JP3113703B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP3113703B2
JP3113703B2 JP03192404A JP19240491A JP3113703B2 JP 3113703 B2 JP3113703 B2 JP 3113703B2 JP 03192404 A JP03192404 A JP 03192404A JP 19240491 A JP19240491 A JP 19240491A JP 3113703 B2 JP3113703 B2 JP 3113703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着装置に係り、特
に、レーザプリンタ等の電子写真式記録装置に用いられ
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置としては、例えば実開昭
56−120559号公報および特開平1−23008
4号公報記載のものが知られている。前者の公報に記載
のものは、図11に示される。図11において、回転自
在に支持されたヒートローラ101表面に通電によって温
度上昇する抵抗層101aを設けるとともに、ヒートロー
ラ101の両端部に上記抵抗層を延長して電極を形成し、
給電ブラシ102、103をヒートローラ101の両端部に配置
している。後者の公報記載のものも、基本的な構成は上
記構成とほぼ同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の定着装置にあっては、下述のような理由によ
り、信頼性が低下したり、配線が複雑になるという問題
点があった。すなわち、抵抗層101aの電極がヒートロ
ーラの両端に配置されているので、両端に配置された給
電ブラシ102、103同士の位置ずれにより、抵抗層101a
の所望の部位を加熱することができなくなり、定着不良
が発生し易い。また、給電ブラシ102、103と抵抗層101
aとの摺接箇所がヒートローラ101の両端に、すなわち
2箇所あるので、これらの摺接箇所で断線する可能性が
高くなり、上述同様に定着不良が発生し易い。したがっ
て、信頼性が低下する。
【0004】また、一対の給電ブラシ102、103がヒート
ローラ101の両端に分れて配置されているので、配線が
複雑になる。 こで、本発明は、配線が簡単で、信頼性
が高い定着装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、互いに圧接し、トナー像を
有する転写紙を間に通すように回転可能に設けられ、少
なくとも一方がヒートローラから構成される一対のロー
ラと、ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備
え、ヒートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力
により、転写紙にトナー像を定着させる定着装置におい
て、前記ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料に
より覆われた円筒状または円柱状のローラ本体と、ロー
ラ本体の表面上に形成された導電層と、導電層の上に形
成された絶縁層と、絶縁層の上に形成された抵抗発熱層
と、ヒートローラの最外層に形成された耐熱樹脂層とを
有し、前記抵抗発熱層が、ヒートローラの一端側近傍で
表面に露出し、ヒートローラの一端側から他端側に延在
し他端側で折返して一端側に戻るように延在し、再びヒ
ートローラの一端側近傍で表面に露出する複数の抵抗発
熱体からなり、該複数の抵抗発熱体が、他端側でそれぞ
れ導電層に電気的に接続され、かつ、該抵抗発熱体の密
度が、ヒートローラの中央から両端に向うに従って発熱
量が大きくなるようにヒートローラの軸方向に変化し、
前記導電層が、ヒートローラの一端側近傍で表面に露出
し、かつ、該導電層の露出部分がヒートローラの円周方
向につながり、前記給電手段が、前記抵抗発熱体および
導電層の一端側に配設された導電性部材を有することを
特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、前記抵抗発熱層が、
ヒートローラの一端側近傍で表面に露出し、ヒートロー
ラの一端側から他端側に延在し他端側で折返して一端側
に戻るように延在し、再びヒートローラの一端側近傍で
表面に露出する複数の抵抗発熱体からなり、該複数の抵
抗発熱体が、他端側でそれぞれ導電層に電気的に接続さ
れ、かつ、該抵抗発熱体の密度が、ヒートローラの中央
から両端に向うに従って発熱量が大きくなるようにヒー
トローラの軸方向に変化し、前記導電層が、ヒートロー
ラの一端側近傍で表面に露出し、かつ、該導電層の露出
部分がヒートローラの円周方向につながり、前記給電手
段が、前記抵抗発熱体および導電層の一端側に配設され
た導電性部材を有する。したがって、導電性部材がヒー
トローラの一端側だけに配置されているので、両端に分
配された場合に生じる位置ずれに伴う定着不良が防止さ
れるとともに配線が簡単になる。さらに、給電手段がヒ
ートローラの一端側だけに配置された場合でも、ヒート
ローラを確実に発熱させることができる。
【0009】また、抵抗発熱体の密度が、ヒートローラ
の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるよう
にヒートローラの軸方向に変化するようにしたので、定
着装置の立ち上がり時にヒートローラの軸方向の温度を
均一にすることことができる。また、導電性部材が導電
層の一端側にも設けられているので、導電性部材がヒー
トローラを摺接することによって発熱抵抗体に電圧を印
加するときに、発熱抵抗体と導電性部材の摺接箇所が少
なくなるので、導電性部材が摺接することによって生ず
る発熱抵抗体の断線の可能性を小さくすることができる
とともに、断線に伴う定着不良を防止することができ、
信頼性をより一層向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。ま
ず、本発明に係る定着装置を説明する前に、一般的な定
着装置について説明をする。なお、図1〜図7は、一般
的な定着装置を示す図である。まず、本定着装置を適用
したレーザプリンタの概略構成を簡単に説明する。図1
において、感光体ベルト4は帯電チャージャ2によって
表面を帯電され、レーザ光学系1からのレーザ光を照射
され、この結果、感光体ベルト4表面には静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像器3によって可視像化さ
れ、すなわちトナー像となり、給紙カセット5から搬送
されてレジストローラ対6によって所定のタイミングで
感光体ベルト4に搬送される転写紙上に、転写チャージ
ャ7によって転写される。次いで、転写紙上のトナー像
は定着装置8によって定着され、排出部9に排出さる。
一方、転写後の感光体ベルト4は除電装置10によって除
電された後、感光体ベルト4上の残留トナーはクリーニ
ング装置11によって除去されるようになっている。
【0011】次に、定着装置8の構成を詳細に説明す
る。図2、図3において、21、22は一対のローラ、すな
わちそれぞれヒートローラ、加圧ゴムローラである。ヒ
ートローラ21および加圧ゴムローラ22は、加圧ゴムロー
ラ22を付勢するばね23によって互いに圧接し、トナー像
24を有する転写紙25を間に通すように図2の矢印方向に
回転可能に設けられている。なお、27はヒートローラ21
上の残留トナーを清掃するクリーニングパッド、28はパ
ッド加圧ばね、29は分離爪、30は定着出口ガイド板、31
は定着出口ガイド板30に取り付けられた排紙補助ローラ
対である。26はヒートローラ21に電圧を印加する給電手
段であり、給電手段26は導電性部材としての一対の給電
ブラシ26a、26bから構成される。転写紙25上のトナー
像24は、ヒートローラ21の熱エネルギーとローラ同士の
圧接力により、転写紙25に定着されるようになってい
る。
【0012】図3、図4に示すように、ヒートローラ21
は、AlやNiを主材料として構成される芯金41と、芯金
41の表面上に形成された絶縁層42と、絶縁層42の上に形
成された抵抗発熱層43と、フッソ樹脂等から構成され抵
抗発熱層43の上に形成されて表面に露出する耐熱樹脂層
44と、を有している。芯金41は本実施例では円筒状であ
るが、円柱状であってもよく、芯金41および絶縁層42の
両方により、本願のローラ本体を構成する。抵抗発熱層
43は複数の抵抗発熱体43aから構成され、図3に示すよ
うに各抵抗発熱体43aは、ヒートローラ21の一端側近傍
で表面に露出し、ヒートローラ21の一端側から他端側に
延在し他端側で折返して一端側に戻るように延在し、再
びヒートローラ21の一端側近傍で表面に露出する。抵抗
発熱体43aの両端部は電極となり、その電極位置はヒー
トローラ21の軸方向に互いにずれている。
【0013】また、抵抗発熱体43aの密度は、ヒートロ
ーラ21の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくな
るようにヒートローラ21の軸方向に変化している。詳し
くは、抵抗発熱体43aの片側は、図3に示すような鋸歯
形状、または、図5(a)に示すような波型形状、また
は、図5(b)に示すような矩形形状等にし、そのピッ
チをヒートローラ21の中央から両端に向うに従って細か
くし、ヒートローラ21の軸方向の温度が図6に示される
ような温度分布になるようにする。好ましくは、ヒート
ローラ21の両端部の温度は中央部の温度の1.3倍程度に
なるようにする。なお、ヒートローラ21の一端側の内周
部にはローラ駆動用ギヤ21aが形成されており、このギ
ヤ21aを介してヒートローラ21は図示しない駆動機構に
より回転駆動される。また、ヒートローラ21の駆動構造
はこれに限定されるものではなく、ローラ駆動用ギヤを
ローラ外部に設けてもよく、駆動機構をヒートローラ21
の他端側に配置してもよい。
【0014】給電ブラシ26a、26bは、ヒートローラ21
の一端側近傍のみに配置され、ヒートローラ21、加圧ゴ
ムローラ22の圧接位置およびその上流側近傍の抵抗発熱
層のみが発熱するように、具体的には図7のヒートロー
ラ21の円周方向1/4程度のA領域の抵抗発熱体43aが
発熱するように、給電ブラシ26a、26bのそれぞれは抵
抗発熱体43aの両端の露出部分にそれぞれ摺接する。ま
た、給電ブラシ26a、26bは、図示しない温度制御回路
や安全装置回路により制御されて、交流電圧を抵抗発熱
体43aに供給する。
【0015】上述のような構成によれば、給電手段26が
ヒートローラ21の一端側だけに配置されているので、両
端に分配された場合に生じる位置ずれに伴う発熱不良を
防止することができ、必要な箇所を確実に発熱させるこ
とができる。したがって、定着不良を防止することがで
き、信頼性を向上することができる。また、給電手段26
がヒートローラ21の一端側に配置されたことにより、給
電手段26に接続する配線を簡単にすることができる。
【0016】なお、本定着装置では、一対のローラのう
ち一方だけをヒートローラ21としているが、他方の加圧
ゴムローラ22もヒートローラ21と同様な構成にしてもよ
い。また、ローラ本体を芯金41および絶縁層42から構成
したが、代わりに絶縁性の高いセラミックからなる円筒
状または円柱状部材から構成するようにしてもよい。こ
のように本定着装置では、抵抗発熱層43が、ヒートロー
ラ21の一端側近傍で表面に露出し、ヒートローラ21の一
端側から他端側に延在し他端側で折返して一端側に戻る
ように延在し、再びヒートローラ21の一端側近傍で表面
に露出する複数の抵抗発熱体43aから構成し、給電ブラ
シ26a、26bを抵抗発熱体43aの一端側に配設したた
め、給電ブラシが両端に分配された場合に生じる位置ず
れに伴う定着不良を防止することができるとともに配線
を簡単にすることができる。さらに、給電ブラシ26a、
26bがヒートローラ21の一端側だけに配置された場合で
も、ヒートローラ21を確実に発熱させることができる。
また、抵抗発熱体43aの密度が、ヒートローラ21の中央
から両端に向うに従って発熱量が大きくなるようにヒー
トローラ21の軸方向に変化するようしたので、定着装置
8の立ち上がり時にヒートローラ21の軸方向に亘って温
度を均一にすることことができる。これに対して、抵抗
発熱体の密度が、ヒートローラの軸方向に亘って均一で
あると、ヒートローラの両端部から放熱されて定着装置
の立ち上がり時にヒートローラの軸方向に亘って温度を
均一にし難い。次に、本発明に係る定着装置の一実施例
を説明する。図8、図9は本発明に係る定着装置の第
実施例を示す図である。なお、図8、図9において、図
1〜図7に示した前述の定着装置と同一の構成部材には
同じ符号を付してその説明は省略する。
【0017】図8、図9において、ヒートローラ51は、
芯金41および絶縁層42の他に、絶縁層42の表面上に形成
された導電層52、導電層52の上に形成された絶縁層53
と、絶縁層53の上に形成され、給電手段26から電圧を印
加される抵抗発熱層54と、抵抗発熱層54の上に形成され
表面に露出する耐熱樹脂層55と、を有している。抵抗発
熱層54は複数の抵抗発熱体54aからなり、各抵抗発熱体
54aは、図8に示すようにヒートローラ51の一端側近傍
で表面に露出し、ヒートローラ51の一端側から他端側に
延在し、他端側でそれぞれ導電層52に電気的に接続され
る。また、各抵抗発熱体54aの密度は、ヒートローラ51
の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるよう
にヒートローラ51の軸方向に変化、例えば、図3の抵抗
発熱体43aと同様にピッチが変化する鋸歯形状になって
いる。導電層52は、ヒートローラ51の一端側近傍で表面
に露出し、導電層52の少なくとも露出部分はヒートロー
ラ51の円周方向につながっている。また、抵抗発熱体54
aの露出部分および導電層52の露出部分はヒートローラ
51の軸方向にずれている。
【0018】給電ブラシ26a、26bは、ヒートローラ51
の一端側近傍のみに配置され、一対のローラの圧接位置
およびその上流側近傍の抵抗発熱体54aのみが発熱する
ように、すなわち、図7のA領域と同じ位置の抵抗発熱
体54aのみが発熱するように、給電ブラシ26a、26bの
それぞれは抵抗発熱体54aおよび導電層52のそれぞれの
露出部分に摺接している。
【0019】上述のような構成によれば、給電手段26が
ヒートローラ51の一端側のみに配置されているので、上
述の実施例同様に、配線を簡単にするとともに、信頼性
を向上することができる。さらに、給電手段26の一方の
給電ブラシ26bは、抵抗発熱体ではなく導電層52に摺接
するので、給電ブラシと抵抗発熱層との摺接は1箇所だ
けにすることができ、摺接箇所における断線の可能性を
小さくすることができる。したがって、断線に伴う定着
不良を防止することができ、信頼性をより一層向上する
ことができる。
【0020】図10は定着装置の他の例を示す図であ
る。なお、図10において、前述の図1〜図7に示した
実施例と同一の構成部材には同じ符号を付してその説明
は省略する。図10において、61は定着構造体であり、
定着構造体61は軸受62、63を介してヒートローラ21、加
圧ゴムローラ22を回転可能に支持している。ヒートロー
ラ21の一端側および給電手段26は定着構造体61の外側に
位置しており、給電手段26とヒートローラ21の給電手段
26に摺接する部分は、定着構造体61にボルト止めされた
導電性ブラケット64により覆われている。定着構造体61
および導電性ブラケット64は共に板金加工されたもので
あり、導電性ブラケット64は定着構造体61を介して接
地、または、直接接地されている。
【0021】上述のような構成によれば、図1〜図7に
示した定着装置の効果に加え、給電手段26とヒートロー
ラ21の給電手段26に摺接する部分とが導電性ブラケット
64により覆われているので、ヒートローラ21の回転時に
給電ブラシ26a、26bと抵抗発熱層43aとのON/OF
Fの繰り返しにより発生するノイズを遮断することがで
きる。したがって、ノイズを防止することができる。ま
た、給電手段26がヒートローラ21の一端側のみに配置さ
れているので、導電性ブラケットを一つ設ければよく、
コストを低減することもできる。なお、導電性ブラケッ
トは前述の図8、図9実施例に適用してもよいのは勿論
である。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、給電手段
がヒートローラの一端側だけに配置されているので、両
端に分配された場合に生じる位置ずれに伴う定着不良を
防止することができ、信頼性を向上することができる。
また、上述のように一端側のみに給電手段を配置したこ
とにより、配線も簡単にすることができる。さらに、給
電手段がヒートローラの一端側だけに配置された場合で
も、ヒートローラを確実に発熱させることができる。
【0023】また、抵抗発熱体の密度が、ヒートローラ
の中央から両端に向うに従って発熱量が大きくなるよう
にヒートローラの軸方向に変化するようにしたので、定
着装置の立ち上がり時にヒートローラの軸方向に亘って
温度を均一にすることことができる。また、導電性部材
が導電層の一端側にも設けられているので、導電性部材
がヒートローラを摺接することによって発熱抵抗体に電
圧を印加するときに、発熱抵抗体と導電性部材の摺接箇
所が少なくなるので、導電性部材が摺接することによっ
て生ずる発熱抵抗体の断線の可能性が、小さくすること
ができるとともに、断線に伴う定着不良を防止すること
ができ、信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置の一例を適用したレーザプリンタの概
略断面図である。
【図2】図1の定着装置の要部拡大図である。
【図3】図2のヒートローラを示す斜視図である。
【図4】図2のヒートローラの断面図である。
【図5】図3の抵抗発熱体のパターン形状の他の例を示
す図であり、(a)は波型形状、(b)は矩形形状の例
である。
【図6】図3のヒートローラの軸方向の温度分布を示す
図である。
【図7】図3のヒートローラ発熱箇所を説明するための
図である。
【図8】請求項記載の発明に係る定着装置の一実施例
を示すその要部斜視図である。
【図9】図8のヒートローラの断面図である。
【図10】着装置のその他の例を示すその要部斜視図
である。
【図11】従来の定着装置の要部概略斜視図である。
【符号の説明】
21、51 ヒートローラ(一対のローラのうちの一方) 22 加圧ゴムローラ(一対のローラのうちの他方) 25 転写紙 26 給電手段 41 芯金(ローラ本体) 42 絶縁層(ローラ本体) 43、54 抵抗発熱層 43a、54a 抵抗発熱体 44、55 耐熱樹脂層 52 導電層 53 絶縁層 64 導電性ブラケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに圧接し、トナー像を有する転写紙を
    間に通すように回転可能に設けられ、少なくとも一方が
    ヒートローラから構成される一対のローラと、 ヒートローラに電圧を印加する給電手段と、を備え、 ヒートローラの熱エネルギーとローラ同士の圧接力によ
    り、転写紙にトナー像を定着させる定着装置において、 前記ヒートローラが、少なくとも表面が絶縁材料により
    覆われた円筒状または円柱状のローラ本体と、ローラ本
    体の表面上に形成された導電層と、導電層の上に形成さ
    れた絶縁層と、絶縁層の上に形成された抵抗発熱層と、
    ートローラの最外層に形成された耐熱樹脂層とを有
    し、 前記抵抗発熱層が、ヒートローラの一端側近傍で表面に
    露出し、ヒートローラの一端側から他端側に延在し他端
    側で折返して一端側に戻るように延在し、再びヒートロ
    ーラの一端側近傍で表面に露出する複数の抵抗発熱体か
    らなり、該複数の抵抗発熱体が、他端側でそれぞれ導電
    層に電気的に接続され、かつ、該抵抗発熱体の密度が、
    ヒートローラの中央から両端に向うに従って発熱量が大
    きくなるようにヒートローラの軸方向に変化し、前記導電層が、ヒートローラの一端側近傍で表面に露出
    し、かつ、該導電層の露出部分がヒートローラの円周方
    向につながり、 前記給電手段が、前記抵抗発熱体および導電層の一端側
    に配設された導電性部材を有することを特徴とする定着
    装置。
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