JPH0535575B2 - - Google Patents

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JPH0535575B2
JPH0535575B2 JP27422185A JP27422185A JPH0535575B2 JP H0535575 B2 JPH0535575 B2 JP H0535575B2 JP 27422185 A JP27422185 A JP 27422185A JP 27422185 A JP27422185 A JP 27422185A JP H0535575 B2 JPH0535575 B2 JP H0535575B2
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wafers
wafer
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axis linear
support
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Yoshitsugu Nabeshima
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KOYO RINDOBAAGU KK
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KOYO RINDOBAAGU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ウエハを熱処理、化学処理する炉
に挿入する際に用いられるウエハ移載装置に関す
る。
<従来の技術> 従来より、ウエハにCVD(化学的気相折出法)
処理を施すにあたり、キヤリアカセツトに収納し
たウエハを石英、SiC、または金属製のボートに
移しかえるウエハ移載装置としては枚葉式と一括
式がある。この枚葉式ウエハ移載装置は、直交型
ロボツトまたはこれに類似する機構で構成された
装置でロボツトのハンドに真空チヤツクを取付
け、ウエハを一枚ずつキヤリアカセツトからボー
に移しかえるものがある。一方、一括式ウエハ移
載装置は、キヤリアカセツトに収納されている枚
数分を一括してボートに移載するものである。
しかしながら、上記二つのウエハ移載装置のい
ずれの場合でも、第12図に示すように、ウエハ
1,1…の処理面である表面1aを同じ方向に向
けてボートに移載するため、1枚当たりのウエハ
1,1…の占めるスペースが大きくなつて、所定
スペース内で一度に処理するウエハ1,1…の枚
数に制限があるという問題がある。
また、ウエハ1をCVD処理する場合、処理す
る必要のないウエハ1の背面1bまで処理され、
背面1bに酸化膜、絶縁膜が被覆されるため、後
工程で背面エツチングの工程が加わつて工程数が
多くなるという問題がある。
<発明の目的> そこで、この発明の目的は、ウエハをボートに
移載する場合、1度に多くのウエハを背合わせに
自動的かつ迅速に移載でき、かつ、ウエハの後工
程数を削減できるウエハ移載装置を提供すること
にある。
<発明の構成> 上記目的を達成するため、この発明のウエハ移
載装置は、ウエハを収納したカセツトからウエハ
のみを持ち上げて180度回転し得る装置と、上記
カセツトから持ち上げられたウエハのうち順方向
に配列したウエハ群と180度回転して逆方向に配
列したウエハの群とを中間サポート上に互い違い
になるように搬送する搬送手段と、上記中間サポ
ート上に交互に配列したウエハを背合わせに密着
させる密着手段とを備えることを特徴としてい
る。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図は上記実施例のウエハ移載装置の詳細
図、第2図は上記実施例の全体概略図である。第
2図において、10は本体、11,11…は本体
10上に5台配列されたキヤリアカセツト、この
5台のキヤリアカセツト11,11…のうち、一
端のキヤリアカセツト11Aは予備である。ま
た、12は上記4台のキヤリアカセツト11,1
1…に収納したウエハ、14はウエハ12を複数
枚、表面と裏面とが互い違いになるように配設す
る中間サポート、20はウエハ12をキヤリアカ
セツト11から中間サポート14に搬送する搬送
手段、15は本体10に配置されたボートであ
る。
第1,2図において、上記本体10は、その上
部にL字形状の段部16を形成し、箱型のケーシ
ング18で形成されている。上記段部16の下面
16aの下部には、本体10の長手方向のX軸方
向に沿つてブラケツト(図示せず)で固定した固
定用駆動モータ19,19…を互いに一定間隔を
あけて5台配置している。上記固定用駆動モータ
19,19…には棒ネジ21,21…を上下方向
に連結している。上記5台の固定用駆動モータ1
9,19…のうち、一端の固定用駆動モータ19
Aを除く4台の固定用駆動モータ19,19…の
棒ネジ21,21…には、ブラケツト22,22
…を噛合している。このブラケツト22,22…
に固定用駆動モータ24,24…を連結してい
る。この4台の回転用駆動モータ24,24…に
は、上記棒ネジ21,21…に平行に棒材25,
25…を連結して、上記棒材25,25…の先端
にウエハサポート26,26…を固定している。
このウエハサポート26,26…は回転用駆動モ
ータ24,24…により180度回転されるように
なつている。一方、上記一端の予備用固定用駆動
モータ19Aの棒ネジ21Aには、ブラケツト2
2Aを噛合している。このブラケツト22Aに棒
材25Aを上記棒ネジ21Aに平行に連結してい
る。上記棒材25Aの先端に予備用ウエハサポー
ト26Aを固定している。上記4台の固定用駆動
モータ19,19…と回転用駆動モータ24,2
4…とウエハサポート26,26…とから装置2
0が構成されている。上記ウエハサポート26,
26…の上面と上記予備用ウエハサポート26A
の上面にはウエハ12を垂直に載置する溝を設け
ている。
上記段部16の下面16aには、キヤリアカセ
ツト11,11…が配置される位置にウエハサポ
ート26,26…が下方から上方へ通過する開口
を設ける一方、ボート15が配置される位置に中
間サポート14が下方から上方へ通過する開口を
設けている。上記キヤリアカセツト11は、上面
が開口した箱型であつて、その端面にウエハサポ
ート26が通過する開口を設けている。一方、ボ
ート15は上半部を切欠いた長尺の円筒形状で、
その底面を中間サポート14が通過する開口を設
けている。ボート15の内部には、ウエハサポー
ト12が垂直に配置できる溝が設けられている。
上記中間サポート14は長尺の角柱であつて、本
体10内に設けられた駆動モータ28と棒ネジ2
9とにより棒材31を介して昇降させるようにな
つている。上記中間サポート14の上面14aに
は、ウエハサポート12,12…を垂直にして2
枚分のウエハ12,12を収納する溝と1枚分の
ウエハ12を収納する溝を交互に一定間隔をあけ
て設けている。
また、上部段部16の上面16bの一端には、
Y軸方向に長い箱型のX軸直線移動部32の一端
をX軸方向に沿つて摺動可能に取付けている。上
記X軸直線移動部32の一端の下部には、上記段
部16の上面16bの内側に突出してブラケツト
34を設け、このブラケツト34に棒ネジ35を
噛合している。この棒ネジ35の一端にX軸移動
用駆動モータ36を連結している。上記X軸直線
移動部32の前面32aには、上下方向に長い箱
型のY軸直線移動部38をY軸方向に沿つて摺動
可能に取付けている。上記Y軸直線移動部38の
裏面38aには、X軸直線移動部32の内側に突
出してブラケツト39を設けている。このブラケ
ツト39にY軸方向に噛合する棒ネジ41を設
け、この棒ネジ41の一端にY軸移動用駆動モー
タ42を連結している。上記Y軸直線移動部38
の表面38bには、第3図に示すように、ウエハ
12の外周よりも少し大きい径の円筒C上の両側
にウエハ支持部44,44をウエハ12に対して
垂直になるように設けている。上記ウエハ支持部
44は、第4図中アーム45と角状の連結バー4
6と周知の揺動機構からなる。上記アーム45
は、第5,6,7図に示すように略角柱形状で、
内面45aをウエハ12の外周に垂直に沿え得る
ように湾曲に形成している。上記湾曲面の内面4
5aには、ウエハ12の外周端部を嵌合させるV
溝48,48をウエハ12に1枚おきに保持でき
るように長手方向に沿つて互いに一定間隔をあけ
て形成している。上記アーム45を第3図に示す
ようにA方向に揺動させる揺動機構はY軸直線移
動部38内に装着されている。上記アーム45の
一端を連結バー46を介して揺動機構に連結して
いる。上記X軸直線移動部32とY軸直線移動部
38とウエハ支持部44とから搬送手段30が構
成されている。
第3,8図に示すように、Y軸直線移動部38
の前面38bの円周C上には、上記ウエハ支持部
44を境として上部に1本の円筒溝カム51aと
下部両側に2本の円筒溝カム51b,51cを設
けている。これらの円筒溝カム51a,51b,
51cは、互いに平行かつ一定角度をあけて設け
られている。上記円筒溝カム51a,51b,5
1cの3本のうち円筒溝カム51aを代表してそ
の形状を説明する。上記円筒溝カム51aの外周
には、第9,10図に示すようにY字形状のV溝
52を長手方向に互いに一定間隔あけて複数個形
成している。上記V溝52は二叉部分52aと合
流部分52bからなつている。上記V溝52の二
叉部分52aは円周の略1/2を占め、残りの合流
部分52bは円周の略1/2を占めている。上記円
筒溝カム51a,51b,51cのうち上記円周
C上の上部に位置する円筒溝カム51aは、Y軸
直線移動部38の内部に設けた周知のバネ機構に
より第3図中B方向に移動可能になつている。こ
の移動により、上記円筒溝カム51aはバネ力で
ウエハ12の外周端部をV溝52の二叉部分52
aに嵌合させて接線方向にウエハ12を押え付け
るようになつている。また上記円筒溝カム51a
はY軸直線移動部38内部に設けた周知の駆動機
構によりE、F方向に所定角度回転するようにな
つている。円筒溝カム51a,51b,51cの
うち上記円周C上の両下部に位置する円筒溝カム
51a,51b,51cは、Y軸直線移動部38
の内部に設けた今一つの周知の駆動機構によりD
方向に移動可能かつE、F方向と逆方向のE′、
F′方向に所定角度回転可能になつている。この移
動により、上記円周C上の両下部の円筒溝カム5
1b,51cは、ウエハ12の外週端部をV溝5
2の二叉部分52a,52aに嵌合させて下方よ
りウエハ12を支持する一方、円筒溝カム51
b,51cのE方向への所定角度回転により、V
溝52の二叉部分52a,52aに嵌合した2枚
のウエハ12,12を合流部分52bに案内して
密着させ、また上述と反対方向のF方向への所定
角度の回転により合流部分52bから二叉部分5
2bにウエハ12を案内してウエハ12,12を
相互に離反させるようになつている。上記円筒溝
カム51a,51b,51cと上記バネ機構と上
記駆動機構により密着手段40が構成されてい
る。
上記構成のウエハ移載装置において、ウエハカ
セツト11,11…に収納したウエハ12,12
…をCVD処理を行うため、ウエハ12,12…
をウエハカセツト11,11…からボート15に
移載するとする。第1,2図に示すように、ウエ
ハ12,12…を順方向、つまり表面12a,1
2a…を一方向に向けて配列して収納した4台の
キヤリアカセツト11,11…を本体10の段部
16の下面16aの所定位置に配置する。一方、
空の状態の予備用キヤリアカセツト11Aを上記
下面16aの所定位置に配置する。さらに、ダミ
ーウエハ12A,12Aを両端に配置したボート
15を上記下面16aの所定位置に配置する。そ
して、第1図中右側から1番目と3番目の固定用
駆動モータ19,19を駆動して、ウエハサポー
ト26,26をキヤリアカセツト11,11の底
面の開口を通過させる。上記キヤリアカセツト1
1,11内のウエハ12,12…をウエハサポー
ト26,26に垂直に載置させてウエハカセツト
11,11より上方へウエハサポート26,26
を上昇させる。固定用駆動モータ19,19を停
止して回転用駆動モータ24,24を駆動し、ウ
エハサポート26,26を180度回転させる。再
度、固定用駆動モータ19,19を駆動してウエ
ハサポート26,26を下降させ、ウエハ12,
12…を逆方向、つまり裏面12b,12b…を
一方向に向けて配列してウエハカセツト11,1
1内に収納する。次に、X軸直線移動部32およ
びY軸直線移動部38がX軸移動用駆動モータ3
6、Y軸移動用駆動モータ42の駆動により中間
サポート14上に移動される。中間サポート14
は、固定用駆動モータ28の駆動により、ボート
15の底面の開口を通つてボート15上のダミウ
エハ12Aを垂直に載せて下方から上方へ上昇さ
れる。Y軸直線移動部38内の揺動機構が駆動し
てアーム45を第3図中A方向に揺動させ、ダミ
ウエハ12A,12Aの外周端部をV溝48,4
8に嵌合させてダミウエハ12A,12Aをウエ
ハ支持部44で保持する。第1図に示す中間サポ
ート14は固定用駆動モータ28により下降され
る。X軸直線移動部32とY軸直線移動部38は
予備用ウエハサポート26A上に移動される。予
備用ウエハサポート26Aが固定用駆動モータ1
9Aにより上昇される。ウエハ支持部44の保持
しているダミウエハ12A,12Aは予備用ウエ
ハサポート26A上に載置され、ウエハ支持部4
4はダミウエハ12A,12Aから離れる。予備
用ウエハサポート26Aは固定用駆動モータ19
Aにより下降される。ダミウエハ12A,12A
は予備用キヤリアカセツト11A内に収納され
る。また、X軸直線移動部32、Y軸直線移動部
38はX軸移動用駆動モータ36、Y軸移動用駆
動モータ42により第1図中右から4番目のキヤ
リアカセツト11上に移動される。ウエハサポー
ト26が固定用駆動モータ19によりキヤリアカ
セツト11内に順方向に配置されたウエハ12,
12…を載せてウエハカセツト11より上方へ上
昇される。ウエハ支持部44のアーム45が第3
図中揺動機構によりA方向に揺動されて上記ウエ
ハサポート25上にウエハ12,12…を1枚お
きにV溝48,48…に嵌合してウエハ12,1
2…保持する。ウエハサポート26が固定用駆動
モータ19により下降される。第1図に示すX軸
直線移動部32およびY軸直線移動部38はウエ
ハ12,12…を保持した状態で中間サポート1
4上に移動される。中間サポート14は、固定用
駆動モータ28の駆動により上昇される。中間サ
ポート14の1枚分の溝にウエハ支持部44が保
持したウエハ12,12…を嵌入する。ウエハ保
持部44のアーム45が揺動機構によりウエハ1
2,12…から離れる。中間サポート14は、固
定用駆動モータ28によりウエハ12,12…を
順方向に配置した状態で下降される。次に、X軸
直線移動部32およびY軸直線移動部38が右か
ら3番目のキヤリアカセツト11上に移動され
る。ウエハサポート26がキヤリアカセツト11
内に逆方向に配置されたウエハ12,12…をキ
ヤリアカセツト11より上方へ持ち上げる。ウエ
ハ保持部44のアーム45が1枚おきにウエハ1
2,12…を保持する。上記ウエハサポート26
が下降される。X軸直線移動部32およびY軸直
線移動部38は逆方向に配列したウエハ12,1
2…を保持した状態で中間サポート14上に移動
される。中間サポート14は上昇される。このと
き、中間サポート14には既に順方向のウエハ1
2,12…が配置されている。このウエハ12,
12…の間の1枚分の溝に上記逆方向のウエハ1
2,12…を嵌合させる。ウエハ保持部44のア
ーム45はウエハ12,12…から離れる。こう
して、中間サポート14の1枚分の溝には、順方
向のウエハ12と逆方向のウエハ12とが交互に
配置させる。すなわち、中間サポート14上のウ
エハには互いに背面12bどうしを対向させて配
置される。
次に、上部の円筒溝カム51aと下部両側の円
筒溝カム51b,51cが、バネ機構と駆動機構
によつてB、D方向に夫々移動されて、中間サポ
ート14上の順方向と逆方向に順次配列されたウ
エハ12,12…をY字形状の二叉部分の溝52
a,52a…に嵌合する。上記駆動機構によつて
上部の円筒溝カム51aはE方向に所定角度回転
される一方、下部両側の円筒溝51b,51cは
E方向と逆方向のE′方向に所定角度回転されるの
で、ウエハ12,12…は二叉部分の溝52a,
52a…から合流部分の溝52b,52b…に案
内されて、背面12,12どうしが密着されて2
枚1組のウエハ12,12…が作られる。
このように、円筒溝カム51aと円筒溝カム5
1b,51cとは夫々逆方向に回転されて2枚の
ウエハ12,12が密着されるので、ウエハ1
2,12の回転を防止できて、安定してウエハ1
2,12…を密着できる。この2枚1組のウエハ
12,12…は中間サポート14の2枚用の溝に
嵌入される。次に、第2図中右から2番目と3番
目のキヤリアカセツト11,11…内のウエハ1
2,12…についても、上述と同様の作動により
背面どうしを密着した2枚1組のウエハが作られ
て、中間サポート14の2枚用の溝に嵌入され
る。上述した予備用キヤリアカセツト11Aに収
納されたダミウエハ12A,12AはX軸直線移
動部32およびY軸直線移動部38により中間サ
ポート14に搬送されて中間サポート14の両側
の溝に嵌合される。最後に、中間サポート14は
固定用駆動モータ28により下降されて、中間サ
ポート14上2枚1組のウエハとダミウエハ12
A,12Aはボート15上に移載される。このよ
うに、ボート15上の2枚1組のウエハは、第1
1図に示すように配置されるので、ウエハ12,
12…の占めるスペースが小さくなつて一度に処
理できるウエハ12,12…の数を増加させるこ
とができる。また、処理されないウエハ12の背
面12b,12bどうしを合わせているので、ウ
エハ12の背面12bに酸化膜や絶縁膜が被覆さ
れることはない。したがつて、後工程でウエハ1
2の背面エツチングの工程を省略できる。ウエハ
12のボート15への移載を自動的に行うので、
移載作業を迅速かつ簡単にでき、かつゴミの発生
量を削減できる。
次に、ボート15上の処理済みのウエハをキヤ
リアカセツト11,11…に収納するとする。第
1,2図において、X軸直線移動部32およびY
軸直線移動部38は中間サポート14上に移動す
る。中間サポート14はボート15上に配列され
た処理済ウエハ12,12…を載置してボート1
5上に上昇される。ウエハ支持部44が両側のダ
ミウエハ12A,12Aを保持する。ダミウエハ
12A,12Aは、X軸直線移動部32、Y軸直
線移動部38により予備用キヤリアカセツト11
Aに搬送されて収納される。次にX軸直線移動部
32、Y軸直線移動部38は中間サポート14上
に移動される。
円筒溝カム51a,51b,51cが合流部分
の溝52aに2枚1組のウエハ12,12を嵌合
してこのウエハ12,12を保持する。円筒溝カ
ム51aが下方向に所定角度回転される一方、下
部両側の円筒溝カム51b,51cは下方と逆方
向のF′方向に所定角度回転されるので、2枚1組
のウエハ12,12…は合流部分の溝52b,5
2b…から二叉部分の溝52a,52a…に案内
されて1枚づつに分離される。円筒溝カム51a
と円筒溝カム51b,51cとは逆方向に回転す
るので、ウエハ12,12は安定して分離され
る。上記分離されたウエハ12,12…はウエハ
支持部44により保持される。中間サポート14
が上昇して円筒溝カム51a,51b,51cは
ウエハ12,12…から離れる。分離されたウエ
ハ12,12…の半分を中間サポート14の1枚
用の溝に嵌入して配置する。中間サポート14は
下降する。ウエハ支持部44に保持されたウエハ
12,12…は、X軸直線移動部32、Y軸直線
移動部38により第2図中右から1番目のキヤリ
アカセツト11に搬送されて収納される。次にX
軸直線移動部32、Y軸直線移動部38は中間サ
ポート14に移動されて、上述した1枚用の溝に
嵌合されたウエハ12,12…をウエ支持部44
により保持して第2図中右から2番目のキヤリア
カセツト11に搬送されて収納される。こうして
順次処理済みのウエハ12,12…はキヤリアカ
セツト11,11…に収納される。
<発明の効果> 以上述べたように、この発明のウエハ移載装置
は、ウエハを収納したカセツトからウエハのみを
持ち上げて180度回転し得る装置と、上記カセツ
トから持ち上げられたウエハのうち順方向に配列
したウエハの群と180度回転して逆方向に配列し
たウエハの群とを中間サポート上に互い違いにな
るように搬送する搬送手段と、上記中間サポート
上に交互に配列したウエハを背合わせに互いに密
着させる密着手段とを備えるものである。したが
つて、この発明によれば、2枚のウエハを背合わ
せに密着して処理するので、一定のスペース内に
多くのウエハを収納できて、一度に処理するウエ
ハの数を増加できる。また、処理の不要な背面は
互いに密着されているので、背面に酸化膜や絶縁
膜が被覆されることはなく、従来例の如く背面の
酸化膜等をエツチングする工程を省略することが
できる。加えて、ウエハをカセツトからボートに
搬送手段を利用して自動的に搬送することができ
るので、ウエハの移載を簡単かつ迅速に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す詳細図、第2
図は上記実施例の外観斜視図、第3図は密着手段
の作動説明図、第4図は搬送手段の平面図、第5
図は搬送手段のウエハ保持部の立面図、第6図は
第5図の−線矢視図、第7図は第5図の−
線矢視図、第8図は密着手段の模式図、第9図
は密着手段の円筒溝カムを示す図、第10図は第
9図の−線凸面図、第11図はウエハを背合
わせに密着して配置した図、第12図は従来例の
ウエハの配置図である。 11……カセツト、12……ウエハ、14……
中間サポート、20……装置、30……搬送手
段、40……密着手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ウエハを収納したカセツトからウエハのみを
    持ち上げて180度回転し得る装置と、上記カセツ
    トから持ち上げられたウエハのうち順方向に配列
    したウエハの群と180度回転して逆方向に配列し
    たウエハの群とを中間サポート上に互い違いにな
    るように搬送する搬送手段と、上記中間サポート
    上に交互に配列したウエハを背合わせに互いに密
    着させる密着手段とを備えることを特徴とするウ
    エハ移載装置。 2 上記特許請求の範囲第1項に記載するウエハ
    移載装置において、 上記密着手段は、上記ウエハの外周端部が嵌合
    するY字形状の溝を有して回転によりウエハを背
    合わせに密着させる少なくとも2個の円筒溝カム
    を備えていることを特徴とするウエハ移載装置。
JP27422185A 1985-12-04 1985-12-04 ウエハ移載装置 Granted JPS62132340A (ja)

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