JPH089515Y2 - ホース内蔵型逆止弁 - Google Patents

ホース内蔵型逆止弁

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JPH089515Y2
JPH089515Y2 JP1988030698U JP3069888U JPH089515Y2 JP H089515 Y2 JPH089515 Y2 JP H089515Y2 JP 1988030698 U JP1988030698 U JP 1988030698U JP 3069888 U JP3069888 U JP 3069888U JP H089515 Y2 JPH089515 Y2 JP H089515Y2
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JP
Japan
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hose
check valve
outer diameter
diameter portion
valve
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Application number
JP1988030698U
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JPH01135293U (ja
Inventor
義道 井上
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Publication date
Application filed by 自動車機器株式会社 filed Critical 自動車機器株式会社
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Priority to US07/315,445 priority patent/US4955407A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は可撓性ホースに内蔵される逆止弁の改良に関
する。
b.従来の技術 自動車用のブレーキ倍力装置のように、装置内に負圧
を形成し、該負圧室を可撓性ホースを介して負圧源に接
続し、かつ該負圧室の負圧を保持するため前記可撓性ホ
ースに逆止弁を内蔵させたものがある。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、前記可撓性ホースに内蔵される従来の
逆止弁においては、第3図に示すように逆止弁1の本体
2の端部2aは、逆止弁先端部3の外周面に対して段部の
ように形成されている。このため、可撓性ホース(例え
ばゴム製ホース)4内に前記逆止弁1を内蔵させるべ
く、前記ホース4内に該逆止弁1を挿入する際に、前記
ホース4の端面4aの内径部付近が弁本体2の段部状の端
部2aに当接してしまい、挿入するために大きな力を必要
とするばかりか、その結果、前記ホース4の端面4aに近
い内周面を損傷させるという問題があった。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は
前記問題を解消し、可撓性ホースに逆止弁を内蔵させる
際の挿入作業を容易化すると共に、前記ホースの端面に
近い内周面の損傷を防止する逆止弁を提供することにあ
る。
d.課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本考案の構成は、可撓性ホ
ースに内蔵される逆止弁において、弁座を内部に有する
逆止弁本体の外径部を円筒形状に形成し、該外径部を前
記ホースの内径部に圧着させるように、該外径部を前記
ホースの内径部よりやや大きく形成するとともに、前記
逆止弁の先端部には、緩やかに膨らんだ膨出部を形成
し、該膨出部はその最大外径部分を前記弁本体外径部よ
りやや太くして、その後方に段部を円周方向に沿って形
成し、かつ該段部の付近にて、該先端部を前記弁本体に
固着させることを特徴とする。
e.作用 前述のように構成された可撓性ホースに内蔵される逆
止弁にあっては、該逆止弁の挿入される方向の先端部外
周面には、緩やかな膨らみを有する膨出部を形成させる
と共に、外周面に突出する段部をなくしたので、ホース
内に該逆止弁の挿入が円滑にできる。
また、前記膨出部の後方に円周方向に沿って形成され
た段部に、前記ホースの内周面が圧着されるので、前記
逆止弁のホース内での位置ずれを防止できる。
f.実施例 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を例示的
に詳しく説明する。
第1図は逆止弁を可撓性ホース内に挿入する時の縦断
面図、第2図は逆止弁が前記ホースに内蔵された時の縦
断面図を示す。同図において、10は逆止弁、11は円筒形
状の弁本体、12は弁先端部、13は弁室、14は弁室13内に
配設された弁体で、カップ形状の弁部材15と弁保持部材
16とから成り、17は該弁体14を常時付勢するスプリン
グ、18は弁座、19はインレットポート、20は弁先端部に
設けられた複数の流路で、アウトレットポートを形成す
る。
前記弁先端部12の外周面には緩やかに膨らんだ膨出部
12aが円周方向に沿って形成され、その膨出部12aの最大
外径部分12bは、前記弁本体11の外径部分11aと同等か、
もしくは外径部分11aよりやや太くなっており、その最
大外径部分12bの後方に段部12cが円周方向に沿って形成
されている。弁本体11と弁先端部12とは、両者の材質が
例えば樹脂である場合は、弁室13内に弁体14およびスプ
リング17を配設した後、両者の円周上の接合面21を例え
ば超音波溶接法などにより溶着またはスナップフィット
等の嵌合により一体化して、逆止弁10として組み立て
る。なお、前記弁先端部12において、前記接合面21を挟
んで両側に、かつ円周方向に沿って形成された二つの溝
12d,12eは、前記弁本体11との溶着時に発生する溶着ば
りを収容するための空間で、この溝12d,12eを設けるこ
とにより、逆止弁10の内外面に前記溶着ばりが露出する
のを防止し、気密性が阻害されるのを未然に防止してい
る。
前述のような逆止弁10を可撓性ホース4に内蔵させる
に際し、逆止弁10の先端部12に形成された膨出部12aを
案内にし、第1図のように前記ホース4内に挿入すれば
よい。このため、逆止弁10の前記ホース4への初期の挿
入力は従来のものに比べて約1/3(従来の挿入力約12kg
が本実施例では約4kgに減少)に減少する結果を得てい
る。また、内蔵された逆止弁10の膨出部12aとホース4
の内周面とは強い圧着力によって気密性が確保されるよ
うなっている。更に、段部12cは弁本体11と共にホース
4の内周面と強い圧着力によって、ホース4内に固定さ
れるようになっている。
なお、本考案の技術は前記実施例における技術に限定
されるものではなく、同様な機能を果す他の態様の手段
によってもよく、また本考案の技術は前記構成の範囲内
において種々の変更,付加が可能である。
g.考案の効果 以上の説明から明らかなように本考案のホース内蔵用
逆止弁によれば、逆止弁本体の外径部を円筒形状に形成
し、該外径部を前記ホースの内径部に圧着させるよう
に、該外径部を前記ホースの内径部よりやや大きく形成
するとともに、前記逆止弁の先端部には、緩やかに膨ら
んだ膨出部を形成し、該膨出部はその最大外径部分を前
記弁本体外径部よりやや太くして、その後方に段部を円
周方向に沿って形成し、かつ該段部の付近にて、該先端
部を前記弁本体に固着させるので、可撓性ホースに該逆
止弁を内蔵させる際、該逆止弁のホース内に挿入する力
を著しく低減でき、作業を容易化することができると共
に、大きな挿入力を必要としないので、ホース、特にホ
ースの端面に近い内周面の損傷を未然に防止できる。ま
た、前記段部をホース内に圧着させているので、ホース
外周にクランプを挿着して逆止弁を固定しなくても、逆
止弁の位置ずれを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案のホース内蔵型逆止弁の一実施例を示
す縦断面図であり、第1図は逆止弁が可撓性ホース内に
挿入される時、第2図は逆止弁が前記ホースに内蔵され
た時のそれぞれの縦断面図、第3図は従来の逆止弁が前
記ホース内に挿入される時の縦断面図である。 4……可撓性ホース、10……逆止弁、11……弁本体、11
a……外径部分、12……弁先端部、12a……膨出部、12b
……最大外径部分、12c……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性ホースに内蔵される逆止弁におい
    て、弁座を内部に有する逆止弁本体の外径部を円筒形状
    に形成し、該外径部を前記ホースの内径部に圧着させる
    ように、該外径部を前記ホースの内径部よりやや大きく
    形成するとともに、前記逆止弁の先端部には、緩やかに
    膨らんだ膨出部を形成し、該膨出部はその最大外径部分
    を前記弁本体外径部よりやや太くして、その後方に段部
    を円周方向に沿って形成し、かつ該段部の付近にて、該
    先端部を前記弁本体に固着させることを特徴とするホー
    ス内蔵型逆止弁。
JP1988030698U 1988-03-08 1988-03-08 ホース内蔵型逆止弁 Expired - Lifetime JPH089515Y2 (ja)

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JP1988030698U JPH089515Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 ホース内蔵型逆止弁
US07/315,445 US4955407A (en) 1988-03-08 1989-02-24 Check valve insertable into a hose
KR2019890001992U KR920000949Y1 (ko) 1988-03-08 1989-02-25 호오스 내장형 첵크밸브

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988030698U JPH089515Y2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 ホース内蔵型逆止弁

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JPH01135293U JPH01135293U (ja) 1989-09-14
JPH089515Y2 true JPH089515Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31255989

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124576U (ja) * 1984-07-17 1986-02-13 株式会社ナブコ 負圧式倍力装置用逆止弁
JPH0234558Y2 (ja) * 1986-09-08 1990-09-17

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JPH01135293U (ja) 1989-09-14

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