JPH0535419A - 集合光デイスク装置、電子フアイリングシステムおよび光デイスク複写装置 - Google Patents

集合光デイスク装置、電子フアイリングシステムおよび光デイスク複写装置

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JPH0535419A
JPH0535419A JP3187938A JP18793891A JPH0535419A JP H0535419 A JPH0535419 A JP H0535419A JP 3187938 A JP3187938 A JP 3187938A JP 18793891 A JP18793891 A JP 18793891A JP H0535419 A JPH0535419 A JP H0535419A
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Fumio Inaba
文夫 稲葉
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクの媒体複写によってその光ディス
クが使用できなくなる時間を短くする。 【構成】 集合光ディスク装置は、格納セル12に格納
される光ディスク媒体11に対して情報の書き込みおよ
び読み出しを行う光ディスクドライブ13、14と、光
ディスクドライブ13、14に対して光ディスク媒体1
1を掛けたり外したりするアクセッサ16と、磁気ディ
スク装置からなる記憶装置17と、制御パネル18と、
制御部19とを備えている。制御部19は、光ディスク
媒体の取り出し命令があると、目的の光ディスク媒体1
1の全記憶情報を記憶装置17に複写し、その後は記憶
装置17を目的の光ディスク媒体11とみなして記憶装
置17にアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光ディスク媒体
が格納される集合光ディスク装置、光ディスクを用いた
電子ファイリングシステム、および電子ファイリングシ
ステムにおける光ディスクの複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ファイリングシステム等、光
ディスクを用いたシステムの普及に伴って、複数の光デ
ィスク媒体が格納される集合光ディスク装置の設置台数
も増加してきている。
【0003】ところで、電子ファイリングシステム等に
おいて光ディスクに記憶される情報は文書とか図面等の
貴重なデータであり、光ディスク媒体が不慮の事故によ
り壊れてしまうことに対応する手段として、光ディスク
媒体の複製を作ることが勧められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
は磁気ディスクに比べて書き込み時間が長いため、光デ
ィスク媒体の複写時間も長時間となる。そこで従来は、
集合光ディスク装置の光ディスク媒体を複写する際に
は、複写したい光ディスク媒体を取り出して別の複写専
用機で複写を実施していた。
【0005】しかしながら、このような従来の複写方法
では、光ディスク媒体の複写作業中は、その光ディスク
媒体が複写作業に占有されてしまうため、その光ディス
ク媒体に登録された文書等の情報は検索できなくなると
いう問題点があった。
【0006】光ディスクの書き込み時間が磁気ディスク
に比べて長い理由の一つは、光ディスクは記録密度が非
常に高いため媒体の記録密度に対して媒体の欠陥が大き
い場合が多く、光ディスクにデータが正常に書かれてい
るかを確認することが必須になるからである。
【0007】また、現在の光ディスクは、光ディスク媒
体上に小穴をあけて記録するタイプの光ディスクが主流
であるため、記録する前に記録しようとしている光ディ
スク媒体上の位置がまだ記録したことがないことを確認
することが必須である。
【0008】従って、現代使用されている光ディスクで
は、書き込みの際には、書かれていないことの確認、書
き込み、書き込みが正常に行われたかの確認の3回のプ
ロセスが必要なため一般的に3回転の時間を要するの
で、書き込み時間は、磁気ディスク等に比較して同じ回
転数では原理的に3倍の時間を要する。
【0009】このように光ディスクの書き込み時間が長
い等の理由により、従来は、光ディスク媒体を複写する
際には光ディスク媒体を集合光ディスク装置から取り出
しているが、その間、複写する光ディスクが集合光ディ
スク装置内にないため、その光ディスクを読み出さない
と文書を検索できないときには、光ディスクの複写を中
断するか、複写作業が終了するまで検索を待つ必要があ
り、非常に不便であった。
【0010】このように光ディスクの複写時間中にその
光ディスクに記録された文書等を検索できなくなること
は、大量の光ディスク媒体を格納する集合光ディスク装
置では大きな問題となる。また、集合光ディスク装置が
大規模化するほど信頼性の向上のため、複製媒体を作成
する機会が増加する。
【0011】また、光ディスクを用いた電子ファイリン
グシステムにおいても、光ディスク媒体が不慮の事故に
より壊れてしまうことに対応する手段として、光ディス
クに文書を登録すると、その光ディスク媒体の複製を作
ることが勧められているが、前述のように光ディスクの
複写時間中にその光ディスクに記録された文書等を検索
できなくなることが大きな問題となる。この問題は、電
子ファイリングシステムが大規模化するほど大きくな
る。また大規模化するほど信頼性の向上のために複製媒
体を作成する機会が増加する。
【0012】そこで本発明の目的は、光ディスクの媒体
複写によってその光ディスクが使用できなくなる時間を
短くすることのできる集合光ディスク装置、電子ファイ
リングシステムおよび光ディスク複写装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の集
合光ディスク装置は、複数の光ディスクを格納する格納
部と、格納部に格納される光ディスクに対して情報の書
き込みまたは読み出しを行う光ディスクドライブと、少
なくとも光ディスク1枚分の記憶容量を有する記憶装置
と、格納部に格納される所定の光ディスクの全記憶情報
を記憶装置に複写する複写手段と、格納部に格納される
光ディスクにアクセスすると共に複写手段によって所定
の光ディスクの全記憶情報が複写された記憶装置を所定
の光ディスクとみなして記憶装置にアクセスするアクセ
ス手段とを備えたものである。
【0014】この集合光ディスク装置では、光ディスク
の媒体複写のためにその光ディスクを取り出す際には、
複写手段によって、その光ディスクの全記憶情報を記憶
装置に複写する。その後、アクセス手段は、記憶装置を
光ディスクとみなして記憶装置にアクセスする。
【0015】請求項2記載の発明の集合光ディスク装置
は、請求項1記載の発明において、記憶装置を磁気ディ
スク装置としたものである。
【0016】請求項3記載の発明の電子ファイリングシ
ステムは、光ディスクを格納したファイル装置と、ロー
カルエリアネットワークを介してファイル装置に接続さ
れ、ファイル装置内の光ディスクに対して情報の書き込
みまたは読み出しを行う端末装置と、ローカルエリアネ
ットワークを介してファイル装置に接続された光ディス
ク複写用端末装置とを備えている。光ディスク複写用端
末装置は、少なくともファイル装置内の光ディスク1枚
分の記憶容量を有する記憶装置と、複写先光ディスクに
対して情報の書き込みを行う光ディスクドライブと、フ
ァイル装置内の所定の光ディスクの全記憶情報を記憶装
置に複写する第1の複写手段と、記憶装置に記憶された
情報を光ディスクドライブに格納された複写先光ディス
クに複写する第2の複写手段とを備えている。
【0017】この電子ファイリングシステムでは、ファ
イル装置内の所定の光ディスクの媒体複写を行う場合、
まず、光ディスク複写用端末装置の第1の複写手段によ
って、所定の光ディスクの全記憶情報を記憶装置に複写
し、次に第2の複写手段によって、記憶装置に記憶され
た情報を光ディスクドライブに格納された複写先光ディ
スクに複写する。
【0018】請求項4記載の発明の光ディスク複写装置
は、ローカルエリアネットワークを介して、光ディスク
を格納したファイル装置に接続されるものであって、少
なくともファイル装置内の光ディスク1枚分の記憶容量
を有する記憶装置と、複写先光ディスクに対して情報の
書き込みを行う光ディスクドライブと、ファイル装置内
の所定の光ディスクの全記憶情報を記憶装置に複写する
第1の複写手段と、記憶装置に記憶された情報を光ディ
スクドライブに格納された複写先光ディスクに複写する
第2の複写手段とを備えたものである。
【0019】この光ディスク複写装置では、ファイル装
置内の所定の光ディスクの媒体複写を行う場合、まず第
1の複写手段によって、所定の光ディスクの全記憶情報
を記憶装置に複写し、次に第2の複写手段によって、記
憶装置に記憶された情報を光ディスクドライブに格納さ
れた複写先光ディスクに複写する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図5は本発明の第1実施例に係
る。
【0021】図1は本実施例の集合光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。本実施例の集合光ディスク
装置は、複数の光ディスク媒体11を格納する光ディス
ク格納セル12と、この格納セル12に格納される光デ
ィスク媒体11に対して情報の書き込みおよび読み出し
を行う2つの光ディスクドライブ13、14と、光ディ
スク媒体の取出・挿入口15と、格納セル12、光ディ
スクドライブ13、14および取出・挿入口15に対し
て光ディスク媒体11を掛けたり外したりするアクセッ
サ16と、少なくとも光ディスク媒体11の1枚分の記
憶容量を有する大容量の磁気ディスク装置からなる記憶
装置17と、制御パネル18と、光ディスクドライブ1
3、14、アクセッサ16、記憶装置17および制御パ
ネル18を制御する制御部19とを備えている。
【0022】制御部19と光ディスクドライブ13、1
4、アクセッサ16および記憶装置17の間は、それぞ
れ制御用信号線21、22、23、24によって機能的
に接続され、制御部19と制御パネル18の間は信号線
25によって機能的に接続されている。また、制御部1
9は信号線26を介して上位装置に接続されるようにな
っている。
【0023】図2は、図1における制御部19の構成を
示すブロック図である。制御部19は、中央処理装置
(以下、CPUと記す。)31と、リード・オンリ・メ
モリ(以下、ROMと記す。)32と、ランダム・アク
セス・メモリ(以下、RAMと記す。)33を備え、こ
れらはバス34によって互いに接続されている。このバ
ス34には、光ディスクドライブ13、14、アクセッ
サ16、記憶装置17、制御パネル18および上位装置
30が接続されている。CPU31は、RAM33をワ
ークエリアとして、ROM32に格納されたプログラム
を実行して集合光ディスク装置全体を制御するようにな
っている。
【0024】図3は、光ディスク媒体11の複写に係わ
る制御部19の機能を示す機能ブロック図である。この
図に示すように、制御部19は、格納セル12に格納さ
れた所定の光ディスク媒体11の全記憶情報を記憶装置
17に複写する複写手段35と、光ディスクドライブ1
3、14を介して格納セル12に格納される光ディスク
媒体11にアクセスすると共に、複写手段35によって
所定の光ディスク媒体11の全記憶情報が複写された記
憶装置17を所定の光ディスク媒体11とみなして記憶
装置17にアクセスするアクセス手段36とを備えてい
る。
【0025】次に、本実施例の動作について説明する。
【0026】図4は、光ディスク媒体の取り出し時の動
作を示すフローチャートである。この動作では、まず、
ステップ(以下、Sと記す。)101で、光ディスク媒
体の取り出し命令があるか否かを判断し、NOの場合は
S101を繰り返す。制御パネル18によってオペレー
タから所定の光ディスク媒体11の取り出し命令が指示
されるとS101でYESとなり、S102で、光ディ
スクドライブ13、14の空き状態を確認する。空き状
態でなければS102を繰り返し、空き状態であれば、
S103で、アクセッサ16によって目的の光ディスク
媒体11を格納セル12から取り出して空き状態の光デ
ィスクドライブ13または14にセットする。次にS1
04で、制御部19の複写手段35によって光ディスク
ドライブ13または14、および記憶装置17を制御し
て、目的の光ディスク媒体11の全記憶情報を記憶装置
17に複写する。次にS105で、複写手段35は、記
憶装置17を目的の光ディスク媒体11とみなす情報を
記憶する。これにより、制御部19は記憶装置17を仮
想的な光ディスクドライブとみなして、目的の光ディス
ク媒体11はいつも光ディスクドライブに掛けられた状
態のように見せかける。次にS106で、アクセッサ1
6によって、目的の光ディスク媒体11を光ディスクド
ライブ13または14から取り出し、取出・挿入口15
に移動させ、この取出・挿入口15から排出させる。こ
のようにして、目的の光ディスク媒体11は集合光ディ
スク装置から取り出され、図示しない複写専用機によっ
て他の光ディスク媒体に複写される。
【0027】図5は、アクセス手段36による光ディス
ク媒体へのアクセス時の動作を示すフローチャートであ
る。この動作では、まず、S111で、図4のS105
で記憶した情報により、上位装置30からのアクセス命
令が取出中の光ディスク媒体に対してか否かを判断す
る。NOの場合は、S112で、アクセッサ16によっ
て目的の光ディスク媒体11を格納セル12から取り出
して光ディスクドライブ13または14にセットする。
次にS113で、光ディスクドライブ13または14を
介して目的の光ディスク媒体11にアクセスして終了す
る。一方、S111でYESの場合には、S114で、
図4のS105で記憶した情報により、記憶装置17を
目的の光ディスク媒体11とみなして記憶装置17にア
クセスして終了する。
【0028】このように本実施例によれば、光ディスク
媒体11を媒体複写のために集合光ディスク装置から取
り出しても、論理的には集合光ディスク装置内にあるよ
うにみせられるので、媒体複写の間、集合光ディスク装
置を用いたシステムを停止させることがなくなり、信頼
性を向上することができる。
【0029】すでに説明したように、光ディスクはデー
タを書き込む際には最低3回のプロセスが必要となり、
このことが光ディスクの書き込みが遅い原因になってい
る。しかし、光ディスクは読み出すのは書き込みのよう
な3回のプロセスがないため高速に行うことができる。
従って、光ディスク媒体11の全記憶情報を磁気ディス
ク装置からなる記憶装置17に複写するのに要する時間
は、他の光ディスク媒体への複写に要する時間に比べて
短い。そして、光ディスク媒体11の全記憶情報を記憶
装置17に複写した後は、光ディスク媒体11を取り出
しても、その光ディスク媒体11が集合光ディスク装置
内にあるように見せかけられるので、実質上、媒体複写
のために光ディスク媒体11を使用できなくなる時間を
短くすることができる。従って、光ディスク媒体11の
媒体複写に長時間を要しても集合光ディスク装置を用い
たシステムが使用できなくなる時間を短くすることがで
きる。
【0030】また、このように集合光ディスク装置にお
いて、光ディスク媒体11を取り出してもその光ディス
ク媒体11が集合光ディスク装置内にあるように見せか
けられるので、上位装置30の制御を変更することなし
に集合光ディスク装置から光ディスク媒体11を取り出
すことができることとなり、上位装置30側の開発負担
が軽減される。
【0031】また、媒体複写する光ディスク媒体を実質
的に使用可能なままで光ディスク媒体11を集合光ディ
スク装置から取り出せるので、ゆっくり複製媒体を作成
したり、光ディスク媒体11を他のシステムを貸し出し
たりすることができることになる。
【0032】図6ないし図8は本発明の第2実施例に係
る。
【0033】図6は本実施例の電子ファイリングシステ
ムの構成を示すブロック図である。本実施例の電子ファ
イリングシステムは、ローカルエリアネットワーク40
と、このローカルエリアネットワーク40を介して互い
に接続された光ディスク制御装置41、端末42および
端末43と、光ディスク制御装置41に接続されたファ
イル装置としての集合光ディスク装置44とを備えてい
る。光ディスク制御装置41は集合光ディスク装置44
を制御するようになっている。集合光ディスク装置44
の構成は、例えば図1に示す構成から記憶装置17を除
いたものである。
【0034】端末42は、ローカルエリアネットワーク
40に接続された制御部45と、文書等のデータを表示
する表示部46と、オペレータの指示を受け付けるキー
ボード47と、大容量の磁気ディスク装置からなる外部
記憶装置48と、光ディスクドライブとしての光ディス
ク装置49とを備えている。表示部46、キーボード4
7、外部記憶装置48および光ディスク装置49は、制
御部45に接続され、この制御部45によって制御され
るようになっている。外部記憶装置48は少なくとも集
合光ディスク装置44内の光ディスク媒体の1枚分の記
憶容量を有している。
【0035】また、端末43はローカルエリアネットワ
ーク40に接続された制御部51と、この制御部51に
接続され、この制御部51によって制御される表示部5
2、キーボード53および文書等のデータを入力するス
キャナ54を備えている。
【0036】なお、端末42、43には、必要に応じ
て、文書等のデータを出力するプリンタを設けても良
い。
【0037】図7は、図6における制御部45の構成を
示すブロック図である。制御部45は、CPU61と、
ROM62と、RAM63と、通信制御部64とを備
え、これらはバス65によって互いに接続されている。
このバス65には表示部46、キーボード47、外部記
憶装置48および光ディスク装置49が接続されてい
る。CPU61は、RAM63をワークエリアとして、
ROM62に格納されたプログラムを実行して端末42
全体を制御するようになっている。また、通信制御部6
4は、ローカルエリアネットワーク40に接続され、こ
のローカルエリアネットワーク40を介して行う他の装
置との通信を制御するようになっている。
【0038】図8は、光ディスク媒体の複写に係わる制
御部45の機能を示す機能ブロック図である。この図に
示すように、制御部45は、集合光ディスク装置44内
の所定の光ディスク媒体の全記憶情報を外部記憶装置4
8に複写する第1の複写手段71と、外部記憶装置48
に記憶された情報を端末42内の光ディスク装置49に
格納された複写先光ディスク媒体に複写する第2の複写
手段72とを備えている。
【0039】次に、本実施例の動作について説明する。
通常、この電子ファイリングシステムでは、端末43の
スキャナ54で読み取った文書等のデータをローカルエ
リアネットワーク40を介して集合光ディスク装置44
に登録する。登録した文書等のデータは、必要に応じて
他の端末あるいは端末43から検索されることになる。
【0040】ところで、このような電子ファイリングシ
ステムでは、従来、集合光ディスク装置44内の光ディ
スク媒体を媒体複写する場合には、複写元の光ディスク
媒体を集合光ディスク装置44から取り出して別の装置
で複写先の光ディスク媒体に複写していた。しかしなが
ら、この間、媒体複写する光ディスク媒体が電子ファイ
リングシステム内に存在しないため、その光ディスク媒
体に対する検索や登録が全くできなかった。
【0041】これに対し、本実施例では、集合光ディス
ク装置44内の光ディスク媒体を媒体複写する場合に
は、まず図8の第1の複写手段71によって、集合光デ
ィスク装置44内の複写元の光ディスク媒体の全記憶内
容をローカルエリアネットワーク40を介して端末42
の外部記憶装置48に一旦複写し、複写元の光ディスク
媒体は集合光ディスク装置44内にそのまま置いてお
き、その後の業務に使用する。そして、図8の第2の複
写手段72によって、外部記憶装置48に記憶された内
容を端末42内の光ディスク装置49に格納された複写
先光ディスク媒体に複写する。これにより、集合光ディ
スク装置44内の光ディスク媒体の媒体複写が完了す
る。
【0042】前述のように、複写元光ディスク媒体の全
記憶情報を磁気ディスク装置からなる外部記憶装置48
に複写するのに要する時間は、他の光ディスク媒体への
複写に要する時間に比べて短い。そして、複写元光ディ
スク媒体の全記憶情報を外部記憶装置48に複写した後
は、複写元光ディスク媒体は使用可能となるので、本実
施例によれば、媒体複写のために光ディスク媒体を使用
できなくなる時間を短くすることができる。従って、光
ディスク媒体の媒体複写に長時間を要しても、見掛け上
の光ディスク媒体の媒体複写の占有時間を短くすること
ができるので、電子ファイリングシステムの停止時間を
短くすることができる。
【0043】また、従来の、光ディスク媒体の媒体複写
を行う装置では、複写元光ディスクおよび複写先光ディ
スクを駆動する2台の光ディスク装置が必要であった
が、本実施例によれば、光ディスク複写装置となる端末
42は、1台の光ディスク装置49があれば光ディスク
媒体の媒体複写が可能となる。
【0044】また、本実施例によれば、複写元の光ディ
スク媒体を集合光ディスク装置44から取り出すことな
く媒体複写が可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載の発明によれば、光ディスクの媒体複写のためにその
光ディスクを取り出す際に、その光ディスクの全記憶情
報を記憶装置に複写し、その後は記憶装置を光ディスク
とみなすようにしたので、光ディスクの媒体複写によっ
てその光ディスクが使用できなくなる時間を短くするこ
とができるという効果がある。
【0046】また、請求項3または4記載の発明によれ
ば、ファイル装置内の所定の光ディスクの媒体複写を行
う場合、まず複写元の光ディスクの全記憶情報を記憶装
置に複写し、次に記憶装置に記憶された情報を複写先光
ディスクに複写するようにしたので、光ディスクの媒体
複写によってその光ディスクが使用できなくなる時間を
短くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の集合光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1における制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1における制御部の光ディスク媒体の複写に
係わる機能を示す機能ブロック図である。
【図4】第1実施例における光ディスク媒体の取り出し
時の動作を示すフローチャートである。
【図5】第1実施例における光ディスク媒体へのアクセ
ス時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例の電子ファイリングシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図7】図6における制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】第2実施例における光ディスク媒体の複写に係
わる制御部の機能を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
11 光ディスク媒体 12 光ディスク格納セル 13、14 光ディスクドライブ 15 取出・挿入口 16 アクセッサ 17 記憶装置 19 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ディスクを格納する格納部と、 この格納部に格納される光ディスクに対して情報の書き
    込みまたは読み出しを行う光ディスクドライブと、 少なくとも光ディスク1枚分の記憶容量を有する記憶装
    置と、 前記格納部に格納される所定の光ディスクの全記憶情報
    を前記記憶装置に複写する複写手段と、 前記格納部に格納される光ディスクにアクセスすると共
    に、前記複写手段によって所定の光ディスクの全記憶情
    報が複写された記憶装置を前記所定の光ディスクとみな
    して前記記憶装置にアクセスするアクセス手段とを具備
    することを特徴とする集合光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、磁気ディスク装置であ
    ることを特徴とする請求項1記載の集合光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 光ディスクを格納したファイル装置と、 ローカルエリアネットワークを介して前記ファイル装置
    に接続され、前記ファイル装置内の光ディスクに対して
    情報の書き込みまたは読み出しを行う端末装置と、 少なくとも前記ファイル装置内の光ディスク1枚分の記
    憶容量を有する記憶装置と、複写先光ディスクに対して
    情報の書き込みを行う光ディスクドライブと、前記ファ
    イル装置内の所定の光ディスクの全記憶情報を前記記憶
    装置に複写する第1の複写手段と、前記記憶装置に記憶
    された情報を前記光ディスクドライブに格納された複写
    先光ディスクに複写する第2の複写手段とを有し、前記
    ローカルエリアネットワークを介して前記ファイル装置
    に接続された光ディスク複写用端末装置とを具備するこ
    とを特徴とする電子ファイリングシステム。
  4. 【請求項4】 ローカルエリアネットワークを介して、
    光ディスクを格納したファイル装置に接続され、 少なくとも前記ファイル装置内の光ディスク1枚分の記
    憶容量を有する記憶装置と、 複写先光ディスクに対して情報の書き込みを行う光ディ
    スクドライブと、 前記ファイル装置内の所定の光ディスクの全記憶情報を
    前記記憶装置に複写する第1の複写手段と、 前記記憶装置に記憶された情報を前記光ディスクドライ
    ブに格納された複写先光ディスクに複写する第2の複写
    手段とを具備することを特徴とする光ディスク複写装
    置。
JP3187938A 1991-07-26 1991-07-26 集合光デイスク装置、電子フアイリングシステムおよび光デイスク複写装置 Pending JPH0535419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5640535A (en) * 1994-12-05 1997-06-17 Fujitsu Limited Library apparatus for duplicating disks and then sorting them to easily distinguish defective disks from normally copied disks
JPH09222959A (ja) * 1996-02-20 1997-08-26 Kobe Nippon Denki Software Kk 光ディスクマウント方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5640535A (en) * 1994-12-05 1997-06-17 Fujitsu Limited Library apparatus for duplicating disks and then sorting them to easily distinguish defective disks from normally copied disks
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