JP2913237B2 - 負圧ブースタにおける弁体保持構造 - Google Patents

負圧ブースタにおける弁体保持構造

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JP2913237B2
JP2913237B2 JP5011143A JP1114393A JP2913237B2 JP 2913237 B2 JP2913237 B2 JP 2913237B2 JP 5011143 A JP5011143 A JP 5011143A JP 1114393 A JP1114393 A JP 1114393A JP 2913237 B2 JP2913237 B2 JP 2913237B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、自動二輪車等
におけるマスタシリンダを倍力作動する負圧ブースタに
関し、特に、ブースタピストンに前端部を結合して後端
を開放した合成樹脂製弁筒8の内周面に弁体保持筒を嵌
合、固定し、この弁体保持筒の前端部外周面には、弁筒
内に配設される弁体の基端部が弁筒内周面との密着状態
で装着される環状の保持溝を設けたものゝ改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の負圧ブースタでは、例えば実開平
1−73459号公報に開示されているように、弁筒に
弁体保持筒を固定するために、弁筒の内周面に形成され
た環状段部に弁体保持筒の前端を当接させ、その後端を
押えるサークリップを弁筒の内周面に形成された環状係
止溝に係合させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構造
においては、組立に当り、弁体の基端部を保持溝に保持
した状態で弁体保持筒を弁筒に嵌入するとき、弁体の基
端部が弁筒内周面の環状段部で傷付けられる惧れがある
ため、組立を慎重に行う必要がある。また弁筒内周面の
環状の係止溝は、金型による形成が困難であるため、切
削加工で得ており、弁体保持筒の後端を押えるために専
用のサークリップを必要とすることゝ相俟って、製作費
が可成り高くつくことになる。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、弁体を損傷させる惧れのある環状段部を弁筒内周
面に形成せずとも、またサークリップ等の専用の押え部
品を用いずとも、弁体保持筒を弁筒に極めて容易に固定
することができる、構造簡単な前記弁体保持構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、弁筒の内周面を、弁体の基端部との所定
の密着部から弁筒の開放端に向って拡径するテーパ面に
形成する一方、弁体保持筒の外周面を、前記テーパ面に
嵌合するテーパ面に形成し、また弁筒の内周面にはその
周方向に延びる複数の円弧状係止溝を設ける一方、この
係止溝に弾性係合する係止爪を弁体保持筒の外周面に一
体に突設したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図1は負圧ブースタBの縦断面図である。
同図において、負圧ブースタBのブースタシェル1前面
には、該ブースタにより作動されるブレーキ用マスタシ
リンダMが取付けられる。
【0008】ブースタシェル1は、開放端を相互に結合
する前部シェル半体2及び後部シェル半体3から構成さ
れる。ブースタシェル1内は、それに前後往復動可能に
収容される鋼板製のブースタピストン4と、その後面に
重合されるダイヤフラム5とにより、前側の負圧室6と
後側の作動室7とに区画される。ダイヤフラム5は、そ
の外周ビードを両シェル半体2,3の結合部に挟着さ
れ、その内周ビードは、ブースタピストン4の中心ボス
4aと共に円筒状の弁筒8外周に嵌合され、係止環9で
固定される。弁筒8は、ブースタピストン4の中心ボス
4aを貫通して後方へ延出しており、後部シェル半体3
の後壁に連設された後方延長筒3aに平軸受10及びシ
ール部材11を介して摺動自在に支承される。
【0009】負圧室6は負圧導入管12を介して負圧源
である内燃機関の吸気マニホールド(図示せず)に常時
連通し、作動室7は弁筒8内に設けられる制御弁13に
より負圧室6または後方延長筒3a端部の大気導入口1
4に交互に連通切換えされる。
【0010】ブースタピストン4は負圧室6に縮設され
た戻しばね15により常時後退方向、即ち作動室7側に
弾発され、その後退限はダイヤフラム5の背面に隆起し
た環状配列の多数の突起5aがブースタシェル1の後壁
内面に当接することにより規制される。
【0011】弁筒8内には、ブレーキペダル16に連な
る入力杆17と、これにより操作される前記制御弁13
が次のように設けられる。即ち、弁筒8内の前部には弁
ピストン18が摺動自在に嵌合され、この弁ピストン1
8には、前記大気導入口14を貫通した入力杆17の前
端が首振り可能に結合される。また弁筒8の内面には環
状の第1弁座191 が形成され、これに囲繞される環状
の第2弁座192 が弁ピストン18の後端面に形成さ
れ、これら弁座191 ,192 と協働する弁体20が弁
筒8内に配設される(図2を併せて参照)。弁体20は
ゴム製であって、前後両端を開放した筒状をなしてお
り、その後端部即ちビード状の基端部20aは、弁筒8
内に嵌合する弁体保持筒21の前端部外周に形成された
環状の保持溝21aに装着されて弁筒8内周面との密着
状態に保持される。弁体保持筒21の取付構造について
は後述する。
【0012】弁体20は、上記基端部20aから半径方
向内方へ屈曲した薄肉の可撓部20b、及びこの可撓部
20bの前端に連なる厚肉の弁部20cを備えており、
その弁部20cは前記第1及び第2弁座191 ,192
に対向して配置される。弁部20cは可撓部20bの変
形により前後移動が可能であって、前進時には第1及び
第2弁座191 ,192 に着座し、後退時には弁体保持
筒21の前端で受止められる。
【0013】弁部20cには環状の補強板22が埋設さ
れ、これと入力杆17との間には、弁部20cを両弁座
191 ,192 に向って付勢する弁ばね23が縮設され
る。
【0014】また弁筒8の内面には、負圧室6に連なる
第1ポート241 が第1弁座191の外側で、また作動
室7に連なる第2ポート242 が同弁座191 の内側で
それぞれ開口する。また第2弁座192 の内側は弁体2
0及び弁体保持筒21の中空部を通して大気導入口14
と連通する。
【0015】而して、弁体20、弁ばね23及び第1,
第2弁座191 ,192 により制御弁13が構成され
る。
【0016】入力杆17及び弁体保持筒21間には、入
力杆17をその後退限に向って付勢する戻しばね25が
縮設される。入力杆17の後退限は、入力杆17に進退
調節可能に螺合したストッパ板26が後方延長筒3aの
端壁3b内面に当接することにより規制される。したが
って、ストッパ板26を回せば、ストッパ板26と入力
杆17との螺合位置が変わるので、入力杆17の後退限
を前後に調節することができる。この調節後のストッパ
板26の固定は、同じく入力杆17に螺合したロックナ
ット27の緊締により行なわれる。上記ストッパ板26
には、これが大気導入口14を閉塞しないように通気孔
28が穿設される。
【0017】弁筒8には、大気導入口14から弁筒8内
に取入れる空気を濾過するためのエアフィルタ29が入
力杆17を取巻いて装着される。このエアフィルタ29
は入力杆17及び弁筒8の相対変位を妨げないように適
度な柔軟性を有する。
【0018】さらに弁筒8には、その前面に開口する有
底の大シリンダ孔30と、この大シリンダ孔30の底面
から隆起する円筒状凸部31と、この凸部31を貫通す
る小シリンダ孔32とが設けられる。大シリンダ孔30
にはカップ状の出力ピストン33が摺動自在に嵌合さ
れ、またこの出力ピストン33内には、ゴム等の弾性材
34を充填して前記凸部31が摺動自在に嵌合される。
また小シリンダ孔32には、前記弁ピストン18の前端
面に突設された反力ピストン35が摺動自在に嵌合され
る。
【0019】出力ピストン33の前面には出力杆36が
突設されており、この出力杆36は前記マスタシリンダ
Mのピストン37に連接される。
【0020】さて、弁体保持筒21の弁筒8への取付構
造について図2ないし図5により説明する。図2は図1
における弁筒及び弁体保持筒部分の拡大図、図3は図2
の3矢視図、図4は弁筒8の内周面展開図、図5は弁体
保持筒21の外周面展開図である。
【0021】弁筒8及び弁体保持筒21は、いずれも熱
可塑性または熱硬化性合成樹脂を材料として成形され
る。その際、図2ないし図4に示すように、弁筒8の内
周面には、各一対の案内溝38及び係止溝39が弁筒8
の周方向に交互に並ぶように形成される。案内溝38
は、弁筒8の後端面から始まって弁筒8の所定深さの位
置で終っており、横断面が円弧状をなしている。一方、
係止溝39は、案内溝38の軸方向長さより遙かに短い
溝幅を有して弁筒8の周方向に延びる円弧状をなし、且
つ案内溝38の軸方向中間位置に配置される。即ち係止
溝39は、案内溝38の終端38aから弁筒8の後端側
へ一定距離Lオフセットされる。
【0022】また図2,図3及び図5に示すように、弁
体保持筒21の後端には、その外周面から突出する各一
対の案内爪40及び係止爪41が弁体保持筒21の周方
向に交互に並ぶように一体に形成される。案内爪40は
前記案内溝38に摺動自在に嵌合して該溝38の終端3
8aに当接するようになっており、一方、係止爪41
は、案内爪40が案内溝38の終端38aに当接したと
き係止溝39に弾力的に係合するようになっている。し
たがって案内爪40及び係止爪41間には、前記案内溝
38及び係止溝39間と同距離Lのオフセットが与えら
れる。
【0023】さらに弁体保持筒21には、案内爪40及
び係止爪41間において係止爪41の基部に弾性を付与
するための切欠42が設けられる。
【0024】再び図2おいて、角度θで示すように、互
いに嵌合する弁筒8の外周面及び弁体保持筒21の内周
面は、それぞれ前記弁体20の基端部20aとの所定の
密着部から後方(図では右方)開放端に向って拡径する
テーパ面に形成される。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する。
先ず、負圧ブースタBの休止状態では、図1に示すよう
に、入力杆17は後退限に位置し、制御弁13では、弁
体20の弁部20cを第1及び第2弁座191 ,192
に着座させて作動室7を負圧室6及び大気導入口14の
いずれとも不通にした中立状態になっており、このよう
な制御弁13により、負圧室6には負圧導入管12を通
して供給された負圧源の負圧が蓄えられ、作動室7に
は、大気により適当に希釈された負圧が保持される。し
たがってブースタピストン4には、負圧室6及び作動室
7間に生じる気圧差により僅かな前進力が与えられる
が、この前進力と戻しばね15の弾発力とが釣合ってブ
ースタピストン4は後退限から僅かに前進したところで
停止している。
【0026】いま、車両を制動すべくブレーキペダル1
6を踏込み、入力杆17及び弁ピストン18を前進させ
れば、当初、ブースタピストン4は不動であるから、第
2弁座192 が弁部20cから直ちに離れて作動室7を
大気導入口14に連通させる。その結果、大気が大気導
入口14から第2弁座192 及び第2ポート242 を通
って作動室7に流入して該室7を大気圧にするので、負
圧室6及び作動室7間に生じた気圧差に基づく前進力を
得てブースタピストン4は戻しばね15の力に抗して前
進し、出力杆36を介してマスタシリンダMのピストン
37を前方へ駆動し、車両に制動力をかけることができ
る。
【0027】このような制動中、入力杆17と共に弁ピ
ストン18も前進し反力ピストン35を介して弾性材3
4に当接するが、その弾性材34は、出力杆36の作動
反力を出力ピストン33を介して受けて小シリンダ孔3
2側へ膨出変形し、反力ピストン35に上記反力の一部
を作用させるので、その力は弁ピストン18及び入力杆
17を介してブレーキペダル16側へフィードバックさ
れ、操縦者は出力杆36の出力、即ち制動力の大きさを
感知することができる。
【0028】次に、ブレーキペダル16への踏力を解放
すると、先ず入力杆17が戻しばね25の弾発力により
弁ピストン18と共に後退し、第2弁座192 を弁部2
0cに着座させると共に弁部20cを第1弁座191
ら大きく引き離すので、作動室7が第1及び第2ポート
241 ,242 を介して負圧室6と連通して両室6,7
間の気圧差が無くなる。したがってブースタピストン4
は戻しばね15の弾発力をもって後退し、マスタシリン
ダMの作動を解除していく。そして、入力杆17がスト
ッパ板26を延長筒3aの端壁3cに当接させる後退限
まで戻ると、ブースタピストン4は、一旦ダイヤフラム
5の突起5aをブースタシェル1の後壁に当接させる後
退限まで戻って、第1弁座191 を弁部20cに着座さ
せると共に弁筒8を第2弁座から僅かに離間させるの
で、第2ポート242 を通して再び作動室7に大気が導
入される。しかしながら、その大気導入により生じた気
圧差によってブースタピストン4が僅かに前進すると、
第2弁座192 及び弁部20c間の小間隙は無くなり、
制御弁13を当初の中立状態にする。こうして作動室7
には大気に希釈された負圧が保持され、負圧ブースタB
は図1の休止状態となる。
【0029】このような負圧ブースタBにおいて、弁筒
8に弁体保持筒21を取付けるには、先ず弁体20の基
端部20aを弁体保持筒21の保持溝21aに装着し、
その弁体20を先頭にして弁体保持筒21を弁筒8内に
その後方から嵌入する。このとき、弁体保持筒21にお
いて、案内爪40は係止爪41よりも先行して弁筒8内
に進入するので、最初にこの案内爪40が弁筒8の案内
溝38に嵌合する。そして、これら案内爪40及び案内
溝38の嵌合の下で弁体保持筒21を弁筒8内に更に嵌
入すれば、一旦係止爪41が弁筒8の内周面で内方へ撓
まされるが、案内爪40が案内溝38の終端38aに突
き当ったとき、係止爪41は、自己の復元力により係止
溝39に自動的に係合する。
【0030】而して、これら係止爪41及び係止溝39
の係合により弁体保持筒21の弁筒8からの離脱を阻止
することができる。また案内爪40及び案内溝38の嵌
合は、係止爪41及び係止溝39の係合を誘導する外、
係止爪41が係止溝39を行き過ぎるのを防止すること
に役立つ。
【0031】また互いに嵌合する弁筒8の内周面及び弁
体保持筒21の外周面は前述のようにテーパ面に形成さ
れているので、弁体保持筒21を弁筒8に無造作に嵌入
しても、弁体20の基端部20aは弁筒8内周のテーパ
面に誘導されて弁筒8内周面との所定の密着個所に的確
にセットされ、損傷を受けることがなく、したがって弁
筒8内周面と弁体20間のシール状態を確保することが
できる。しかも、弁体20及び弁体保持筒21は、弁筒
8への所定の固定位置に達するまでは弁筒8内周のテー
パ面と強く摩擦することがないから、その嵌入を容易に
行うことができる。
【0032】さらに弁筒8内周面の係止溝39は環状で
はなく、円弧状であるから、弁筒8の成形と同時に容易
に形成することができ、この係止溝39に係合する係止
爪41を弁体保持筒21に一体に形成したことゝ相俟っ
て製作費の低減を図ることができる。
【0033】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、組立治具を用いて係止爪41及び係止溝39の位置
決めを行う場合には、案内爪40及び案内溝38を省略
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弁筒の内
周面を、弁体の基端部との所定の密着部から弁筒の開放
端に向って拡径するテーパ面に形成する一方、弁体保持
筒の外周面を、前記テーパ面に嵌合するテーパ面に形成
し、また弁筒の内周面にはその周方向に延びる複数の円
弧状係止溝を設ける一方、この係止溝に弾性係合する係
止爪を弁体保持筒の外周面に一体に突設したので、弁体
保持筒を弁筒に無造作に嵌入しても、弁体は弁筒内周の
テーパ面に誘導されて弁筒内周面との所定の密着個所に
的確にセットされ、損傷を受けることがないこと、弁体
及び弁体保持筒は、所定の固定位置に達するまでは弁筒
内周のテーパ面と強く摩擦することがなく、その嵌入を
容易に行い得ること等により、組立性が著しく向上す
る。また弁筒内周面の係止溝は環状ではなく、円弧状で
あるから、弁筒の成形と同時に形成が可能であること、
この係止溝に係合する係止爪が弁体保持筒に一体に形成
され、専用の押え部品が不要であること等により、製作
費の低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す負圧ブースタの縦断側
面図
【図2】図1における弁筒及び弁体保持筒部分の拡大図
【図3】図2の3矢視図
【図4】弁筒内周面の展開図
【図5】弁体保持筒外周面の展開図
【符号の説明】
B 負圧ブースタ 4 ブースタピストン 8 弁筒 20 弁体 21 弁体保持筒 21a 保持溝 39 係止溝 41 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 13/52 - 13/577

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブースタピストン(4)に前端部を結合
    して後端を開放した合成樹脂製弁筒8の内周面に弁体保
    持筒(21)を嵌合、固定し、この弁体保持筒(21)
    の前端部外周面には、弁筒(8)内に配設される弁体
    (20)の基端部(20a)が弁筒(8)内周面との密
    着状態で装着される環状の保持溝(21a)を設けた、
    負圧ブースタにおける弁体保持構造において、 弁筒(8)の内周面を、弁体(20)の基端部(20
    a)との所定の密着部から弁筒(8)の開放端に向って
    拡径するテーパ面に形成する一方、弁体保持筒(21)
    の外周面を、前記テーパ面に嵌合するテーパ面に形成
    し、また弁筒(8)の内周面にはその周方向に延びる複
    数の円弧状係止溝(39)を設ける一方、この係止溝
    (39)に弾性係合する係止爪(41)を弁体保持筒
    (21)の外周面に一体に突設したことを特徴とする、
    負圧ブースタにおける弁体保持構造。
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