JPH0535256Y2 - - Google Patents

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JPH0535256Y2
JPH0535256Y2 JP3936588U JP3936588U JPH0535256Y2 JP H0535256 Y2 JPH0535256 Y2 JP H0535256Y2 JP 3936588 U JP3936588 U JP 3936588U JP 3936588 U JP3936588 U JP 3936588U JP H0535256 Y2 JPH0535256 Y2 JP H0535256Y2
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JP
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valve
valve body
check valve
inlet port
check
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は逆止め弁の弁ボデイの改良に関する。
b 従来の技術 従来、スプリングにて弁座に付勢した弁体を、
逆方向から作用する流体の圧力によつてのみ開放
し、その流体をインレツトポートからアウトレツ
トポートへと流通するようにした構成の逆止め弁
が、たとえば自動車の負圧式倍力装置などに用い
られている。すなわち、自動車用のブレーキ倍力
装置のように、装置内に負圧を形成し、該負圧室
を可撓性ホースを介して負圧源に接続し、かつ該
負圧室の負圧を保持するため前記可撓性ホースに
逆止め弁を内蔵させたものがある。
c 考案が解決しようとする課題 第4図は該逆止め弁を前記可撓性ホースに内蔵
させた状態の断面図、第5図は第4図のB部にお
ける逆止め弁のみの一部拡大図を示す。同図に示
すように前記可撓性ホースに内蔵される従来の逆
止め弁においては、逆止め弁1の弁ボデイ2は、
インレツトポート3を有する弁本体部4とアウト
レツトポートとしての流路5を有する弁端部6と
を、互いに円周方向に沿つた接合面7にて接合さ
せて組み立てられている。
しかしながら、前記弁ボデイ2の弁本体部4お
よび弁端部6は、通常、合成樹脂などから成つて
いるため、組み立てに際して、両者4,6の接合
は、例えば超音波溶接法による溶着が行なわれて
いる。このため、前記弁本体部4と弁端部6との
接合面7での接合に際し、屡々発生する溶着ばり
が両者4,6のすきまを通して第5図矢印に示す
ように、逆止め弁1の外周面および弁室8内に露
出または流出し、これを可撓性ホース9に内蔵さ
せた時、気密性を阻害したり、逆止め弁としての
機能に支障を来たすという問題点があつた。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その
目的は前記問題点を解消し、逆止め弁の組み立て
に際し、弁ボデイの接合時、その接合面から溶着
ばりが逆止め弁の外周面や弁室内に露出または流
出しない構造の逆止め弁を提供することにある。
d 課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本考案の構成は、 インレツトポートとアウトレツトポートとを有
する弁ボデイと、該弁ボデイのインレツトポート
側に設けられた弁座に着座すると弁体と、該弁体
をインレツトポート側に常時付勢する付勢手段と
を備えた逆止め弁において、 前記弁ボデイは、インレツトポートまたはアウ
トレツトポートのいずれか一方のポートを有する
弁本体部と、前記のいずれか他方のポートを有す
る弁端部とを接合して成ると共に、その円周上の
接合面を挟んで前後の両側で、かつ円周方向に沿
つて、前記弁本体部、または弁端部、またはその
両者のそれぞれに、溝を形成しことを特徴とす
る。
e 作用 前述のように構成された逆止め弁にあつては、
円周上の接合面を挟んだ両側に設けられた溝内
に、接合時に発生する溶着ばりが入り込み、そこ
に収容される。このため、それらが逆止め弁の外
周面や弁室内に露出または流出しなくなる。
f 実施例 以下、図面に基づいて本考案の好適な一実施例
を例示的に詳しく説明する。
第1図は逆止め弁の断面図、第2図は第1図の
A部拡大図、第3図は前記逆止め弁を可撓性ホー
スに内蔵させた状態の断面図を示す。同図におい
て、11は逆止め弁、12は円柱形状の弁ボデ
イ、弁ボデイ12はインレツトポート13を有す
る弁本体部14と、複数の流路15から成るアウ
トレツトポートを有する弁端部16とを互いに円
周方向に沿つた接合面17にて接合させて組み立
てられている。なお、18は弁室、19は弁室1
8内に配設された弁体で、カツプ形状の弁部材2
0と弁保持部材21とから成り、22は該弁体1
9をインレツトポート13側に常時付勢するスプ
リング、23は弁座である。
前記弁端部16の外周面には緩やかに膨らんだ
膨出部16aが円周方向に沿つて形成され、その
膨出部16aの最大外径部分16bは、前記弁本
体部14の外径部分14aと同等かやや太くなつ
ており、その最大外径部分16bの後方に段部1
6cが円周方向に沿つて形成されている。
前記弁端部16にはまた、弁本体部14との前
記接合面17を挟んで弁軸方向前後に、円周方向
に沿つて二つの溝16d,16eが設けられてい
る。この二つの溝16d,16eは前記弁本体部
14との接合時に発生する溶着ばりを収容するた
めの収容空間である。
弁本体部14と弁端部16とは、両者の材質が
例えば樹脂である場合は、弁室18内に弁体19
およびスプリング22を配設した後、両者の円周
上の接合面17を、例えば超音波溶接法などによ
り溶着して、逆止め弁11として組み立てる。こ
のとき、前記接合面17に溶着ばりの発生がある
が、第2図の矢印に示すように、前記弁端部16
に設けられた二つの溝16d,16e内に、これ
らの溶着ばりを収容することにより、逆止め弁1
1の外周面や弁室18内に露出または流出するの
を防止する。このため、この逆止め弁11を可撓
性ホース9に内蔵させても、その気密性を阻害す
ることはなく、また逆止め弁としての機能を損な
うこともない。
この逆止め弁11を可撓性ホース9に内蔵させ
るには、逆止め弁11の弁端部14に形成された
膨出部16aを案内にして、前記可撓性ホース9
内に押し込むように挿入すればよい。第3図は逆
止め弁11が可撓性ホース9に内蔵されたときの
状態を示す。かくして、内蔵された逆止め弁11
は、該膨出部16aと、ホース9の内周面からの
強い圧着力によつて気密性が確保されると共に、
該膨出部16aの最大外径部16bの後方に形成
された段部16cが弁本体部14と共に、ホース
9の内周面からの強い圧着力を受け、このため逆
止め弁11はホース9内に固定されるようにな
る。
なお、本実施例では、前記弁本体部14と弁端
部16との円周方向に沿つた接合面17を挟んで
弁軸方向前後に、二つの円周溝16d,16eを
弁端部16に設けた場合を説明したが、これらの
円周溝16d,16eは共に弁本体部14側に設
けてもよく、また弁本体部14と弁端部16にそ
れぞれ別個に設けてもよい。
また、本考案の技術は前記実施例における技術
に限定されるものではなく、同様な機能を果す他
の態様の手段によつてもよく、また本考案の技術
は前記構成の範囲内において種々の変更、付加が
可能である。
g 考案の効果 以上の説明から明らかなように本考案の逆止め
弁によれば、弁ボデイとして、インレツトポート
またはアウトレツトポートのいずれか一方のポー
トを有する弁本体部と、前記のいずれか他方のポ
ートを有する弁端部とを接合し、その円周上の接
合面を挟んだ両側で、かつ弁ボデイの円周方向に
沿つて、前記弁本体部または弁端部、またはその
両者にそれぞれ溝を設けたので、この溝内に接合
時に発生する溶着ばりが入り、ここに収容される
ので、それらが逆止め弁の外周面や弁室内に露出
または流出することはなくなる。このため、この
逆止め弁を可撓性ホースに内蔵させた時にその気
密性を阻害したり、逆止め弁としての機能に支障
を来たすことはない。なお、前記溶着ばりは、前
記溝内にそのまま収容されるので他に影響を与え
ない。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の逆止め弁の一実施例を示
し、第1図は逆止め弁の断面図、第2図は第1図
のA部拡大図、第3図は前記逆止め弁を可撓性ホ
ースに内蔵させた状態の断面図、第4図は従来の
逆止め弁を可撓性ホースに内蔵させた状態の断面
図、第5図は第4図のB部における逆止め弁のみ
の一部拡大図である。 11……逆止め弁、12……弁ボデイ、13…
…インレツトポート、14……弁本体部、15…
…流路(アウトレツトポート)、16……弁端部、
16d,16e……溝、17……接合面、19…
…弁体、22……スプリング、23……弁座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インレツトポートとアウトレツトポートとを有
    する弁ボデイと、該弁ボデイのインレツトポート
    側に設けられた弁座に着座する弁体と、該弁体を
    インレツトポート側に常時付勢する付勢手段とを
    備えた逆止め弁において、 前記弁ボデイは、インレツトポートまたはアウ
    トレツトポートのいずれか一方のポートを有する
    弁本体部と、前記のいずれか他方のポートを有す
    る弁端部とを接合して成ると共に、その円周上の
    接合面を挟んだ両側で、かつ円周方向に沿つて溝
    が形成されていることを特徴とする逆止め弁。
JP3936588U 1988-03-08 1988-03-25 Expired - Lifetime JPH0535256Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3936588U JPH0535256Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25
US07/315,445 US4955407A (en) 1988-03-08 1989-02-24 Check valve insertable into a hose
KR2019890001992U KR920000949Y1 (ko) 1988-03-08 1989-02-25 호오스 내장형 첵크밸브

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3936588U JPH0535256Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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Publication Number Publication Date
JPH01143473U JPH01143473U (ja) 1989-10-02
JPH0535256Y2 true JPH0535256Y2 (ja) 1993-09-07

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JP3936588U Expired - Lifetime JPH0535256Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574000Y2 (ja) * 1992-01-24 1998-06-04 自動車機器株式会社 ホース内蔵型逆止弁
JP2517110Y2 (ja) * 1992-02-19 1996-11-13 日信工業 株式会社 負圧ブースタ用チェックバルブ
JPH0736213Y2 (ja) * 1992-02-28 1995-08-16 日信工業株式会社 チェックバルブ
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