JPH0234557B2 - - Google Patents

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JPH0234557B2
JPH0234557B2 JP58178643A JP17864383A JPH0234557B2 JP H0234557 B2 JPH0234557 B2 JP H0234557B2 JP 58178643 A JP58178643 A JP 58178643A JP 17864383 A JP17864383 A JP 17864383A JP H0234557 B2 JPH0234557 B2 JP H0234557B2
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JP
Japan
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signal
segment
audio data
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Yoshiaki Moryama
Sumio Hosaka
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH0234557B2 publication Critical patent/JPH0234557B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時間軸圧縮された音声データを含む
音声フレームと画像情報を含む画像フレームとを
含むビデオフオーマツト信号の記録再生方法に関
する。
画像情報と時間軸圧縮された音声情報すなわち
音声データとが含まれているビデオフオーマツト
信号を記録媒体上に記録し、再生に際して記録媒
体から得られた音声情報をメモリ等を用いて実時
間となるように時間軸伸長して静止画再生動作時
の音声として導出するいわゆるSWS(Still With
Sound)システムが近時提案されている。この
SWSシステムにおいてビデオフオーマツト信号
は次の如き処理によつて得られる。すなわち、ア
ナログ音声信号がADM(Adaptive Delta
Modulation)等の圧縮効果の高い変調方式によ
りデイジタル信号に変換される。
このデイジタル信号は時間軸上の並び変えすな
わちインターリーブを施された後、1つのブロツ
ク毎に完結する誤り訂正符号となるような冗長ビ
ツトを付加される。この誤り訂正符号化処理され
たデイジタル信号はサンプリング周波数f1をもつ
て時間軸圧縮用のバツフアメモリへ書込まれる。
このバツフアメモリからの読み出しが周波数f1
りも高い周波数f2をもつて行われることにより音
声情報の時間軸圧縮がなされる。この音声情報を
含むデイジタルデータ、このデイジタルデータの
挿入開始位置を示すデイジタルスタートコード、
静止画再生動作を指令するためのストツプコー
ド、デイジタルデータの量を示すデータカウント
データ等からなる制御データが所望ブロツクすな
わちフレーム中の制御データ領域に挿入される。
なお、残余ブロツクに画像情報が挿入されること
もある。以上の如き処理によつて得られたビデオ
フオーマツト信号が記録された記録媒体から時間
軸圧縮された情報を情報読み取り装置によつて得
たのち当該情報読み取り装置によつて得られる静
止画に音声を付加する従来の静止画用音声付加装
置を第1図に示す。
第1図において、情報読取装置としてのビデオ
デイスクプレーヤ(図示せず)から出力されたビ
デオフオーマツト信号がビデオ出力端子を介して
映像再生処理回路(図示せず)に供給されると共
に信号分離回路1に供給される。信号分離回路1
においてはビデオフオーマツト信号から音声情報
を含むデイジタルデータからなる音声データ、制
御データ及び同期信号が分離される。信号分離回
路1から出力された同期信号はタイミング信号発
生回路2に供給される。また、信号分離回路1か
ら出力された音声データは大容量のバツフアメモ
リ3に供給される。また、信号分離回路1から出
力された制御データはデイジタルデータスタート
検出回路4、データカウントラツチ回路5及びス
トツプコード検出回路6に供給される。デイジタ
ルデータスタート検出回路4は制御データからデ
イジタルデータスタートコードを検出したときパ
ルスを発生する構成となつている。このデイジタ
ルデータスタート検出回路4から出力されたパル
スはフリツプフロツプ7のセツト端子に供給され
る。フリツプフロツプ7はセツト端子にパルスが
印加されるとそのQ出力が論理“1”となりかつ
リセツト端子にパルスが印加されるとQ出力が論
理“0”となるように動作する。従つて、デイジ
タルデータスタートコードが検出されたときフリ
ツプフロツプ7Q出力が論理“1”となつて書込
みフラグとしてANDゲート9の一方の入力端子
に供給される。ストツプコード検出回路6は制御
データからストツプコードを検出したときパルス
を発生する構成となつている。このストツプコー
ド検出回路6より出力されたパルスは、フリツプ
フロツプ8のセツト端子に供給される。従つて、
ストツプコードが検出されるとフリツプフロツプ
7と同様にしてフリツプフロツプ8のQ出力は論
理“1”となつて読み出しフラグ信号として
ANDゲート10の一方の入力端子に供給される。
また、データのカウントラツチ回路5は制御デー
タ中のデータカウントデータを記憶保持する構成
となつている。
一方、バツフアメモリ3にデータを書込んだり
あるいはバツフアメモリ3よりデータを読み出す
際にバツフアメモリ3におけるアドレス入力端子
には記憶位置を指定するためのアドレスカウンタ
11の出力が供給されている。アドレスカウンタ
11はクロツク入力端子に供給されるパルスの立
ち下がり時にカウントアツプ動作をしかつクリヤ
入力端子に論理“1”が印加されているとき初期
状態を保持するように構成されたバイナリカウン
タからなつている。このアドレスカウンタ11の
出力は一致検出回路12の一方の入力端子にも供
給されている。一致検出回路12の他方の入力端
子にはデータカウントラツチ回路5の出力が供給
されている。一致検出回路12はデータカウント
ラツチ回路5の出力とアドレスカウンタ11の出
力とを比較して両出力が一致したときパルスを発
生する構成となつている。一致検出回路12によ
り出力されたパルスはフリツプフロツプ7及び8
のリセツト端子に供給される。従つて、信号分離
回路1によつて分離された音声データ全てがバツ
フアメモリ3に供給されたとき等においてフリツ
プフロツプ7のQ出力が論理“0”となり、供給
された音声データが全てバツフアメモリから読み
出されたときフリツプフロツプ8のQ出力が論理
“0”となる。
フリツプフロツプ7,8の出力が一方の入力端
子に供給されているANDゲート9,10の他方
の入力端子にはタイミング信号発生回路2から互
いに異なり繰り返し周波数を有する2つのパルス
が供給されている。タイミング信号発生回路2は
同期信号を基準にしてこれら2つのパルスを発生
するように構成されている。そして、フリツプフ
ロツプ7のQ出力が論理“1”のときすなわち書
込みフラグがオンのときANDゲート9よりタイ
ミング信号発生回路2の出力パルスのうちの一方
が書込みパルスf2(W)として出力されてバツフ
アメモリ3に供給される。また、フリツプフロツ
プ8のQ出力が論理“1”のときすなわち読み出
しフラツグがオンのときANDゲート10からタ
イミング信号発生回路2の出力パルスのうちの他
方が読み出しパルスf1(R)として出力されてバ
ツフアメモリ3に供給される。なお、記録時に時
間軸圧縮されて音声情報を元に戻すような時間軸
伸長がなされるように書込みパルスf2(W)の繰
り返し周波数が読み出しパルスf1(R)のそれよ
り高くなつている。
ANDゲート9,10より出力された書込みパ
ルスf2(W)及び読み出しパルスf1(R)はNORゲ
ート13の入力となつている。NORゲート13
において入力されたパルスが反転される。NOR
ゲート13の出力はアドレスカウンタ11のクロ
ツク入力端子に供給される。従つて、書込みパル
スf2(W)がバツフアメモリ3に供給されてバツ
フアメモリ3が書込みモードになつたとき音声デ
ータの書込みがなされる毎にアドレスカウンタ1
1がカウントアツプして指定される記憶位置が順
次変化する。また、読み出しパルスf1(R)がバ
ツフアメモリ3に供給されてバツフアメモリ3が
読み出しモードになつたときも同様にしてデータ
の読み出しがなされる毎にアドレスカウンタ11
がカウントアツプして指定される記憶位置が順次
変化する。また、アドレスカウンタ11のクリア
入力端子にはORゲート14を介してデイジタル
データスタート検出回路4及びストツプコード検
出回路6より出力されたパルスが供給されてアド
レスカウンタ11が初期設定される。従つて、デ
イジタルスタートコードが検出されたときバツフ
アメモリ3において11の初期値に対応する記憶
位置から順に音声データが各記憶位置に書込ま
れ、ストツプコードが検出されたときバツフアメ
モリ3においてアドレスカウンタ11の初期値に
対応する記憶位置から順に各記憶位置に書込まれ
ている音声データが読み出される。バツフアメモ
リ3から読み出された音声データは誤り訂正回路
15によつて誤りの訂正処理されたのちデイイン
ターリーバ16に供給される。デイインターリー
バ16によつて音声データは元のデータ列に並べ
代えられてD/A変換器17に供給される。D/
A変換器17のクロツク入力端子には読み出しパ
ルスf1(R)が供給され、これによつて入力デー
タを記憶したのち入力データに対応するレベルの
電圧を発生するように構成されている。D/A変
換器17からアナログ音声信号が出力される。
また、ストツプコード検出回路6の出力パルス
はプレーヤ制御回路18に供給される。プレーヤ
制御回路はプレイスイツチ(図示せず)等によつ
て発生するプレイ信号も供給される。プレーヤ制
御回路18はストツプコード検出回路からパルス
が出力されたとき静止画再生動作をなしプレイ指
令信号が発生したときは通常の動画再生をなすよ
うにビデオデイスクプレーヤを制御する。
以上の構成において、ビデオデイスクプレーヤ
より第2図に示す如く複数のフレームF1に亘つ
て記憶されている音声データに先立つてデイジタ
ルスタートコード及びデータカウントデータが供
給されるとフリツプフロツプ7がセツト状態にな
つて書込みフラグがオンとなりかつアドレスカウ
ンタ11が初期設定される。また、それと共にデ
ータカウントラツチ5にデータカウントデータが
記憶保持される。そうすると、データカウントデ
ータによつて示されるデータ量の音声データがバ
ツフアメモリ3に書込まれる。その後、画像フレ
ームF2に記録されている画像情報に先立つてス
トツプコードが送出されると静止画再生がなされ
ると同時にフリツプフロツプ8がセツト状態にな
つて読み出しフラグがオンとなりバツフアメモリ
3に書込まれている音声データが読み出されて静
止画に音声が付加される。バツフアメモリ3に書
込まれている音声データ全てが読み出まれて音声
の再生が終了したのちは適当な操作によつて次の
音声付き静止画再生がなされるのである。
以上の如き従来のビデオフオーマツト信号記憶
再生方法においては、画像フレームと音声データ
とが1対1の関係にあつて、例えば、単一の静止
画に対して和英仏の異なる説明音声を対応せしめ
たい場合、同一静止画フレーム3個用意してその
各々に対して音声フレームを付加して第3図に示
すが如き構成のビデオフオーマツト信号としなけ
ればならなかつた。なお、第3図においてセグメ
ントなる術語は和英仏説明音声に対応しうる異な
る音声データ群の各々を示すものである。
かかるビデオフオーマツト信号の構成において
は、異なる説明音声のために同一の静止画フレー
ムを3個用意しなければならず更に音声データの
大きさすなわち長さもいろいろあつて音声フレー
ムに無駄な部分が生ずることが必然的であつた。
そこで、本発明は上記した事情に鑑みてなされ
たものであつて、その目的とするところは、1の
画像情報に対して異なる音声データ群を対応させ
ると共に効率的なフレーム構成を可能にしたビデ
オフオーマツト信号記録再生方法を提供すること
である。
本発明によるビデオフオーマツト信号記録再生
方法においては、音声データ群の各々に対応した
識別コードをビデオフオーマツト信号の所定位置
に挿入しておいて再生に当つて当該識別コードと
音声指定指令とを比較しつつ所望の音声を再生す
ると同時にこれに対応する画像例えば静止画を再
生するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を第4図以下の図面を参
照しつつ詳細に説明する。
第4図は本発明によるビデオフオーマツト信号
の発生装置を示しており、入力信号として音声信
号が供給されるようになつており、音声信号は、
例えばADM方式に基づくA/Dコンバータ20
によつてデイジタル化される。こうして得られる
音声データはメモリ制御回路21に供給され、メ
モリ制御回路21は供給される音声データを順次
バツフアメモリに送つて記憶せしめる一方記憶さ
れたデータを読み出して検査ワード演算回路23
に供給する。検査ワード演算回路23は所定符号
構成法に依拠して検査ワードを生成してこれをメ
モリ制御回路21と協働してバツフアメモリ22
内の適当な番地に書き込んで検査ワードを含む所
望のデータ配列をバツフアメモリ22内に形成す
る。一方、制御コード発生回路24はタイミング
信号発生回路25からのタイミング信号に応じて
識別コードを含む制御コードを発生してメモリ制
御回路21に供給し、メモリ制御回路21は該制
御コードをバツフアメモリ22に送つて所定番地
に記憶せしめる。なお、バツフアメモリ22内に
記憶されるデータとしては例えば、音声データ、
識別コードを含む制御データ及びフイールド内の
クロツク同期用及びデータ同期用のフイールドシ
ンクコードなどである。こうしてバツフアメモリ
22に記憶されたデータはタイミング信号に応じ
て所定読み出し順序にて順次読み出され1次元配
列とされて合成回路27に供給されタイミング信
号発生回路25から供給される水平及び垂直同期
信号等の諸同期信号と合成されてビデオフオーマ
ツト信号として出力され、その後画像情報(図示
せず)と択一的に切替えられて所望する音声デー
タと画像情報を含むビデオフオーマツト信号と成
り、さらに所定変調を受けた後記録媒体に記録さ
れるのである。
第5図は本発明による記録再生方法におけるビ
デオフオーマツト信号の1フイールド内の信号構
成例を示しており、本図から明らかな如く1フイ
ールドの有効画面範囲に対応する水平走査期間
(以下、Hと称する)は通常22Hから262.5Hであ
り、22Hをaブロツクとしてここにはフイールド
シンク信号を配置し、23Hないし26Hをbブロツ
クとしてここには制御コードを配置し、27Hない
し260Hはcブロツクとして音声データ若しくは
画像情報を配置するのである。aブロツク及びb
ブロツクは可視範囲外になるように割り当てるこ
ともできるのである。なお、qブロツクには特に
何も割り当てないことにしている。また、qブロ
ツクを除く各ブロツクは整数Hからなるようにし
てあり、cブロツクは更に各々整数Hからなる適
当数のサブブロツクc1ないしcx(この場合xは9
である)に分割される。
上記した如く構成されたビデオフオーマツト信
号は例えば、第6図に示す如くc1及びc2に音声デ
ータを配置し残余のサブブロツクには画像情報を
配置することも出来るのである。
ここで、b及びc領域に各々制御コードとデイ
ジタルデータを記録した場合ドロツプアウト等に
よつて誤りが集中しても連続して誤つたデータが
伝送されないようにインターリーブを施しかつ誤
り検出及び訂正が出来るように検査ワードを付加
するがb領域及びc領域で各々独立にインターリ
ーブ及び誤り訂正用検査ワードを含む符号構成が
完結するようになつている。
第7図は本発明による記録再生方法に特に適し
た信号構成例を示しており、cブロツクに音声デ
ータのみが配置された音声フレーム(2フイール
ド)とcブロツクに画像情報のみが配置された静
止画Aフレームとからなつており、1つの音声フ
レームと1つの静止画Aフレームとで単一の静止
画Aとこれに対応する数種の説明音声との組合せ
を形成しているのである。そして、当該数種の説
明音声の音声情報を各々担う音声データ群の各々
をセグメントとし各セグメントにはセグメント番
号を付与する。各セグメントのデータ数はc領域
のサブブロツクを単位としたサブブロツク数にて
表わされセグメント番号とこのサブブロツク数と
によつて上記識別コードを形成し他の制御コード
と共にb領域に例えばセグメント番号順に挿入さ
れる。更に、再生の際、記録された全ての音声デ
ータをバツフアメモリに書き込む場合と選択され
たセグメントの音声データのみを書き込む場合の
動作を切り替えるためのコードも制御コードの一
部としてb領域に挿入することも出来るのであ
る。第7図の構成例においては音声データ群が3
つのセグメントからなりそれらのデータ量は第8
図に示すが如くなつている。
第9図は1水平走査線上にデイジタルデータを
記録した場合の例を示している。この場合はデー
タの転送レートは408fH(水平走査周波数)であ
り、デイジタルデータの前にクロツク同期用のク
ロツクランイン信号が挿入されている。また、ク
ロツクランインに続いてデータ同期のためのデー
タ同期信号が数ビツト挿入されている。データ同
期信号に続いてデータ又は誤り訂正用検査ワード
が挿入されている。
第10図は、本発明によるビデオフオーマツト
信号の記録再生方法において用いうる再生装置の
例を示している。本装置において、40はデイジ
タルデータの内、大容量バツフアメモリ36から
選択的に読み出したいセグメントに対応する番号
を機器の外部もしくは内部からの指令によつて発
生するリードセグメント番地指定装置である。こ
こでセグメントとはサブブロツクの集りで大容量
バツフアメモリ36の書き込み及び読み出しの処
理はセグメント単位でおこなわれる。41は制御
コードからセグメント番号を解読するセグメント
番号デコード装置、42は制御コードからそれぞ
れのセグメントを構成するサブブロツク数を示す
コードを解読するブロツク数デコード装置であ
る。43は制御コードから読み出しモードを示す
コードを解読し、通常の読み出し状態か選択読み
出し状態かのフラグを立てる読み出しモードラツ
チ装置である。ブロツク番号発生装置44は選択
読み出しのときにはそれぞれのセグメントのサブ
ブロツク数の情報をもちいてリードセグメント番
号指定装置40によつて指定されたセグメントに
対応するサブブロツクの中でバツフアメモリ36
から読み出し始めるサブブロツクの番号を求めこ
れをリードスタートブロツク番号としてリードス
タートアドレス発生装置45に出力し同時に指定
されたセグメントを構成するサブブロツクの数を
比較回路51に出力する。また、ブロツク番号発
生装置44は書き込み及び通常読み出しのときに
は全セグメントのサブブロツク数の合計のサブブ
ロツク数を比較回路51に出力する。リードスタ
ートアドレス発生装置45はブロツク番号発生装
置44から出力されたリードスタートブロツク番
号に対応するバツフアメモリ内のアドレスを発生
し、アドレスカウンタ装置46はカウンタクロツ
ク47の出力によつてカウントアツプするカウン
タでバツフアメモリ36にアドレスを出力し、ま
た、必要に応じてオアゲート55の出力でリセツ
トされあるいはアンドゲート54の出力パルスに
よつてリードスタートアドレス発生装置45の出
力内容をロードする。
カウンタクロツク回路47はアドレスカウンタ
46をカウントアツプするためのカウンタクロツ
クを発生し、ブロツクカウンタ48はバツフアメ
モリにおいて音声データが書き込み若しくは読み
出されるときに1サブブロツク周期毎カウントア
ツプし、必要に応じてオアゲート56の出力によ
つてリセツトされる。なお、カウンタクロツクの
周波数はシステム制御回路50の出力によつて切
替られる。コントロールデータバツフアメモリ4
9は制御コードのうちで41,42,43の各回
路で解読される制御コード以外のコードを解読し
一時記憶しておくためのものである。システム制
御回路50はコントロールデータバツフアメモリ
49で解読されるコードを基にシステムの各部に
必要に応じて各種制御信号を発生し、デイジタル
データのメモリへの書き込み開始時にオアゲート
55及びオアゲート56にパルスを出力し、読み
出し開始時にゲート53,54,56にパルスを
出力する。また、大容量バツフアメモリ36へ読
み出し書き込みの動作を指定する信号を出力す
る。比較回路51は指定されたセグメントに含ま
れるサブブロツクの数にブロツクカウンタ48の
出力が一致した時にセツトリセツトラツチ57を
リセツトするパルスを出力する。インバータ52
は読み出しモードラツチ43の出力論理レベルを
反転してゲート54に入力せしめる。ゲート53
はラツチ43の出力とシステム制御回路の出力パ
ルスとの論理積をとつてゲート55に入力し、ア
ンドゲート54は52の出力とシステム制御回路
50の出力パルスとの論理積をとつてアドレスカ
ウンタ46のロード端子に入力する。オアゲート
55はアンドゲート53の出力パルスとシステム
制御回路50の出力パルスの論理和をとつてアド
レスカウンタ46のリセツト端子に入力する。オ
アゲート56は書き込み開始時および読み出し開
始時におけるシステム制御回路50の2つの出力
パルスの論理和をとつてブロツクカウンタ48の
リセツト端子及びセツトリセツトラツチ57のセ
ツト端子に入力しセツトリセツトラツチ57はオ
アゲート56の出力でセツトされ、比較回路51
の出力でリセツトされる。プレーヤ制御回路59
はシステム制御回路50からの信号に応じてプレ
ーヤの動作を制御するための指令を出力する。
上記した再生装置によつて本発明による構成の
ビデオフオーマツト信号を再生すれば、フレーム
1で通常の動画再生動作を行なう。この時、cブ
ロツクの領域に記録されているデイジタルデータ
は大容量バツフアメモリ36に逐次格納されてい
く。大容量バツフアメモリ36にデイジタルデー
タの格納が完了すると、次にプレーヤはフレーム
2を再生することになる。この時、プレーヤは静
止画再生を行うものとする。この時、大容量バツ
フアメモリ36に格納されていたデイジタルデー
タが出力される。このデータが音声時間軸圧縮さ
れた音声データであれば伸長されてアナログ信号
として静止画再生時に音声として出力されること
になる。
以上の動作について各部の動作を説明しつつ以
下詳述する。すなわち、ビデオフオーマツト信号
はTV同期分離装置31に入力され水平及び垂直
同期信号が分離されタイミング信号発生装置39
に送られる。一方、ビデオフオーマツト信号はス
レツシヨルド回路32にも入力されビデオフオー
マツト信号に挿入されたデータのピークレベルと
ペデスタルレベルによりデータ読み取り用の最適
なスレツシヨルドレベルが設定されそのレベルを
基準にして入力信号から波形成形されたNRZの
デイジタル信号に変換されて出力される。この信
号はクロツクランイン分離回路33を通してクロ
ツクランイン信号が抽出され、システムクロツク
発生回路38に送られ、システムクロツク発生回
路38によつてクロツクランイン信号と同位相の
システムクロツク信号が作られる。スレツシヨル
ド回路32の出力はs/p変換回路34にも入力
されタイミング信号発生回路39からの信号(図
示せず)によつてシリアルデータから8ビツトパ
ラレルデータに変換され、切替回路35に入力さ
れる。ここで、パラレルデータは制御コードと音
声データとに分けられ制御コードは41,42,
43,49の回路へ音声データは大容量バツフア
メモリ36に送られる。切替回路35から出力さ
れた制御コードを基にセグメント番号デコーダ4
1及びブロツク数デコーダ42は音声データの各
セグメントの番号とそれぞれのセグメントを構成
するサブブロツクの数を解読しブロツク番号発生
回路44へ入力する。ここで、リードセグメント
番号指定回路40の出力すなわち選択的に大容量
バツフアメモリ36から読み出すセグメントの番
号を参照しながらそのセグメントに対応するサブ
ブロツクの内の先頭サブブロツクの番号をリード
スタートブロツク番号としてリードスタートアド
レス発生回路45に入力する。制御コードは読み
出しモードラツチ43にも入力され選択読みだし
であれば“L”が出力され、通常の読み出しつま
りバツフアメモリに書込まれたデータを0番地か
ら全て読み出す時は“H”が出力される。また、
制御コードのうち41,42,43の各回路で解
読される制御コード以外は制御コードバツフアメ
モリ49にて解読され一時的に記憶される。解読
された制御コードを基にしてシステム制御回路5
0はシステムの各部に種々の制御信号を出力す
る。今、s/p変換回路34の出力にいくつかの
セグメントからなる音声データのうちの先頭のデ
ータが出力されたとすると、システム制御回路5
0はゲート55,56の一方の入力に書込み開始
信号として“H”のパルスを出力する。このと
き、ゲート55の出力からアドレスカウンタ46
のリセツト入力端子に“H”パルスが入力されア
ドレスカウンタ46の内容は“0”になると同時
にゲート56の出力からブロツクカウンタ48も
“0”にリセツトされる。また、大容量バツフア
メモリ36はこれを書込み状態にする制御信号が
システム制御回路50から出力されると共にゲー
ト56の出力でセツトされたラツチ57の出力Q
により動作状態となる。従つて、音声データはカ
ウンタクロツクによりアドレスカウンタが進むの
と同期して大容量バツフアメモリ36に0番地か
ら順次格納されてゆく。このときブロツク番号発
生回路44から比較回路51には全セグメントの
合計のサブブロツク数が出力されておりブロツク
カウンタ48の出力は1サブブロツク書込む毎に
カウントアツプする。セグメントが全て大容量バ
ツフアメモリ36に格納されると、比較回路51
の2つの入力の値は一致し、比較回路51は57
をリセツトするパルスを出力し、リセツトされた
ラツチ57の出力Qにより大容量バツフアメモリ
36は非作動状態になる。なお、47の出力であ
るカウンタクロツクはバツフアメモリの書込み時
にはシステム制御回路50によりビデオフオーマ
ツト信号上のデータに同期した高速のクロツクと
なる。
以上の動作で全てのセグメトのバツフアメモリ
への書込みが終了する。
再生が進んで所定のフレームになると、例え
ば、第1図の従来例と同様なストツプコードが得
られる故プレーヤ制御59はシステム制御回路5
0からの信号に従つてプレーヤに静止画再生指令
を出力し静止画再生状態とせしめ、大容量バツフ
アメモリ36から音声データを読み出すときにな
るとシステム制御回路50から読み出し開始信号
として“H”パルスが53,54,56に入力さ
れ同時にバツフアメモリ36には読み出し状態に
する信号が送られる。このとき、読み出しモード
ラツチ43の出力が選択読み出し状態を示す
“L”出力であればアンドゲート54から出力さ
れた“H”パルスはアドレスカウンタ46にリー
ドスタートアドレス発生回路45の示す内容をロ
ードすると同時に56から出力された“H”パル
スはブロツクカウンタ48をリセツトする。また
56の出力は57をリセツトしセツトリセツトラ
ツチ57の出力は大容量バツフアメモリ36を動
作状態にする。この動作によつて大容量バツフア
メモリ36からは指定されたセグメントに対応す
る音声データが順次読み出されてゆくことにな
る。さらにブロツクカウンタが“0”から進んで
指定されたセグメントに含まれるサブブロツク数
と一致した時比較回路51はセツトリセツトラツ
チ57をリセツトするパルスを出力し、リセツト
されたセツトリセツトラツチ57の出力Qは大容
量バツフアメモリ36を非作動状態として音声デ
ータの出力を完了する。読み出しモードラツチ出
力が通常読み出し状態を示す“H”レベルであれ
ばシステム制御回路50から出力された読み出し
パルスは53,55を経てアドレスカウンタのリ
セツト入力端子に入力されカウンタの内容は
“0”となると同時に56から出力されたパルス
はブロツクカウンタ48をリセツトし、57をセ
ツトする。このとき51の2つの入力の状態は書
込み時と同様であり、従つて大容量バツフアメモ
リ36からは書込まれた全ての音声データが読み
出されることになる。バツフアメモリ36の読み
出し時のカウンタクロツクはシステム制御回路5
0からの制御信号により音声のサンプリングレー
トに同期した遅いクロツクとなる。この様にして
バツフアメモリから読み出された音声データは5
8によつて誤つたデータが訂正可能であれば訂正
処理がほどこされると共にデイインターリーブに
より時間軸上で連続したデータに並び変えられ、
更に、アナログの音声信号に変換され機器の音声
出力信号となる。こうして、音声再生が終了する
とシステム制御回路50からの読み出し終了信号
によつてプレーヤ制御装置59は動画再生指令を
出力しプレーヤは動画再生状態になる。
次に第7図に示したビデオフオーマツト信号の
再生について説明すると、まず、このビデオフオ
ーマツト信号においては1フイールド内のデイジ
タルデータの領域をc1〜c3の3つのブロツクに分
けている。この内容をセグメント番号、セグメン
ト内のサブブロツク数及び各ブロツクに対応する
サブブロツク番号の関係で表したものが第8図で
ある。つまり、フレーム2に静止画Aをその直前
のフレーム1に静止画Aの説明等としてセグメン
ト1〜セグメント3を用いて3種類の内容を挿入
しておくのである。ここで、セグメント1はフレ
ーム1のフイールド1のうちc1とc2の2サブブロ
ツク、セグメント2はフイールド1のうちc3の1
サブブロツクとフイールド2のうちのc1の1サブ
ブロツク、セグメント3はフイールド2のうちc2
の1サブブロツクとからなつている。また、第8
図のサブブロツク番号は先頭のセグメントのうち
の先頭サブブロツクを0として以後連続してサブ
ブロツク毎に1つずつ加算してゆくものとする。
このビデオフオーマツト信号を再生する時はセグ
メント1からセグメント3までの全てのデイジタ
ルデータを大容量バツフアメモリ36に書込む。
次に、ブレーヤが静止画Aを再生し始めた時にリ
ードセグメント番号指定装置40が例えば“2”
にセツトされていたとすれば、ブロツク番号発生
回路44はリードスタートブロツクとしてセグメ
ント2の先頭サブブロツク番号、すなわち“2”
をリードスタートアドレス発生回路45に与え、
また、セグメント2に含まれるサブブロツクの数
を比較回路51に出力すると、システム制御回路
50は53,54,56の入力に“H”パルスを
出力し読み出しモードラツチ43の出力が選択読
み出し状態を示す“L”であるので54の出力か
ら“H”パルスがアドレスカウンタ46のロード
入力に印加される。同時に56はブロツクカウン
タ48にリセツト信号を出力しブロツクカウンタ
48の内容は“0”となる。この時点で大容量バ
ツフアメモリ36にはセグメント2に含まれる音
声データのうち先頭のデータが格納されているア
ドレスが入力されカウンタクロツク47によつて
アドレスカウンタ46がカウントアツプしてゆく
に従つて順次セグメント2の音声データが読み出
されてゆくことになる。さらに進んで、ブロツク
カウンタ48の内容がセグメント2に含まれるサ
ブブロツクの数である“2”に一致したとき、す
なわち、大容量バツフアメモリ36からセグメン
ト2の音声データの読み出しが完了した時に比較
回路51は大容量バツフアメモリ36に読み出し
停止信号を供給する。この様にしてフレーム2の
静止画Aを再生する間にセグメント2の音声デー
タのみを大容量バツフアメモリ36から読み出
し、誤り訂正装置58、D/A変換装置37を通
して音声信号として出力することによつて静止画
Aの説明としてセグメント2の内容が選択的に出
力されたことになる。
第11図及び第12図は第7図及び第8図に示
したと同様な本発明によるビデオフオーマツト信
号の構成例であるが、音声データフレームが2フ
レームに亘つており、音声データを記録するため
のバツフアメモリが非常に大容量とならざるを得
ないものである。そこで、本発明によれば、更に
第13図に示すがごときビデオフオーマツト信号
再生装置が提供されるのである。本図の再生装置
の構成はスタートブロツクラツチ60、エンドブ
ロツクラツチ61、比較回路62,63、セツト
リセツトラツチ64、カウンタクロツク発生回路
65及びアンドゲート66が含まれており、アド
レスカウンタ46に対する制御方式が異なつてお
り、指定された音声データのみをバツフアメモリ
36に書込む点以外は第10図の再生装置と同様
に構成されている。次に、第13図の再生装置の
動作について説明するが第10図の装置と同様な
部分の動作については省略する。すなわち、切替
回路35から出力された制御コードをセグメント
番号デコーダ41及びブロツク数デコーダ42は
音声データの各セグメントの番号とそれぞれのセ
グメントを構成するサブブロツクの数を解読し、
ブロツク番号発生装置44に供給する。ここで、
書込みモードラツチ43の出力が選択書込みの状
態を示していればセグメント番号指定装置40の
出力すなわち選択的に大容量バツフアメモリ36
に書込むセグメントの番号を参照しながらそのセ
グメントに対応するブロツクの先頭サブブロツク
の番号をスタートブロツク番号として出力し、こ
の番号に選択されたセグメントに含まれるサブブ
ロツク数を加算したものをエンドブロツク番号と
して出力する。ブロツクカウンタ48の出力は
s/p変換回路34から出力される音声データが
最初のセグメントのデータの先頭から何サブブロ
ツク目のデータであるかを表し、その番号とスタ
ートブロツクラツチの出力とが一致したときに比
較回路62は“H”のパルスを出力する。その出
力パルスによつてセツトリセツトラツチ64がセ
ツトされ出力Qが“H”となる。ラツチ64がセ
ツトされて出力Qが“H”になるとアンドゲート
66を通してアドレスカウンタ46にカウンタク
ロツク発生装置からのカウンタクロツクが供給さ
れ同時にラツチ64の出力Qはバツフアメモリ3
6を動作状態にする。またシステム制御回路50
は大容量バツフアメモリ36を書込み状態にし、
カウンタクロツク発生回路からのカウンタクロツ
クの周波数をビデオフオーマツト信号上のデータ
に同期したクロツクにする。ここでアドレスカウ
ンタ46の初期値は比較回路62の出力パルスで
リセツトされており、従つてカウンタの出力は
“0”からカウントアツプされてゆき、大容量バ
ツフアメモリ36には指定されたセグメントに対
応した音声データが0番地から順次格納されてい
く。
続いて、エンドブロツクラツチ出力の内容すな
わち書込み終了時に対応するサブブロツク番号と
ブロツクカウンタの出力が一致した時に比較装置
63は“H”のパルスを出力しセツトリセツトラ
ツチ64の出力Qはリセツトされて“L”にな
り、従つて、アンドゲート66の出力は“L”と
なりアドレスカウンタが停止し同時に大容量バツ
フアメモリ36も非作動状態となり書込みを終了
する。以上の動作により大容量バツフアメモリ3
6には指定されたセグメントに対応する音声デー
タのみが格納されたことになる。書込みモードラ
ツチ43の出力が通常の書込み状態を示していれ
ば、ブロツク番号発生回路44からは“0”がス
タートブロツクラツチ60へ供給され、エンドブ
ロツクラツチ61へは書込むサブブロツクの数が
出力され選択書込みの場合と同様にアドレス番地
から書込みが開始され全データの書込みが終了す
ると63の出力により64がリセツトされ書込み
が終了する。再生が進んで所定のフレームになる
とプレーヤ制御59はシステム制御回路50から
の信号に従つてプレーヤに静止指令を出力し静止
画再生状態となり、大容量バツフアメモリ36か
ら音声データを読み出す時はシステム制御の出力
によつて大容量バツフアメモリ36を読み出し状
態にし、44から60へは“0”が供給され、6
1へは読み出すブロツクの数が出力され書込み時
と同様に62の出力により46のリセツトと64
のセツトを行つてアドレスカウンタの0番地から
読み出しを開始する。このとき48は50により
リセツトされ、1サブブロツク読み出す毎にカウ
ントアツプし、所定のブロツク数にたつしてその
出力が61の内容と一致すると63は“H”のパ
ルスを出力し64をリセツトして読み出しが終了
する。誤り訂正回路によつて誤つたデータが訂正
可能であれば訂正処理がほどこされると共にデイ
インターリーブにより時間軸上の連続したデータ
に並び替えられ、更に機器の出力端子へ出力され
る。音声出力が完了するとシステム制御回路50
からの読み出し終了信号によつてプレーヤ制御回
路59は動画再生指令を出力しプレーヤは動画再
生状態となる。なお、バツフアメモリ36の読み
出し時のカウンタクロツクはシステム制御回路5
0からの制御信号によつて音声のサンプリングレ
ートに同期した遅いクロツクとなる。
次に選択書込み方式で記録された第11図のビ
デオフオーマツト信号を再生する時はフレーム1
が再生される前に所望するセグメント番号を指定
しセグメント番号指定装置に例えば“2”をセツ
トしておく。プレーヤがフレーム1を再生し始め
た時に制御コードを解読しセグメント番号とセグ
メントに含まれるサブブロツク数を用いてスター
トブロツク番号として“4”を、エンドブロツク
番号として“8”をブロツク番号発生装置より出
力する。同時にシステム制御回路50はブロツク
カウンタをリセツトし“0”にしておく。再生が
進むに従つてブロツクカウンタ48はフレーム1
の初めのサブブロツクを0としてカウントアツプ
して行く。そして、ブロツクカウンタ48の番号
をスタートブロツクラツチ60の出力を表す番号
とが一致した時、つまりブロツクカウンタ48の
出力が“4”になつた時s/p変換34の出力に
セグメント2のの最初のサブブロツクデータが現
れている。このとき、大容量バツフアメモリ36
への書込みが開始される。さらに進んでブロツク
カウンタ48の内容がエンドブロツクラツチの内
容“8”に一致した時にs/p変換34の出力は
セグメント2の最後のデータを出力し終えてい
る。この時大容量バツフアメモリ36への書込み
を停止する。この様にしてデイスクのフレーム1
からフレーム2までが再生さる間に大容量バツフ
アメモリ36にはセグメント2に含まれるデータ
のみが格納されたことになる。さらにフレーム3
を静止画状態で再生し、その時大容量バツフアメ
モリ36のデータを読み出し、誤り訂正回路56
及びD/A変換回路37を経て音声信号として出
力することによつてフレーム3の画像の説明とし
てセグメント2の内容が選択的に再生されること
になる。すなわち例えば、静止画Aに対してセグ
メント番号2の内容を出力する場合あらかじめセ
グメント番号2を選択しておくと、プレーヤでセ
グメント1の部分を再生している間は本再生装置
は何等の動作をしないでセグメント2の最初を検
出して以後指定のサブブロツク数のデータを大容
量バツフアメモリ36に格納し、格納を完了する
と再び動作を停止し静止画Aの時点でプレーヤは
静止画再生をすると同時に大容量バツフアメモリ
36に格納されているセグメント番号2の音声を
出力するように動作する。
上記2つの実施例ではc領域のデイジタルデー
タは全て音声データでこれを選択的にバツフアメ
モリから読み出すあるいは書込むものとしたが、
デイジタルデータは音声以外の例えばコンピユー
タプログラムなどであつても良い。これは教育用
ビデオソフト等で1つの静止画に対して難易度の
異なる複数の問題処理プログラムを対応させ、視
聴者のレベルに応じて選択させるというような応
用が可能となる。
なお、上記実施例ではビデオデイスクの記録再
生装置として説明したがVTR等の他の装置であ
つても同様に本発明が応用可能である。また、本
発明をNTSCのビデオ信号に適用する場合につい
て説明したが、PAL等の他の方式にも同様に適
用出来ることは明らかである。
また、1つの静止画に対して数種類のことなつ
た音声を出力する場合、例えば和英仏の3通りの
言語のうちいずれか1つの音声であるいは視聴者
のレベルに応じて説明の程度を変えて出力したい
様な場合バツフアメモリの動作が通常の読み出し
モードあるいは通常の書き込みモードのみとなる
ような記録デイスクを再生するときは第3図の様
に同一の静止画の夫々に直前のフレームに必要な
数種の音声データを記録しておく必要がある。と
ころが、本発明による記録再生方法による選択読
み出し方法あるいは選択書き込み方法によれば、
静止画の冗長な数フレームと音声データフレーム
内の空き領域を削減出来、記録媒体としてのデイ
スクをより有効に利用出来るのである。
またバツフアメモリの動作が従来の読み出し方
法の場合は、音声内容を選択するときにはその音
声データの入つている各セグメントの先頭フレー
ムを検索する必要がある為、プレーヤにその都度
検索命令を送らなければならないが本発明による
選択読み出し方法においてはそのような必要はな
くスイツチ操作のみで任意のセグメントを何回で
も読み出すことが出来るのである。バツフアメモ
リの動作が選択書き込み方法の場合は任意のセグ
メントを何回でも読み出すことはできないが、選
択読み出し方法よりもバツフアメモリの容量が小
さくてすむという特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のビデオフオーマツト信号の再生
装置を示すブロツク図、第2図及び第3図は従来
のビデオフオーマツト信号のフレーム構成を示す
図、第4図は本発明によるビデオフオーマツト信
号発生装置を示すブロツク図、第5図及び第6図
は本発明によるビデオフオーマツト信号のフイー
ルド構成例を示す図、第7図及び第8図は本発明
によるビデオフオーマツト信号のフレーム構成例
を示す図、第9図は本発明によるビデオフオーマ
ツト信号の1H分の信号構成例を示す図、第10
図は本発明によるビデオフオーマツト信号の再生
装置を示すブロツク図、第11図及び第12図は
本発明によるビデオフオーマツト信号の他のフレ
ーム構成例を示す図、第13図は本発明による他
のビデオフオーマツト信号再生装置を示すブロツ
ク図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも音声データを含むデイジタル信号
    及び画像信号を含むビデオフオーマツト信号の時
    間軸上の所定制御データ領域にデイジタル信号部
    分及び画像信号部分の存在範囲を示す制御コード
    を挿入して記録媒体に記録し、前記記録媒体の演
    奏によつて得られる読取信号に含まれる前記制御
    コードによつて示されるデイジタル信号部分につ
    いては、前記読取信号から少なくとも前記音声デ
    ータを抽出してこれをメモリ手段に記憶し、前記
    制御コードによつて示される画像信号部分につい
    ては、前記読取信号から前記画像信号を抽出して
    これについて画像再生処理をなすのと並行して、
    前記メモリ手段から前記音声データを順次読み出
    してこれを音声再生処理するビデオフオーマツト
    信号の記録再生方法であつて、 前記ビデオフオーマツト信号の前記音声データ
    よりなる情報領域を少なくとも1の水平走査区間
    からなるサブブロツクの少なくとも1からなる複
    数のセグメントに分割し、前記セグメントの各々
    に対応するセグメント番号と各セグメントに含ま
    れるサブブロツクの数を表わすサブブロツク数と
    からなる識別コードを前記制御データ領域に記録
    しておいて、 前記音声データを抽出して前記メモリ手段に書
    き込んで前記メモリ手段から前記音声データの読
    出処理を指定されたセグメントについてのみ実行
    する場合、 前記ビデオフオーマツト信号から該指定セグメ
    ントのセグメント番号に対応するセグメントの先
    頭サブブロツク番号をスタートブロツク番号とし
    て抽出し、 前記スタートブロツク番号に前記指定セグメン
    トに含まれる全サブブロツク数を加算してエンド
    ブロツク番号とし、 前記スタートブロツク番号から前記エンドブロ
    ツク番号までの範囲内のサブブロツクに含まれる
    音声データを前記ビデオフオーマツト信号から抽
    出して前記メモリ手段へ書き込んでこれを前記メ
    モリ手段から読み出すことを特徴とするビデオフ
    オーマツト信号の記録再生方法。 2 少なくとも音声データを含むデイジタル信号
    及び画像信号を含むビデオフオーマツト信号の時
    間軸上の所定制御データ領域にデイジタル信号部
    分及び画像信号部分の存在範囲を示す制御コード
    を挿入して記録媒体に記録し、前記記録媒体の演
    奏によつて得られる読取信号に含まれる前記制御
    コードによつて示されるデイジタル信号部分につ
    いては、前記読取信号から少なくとも前記音声デ
    ータを抽出してこれをメモリ手段に記憶し、前記
    制御コードによつて示される画像信号部分につい
    ては、前記読取信号から前記画像信号を抽出して
    これについて画像再生処理をなすのと並行して、
    前記メモリ手段から前記音声データを順次読み出
    してこれを音声再生処理するビデオフオーマツト
    信号の記録再生方法であつて、 前記ビデオフオーマツト信号の前記音声データ
    よりなる情報領域を少なくとも1の水平走査区間
    からなるサブブロツクの少なくとも1からなる複
    数のセグメントに分割し、前記セグメントの各々
    に対応するセグメント番号と各セグメントに含ま
    れるサブブロツクの数を表わすサブブロツク数と
    からなる識別コードを前記制御データ領域に記録
    しておいて、 前記音声データを全てのセグメントについて抽
    出して前記メモリ手段に書き込んだ後、前記メモ
    リ手段から前記音声データの読出処理を指定され
    たセグメントについてのみ実行する場合、 該指定セグメントのセグメント番号によつて前
    記指定セグメントの先頭サブブロツク番号をリー
    ドスタートブロツク番号として抽出し、 前記リードスタートブロツク番号に対応するサ
    ブブロツクから前記指定セグメントに対応するサ
    ブブロツク数に等しい数のサブブロツクの音声デ
    ータを前記メモリ手段から読み出すことを特徴と
    するビデオフオーマツト信号の記録再生方法。
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