JPH0535137A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0535137A
JPH0535137A JP19240491A JP19240491A JPH0535137A JP H0535137 A JPH0535137 A JP H0535137A JP 19240491 A JP19240491 A JP 19240491A JP 19240491 A JP19240491 A JP 19240491A JP H0535137 A JPH0535137 A JP H0535137A
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heat
resistance heating
roller
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、電子写真式記録装置の定着装置に関
し、配線が簡単で、信頼性が高い定着装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】ヒートローラ21が、芯金41、絶縁層42、抵抗発
熱層43および耐熱性離型層44を有し、抵抗発熱層43が、
ヒートローラ21の一端側近傍で表面に露出し、ヒートロ
ーラ21の一端側から他端側に延在し他端側で折返して一
端側に戻るように延在し、再びヒートローラ21の一端側
近傍で表面に露出する複数の抵抗発熱体43aからなり、
給電手段26がヒートローラ21の一端側近傍のみに配置さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着装置に係り、特
に、レーザプリンタ等の電子写真式記録装置に用いられ
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置としては、例えば実開昭
56−120559号公報および特開平1−23008
4号公報記載のものが知られている。前者の公報に記載
のものは、図11に示される。図11において、回転自
在に支持されたヒートローラ101表面に通電によって温
度上昇する抵抗層101aを設けるとともに、ヒートロー
ラ101の両端部に上記抵抗層を延長して電極を形成し、
給電ブラシ102、103をヒートローラ101の両端部に配置
している。後者の公報記載のものも、基本的な構成は上
記構成とほぼ同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の定着装置にあっては、下述のような理由によ
り、信頼性が低下したり、配線が複雑になったり、ノイ
ズが発生したりするといった問題点があった。すなわ
ち、抵抗層101aの電極がヒートローラの両端に配置さ
れているので、両端に配置された給電ブラシ102、103同
士の位置ずれにより、抵抗層101aの所望の部位を加熱
することができなくなり、定着不良が発生し易い。ま
た、給電ブラシ102、103と抵抗層101aとの摺接箇所が
ヒートローラ101の両端に、すなわち2箇所あるので、
これらの摺接箇所で断線する可能性が高くなり、上述同
様に定着不良が発生し易い。したがって、信頼性が低下
する。
【0004】また、一対の給電ブラシ102、103がヒート
ローラ101の両端に分れて配置されているので、配線が
複雑になる。さらに、給電ブラシ102、103と抵抗層101
aとのON/OFFの繰り返しにより、ノイズが発生し
易い。そこで、請求項1記載の発明は、配線が簡単で、
信頼性が高い定着装置を提供することを課題とし、請求
項2記載の発明は、さらに電気的断線を防止したより信
頼性の高い定着装置を提供することを課題とし、請求項
3記載の定着装置は、ノイズを遮断することができる定
着装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、互いに圧接し、トナー像を
有する転写紙を間に通すように回転可能に設けられ、少
なくとも一方がヒートローラから構成される一対のロー
ラと、ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備
え、ヒートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力
により、転写紙にトナー像を定着させる定着装置におい
て、前記ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料に
より覆われた円筒状または円柱状のローラ本体と、ロー
ラ本体の表面上に形成された抵抗発熱層と、抵抗発熱層
の上に形成され表面に露出する耐熱性離型層と、を有
し、前記抵抗発熱層が、ヒートローラの一端側近傍で表
面に露出し、ヒートローラの一端側から他端側に延在し
他端側で折返して一端側に戻るように延在し、再びヒー
トローラの一端側近傍で表面に露出する複数の抵抗発熱
体からなり、かつ、抵抗発熱体の密度が、ヒートローラ
の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるよう
にヒートローラの軸方向に変化し、前記給電手段が、ヒ
ートローラの一端側近傍のみに配置され、一対のローラ
の圧接位置およびその上流側近傍の抵抗発熱体のみが発
熱するように、抵抗発熱層の露出部分に摺接することを
特徴とするものである。
【0006】上記課題を解決するため、請求項2記載の
発明は、互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を間に
通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方がヒー
トローラから構成される一対のローラと、ヒートローラ
に電圧を印加する給電手段と、を備え、ヒートローラの
熱エネルギーとローラ同士の圧接力により、転写紙にト
ナー像を定着させる定着装置において、前記ヒートロー
ラが、少なくとも表面が絶縁材料により覆われた円筒状
または円柱状のローラ本体と、ローラ本体の表面上に形
成された導電層と、導電層の上に形成された絶縁層と、
絶縁層の上に形成され、給電手段から電圧を印加される
抵抗発熱層と、抵抗発熱層の上に形成され表面に露出す
る耐熱性離型層と、を有し、前記抵抗発熱層が、ヒート
ローラの一端側近傍で表面に露出し、ヒートローラの一
端側から他端側に延在し、他端側でそれぞれ導電層に電
気的に接続される複数の抵抗発熱体からなり、かつ、抵
抗発熱体の密度が、ヒートローラの中央から両端に向う
に従って発熱量が大きくなるようにヒートローラの軸方
向に変化し、導電層がヒートローラの一端側近傍で表面
に露出し、かつ、該導電層の露出部分がヒートローラの
円周方向につながり、前記給電手段が、ヒートローラの
一端側近傍のみに配置され、一対のローラの圧接位置お
よびその上流側近傍の抵抗発熱体のみが発熱するよう
に、抵抗発熱層および導電層の露出部分に摺接すること
を特徴とするものである。
【0007】上記課題を解決するため、請求項3記載の
発明は、互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を間に
通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方がヒー
トローラから構成される一対のローラと、ヒートローラ
に電圧を印加する給電手段と、を備え、ヒートローラ
が、少なくとも表面が絶縁材料により覆われた円筒状ま
たは円柱状のローラ本体と、ローラ本体の表面上に形成
され給電手段に摺接する抵抗発熱層と、抵抗発熱層の上
に形成され表面に露出する耐熱性離型層と、を有し、ヒ
ートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力によ
り、転写紙にトナー像を定着させる定着装置において、
前記給電手段とヒートローラの給電手段に摺接する部分
とを覆う導電性ブラケットを設けたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、給電手段がヒートロ
ーラの一端側だけに配置されているので、両端に分配さ
れた場合に生じる位置ずれに伴う定着不良が防止され、
また、配線が簡単になる。請求項2記載の発明では、請
求項1の作用に加え、抵抗発熱層と給電手段との摺接箇
所が1箇所だけになり、電気的断線の可能性が少なくな
る。
【0009】請求項3記載の発明では、抵抗発熱層と給
電手段の摺接箇所で発生するノイズが導電性ブラケット
によって遮断される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図7は請求項1記載の発明に係る定着装置の一実施
例を示す図である。まず、本実施例を適用したレーザプ
リンタの概略構成を簡単に説明する。図1において、感
光体ベルト4は帯電チャージャ2によって表面を帯電さ
れ、レーザ光学系1からのレーザ光を照射され、この結
果、感光体ベルト4表面には静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は現像器3によって可視像化され、すなわち
トナー像となり、給紙カセット5から搬送されてレジス
トローラ対6によって所定のタイミングで感光体ベルト
4に搬送される転写紙上に、転写チャージャ7によって
転写される。次いで、転写紙上のトナー像は定着装置8
によって定着され、排出部9に排出さる。一方、転写後
の感光体ベルト4は除電装置10によって除電された後、
感光体ベルト4上の残留トナーはクリーニング装置11に
よって除去されるようになっている。
【0011】次に、定着装置8の構成を詳細に説明す
る。図2、図3において、21、22は一対のローラ、すな
わちそれぞれヒートローラ、加圧ゴムローラである。ヒ
ートローラ21および加圧ゴムローラ22は、加圧ゴムロー
ラ22を付勢するばね23によって互いに圧接し、トナー像
24を有する転写紙25を間に通すように図2の矢印方向に
回転可能に設けられている。なお、27はヒートローラ21
上の残留トナーを清掃するクリーニングパッド、28はパ
ッド加圧ばね、29は分離爪、30は定着出口ガイド板、31
は定着出口ガイド板30に取り付けられた排紙補助ローラ
対である。26はヒートローラ21に電圧を印加する給電手
段であり、給電手段26は一対の給電ブラシ26a、26bか
ら構成される。転写紙25上のトナー像24は、ヒートロー
ラ21の熱エネルギーとローラ同士の圧接力により、転写
紙25に定着されるようになっている。
【0012】図3、図4に示すように、ヒートローラ21
は、AlやNiを主材料として構成される芯金41と、芯金
41の表面上に形成された絶縁層42と、絶縁層42の上に形
成された抵抗発熱層43と、フッソ樹脂等から構成され抵
抗発熱層43の上に形成されて表面に露出する耐熱性離型
層44と、を有している。芯金41は本実施例では円筒状で
あるが、円柱状であってもよく、芯金41および絶縁層42
の両方により、本願のローラ本体を構成する。抵抗発熱
層43は複数の抵抗発熱体43aから構成され、図3に示す
ように各抵抗発熱体43aは、ヒートローラ21の一端側近
傍で表面に露出し、ヒートローラ21の一端側から他端側
に延在し他端側で折返して一端側に戻るように延在し、
再びヒートローラ21の一端側近傍で表面に露出する。抵
抗発熱体43aの両端部は電極となり、その電極位置はヒ
ートローラ21の軸方向に互いにずれている。
【0013】また、抵抗発熱体43aの密度は、ヒートロ
ーラ21の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくな
るようにヒートローラ21の軸方向に変化している。詳し
くは、抵抗発熱体43aの片側は、図3に示すような鋸歯
形状、または、図5(a)に示すような波型形状、また
は、図5(b)に示すような矩形形状等にし、そのピッ
チをヒートローラ21の中央から両端に向うに従って細か
くし、ヒートローラ21の軸方向の温度が図6に示される
ような温度分布になるようにする。好ましくは、ヒート
ローラ21の両端部の温度は中央部の温度の1.3倍程度に
なるようにする。なお、ヒートローラ21の一端側の内周
部にはローラ駆動用ギヤ21aが形成されており、このギ
ヤ21aを介してヒートローラ21は図示しない駆動機構に
より回転駆動される。また、ヒートローラ21の駆動構造
はこれに限定されるものではなく、ローラ駆動用ギヤを
ローラ外部に設けてもよく、駆動機構をヒートローラ21
の他端側に配置してもよい。
【0014】給電ブラシ26a、26bは、ヒートローラ21
の一端側近傍のみに配置され、ヒートローラ21、加圧ゴ
ムローラ22の圧接位置およびその上流側近傍の抵抗発熱
層のみが発熱するように、具体的には図7のヒートロー
ラ21の円周方向1/4程度のA領域の抵抗発熱体43aが
発熱するように、給電ブラシ26a、26bのそれぞれは抵
抗発熱体43aの両端の露出部分にそれぞれ摺接する。ま
た、給電ブラシ26a、26bは、図示しない温度制御回路
や安全装置回路により制御されて、交流電圧を抵抗発熱
体43aに供給する。
【0015】上述のような構成によれば、給電手段26が
ヒートローラ21の一端側だけに配置されているので、両
端に分配された場合に生じる位置ずれに伴う発熱不良を
防止することができ、必要な箇所を確実に発熱させるこ
とができる。したがって、定着不良を防止することがで
き、信頼性を向上することができる。また、給電手段26
がヒートローラ21の一端側に配置されたことにより、給
電手段26に接続する配線を簡単にすることができる。
【0016】なお、本実施例では、一対のローラのうち
一方だけをヒートローラ21としているが、他方の加圧ゴ
ムローラ22もヒートローラ21と同様な構成にしてもよ
い。また、ローラ本体を芯金41および絶縁層42から構成
したが、代わりに絶縁性の高いセラミックからなる円筒
状または円柱状部材から構成するようにしてもよい。図
8、図9は請求項2記載の発明に係る定着装置の一実施
例を示す図である。なお、図8、図9において、図1〜
図7に示した前述の実施例と同一の構成部材には同じ符
号を付してその説明は省略する。
【0017】図8、図9において、ヒートローラ51は、
芯金41および絶縁層42の他に、絶縁層42の表面上に形成
された導電層52、導電層52の上に形成された絶縁層53
と、絶縁層53の上に形成され、給電手段26から電圧を印
加される抵抗発熱層54と、抵抗発熱層54の上に形成され
表面に露出する耐熱性離型層55と、を有している。抵抗
発熱層54は複数の抵抗発熱体54aからなり、各抵抗発熱
体54aは、図8に示すようにヒートローラ51の一端側近
傍で表面に露出し、ヒートローラ51の一端側から他端側
に延在し、他端側でそれぞれ導電層52に電気的に接続さ
れる。また、各抵抗発熱体54aの密度は、ヒートローラ
51の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるよ
うにヒートローラ51の軸方向に変化、例えば、図3の抵
抗発熱体43aと同様にピッチが変化する鋸歯形状になっ
ている。導電層52は、ヒートローラ51の一端側近傍で表
面に露出し、導電層52の少なくとも露出部分はヒートロ
ーラ51の円周方向につながっている。また、抵抗発熱体
54aの露出部分および導電層52の露出部分はヒートロー
ラ51の軸方向にずれている。
【0018】給電ブラシ26a、26bは、ヒートローラ51
の一端側近傍のみに配置され、一対のローラの圧接位置
およびその上流側近傍の抵抗発熱体54aのみが発熱する
ように、すなわち、図7のA領域と同じ位置の抵抗発熱
体54aのみが発熱するように、給電ブラシ26a、26bの
それぞれは抵抗発熱体54aおよび導電層52のそれぞれの
露出部分に摺接している。
【0019】上述のような構成によれば、給電手段26が
ヒートローラ51の一端側のみに配置されているので、上
述の実施例同様に、配線を簡単にするとともに、信頼性
を向上することができる。さらに、給電手段26の一方の
給電ブラシ26bは、抵抗発熱体ではなく導電層52に摺接
するので、給電ブラシと抵抗発熱層との摺接は1箇所だ
けにすることができ、摺接箇所における断線の可能性を
小さくすることができる。したがって、断線に伴う定着
不良を防止することができ、信頼性をより一層向上する
ことができる。
【0020】図10は請求項3に係る定着装置の一実施
例を示す図である。なお、図10において、前述の図1
〜図7に示した実施例と同一の構成部材には同じ符号を
付してその説明は省略する。図10において、61は定着
構造体であり、定着構造体61は軸受62、63を介してヒー
トローラ21、加圧ゴムローラ22を回転可能に支持してい
る。ヒートローラ21の一端側および給電手段26は定着構
造体61の外側に位置しており、給電手段26とヒートロー
ラ21の給電手段26に摺接する部分は、定着構造体61にボ
ルト止めされた導電性ブラケット64により覆われてい
る。定着構造体61および導電性ブラケット64は共に板金
加工されたものであり、導電性ブラケット64は定着構造
体61を介して接地、または、直接接地されている。
【0021】上述のような構成によれば、図1〜図7に
示した実施例の効果に加え、給電手段26とヒートローラ
21の給電手段26に摺接する部分とが導電性ブラケット64
により覆われているので、ヒートローラ21の回転時に給
電ブラシ26a、26bと抵抗発熱層43aとのON/OFF
の繰り返しにより発生するノイズを遮断することができ
る。したがって、ノイズを防止することができる。ま
た、給電手段26がヒートローラ21の一端側のみに配置さ
れているので、導電性ブラケットを一つ設ければよく、
コストを低減することもできる。なお、導電性ブラケッ
トは前述の図8、図9実施例に適用してもよいのは勿論
である。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、給電手段
がヒートローラの一端側だけに配置されているので、両
端に分配された場合に生じる位置ずれに伴う定着不良を
防止することができ、信頼性を向上することができる。
また、上述のように一端側のみに給電手段を配置したこ
とにより、配線も簡単にすることができる。
【0023】請求項2記載の発明では、請求項1の効果
に加え、抵抗発熱層と給電手段との摺接箇所が1箇所だ
けになるので、電気的断線の可能性を少なくなすること
ができ、信頼性をより一層向上することができる。請求
項3記載の発明では、抵抗発熱層と給電手段の摺接箇所
で発生するノイズを、導電性ブラケットによって遮断す
ることができ、ノイズを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る定着装置の一実施例
を適用したレーザプリンタの概略断面図である。
【図2】図1の定着装置の要部拡大図である。
【図3】図2のヒートローラを示す斜視図である。
【図4】図2のヒートローラの断面図である。
【図5】図3の抵抗発熱体のパターン形状の他の例を示
す図であり、(a)は波型形状、(b)は矩形形状の例
である。
【図6】図3のヒートローラの軸方向の温度分布を示す
図である。
【図7】図3のヒートローラ発熱箇所を説明するための
図である。
【図8】請求項2記載の発明に係る定着装置の一実施例
を示すその要部斜視図である。
【図9】図8のヒートローラの断面図である。
【図10】請求項3記載の発明に係る定着装置の一実施
例を示すその要部斜視図である。
【図11】従来の定着装置の要部概略斜視図である。
【符号の説明】
21、51 ヒートローラ(一対のローラのうちの一方) 22 加圧ゴムローラ(一対のローラのうちの他方) 25 転写紙 26 給電手段 41 芯金(ローラ本体) 42 絶縁層(ローラ本体) 43、54 抵抗発熱層 43a、54a 抵抗発熱体 44、55 耐熱性離型層 52 導電層 53 絶縁層 64 導電性ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を
    間に通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方が
    ヒートローラから構成される一対のローラと、 ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備え、 ヒートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力によ
    り、転写紙にトナー像を定着させる定着装置において、 前記ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料に覆わ
    れた円筒状または円柱状のローラ本体と、ローラ本体の
    表面上に形成された抵抗発熱層と、抵抗発熱層の上に形
    成され表面に露出する耐熱性離型層と、を有し、 前記抵抗発熱層が、ヒートローラの一端側近傍で表面に
    露出し、ヒートローラの一端側から他端側に延在し他端
    側で折返して一端側に戻るように延在し、再びヒートロ
    ーラの一端側近傍で表面に露出する複数の抵抗発熱体か
    らなり、かつ、抵抗発熱体の密度が、ヒートローラの中
    央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるようにヒ
    ートローラの軸方向に変化し、 前記給電手段が、ヒートローラの一端側近傍のみに配置
    され、一対のローラの圧接位置およびその上流側近傍の
    抵抗発熱体のみが発熱するように、抵抗発熱層の露出部
    分に摺接することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を
    間に通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方が
    ヒートローラから構成される一対のローラと、 ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備え、 ヒートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力によ
    り、転写紙にトナー像を定着させる定着装置において、 前記ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料により
    覆われた円筒状または円柱状のローラ本体と、ローラ本
    体の表面上に形成された導電層と、導電層の上に形成さ
    れた絶縁層と、絶縁層の上に形成され、給電手段から電
    圧を印加される抵抗発熱層と、抵抗発熱層の上に形成さ
    れ表面に露出する耐熱性離型層と、を有し、 前記抵抗発熱層が、ヒートローラの一端側近傍で表面に
    露出し、ヒートローラの一端側から他端側に延在し、他
    端側でそれぞれ導電層に電気的に接続される複数の抵抗
    発熱体からなり、かつ、抵抗発熱体の密度が、ヒートロ
    ーラの中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなる
    ようにヒートローラの軸方向に変化し、導電層がヒート
    ローラの一端側近傍で表面に露出し、かつ、該導電層の
    露出部分がヒートローラの円周方向につながり、 前記給電手段が、ヒートローラの一端側近傍のみに配置
    され、一対のローラの圧接位置およびその上流側近傍の
    抵抗発熱体のみが発熱するように、抵抗発熱層および導
    電層の露出部分に摺接することを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を
    間に通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方が
    ヒートローラから構成される一対のローラと、 ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備え、 ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料により覆わ
    れている円筒状または円柱状のローラ本体と、ローラ本
    体の表面上に形成され給電手段に摺接する抵抗発熱層
    と、抵抗発熱層の上に形成され表面に露出する耐熱性離
    型層と、を有し、ヒートローラの熱エネルギーとローラ
    同士の圧接力により、転写紙にトナー像を定着させる定
    着装置において、 前記給電手段とヒートローラの給電手段に摺接する部分
    とを覆う導電性ブラケットを設けたことを特徴とする定
    着装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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