JPH0535270A - 音声入力回路 - Google Patents
音声入力回路Info
- Publication number
- JPH0535270A JPH0535270A JP3193850A JP19385091A JPH0535270A JP H0535270 A JPH0535270 A JP H0535270A JP 3193850 A JP3193850 A JP 3193850A JP 19385091 A JP19385091 A JP 19385091A JP H0535270 A JPH0535270 A JP H0535270A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- amplifier
- gain
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミキシングにおいて入力信号を適正レベルま
で増幅すると共に効果音も得ることができる音声入力回
路に関するものであり、１つの選択操作で動作設定が可
能で、更に１つのアンプで回路を構成し回路の簡素化を
図ることを目的とする。 【構成】 ２つのレベルのゲイン設定が可能なゲイン切
換アンプ２とディストーション効果を得るためのクリッ
プ回路４とクリップ回路通過前後の信号を選択するスイ
ッチ５とを設け、マイク／楽器／ディストーション選択
信号１２に応じて制御回路１１がゲイン切換アンプ２の
ゲインとスイッチ５の信号選択を設定することで、１つ
の選択操作による動作設定が可能になると共に、ゲイン
切換アンプ２でクリップするのに十分な増幅信号が得ら
れるため、従来のディストーション専用アンプが削除で
き１つのアンプで回路を構成することができる。
で増幅すると共に効果音も得ることができる音声入力回
路に関するものであり、１つの選択操作で動作設定が可
能で、更に１つのアンプで回路を構成し回路の簡素化を
図ることを目的とする。 【構成】 ２つのレベルのゲイン設定が可能なゲイン切
換アンプ２とディストーション効果を得るためのクリッ
プ回路４とクリップ回路通過前後の信号を選択するスイ
ッチ５とを設け、マイク／楽器／ディストーション選択
信号１２に応じて制御回路１１がゲイン切換アンプ２の
ゲインとスイッチ５の信号選択を設定することで、１つ
の選択操作による動作設定が可能になると共に、ゲイン
切換アンプ２でクリップするのに十分な増幅信号が得ら
れるため、従来のディストーション専用アンプが削除で
き１つのアンプで回路を構成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号を後段の信号処
理に適したレベルに増幅する音声入力回路に関するもの
である。
理に適したレベルに増幅する音声入力回路に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】ミキシングを目的とした音声入力回路に
入力される信号源は、音声レベルで区分すると、マイク
と楽器に分けることができ、一般にマイクの標準入力レ
ベルは−３０dBV、楽器の標準入力レベルは−１０dBVで
ある。また、楽器信号に付加する効果音の１つに、入力
された信号を過大増幅した上、クリップさせて、倍音成
分を増加し音に厚みとサステインを持たせる効果（以下
ディストーションと記す）があり、楽器信号に対し多く
使用される。
入力される信号源は、音声レベルで区分すると、マイク
と楽器に分けることができ、一般にマイクの標準入力レ
ベルは−３０dBV、楽器の標準入力レベルは−１０dBVで
ある。また、楽器信号に付加する効果音の１つに、入力
された信号を過大増幅した上、クリップさせて、倍音成
分を増加し音に厚みとサステインを持たせる効果（以下
ディストーションと記す）があり、楽器信号に対し多く
使用される。
【０００３】以下に従来の音声入力回路の一例について
説明する。図２は従来の音声入力回路の構成を示すブロ
ック図である。図２において、１は入力端子、２はゲイ
ン切換アンプ、３はアンプ、４はクリップ回路、５はス
イッチ、６は出力端子、７は第１の制御回路、８はマイ
ク／楽器選択信号、９は第２の制御回路、１０はディス
トーションＯＮ／ＯＦＦ信号である。
説明する。図２は従来の音声入力回路の構成を示すブロ
ック図である。図２において、１は入力端子、２はゲイ
ン切換アンプ、３はアンプ、４はクリップ回路、５はス
イッチ、６は出力端子、７は第１の制御回路、８はマイ
ク／楽器選択信号、９は第２の制御回路、１０はディス
トーションＯＮ／ＯＦＦ信号である。
【０００４】以上のように構成された音声入力回路につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【０００５】入力端子１に接続された信号は、ゲイン切
換アンプ２に入力される。ゲイン切換アンプ２は初段ア
ンプであり、Ｓ／Ｎの点からはより高いゲインが要求さ
れるが、一方で電源電圧により増幅信号のクリップレベ
ルが制限されるため、入力信号の音声レベルに合わせた
最適ゲインの設定が必要になる。そのためゲイン切換ア
ンプは音声レベルの異なる、マイクと楽器に対応した高
低２つのレベルのゲイン設定が可能であり、第１の制御
回路７により設定される。
換アンプ２に入力される。ゲイン切換アンプ２は初段ア
ンプであり、Ｓ／Ｎの点からはより高いゲインが要求さ
れるが、一方で電源電圧により増幅信号のクリップレベ
ルが制限されるため、入力信号の音声レベルに合わせた
最適ゲインの設定が必要になる。そのためゲイン切換ア
ンプは音声レベルの異なる、マイクと楽器に対応した高
低２つのレベルのゲイン設定が可能であり、第１の制御
回路７により設定される。
【０００６】第１の制御回路７は、マイク／楽器選択信
号８でマイク選択時は、ゲイン切換アンプ２のゲインを
高レベルに設定してマイクの音声レベルに対応した増幅
信号が得られ、楽器選択時はゲイン切換アンプ２のゲイ
ンを低レベルに設定して楽器の音声レベルの対応した増
幅信号が得られる。得られた信号はスイッチ５及びアン
プ３に出力される。アンプ３は入力された信号を次段の
クリップ回路４でクリップするのに十分な増幅をして出
力する。信号はクリップ回路４でクリップされディスト
ーション効果が付加されてスイッチ５に出力される。第
２の制御回路９は、ディストーションＯＮ／ＯＦＦ信号
１０が、ＯＮ選択時はスイッチ５をＢ側に設定し、ＯＦ
Ｆ選択時はスイッチ５をＡ側に設定するため、ディスト
ーションが付加された信号と付加する以前の信号とが選
択されて出力端子６から出力される。
号８でマイク選択時は、ゲイン切換アンプ２のゲインを
高レベルに設定してマイクの音声レベルに対応した増幅
信号が得られ、楽器選択時はゲイン切換アンプ２のゲイ
ンを低レベルに設定して楽器の音声レベルの対応した増
幅信号が得られる。得られた信号はスイッチ５及びアン
プ３に出力される。アンプ３は入力された信号を次段の
クリップ回路４でクリップするのに十分な増幅をして出
力する。信号はクリップ回路４でクリップされディスト
ーション効果が付加されてスイッチ５に出力される。第
２の制御回路９は、ディストーションＯＮ／ＯＦＦ信号
１０が、ＯＮ選択時はスイッチ５をＢ側に設定し、ＯＦ
Ｆ選択時はスイッチ５をＡ側に設定するため、ディスト
ーションが付加された信号と付加する以前の信号とが選
択されて出力端子６から出力される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成ではマイク，楽器の選択とディストーションの
ＯＮ／ＯＦＦ選択が独立であるため、使用されることの
ないマイクでのディストーション効果をＯＮする不都合
なモードが生じ、楽器でディストーションＯＮのモード
からマイクでディストーションＯＦＦのモードに切換る
のに２つの選択操作が必要で操作性に欠ける。
来の構成ではマイク，楽器の選択とディストーションの
ＯＮ／ＯＦＦ選択が独立であるため、使用されることの
ないマイクでのディストーション効果をＯＮする不都合
なモードが生じ、楽器でディストーションＯＮのモード
からマイクでディストーションＯＦＦのモードに切換る
のに２つの選択操作が必要で操作性に欠ける。
【０００８】また、ディストーション用に独立したアン
プを要することから２つのアンプ構成になるという問題
点を有していた。
プを要することから２つのアンプ構成になるという問題
点を有していた。
【０００９】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、不都合な動作モードを削除して操作性を向上すると
共に１つのアンプで回路を構成することを可能にした音
声入力回路を提供することを目的とする。
で、不都合な動作モードを削除して操作性を向上すると
共に１つのアンプで回路を構成することを可能にした音
声入力回路を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の音声入力回路は、ゲイン切換アンプと、クリ
ップ回路と、信号選択スイッチと、３つのモードでアン
プのゲインと信号選択スイッチを制御する制御回路とを
備える。
に本発明の音声入力回路は、ゲイン切換アンプと、クリ
ップ回路と、信号選択スイッチと、３つのモードでアン
プのゲインと信号選択スイッチを制御する制御回路とを
備える。
【００１１】
【作用】この構成によって、マイク，楽器，ディストー
ションの３つのモードで動作設定を行うため、不都合な
動作モードが削除され１つの選択操作で動作設定が可能
となり、初段アンプを３つのモードでゲイン切換するこ
とで１つのアンプで回路を構成することができる。
ションの３つのモードで動作設定を行うため、不都合な
動作モードが削除され１つの選択操作で動作設定が可能
となり、初段アンプを３つのモードでゲイン切換するこ
とで１つのアンプで回路を構成することができる。
【００１２】
（実施例１）以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１３】図１において、１は入力端子、２はゲイン
切換アンプ、４はクリップ回路、５はスイッチ、６は出
力端子、１１は制御回路、１２はマイク／楽器／ディス
トーション選択信号である。
切換アンプ、４はクリップ回路、５はスイッチ、６は出
力端子、１１は制御回路、１２はマイク／楽器／ディス
トーション選択信号である。
【００１４】以上のように構成された音声入力回路につ
いて以下にその動作を説明する。入力端子１に接続され
た信号はゲイン切換アンプ２に入力される。ゲイン切換
アンプ２は音声レベルの異なるマイクと楽器及びディス
トーション動作に対応して高低２つのレベルのゲイン設
定が可能である。ゲイン切換アンプ２で増幅された信号
はスイッチ５及びクリップ回路４に出力される。クリッ
プ回路４からは、クリップされディストーション効果が
付加された信号がスイッチ５に出力される。スイッチ５
は制御回路１１により設定され、選択された側の信号が
出力端子６から出力される。
いて以下にその動作を説明する。入力端子１に接続され
た信号はゲイン切換アンプ２に入力される。ゲイン切換
アンプ２は音声レベルの異なるマイクと楽器及びディス
トーション動作に対応して高低２つのレベルのゲイン設
定が可能である。ゲイン切換アンプ２で増幅された信号
はスイッチ５及びクリップ回路４に出力される。クリッ
プ回路４からは、クリップされディストーション効果が
付加された信号がスイッチ５に出力される。スイッチ５
は制御回路１１により設定され、選択された側の信号が
出力端子６から出力される。
【００１５】制御回路１１はマイク／楽器／ディストー
ション選択信号１２に応じて、ゲイン切換アンプ２のゲ
インと、スイッチ５の信号選択を制御する。マイク選択
時は、ゲインを高レベルにし、スイッチ５をＡ側に設定
してマイクの音声レベルに対応した増幅信号を出力す
る。楽器選択時はゲインを低レベルにし、スイッチ５を
Ａ側に設定して楽器の音声レベルに対応した増幅信号を
出力する。ディストーション選択時にはゲインを高レベ
ルにし、スイッチ５をＢ側に設定することで、マイクに
対応したゲインでも楽器の音声レベルの入力信号がクリ
ップするのに十分な増幅信号が得られ、クリップ回路４
でクリップしてディストーション効果が付加された信号
が出力端子６より出力される。
ション選択信号１２に応じて、ゲイン切換アンプ２のゲ
インと、スイッチ５の信号選択を制御する。マイク選択
時は、ゲインを高レベルにし、スイッチ５をＡ側に設定
してマイクの音声レベルに対応した増幅信号を出力す
る。楽器選択時はゲインを低レベルにし、スイッチ５を
Ａ側に設定して楽器の音声レベルに対応した増幅信号を
出力する。ディストーション選択時にはゲインを高レベ
ルにし、スイッチ５をＢ側に設定することで、マイクに
対応したゲインでも楽器の音声レベルの入力信号がクリ
ップするのに十分な増幅信号が得られ、クリップ回路４
でクリップしてディストーション効果が付加された信号
が出力端子６より出力される。
【００１６】以上のように本実施例によれば、ゲイン切
換アンプと、クリップ回路と、クリップ回路通過前の信
号と通過後の信号とを切換える信号切換スイッチと、マ
イク，楽器，ディストーションの３つのモードに対応し
てゲイン切換アンプのゲインと信号切換スイッチとを制
御する制御回路とを設けることにより不都合な動作モー
ドが削除され、１つの選択操作で動作設定が可能とな
り、３つのモードに対応して初段アンプのゲインを切換
えることで１つのアンプで回路を構成することができ
る。
換アンプと、クリップ回路と、クリップ回路通過前の信
号と通過後の信号とを切換える信号切換スイッチと、マ
イク，楽器，ディストーションの３つのモードに対応し
てゲイン切換アンプのゲインと信号切換スイッチとを制
御する制御回路とを設けることにより不都合な動作モー
ドが削除され、１つの選択操作で動作設定が可能とな
り、３つのモードに対応して初段アンプのゲインを切換
えることで１つのアンプで回路を構成することができ
る。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、ゲイン切換アン
プと、クリップ回路と、信号選択スイッチと、３つのモ
ードでアンプのゲインと信号選択スイッチとを制御する
制御回路とを設けることにより、不都合が生じる動作モ
ードが削除されて１つの選択操作での動作設定が可能と
なり操作性が向上されると共に、従来のディストーショ
ン専用のアンプを不要にし、１つのアンプで回路が構成
でき、回路の簡略化が図れる音声入力回路を実現できる
ものである。
プと、クリップ回路と、信号選択スイッチと、３つのモ
ードでアンプのゲインと信号選択スイッチとを制御する
制御回路とを設けることにより、不都合が生じる動作モ
ードが削除されて１つの選択操作での動作設定が可能と
なり操作性が向上されると共に、従来のディストーショ
ン専用のアンプを不要にし、１つのアンプで回路が構成
でき、回路の簡略化が図れる音声入力回路を実現できる
ものである。
【図１】本発明の一実施例における音声入力回路のブロ
ック図
ック図
【図２】従来の音声入力回路のブロック図
１ 入力端子 ２ ゲイン切換アンプ ４ クリップ回路 ５ スイッチ ６ 出力端子 １１ 制御回路 １２ マイク／楽器／ディストーション選択信号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】ゲイン切換可能なアンプと、クリップ回路
と、切換スイッチと、動作モードに応じて前記アンプの
ゲインと、前記切換スイッチを制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする音声入力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193850A JPH0535270A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 音声入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193850A JPH0535270A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 音声入力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535270A true JPH0535270A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16314793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193850A Pending JPH0535270A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 音声入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535270A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137019A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-07-11 | J Eberspecher Gmbh & Co Kg | 排気音の能動的設計 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3193850A patent/JPH0535270A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137019A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-07-11 | J Eberspecher Gmbh & Co Kg | 排気音の能動的設計 |
| US9386366B2 (en) | 2011-12-02 | 2016-07-05 | Eberspächer Exhaust Technology GmbH & Co. KG | Active design of exhaust sounds |
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