JPH0534883U - 漬物用タンク - Google Patents
漬物用タンクInfo
- Publication number
- JPH0534883U JPH0534883U JP9143991U JP9143991U JPH0534883U JP H0534883 U JPH0534883 U JP H0534883U JP 9143991 U JP9143991 U JP 9143991U JP 9143991 U JP9143991 U JP 9143991U JP H0534883 U JPH0534883 U JP H0534883U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- leg
- side walls
- tanks
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 漬物用タンクに於いて、洗浄水等の排水を効
率良く行うと共に、タンクの積み重ねの安定化及びフォ
ークリフトによる移動を可能にする。 【構成】 タンク1の底面を排水口5に向って傾斜面
4,4とし、対向する側壁6,6の外面に補強枠7,7
を垂設して当着し、補強枠7,7の下端に、脚8を固定
し、脚8はタンク1の底面下を水平に横設してタンク1
を定置する。脚8の下面には、側壁6,6の内壁6A,
6Aに近接する位置にストッパー片9,9を取付け、積
み重ねた時に、上下のタンクがズレないようにしてい
る。タンクの底面下方には、両端部を上方へ折曲し、側
壁6,6に当着固定した移動用受枠10を設け、フォー
クリフトの爪を当て、昇降及び移動を可能としている。
率良く行うと共に、タンクの積み重ねの安定化及びフォ
ークリフトによる移動を可能にする。 【構成】 タンク1の底面を排水口5に向って傾斜面
4,4とし、対向する側壁6,6の外面に補強枠7,7
を垂設して当着し、補強枠7,7の下端に、脚8を固定
し、脚8はタンク1の底面下を水平に横設してタンク1
を定置する。脚8の下面には、側壁6,6の内壁6A,
6Aに近接する位置にストッパー片9,9を取付け、積
み重ねた時に、上下のタンクがズレないようにしてい
る。タンクの底面下方には、両端部を上方へ折曲し、側
壁6,6に当着固定した移動用受枠10を設け、フォー
クリフトの爪を当て、昇降及び移動を可能としている。
Description
【0001】
本考案は主に漬物業界で用いられる漬物用タンクに関するものである。
【0002】
従来の漬物業界で用いられている漬物用タンクは無蓋の箱体で底面に水抜のた めの排水口を設けた構成を基本としている。 排水口は製造後の塩水や洗浄後の水抜に利用される。 又、漬物用タンクは、単体毎に設置するものと、積み重ねて、作業や整理を小 スペースで行えるようにしたものがある。
【0003】 ところで、上述の様に使用後の塩水等の排出及び洗浄は、タンクの底面に設け た排水口から行うのであるが、排水の確実性と能率を向上させるため、底面を排 水口に向って傾斜させたものがある。 しかし、底面が傾斜するため、水平に保つべく4本脚を下設する必要があり、 又、積み上げにフォークリフトが使えず、他の手段を採らねばならず、積層して も安定性に不安が残るから、定置専用とし、積層する形式は存在しないのである 。
【0004】
そこで、本考案は上記の点に鑑み、底面が排水口に向って傾斜していても、積 み重ねが可能で安定性のある漬物用タンクを提供せんとするものである。
【0005】
本考案の漬物用タンクは底面を排水口に向って傾斜させたこと、対向側外壁に 当着した補強枠の下端部に、底面下を水平に渡した脚を連設し、この脚に積層下 のタンク内壁に近接するストッパー片を下設したこと、及び、底面下を水平に渡 設した移動用受枠を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
底面が排水口に向って傾斜しているから、水の排水が順調に行なわれる。 又、補強枠と脚は一体に連結し、逆門型となって、補強枠が対向側外壁に当着 しているから、脚は補強枠で充分に支持されてタンクを支承し、補強枠とタンク も一体性が強固となり、側壁の強度を強化する。 したがって、脚によってタンクは支持され、タンクは底面の傾斜にかかわらず 水平に定置する。
【0007】 又、移動用受枠もタンクの底面下に水平に渡設されているから、この移動用受 枠を利用して、フォークリフト等の爪を当て支承することで、タンクを持ち上げ 、積み重ね及び移動を行える。 更に、積み重ねた時に、脚に下設したストッパー片が下層のタンクの内壁に近 接するから、ズレを防いで安定させるのである。
【0008】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 漬物用タンク1の本体2は無蓋の箱体で、平面が長方形と成って、上端にフラ ンジ部3を有する。 本体2の底面は、短手方向中央部で長手方向に渉って低くなる傾斜面4と成っ て、一側部に排水口5が設けられている。
【0009】 長手方向の両側壁6,6の両側部には、上端フランジ部3に接して、補強枠7 ,7,7,7が垂直に当着固定してあり、下端は本体2の底面より垂下し、下端 部には短手方向の底面下水平面に横設した脚8,8が、対向して配設した補強枠 7,7間に連設固定してある。 そして、脚8,8の下面にはストッパー片9,9,9,9が下設してあり、ス トッパー片9,9,9,9の下設位置は、長手方向の両側壁6,6の内壁6A, 6Aに近接するものとしてある。
【0010】 又、本体1の底面下水平面の短手方向には、移動用受枠10,10が両端部を 上方へ折曲し両側壁6,6に当着固定してあり、底面の傾斜面6との間隙に補強 材11,11が介装してある。
【0011】
以上の様に本考案は、漬物用タンクの底面を排水口に向って傾斜させたため、 使用後の塩水や洗浄水の排水が確実かつ能率よく行える効果を有する。 そして、脚を底面下に水平に横設し、側壁に当着した補強枠に連結固定したた め、傾斜底面に影響されず脚を固定でき、しかも充分な支承力を得られ、補強枠 は本体の強化にも有効となるのである。 したがって、横設した脚によって、タンクの積み重ねが可能となるのである。
【0012】 又、積み重ねた場合に、脚に下設したストッパー片が、下層のタンクの内壁に 近接するため、滑落やズレを防止し、安定した状態で積層及び全体の移動が可能 となる。 更に、底面下方に横設した移動用受枠が、水平面を形成しているから、この移 動用受枠にフォークリフトの爪を当てて昇降支持が可能である。
【0013】 したがって、本考案は底面が傾斜しているにもかかわらず、積み重ねが可能で 、しかも安定し、フォークリフトを利用した作業も従来通り確実に行える効果を 有するのである。
【図1】本考案の実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の実施例を示す正面図である。
【図3】タンクを積み重ね状態を示す縦断側面図であ
る。
る。
1 本体 5 排水口 7 補強枠 8 脚 9 ストッパー片 10 移動用受枠
Claims (1)
- 【請求項1】 底面を排水口に向って傾斜させたこと、
対向側外壁に当着した補強枠の下端部に、底面下を水平
に渡した脚を連設し、この脚に積層下のタンク内壁に近
接するストッパー片を下設したこと、及び、底面下を水
平に渡設した移動用受枠を設けたことを特徴とする漬物
用タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143991U JPH0742315Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 漬物用タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143991U JPH0742315Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 漬物用タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534883U true JPH0534883U (ja) | 1993-05-14 |
JPH0742315Y2 JPH0742315Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=14026407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9143991U Expired - Lifetime JPH0742315Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 漬物用タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742315Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP9143991U patent/JPH0742315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742315Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7886673B2 (en) | Storage device | |
US3233564A (en) | Industrial pallet | |
JPH0188830U (ja) | ||
JPH0742315Y2 (ja) | 漬物用タンク | |
JPH0113075Y2 (ja) | ||
JP4117709B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
CN208733782U (zh) | 一种带提拉把手的地沟盖板 | |
CN216425163U (zh) | 一种方便堆叠固定的物流箱结构 | |
JPS5833059Y2 (ja) | コンテナノヤネコウゾウ | |
JP4368324B2 (ja) | 風呂蓋の支持部材 | |
JP2878596B2 (ja) | 運搬用容器 | |
JPS62124984U (ja) | ||
CN219605689U (zh) | 一种储液箱 | |
JP3528933B2 (ja) | 浴室ユニット用防水床の積み重ね構造 | |
JPS5913027Y2 (ja) | 蓋パネル載置用根太材 | |
JPH108746A (ja) | 洗い場付浴槽の積載構造 | |
JP3078549U (ja) | 可倒式最上段把手 | |
JPS62165232U (ja) | ||
JPH05209456A (ja) | 二重床用嵩上げ台 | |
JPH0354074Y2 (ja) | ||
JP2753965B2 (ja) | 運搬用パレットに用いる押え枠 | |
JP2907795B2 (ja) | 電源装置の支持フレーム | |
KR960004449Y1 (ko) | 어(魚)상자 | |
JP3009006U (ja) | 点検口等の開閉蓋装置 | |
JP2021109658A (ja) | パレット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |