JPH0534922Y2 - - Google Patents
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- JPH0534922Y2 JPH0534922Y2 JP9338287U JP9338287U JPH0534922Y2 JP H0534922 Y2 JPH0534922 Y2 JP H0534922Y2 JP 9338287 U JP9338287 U JP 9338287U JP 9338287 U JP9338287 U JP 9338287U JP H0534922 Y2 JPH0534922 Y2 JP H0534922Y2
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- foam
- buffer sheet
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- coating layer
- rubber
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Carpets (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、圧縮回復性や寸法安定性等に優れ、
カーペツトのアンダーレイ（パツキング材）やフ
ロアクツシヨン材などとして有用な緩衝シートに
関する。
カーペツトのアンダーレイ（パツキング材）やフ
ロアクツシヨン材などとして有用な緩衝シートに
関する。
従来、知られている代表的な緩衝シートとして
は、たとえば厚さが約２〜10m／ｍの独立気泡型
のポリエチレン発泡体にポリエステル系繊維不織
布を接合、一体化し、直径２〜3m／ｍの孔を設
けたカーペツト用アンダーレイ、さらにこのアン
ダーレイにカーペツトを接合したものなどがあ
る。しかし、このような緩衝シートは、その上に
荷重の大きい物品を載置すると、これらカーペツ
ト用アンダーレイなどの製品を構成する発泡体内
部の気泡が破壊され、いわゆるヘタリ現象が起こ
り、軽量の物品しか載置できないと言う問題があ
つた。また、軽量であつても、長期間にわたつ
て、物品を載置しておくと、該物品の型が付き、
その型が消え難いという欠点があつた。
は、たとえば厚さが約２〜10m／ｍの独立気泡型
のポリエチレン発泡体にポリエステル系繊維不織
布を接合、一体化し、直径２〜3m／ｍの孔を設
けたカーペツト用アンダーレイ、さらにこのアン
ダーレイにカーペツトを接合したものなどがあ
る。しかし、このような緩衝シートは、その上に
荷重の大きい物品を載置すると、これらカーペツ
ト用アンダーレイなどの製品を構成する発泡体内
部の気泡が破壊され、いわゆるヘタリ現象が起こ
り、軽量の物品しか載置できないと言う問題があ
つた。また、軽量であつても、長期間にわたつ
て、物品を載置しておくと、該物品の型が付き、
その型が消え難いという欠点があつた。
本考案の目的は、上記問題点および欠点を解決
した緩衝シート、特に重量の大きい物品を載置し
ても、前記ヘタリ現象を起こさない、優れた圧縮
回復性、緩衝性を有する緩衝シートを提供するに
ある。
した緩衝シート、特に重量の大きい物品を載置し
ても、前記ヘタリ現象を起こさない、優れた圧縮
回復性、緩衝性を有する緩衝シートを提供するに
ある。
すなわち、本考案の緩衝シートは直径約0.2〜
10m／ｍの複数ケの貫通孔を有する厚さが２〜
10m／ｍ、発泡倍率が５〜40倍の独立気泡型半硬
質樹脂発泡体（以下、単に発泡体という）に、樹
脂、ゴムおよびアスフアルトから選ばれた少なく
とも１種の塗膜層を設けた構成を有する。
10m／ｍの複数ケの貫通孔を有する厚さが２〜
10m／ｍ、発泡倍率が５〜40倍の独立気泡型半硬
質樹脂発泡体（以下、単に発泡体という）に、樹
脂、ゴムおよびアスフアルトから選ばれた少なく
とも１種の塗膜層を設けた構成を有する。
第１図および第２図はそれぞれ、本考案の緩衝
シートの１態様を示す断面図であり、２は発泡
体、３は該発泡体を貫通する孔、４は該発泡体に
設けた塗膜層である。図に示す通り、本考案の緩
衝シートに設けた複数個の貫通孔には、樹脂、ゴ
ムおよびアスフアルトから選ばれた少なくとも一
種が充填されており、これによつて塗膜層と発泡
体層とをより一体化し、かつ重量が付加した時の
発泡体層のへたり防止に効果的に作用するのであ
る。
シートの１態様を示す断面図であり、２は発泡
体、３は該発泡体を貫通する孔、４は該発泡体に
設けた塗膜層である。図に示す通り、本考案の緩
衝シートに設けた複数個の貫通孔には、樹脂、ゴ
ムおよびアスフアルトから選ばれた少なくとも一
種が充填されており、これによつて塗膜層と発泡
体層とをより一体化し、かつ重量が付加した時の
発泡体層のへたり防止に効果的に作用するのであ
る。
本考案の緩衝シート１を構成する発泡体２は、
厚さが２〜10m／ｍ、発泡倍率が５〜40倍、好ま
しくは15〜30倍の発泡体、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレンに代表されるポリオレフイン
系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂などからなる発泡
体である。この発泡体２は、その厚さ方向に貫通
する複数の孔３を有する。この貫通孔３の大きさ
は、直径が約0.2〜10m／ｍ、好ましくは３〜
5m／ｍの孔３であるのがよい。この孔３の大き
さが余りに小さいと、樹脂、ゴムまたはアスフア
ルトなどを該孔の中に注入することが困難にな
り、塗膜層４を発泡体２に一体化し難くなり、か
つ緩衝シートとしてのヘタリ防止効果も十分では
ない。他方、該孔が余りに大き過ぎると、緩衝性
が失われるために好ましくない。また、この貫通
孔３の数は、得られる緩衝シート１の耐荷重性な
どの要求特性により異なるが、通常５〜10mm2当り
１ケ程度がよい。
厚さが２〜10m／ｍ、発泡倍率が５〜40倍、好ま
しくは15〜30倍の発泡体、たとえばポリエチレ
ン、ポリプロピレンに代表されるポリオレフイン
系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂などからなる発泡
体である。この発泡体２は、その厚さ方向に貫通
する複数の孔３を有する。この貫通孔３の大きさ
は、直径が約0.2〜10m／ｍ、好ましくは３〜
5m／ｍの孔３であるのがよい。この孔３の大き
さが余りに小さいと、樹脂、ゴムまたはアスフア
ルトなどを該孔の中に注入することが困難にな
り、塗膜層４を発泡体２に一体化し難くなり、か
つ緩衝シートとしてのヘタリ防止効果も十分では
ない。他方、該孔が余りに大き過ぎると、緩衝性
が失われるために好ましくない。また、この貫通
孔３の数は、得られる緩衝シート１の耐荷重性な
どの要求特性により異なるが、通常５〜10mm2当り
１ケ程度がよい。
そして、本考案の緩衝シート１の発泡体に設け
た貫通孔３には、第１図に示すように塗膜層によ
つて該孔を完全に埋めていてもよいし、第２図に
示すように塗膜の注入を貫通孔の中途で止めても
よい。この塗膜層４を構成し、該貫通孔３中に注
入されるものとしては、たとえばポリエチレン、
ポリプロピレンなどの樹脂、天然ゴム、ニトリル
−ブタジエンゴム（NBR）、クロロプレンゴム
（CR）、エチレン−プロピレンゴム（EPMP，
EPDM）などの合成ゴムまたはアスフアルトな
どがある。これらの樹脂、ゴム並びにアスフアル
トは、加熱して溶融し或いは溶剤に溶解して前記
発泡体の貫通孔に注入し、同時に塗膜層を形成さ
せるのが普通である。発泡体よりも著しく溶融温
度の高い樹脂などの場合は、溶剤に溶解し、溶液
として塗付するのがよい。好ましくは発泡体が溶
融、変形をきたさない温度条件下で溶融塗付可能
な溶融性を有する熱可塑性樹脂やアスフアルトが
よい。
た貫通孔３には、第１図に示すように塗膜層によ
つて該孔を完全に埋めていてもよいし、第２図に
示すように塗膜の注入を貫通孔の中途で止めても
よい。この塗膜層４を構成し、該貫通孔３中に注
入されるものとしては、たとえばポリエチレン、
ポリプロピレンなどの樹脂、天然ゴム、ニトリル
−ブタジエンゴム（NBR）、クロロプレンゴム
（CR）、エチレン−プロピレンゴム（EPMP，
EPDM）などの合成ゴムまたはアスフアルトな
どがある。これらの樹脂、ゴム並びにアスフアル
トは、加熱して溶融し或いは溶剤に溶解して前記
発泡体の貫通孔に注入し、同時に塗膜層を形成さ
せるのが普通である。発泡体よりも著しく溶融温
度の高い樹脂などの場合は、溶剤に溶解し、溶液
として塗付するのがよい。好ましくは発泡体が溶
融、変形をきたさない温度条件下で溶融塗付可能
な溶融性を有する熱可塑性樹脂やアスフアルトが
よい。
第３図は、かくして得られた本考案の緩衝シー
トの１態様を示す斜視図であり、貫通孔３を多数
有する発泡体２の表面に、塗膜層４を設け、さら
にその表面にカーペツトなどの表面材５を積層し
た緩衝シートを示している。
トの１態様を示す斜視図であり、貫通孔３を多数
有する発泡体２の表面に、塗膜層４を設け、さら
にその表面にカーペツトなどの表面材５を積層し
た緩衝シートを示している。
本考案の緩衝シートの製造法としては、公知の
各種手段を組み合わせて適用する方法、たとえば
多数の貫通孔を有する発泡体の１表面に溶融樹脂
を一定の厚さに押出し、この溶融樹脂シートが完
全に固化しない間に、たとえばカーペツトを重ね
合わせて一対の圧着ロールの間に導き、プレス
し、ついで冷却することにより製造することがで
きる。
各種手段を組み合わせて適用する方法、たとえば
多数の貫通孔を有する発泡体の１表面に溶融樹脂
を一定の厚さに押出し、この溶融樹脂シートが完
全に固化しない間に、たとえばカーペツトを重ね
合わせて一対の圧着ロールの間に導き、プレス
し、ついで冷却することにより製造することがで
きる。
本考案になる緩衝シートは、発泡体の優れた断
熱性、緩衝性、防音性などを損なうことなしに、
高荷重下でのヘタリ現象を防止し、優れた圧縮回
復性を有する。
熱性、緩衝性、防音性などを損なうことなしに、
高荷重下でのヘタリ現象を防止し、優れた圧縮回
復性を有する。
第１図および第２図は、それぞれ本考案になる
緩衝シートの１例を示す断面図、第３図は本考案
の緩衝シートの他の態様を示す斜視図である。 １……緩衝シート、２……発泡体、３……貫通
孔、４……塗膜層。
緩衝シートの１例を示す断面図、第３図は本考案
の緩衝シートの他の態様を示す斜視図である。 １……緩衝シート、２……発泡体、３……貫通
孔、４……塗膜層。
Claims (1)
- 直径約0.2〜10m／ｍの複数ケの貫通孔を有す
る厚さが２〜10m／ｍ、発泡倍率が５〜40倍の独
立気泡型半硬質樹脂発泡体に、樹脂、ゴムおよび
アスフアルトから選ばれた少なくとも１種の塗膜
層を設けてなる緩衝シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338287U JPH0534922Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338287U JPH0534922Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63201720U JPS63201720U (ja) | 1988-12-26 |
| JPH0534922Y2 true JPH0534922Y2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=30955921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9338287U Expired - Lifetime JPH0534922Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534922Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2572146Y2 (ja) * | 1990-09-25 | 1998-05-20 | 株式会社イノアックコーポレーション | 防音カーペット |
| AU2001284049A1 (en) * | 2000-09-09 | 2002-03-22 | Hp-Chemie Pelzer Research And Development Ltd. | Floor covering with improved soundproofing properties |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP9338287U patent/JPH0534922Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63201720U (ja) | 1988-12-26 |
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