出力す
るようになつている。 出力信号48はソレノイドバルブSL,S1,S2
送出されており、各ソレノイドバルブSL,S1,S2
は出力信号48が入力された時のみON動作する
ように構成されている。ソレノイドバルブSLはロ
ツクアツプクラツチ21用であり、ソレノイドバ
ルブS1,S2はそれぞれ1速用、2速用である。 前記セレクトレバーは図示しないリンク機構を
介してマニユアルバルブ50のスプール52に連
結されており、マニユアルバルブ50の流入ポー
ト50aには前記チヤージングポンプ25からの
圧油を流入させる通路54が接続している。ま
た、マニユアルバルブ50にはスプール52の摺
動で開閉されるDレンジポート50D、2レンジ
ポート50S、Lレンジポート50L、Rレンジ
ポート50R、ドレンポート50bが形成されて
いる。 これらの各ポートは、スプール52のDレンジ
選択時にはDレンジポート50Dのみが開口し、
2レンジ選択時にはDレンジポート50D、2レ
ンジポート50sの両者が開口し、Lレンジ選択
時にはDレンジポート50D、2レンジポート5
0s、Lレンジポート50Lのすべてが開口する
位置に配置されている。 第3図中で60は1stシフトバルブであり、6
2は2ndシフトバルブである。両シフトバルブ6
0,62は同一軸心上に直列に設けられている。
1stシフトバルブ60のスプール64と2ndシフト
バルブのスプール66との間には単一のリタース
プリング68が介装されており、リターンスプリ
ング68で両スプール64,66を両端に付勢し
ている。 1stシフトラブル60には流入ポート60a1
60a2、流出ポート60b、ソレノイドポート6
SL、ドレンポート60c1,60c2が形成されて
いる。2ndシフトバルブ62には流入ポート60
a、流出ポート62b2,62b2、ソレノイドポー
ト62SL、ドレンポート62c1,60c2が形成さ
れている。また、両シフトバルブ60,62を連
通する1−2シフトバルブポート61が設けられ
ている。 両スプール64,66に形成されている受圧面
の面積は、ソレノイドポート62SLに対応する受
圧面の面積をA、流入ポート62aに対応する受
圧面の面積をB、流入ポート60a1に対応する受
圧面の面積をc、ソレノイドポート60SLに対応
する受圧面の面積をDとすれば、 A>D,C>B,A>C−B,B>D ……(1) の関係を満足するように設定されている。 第3図中の70は油圧調整用のメインレギユレ
ータバルブであり、72はロツクアツプ用のロツ
クアツプコントロールバルブである。 以上の各バルブの配管系統を説明する。まず、
マニユアルバルブ50のRレンジポート50Rは
通路51で後進用のブレーキRに連通し、通路5
1の途中には補助通路71の一端が分岐接続して
いる。補助通路71の他端はメインレギユレータ
バルブ70に連通しており、後進時に補助通路7
1からの油圧力でメインレギユレータバルブ70
の設定圧を上昇させるようになつている。 Dレンジポート50Dと流入ポート60a2との
間は通路53で連通され、2レンジポート50s
と流入ポート62aとの間は通路55で連通さ
れ、Lレンジポート50Lと流入ポート60a1
の間は通路57で連通されている。 1stシフトバルブ60の流出ポート60bは通
路63を介して1速用のブレーキF1に連通し、
2ndシフトバルブ62の流出ポート62b1は通路
65を介して2速用のブレーキF2に連通し、流
出ポート62b2は通路67を介して3速用のクラ
ツチF3に連通している。 前記通路53の途中には通路59の一端が分岐
接続されており、通路59の他端は3本の枝分れ
して各ソレノイドバルブSL,S1,S2に連通してい
る。通路59の枝分れ部分には絞り59aが形成
され、各ソレノイドバルブにはドレンポート59
bが形成されている。 前記2ndシフトバルブ62のソレノイドポート
62SLには通路69s2の一端が接続されており、
通路69s2の他端はソレノイドバルブS2近傍の通
路59に分岐接続されている。同時に1stシフト
バルブ60のソレノイドポート60SLには通路6
9s1の一端が接続されており、通路69s1の他端
はソレノイドバルブs1近傍の通路59に分岐接続
されている。またソレノイドバルブSL近傍の通路
59とロツクアツプコントロールバルブ72との
間には通路69SLが設けられている。 メインレギユレータバルブ70には通路71a
を通つて前記チヤージングポンプ25からの圧油
が供給されるようになつており、通路71aはチ
ヤージングポンプ25近傍の通路54に分岐接続
している。さらにメインレギユレータバルブ70
とロツクアツプコントロールバルブ72との間に
は通路71bが設けられている。 ロツクアツプコントロールバルブ72とトルク
コンバータ10との間には通路73a,73bが
設けられており、通路73aからトルクコンバー
タ10の内部に常時圧油を供給し、ロツクアツプ
時にのみ通路73bからロツクアツプクラツチ2
1に圧油を供給するようになつている。 通路73aからトルクコンバータ10に供給さ
れた圧油は、トルクコンバータ10の内部を循環
したのちに通路73cから排出され、オイルクー
ラー74を経て前記変速機12内部の潤滑用に利
用されるようになつている。 次に作用を説明する。まず第1図に示す変速機
12では、ブレーキF1のみをON動作させ、他の
ブレーキ、クラツチをOFF動作した第1速シフ
ト時には、第1リングギヤ30cのみがハウジン
グ12aと連結され、エンジンからの動力は、ポ
ンプ14から流体を介してタービン16へ、ター
ビン軸16aから第1サンギア30aに入力さ
れ、第1遊星ギア30bを介して第1リングギア
30cが固定されている事による反力としてキヤ
リア32へ出力されると同時に、ポンプ14から
液体を介してタービン16から逆転ステータ20
に、そしてステータ軸20aから第2サンギア2
8aに入力された逆転力は、第2遊星ギア28b
第1遊星ギア30bを介して同様にキヤリア32
へ方向を変換され、減速されて出力される。その
時の減速比は、2以上の任意な値に設定出来る。 ブレーキF2のみをON動作し、他のブレーキ、
クラツチをOFF動作した第2速シフト時には、
クラツチカバー26dのみがハウジング12aと
連結され、ステータ軸20aの逆転が停止するの
で、トルクコンバータ10からの動力はタービン
軸16aから第1サンギア30aに入力され、第
1遊星ギア30b、第2遊星ギア28bを介して
第2サンギア28aが固定されている事による反
力としてキヤリア32へ減速され出力される。そ
の時の減速比は1〜2の任意な値に設定出来る。 クラツチF3のみをON動作した第3速シフト時
にはステータ軸20aと軸26bは一体に回転す
るので、それらの軸と連結されている変速機12
のサンギア28a,30bも一体回転をし、遊星
ギア列全てが一体回転となり、減速比は1に設定
される。 ブレーキRのみをON動作させると、第2リン
グギヤ28cがハウジングに固定され、エンジン
の動力はポンプ14から液体を介してタービン1
6へタービン軸16aから第1サンギア30aに
入力され、第1遊星ギア30b、第2遊星ギア2
8bを介して第2リングギア28cが固定されて
いる事の反力として回転方向を変換され、キヤリ
ア32へ出力される、と同時に、ポンプ14から
液体を介してタービン16から逆転ステータ20
に、そしてステータ軸20aから第2サンギア2
8aに入力された逆転力は、第2遊星ギア28b
を介して同様にキヤリア32へ減速され出力され
る。 以上のように各クラツチF3、ブレーキF1,F2
Rを選択的にON動作、すなわち油圧力を供給す
る電子制御による油圧変速段制御装置は、次のよ
うに作動する。 まず第3図に図示するNレンジ選択時には、マ
ニユアルバルブ50は閉弁しているので、マニユ
アルバルブ50より各クラツチF3、ブレーキF1
F2,R側にはチヤージングポンプ25からの圧
油は流れない。 一方、トルクコンバータ10には通路71aか
らメインレギユレータバルブ70で調圧され、通
路71b、ロツクアツプコントロールバルブ7
2、通路73aを通つた圧油が常時供給されてい
る。 次にRレンジ選択時には、マニユアルバルブ5
0のスプール52が図中の左方へ移動し、流入ポ
ート50aとRレンジポート50Rが連通する。
この状態ではチヤージングポンプ25からの圧油
は、通路54から通路51へ流れ、後進用のブレ
ーキRへ油圧力を及ぼしてブレーキRをON動作
させる。なお、このRレンジでは通路71からメ
インレギユレータバルブ70に圧油が供給され、
メインレギユレータバルブ70の調圧が高圧側へ
調整されて後進時に必要な高圧の油圧を発生させ
る。 Pレンジではスプール52は更に左方へ移動
し、スプール52で流入ポート50aを閉じて、
パーキングギヤ(図示せず)を噛合させて出力軸
34(第1図)をロツクする。 次にDレンジ選択時には、マイクロコンピユー
タ40に記憶されている自動変速プログラムに従
つて変速段の選択が自動的に行なわれる。 このDレンシではマニユアルバルブ50のスプ
ール52が右方へ移動し、流入ポート50aとD
レンジポート50Dが連通する。この状態ではチ
ヤージングポンプ25からの圧油は、通路54か
ら通路53へ流れて1stシフトバルブ60の流入
ポート60a2から1−2シフトバルブポート61
を経て、2ndシフトバルブ62の流出ポート62
b2から通路67を通つて3速用のクラツチF3
ON動作させる。したがつて、マイクロコンピユ
ータ40による出力信号48が停止した場合には
3速にシフトされる。 なお、通路59から各ソレノイドバルブS1
S2,SLに供給された圧油は、各バルブS1,S2,SL
の開弁時にはドレンポート59bからドレンされ
る。 Dレンジ選択時で車輌が停止している場合には
車速信号42が零レベルになり、マイクロコンピ
ユータ40は発進状態であると判別して、1速用
のソレノイドバルブS1に出力信号48を送出す
る。この状態ではソレノイドバルブS1のドレンポ
ート59bが閉じて、通路59から供給されてい
る圧油は通路69S1を通つて1stシフトバルブの
ソレノイドポート60SLに流入する。ソレノイド
ポート60SLからの油圧力でスプール64はリタ
ーンスプリング68のばね力に抗して図中の左方
へ移動し、スプール66の右端とスプール64の
左端が衝突し、1stシフトバルブ60の流入ポー
ト60a2と流出ポート60bが連通する。 一方、1−2シフトバルブポート61はドレン
ポート60c2と連通し、通路67からの圧油はド
レンポート60c2からドレンされる。したがつて
クラツチF3はOFF動作し、ブレーキF1は通路6
3からの油圧力でON動作し、第1速にシフトさ
れる。 やがて車速が増速して第2速領域に達すると、
マイクロコンピユータ40は2速用ソレノイドバ
ルブS2への出力信号48のみを出力し、ソレノイ
ドバルブS1を閉弁させる。この状態では通路59
からの圧油は通路69S2を通つて2ndシフトバル
ブ62のソレノイドポート62SLに流入する。ソ
レノイドポート62SLからの油圧でスプール66
はリターンスプリング68のばね力に抗して右方
へ移動し、スプール64を右方へ押す。両スプー
ル64,66が一体となつて右方へ移動し、スプ
ール64の右端が右側の壁に衝突すると、1−2
シフトバルブポート61と流出ポート62b1が連
通し、通路53からの圧油は1−2シフトバルブ
ポート61を経て、通路65を通つて2速用のブ
レーキF2に供給される。 一方、流出ポート60bとドレンポート60c1
は連通し、ブレーキF1はOFF動作し、1速から
2速へのシフト動作が完了する。 さらに車速が増速し、第3速領域に達するとマ
イクロコンピユータ40からの出力信号48が全
て零レベルになり、前述の第3速シフト状態にな
る。 通常の走行状態では以上のDレンジ走行で問題
はないが、急坂登坂時のように常時高駆動力を発
揮したい場合又は降坂時エンジンブレーキを作用
させたい場合には、2レンジを選択して所謂パワ
ーシフトで走行する。 2エンジではマニユアルバルブ50のスリーブ
52がさらに右方へ移動し、流入ポート50aと
Dレンジポート50D、2レンジポート50sが
連通する。この状態では、通路53,55の双方
に圧油が供給され、1stシフトバルブ60の流入
ポート60a2と2ndシフトバルブ62の流入ポー
ト62aに圧油が流入する。 流入ポート62aからの油圧でスプール66は
右方へ押されて、1−2シフトバルブポート61
と流出ポート62b1が連通し、流入ポート60a2
と1−2シフトバルブポート61は連通している
ので、通路53からの圧油は1−2シフトバルブ
ポート61を経て、通路65へ流れてブレーキ
F2のみをON動作する。 この2レンジ状態ではスプール64,66の各
受圧面の面積が前記(1)式のように、B>Dに設定
されているので、万一マイクロコンピユータ40
の誤作動でソレノイドポート60SLから油圧が働
いた状態でも、スプール64,66は前述の2速
シフト体から移動せず、2速固定状態を維持す
る。 2レンジ状態でも駆動力が不足する場合には、
Lレンジを選択する。Lレンジ状態ではマニユア
ルバルブ50のスプール52は最右方へ移動し、
流入ポート50aとDレンジポート50D、2レ
ンジポート50s、Lレンジポート50Lの3者
が連通する。この状態では3本の通路53,5
5,57に圧油が流れ、流入ポート60a1,60
a2,62aに圧油が供給される。 したがつてスプール66は右方へ押され、スプ
ール64は左方へ押されるが、スプール64,6
6の受圧面の面積は前記(1)式のように、C>Bに
設定されているので、押圧力の差でスプール64
はスプール66と一体に最左方位置に移動する。 この1速シフト状態では、流入ポート60a2
流出ポート60bが連通しているので、通路53
から圧油は通路63に流れ、ブレーキF1のON動
作する。 ところで、Lレンジでは運転者が高速のままで
Lレンジを選択した場合に、エンジンのオーバー
ランを防止するための所謂フールプルーフ機構が
講じられている。 万一、1速へシフトするとエンジンがオーバー
ランするような高速でLレンジが選択された場合
には、マイクロコンピユータ40から出力信号4
8がソレノイドバルブS2に送出されているので、
ソレノイドバルブS2がON動作する。 したがつて通路69s2に圧油が流れ、2ndシフ
トバルブ62のソレノイドポート62SLに圧油が
供給される。スプール64,66の受圧面の面積
は、前記(1)式に示すように、A+B>Cに設定さ
れているので、スプール66はスプール64から
の左方への押圧に抗して右方へ移動し、前述の2
速シフト状態にシフトされる。 このため、運転者が高速のままでLレンジを選
択した場合でも、エンジンがオーバーランする恐
れがなくなり、変速機12に1速用ワンウエイク
ラツチを組込む必要もなくなり、変速機12が小
型化されるとともに、1速シフト時にもエンジン
ブレーキが働く。 (発明の効果) 以上説明したように本発明による自動変速機の
油圧変速段制御装置では、エンジン動力を流体で
伝達するトルクコンバータ10の後段に、遊星ギ
ヤからなる前進3速後進1速の変速ギヤ要素と、
摩擦クラツチF3又は摩擦ブレーキF1,F2,Rか
らなる複数の摩擦要素とを有する遊星ギヤ変速機
12を設け、この遊星ギヤ変速機12の任意の摩
擦要素に油圧力を選択的に作用させて、運転者が
操作するセレクトレバーに設けられたPレンジ−
Rレンジ−Nレンジ−Dレンジ−2レンジ−Lレ
ンジの選択位置に応じてDレンジ選択時には運転
状態信号に基づく電子制御回路40による前進3
速の自動変速を行ない、Dレンジ以外のレンジ選
択時には選択された変速段に固定域は所定の複数
段の間で自動変速する油圧変速段制御装置を備え
た自動変速機において、油圧変速制御装置に前記
セレクトレバーに連動して各ポートを開閉するマ
ニユアルバルブ50と、ブレーキF1(1速用摩擦
要素)に作用する圧油の流通を制御する1stシフ
トバルブ60と、ブレーキF2、クラツチF3(2速
用および3速用摩擦要素)に作用する圧油の流通
を制御する2ndシフトバルブ62と、前記電子制
御回路40からの出力信号48が入力される1速
用ソレノイドバルブS1および2速用ソレノイドバ
ルブS2を設け、マニユアルバルブ50をDレンジ
選択時にはチヤージングポンプ25油圧ポンプ)
からの圧油をDレンジポート50Dから吐出し、
2レンジ選択時にはDエンジポート50Dおよび
2レンジポート50sの2箇所から吐出し、Lレ
ンジ選択時にはDレンジポート50D、2レンジ
ポート50sおよびLレンジポート50Lの3箇
所から吐出するように形成し、Dレンジポート5
0DおよびLレンジポート50Lを1stシフトバル
ブ60にそれぞれ連通し、2レンジポート50s
を2ndシフトバルブ62に連通し、Dレンジポー
ト50Dから1stシフトバルブ60へ供給される
圧油を、Lレンジポート50Lからの油圧および
前記出力信号48で作動する1速用ソレノイドバ
ルブS1による油圧力で、1stシフトバルブ60と
2ndシフトバルブ62を連通する1−2シフトバ
ルブポート61からブレーキF1(1速用摩擦要
素)へ圧油を供給する状態に切換動作するように
1stシフトバルブ60を形成し、前記1−2シフ
トバルブポート61から2ndシフトバルブ62へ
供給される圧油を、2レンジポート50sからの
油圧および前記出力信号48で作動する2速用ソ
レノイドバルブS2からの油圧力で、2速用摩擦要
素又は3速用摩擦要素へ圧油を供給する状態に切
換動作するように2ndシフトバルブ62を形成し
たので次の効果を奏する。 全速度段において自動変速とマニユアル変速が
選定できるとともに、自動変速域においてもDレ
ンジでのマイクロコンピユータ40による自動制
御と、運転者による前記セレクトレバーの操作で
選択される例えば2レンジのような所謂パワーシ
フト状態との完全な切換を、両シフトバルブ6
0,62の構造および各ポートを連通する通路の
配管系統で実現することができる。 したがつて従来のこの主の油圧制御装置と比較
して構造が簡単になり、コストを低減できる。 特に、1stシフトバルブ60および2ndシフトバ
ルブ62のポート切換用スプール64,66を同
一直線上に配置し、両シフトバルブ60,62の
スプール64,66を初期状態に戻すリターンス
プリング68を共有した場合には、両スプール6
4,66の動作が機械的に関連することにより、
万一、一方のスプールが固着した場合でも他方の
スプールで強制的にシフトすることができ、変速
の安全性が高くなる。 更に、2ndシフトバルブ62の2速用ソレノイ
ドバルブS2からの受圧面積をA、1stシフトバル
ブ60の1速用ソレノイドバルブS1からの受圧面
積をD、1stシフトバルブ60のLレンジポート
50Lからの受圧面積をCとした時、 A>D,C>B,A>C−B,B>D の関係を満足するように設定した場合には、スプ
ール64,66の受圧面積の差で、両方のスプー
ル64,66に油圧が作用した時でも、正常なシ
フト動作が行なうことができる。 すなわち例えば前述の2レンジ選択時に、万一
マイクロコンピユータ40の誤作動で、ソレノイ
ドポート60SLからスプール64を左へ押す油圧
力が作用したとしても、受圧面の面積がB>Dに
設定されているので、両ポート62SL,60SL
作用する油圧力の差で、スプール64,66は前
述の2速シフト状態を維持することができる。 また、Lレンジを選択時には万一運転者が高速
のままでLレンジを選択した場合でも、スプール
64,66の受圧面の面積がA+B>Cに設定さ
れているので、ソレノイドバルブS2からソレノイ
ドポート62SLに作用する油圧力および流入ポー
ト62aに作用する油圧力で流入ポート60a1
作用する油圧力に抗して、スプール64,66を
第2速シフト状態に移動させることができる。 したがつてLレンジ選択時のエンジンのオーバ
ーランの恐れがなくなるので、従来のように変速
機12(第1図)にエンジンのオーバーラン防止
のための1速用のワンウエイクラツチを組込む必
要がなくなり、変速機12の構造を簡単にするこ
とができるとともに、1速シフト時にワンウエイ
クラツチが介在せず、エンジンブレーキを作用さ
せることができ、急坂降坂時の走行安全性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動変速機を示す縦断面
構造略図、第2図は第1図の−断面図、第3
図は油圧変速段制御装置の配管系統図である。 10……トルクコンバータ、12……変速機、
40……マイクロコンピユータ、50……マニユ
アルバルブ、60……1stシフトバルブ、62…
…2ndシフトバルブ、S2,S1……ソレノイドバル
ブ、F3……クラツチ、F1,F2,R……ブレーキ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン動力を流体で伝達するトルクコンバ
    ータの後段に、遊星ギヤからなる前進3速後進1
    速の変速ギヤ要素と、摩擦クラツチ又は摩擦ブレ
    ーキからなる複数の摩擦要素とを有する遊星ギヤ
    変速機を設け、この遊星ギヤ変速機の任意の摩擦
    要素に油圧力を選択的に作用させて、運転者が操
    作するセレクトレバーに設けられたPレンジ−R
    レンジ−Nレンジ−Dレンジ−2レンジ−Lレン
    ジの選択位置に応じてDレンジ選択時には運転状
    態信号に基づく電子制御回路による前進3速の自
    動変速を行ない、Dレンジ以外のレンジ選択時に
    は選択された変速段に固定或は所定の複数段の間
    で自動変速する油圧変速段制御装置を備えた自動
    変速機において、油圧変速制御装置に前記セレク
    トレバーに連動して各ポートを開閉するマニユア
    ルバルブと、1速用摩擦要素に作用する圧油の流
    通を制御する1stシフトバルブと、2速用および
    3速用摩擦要素に作用する圧油の流通を制御する
    2ndシフトバルブと、前記電子制御回路からの出
    力信号が入力される1速用ソレノイドバルブおよ
    び2速用ソレノイドバルブを設け、アニユアルバ
    ルブをDレンジ選択時には油圧ポンプからの圧油
    をDレンジポートから吐出し、2レンジ選択時に
    はDレンジポートおよび2レンジポートの2箇所
    から吐出し、Lレンジ選択時にはDレンジポー
    ト、2レンジポートおよびLレンジポートの3箇
    所から吐出するように形成し、Dレンジポートお
    よびLレンジポートを1stシフトバルブにそれぞ
    れ連通し、2レンジポートを2ndシフトバルブに
    連通し、Dレンジポートから1stシフトバルブへ
    供給される圧油を、Lレンジポートからの油圧お
    よび前記出力信号で作動する1速用ソレノイドバ
    ルブによる油圧力で、1stシフトバルブと2ndシフ
    トバルブを連通する1−2シフトバルブポートか
    ら1速用摩擦要素へ圧油を供給する状態に切換動
    作するように1stシフトバルブを形成し、前記1
    −2シフトバルブポートから2ndシフトバルブへ
    供給される圧油を、2レンジポートからの油圧お
    よび前記出力信号で作動する2速用ソレノイドバ
    ルブからの油圧力で、2速用摩擦要素又は3速用
    摩擦要素へ圧油を供給する状態に切換動作するよ
    うに2ndシフトバルブを形成したことを特徴とす
    る自動変速機の油圧変速段制御装置。 2 1stシフトバルブおよび2ndシフトバルブのポ
    ート切換用スプールを同一直線上に配置し、両シ
    フトバルブのスプールを初期状態に戻すリターン
    スプリングを共有する特許請求の範囲第1項記載
    の自動変速機の油圧変速段制御装置。 3 2ndシフトバルブの2速用ソレノイドバルブ
    からの受圧面積をA、2ndシフトバルブからの受
    圧面積をB、1stシフトバルブの1速用ソレノイ
    ドバルブからの受圧面積をD、1stシフトバルブ
    のLレンジポートからの受圧面積をCとした時、 A>D,C>B,A>C−B,B>D の関係を満足するように設定している特許請求の
    範囲第1項記載の自動変速機の油圧変速段制御装
    置。
JP60187703A 1985-08-27 1985-08-27 自動変速機の油圧変速段制御装置 Granted JPS6249066A (ja)

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JPS6249066A JPS6249066A (ja) 1987-03-03
JPH0535776B2 true JPH0535776B2 (ja) 1993-05-27

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KR950011265B1 (ko) * 1991-12-30 1995-09-30 현대자동차주식회사 자동 변속기 유압제어장치의 변속밸브
DE4432851C2 (de) * 1994-09-15 1996-08-14 Daimler Benz Ag Anordnung zum Steuern einer selbsttätigen Schaltvorrichtung eines Gangwechselgetriebes eines Kraftfahrzeuges in eine Stellung für einen Notlauf
KR100316922B1 (ko) * 1999-12-15 2001-12-24 이계안 차량용 자동변속기의 파워 트레인 및 이를 제어하는 유압제어 시스템

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