JPH0535027U - お好み焼たこ焼併用鍋 - Google Patents

お好み焼たこ焼併用鍋

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JPH0535027U
JPH0535027U JP9264991U JP9264991U JPH0535027U JP H0535027 U JPH0535027 U JP H0535027U JP 9264991 U JP9264991 U JP 9264991U JP 9264991 U JP9264991 U JP 9264991U JP H0535027 U JPH0535027 U JP H0535027U
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JP
Japan
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takoyaki
okonomiyaki
baking
cooking
burnt
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Pending
Application number
JP9264991U
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English (en)
Inventor
陽二 西山
Original Assignee
文化軽金属鋳造株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一般家庭内で、お好み焼きやタコ焼きなどの調
理を同一器具で同時に行なうことができるようにしたこ
とを主要な特徴とする。 【構成】鍋本体1の内底部の焼面を、お好み焼用の平坦
な第1の焼面4と、半球状の凹面6を複数配列したたこ
焼用の第2の焼面5とで形成し、かつこれら第1の焼面
4と第2の焼面5の載置底面6,7を、第2の焼面5の
底部5aを肉厚に形成することによって同一の水平面P
上に位置させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一般家庭内においてお好み焼や、たこ焼などの鉄板焼き料理に用 いられる調理鍋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えばお好み焼などの調理と、たこ焼などの調理とでは、基本材料が 同一にも拘らず調理器具の使用法や焼面の形状が異なる。
【0003】 従来、お好み焼などの調理では、平坦な焼面を有する調理器具を用いてなる一 方、たこ焼などの調理では、その形状に合せて半球状の凹面が複数配列された焼 面を有する調理器具をそれぞれ別々に用いているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、調理の基本材料が同一であることから、お好み焼とたこ焼を同時に楽 しむことができるように、鍋本体にお好み焼部とたこ焼部の領域を並置して設け 、お好み焼やたこ焼などの調理を同一器具で同時に行なうことができるようにす ることが考えられる。通常、たこ焼部の半球状の焼面の深さが、その出来上がり の大きさとの関係から約16mmから20mm前後の範囲に限定されている。他方、 広義に、焼そば、焼肉、野菜炒め等の調理も含めて、平板な焼面でお好み焼を行 なう場合、上述のたこ焼の場合よりもはるかに浅い浅型の鍋、あるいは、それよ りも深い深型の鍋の2種類が見られ、単に組合せただけではコンロ等へ載置した 場合に、その載置底面に段差が生ずる問題がある。すなわち、図7及び図8に概 略的に示すように、お好み焼用の焼面aの底面とたこ焼用の焼面bの底面との間 に図7の浅型の場合、図8の深型の場合のいずれについても段差cが生じ、一般 家庭用コンロ上に載置した場合に、載置状態が安定しないと共に両者の焼面を一 様に加熱させることができず、単なる両者の組合せでは、一般家庭内での使用が できないといった問題がある。
【0005】
【考案の目的】
この考案の目的は、上述の問題を解消し、一般家庭内で、お好み焼やたこ焼な どの調理を同一器具で同時に行なうことができるようにしたお好み焼たこ焼併用 鍋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この考案は、お好み焼とたこ焼の材料が基本 的に同一であることに着目してなされたものであり、鍋本体内底部の焼面を、お 好み焼用の平坦な第1の焼面と、該焼面に隣接して設けられ半球状の凹面によっ て形成された複数のたこ焼用の第2の焼面とで形成すると共に各第2の焼面の底 部に肉厚部を形成して、これら第1の焼面と第2の焼面のそれぞれの載置底面を 同一の水平面上に位置させてなる構成のお好み焼たこ焼併用鍋を提案する。
【0007】
【作用】
すなわち、この考案は、上記の構成を採用することによって、第1の焼面と第 2の焼面のそれぞれの載置底面を同一の水平面上に位置させてなるために、一般 家庭用コンロ上に安定した状態で載置できると共に鍋本体をコンロ上で自由に移 動でき、お好み焼部及びたこ焼部のいずれの焼面にも一様な加熱を施すことがで きる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案を図1から図6に示す各実施例を参照しながら詳細に説明する と、図1及び図2はこの考案に係るお好み焼たこ焼併用鍋の第1実施例を示すも ので、図中1は、例えばお好み焼用及びたこ焼用として使用される平面矩形状を 有する鋳鉄製鍋本体である。
【0009】 この鍋本体1は、表面にフッ素樹脂コーティング処理が施され、その外周には 、周壁2が形成されていると共に左右の一対の把手3が一体に形成されている。
【0010】 そして、前記鍋本体1の内底部を形成する焼面は、第1の焼面4と、この第1 の焼面4の領域の片側に隣接させた複数の第2の焼面5の領域とに区画形成され 、前記第1の焼面4は、お好み焼用としての平坦な面に形成されている一方、前 記第2の焼面5は、たこ焼用としての半球状の凹面状に形成され、複数(実施例 において、5個2列)配列されている。前記第1の焼面4と第2の焼面5との間 には周壁2に連接した側壁2aがリブ状に突出形成されている。
【0011】 前記第2の焼面5の各々の凹面に対応する底部5aは、肉厚部に形成され、こ れらの肉厚部の突出形成によって、これら各第2の焼面5の載置底面6と第1の 焼面4の底部4aの載置底面7とが図2で示すように同一の水平面P上に位置す るように構成されている。
【0012】 なお、図1において破線8で示したように、第2の焼面5の一部について、相 互に、又、第1の焼面4に連接してリブ8を設けてもよい。これらのリブ8は第 1及び第2の底面6,7と同一水平面にしてあり、これによって、鍋本体1を横 移動させた場合にも、より安定した移動ができる。
【0013】 以上のように構成したので、該鍋本体1をコンロ等に載置した場合に載置底面 6,7が同一水平面となっているため、載置状態が安定すると共にコンロ上で自 由に横移動できるので、調理中に第1の焼面4ならびに第2の焼面5に対してコ ンロの火力を常に最適な状態にすることができ、調理者の意志により両焼面にお ける焼速度の加減を自由に行なうことができる。又、両焼面の一方のみを使用す る際には、その使用焼面をコンロの中心に移動させて効率的な調理を行なうこと ができる。
【0014】 更に、たこ焼用の各焼面5の底部5aのみをそれぞれ肉厚部とすることにより 、たこ焼の調理速度を過度に遅らせることなく、火力をソフトに作用させること ができ、これにより美味なたこ焼を作ることができる。
【0015】 又、更に、リブ状に立設した側壁2aは、お好み焼用の焼面4で調理中に、油 はねや調理物の飛出し等がたこ焼用の焼面5に及ぶのを防止する防止壁の作用を 果すので、家庭用として焼面の面積が限られた小型のものでも、両方の焼面を隣 接して設けることができるものである。
【0016】 第1実施例のお好み焼たこ焼併用鍋の具体的寸法を例示すると、お好み焼用の 第1の焼面4の周壁2上面からの深さ25mm、底面部の肉厚4mm、たこ焼用の各 第2の焼面5の半球状の焼面の半径19mm、底面部の肉厚5mm、第2の焼面5の 上面からの側壁の高さ5mmに設定される。実験によれば、第1の焼面4の深さは 、設定した25mm又はそれ以上の深さがあれば、該第1の焼面4で、お好み焼及 び焼肉等のそれに類した焼物調理を行なっても外部への油はね、調理物の飛出し が殆どないことが判明した。
【0017】 また、図3及び図4は、この考案に係るお好み焼たこ焼併用鍋の第2実施例を 示すもので、矩形状の鍋本体1の中央に設けた第1の焼面4の両側に第2の焼面 5、5を一列ずつそれぞれ配置してそれぞれ側壁2aによって区画してなる構成 を有するものである。その他、各第2の焼面5の底部を肉厚にする等の構成は第 1の実施例と同様であり、第1実施例と対応する部分に同一の参照番号を付して 詳細な説明を略する。
【0018】 さらに、図5及び図6は、この考案に係るお好み焼たこ焼併用鍋の第3実施例 を示すもので、鍋本体1を平面円形状にし、その円形の焼面の一部を第2の焼面 5とすると共に残りを第1の焼面4として側壁2aにより区画してなる構成であ り、鍋本体1が矩形状に限定されないことを示すものである。対応する部分には 第1実施例と同一の参照番号を付し、詳細な説明を略する。
【0019】 なお、上記第2,第3実施例についても第1実施例において破線で示したよう なリブ8を適宜設けてもよく、これにより、鍋本体をより安定した状態で横移動 させることができる。又、本考案は上記した各実施例以外にも種々の形状のもの が可能であり、これら実施例に限定されるものではない。又、お好み焼用の第1 の焼面は単にお好み焼用の用途に留らず、焼肉、野菜炒め等の同様の焼物調理に も使用されるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、鍋本体内底部の焼面を、 平坦なお好み焼用の第1の焼面と、半球状の凹面よりなる複数のたこ焼用の第2 の焼面とで形成するとともに、第2の焼面の底部を肉厚として第1の焼面と第2 の焼面の載置底面を同一水平面上に位置させてなることから、一般家庭用コンロ 上に安定した状態で載置できると共に、両者の焼面をコンロ等に対し自由に移動 して適切に加熱調理することができ、これによって、一般家庭内で、お好み焼や たこ焼などの調理を同一器具で同時に行なうことができるというすぐれた効果を 奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る調理器具の第1実施例を示す平
面図。
【図2】図1のA−A線における断面図。
【図3】この考案に係る調理器具の第2実施例を示す平
面図。
【図4】図3のB−B線における断面図。
【図5】この考案に係る調理器具の第3実施例を示す平
面図。
【図6】図5のC−C線における断面図。
【図7】従来考えられる調理器具の構成例を示す概略的
断面図。
【図8】従来考えられる調理器具の他の構成例を示す概
略的断面図。
【符号の説明】
1・・・鍋本体 2・・・周壁 2a・・・側壁 4・・・お好み焼用第1の焼面 4a・・・底部 5・・・たこ焼用第2の焼面 6・・・載置底面 7・・・載置底面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍋本体内底部の焼面を、お好み焼用の平坦
    な第1の焼面と、該焼面に隣接して設けられ半球状の凹
    面によって形成された複数のたこ焼用の第2の焼面とで
    形成すると共に各第2の焼面の底部に肉厚部を形成し
    て、これら第1の焼面と第2の焼面のそれぞれの載置底
    面を実質的に同一の水平面上に位置させたことを特徴と
    するお好み焼たこ焼併用鍋。
JP9264991U 1991-10-16 1991-10-16 お好み焼たこ焼併用鍋 Pending JPH0535027U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092296A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Toshiba Home Technology Corp 調理容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873969A (ja) * 1971-12-30 1973-10-05
JPS5025253U (ja) * 1973-06-30 1975-03-22

Patent Citations (2)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950516