JPH0535634B2 - - Google Patents

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JPH0535634B2
JPH0535634B2 JP58178657A JP17865783A JPH0535634B2 JP H0535634 B2 JPH0535634 B2 JP H0535634B2 JP 58178657 A JP58178657 A JP 58178657A JP 17865783 A JP17865783 A JP 17865783A JP H0535634 B2 JPH0535634 B2 JP H0535634B2
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JP
Japan
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data
signal
block
control
output
Prior art date
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JP58178657A
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JPS6069987A (ja
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Hitoshi Ando
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Publication of JPS6069987A publication Critical patent/JPS6069987A/ja
Publication of JPH0535634B2 publication Critical patent/JPH0535634B2/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はビデオフオーマツト信号の記録再生方
式に関し、特に画像情報と音声情報とをビデオフ
オーマツト信号として記録媒体へ記録し再生する
方式に関する。 画像情報に対応した音声情報を画像情報と共に
記録媒体へ記録する場合、ビデオフオーマツト信
号の一部に音声情報を時間軸圧縮にて挿入し、他
の部分に画像情報を挿入する方法がある。この場
合、音声デイジタルデータの挿入位置やそのデー
タの内容や、更には当該データに関する再生処理
についての種々のコントロール信号をもビデオフ
オーマツト信号の所定個所に挿入される必要があ
る。このコントロール信号の挿入個所は、このコ
ントロール信号により処理されるデイジタルデー
タと同一フイールド(又は同一フレーム)になさ
れている。そのために、コントロール信号を読取
り高速にてのこの内容を判読して各信号処理を行
う必要が生じ、コントロール信号のデゴードや信
号処理回路には高速動作する回路構成とすること
が要求され、ECL(エミツタカツプルドロジツ
ク)やシヨツトキIC(集積回路)等の消費電力の
大なるまた高密度集積化の困難な素子を必要とす
る。 更には、コントロール信号は、信号処理の関係
上各フレームの先頭フイールドである奇数フイー
ルド部分にしか記録できないので、コントロール
信号の記録容量は小となり、かつ短時間に記録せ
ざるを得ないので有効な誤り訂正符号を付加する
ことが困難となつて、正確なコントロール信号の
伝達ができなくなる。 そこで、本発明はあるフレームに挿入されてい
る情報に関するコントロール信号をそのフレーム
の最低1フレーム前に挿入記録するようにしてコ
ントロール信号の高速処理を厳しく要求されるこ
とがないようにしたビデオフオーマツト信号の記
録及びその再生方式を提供することである。 本発明によるビデオフオーマツト信号の記録方
式は、ビデオフオーマツト信号における1フイー
ルドを水平走査線を単位として複数ブロツクに分
割して、第1のブロツクには音声情報等がデイジ
タル化されたデイジタルデータ又は(及び)画像
情報を挿入し、第2のブロツクには第1のブロツ
クに挿入されている情報の内容及び再生信号処理
の態様に関するコントロール信号を挿入し、第1
ブロツクに対応するコントロール信号は、第1ブ
ロツクが挿入されているフレームの少なくとも1
フレーム前の第2ブロツクに挿入されていること
を特徴とする。 再生に際しては、コントロール信号を再生処理
し、このコントロール信号の挿入フレームに続く
少なくとも1フレーム後のフレームに挿入されて
いる情報の再生信号処理を当該コントロール信号
に基づき行うようにしたことを特徴とする。 以下に本発明につき図面を用いて詳述する。 第1図は本発明の概略を説明する原理図であ
り、記録時のビデオフオーマツト信号の1フイー
ルド相当信号の水平走査線数(有効画面に相当)
をa、b、c、Qの任意の複数のブロツクに分割
する。特にa、b、cは整数の水平走査線からな
るようにしてあり、更にcの水平走査線数は所定
整数xにて割り切れるようにされ、m=c/x
(mは整数)なる関係となつている。従つて、c
は、m本単位で構成されてc1〜cxまでのx個のサ
ブブロツクに分割される。尚、Qは整数とは限ら
ない。 第2図は第1図に示したビデオフオーマツト信
号の一部を示すもので、図Aはブロツクc、Qに
画像を、図Bはブロツクcにデイジタルデータを
記録した例の波形である。第3図はNTSC信号に
おけるa、b、c、Qの分割の例の具体的数値を
示した図であり、1フイールド走査線262.5本の
うち有効走査線を241.5本とし、更に、a,bブ
ロツクがテレビモニタ画面上の可視範囲となるよ
うに設定されている。本例ではa=1、b=4、
c=234、x=9、m=26、Q=2.5としたもので
ある。 ここで、b、cにデイジタルデータを挿入した
場合、ドロツプアウト等で誤りが集中しても連続
して誤りが生じないようにインタリーブを施しか
つ誤り検出及び訂正が可能なよう誤り訂正コード
が付加されるが、本例ではbは独立にインタリー
ブや誤り訂正のブロツクが完結するようになされ
ている。また、同様に、c内においてもc1〜cxま
でが各々独立してインタリーブや誤り訂正が完結
するようになつている。 第4図は1水平走査線上にデイジタルデータを
挿入した場合の例であゐ、データ転送レートは
408HHは水平走査周波数である)で、デイジタ
ルデータの前にクロツク同期用信号であるクロツ
クランイン信号が挿入されている。また、この信
号に続いてデータ同期をとるためのデータ同期信
号が数ビツト挿入されている。このデータ同期信
号に続いてデータワードや誤り検出訂正用コード
が挿入されている。 第5図は種々の記録態様を示したものであり、
Aはc及びQブロツクに画像のみを挿入してお
り、a、bブロツクは可視範囲外であるので通常
のテレビ画像と同様な表示となる。Bはcブロツ
クに全てデイジタルデータを挿入したものであ
り、Cはブロツクcを9分割したサブブロツクの
のうちc1、c2、c8、c9にデイジタルデータを、c3
〜c7に画像を夫々挿入している。Dはサブブロツ
クc1、c2にデイジタルデータを、c3〜c9に画像を
挿入した例であり、Eはサブブロツクc1〜c7に画
像を、c8、c9にデイジタルデータを夫々挿入した
ものである。 第6図には、ブロツクcにデイジタルデータを
挿入したフレーム(フイールド)が、期間Aだけ
連続している。これは数クレーム〜数十フレーム
であり、要求されるデータ量により異なる。また
それに続く期間Bではcブロツクには全て画像が
挿入されている。ここには通常、期間Aにおける
データと対応した画像が挿入されるもので、静止
画でもコマ送り画でもまた動画でも良い。尚、静
止画でも隣接フレーム間の画像のクロストークを
防止するために数フレーム同一画像を記録する場
合がある。 第7図は、cブロツクのうちのサブブロツク
c1、c9にデイジタルデータを、c2〜c8に画像を
夫々挿入したものが数フレーム〜数十フレームの
期間Aだけ連続し、それに続く期間Bではcブロ
ツクに画像のみを挿入したものの例である。この
場合は期間Aで画面の一部が画像となり、画像が
途切れることがない。 第8図は本発明の記録方式によるビデオフオー
マツト信号を得るための記録系のブロツク図であ
り、アナログオーデイオ信号はA/D変換器80
においてデイジタル化される。このデイジタル信
号はサンプリング周波数1(R)をもつて時間軸圧縮
のためのバツフアメモリ81へ書込まれる。この
メモリ81からの読出しが1(R)よりも高い周波数
2(W)をもつて行われることにより、時間軸圧縮が
なされる。制御情報たるコントロール信号は、先
に示したクロツクランイン信号、データ同期信号
の他に各ブロツクの情報の内容それの容量及び当
該情報の再生時における各種処理情報等を含む。
ビデオ信号はバツフアメモリ81による時間軸圧
縮された音声データを含むデイジタルデータ信号
及び制御情報がスイツチング回路82へ夫々入力
されている。このスイツチング回路82の選択動
作の制御がタイミング信号発生器83により行わ
れるようになつており、メモリ81の書込み読出
し制御もこのタイミング信号発生器83によりな
される。タイミング信号発生器83では、入力さ
れたビデオ信号の同期信号に内部発信器が同期す
るようになつており、外部からの制御信号に応じ
て種々のタイミング信号が発生される。スイツチ
ング回路82の出力から記録すべきビデオフオー
マツト信号が得られることになる。 第9図は一般的な音声情報つき静止画信号の再
生装置の概略ブロツク図である。再生ビデオフオ
ーマツト信号は信号分離器1にて同期信号やデイ
ジタルデータが分離され、かつデイジタルデータ
のうち音声データ及びコントロールデータが更に
分離される。同期信号によりタイミング信号発生
器2は書込みパルス2(W)、読出しパルス1(R)等の
タイミング信号を発生する。コントロールデータ
の誤り検出及び訂正が誤り訂正器4にてなされ、
コントロールコードデコーダ6にいて解読されシ
ステム制御発生器7へ送出される。また、デイジ
タルデータは誤り訂正器3を介してメモリ5へ2
(W)なるパルスにより書込まれ、1(R)なるパルスで
読出されて時間軸伸張が行なれる。なお、デイジ
タルデータの誤り訂正は時間軸伸張処理後になす
ように構成しても良い。この時間軸伸張されたデ
イジタルデータはデイジタル・アナログ変換器9
にてアナログ化され再生オーデイオ信号となる。 コントロールデコーダ6にて解読された各制御
命令によつて各種コントロール信号がシステム制
御発生器7から発生され、このうちの所定コント
ロール信号により動作する画面処理器8を介して
再生ビデオ信号が導出される。すなわち、デイジ
タルデータ挿入ブロツクに対しては、例えば画像
を黒レベルとして処理して出力するものである。
また、プレーヤ制御器10からはVDP(ビデオデ
イスクプレーヤ)の再生動作制御をなすコントロ
ール信号が導出されるようになつており、VDP
の停止、PLAY等のコントロールをなす。 第1図にて述べた如く、1フイールド内の最初
のブロツクaにはクロツク同期、データ同期をな
すためのクロツクランイン信号、データ同期信号
の組合わせたデータが数組水平走査線上に挿入さ
れるもので、この信号によつて各フイールド先頭
においてクロツク及びデータワード同期が確立さ
れることになる。このブロツクaの部分をフイー
ルドシンクと称し、この1Hの構成の詳細が第1
0図に示されている。 データ伝送レートは408Hであり、Hシンクの
立下りから64ビツトにはデイジタルデータは挿入
されない。フイールドシンクのデータ列としては
320ビツトを使用している。320ビツトを更に10分
割して32ビツト単位とし、この各単位で夫々1組
のクロツク同期及びデータ同期用信号を構成す
る。32ビツト中、24ビツトがクロツクランイン信
号であり、1010……10の連続信号が12サイクル挿
入されており、これに続じて111000100のデータ
同期信号が8ビツトにて挿入されている。これら
24ビツトと8ビツトの合計32ビツト単位のデータ
が10組連続して挿入されている。尚、フロントポ
ーチとしては24ビツト相当分がとられていること
になる。 本例では、a=1で22H目にこの信号例が挿入
されている。ブロツクbにはブロツクcに挿入さ
れている情報の内容に対する各種制御信号が挿入
されている。ブロツクb及びc内にデイジタルデ
ータを挿入する場合は、第11図の如く有効デー
タ範囲はフイールドシンクと同様に320ビツトで
構成され、Hシンクからデータ列の最初までが64
ビツト、またフロントポーチが24ビツト相当であ
ることは第10図に示したフイールドシンクと全
く同様である。又、320ビツト中、データ列の最
初に24ビツト、12サイクルのクロツクランイン信
号が続いて8ビツトのデータ同期信号が続いてい
る。残り288ビツトを36分割し、8ビツト(1バ
イト)単位の情報となつている。なおブロツクb
には、本発明の場合は4Hが割り当てられている。
すなわち、23、24、25、26の各Hに各々の制御信
号が記録されている。またブロツクb内に於ける
8ビツト(1バイト)単位の情報は、インターリ
ーブ及び誤り訂正が完結するようになつている。
次に、ブロツクc内にデイジタルデータを記録す
る場合は、26Hを1ブロツクとし、1フイールド
で最大9ブロツク、1フレームで最大18ブロツク
でデイジタルデータが記録可能であり、全面デイ
ジタルデータ、全面画像、デイジタルデータと画
像との組み合せが可能である。ブロツク内のデイ
ジタルデータは、1ブロツク内でインターリーブ
及び誤り訂正が完結するように構成されている。 次に第12図に再生系の具体例のブロツクを示
してある。本発明の場合は、デイジタルデータは
時間軸圧縮されたデイジタルデータで、静止画に
音声を付加する場合の装置として説明する。この
装置は、ビデオ信号を増幅するビデオアンプ1
1、ビデオ信号からVシンク、Hシンクを分離す
るTV同期分離器12、増幅されたビデオ信号か
らスレツシユホールドレベルをデータのレベルに
追従して自動的に最適値に設定し、アナログ映像
信号をNRZ(NON RETURN TO ZERO)のデ
イジタルデータ列に変換するATC回路13、デ
イジタルデータ列からクロツクランイン信号を検
出するRUN−IN検出器14、デイジタルデータ
列をクロツクで読み取り、8ビツトのデータ同期
信号を検出して各H毎にb,c内のデータの先頭
位置を検出する。同様にクロツクで読み取つてデ
ータ列を8ビツト並列の、データに変換するS/
P変換器24、フイールド内の23〜26Hまでを検
出してコントロールデータ信号を分離し出力を切
り替える切り替え回路16、又PUN−IN信号を
基準にし、データ列からクロツク成分を抽出する
クロツク抽出器17、抽出されたクロツクに
PLLをかけてシステム動作に必要なクロツクを
発生するシステムクロツク発生器18、システム
クロツク発生器より得られるクロツク信号を基準
にし、TV同期分離器12より分離されたV、H
シンク信号及びデータ同期検出器12で得られた
データの頭の検出信号によつて制御されて、種々
のタイミング信号を発生させるタイミング信号発
生器2、このタイミング信号発生器より制御を受
けフイールドシンクを検出しクロツクランイン信
号、データ周期のパターンから各フイールドの先
頭で、クロツク同期、データ同期を確立するフイ
ールドシンク検出器19、切り替え回路16より
分離されたコントロールコードを一時記憶するコ
ントロールバツフア20、コントロールコードバ
ツフアから読み出されたコントロールコードの誤
り訂正処理を行なう誤り訂正器4、誤り訂正処理
が施されたコントロールコードを一連の制御シー
ケンスに従つて整理するインターリーバ21、一
連のコントロールコードをデコードし種々の制御
信号を発生するシステム制御器7、システム制御
器より大容量メモリ5への書き込み又は読み出し
時に、初期アドレス信号を得て、8ビツト単位の
データの読み書き時にタイミング信号発生器2よ
りクロツクパルスを得てカウントアツプ処理を行
い、バツフアメモリ5にアドレス信号を供給する
アドレスカウンタ21、ブロツクc内のデイジタ
ルデータをタイミング信号発生器2より2(W)の信
号でデイジタルデータを一時記憶し、1(R)の信号
で読み出す大容量バツフアメモリ5、大容量バツ
フアメモリをブロツク単位で訂正処理を行う誤り
訂正器3、訂正処理が施されたデータを連続した
データ列に変換するデイ・インターリーバ23、
一連のデイジタルデータをタイミング信号発生器
2より得られる1(R)のタイミングで処理をしアナ
ログ変換するデイジタル・アナログ変換器9、シ
ステム制御器7よりVDPのための制御信号を受
けVDPコントロール信号をVDPへ供給するプレ
ーヤ制御器10にて構成されている。 かかる構成において、例えば第6図に示した如
きパターンを有する記録ビデオフオーマツト信号
を再生する場合、期間AではVDPは通常再生動
作を行う。この間、ブロツクcに挿入されている
デイジタルデータはメモリ5に逐次格納される。
次の期間Bで静止画又はコマ送り再生をVDPは
行うものとする。この時メモリ5に格納されてい
たデイジタデータが出力されるが、このデータが
時間軸圧縮された音声デイジタルデータであれば
時間軸伸張されてアナログ音声として当該静止画
又はコマ送り再生時に出力されるのである。尚、
期間Aではテレビモニタは第9図における画面処
理部8において黒レベルにクランプされたものが
現出するようになされる。 第7図に示したパターンを有するビデオフオー
マツト信号の再生では、期間Aで同じくブロツク
cの中のデイジタルデータがメモリへ順次格納さ
れる。この間モニタ画面の上下部分は同様に黒レ
ベルとなるよう処理され、真中の部分に画像が現
われる。 更に述べれば、VDPのビデオ出力端よりの再
生ビデオフオーマツト信号はビデオアンプ11へ
入力され増幅される。この増幅出力は同期分離器
12へ印加され、分離された各同期信号(V、
H)はタイミング信号発生器2の1つの入力へ供
給される。 また、増幅されたビデオ信号はATC回路13
の入力に印加される。このATC回路では、デー
タのピーク及びペテスタルレベルを検出し、各デ
ータに追従しながら逐次自動的にスレツシユホヘ
ルドレベルを設定し、ビデオ信号からNRZのデ
イジタルデータ列を取り出す。取り出されたデイ
ジタルデータ列からRUN−IN信号検出器14は
タイミング信号発生器2からのタイミング制御信
号の制御下で、24ビツト12サイクルのクロツクラ
ンイン信号を検出する。検出器14の出力はクロ
ツクランイン信号を基準にして通常のデータ列か
らクロツク成分を抽出するクロツク抽出回路17
の入力に印加される。抽出されたクロツク成分は
システムクロツク発生器18に印加される。この
システムクロツク発生器では抽出されたクロツク
成分よりPLL回路でデータ列に同期したシステ
ムを動作させるためのシステムクロツクを発生さ
せる。システムクロツク発生器18で発生したク
ロツク信号はタイミング信号発生器2に印加され
る。タイミング信号発生器2では、クロツク信号
を基準にし同期信号(V、H)に制御されなが
ら、1フイールド内に於いては22H目を検出しフ
イールドシンクを検出するためのフイールドシン
ク検出器19の制御端子に印加するタイミング信
号を発生する。又23〜26Hを検出しコントロール
データを分離するためのタイミング制御信号を発
生している。又27Hを検出し27H以降のデータ書
き込み読み出しの制御信号も発生している。 ATC回路13から出力された直列のデータ列
はデータ同期検出器15、S/P変換器24にも
印加される。これらはデータをクロツクに同期し
て読み取り、データ同期検出器15では、各Hに
おいてデータ同期信号を検出しこれをタイミング
信号発生器2に印加しデータの先頭位置を定めデ
ータとタイミング信号との同期関係を一定に保
つ。また、S/P変換器24では直列のデータを
8ビツト単位の並列データに変換する。8ビツト
のデータは切り替え回路16に印加される。切り
替え回路ではタイミング信号発生器2より23〜
26Hである事を示す信号がある場合はコントロー
ルコードバツフア20に又、それ以外の場合には
大容量バツフアメモリ5に印加するように動作す
る。コントロールコードバツフア20に一時記憶
されたコントロールコードは誤り訂正回路4の入
力に印加される。誤り訂正回路で誤りが訂正され
たコントロールコードはデイインターリーバ21
の入力に印加される。デイインタリーバでは制御
順にコントロールコードを並べ替えてシステム制
御器7に印加する。システム制御器ではコントロ
ールコードをデコードし、タイミング信号発生器
2から発生されたタイミング制御信号に基いてデ
イジタルデータの書き込み、画面制御、大容量バ
ツフアメモリのアドレスカウンタ22の初期設
定、デイジタルデータの容量、管理、を行つてい
る。 プレーヤの動作、停止などの制御関係の信号は
プレーヤ制御器10に印加され、このプレーヤ制
御器ではプレーヤをドライブする信号に変換して
プレーヤに供給している。次にタイミング信号発
生器2より22Hをフイールドシンク検出器19の
制御端子に印加される。検出器ではクロツクラン
イン信号とデータ同期信号の繰り返し信号からフ
イールド内に於けるクロツク信号及びデータ同期
の基準を発生させて、クロツク抽出回路17及び
タイミング信号発生器2にフイードバツクしてい
る。次に、タイミング信号発生器から27Hを検出
した信号及びコントロールコードがデコードさ
れ、ブロツク内にデイジタルデータが記録されて
いる事を示すコードがシステム制御器7で解読さ
れると、システム制御器から発生される制御信号
に従いタイミング信号発生器2から発生される2
(W)の信号で逐次大容量バツフアメモリ5に一時的
に格納されていく。一定容量のデータの格納が完
了すると、システム制御器7からはプレーヤに指
定のフレームで静止画の再生を指令することにな
り、プレーヤは静止画再生をする。大容量バツフ
アメモリ5からは今度はシステム制御器7より読
み出し開始アドレスをアドレスカウンタ22にセ
ツトし、タイミング信号発生器2より発生される
1(R)信号によつて順次読み出される。大容量メモ
リ5から順次読み出されたデータは訂正回路3の
入力に印加され訂正回路3で誤りが訂正され、デ
イ・インターリーバ23の入力に印加される。デ
イ・インターリーバでは、元のデータの配列に替
えてD/A変換器9の入力に印加される。D/A
変換器では、アナログ音声信号に変換し音声とし
て出力する。音声が出力されている間プレーヤは
静止画再生をしている。大容量バツフアメモリ5
から指定された容量のデータが出力されると、プ
ログラムコードに従い、サーチ又はプレイ等の制
御信号をプレーヤに供給する事になる。 ここで、RUN−IN信号検出器14とデータ同
期検出器15とフイールドシンク検出器19によ
るクロツク同期とデータ同期の方法について説明
する。各フイールドにおいて、22Hのフイールド
シンクにそれぞれ10個ずつ含まれているクロツク
ランイン信号とデータ同期信号により最初にクロ
ツク同期とデータ同期を確立する。すなわちクロ
ツクランインに含まれるクロツク成分をクロツク
抽出回路17抽出しそれにクロツク発生器17の
PLL回路を同期させる。またデータ同期信号に
よりデータの先頭位置を検出し、これをタイミン
グ信号発生器2に印加しこの回路をデータに同期
させる。フイールドシンクにクロツクランイン信
号とデータ同期信号が10個ずつ含まれているの
は、ドロツプアウトなどにより信号の一部が欠落
しても、このフイールドシンク内で確実にクロツ
ク同期とデータ同期をこおなうためである。フイ
ールドシンクで一旦同期が行なわれた後は、デー
タの乗つている各Hの先頭にありそれぞれRUN
−IN信号検出器とデータ同期検出器で検出され
るロツクランインとデータ同期信号で、クロツク
位相ずれやビツトのずれを補正しながらクロツク
同期とデータ同期を維持する。また、この各Hの
先頭のクロツクランインとデータ同期信号は、ド
ロツプアウトなどによりクロツク同期、データ同
期が外れたときに再び同期をとる役目も果してい
る。 第13図はデータ同期検出器15の具体例を示
す図であり、パターンフイルタ151においてデ
ータ同期信号のパターン1100100が検出され検出
パルスが出力される。この検出パルスは雑音や為
のデータ同期信号を検出している可能性もあるの
で、ナンドゲート152を用いて所定タイミング
のゲート信号(DSG信号)により以降の回路へ
の当該検出パルスの入力状態を制御している。こ
の検出パルスはラツチ回路153によりラツチさ
れ、ノアゲート154を介して他のラツチ回路1
55にて保持される。そして、次の7ビツトシフ
トレジスタ156へ順次入力される。このレジス
タMSBとその時の検出パルスとが先のノアゲー
ト154において一致不一致状態を検出される。
一致が検出されると、同期パルスが出力される
が、第10図に示した22Hでは10組のデータ同期
信号を検出した後同期パルスを出力するように
し、第11図で示した23H以降は1組のデータ同
期信号を検出した後直ちに同期パルスを出力する
ように同期パルスの出力タイミングが異なる。そ
こで、同期パルスの発生タイミングをアンドゲー
ト157にて所定タイミングのゲート信号
(LDG信号)によつて制御し、22Hとそれ以降の
回路の共用化を図つている。尚、アンドゲート1
58はシフトレジスタ156の初期クリヤをなす
ものである。 ここで、ブロツクc内において画像とデイジタ
ルデータとを区別する必要があるが、そのために
画像の開始及び画像の終りの次のブロツク表示を
コントロールデータとして挿入する。第14図に
その例が示されており、画像の始まりをSTART
BLOCKとして4ビツト使用している。また、そ
の取り得る値は1〜A(16進)である。画像の終
りの次のブロツクをEND BLOCKとして4ビツ
ト使用しており、取り得る値は2〜A(16進)で
ある。なお、この取り得る値は、ブロツクcを更
にサブブロツクに分割したxの値により種々変化
する。本例では、x=9の場合におけるもので、
表−1(発明の詳細な説明の未尾に記載)に第5
図の各種のビデオフオーマツト信号とSTART
BLOCK、END BLOCKの各コードとを対応さ
せたものを示している。 第15図はこの画像情報の挿入位置を示すコー
ドを用いて再生動作を制御する再生系のブロツク
図であり、第9図の信号分離器1で分離された同
期信号のうちHシンクの26H目を検出すると共に
フイールド内の管理をなす252進カウンタ25と
このカウンタの16カウント時に出力されるパルス
をクロツク入力として出力Qが1となり、Vシン
クで出力Qが0になるようなフリツプフロツプ
(FF)26が設けられている。このFF26のQ
出力はアンドゲート27の入力に接続されてい
る。のゲートの他方の入力はHシンクの信号が接
続されている。ゲート27の出力はFF26の出
力QとHシンクのアンド論理がとられたものが出
力される。すなわち27番目以降のHシンクが出力
されることになる。この27番目以降のHシンクを
クロツク入力とし、Vシンクでクリアされる26進
カウンタ28があり、これは、ブロツクc内に於
けるサブブロツクc1〜c9のうちのmを検出するカ
ウンタである。本例の場合はm=26であるので、
26進カウンタになつている。26進カウンタのキヤ
リイ信号でカウント動作を行い、Vシンクでクリ
アされる10進カウンタ29がある。このカウンタ
は、ブロツクc内のサブブロツク及びQをカウン
トするものである。 第9図のコントロールデコーダ6からの出力の
うち、スタートブロツクコード信号の4ビツト
を、一時的に格納して置く4ビツトラツチ30と
同様にエンドブロツクコード信号の4ビツトを一
時的に格納する4ビツトラツチ31があり、4ビ
ツトラツチ30の出力信号を一方の入力とし、又
10進カウンタ29の各状態を示す4ビツトの出力
信号Q1〜Q4を他方の入力とし、各々ビツトを比
較し各ビツト全部が等しい場合にパルスを出力す
る一致回路32と、同様に4ビツトラツチ31の
出力を一方の入力とし、他方の4ビツト入力を10
進カウンタ29のQ1〜Q4として全ビツト等しい
場合にパルスを出力する一致回路33がある。ま
た、一致回路32から出力されるパルス信号をク
ロツク入力とし、このパルスが入力された時にQ
出力が「1」となり、又一致回路33の出力を一
方の入力とし他方の入力をVシンク信号とし、ど
ちらかの信号があつた場合に各々信号が出力され
るオアゲート34の出力でQ出力が「0」になる
FF35と、このQ出力が「1」の時にa側に接
続され、FF35のQ出力が「0」の時にb側に
接続されるスイツチ36及び画面を強制的に黒レ
ベルにするマスキング回路37があり、スイツチ
36において、a側に接続されている時は入力の
ビデオ信号を出力し、b側に接続されている時は
マスキング回路37の出力の出力するように構成
されている。更にFF35の他方の出力はアン
ドゲート38に接続され大容量バツフアメモリ5
への書き込みパルス2(W)の印加を制御している。 かかる構成において、画像とデイジタル信号の
混在するビデオフオーマツト信号は信号分離器1
の入力に印加されるとともにスイツチ36のa側
の端子に印加されている。信号分離器1で分離さ
れた信号のうち、Vシンクは252進カウンタ25
のCLR端子に印加されるとともにFF26のCLR
端子、m進カウンタ28のCLR端子、(x+1)
進カウンタ29のCLR端子及びオアゲート34
の一方の入力端子に印加されている。Vシンクで
252進カウンタ25、FF26、m進カウンタ2
8、(x+1)進カウンタ29及びFF35はそれ
で初期状態にセツトされる。次に信号分離器に分
離されたHシンクは252進カウンタ25のクロツ
ク端子ckに印加されるとともに、アンドゲート
27の一方の入力端子に印加される。252進カウ
ンタ25はNtSCTV信号において各フイールド
内の管理をするためのカウンタである。各フイー
ルドにおいてこのカウンタはVシンクが立ち上つ
てクリヤが解除された後すなわち11HからHシン
クパルスが印加される毎にカウントアツプ動作を
する。又、Hシンクを16回カウント後パルスを発
生する。このパルスはNTSCTV信号に於ける各
フイールドの26Hに相当する。このパルスはFF
26のクロツク端子ckに印加されている。FF2
6ではck端子にパルスが印加されるとQ出力か
ら論理出力「1」が出力される。FF26はフラ
ツグの役割をしていて、26H以降VシンクがCLR
端子に印加されるまでQ出力は論理「1」になつ
ている。FF26のQ出力は、アンドゲート27
の一方の入力に印加されている。他方の入力端子
は信号分離器1より分離されたHシンクが印加さ
れている。従つて、アンドゲート27からは27H
以降のHシンクが出力されることになる。これは
第1図の画面分割のうちブロツクcからHシンク
がm進カウンタ28のクロツク端子ckに印加さ
れることになる。 ここで、m進カウンタは、ブロツクのサブブロ
ツクを管理するためのカウンタである。本例の場
合、m=26である。m進行カウンタのキヤリイ出
力はx+1進カウンタ29のクロツク端子ckに
印加されている。x+1進カウンタ29は、ブロ
ツクc内にサブブロツクの位置を管理するための
カウンタである。このカウンタは、cの領域だけ
ではなく、Qの領域もVシンクが来るまでカウン
トするので、x+1進となつている。本例ではx
は9であるから10進カウンタとなる。本カウント
の状態を示すQ1〜Q6の4ビツトの出力は一致回
路32,33の一方の入力に各々印加されてい
る。他方、信号分離器1より分離されたコントロ
ールデータのうち画像の始まりを示すスタートブ
ロツクのコードはラツチ30の入力に印加され一
時記憶される。記憶される期間は1フイールドあ
るいは1フレーム時間である。出力は一致回路3
2の他方の入力端子に印加される。この一致回路
では各ビツト毎に比較し4ビツトが等しければ、
パルスが出力に発生するようになつている。同様
に信号分離器1により分離されたコントロールコ
ードのうち画像の終りの次のブロツク番号を示す
エンドブロツクのコードがラツチ31の入力に印
加され出力は一致回路33の他方の入力に印加さ
れ、各ビツト毎に比較され前4ビツトが一致した
らパルスが発生するようになつている。一致回路
32の出力はFF35のクロツク端子に印加され
ている。又一致回路33の出力はアオゲート34
の入力に印加されている。アオゲートはFF35
のクリア端子CLRに印加されている。FF35は
一致検出回路32の一致パルスが印加されると、
出力Qは「1」になり、一致検出回路33の一致
パルスが印加されると出力Qは「0」になる。な
お出力はQ出力と全く逆である。FF35のQ
出力はスイツチ36に印加されており、FF35
のQ出力が論理「1」の時a側に、論理「0」の
場合b側になるように設定されたスイツチであ
る。又FF35のQ出力はアンドゲート38の
一方の入力端子に印加されている。アンドゲート
の他方はタイミング信号発生器2(第9図参照)
からブロツクc内においてのみ発生される書き込
みパルス(s)2(W)が印加されている。従つて、アン
ドゲート38はFF35のQ出力が「0」の時、
書き込みパルス(s)2(W)を大容量バツフアメモリ5
に供給し、信号分離器1で分離されたデータを逐
次格納していくことになる。 例えば第5図cの波形の場合では、スタートブ
ロツクのコードは2でエンドブロツクのコードは
8となる。このときラツチ30,31には3、8
がセツトされている。最初FF35のQ出力は
「0」であるから、スイツチ36はb側にたつて
いるので、ビデオ出力はマスキング回路37の出
力が導出される。マスキング回路は同期信号、カ
ラーバーストを除く映像信号の部分を黒レベルに
マスクする回路であるので、このとき画面は黒に
なる。又、FF35の出力は論理「1」である
ので、アンドゲート38は、そのまま2(W)のパル
スを出力しバツフアメモリ5には信号分離装置1
で分離されたデータが次々に書き込まれることに
なる。 次にx+1進カウンタ29が3になると一致回
路32はパルスを発生するので、このパルスの立
ち上がりでFF35のQ出力を「1」にする。従
つて、スイツチ36はa側になり、入力のビデオ
信号すなわち画像が出力される事になる。FF3
5の出力は「0」になるので、ゲート38から
はパルスは発生せず、従つて、バツフアメモリ5
には書き込み動作はしない。同様にx+1進カウ
ンタが8になると一致回路33からパルスが発生
しアオゲート35を通してFF35のCLR端子に
印加されることになるので、このFFのQ出力は
「0」になり、スイツチ36はb側になり、再び
マスキング回路37が出力される事になる。すな
わち、黒の画面が出力される事になる。又FF3
5の出力は「1」になりアンドゲート38の出
力は再びタイミング信号発生器から発生される2
(W)によつて大容量バツフアメモリ5に、信号分離
より分離されたデータを逐次格納していく事にな
る。 以上の動作のタイミングを第16図に示す。第
16図ではNTSCの1フレームの第1フイールド
のビデオ信号を示しているが、第2フイールドの
ビデオ信号についても同様である。尚、上記例で
は、画像とデイジタルデータの識別及びデイジタ
ルデータ位置を検出するために、画像の始まるブ
ロツクと、画像の終りの次のブロツクを示すデー
タをコントロールデータに挿入したが、デイジタ
ルデータの開始ブロツク、デイジタルデータの終
りの次のブロツクでも良く、またデイジタルデー
タの開始及び終了ブロツクを示すものでも同様に
適用される。 挿入すべき音声デイジタルデータ(SWSデー
タ)がモノラルの場合に限らずステレオの場合や
人間による説明、音楽等種々のプログラムがあ
り、かかる場合について以下に説明する。 第17図はこのように音声データが種々の内
容、種類更には音質等を有している場合のビデオ
フオーマツト信号の再生装置のブロツク図であ
り、同期分離器12に入力され、V、Hシンクが
夫々分離されてこれ等シンクに同期したタイミン
グ信号を発生させる為タイミング信号発生器2へ
供給される。一方、入力ビデオフオーマツト信号
はATC回路13にも入力され、この回路により
プレーヤ間のビデオ信号のバラツキ及びビデオデ
イスク等のバラツキの為のデータの読み取り誤り
等を防止する為、ビデオ信号に挿入されたデータ
のピークレベルとペデスタルレベルにより自動的
に最適なスレツシユルドレベルを決定し、アナロ
グビデオ信号上のデータは波形整形されたNRZ
のデイジタル信号になる。デイジタル信号になつ
たデータはロツクランイン分離器14によつて、
クロツクランイン信号が抽出されシステムクロツ
ク発生器18によつてクロツクランイン信号と同
位相のシステムクロツクを発生させる。 クロツクランインを分離した後デイジタルデー
タはS/P変換器24でシリアルデータから8ビ
ツトパラレルデータにタイミング信号発生器2か
らの信号で変換される。8ビツトパラレルデータ
からロツクコントロールデータ分離器39でタイ
ミング発生器2からのタイミングでコントロール
データが分離され、そのコントロールデータ中の
後述するサンプリングコードはサンプリングコー
ド判別器40でタイミング信号発生器2からのラ
ツチ信号によつて判別保持される。サンプリング
コード以外のコントロールデータはタイミング信
号発生器2からのタイミングでコントロールコー
ドバツフア20に格納される。コントロールデー
タ分離器39を通過したコントロールデータ以外
の音声データは大容量バツフア・メモリ5に蓄え
られるが、そのアドレスはアドレスカウンタ22
によつて指定される。アドレスカウンタには2(W)
信号がアドレスカウンタのクロツク入力端子に接
続されシステム制御器7から先頭アドレス指定さ
れた後、次のアドレスは2(W)でアドレスカウンタ
がカウントアツプして順次書き込まれる。ここで
2(W)は時間軸圧縮時の伝送レートである。 次に大容量バツフア・メモリ5から読み出すク
ロツク1(R)はサンプリングコード判別器40の出
力に従つて発生されたサンプリングクロツクであ
り、D/A変換器9へも印加されD/A変換の開
始を指令する。読み出し時の先頭アドレスは書き
込み時と同じようにシステム制御器7によつて指
定され、アドレスカウンタ22のカウントアツプ
1(R)によつて行われる。サンプリングコードは
2ビツトで表わされコード判別器40でラツチさ
れているが、サンプリングクロツク発生器41
は、2ビツトの情報を受けて4種類のサンプリン
グクロツクを発生できるが、このシステム3種類
の32KHz、64KHz、96KHzのサンプリングクロツ
クを発生させているものとする。この3種類のサ
ンプリング周波数でD/A変換器9を動作させ
る。ここで音声データはアダブテイブデルタモジ
ユレーシヨン(ADM)でデイジタル化されてい
るものとし、D/A変換器はADMの音声データ
をアナログ音声信号に変換する。 さらに、2ビツトのサンプリングコードをもと
にデコード器42で切き替え回路43と選択回路
44をコントロールし、各々のコードに対応した
フイルタ45〜47を通過させ、サンプリングク
ロツクが32KHzのときは帯域2.5KHzのフイルタ
45、64KHzのときは帯域5KHzのフイルタ46、96K
Hzのときは帯域7.5KHzのフイルタ47を選択し
ている。又、クロツクコードバツフア20に格納
解読された各コードはシステム制御器7で各々の
コードに応じた制御を行わせ、プレーヤに関する
制御はプレーヤ制御器10によつて停止、再生、
コマ送り等の制御を行なわせる。 次に第18図に示すビデオソフトでの動作で説
明する。静止画1に対するSWSデータがSWSデ
ータ1、SWSデータ2、静止画2に対するSWS
データがSWSデータ3、SWSデータ4、静止画
3に対するSWSデータがSWSデータ5、SWSデ
ータ6とする。又コントロールデータ中の2ビツ
トのサンプリングコードが表−2(発明の詳細な
説明の未尾に記載)に示されている。 コントロールデータはそれによつて制御される
データのフレームの1つ前のフレームに記録され
ているものとし、VDPが再生動作中、SWSデー
タ1を再生する前のフレームのコントロールデー
タでサンプリングコードが64KHzである事を判別
器40で検知してSWSデータ1、SWSデータ2
を大容量バツフアメモリ5に格納し、静止画1で
SWSデータ1、SWSデータ2を64KHzのサンプ
リング周波数で再生する。次に静止画1の時点で
SWSデータ3、SWSデータ4のサンプリング再
生周波数が32KHzである事を装置40で検知し、
SWSデータ3、SWSデータ4を格納し、静止画
2で32KHzのサンプリング周波数で再生する。以
下同様に静止画3では96KHzで再生される。 このように、SWSデータの内容、種類更には
元音声情報の音質等によりサンプリング周波数を
変えて記録再生することが可能となる。 ここで、SWSデータがモノラスとステレオの
場合について、第19図及び第20図を用いて説
明する。第19図はかかる場合の再生系のブロツ
ク図であり、第17図と異なる部分についてのみ
述べる。コントロールコードに挿入されているス
テレオ/モノラル識別データは判別器48にて抽
出判別され、その判別結果をサンプリングクロツ
ク発生器41、切替タイミング発生器49及びオ
ーデイオ出力ラインの切替用リレーRY1,2へ送出
する。 切替回路43はステレオ、モノラル判別結果に
応じてタイミング発生器49から発生させる切替
タイミング信号によりアナログオーデイオ信号を
スイツチングしてフイルタ45,46へ送出す
る。ころらフイルタはサンプリング周波数成分等
高周波成分を除去する。リレーRY1,2はステレ
オ、モノラルに応じてオーデイオ信号を切替える
ものである。 次に第20図のビデオフオーマツトを用いて第
19図のブロツクの動作を説明する。VDPを再
生制御し、SWSデータ1の前のフレームのコン
トロールデータにおけるステレオ/モノラル識別
データが判別器48にて抽出され判別されて、
SWSデータ1,2がメモリ5へ格納される。こ
うしてメモリ5に格納されたデータを静止画1の
再生時に読出しモノラル再生を行う。次に静止画
1のフレームのコントロールデータによりステレ
オであることを判別し、SWSデータ3,4をメ
モリ5へ格納し、静止画2の再生時に読出しステ
レオ再生を行う。 ここで、モノラル時は1(R)はサンプリング周波
数に等しく、ステレオ時はサンプリング周波数の
2倍の周波数となり、これによつて時間軸伸張さ
れる。ステレオ時とモノラル時の1(R)の関係は、
ステレオ時にもモノラ時と同一帯域を得ようとす
る場合は、 ステレオ時の1(R)=2×{モノラル時の1(R)} となる。従つて、サンプリングクロツク発生器4
1は、モノラル/ステレオ識別データに応じて上
記関係のサンプリングを発生してデータをメモリ
5から読出す。 上記例ではD/A変換器9の出力を切り替え回
路43でステレオ時に分離しているが、この2つ
を入れ替えて、大容量バツフアメモリ5の出力を
切り替え回路で分離し、分離されたそれぞれの出
力にD/A変換器を接続し、D/A変換器の出力
をそれぞれフイルタ45、フイルタ46に接続す
るようにしてもよい。 コントロール・データはそれによつて制御され
るデータのフレームの1つ前のフレームに記録さ
れているとしたが、制御すべきデータと同一のフ
レームに記録してもよい。 なお第17図の例において、サンプリング周波
数に対応するローパスフイルタを3個使用し、
各々の帯域毎に独立して切り替して使用していた
が、スイツチドキヤパシタフイルタ(基本的に
は、スイツチとコンデンサで構成されているもの
で、クロツク周波数を変えることにより伝送特性
を周波数に沿つて相似的に移動できる)を用いて
4個で行うことができる。すなわち、サンプリン
グ周波数に対応しクロツク周波数を変えてやれば
各々の帯域のフイルタの働きをするのである。又
は制御関係にマイクロコンピユータを使用しても
良い。 第21図は、スイツチドキヤパシタフイルタと
マイクロコンピユータを用いた例である。第17
図と重複する所は説明を省く。コンコロールデー
タ分離器39で分離されたコントロールデータは
マイクロコンピユータでは書き込み時及び読出し
時に各々大容量バツフアメモリ5にアドレス信号
を供給したり、プレーヤの制御信号を発生させた
りするほかに、サンプリング周波数の切り替えコ
ードを解読して3種類のサンプリング周波数及び
スイツチドキヤパシタフイルタ51へのクロツク
周波数を発生させるような制御コードをタイミン
グ信号発生器2に供給する。 タイミング信号発生器では書き込みパルス2(W)
の他にマイクロコンピユータの制御信号に制御さ
れながら3種類のサンプリングパルス1(R)と、そ
れに対応した帯域のフイルタの機能をするために
3(B)のクロツク周波数を発生し、1(R)は大容量バ
ツフアメモリ5とD/A変換器9に、又3(B)はス
イツチドシヤパシツフイルタ51に供給する。ス
イツチドキヤパシタフイルタはクロツク周波数に
応じて伝送特性を相似的に移動させて各々の帯域
フイルタの機能を果す。 以上においては、デイジタルデータは画像に対
応する音声データすなわちSWS(Still Picture
With Sound)データであるが、これ以外にも外
部機器例えばパーソナルコンピユータ等のデイジ
タル信号処理装置に関連するソフトウエア情報等
を付加するようにすれば、記録媒体であるビデオ
デイスクを用いてVDPとコンピユータとの制御
が可能となり有用性が生ずる。 そこで、ブロツクc内に必要に応じて内部
SWSデータの他に外部デイジタルデータをも挿
入し、かつこれらデータの内部及び外部の区別の
ためにブロツクb内のコントロールデータに当該
識別情報を挿入する。第22図はその識別情報信
号の例を示すもので、コントロールデータ内の所
定位置に内部外部デイジタルデータ識別ビツトY
を挿入しておき、Yが「0」であれば内部SWS
データであり、「1」であれば外部デイジタルデ
ータであるとする。また、図に示すように、別の
所定位置には内部外部コントロール識別ビツトX
をも挿入し、Xが「0」であればそれに続くコン
トロールデータは内部制御用コントロールデータ
であり、「1」であれば外部制御用コントロール
データであるとすることができる。よつて、これ
等識別ビツトX、Yを再生時に判別することによ
り、パーソナルコンピユータ等の外部機器の制御
等が可能となる。 第23図はこの場合の再生系のブロツク図であ
り、入力ビデオフオーマツト信号には内部及び外
部のデイジタルデータ及びコントロールデータが
混在しており、かかる信号が信号分離器1へ入力
されると共に画面処理器8へも入力される。分離
された同期信号はタイミング信号発生器2の入力
に印加される。信号分離器2より分離された、コ
ントロールデータは誤り訂正器4の入力に印加さ
れる。また、内部(音声)データ又は外部データ
は、タイミング信号発生器2で発生される2(W)の
タイミング信号で時間軸伸張用のバツフアメモリ
5に逐次伝送されて格納されていく。次に、バツ
フアメモリ5よりタイミング発生器2より出力さ
れる1(R)信号にて読出され、誤り訂正器3が入力
に印加される。ここで誤り訂正処理された内部
(音声)又は外部データは、データ分離器52の
入力に印加される。ここで分離された音声データ
は、D/A変換器9の入力に印加される。D/A
変換器9でデイジタル信号をアナログ信号に変換
し、音声信号としている。この時2(W)>1(R)なる
周波数関係を保つ事により音声信号を時間軸伸張
している。誤り訂正器3から出力される訂正処理
を施されたコントロールデータはコントロールコ
ードデコーダ6の入力に印加される。 ここで、第22図に示したデータ内位置Xのビ
ツトによりデータセレクタ等で内部コントロール
データ出力はシステム制御器7の入力に印加さ
れ、外部コントロールデータ出力は外部システム
インターフエース53に印加される。システム制
御器7の出力の1である内部コントロールデータ
内の位置Yのビツトによるデイジタルデータ制御
信号が、データ分離器52へ印加されている。こ
れにより、データ分離器52は、外部データ出力
を外部インターフエース53に印加している。 システム制御器7の出力の1つはメミリ5の書
き込み、読出しの切り替え制御端子に印加されて
いる。又他の出力はタイミング信号発生器2の制
御端子に、画面処理器8の入力端子に夫々印加さ
れている。この画面制御器では、通常の画像はそ
のまま出力され、又デイジタル信号部分は黒レベ
ルに置換して出力するようになつている。 プレーヤ制御器10は、システム制御器7から
の種々の信号により、VDPの停止、通常再生、
コマ送り等の制御信号を伝送している。インター
フエース53の出力は、外部システム(パソコ
ン)54の外部入力へ印加される。これによつて
パソコン54は種々の動作を行ないうる。又パソ
コン54の外部出力(一般に、プレーヤ制御要
求、SWS再生制御が考えられる)が外部インタ
ーフエース53の入力へ印加されている。この信
号は、システム制御7の入力へ印加され、内部コ
ントロールデータとともに処理される。パソコン
54のRGB(3原色)出力と、画面処理器8で処
理された映像出力が外部の画面処理器55の入力
に印加されている。パソコン54からのコントロ
ール信号が画面処理器55の制御端子に印加され
ている。この画面制御器では、映像出力、RGB
出力、映像・RGB合成出力の切り替えをし、出
力するようになつている。尚、キーボードは56
は一般的なパソコンの入力装置である。 パソコン党の外部機器のデイジタルデータと
VDPにおける内部SWSデータとの混在したビデ
オフオーマツトの他の例を第24図に示す。本例
では、各フイールドにおけるブロツクcを夫々c1
〜c3の3つのサブブロツク(これをここではブロ
ツクと称す)に分けている。セグメント1の内容
は静止画(フレーム3)を説明するためのSWS
データであり、フイールド1のc1〜c3のブロツク
と次のフイールド2のc1、c2のブロツクの合計5
ブロツクからなる。セグメント2は外部データで
あり、フイールド2のc3のブロツクと、フイール
ド3のc1〜c3のブロツクと、フイールド4のc1
c2とのブロツクの合計6ブロツクからなる。尚、
フイールド4のc3のブロツクは黒レベルの画像と
する。これらフイールド、セグメント、ブロツク
に関する情報と内外部データ識別コードとの関係
が第25図に示されており、ブロツクカウント数
は、次に説明する第26図の装置におけるブロツ
クカウンタ63のカウント内容を示している。デ
イジタルデータはセグメント毎にセグメントNo.が
付され、各セグメントのデータ量はサブブロツク
数で表わされているものとする。 第26図は第24図に示したビデオフオーマツ
ト信号を再生するに適した再生系ブロツク図であ
り、57は、コントロールデータとそれ以外のデ
イジタルデータとを切替えて出力する回路であ
り、52はSWSデータをD/A変換器9へ、そ
れ以外のデイジタルデータをインターフエース回
路53へ夫々選択的に出力する切替回路である。
63はデータがメモリ5に入力されるとき、1ブ
ロツク周期毎にカウントして必要に応じシステム
クロツク発生器18のパルスによりリセツトされ
るブロツクカウンタであり、58は、コントロー
ルコードからデイジタルデータがSWSデータか
それ以外の外部データかを示すデータ識別コード
を解読するデータ識別コードデコーダである。5
9は、コントロールコードにより各デイジタルデ
ータを構成するブロツクの数を示すコードを解読
して比較回路61へ送出するブロツク数デコーダ
であり、60は、コントロールデータより各セグ
メント番号を示すコードを解読して比較回路61
へ出力するセグメント番号デコーダである。 比較回路61は各デコーダ58〜60にて解読
したセグメント信号、ブロツク数、データ識別コ
ード及びブロツクカウンタ63の出力を基にして
SWSデータのブロツクをメモリ5から読出す間
Hレベルを、外部データのブロツクを読出す間L
レベルを切替回路52へ出力すると共に、全ての
データの読出しが終了したときに、FF62をリ
セツトするリセツトパルスを発生する。尚、コン
トロールデータのうち各デコーダ58〜60にて
解読されるコントロールコード以外のコードはコ
ントロールコードバツフア20にて一時記憶され
る。FF62はシステム制御器7の出力によりセ
ツトされるようになつている。 かかる構成において、第24図のセグメント1
の先頭データから順次メモリ5へ書込まれ、セグ
メント1及びセグメント2に含まれるデータがす
べてバツフアへ格納される。続いて、VDPが静
止画を再生し始めたときにシステム制御器7はブ
ロツクカウンタ63をリセツトすると同時にメモ
リ5を読出し状態とする。セグメント1の先頭ブ
ロツクの読出しが終了すると同時にカウンタ63
は「1」となり以後メモリから1ブロツク読出さ
れる毎に1づつカウントアツプしていく。この場
合、セグメント1に対応するブロツクすなわちカ
ウンタが「0」から「4」まではデータ識別コー
ド“1”に対応しており(第25図参照)、よつ
てSWSデータであることを示すHレベルが切替
回路52へ送出され、セグメント2に対応するブ
ロツクすなわちカウンタが「5」から「10」まで
はデータ識別コード“0”に対応しており、よつ
て外部データであることを示すLレベルが切替回
路52へ出力される。 カウンタ63が「11」になつて全てのデータの
読出しが経過すると、比較回路61はFF62を
リセツトし、このFFのQ出力によりメモリ5は
読出しを停止する。以上の動作により、セグメン
ト1の内容が音声信号としてD/A変換器9から
出力され、セグメント1の内容が外部データとし
てインタフエース53を介してパソコン等へ出力
されるのである。 次に、静止画に対しSWSデータのみならず文
字やその他のコードを記録すると共に、当該
SWSデータや文字等も夫々互いに異つた内容の
ものを記録しておき、再生に際してこれらを任意
に選択するようにすれば、多方面の応用が可能と
なる。以下にかかるシステムにつき説明する。 第27図は当該システムのビデオフオーマツト
の記録例を示す図であり、各コントロールコード
は、制御対象となる画像及びデイジタルデータの
1フレーム前のbブロツクに記憶されている。
又、1枚の静止画に対して数種類の内容の異つた
音声及び文字その他のデイジタルデータが記録さ
れている。本例の場合は4種類の音声とデータが
記録されている。第28図Aは音声と文字データ
の場合の一例であり、Bは同様に4種類の音声例
でCは4種類のデータであるが、データ1は外部
入力と比較するデータである。又データ2〜デー
タ4は文字コードである。第29図は各種の制御
コードとそれに対応する処理内容である。コード
は全てアスキーコードである。第30図は第27
図のビデオフオーマツトにおける第28図Aの場
合の各フレームのコントロールコードを示したも
のである。第32図は、このシステムの例に於け
るSWSデコーダのブロツク図である。 図において、前フレームのコントロールコード
を格納するバツフアメモリ20が設けられてお
り、このメモリからコントロールコードが読出さ
れ解読されそれ以後各処理が施される。システム
制御器7は、デイジタルデータがSWSデータで
あるか文字データか、または外部信号との比較デ
ータであるかを判断し各ブロツクへ各々のデータ
を供給するよう制御する。また、映像信号を直接
出力するか画面を黒レベルとするか、この黒部分
に文字を表示するか、または映像信号に文字を加
算するかの制御機能をも有する。すなわち、文字
バツフア65及び映像処理器8の動作が制御され
て映像処理がなされる。文字バツフア65は画像
合成等において表示する文字の文字コードを一時
記憶するメモリである。 第28図Aの音声/文字データを第27図のビ
デオフオーマツトで記録媒体に記録した場合の、
各フレームのブロツクb内に記録されているコン
トロールコードの内容を第30図に示してある。
一般に、映像信号は奇数フイールド、偶数フイー
ルドの順に再生される。最初に奇数フイールドの
ブロツクaの部分が再生される。ここに記録され
ているプレーヤ内部の制御コードは、プレーヤ内
部で処理されるので、SWSD(静止画に音声とデ
ータを付加する事)デコーダは一切関与しない事
になる。次に、ブロツクbの部分を再生するに先
立つて、当フレームの1フレーム前の制御コード
に従い、画面及び音声制御がなされる。次にbの
部分を再生し、次のフレームの制御コードを
SWSD内のコントロールコードバツフアメモリの
奇数フイールドの格納エリアに一時記憶する。次
にcの部分を再生する。cの部分に記録されてい
る内容が通常の動画であれば、画像及び音声はプ
レーヤから供給される各々の信号を外部へ供給す
る事になる。デイジタルデータであれば、前フレ
ームの指定のデイジタルデータを大容量のバツフ
アメモリに読み込み、かつ画面及び音声はミユー
トになる。次にcの再生が完了し、Qを再生し
て、次に偶数フイールドを再生する事になり、奇
数フイールドと同様にa、bを再生する。今度は
偶数フイールドのbに記録されているSWSDの制
御コードを同様にコントロールバツフアメモリの
偶数フイールドのエリアに格納する。bの再生を
完了すると、次のフレームを制御すべきコード
は、デコーダ内のコントロールコードバツフアメ
モリに読み込まれたことになる。次にcを再生す
るものであるが、当フレームに於けるcの処理
は、奇数フイールドと同様に当フレームの前のフ
レームで読み込まれたコントロールコードに従つ
て、奇数フイールドと同様処理を行うのと並行し
て当フレームで読み込まれたコントロールコード
の訂正処理、デイ・インタリーブ及び解読されシ
ステム制御内の各部へ制御用の信号がセツトされ
る。c、Qの再生が終ると、次のフレームを再生
するのに先立ち、当フレームで読み込み、各部に
セツトされた制御信号を出力して、画面、音声、
及びデータ処理を行うのである。 次に第27図と第30図で詳細に説明する。第
27図中Aのフレームを再生する。AM、PM、
DAW01006018〜DAW03006078のコードをバツ
フアメモリに格納すると、誤り訂正器4にて訂正
を行い、訂正処理されたコントロールコードはシ
ステム制御器7にて解読され、各制御信号が制御
出力用ラツチにセツトされる。なお、このフレー
ムではcに画像(動画)が記録さているので、デ
コーダの映像及び音声出力はプレーヤの各出力が
外部に供給されるようになつている。次に、第2
7図Bのフレーム再生に先立つて、システム制御
内の各制御部にセツトされていた信号は、シフト
されて直接各部の制御を行う事になる。この際、
AMはオーデイオ出力はミユートを示すコードで
あるので音声出力はミユートになる。又PMは画
面ミユートであるので、画面が黒くなる映像信号
が出力される。次に順次各ブロツクが再生されb
では次のフレームのコントロールコードが読み込
まれる事になり、cでは指定のSWSデイジタル
データが大容量バツフアメモリに格納されてい
く。このようにして、C,Dの各フレームもコン
トロールコードは、次のフレームを制御するため
に、制御対象となる1フレーム前に常に先行して
デコーダ内部に読み込まれ、次のフレームで各々
の制御を行つている。Eのフレームを再生するに
あたり、Dのフレームで読み込まれた制御コード
でEフレームは制御される。最初にASは音声出
力がSWSDの音声出力を示すので、SWSDの
SWSデイジタルデータをD/A変換し、ローパ
スフイルタを通した静止画用の音声が出力される
ことになる。PAはプレーヤの出力の映像信号と
文字との加算を出力する事になる。この時点で
は、まだ文字コードが読み出されていないので、
プレーヤからの出力の画像が出力される。なお当
然の事であるが当フレームのaにはストツプコー
ドが記録されており、プレーヤが内部で解読し、
静止画再生になつている。ここでSCTは、外部
から指定されたデータ群を出力する命令であるの
で、外部から指定しない限り音声の文字も出力さ
れない。ここで外部よりSWSの2番目と、文字
データの2番目を指示すると、大容量バツフアメ
モリの指定のアドレスから、SWSデイジタルデ
ータを読み出しD/A変換し、ローパスフイルタ
を通して出力される。又文字データも大容量バツ
フアメモリから読み出し、文字バツフアに格納後
プレーヤの出力の映像信号と合成し、外部へ供給
する。この場合は音声は『マザー』、文字は
『Mather』がそれぞれ出力される。次に別の音声
と文字を出力する場合は別のコードを外部から供
給してやれば良く、短い文章や単語及び文字等を
あらかじめ大容量バツフアメモリに制御コードと
関連して記憶しておき、その中から任意の音声及
び文字を含めた他のデイジタルデータを選択して
出力する事ができる。静止画再生状態から次の動
作に移行する場合はプレーヤにリモコンからコン
トロール信号を送つてやれば良い。第31図は(1)
フレームと(2)フレームの時間軸上での処理をタイ
ミングチヤートで示したものである。 次に、第32図のブロツク図に於ける動作説明
をする。映像信号はTV同期信号分離器1の入力
に印加されるとともに映像処理器8の入力にも印
加される。TV同期信号分離器で分離されたH.V
同期信号は、タイミング信号発生器2の入力に印
加される。タイミング信号発生器では、システム
クロツク(7.16MHz)からH.V同期信号を基準に
して、デコーダ内の各ブロツクのタイミング信号
を発生させている。特に、コントロールコードバ
ツフアメモリ20に一時記憶するタイミング信号
4(CW)は、各フイールドの23H〜26Hで発生す
る信号である。又コントロールコードバツフアメ
モリからシステム制御器7にコントロールコード
を読み込むタイミング信号3(CR)は偶数フイー
ルドの27H以降に発生するタイミング信号であ
る。2(W)は大容量バツフアメモリ5に、デイジタ
ルデータを取り込む時に発生するタイミング信号
でブロツクcにデータが記録されている場合の
27H〜260Hの期間で発生するタイミング信号で
ある。1(R)は大容量バツフアメモリ5から、デー
タを読み出す時に発生するタイミング信号で主と
して静止画再生時に発生し、音声のサンプリング
周波数に依存している。ここで周波数的に2(W)>
1(R)であれば、SWSデイジタルデータに関して
は、時間軸伸張処理が施される事になる。 各タイミングの制御はシステム制御器7から制
御信号を得て、これら種々のタイミング信号を発
生している。TV同期信号器1から出力される映
像信号(同期信号を除去したもので輝度信号とも
いう)はスレシユホールド回路13の入力に印加
させる。スレツシユホールド回路では、任意のレ
ベルよりも振幅値が大きい場合はデイジタル信号
で「1」に又小さい場合は「0」という具合に、
デイジタル信号列に変換後、さらに8ビツト並列
に変換し、コントロールコードバツフアメモリ2
0及び大容量バツフアメモリ5に供給する。コン
トロールコードバツフアメモリでは、システム制
御器から奇数フイールド時には、奇数フイールド
のコントロールコードを格納するエリアのアドレ
スを又、偶数フイールドの場合は偶数フイールド
のアドレスを得て、タイミング信号発生器2から
発生する4(CW)信号で順次格納して行く。偶
数フイールドでコントロールコードの格納が完了
すると、次に3(CR)信号で誤り訂正回路4で訂
正処理を行つた後にシステム制御器7の入力に印
加される。システム制御器では、コードを解読
し、各処理部へ信号をセツトする。デイジタルデ
ータの容量を管理するコードの場合は、アスキー
コードから2進データに変換して、データ管理用
レジスタにセツトし、次のフレームの再生に先立
つて映像処理器8及び音声切り替えスイツチ66
を制御する。スレツシユホールド回路13から供
給されるデイジタルデータは大容量バツフアメモ
リ5の入力端子に印加される。この大容量バツフ
アメモリではタイミング信号発生器から供給され
るタイミング信号2(W)及びシステム制御器から書
き込み時のアドレス信号を得て順次格納してい
く。次に、大容量バツフアメモリにデータの書き
込みが完了すると、通常の場合は、タイミング信
号の発生2の1(R)とシステム制御器から読み出し
アドレス信号を得て、大容量バツフアメモリから
読み出し誤り訂正回路3の入力に供給する。この
誤り訂正回路で訂正処理及びデイ・インタヘーリ
ーブ後、システム制御器により、SWS用デイジ
タルデータの場合は、D/A変換器9の入力に印
加される。D/A変換器ではデイジタル信号をア
ナログ信号に変換後、ローパスフイルタを通じ、
音声信号切り替えスイツチ66を通して、外部へ
供給される。文字データの場合は、同様にシステ
ム制御器より制御信号を得て、文字バツフア65
を通して映像処理器でプレーヤから供給される映
像信号を合成して、外部へ供給するように動作す
る。又数種類の内容の音声と文字データの場合に
は、あらかじめ選択読み出しである事を指定する
コントロールコードを1フレーム前に読み込み解
読しているので、外部から指定するコードが供給
されない限り音声も文字も出力はされない。外部
から指定のコードがシステム制御器に供給される
と、システム制御器では、コードを解読し、大容
量バツフアメモリにおける指定のSWSデータ及
び文字データが記録されているアドレスを大容量
バツフアメモリに供給するとともにタイミング信
号発生器に1(R)のパルスを発生するように制御コ
ードをタイミング発生器に供給するとともに、
D/A変換器9にも制御信号を供給し更に文字バ
ツフアにも制御信号を供給して、指定の音声及び
文字を出力するようにしている。次に、異る音声
及び文字を供給すれば同様の処理で音声及び文字
を出力するように動作する。デイジタルデータが
外部信号との比較データである場合には、誤り訂
正後システム制御器に取込まれて外部からのデー
タ入力を待つことになる。 尚、通常動画の場合には、一般に行われている
周波数多重比によりアナログ音声が重畳して記録
されており、この場合、スイツチ66において当
該アナログ音声が再生出力として導出されるよう
になされるものとしている。 上述の各例におけるbブロツクのコントロール
データを、このコントロールデータにより処理さ
れるデイジタルデータや画像情報と同一フレーム
内に挿入した場合、このコントロールデータを再
生しデコーダして識別するためには高速処理を行
う必要が生じる。そのために、コントロールコー
ドの処理回路を高速動作するバイポーラトランジ
スタを用いた回路(エミツタカツプリングロジツ
クやシヨツトシキIC)が必要となり、回路の小
型化や低消費電力化が困難となる。 そこで、既述の如く処理されるべきデイジタル
データや画像情報に対応したコントロールデータ
を当該デイジタルデータ等の挿入フレームに対し
て最低1フレーム前に挿入するようにし、このコ
ントロールデータの再生、デコード等の処理時間
を少なくとも1フレーム相当期間にするようにし
ているのである。 すなわち、第31図のタイミングチヤートに示
すように、第27図のビデオフオーマツトの例で
は、Aのフレームのブロツクbのコントロールコ
ードを当該Aフレームの画像再生処理の間訂正、
デコード等の処理を行つて次に続くBフレームの
データ処理をこのコントロールコードに応じて行
うようにしているものである。 また、コントロールコードの情報量の増大に伴
つて、1フレームを構成する2つのフイールド
(奇数及び偶数フイールド)の対応する同一水平
走査線に亘つてコントロールコードを割り当て挿
入している。第33図にその態様を示しており、
Vは垂直同期信号区間であり、a、b、c及びQ
は第1図の例と同一であり、各添字の1、2の数
字は、1が奇数フイールドをまた2が偶数フイー
ルドのものを示す。各走査線数の例は第3図に示
す如くである。ブロツクbであるコントロールコ
ードについては2つのフイールドすなわち1フレ
ームでインタリーブ及び誤り訂正が完了するよう
構成されており、ブロツクcでは各サブブロツク
(第1図参照)においてインタリーブや訂正が完
了するようになされている。ブロツクbは各種コ
ントロールコードであつて機器の制御に重要な情
報を有しているから、訂正能力の高い誤訂正符号
が付加されるもので例えば、1ワードシンドロー
ム訂正、2ワードイレージヤ訂正をなすようにな
される。一方、ブロツクcのデイジタルデータに
ついては、多少の訂正不可能が生じても異音や解
読不能な文字等にならない限り問題はないので、
訂正能力のより低い符号構成とされ例えば1ワー
ドシンドローム訂正を行うようになされる。 第34図はコントロールブロツクの誤り訂正を
示すための図であり、ブロツクbに記録されてい
る。このブロツクbは上記した如く1フイールド
の23H〜26H、2フイールドの23H〜26Hの合計
8Hから成つており、全部で288バイトとされる
が、有効情報容量は80バイトであり、残りの208
バイトは第34図に示した立方体のX、Y及びZ
方向のパリテイP、Qである。P、Qの添字X、
Y、Zはそのパリテイを含む符号語の方向を示し
ており、数字の添字はその符号語の先頭ワードの
番号に対応している。PXPYOなるワードは、X方
向のパリテイPXであると同時にY方向パリテイ
でもあり、各方向の先頭のPXPYの番号が0であ
ることを示している。また、QXQYQZなるワード
はX方向のパリテイQXであると同時に、Y方向
検査ワードQYでもありまたZ方向のパリテイで
あることを示している。P又はQの組み合わせと
添字で表現された他のワードについても同様であ
る。尚、1ワードは8ビツトとしている。 ここで、図の左端部のYZ平面に属するワード
群W0、W、W20、W40、W41、W60、W51、PYO
QYO、PY1、QY1、の12ワードは後述するフレーム
識別コードとして用いられるものである。先ず誤
り検出としては、1/3水平走査線(1/3H)毎に、
(n、k)=(12、10)の符号を構成して検出する。
これは第34図のPX、QXによるX方向の誤り検
出に相当する。次に誤り訂正としては、2H毎に
(n、k)=(6、4)の符号を構成して訂正する。
これは図のPY、QYによるY方向誤り訂正に相当
する。更に、2Hおきの4ワードに対して(n、
k)=(4、2)の符号を構成して訂正を行う。こ
れは図のPZ、QZによるZ方向の誤り訂正に相当
する。 本例では、誤り検出および誤り訂正をすべてガ
ロア体GF(28)上のリードソロモン符号により8
ビツトのワード単位で行つており、原子元xは、
P(x)=x8+x4+x3+x2+1の根とする。ただしα
=(00000010)とする。また検査行列Hは、 H=1、1……1、1 αo-1、αo-2……α、1 (n;符号長) であり、これをビツト単位で行列Tを用いて表わ
すと、 H=I、I……II To-1、To-2 T、I となる。 ただし、Iは8行8列の単位行列でTは下記の
ような8行8列の行列とする。 T=01000000 00100000 00010000 10000000 10000100 10000010 00000001 10000000 さて、誤りの位置や誤りの内容を知るには、以
下のように定義されるシンドロームSを求める。 S=[SPSQt=H・[Wn−1、Wn−2、…
…W2、P、Q]t 上式においてSP=SQ=0を満足するように情報
ワードを共に、P、Qが記録される。そこで、フ
レーム識別コードを偶数フレームに記録する時
は、“00000000”、奇数フレームのときは
“00111110”とするこのときPY0、PYOPY1、QY1
パリテイは、偶数フレームの場合“00000000”、
奇数フレームの場合“00111111”であり、フレー
ム識別コードとして利用できる。 かかるフレーム識別コードを隣接フレーム相互
間で互いに変化するコードに定めて、ブロツクb
内に記録しておけば、再生時にこのフレーム識別
コードの変化の有無を検出するようにすれば、変
化時には動画であり、非変化時には静止画である
ことが速やかに検出可能となる。 そこで、例えば第26図の再生系において、切
替え回路57から出力されるコントロールコード
のうちフレーム識別コードを抽出して識別する動
画・静止画検出器を設け、この検出出力をシステ
ム制御器7へ送出するようにする。この動画・静
止画検出器の1構成例が第35図に示されてお
り、以下の如き構成となつている。 フレーム識別コードの第3ビツトから第7ビツ
トがすべて0であるかどうかを検出するノアゲー
ト350、すべて1であるかどうかを検出するア
ンドゲート351、両ゲートにより(00000)及
び(1111)が検出されたときに夫々1なる検出パ
ルスをクロツクCKと同期して次段のアツプダウ
ンカウンタ35のアツプ及びダウンカウント制御
端子へ夫々印加するアンドゲート353,35
4、カウント数が16以上のオーバフロー、0以下
のアンダフローをそれぞれ防止するため、上記検
出パルスのカウンタの入力を禁止すべく、カウン
タの出力4ビツトQA、QB、QC、QDを監視し、そ
れが16又は0になつたときに低レベルの信号を発
生してゲート353,354を閉となるオーバ・
アングフロー防止器355、カウンタ352の最
上位ビツト出力を読み取りフレームに同期したク
ロツクでシフトさせる2ビツトシフトレジスタ3
56及びシフトレジスタ356の2つの出力を用
いて動画か静止画かを検出してその検出フラグを
出力するエクスクルーシブオアゲート357とか
らなる。 読取られたコントロールコードのうち、フレー
ム識別コードは、高速の検出を必要とすることか
ら誤り訂正を行わずにその代り、12ワードの識別
コードを用いて信頼性を高めて第35図の回路へ
入力される。入力された識別コードは、第3〜第
7ビツトがすべて0か1かをゲート350,35
1により検出される。すべて0であればゲート3
52をアツプカウントせしめ、1であればダウン
カウントせしめる。このときゲートの初期値を8
すなわち4ビツトのうち最上位ビツトを1にして
おけば、フレーム識別コードが(00000000)のと
きすなわち偶数フレームを再生中のときは、ゲー
トの4ビツト出力の最上位のビツトQDは常に1
であり、(00111110)の時すなわち奇数フレーム
再生中は、QDは常に0となる。これによつて、
偶数、奇数フレームの再生を知ることができ、1
ビツトの検出で可能となる。 ここで、フレーム識別コードは1ワードさえ読
みとれば、動画、静止画の何れかを検出できるの
であるが、ドロツプアウト等によりこのコードが
欠落しても検出可能なように12ワード記録されて
いる。そこで、カクンタ352は同じフレーム識
別コード何回もカクンタする可能性が生じる。従
つて、カウンタの出力はオーバ・アンダフロー防
止器355に入力され、その出力が15又は0とな
るとゲートの入力段のアンドゲート353,35
4を閉としてカウントを停止させるようにしてい
るのである。 このカウンタ352の出力の最上位ビツトQD
を2ビツトシフトレジスタ356に、フレームに
同期したクロツクにてシリアルに入力する。この
とき動画再生であれば、シフトレジスタへ入力さ
れたカウンタ出力は異なるので、これらのゲート
357に入力すれば、出力はHとなる。一方、静
止画再生ならば、シフトレジスタの出力はLとな
り動画、静止画の再生状態の区別が可能となる。
この検出出力をシステム制御器7からシステム各
部へ送出すると共に、必要に応じてインターフエ
ース53を介してコンピユータ等の外部機器へ送
出することができる。 コントロールコードの容器の増大に対処するた
めの他の例として、1フレームに対応するコント
ロールコードを複数フレームに分割して挿入記録
しておく方式が考えられる。この場合の再生系の
概略ブロツクが第36図に示されており、ビデオ
フオーマツト信号からV、Hシンク、データ同期
信号、コントロールコード、SWSデータ等を
夫々分離する分離器1、V、Hシンク及びデータ
同期信号からシステム各部へのタイミング信号を
発生するタイミング信号発生器2、SWSデータ
をアナログ信号に変換するデイジタル音声処理器
69、コントロールデータを記憶するバツフアメ
モリ20、コントロールデータの誤り訂正をなす
訂正器4、コントロールデータの完結を検出する
データエンド検出器68、メモリ20からのデー
タを解読するデコーダ67、デコーダからの制御
命令、入装置(コンピータ等)からの入力情報や
VDPのステータス信号を受けて各部に制御信号
を発生送出するシステム制御器7、ビデオ信号に
対し種々の処理をなす画面処理器8及びSWSデ
ータ出力と一般のオーデイオ信号との切替を行う
オーデイオ信号処理器70からなる。 いま、ある1フレームに対応するコントロール
データを複数フレームのブロツクbに分割して挿
入記録しておき、次に続くフレームにこのコント
ロールデータが連続するか否かの識別信号をも挿
入しておく。 次に動作について説明する。図において、ビテ
オフオーマツト信号入力は信号分離器1に印加さ
れ、垂直同期信号、水平同期信号、データ同期信
号、およびコントロールプログラム、デジタル音
声データが分離される。分離された垂直同期信
号、水平同期信号、データ同期信号はタイミング
信号発生器2に印加され、各部へ送り出すタイミ
ング信号を発生する。また、デジタル音声データ
はデジタル音声処理器69の中のバツフアメモリ
に書きこまれ、誤り訂正を行つた後、時間軸伸張
読み出し、D/A変換器を経てアナログ音声信号
として取り出される。コントロールデータはバツ
フアメモリ20に書き込まれ、誤り訂正器4によ
つて誤り訂正を行う。このとき、データエンド検
出器68はコントロールデータが完結するか次の
フレームに連続するかの識別信号を検出する。コ
ントロールデータが次のフレームに連続するとき
は、バツフアメモリ20内のコントロールデータ
はデコーダ67へ送らず、そのまま保持する。ま
た、コントロールデータが完結するときは、デコ
ーダ67はバツフアメモリ20内のコントロール
プログラムを読み込み解読する。システム制御器
7はデコーダからの制御命令、入力装置からの情
報、プレーヤのステータス信号を受けて、タイミ
ング信号発生器、デジタル音声処理器、画面処理
器、音声信号処理器、およびビデオデイスクプレ
ーヤに種々の制御信号を送り出す。画面処理器8
はビデオフオーマツト信号入力に対して、デジタ
ル音声データの部分にマスキング(テレビ画面を
黒に落とす)を施したり、文字、図形をスーパー
インポーズしたりして、映像信号出力とする。音
声信号処理器70はデジタル音声データの復調音
声信号と音声信号入力の切替を行う。プレーヤ制
御信号はプレーヤのコントロール入力端子に印加
され、通常再生、スロー、静止、フレーム番号サ
ーチ等の制御を行う。 次に記録媒体に通常の動画(音声付き)と
SWSとを混在して記録することによりいわゆる
ビデオソフトの多様化を図ることがある。この場
合、例えば各フレーム単位に通常動画とSWSと
の識別コードを予め記録しておき、再生に際しこ
の識別コードを読取つて判別し再生動作を此れに
応じて切替える方法が考えられる。 そして通常動画の場合には、一般のビデオデイ
スクで行われている如く音声はアナログ形態のま
まで例えば2.1MHz(ステレオ時は更に2.2MHzの
音声サブキヤリヤをFM変調してビデオ情報(こ
のビデオ信号もFM化されている)と周波数多重
化して記録しておく。静止画の場合には、デイジ
タル化されたSWSデータをブロツクcに挿入し
時分割多重化して記録しておく。 第37図はかかる場合のコントロールコードの
内容を示すもので、8ビツト構成のうち上位4ビ
ツトが出力制御コードであり、下位4ビツトが入
力制御コードである。出力制御コードはステレオ
とモノラルとの識別をなすためのコードであり、
入力制御コードはモノラルのときに、SWSデー
タを選択するか、アナログ音声のch1又はch2を
選択するか、更にはミユートをなすかを決定する
ものであり、すべて論理“1”で選択、“0”で
非選択をなすようになつている。尚、Xは制御に
関与しないビツトであつて本例では強制的に
“0”とされているものとする。尚、ステレオの
時は、オーデイオ入力はVDPによる2chのステレ
オ再生出力(周波数多重記録されたものの再生出
力)が選択されるもので、優先度は「ステレオ」
が高くなつており、ステレオに論理“1”がたつ
と他のビツトは無関係となるようになされる。 第38図はかかる場合の再生系のブロツク図で
あり、コントロールコードデコーダ6からの音声
選択用コード(第37図)を一時記憶するための
6ビツトラツチ71、このラツチ71の出力によ
り、音声選択用リレーRY1〜RY6の駆動をな
し更にドロツプアウト等でコントロールコードが
訂正できずに誤データがセツされた場合にも故障
等を起さないように作動する保護回路72及びこ
の回路72の出力によりオンオフ制御される音声
選択用リレーRY1〜RY6とを有している。 第38図はコントロールコードとリレーRY1
〜RY6の動作関係を示した図であり、モノラル
に論理1がたつとL、R出力から同一の音声が、
下位4ビツト(第37図参照)で指定される音声
ソースが出力される。ch1に論理1がたつと、
VDPのLch出力が、ch2に論理1がたつとVDPの
Rch出力が夫々出力されるもので、一般に動画に
対して異種の内容の音声を挿入しておきユーザの
好みにより選択させる場合に用いられる。SWS
に論理1が立つと、時間軸圧縮されたSWSデー
タが時間軸伸張処理されかつD/A変換されてア
ナログ音声として出力される。また、ミユートに
論理1が立つと、音声出力が出ないようになされ
る。 第40図は第38図の保護回路の1例を示す図
であり、第37図のXで示す2ビツトを除く6ビ
ツトを用いてインバータとアンドゲートとにより
構成している。 第41図は本例のビデオフオーマツトを示す図
であり、Aの期間では、SWSデータはブロツク
c全体に挿入されているので音声はミユートとさ
れる。よつて動画で再生しつつSWSデータをバ
ツフアメモリ5へ順次格納して行く。尚、この間
のコードは11である。期間Bになると、VDP
は静止画を再生することになるが、この時メモリ
5に格納されているSWSデータが時間軸伸張さ
れてメモリから読出され、、出力にはこのSWSデ
ータのアナログ化された音性が導出される。この
間のコードは18である。期間Cになると、
SWSデータをメモリへ格納しつつ動画再生をな
すが、この時の音声はch1、ch2の音声を再生し
ている。この時のコードは80となつている。次
に期間Dになると、VDRは再び静止画を再生し、
SWSデータをメモリから読出して時間軸伸張さ
れ音声として出力されるもので、この間コードは
18である。 次にデイジタルデータの分離方式について以下
に述べる。 先ず第42図を参照するに、等図は従来におけ
るデータ分離回路のブロツク図であり、421は
ペデスタルレベルを一定電圧とするペデスタルク
ランパ、422は閾値(スレツシユホールド)
VDにてデイジタルデータを比較して1,0のデ
イジタル信号に波形整形するコンパレータ、42
3はVシンクを検出する検出器、424はVシン
クを入力とするPLL(フエイズロツクドループ)
回路、425はH区間のデータ最前部に挿入され
ているデータ同期(DS)パルスを取り出すDS検
出器、426はDSパルスとPLL424からのク
ロツクとからデータの読取クツク(DCK)の基
準となる信号を生成するリセツト回路、427は
リセツト回路426から出力されるクロツクをデ
ータの各ビツト区間の中心に立上りがくる用に遅
延させるための遅延回路及び428は遅延回路4
27からのDCKを基準としてデータを読取るFF
である。 ここで、第11図に示した1H区間のデイジタ
ル信号波形のDSパルスを含むデイジタルデータ
の1部波形拡大図が第43図aに示されており、
この信号aはクランパ421にてペデスタルクラ
ンプされ、コンパレータ422において閾値VD
により1,0のデイジタル信号として第43図b
の様に波形整形される。 一方、検出器423において検出されたVシン
クを基準としてPLL424が動作し、データの
ビツトレート周波数の4倍のクロツクが図dの如
く出力される。また、DSパルスが検出器425
にて図cのように検出され、これをゲートパルス
としてリセツト回路426の動作を活性化させ
て、PLL424からのクロツク2の立上り(図
中のA点)でリセツトされかつデータのビツトレ
ートと同一周波数のクロツク図$の様に発生させ
る。このクロツクeを、遅延回路427にてデー
タの各ビツト区間の中心に立上りがくるように遅
延させて、DCKをfの如く発生せしめる。この
DCKがシステムクロツクとなると共にFF428
のクロツクとして用いこのDCKに同期したデー
タが読取り出力として得られるようになつてい
る。 第42図の回路方式では、コンパレータ422
のスライスレベル(閾値レベル)VDは、入力信
号の振幅変動に対して追従することなく一定とな
つている。よつて、正確なデータスライスが不可
能であり、データ読取りが正確とならない。ま
た、DCKの基準クロツクeを生成するためのリ
セツト点は、正確にはDSパルスcの立下り点と
すべきであるが、実際にはクロツクパルスdの立
上り点でクロツク(e)がリセツトされる。そのため
にクロツクeは最大クロツクパルスdの一周期分
だけ位相ずれを生じ、最終的にデータ位相と正確
に一致したDCKを得ることはできない。 また、この様にDSパルスの立下りをDCKの位
相基準として1H区間のデータを読取るために、
例えば第11図に示したDSパルスがドロツプア
ウト等にて検出できなかつたり、誤つた位置で検
出した場合には、その1H区間では正確なリセツ
トがなされずデータ読取り誤りを生じる。更に、
かかる方式でDCKを生成する代りに、データ反
転を常に監視してそれに追従するDCKを生成す
る方式、例えばPLLを用いた方式とすれば上述
の欠点はある程度解決されるが完全ではない。 そこで、フイールド内の最前部におけるブロツ
クaに挿入されている第10図に示したフイール
ドシンクデータを用い、このデータによりいわゆ
るATC(自動閾値制御)回路を構成させて前記欠
点を解決せんとするものであり、第44図にその
具体例のブロツクが示されている。 ビデオフオーマツト信号はペデスタルクランパ
421にてペデスタルクランプされると同時に、
このクランパ421からペデスタルレベルVP
出力されるようになつている。ビデオフオーマツ
ト信号にはデイジタル信号の他の画像信号も存在
しているので、デイジタル信号のみがゲート回路
429においてゲートされる。次のピークホール
ド回路430でデイジタル信号の正ピークがホー
ルドされ、先のペデスタルレベルVPとこのホー
ルド出力とが抵抗R1,R2の分圧回路で等分さ
れ、これが閾値レベルとしてコンパレータ422
の1入力となる。 この閾値レベルとクランパ421の出力とがレ
ベル比較され波形整形される。このコンパレータ
出力のうちデイジタルデータのみがゲート回路4
31にてゲートされ、このゲート出力の反転時に
立上る如きパルスがクロツク抽出器432で生成
される。そして、このパルスの立上りと同期しデ
ータのビツトレートと同一周波数でしかもデータ
の各ビツト区間の中心に立上りがくる如きDCK
がPLL回路434にて生成される。このDCKを
クロツク入力とし、コンパレータ422の出力を
データ入力とするFF428によりDCKに同期し
たデイジタルデータが読取られるのである。 ピークホールド回路430においては、データ
のドツプアウトやノイズ等による急激な振幅変化
で追従しない様に時定数が大きく選定されてい
る。 この様に、フイールドの最前部に挿入されてい
るフイールドシンクデータによつて、ピークホー
ルドとPLLのロツクとがある期間維持されるの
で、画像が続きその後にデイジタルデータが到来
しても即座にピークホールドとPLLロツクとが
可能となり、安定なデータ分離が可能である。
尚、フイールドの途中でPLLロツクがはずれて
も、第11図の如くデイジタルデータ直前のDS
信号によりロツクに引き込むことが可能となる。 画像信号期間がある程度長い場合には、PLL
のロツクがはずれる危険があることから、第45
図に示す様に画像信号の属する各H期間の先頭に
もクロツク同期信号に同期したパルスを数Hz挿入
するようにしておけば、フイールドの途中でたと
えPLLロツクがはずれても、次のクロツクパル
スによりPLLをロツクさせることができる。 尚、上記例ではPLL434を用いる方式とし
ているが、第42図に示した方式(リセツト方式
と称す)を使用しても良いのである。すなわち、
第44図の431〜434の各ブロツクを第42
図の423〜427の各ブロツクに変えても良
い。ところで、第4図に示す如くデイジタルデー
タ最前部にクロツクランイン信号及びDS信号を
挿入しているが、第42図のリセツト方式ではこ
の信号の1部を検出してリセツトを行うものであ
るから、この信号の略全体がドロツプアウトされ
ない限り良好な動作を行うのでドロツプアウトに
対しより強いものとなる。また、リセツト方式で
は、第45図の如く画像信号の前にクロツクを挿
入しないときには、画像信号期間中はリセツトが
なされないので、DCKのデータに対する位相ず
れが重畳されて再びデイジタルデータに移つた場
合には、当該クロツク信号がドロツプアウトで欠
落すると、その1H区間リセツトが得られず不正
確なデータ読取がなされるが、第45図の如く各
Hの先頭にクロツク信号を挿入しているので上記
不正確さはなくなる。しかし、このリセツト方式
では最大クロツク1周期分のずれが生じることは
さけられないる。 上記の説明では、記録媒体としてビデオデイス
クについて述べたが、ビデオテープ等でも良く、
またビデオフオーマツト化したデイジタルデータ
としてはSWS音声データ以外にも、文字情報や
機械的分野におけるストレージ情報や医学分野に
おける心電図等の医療情報、更には物理的な例え
ば温度情報等をも含ませることができる。このデ
イジタルデータは、直線又は折線のPCM方式、
適応差分PCM(ADPCM)やADM等の種々の符
号化方式を用いることができる。更に、ビデオフ
オーマツト信号型式はMTSC方式以外の例えば
PALやSECAM方式とすることも可能である。 また、各ブロツクa〜Qの走査線数は第3図の
例に限定されることなく種々の変形が可能である
ことは明白である。 本発明によれは、コントロールコードを情報
(画像、SWSデジタルデータ、文字コード、他の
デイジタルデータ)が記録されているフレームに
1フレーム先立つて記録し、再生するに際し情報
が記録されているフレームに1フレーム先立つて
再生する事によりコントロールコードを解読し、
処理する時間が十分とれるので、コトロールコー
ドの解読及び処理に使用する素子を高速で応答す
る素子を使用する必要はなく、少消費電力の素子
が使用可能であり、よつてシステム全体の消費電
力を少なくする事ができる。又コントロールコー
ドの解読処理部のLIS化も容易になる。又コント
ロールコードは制御対象のフレームより1フレー
ム前であるので、コントロールコードを奇数、偶
数フイールドに記録する事が可能であるから、フ
イールド間に関してはコントロールコードは、2
〜4Hの短時間で、単独では有効なインターリー
ブ及び訂正符号を付加する事はむずかしいが、1
フレーム内でかつ制御コードをフイールド間隔で
分散させる事ができるので、大きなインターリー
ブを施したのと同様の効果になり、かつ有効な訂
正符号を付加する事ができる。また、当然の事な
がら、奇数、偶数フイールドを有効に使用するの
で制御コードの容量が大きくなり、多様なビデ
オ・ソフトの制御が可能になる。 尚、コントロールコードはそれに対応する情報
の前のフレームに限らず2、3フレーム前でもよ
いことは勿論である。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における1フイールド画面のブ
ロツク分割態様を示す図、第2図はビデオフオー
マツト信号のVブランキング付近の拡大図、第3
図は第1図のブロツクの水平走査線数の1例を示
す図、第4図は1H内のデイジタルデータの挿入
例を示す図、第5図〜第7図はデイジタルデータ
と画像との挿入態様を夫々示す図、第8図は本発
明によるビデオフオーマツト信号の記録方式の概
略を示すブロツク図、第9図は再生系のブロツク
の1例を示す図、第10図はブロツクaのフイー
ルドシンクの波形例を示す図、第11図はブロツ
クcのデイジタルデータの1H分の波形例を示す
図、第12図は再生系のブロツクの他の例を示す
図、第13図は第12図のデータ同期検出器の具
体例回路図、第14図はコントロールデータの1
例を示す図、第15図は再生系のブロツクの別の
例を示す図、第16図は第15図のブロツクの動
作を示すタイミングチヤート、第17図は再生系
のブロツクの更に他の例を示す図、第18図はビ
デオソフトの1例を示す図、第19図は再生系の
ブロツクの他の1例を示す図、第20図はビデオ
ソフトの他の例を示す図、第21図は再生系の別
の1例を示す図、第22図はコントロールデータ
の他の例を示す図、第23図は再生系のブロツク
の更に別の例を示す図、第24図はビデオソフト
の別の例を示す図、第25図はブロツクcとデー
タ識別コードとの関係を示す図、第26図は再生
系の更に別の一例を示す図、第27図はビデオソ
フトの更に他の例を示す図、第28図はデイジタ
ルデータの内容を示す図、第29図及び第30図
はコントロールデータの例を夫々示す図、第31
図は第27図のビデオソフトに対する再生系の動
作タイミングを示す図、第32図は再生系のブロ
ツクの他の例を示す図、第33図はコントロール
データのビデオフオーマツト信号における挿入例
を示す図、第34図はコントロールデータの誤り
訂正方式を説明する図、第35図はコントロール
データの検出器の1例を示す図、第36図は再生
系のブロツクの別の例を示す図、第37図はコン
トロールデータの例を示す図、第38図は再生系
のブロツクの他の例を示す図、第39図は第37
図のコントロールデータと第38図の音声切替リ
レーとの動作関係を示す図、第40図は第38図
の保護回路の具体例を示す図、第41図はビデオ
ソフトの1例を示す図、第42図はデータ分離部
の従来例のブロツク図、第43図は第42図のブ
ロツクの動作を説明する各部波形図、第44図は
本発明に用いるデータ分離部のブロツク図、第4
5図は第44図のブロツクに用いる1H信号波形
の例を示す図である。 主要部分の符号の説明、1……信号分離器、2
……タイミング信号発生器、3,4……誤り訂正
回路、5……時間軸伸張メモリ、6……コントロ
ールコードデコーダ、7……システム制御器、8
……画面処理器、9……D/A変換器、10……
プレーヤ制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のフイールドからなるフレームの連続に
    より構成されるビデオフオーマツト信号における
    各フイールドを水平走査線を単位として複数ブロ
    ツクに分割して、第1のブロツクには所定情報の
    デイジタル化されたデイジタル情報信号又は(及
    び)アナログ画像情報信号を挿入し、第2のブロ
    ツクには第1のブロツクに挿入されている情報信
    号の内容及びこれについての再生信号処理の態様
    に関するコントロール信号を挿入し、前記第1ブ
    ロツクに対応する前記コントロール信号は、この
    第1ブロツクが挿入されているフレームの少なく
    とも1フレーム前の第2ブロツクに挿入されてい
    ることを特徴とするビデオフオーマツト信号の記
    録方式。 2 複数のフイールドからなるフレームの連続に
    より構成されるビデオフオーマツト信号における
    各フイールドを水平走査線を単位として複数ブロ
    ツクに分割して、第1ブロツクには所定情報のデ
    イジタル化されたデイジタル情報信号又は(及
    び)アナログ画像情報信号を挿入し、第2のブロ
    ツクには第1のブロツクに挿入されている情報信
    号の内容及びこれについての再生信号処理の態様
    に関するコントロール信号を挿入し、前記第1ブ
    ロツクに対応する前記コントロール信号はこの第
    1ブロツクが挿入されているフレームの少なくと
    も1フレーム前の第2ブロツクに挿入して記録
    し、再生に当り1フレームの前記第2のブロツク
    に挿入されているコントロール信号を再生してこ
    れを判別し、判別結果に基づいて前記1のフレー
    ムに続く少なくとも1フレーム後のフレームにお
    ける第1のブロツクの内容の再生信号処理を行う
    ようにしたことを特徴とするビデオフオーマツト
    信号の記録再生方式。
JP58178657A 1983-09-26 1983-09-26 ビデオフオ−マツト信号の記録再生方式 Granted JPS6069987A (ja)

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JPS6069987A JPS6069987A (ja) 1985-04-20
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715239A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Sony Corp Magnetic recording and reproducing device
JPS57152786A (en) * 1981-03-17 1982-09-21 Pioneer Electronic Corp Video format signal recording and reproducing system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715239A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Sony Corp Magnetic recording and reproducing device
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