JPH0535147Y2 - - Google Patents

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JPH0535147Y2
JPH0535147Y2 JP6178888U JP6178888U JPH0535147Y2 JP H0535147 Y2 JPH0535147 Y2 JP H0535147Y2 JP 6178888 U JP6178888 U JP 6178888U JP 6178888 U JP6178888 U JP 6178888U JP H0535147 Y2 JPH0535147 Y2 JP H0535147Y2
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JP
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plow
pair
straight line
wedges
bodies
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JP6178888U
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は除雪車の車両に装備される可変V形除
雪プラウに関する。
(b) 従来の技術 従来の可変V形除雪プラウは車両に支持枠を上
下揺動可能に取付け、この支持枠に垂直状に貫通
した連結軸に対して左右一対のプラウ本体を旋回
自在に設け前記プラウ本体の下端にはプラウエツ
ジが設けられている。
(c) 考案が解決しようとする課題 このため、押し固められた雪やアイスバーン等
を除雪する場合、支持枠を揺動して除雪プラウを
前方に傾斜させると、連結部も前方に傾斜し、左
右一対のプラウ本体の下端のプラウエツジが立つ
た状態となる。
この状態で平押しの切削作業を行なうのである
が、第2図に示すように左右一対のプラウ本体0
1,01の下端のプラウエツジ02,02が一直
線になつている時(α=180°)にはプラウエツジ
02,02の下端も一直線となつており、切削し
た跡は平面となるが、第3図のようにプラウエツ
ジ02,02が一直線よりも開いている時(α>
180°)にはプラウエツジ02,02の下端は両端
が浮き上がり、切削した跡は凹状となり、第4図
のようにプラウエツジ02,02が一直線よりも
閉じている時(α<180°)にはプラウエツジ0
2,02の下端は中央が浮き上がり、切削した跡
は凸状となり、路面に凹凸があると通行する車両
が非常に危険であるという問題がある。
このため作業車は運転席からいちいち降りてプ
ラウエツジが一直線になつているかどうか確認し
なければならず非常にめんどうであつた。
そこでこの考案の目的は平押しの切削作業を行
なう場合に左右一対のプラウエツジが一直線にな
つているかどうかを運転席から直接確認できるよ
うにすることにある。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は前記問題点を解消するためになされた
もので、車両に上下揺動可能に取付けられた支持
枠と、前記支持枠に垂直状に貫通した連結軸に対
して旋回自在に設けられ下端にプラウエツジを有
する左右一対のプラウ本体とより構成される可変
V形除雪プラウにおいて、前記左右一対のプラウ
本体には取付部材をそれぞれ取付け、前記左右一
対の取付部材の先部には、前記プラウエツジが一
直線になつたとき一致する目印部材をそれぞれ設
けたことを特徴とする。
(e) 作用 押し固められた雪やアイスバーン等を除雪する
とき平押しの切削作業を行なうが、これは除雪プ
ラウを前方に傾斜させて立つた状態の一対のプラ
ウエツジで除雪していく。
このとき左右一対のプラウ本体に取付けた一対
の目印部材を一対されると、一対のプラウエツジ
が一直線になつているので切削した跡の路面は平
坦となる。
(f) 実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は除雪車の車両前方に装備される可変
V形除雪プラウで、このプラウ1は、支持枠2、
左右一対のプラウ本体3,3、フロント板4等か
ら構成されている。
前記支持枠2は車両の前端に上下揺動可能に取
付けられるもので、この支持枠2の前部中央には
連結部材5…が前方に突設されている。
前記一対のプラウ本体3,3は前記連結部材5
…に垂直状に貫通した連結部6でもつて、連結ア
ーム7…を介して旋回自在に連結され、その表面
は所要の曲率でもつて形成されている。前記フロ
ント板4は一対のプラウ本体3,3間に設けら
れ、連結部材5…に固着され、その前面は一対プ
ラウ本体3,3の内端と常に一定の〓間が形成さ
れるように、一対のプラウ本体3,3の曲率に対
応する曲率を持つ、つづみ形状をしている。
一対のプラウ本体3,3の下端は一対のプラウ
エツジ8,8が、フロント板の下端にはフロント
シユ9がそれぞれ設けられ、この一対のプラウツ
ジ8,8とフロントシユ9とによつて積雪が切削
される。
前記一対のプラウ本体3,3の上端には一対の
取付部材10,10の基部が取付けられ、この一
対の取付部材10,10の先部にはプラウエツジ
用目印部材11,11を取付けてある。
前記一対のプラウエツジ用目印部材11,11
は一直線上に一致すると一対のプラウエツジ8,
8が一直線となるようになつている。
12はフロント板4の上端に設けたフロントシ
ユ用目印部材で、一対のプラウエツジ8,8がフ
ロントシユ9に対して垂直位置で一直線となる
と、一対のプラエツジ用目印部材11,11とフ
ロントシユ用目印部材12とが一直線上に一致す
るようになつている。
本考案は以上のような構成で、次に作用につい
て説明すると、通常の除雪作業を行なうときは除
雪プラウ1を水平にして除雪を行う。
次に押し固められた雪やアイスバーン等を除雪
するときは通常の除雪作業では除雪できないの
で、平押しの切削作業を行うのであるが、これは
支持枠2を揺動されて除雪プラウ1を前方に傾斜
され、これにともなつて連結軸6も前方に傾斜す
るとともに一対のプラウエツジ8,8は立つた状
態となり、一対のプラウエツジ8,8とフロント
シユ9とで切削して除雪していく。
このとき、一対のプラウエツジ用目印部材1
1,11を運転席より一直線上に一致させている
と、一対のプラウエツジ8,8が一直線上になる
ので切削した跡の路面は平坦となる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案は一対のフロント本体に一対
の目印部材を設け、この一対の目印部材が一致し
た時、一対のフロントエツジが一直線になるよう
にしたので、一対の目印部材を運転席より一致さ
れるだけで容易に一対のフロントエツジを一直線
にすることができ、押し固められた雪やアイスバ
ーン等を除雪する平押しの切削作業を行なうと
き、除雪プラウを前方に傾斜させて行なうのであ
るが、一対のプラウエツジが一直線になつている
ので、切削した跡の路面は平坦となり通行する車
両は安全に通行することができる。
また一対のフロントエツジが一直線になつてい
ることを運転席から確認できいちいち運転席から
降りる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を装備した可変V形除雪プラウ
の斜視図、第2図乃至第4図は平押しの切削作業
時の可変V形除雪プラウでaは平面図、bは正面
図であり、第2図は一対のプラウエツジの開度が
180°の場合、第3図は180°より大きい場合、第4
図は180°より小さい場合である。 1は可変V形除雪プラウ、2は支持枠、3はプ
ラウ本体、4はフロント板、8はプラウエツジ、
10は取付部材、11は目印部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両に上下揺動可能に取付けられた支持枠と、
    前記支持枠に垂直状に貫通した連結軸に対して旋
    回自在に設けられ下端にプラウエツジを有する左
    右一対のプラウ本体とより構成される可変V形除
    雪プラウにおいて、前記左右一対のプラウ本体に
    は取付部材をそれぞれ取付け、前記左右一対の取
    付部材の先部には、前記プラウエツジが一直線に
    なつたとき一致する目印部材をそれぞれ設けてな
    る可変V形除雪プラウ。
JP6178888U 1988-05-10 1988-05-10 Expired - Lifetime JPH0535147Y2 (ja)

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JP6178888U JPH0535147Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10

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JP6178888U JPH0535147Y2 (ja) 1988-05-10 1988-05-10

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Publication Number Publication Date
JPH01164308U JPH01164308U (ja) 1989-11-16
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