JPH0535369A - メモリ初期化方式 - Google Patents

メモリ初期化方式

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Publication number
JPH0535369A
JPH0535369A JP3212957A JP21295791A JPH0535369A JP H0535369 A JPH0535369 A JP H0535369A JP 3212957 A JP3212957 A JP 3212957A JP 21295791 A JP21295791 A JP 21295791A JP H0535369 A JPH0535369 A JP H0535369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
reset
address
initial value
address counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3212957A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Tsukawaki
脇 智 博 塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0535369A publication Critical patent/JPH0535369A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ初期化終了までに要する時間を短く
し、情報処理装置のジョブ処理の開始を早めること。 【構成】 CPU(中央演算処理装置)をリセットする
信号でアドレスを生成するアドレス手段を設けると共
に、メモリに書き込むべき初期値が書き込まれている初
期値データレジスタを設ける。更に、CPUが前記リセ
ット信号でリセットされている間、アドレスとしては前
記アドレス生成手段からのアドレスを選択し、データと
しては初期値データレジスタからのデータを選択してメ
モリに供給する手段を設ける。そして、CPUのリセッ
ト期間中に、前記アドレス生成手段からのアドレスで指
示されるメモリのアドレスに、初期値データレジスタか
らのデータを書き込むことにより、メモリの初期化を行
う。メモリ初期化は、リセットと並行して行われるの
で、情報処理装置のジョブ開始までの時間が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU(中央演算処理
装置)を具える情報処理装置のジョブ処理動作の開始に
先立って、そのメモリに対して所定の初期値の書き込み
を行うメモリ初期化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置における従来のメモリ初期
化方式には、メモリに書き込むべき初期値を生成し、そ
れをメモリの各バンクの入力線に同時に与えて書き込む
ことによって行う方式(例、特開昭63−164091号公報)
とか、DMA回路(DirectMemory Access)を設け、初
期値をメモリにDMA転送して行う方式(例、特開昭64
−25224 号公報)とかがある。また、情報処理装置のC
PU(中央演算処理装置)から初期化コマンドを出し、
このコマンドにより制御回路に初期化動作を開始させて
行う方式(特開平1−155418号公報)もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)しかしながら、前記した従来のメモリ初期化
方式では、CPUに対するリセット処理が行われた後で
なければメモリ初期化が開始されず、情報処理装置のジ
ョブ処理の開始が遅れるという問題点があった。
【0004】(問題点の説明)前記した従来のメモリ初
期化方式では、メモリの初期化をCPUが立ち上げられ
た後で行うものなので、情報処理装置を動作させる場合
に最初に行われるリセットにて、CPUがリセットされ
た後でなければ、メモリ初期化は行えなかった。
【0005】図3は、リセット時間とメモリ初期化時間
を説明する図であり、図3(イ)が従来のメモリ初期化
方式の場合を示している。CPUのリセット時間をT1
とすると、メモリ初期化はリセット開始からT1 の時間
が経過した後に開始される。メモリ初期化に要する時間
をT2 とすると、メモリの初期化が終わるまでに要する
時間は、リセット開始からT1 +T2 となる。情報処理
装置のジョブ処理の開始は、この段階でやっと開始され
る。なお、T1 は、100 ms以上と言われる。T2 は、
メモリの容量が大だと長く、少ないと短い。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ことを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のメモリ初期化方式では、CPUのリセット
を行っている間に、それと並行してメモリ初期化を行う
こととした。
【0008】例えば、リセット信号によりアドレスの生
成を開始するアドレス生成手段と、予めメモリの初期値
が書き込まれている初期値データレジスタと、リセット
時にアドレスとしては前記アドレス生成手段からのアド
レスを選択し、データとしては前記初期値データレジス
タからのデータを選択してメモリに供給する手段とを具
えるものとすることが出来る。
【0009】
【作 用】情報処理装置のCPUをリセットする信号
でアドレスを生成するアドレス手段を設けると共に、メ
モリに書き込むべきデータの初期値が書き込まれている
初期値データレジスタを設ける。更に、CPUが前記リ
セット信号でリセットされている間、アドレスとしては
前記アドレス生成手段からのアドレスを選択し、データ
としては初期値データレジスタからの初期値を選択して
メモリに供給する手段を設ける。
【0010】そして、前記アドレス生成手段からのアド
レスで指示されるメモリのアドレスに、初期値データレ
ジスタからの初期値を書き込むことにより、初期化を行
う。これにより、CPUのリセット期間中にメモリの初
期化を済ますことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の実施例を示す図であり、
1はリセット回路、2はCPU、3はデータバス、4は
アドレスバス、5はコントロールバス、6はアドレスカ
ウンタ、7はマルチプレクサ、8はメモリ、9はマルチ
プレクサ、10は初期値データレジスタ、11は方向コ
ントロール回路である。
【0012】マルチプレクサ7は、CPU2からアドレ
スバス4を経て送られて来るアドレスと、アドレスカウ
ンタ6からのアドレスとの切り換えをするためのもので
あり、その切り換え信号は、方向コントロール回路11
より送られる。マルチプレクサ9は、データバス3から
のデータと、初期値データレジスタ10からのデータと
の切り換えをするためのものであり、その切り換え信号
は、やはり方向コントロール回路11より送られる。初
期値データレジスタ10には、メモリに最初に書き込ん
でおきたいデータの初期値(例えば、0)が、予め書き
込まれている。
【0013】図2は、本発明の動作を説明する波形図で
あり、これを参照しながら、動作を説明する。図2
(イ)はリセット信号を示す波形図であるが、情報処理
装置が動作を開始する際には、まずリセット回路1より
リセット信号を発して、CPU2にリセットがかけられ
る。図2(イ)では、時刻t0 から時刻t1 までの時間
1 にわたって、リセット信号がローになっているが、
この間にリセットが行われる。リセット処理が終了する
までの時間T1 は、前記したように約100 ms以上であ
る。
【0014】本発明では、リセット信号はアドレスカウ
ンタ6にも送られる。リセット信号が送られて来ると、
アドレスカウンタ6は、クロック信号に同期して、値が
1づつ増大するアドレスを次々と生成する。図2(ロ)
にクロック信号を示すが、これを発生するクロック発生
回路は、アドレスカウンタ6内に独自のものを設けても
よいし、CPU2の動作に使うものを兼用してもよい。
【0015】図2(ハ)は、アドレスカウンタ6で生成
されるアドレスを示しており、クロック信号に同期し
て、0→1→2→3→…と1づつ値が増大してゆく。そ
して、リセット信号が終了した時(図2のt1 )、アド
レスの発生を停止する。
【0016】リセット信号は、方向コントロール回路1
1にも送られる。リセット信号が送られて来ると、方向
コントロール回路11は、アドレスカウンタ6からのア
ドレスを採用するよう、マルチプレクサ7を切り換える
と共に、初期値データレジスタ10からのデータ(メモ
リ初期値)を採用するよう、マルチプレクサ9を切り換
える。
【0017】これにより、アドレスカウンタ6からのア
ドレスで指定される番地に、初期値データレジスタ10
からの初期値が、次々と書き込まれる。かくして初期化
が行われる。つまり、本発明では、図3(ロ)に示すよ
うに、CPU2のリセット処理が開始されると同時に、
メモリ初期化も開始される。
【0018】ところで、メモリ初期化時間T2 は、前記
したようにメモリ容量が大だと長くなる。初期化できる
番地数は、アドレスカウンタ6からのアドレスの値が、
リセット時間T1 内にどれくらいの値にまで達するかに
よって決まる。そのアドレスの値は、アドレスを生成す
るのに用いるクロック周波数の値により決まる。仮に、
クロック周波数=100 MHz,リセット時間T1 =100
ms(0.1 秒)とすると、リセット時間T1 内に生起す
るクロック数は10M個であるから、約10M個のアドレス
を生成でき、約10Mの容量のメモリを初期化できる計算
になる。
【0019】従って、メモリ8の容量が約10M以下であ
れば、メモリ初期化をリセット時間T1 内に終了させる
ことが出来る。もし、メモリ8の容量がそれより大であ
り、メモリ初期化時間T2 がリセット時間T1 より長く
なるようであれば、周波数がもっと大きいクロックを使
用すればよい。そうすれば、メモリ初期化時間T2 を、
リセット時間T1 より短くすることが出来る。
【0020】図2(ニ)は、CPU2から発生されるア
ドレスを示すが、これは、CPU2のリセットが終了し
てから発生され、アドレスバス4,マルチプレクサ7を
経てメモリ8に供給される。図2(ホ)は、データバス
3からマルチプレクサ9を経て供給されるデータであ
り、やはりCPU2のリセット終了後に供給される。リ
セット期間中、アドレスバス4やデータバス3は、ハイ
インピーダンス状態にある。
【0021】なお、上例では、リセット開始と同時にメ
モリ初期化を開始させるようにしているが、メモリ初期
化の終了がリセット時間T1 内に終わりさえすれば、情
報処理装置のジョブ処理開始を遅らせることにはならな
いから、それが守られるならば、アドレスカウンタ6や
方向コントロール回路11の動作開始は、リセット開始
時点より遅らされても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のメモリ初期化
方式によれば、情報処理装置をリセットしている期間に
メモリの初期化を済ませてしまうことが出来るので、速
やかにジョブの処理にとりかかることが出来る。そのた
め、処理時間全体から見た場合、情報処理装置のスルー
プット(単位時間当たりに処理するジョブ数)が上が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す図
【図2】 本発明の動作を説明する波形図
【図3】 リセット時間とメモリ初期化時間を説明する
【符号の説明】
1…リセット回路、2…CPU、3…データバス、4…
アドレスバス、5…コントロールバス、6…アドレスカ
ウンタ、7…マルチプレクサ、8…メモリ、9…マルチ
プレクサ、10…初期値データレジスタ、11…方向コ
ントロール回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU(中央演算処理装置)のリセット
    を行っている間に、メモリ初期化を行うことを特徴とす
    るメモリ初期化方式。
  2. 【請求項2】 リセット信号によりアドレスの生成を開
    始するアドレス生成手段と、予めメモリの初期値が書き
    込まれている初期値データレジスタと、リセット時にア
    ドレスとしては前記アドレス生成手段からのアドレスを
    選択し、データとしては前記初期値データレジスタから
    のデータを選択してメモリに供給する手段とを具えたこ
    とを特徴とするメモリ初期化方式。
JP3212957A 1991-07-30 1991-07-30 メモリ初期化方式 Pending JPH0535369A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3212957A JPH0535369A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 メモリ初期化方式

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JP3212957A JPH0535369A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 メモリ初期化方式

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JPH0535369A true JPH0535369A (ja) 1993-02-12

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JP3212957A Pending JPH0535369A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 メモリ初期化方式

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