JPH0534775Y2 - - Google Patents

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JPH0534775Y2
JPH0534775Y2 JP1987080067U JP8006787U JPH0534775Y2 JP H0534775 Y2 JPH0534775 Y2 JP H0534775Y2 JP 1987080067 U JP1987080067 U JP 1987080067U JP 8006787 U JP8006787 U JP 8006787U JP H0534775 Y2 JPH0534775 Y2 JP H0534775Y2
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JP
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water sprinkling
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shower head
opening
plate
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JP1987080067U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はシヤワーヘツドに関し、さらに詳し
くは散水板を別体で取り付けた形式のシヤワーヘ
ツドに関する。
(従来技術) 従来、この種のシヤワーヘツドは第2図及び第
3図に示すように、一端側の側部に給湯ホースA
への接続口Bを、他端側に側部の開口部Cを備え
た中空棒状の本体Dを有しており、開口部Cには
相互の間に散水口E〜Eを形成する複数の同心環
状の散水板部材F1〜F4からなる散水板Fが嵌着
され、ネジGにより本体Dに固定されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、シヤワーヘツドの本体Dは通常
ABS樹脂等により形成され、成形と同時に開口
部Cをも形成するものであるため、成形時の歪み
に起因する寸法誤差により散水板Fが開口部Cに
嵌まらない場合がしばしば生じていた。
(問題点を解決するための手段) 上記従来技術の欠点に鑑み、本考案は散水板を
本体の開口部に確実に取り付けることができるよ
うにしたシヤワーヘツドの提供を目的とするもの
で、この目的は、散水孔を有する同心環状の複数
の散水板部材を重ねてなる散水板を、中空状の本
体の一部に形成された開口部に取り付けたシヤワ
ーヘツドであつて、前記散水板の外周が嵌着され
る弾性を有する薄肉テーパー状のフランジ部を内
側に備えた環状の取付部材を、前記本体とは別体
で形成して前記開口部に固着したことにより達成
される。
(作用) 本考案において、散水板は本体の開口部に直接
取り付けられるのではなく、開口部に固着された
取付部材に嵌着されるものであり、本体の成形時
に開口部に寸法誤差が生じていたとしても取付部
材の嵌着部の寸法さえ精度良く仕上げておれば散
水板の嵌着を理想状態で行なうことができる。
(実施例) 次のこの考案の一実施例を第1図に従つて説明
する。
第1図はシヤワーヘツドの要部の長手方向に直
角な方向の断面を示すものであり、同図中1は
ABS樹脂等により成形された中空状の本体であ
る。この本体1の構成は上記従来技術のシヤワー
ヘツドの本体と同様であり、図示しない他端側の
側部に給湯ホースへの接続口を備えている。
2は本体1に形成された略正方形の開口部3の
周部1aの下端に超音波溶着もしくは接着剤等を
用いて固着された樹脂製の取付部材で、開口部3
に対応した角型の環状を成しており、内側に弾力
性を有する薄肉の上向きテーパ状のフランジ部2
aを一体で備えている。
4は上記取付部材2のフランジ部2aの内周部
に嵌着される散水板で、フランジ部2aに対応し
た上向きテーパ状をなす複数の同心環状の散水板
部材4a,4b,4cからなつている。これらの
散水板部材4a,4b,4cの外周には等間隔で
複数の溝4a1〜4a1,4b1〜4b1,4c1〜4c1
設けられており、これらの溝により、取付部材2
と散水板部材4aとの間、散水板部材4aと散水
板部材4bとの間、及び散水板部材4bと散水板
部材4cとの間に散水孔5a〜5a,5b〜5b
及び5c〜5cがそれぞれ形成されている。
6は散水板4を固定するための樹脂もしくは金
属製のネジで、本体1の内部に突設された取付軸
7に螺合する軸部6aと、散水板4cの内周部に
嵌着される対応したテーパ状の頭部6bとからな
つており、この頭部6bの外周には散水板4cと
の間に散水孔5d〜5dを形成する等間隔複数の
溝6b1〜6b1が形成されている。
次に上記実施例の作用に関し説明する。
上記実施例において、散水板4は散水板部材4
a,4b,4cを相互に重ねた状態で散水板部材
4aを取付部材2のフランジ部2aに仮嵌めし、
次いで散水板部材4cにネジ6の軸部6aを挿通
して取付軸7に螺合させ、ネジ込んでいくことに
より、散水板部材4a,4b,4c相互の嵌着と
ともにフランジ部2aの外方への僅かな撓みを伴
いつつ散水板4aがフランジ部2aにさらに嵌着
されることで本体1に固定される。ここで、本体
1はABS樹脂により成形されており、中空部を
有する比較的複雑な形状を有しているため、成形
時の歪みにより寸法誤差が生じ易く、開口部3に
直接散水板4を嵌着し、或いは取付部材2を本体
1と一体で形成してこれに嵌着しようとすると、
寸法誤差により散水板4が嵌まらない場合が多々
生ずるが、取付部材2は本体1とは別体で形成さ
れており、かつ寸法精度を出し易い比較的簡単な
構造であるため、取付部材2を精度良く成形すれ
ば本体1の寸法誤差に係わりなく散水板4の嵌着
を理想的な状態で行なうことができる。
(考案の効果) 本考案は、散水孔を有する同心環状の複数の散
水板部材を重ねてなる散水板を、中空状の本体の
一部に形成された開口部に取り付けたシヤワーヘ
ツドであつて、前記散水板の外周が嵌着される弾
性を有する薄肉テーパー状のフランジ部を内側に
備えた環状の取付部材を前記本体とは別体で形成
して前記開口部に固着したことにより、本体側の
寸法誤差がどうであれ、取付部材の寸法のみを正
確に形成させておけば、散水板の嵌着を理想状態
で行なうことができ、散水板は内側のフランジ部
に強固に嵌着して取り付けることができて、製品
品質の向上、製品歩留まりの向上に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるシヤワーヘツ
ドの長手方向に直角方向の要部断面図、第2図及
び第3図は従来のシヤワーヘツドを示すもので、
第2図はシヤワーヘツドの底面図、第3図は第2
図に示したシヤワーヘツドの長手方向断面図であ
る。 1……本体、2……取付部材、3……開口部、
4……散水板、5a〜5a,5b〜5b,5c〜
5c,5d〜5d……散水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 散水孔を有する同心環状の複数の散水板部材を
    重ねてなる散水板を、中空状の本体の一部に形成
    された開口部に取り付けたシヤワーヘツドであつ
    て、、前記散水板の外周が嵌着される弾性を有す
    る薄肉テーパー状のフランジ部を内側に備えた環
    状の取付部材を、前記本体とは別体で形成して前
    記開口部に固着したことを特徴とするシヤワーヘ
    ツド。
JP1987080067U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0534775Y2 (ja)

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JP1987080067U JPH0534775Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JPS63189351U JPS63189351U (ja) 1988-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0622308Y2 (ja) * 1989-10-31 1994-06-15 豊田合成株式会社 ハンドシヤワー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613478U (ja) * 1984-06-13 1986-01-10 照志 桜井 無検流計接地抵抗測定器

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