JPS6218438Y2 - - Google Patents

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JPS6218438Y2
JPS6218438Y2 JP8358781U JP8358781U JPS6218438Y2 JP S6218438 Y2 JPS6218438 Y2 JP S6218438Y2 JP 8358781 U JP8358781 U JP 8358781U JP 8358781 U JP8358781 U JP 8358781U JP S6218438 Y2 JPS6218438 Y2 JP S6218438Y2
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JP
Japan
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layer
present
board
thermoplastic resin
multilayer board
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JP8358781U
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JPS57196531U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発泡熱可塑性樹脂製多層板に係り特
に軽量で、しかも荷量に耐える強化多層板に関す
る。
合成樹脂製板は種々の成形方法で製造され、広
く各種用途に利用されている。荷物移送用パレツ
トにも利用され、射出成形、ブロー成形、回転成
形などで成形された樹脂板製パレツトが市販され
ている。しかしながら、荷重に耐えるためには厚
さを要し、重くなり扱い難いとか、成形上の制約
による構造上の不便がある。
樹脂パレツトを例にとつても、軽量でしかも荷
重に耐え剛性も有し、加工性もよい樹脂板状体が
要望されている。パレツトのみならず、建材、家
具類に於いてもかかる特長を有する樹脂製多層板
が要望されている。
本考案の目的は、軽量でしかも荷量に耐え、剛
性を有し、加工性がよい発泡熱可塑性樹脂板製多
層板を提供するにある。
本考案者は、上記多層板の提供を目的として研
究中、発泡熱可塑性樹脂板は軽量であるのみなら
ず局部的熱溶着が容易で、周辺素材の変形をもた
らすこともなく、製品とすることができるという
知見に基づき本考案を完成するに到つた。
本考案は、発泡倍率1〜6倍の発泡熱可塑性樹
脂板製多層板であつて、表面層1と裏面層2の間
にハニカム構造の芯材層3が挾まれ、一体化され
てなる多層板である。
本考案に用いられる発泡熱可塑性樹脂板として
は、プリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリウレタンなどの発泡倍率1〜6のものが
挙げられる。
発泡倍率1以下では発泡体としての特長及び効
果が少く、又6以上となると強度も低下し、熱溶
着も悪く剛性も落ち荷重性も低下し、本考案に使
用することは不適当である。
表面層1と裏面層2と特に区別する必要はない
が、例えば樹脂パレツトに用いる場合には、厚さ
は2mm程度がよい。さらにパレツトの桁を設ける
側には、あらかじめ桁と嵌合する凹部を設けてお
けば組立に当り、木製パレツトなどの場合のよう
に凹部を座繰によつて新に設ける必要がない。発
泡熱可塑性樹脂板に凹部を設けることは、例えば
真空成形などにより容易にでき、大量生産には好
適である。パレツトの板(デツキボード)に用い
る場合を例に挙げたが、建築材とか家具類の素材
に用いる場合には、それぞれの場合の目的に応じ
てあらかじめ加工しておくことができる。
又、例えばパレツトに用いる場合には、荷物を
載せる側になる表面層に滑り止めなど手段を施し
ておくことができる。
本考案の多層板に用いるハニカム構造の芯材層
3は、表面層1及び裏面層2と同様発泡倍率1〜
6倍の熱可塑性樹脂からなり、ハニカム構造は第
2図に例示したような縦横交叉した構造の外、例
えば六角形型に交叉したものでも、又其の他のも
のでもかまわない。厚さは目的によつて選ぶこと
ができるが、パレツト用の多層板に使用する場合
には、パレツトの高さが最大200mmと決められ、
桁の高さが100mm以上を要する点から50mm以下と
なり、剛性、耐荷重性を考慮して10〜50mm好まし
くは30〜40mmとなる。
表面層1、裏面層2及びそれらの間にハニカム
構造の芯材層3をサンドウイチ状に挾み、一体化
するには、公知の固定方法が採用できるが、特に
発泡熱可塑性樹脂板は熱溶着により局部的に溶融
し、周辺にまで熱が伝導して素材の変形をもたら
すようなことが殆どないので、熱溶着が好適であ
る。前記熱溶着には、高周波、超音波、熱風溶着
と公知技術によることができるが、強度の面から
高周波溶着が好ましい。
図面により本考案を具体的に説明する。
第1図は、本考案の多層板が表面層1、裏面層
2にハニカム構造の芯材層3が一体化されてなる
状態を例示する横断面図である。第2図は、芯材
層の一例を示す平面図で、発泡熱可塑性樹脂板が
互に直角に交叉してなる場合のハニカム構造を例
示する。他の構造のハニカム構造も使用できるこ
とは既に述べた通りである。第3図は本考案の多
層板の斜視図である。第4図は、表面層、裏面
層、芯材層が一体化される状態を例示する斜視図
である。
本考案の多層板は、軽量で耐荷重性、剛性を有
し予め表面層又は裏面層に必要な手段を構じてお
けば、後に例えば座繰等により嵌合用凹部を設け
るなどの手数を要せず、さらに他の発泡熱可塑性
樹脂素材とも熱溶着により一体化され易い特長と
効果を有する。修繕も熱溶着により容易にできる
のも特長である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の多層板を例示する横断面図、
第2図:本考案に芯材層として使用するハニカム
構造を例示する平面図、第3図:本考案の多層板
の斜視図、第4図:本考案の素材一体化前の斜視
図。 1……表面層、2……裏面層、3……ハニカム
構造の芯材層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡倍率1〜6倍の発泡熱可塑性樹脂板製多層
    板であつて、表面層1と裏面層2の間にハニカム
    構造の芯材層3が挾まれ、一体化されてなる多層
    板。
JP8358781U 1981-06-06 1981-06-06 Expired JPS6218438Y2 (ja)

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JP8358781U JPS6218438Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

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JP2013545633A (ja) * 2010-11-12 2013-12-26 エルジー・ハウシス・リミテッド 高周波誘導加熱方法で融着されたサンドイッチ構造物及びその製造方法

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