JPH0534877Y2 - - Google Patents
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- JPH0534877Y2 JPH0534877Y2 JP1865290U JP1865290U JPH0534877Y2 JP H0534877 Y2 JPH0534877 Y2 JP H0534877Y2 JP 1865290 U JP1865290 U JP 1865290U JP 1865290 U JP1865290 U JP 1865290U JP H0534877 Y2 JPH0534877 Y2 JP H0534877Y2
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Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、プレスの稼動状態記録装置に関す
る。
る。
[従来の技術]
プレスの稼動状態を一目瞭然と把握するために
用いられる稼動状態記録装置は、例えば特開昭58
−77799号公報に開示されている如く、プレス装
置(プレスと制御装置とからなる。)からのプレ
ス停止情報とプレス停止要因情報とを自動入力さ
せ、それら情報を経時的に記録させる構成とされ
ている。
用いられる稼動状態記録装置は、例えば特開昭58
−77799号公報に開示されている如く、プレス装
置(プレスと制御装置とからなる。)からのプレ
ス停止情報とプレス停止要因情報とを自動入力さ
せ、それら情報を経時的に記録させる構成とされ
ている。
しかし、一段の自動化、高速化、多様化等の要
請とともに工程管理、生産管理等々の一層の充実
強化に応えるには、全てを自動入力情報として装
置を構築することは至難である。
請とともに工程管理、生産管理等々の一層の充実
強化に応えるには、全てを自動入力情報として装
置を構築することは至難である。
つまり、例えば材料待ちや品質チエツクのため
にプレスを停止させた場合には、これらは自動入
力できないので後日に要因不明のプレス停止期間
が存在することになり、装置の信頼性が損なわれ
実用性に欠けるという指摘がある。
にプレスを停止させた場合には、これらは自動入
力できないので後日に要因不明のプレス停止期間
が存在することになり、装置の信頼性が損なわれ
実用性に欠けるという指摘がある。
ここに、本出願人は、ある種プレス停止要因に
ついては手動入力によつて記録できるように形成
したプレスの稼動状態記録装置を提案している。
ついては手動入力によつて記録できるように形成
したプレスの稼動状態記録装置を提案している。
すなわち、第3図に示す如く、プレス停止要因
別の多数のスイツチを含む手動入力部17を設
け、プレス装置1からの自動入力情報(プレス2
からの信号Ip1〜Ipo、制御装置3からの信号Ic1〜
Icn)とともに手動入力情報(手動入力部17か
らの信号Im1〜Imk)をも記録手段11に記録さ
せることができるように稼動状態記録装置10を
構成している。なお、16は入力ポート、12は
経時的記録をさせるための時間管理回路12であ
る。
別の多数のスイツチを含む手動入力部17を設
け、プレス装置1からの自動入力情報(プレス2
からの信号Ip1〜Ipo、制御装置3からの信号Ic1〜
Icn)とともに手動入力情報(手動入力部17か
らの信号Im1〜Imk)をも記録手段11に記録さ
せることができるように稼動状態記録装置10を
構成している。なお、16は入力ポート、12は
経時的記録をさせるための時間管理回路12であ
る。
したがつて、例えばプレスのトランスフアー機
構から出力されたミスグリツプ発生信号(Ipg)
が自動入力され、引続きプレス停止信号(Ip1ま
たはIc1)が自動入力されると、記録手段11に
ミスグリツプ情報とプレス停止情報とが同時的に
記録される。よつて、後日に当該プレス停止およ
び停止期間はトランスフアー機構のミスグリツプ
故障によるものと判断できる。
構から出力されたミスグリツプ発生信号(Ipg)
が自動入力され、引続きプレス停止信号(Ip1ま
たはIc1)が自動入力されると、記録手段11に
ミスグリツプ情報とプレス停止情報とが同時的に
記録される。よつて、後日に当該プレス停止およ
び停止期間はトランスフアー機構のミスグリツプ
故障によるものと判断できる。
一方、材料待ちのためにプレスを停止すると、
プレス停止信号(Ip1またはIc1)が自動入力され
る。ここで、手動入力部17の材料待ち用のスイ
ツチをONすれば、記録手段11には入力ポート
16を介して材料待ちという手動入力情報
(Imk)が記録される。よつて、後日に当該プレ
ス停止は材料待ちのために行われたものであると
判断できる。
プレス停止信号(Ip1またはIc1)が自動入力され
る。ここで、手動入力部17の材料待ち用のスイ
ツチをONすれば、記録手段11には入力ポート
16を介して材料待ちという手動入力情報
(Imk)が記録される。よつて、後日に当該プレ
ス停止は材料待ちのために行われたものであると
判断できる。
[考案が解決しようとする課題]
ところで、上記従来構成では手動入力部17の
操作は、いわば任意的、恣意的なものといわざる
を得ない。
操作は、いわば任意的、恣意的なものといわざる
を得ない。
したがつて、運用の実際にあつては、オペレー
タの失念、看過ときには故意的に当該要因の手動
入力操作がなされない場合がある。
タの失念、看過ときには故意的に当該要因の手動
入力操作がなされない場合がある。
これがため、後日に記録を見てもプレス停止の
要因が不明で的確な稼動状態を把握することがで
きないという不都合が生じている。したがつて、
月間管理等においては原因不明の生産中止がなさ
れたという極めて不合理な事態を引起こしてい
る。
要因が不明で的確な稼動状態を把握することがで
きないという不都合が生じている。したがつて、
月間管理等においては原因不明の生産中止がなさ
れたという極めて不合理な事態を引起こしてい
る。
また、従来装置は自動入力情報であれ手動入力
情報であれ、単に記録するだけである。したがつ
て、オペレータが金型破損等のために手動操作で
プレス停止してその交換等を行う場合、例えば昼
休み等を中にはさむと、他のオペレータが記録を
見ることなく定刻(例えば午後1時)にプレスを
起動してしまうことがある。このために金型破損
にとどまらずプレスを大きく破損させてしまうば
かりか作業安全上許され難い事態を招来する虞れ
がある。
情報であれ、単に記録するだけである。したがつ
て、オペレータが金型破損等のために手動操作で
プレス停止してその交換等を行う場合、例えば昼
休み等を中にはさむと、他のオペレータが記録を
見ることなく定刻(例えば午後1時)にプレスを
起動してしまうことがある。このために金型破損
にとどまらずプレスを大きく破損させてしまうば
かりか作業安全上許され難い事態を招来する虞れ
がある。
本考案の目的は、上記従来問題点を解消するも
ので、稼動状態を常に確実に記憶することがで
き、かつプレス作業の安全を保障することのでき
る取扱容易なプレスの稼動状態記録装置を提供す
ることにある。
ので、稼動状態を常に確実に記憶することがで
き、かつプレス作業の安全を保障することのでき
る取扱容易なプレスの稼動状態記録装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段]
本考案は、プレス停止要因情報の入力未了の場
合にはこれをオペレータに告知するとともに、停
止要因情報が入力されない限りにおいてプレスの
再起動を拒否するように構成し、前記目的を達成
するものである。
合にはこれをオペレータに告知するとともに、停
止要因情報が入力されない限りにおいてプレスの
再起動を拒否するように構成し、前記目的を達成
するものである。
すなわち、プレスから自動入力された情報とオ
ペレータによつて手動入力された情報とを記憶し
てプレス稼動状態を把握可能に形成されたプレス
の稼動状態記録装置において、 前記自動入力情報の一つとしてのプレス停止情
報が入力されたときにそれと前後して当該プレス
停止要因に係る情報が前記自動入力情報または前
記手動入力情報として入力されているか否かを判
定する判定手段と、 オペレータに入力未完を告知する告知手段と、 プレス制御装置に運転拒否のインターロツク信
号を出力する信号出力手段と、 該判定手段でプレス停止要因に係る情報が入力
されていないと判定された場合に該告知手段と信
号出力手段とを動作させるコントロール手段と、 を設けたことを特徴とする。
ペレータによつて手動入力された情報とを記憶し
てプレス稼動状態を把握可能に形成されたプレス
の稼動状態記録装置において、 前記自動入力情報の一つとしてのプレス停止情
報が入力されたときにそれと前後して当該プレス
停止要因に係る情報が前記自動入力情報または前
記手動入力情報として入力されているか否かを判
定する判定手段と、 オペレータに入力未完を告知する告知手段と、 プレス制御装置に運転拒否のインターロツク信
号を出力する信号出力手段と、 該判定手段でプレス停止要因に係る情報が入力
されていないと判定された場合に該告知手段と信
号出力手段とを動作させるコントロール手段と、 を設けたことを特徴とする。
[作用]
本考案では、プレス停止情報が自動入力される
と、判定手段は、そのプレス停止要因に係る自動
入力情報または手動入力情報がその前後に入力さ
れたか否かを判定する。
と、判定手段は、そのプレス停止要因に係る自動
入力情報または手動入力情報がその前後に入力さ
れたか否かを判定する。
そして、入力未了と判定された場合には、コン
トロール手段が告知手段を動作させその旨をオペ
レータに告知する、とともにプレス制御装置へイ
ンターロツク信号を出力してプレスの運転つまり
再起動を拒否する。
トロール手段が告知手段を動作させその旨をオペ
レータに告知する、とともにプレス制御装置へイ
ンターロツク信号を出力してプレスの運転つまり
再起動を拒否する。
よつて、いかなる場合にも稼動状態が正確に記
録されているので、生産管理、工程管理等々を一
段と的確に行える。また、手動入力操作失念の場
合には、例えばブザー等により、その旨が告知さ
れるから、過度な注意力を強要されずオペレータ
の労力軽減を達成できる。しかも、手動入力しな
いとプレスを再起動できないから作業安全が保障
され機器破損等を回避することもできる。
録されているので、生産管理、工程管理等々を一
段と的確に行える。また、手動入力操作失念の場
合には、例えばブザー等により、その旨が告知さ
れるから、過度な注意力を強要されずオペレータ
の労力軽減を達成できる。しかも、手動入力しな
いとプレスを再起動できないから作業安全が保障
され機器破損等を回避することもできる。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、本稼動状態記録装置の全体構成を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
ここに、本装置10は、記録手段11、手動入
力部17等を含み基本的構成を前出第3図に示す
構成を同一としながら、判定手段と告知手段25
と信号出力手段26とコントロール手段とを設
け、プレス停止に係る自動入力情報(Ip1または
Ic1)が入力されたにも拘らずその停止要因とし
ての自動入力情報(IpjまたはIcj)または手動入
力情報(Imk)が入力されていない場合には、入
力未了であることを告知するとともにその情報が
入力されるまでプレス2の運転を拒否するように
構成されている。
力部17等を含み基本的構成を前出第3図に示す
構成を同一としながら、判定手段と告知手段25
と信号出力手段26とコントロール手段とを設
け、プレス停止に係る自動入力情報(Ip1または
Ic1)が入力されたにも拘らずその停止要因とし
ての自動入力情報(IpjまたはIcj)または手動入
力情報(Imk)が入力されていない場合には、入
力未了であることを告知するとともにその情報が
入力されるまでプレス2の運転を拒否するように
構成されている。
第1図において、16は入力ポートであり、プ
レス装置1を形成するプレス(機械的構成要素)
2からの自動入力情報Ip、制御装置(電気・電子
的構成要素)3からの自動入力情報Icおよび手動
入力部17からの手動入力情報Imが入力可能に
接続されている。
レス装置1を形成するプレス(機械的構成要素)
2からの自動入力情報Ip、制御装置(電気・電子
的構成要素)3からの自動入力情報Icおよび手動
入力部17からの手動入力情報Imが入力可能に
接続されている。
自動入力情報Ip(o)としては、プレス段取作業
(例えばムービングボルスタを取出した場合)、デ
イスタツク段取作業、コイルライン段取作業、ト
ランスフアー機構のミスグリツプ発生やクラツ
チ・ブレーキのON−OFF等々であり、これらは
主にリミツトスイツチの開閉により入力される。
(例えばムービングボルスタを取出した場合)、デ
イスタツク段取作業、コイルライン段取作業、ト
ランスフアー機構のミスグリツプ発生やクラツ
チ・ブレーキのON−OFF等々であり、これらは
主にリミツトスイツチの開閉により入力される。
また、自動入力情報Ic(o)としては、連続運転停
止等々であつて各種スイツチやリレー接点により
入力される。
止等々であつて各種スイツチやリレー接点により
入力される。
一方、手動入力情報Im(o)としては、プレスを
停止すべき要因であり、金型破損、金型焼付、品
質チエツク、材料待ち、休憩、清掃等々であり、
これらは手動入力部17に配設された対応押ボタ
ンをPushすることにより入力されるものである。
停止すべき要因であり、金型破損、金型焼付、品
質チエツク、材料待ち、休憩、清掃等々であり、
これらは手動入力部17に配設された対応押ボタ
ンをPushすることにより入力されるものである。
次に、判定手段は、この実施例ではCPU21
をもつて構成されている。この判定手段はプレス
停止情報としての自動入力情報Ipが入力されたと
きに、それと前後して当該プレス停止要因に係る
情報が自動入力情報(Ip1またはIc1)または手動
入力情報(Imk)として入力されているか否かを
判定する役割を持つ。このため本実施例では、自
動入力情報および手動入力情報はRAM14にメ
モリするものとされている。押ボタン等による一
時発生的信号を記録させるための便宜である。な
お、RAM14にメモリした情報は、プレス再起
動で自動クリアーするものと形成されている。
をもつて構成されている。この判定手段はプレス
停止情報としての自動入力情報Ipが入力されたと
きに、それと前後して当該プレス停止要因に係る
情報が自動入力情報(Ip1またはIc1)または手動
入力情報(Imk)として入力されているか否かを
判定する役割を持つ。このため本実施例では、自
動入力情報および手動入力情報はRAM14にメ
モリするものとされている。押ボタン等による一
時発生的信号を記録させるための便宜である。な
お、RAM14にメモリした情報は、プレス再起
動で自動クリアーするものと形成されている。
但し、入力情報がリミツトスイツチ等の如く状
態保持信号で入力される場合には、CPU21に
よつて割込処理やサンプリングチエツクするよう
にすれば、RAM14を省略することができる。
態保持信号で入力される場合には、CPU21に
よつて割込処理やサンプリングチエツクするよう
にすれば、RAM14を省略することができる。
ここに、コントロール手段は、判定手段
(CPU21)でプレス停止要因に係る情報が入力
されていないと判定された場合に、告知手段25
と信号出力手段としての出力ポート26を動作さ
せる手段であつて、この実施例では上記CPU2
1から形成されている。
(CPU21)でプレス停止要因に係る情報が入力
されていないと判定された場合に、告知手段25
と信号出力手段としての出力ポート26を動作さ
せる手段であつて、この実施例では上記CPU2
1から形成されている。
この告知手段25は、プレス停止要因入力未了
をオペレータに告知するものであり、告知するこ
とができればその態様は限定されない。この実施
例では赤色ランプをフリツカー点灯させるととも
にブザー音を発するものと形成されている。
をオペレータに告知するものであり、告知するこ
とができればその態様は限定されない。この実施
例では赤色ランプをフリツカー点灯させるととも
にブザー音を発するものと形成されている。
一方、出力手段は、上記の通り出力ポート26
から形成されるが、この出力手段を動作させると
は、上記コントロール手段(CPU21)との協
働によりプレス再起動を拒否するインターロツク
信号INTをプレス装置1へ出力するという意味
である。したがつて、制御装置3は、インターロ
ツク信号INTが入力されている限り、手動でも
自動でもプレス2を運転することができない。
から形成されるが、この出力手段を動作させると
は、上記コントロール手段(CPU21)との協
働によりプレス再起動を拒否するインターロツク
信号INTをプレス装置1へ出力するという意味
である。したがつて、制御装置3は、インターロ
ツク信号INTが入力されている限り、手動でも
自動でもプレス2を運転することができない。
なお、この実施例におけるプレス停止情報と
は、プレス2から自動入力されるクラツチ・ブレ
ーキのクラツチ解放・ブレーキ動作のON(また
はOFF)信号である。但し、このプレス停止情
報は上記ON信号に限定されない。例えば連続運
転モードの場合には連続運転停止信号としてもよ
い。また、これと上記ON(またはOFF)信号と
をともにプレス停止情報としてもよい。いずれに
しても、プレス停止情報は、自動入力情報とされ
る。
は、プレス2から自動入力されるクラツチ・ブレ
ーキのクラツチ解放・ブレーキ動作のON(また
はOFF)信号である。但し、このプレス停止情
報は上記ON信号に限定されない。例えば連続運
転モードの場合には連続運転停止信号としてもよ
い。また、これと上記ON(またはOFF)信号と
をともにプレス停止情報としてもよい。いずれに
しても、プレス停止情報は、自動入力情報とされ
る。
さて、記録手段11は、この実施例では“時間
−情報入力時点および情報入力期間”を記録する
ものとされ、時間管理回路12によつて対応コン
トロールされる。
−情報入力時点および情報入力期間”を記録する
ものとされ、時間管理回路12によつて対応コン
トロールされる。
次に、作用を説明する。
本稼働状態装置10を起動すると、CPU21
は、第2図に示すステツプ(以下、ST)10で、
プレス停止の自動入力情報(IpまたはIc)が入力
されたか否かを監視する。
は、第2図に示すステツプ(以下、ST)10で、
プレス停止の自動入力情報(IpまたはIc)が入力
されたか否かを監視する。
プレス停止の自動入力情報Ip1(クラツチ・ブレ
ーキのON信号)が入力された場合には、CPU2
1がYES判断(ST10)する。
ーキのON信号)が入力された場合には、CPU2
1がYES判断(ST10)する。
すると、判定手段としてのCPU21は、ST12
に示す如く停止要因の自動入力があつたか否かを
判定する。
に示す如く停止要因の自動入力があつたか否かを
判定する。
例えば、ミスグリツプ発生信号(Ip1)が既に
入力されRAM14にメモリされていれば、
ST12でNO判断され問題はない。
入力されRAM14にメモリされていれば、
ST12でNO判断され問題はない。
この場合、記録手段11には、ミスグリツプ発
生情報とその直後に入力されたプレス停止情報と
が記録されている。したがつて、後日に当該プレ
ス停止は、プレス2のトランスフアー機構にミス
グリツプが生じたことによるものとわかる。
生情報とその直後に入力されたプレス停止情報と
が記録されている。したがつて、後日に当該プレ
ス停止は、プレス2のトランスフアー機構にミス
グリツプが生じたことによるものとわかる。
一方、ST12でYES判断されると、判定手段と
してのCPU21はST14の判断を行う。
してのCPU21はST14の判断を行う。
ここで、例えば品質チエツクのためにプレスを
停止させた場合、記録手段11には、自動入力さ
れたプレス停止情報とその後に手動入力部17の
当該押ボタン操作により手動入力された品質チエ
ツク情報とが記録されている筈である。
停止させた場合、記録手段11には、自動入力さ
れたプレス停止情報とその後に手動入力部17の
当該押ボタン操作により手動入力された品質チエ
ツク情報とが記録されている筈である。
しかし、例えば成形製品を取出して目視確認す
るために短時間だけプレス停止するような場合に
は、オペレータは当該押ボタンを操作して要因入
力をすることを忘れることがある。すると、
ST14でNO判断される。
るために短時間だけプレス停止するような場合に
は、オペレータは当該押ボタンを操作して要因入
力をすることを忘れることがある。すると、
ST14でNO判断される。
ここに、コントロール手段としてのCPU21
は、ST16,18で告知手段25、信号出力手段2
6を動作させる。
は、ST16,18で告知手段25、信号出力手段2
6を動作させる。
すなわち、告知手段25を形成する赤色ランプ
をフリツカー点灯するとともにブザーを鳴し、か
つ出力ポート26から制御装置3にプレス運転を
拒否するインターロツク信号INTを出力する。
したがつて、注意喚起されたオペレータは、品質
チエツク用押ボタンをPushしてプレス停止要因
を手動入力することになる。これを無視してはプ
レス運転を再開できないので、プレス運転条件確
立の意味からも確実に手動入力することになる。
をフリツカー点灯するとともにブザーを鳴し、か
つ出力ポート26から制御装置3にプレス運転を
拒否するインターロツク信号INTを出力する。
したがつて、注意喚起されたオペレータは、品質
チエツク用押ボタンをPushしてプレス停止要因
を手動入力することになる。これを無視してはプ
レス運転を再開できないので、プレス運転条件確
立の意味からも確実に手動入力することになる。
ここに、判定手段としてのCPU21が、ST14
で手動入力されたとYES判断すると、今度はコ
ントロール手段としてのCPU21が告知手段2
5を停止する(ST20)とともに信号出力手段2
6からのインターロツク信号INTを消滅させる。
つまりプレス再起動を許可する。
で手動入力されたとYES判断すると、今度はコ
ントロール手段としてのCPU21が告知手段2
5を停止する(ST20)とともに信号出力手段2
6からのインターロツク信号INTを消滅させる。
つまりプレス再起動を許可する。
したがつて、オペレータは、品質チエツク作業
終了後に制御装置3の運転ボタンを操作してプレ
ス運転を再開することができる。一方、記録手段
11には、プレス停止情報とその前後に手動入力
された停止要因情報とが記録されている。プレス
再運転によつてRAM14のメモリ情報は消去さ
れる。
終了後に制御装置3の運転ボタンを操作してプレ
ス運転を再開することができる。一方、記録手段
11には、プレス停止情報とその前後に手動入力
された停止要因情報とが記録されている。プレス
再運転によつてRAM14のメモリ情報は消去さ
れる。
なお、プレス停止要因情報が自動入力情報であ
る場合には、制御装置3により、プレスは運転不
可能状態にあるのでインターロツク信号INTは
出力されない。
る場合には、制御装置3により、プレスは運転不
可能状態にあるのでインターロツク信号INTは
出力されない。
しかして、この実施例によれば、判定手段2
1、告知手段25、信号出力手段26、コントロ
ール手段21を設け、プレス停止情報が入力され
たときに当該プレス停止要因たる自動入力情報、
手動入力情報がその前後に入力されているか否か
を自動判定し、入力未了のときにはオペレータに
その旨の注意喚起告知するとともにインターロツ
ク信号INTを出力してプレス運転再開を拒否す
る構成とされているので、オペレータの看過等に
よる手動入力未了という従来欠点を一掃して確実
で正確な稼働状態を記録することができ、生産管
理・工程管理等々を一層充実させ生産能率を一段
と向上させることができる。また、当該停止要因
を入力しない限りプレス再起動を拒否するので無
理運転による機器破損を回避しかつ作業安全が保
障される。
1、告知手段25、信号出力手段26、コントロ
ール手段21を設け、プレス停止情報が入力され
たときに当該プレス停止要因たる自動入力情報、
手動入力情報がその前後に入力されているか否か
を自動判定し、入力未了のときにはオペレータに
その旨の注意喚起告知するとともにインターロツ
ク信号INTを出力してプレス運転再開を拒否す
る構成とされているので、オペレータの看過等に
よる手動入力未了という従来欠点を一掃して確実
で正確な稼働状態を記録することができ、生産管
理・工程管理等々を一層充実させ生産能率を一段
と向上させることができる。また、当該停止要因
を入力しない限りプレス再起動を拒否するので無
理運転による機器破損を回避しかつ作業安全が保
障される。
また、告知手段25は、ランプのフリツカー点
灯とブザー音とで注意喚起するものと形成されて
いるので、オペレータの失念がなく、かつ手動入
力部17の押ボタン操作により当該停止要因を入
力できるから取扱容易でオペレータに精神的疲労
を与えることがない。
灯とブザー音とで注意喚起するものと形成されて
いるので、オペレータの失念がなく、かつ手動入
力部17の押ボタン操作により当該停止要因を入
力できるから取扱容易でオペレータに精神的疲労
を与えることがない。
さらに、判定手段、コントロール手段は、
CPU21から形成されているので、応答性が速
く信頼性が高い。
CPU21から形成されているので、応答性が速
く信頼性が高い。
[考案の効果]
本考案によれば、プレス停止情報が入力された
前後において当該停止要因情報の入力有無を自動
判定し、入力未了の場合には告知するとともにプ
レス再起動拒否をする構成とされているので、常
にプレスの稼働状態を確実に記録させておくこと
ができ生産管理、工程管理、オペレータ熟練度判
断等を客観的・具体的に行え生産能率を向上させ
るに貢献するところ大であり、また機器破損を完
全回避と作業安全を保障することのできる優れた
効果を奏する。
前後において当該停止要因情報の入力有無を自動
判定し、入力未了の場合には告知するとともにプ
レス再起動拒否をする構成とされているので、常
にプレスの稼働状態を確実に記録させておくこと
ができ生産管理、工程管理、オペレータ熟練度判
断等を客観的・具体的に行え生産能率を向上させ
るに貢献するところ大であり、また機器破損を完
全回避と作業安全を保障することのできる優れた
効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は動作を説明するためのフローチヤートお
よび第3図は従来のプレスの稼働状態記録装置を
示すブロツク図である。 1……プレス装置、2……プレス、3……制御
装置、10……プレスの稼働状態記録装置、11
……記録手段、17……手動入力部、21……
CPU(判定手段、コントロール手段)、25……
告知手段、26……出力ポート(信号発生手段)。
第2図は動作を説明するためのフローチヤートお
よび第3図は従来のプレスの稼働状態記録装置を
示すブロツク図である。 1……プレス装置、2……プレス、3……制御
装置、10……プレスの稼働状態記録装置、11
……記録手段、17……手動入力部、21……
CPU(判定手段、コントロール手段)、25……
告知手段、26……出力ポート(信号発生手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プレスから自動入力された情報とオペレータに
よつて手動入力された情報とを記憶してプレス稼
動状態を把握可能に形成されたプレスの稼動状態
記録装置において、 前記自動入力情報の一つとしてのプレス停止情
報が入力されたときにそれと前後して当該プレス
停止要因に係る情報が前記自動入力情報または前
記手動入力情報として入力されているか否かを判
定する判定手段と、 オペレータに入力未完を告知する告知手段と、 プレス制御装置に運転拒否のインターロツク信
号を出力する信号出力手段と、 該判定手段でプレス停止要因に係る情報が入力
されていないと判定された場合に該告知手段と信
号出力手段とを動作させるコントロール手段と、 を設けたことを特徴とするプレスの稼動状態記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1865290U JPH0534877Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1865290U JPH0534877Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111499U JPH03111499U (ja) | 1991-11-14 |
JPH0534877Y2 true JPH0534877Y2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=31521804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1865290U Expired - Lifetime JPH0534877Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534877Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP1865290U patent/JPH0534877Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111499U (ja) | 1991-11-14 |
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