JPH0347349Y2 - - Google Patents

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JPH0347349Y2
JPH0347349Y2 JP4720385U JP4720385U JPH0347349Y2 JP H0347349 Y2 JPH0347349 Y2 JP H0347349Y2 JP 4720385 U JP4720385 U JP 4720385U JP 4720385 U JP4720385 U JP 4720385U JP H0347349 Y2 JPH0347349 Y2 JP H0347349Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
substrate
resin body
protruding piece
main body
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JP4720385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、合成樹脂体と該合成樹脂体を嵌着す
る基板とが一体的に成形加工された基板部品に関
し、特に、成形加工後に上記合成樹脂体の角度調
整を可能とする構造に関するものである。
〈考案の概要〉 本考案は金属板から成る基板に成型加工にて合
成樹脂体を一体成形したものにおいて、合成樹脂
体の基板上での角度又は位置調整を基板の塑性変
形を利用して実施するようにし、基板部品の製造
を容易にせんとするものである。
〈従来の技術〉 従来、合成樹脂体と、該合成樹脂体を嵌着する
金属製の基板とが一体的に成形加工された基板部
品は、音響機器等の電子機器に種々構造で用いら
れているが、上記合成樹脂体は上記基板と一体的
に成形加工されるという性質上、成形加工後に上
記合成樹脂体の角度或は位置等を調整することは
極めて困難であつた。
そこで従来、上記合成樹脂体をリーフスイツチ
等の台座として用いる場合は、第4図に示す様に
合成樹脂体2と該合成樹脂体2の中腹部を嵌着す
る金属製の基板3とから成る基板部品1の上記合
成樹脂体2の上面に角度調整用部材4をビス5で
固定し、上記角度調整用部材4の先端部にリーフ
スイツチ6を接着しており、第5図に示す様に、
上記ビス5を緩めてから上記角度調整用部材4を
矢印A方向に動かした後、再び上記ビス5を締め
ることで上記リーフスイツチ6の角度調整を行な
つていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上述の様な構造では、上記リーフス
イツチ6の角度調整に長時間要し、極めて作業能
率が悪いと共に部品点数が多いという問題点をも
つていた。
本考案は上記従来の問題点を解決すべく合成樹
脂体の角度調整を極めて要易に行うことのできる
基板部品を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記従来の問題点を解決するために、
本体部に円柱状の嵌着部を有する合成樹脂体と、
上記本体部の嵌着部を嵌着する金属板から成る基
板とから成り、成型加工時に上記合成樹脂体と上
記基板とが一体的に結合形成された基板部品にお
いて、上記基板の面上に窓孔を形成すると共に該
窓孔の上記合成樹脂体側縁部中央には窓孔の中央
部に伸びる基板突片を設け、かつ、上記合成樹脂
体の本体部より上記基板突片に沿つて伸びる突片
を突出させると共に上記基板突片に結合させて成
るものである。
〈作用〉 従つて、本考案によれば基板部品の成形加工
後、合成樹脂体の突片を基板に形成された窓孔よ
り動かすことにより基板の突片の変形を利用して
上記合成樹脂体の角度を調整することができる。
〈実施例〉 以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を
詳細に説明する。
第1図は本考案に係る基板部品の合成樹脂体を
リーフスイツチの台座として用いた場合の正面
図、第2図は第1図のX−X′断面図、第3図は
同上基板部品の合成樹脂体の角度調整を行なつた
場合の正面図である。
これらの図において、11は合成樹脂体12と
該合成樹脂体12を嵌着する金属製の基板13と
から成る基板部品である。
上記基板部品11において上記合成樹脂体12
は、略々円柱状の本体部12aと、該本体部12
aの外側面の一部より外周方向に突出し上記本体
部12aと一体的に形成された突片12bとより
成り、上記本体部12aの外側面中腹部には細径
にした嵌着部12cが形成されている。
また、上記突片12bの先端には上記合成樹脂
体12の下面方向に突出する凸部12b′が形成さ
れている。
一方、上記基板13には、上記合成樹脂体12
の本体部12aを嵌着保持する透孔13aが穿設
されていると共に該透孔13aに隣接して略々長
方形状の窓孔13bが形成されている。そして、
上記窓孔13bには上記透孔13aに対向する上
記窓孔13bの一辺より、上記窓孔13b中央部
に向つて上記合成樹脂体12の突片12bと略々
相似形の突片13cが延在しており、該突片13
cの先端には透孔13C′が穿設されている。
而して、上記基板部品11はその合成樹脂体1
2の嵌着部12cが上記基板13の透孔13aに
嵌着され、さらに、上記突片12bが上記基板1
3における窓孔13bの突片13cに一体的に接
合されると共に上記突片12bの凸部12b′が上
記突片13cの透孔13c′に嵌挿された状態と成
るように上記合成樹脂体12と上記基板13とを
一体的に成型加工して形成されたものである。
14はリーフスイツチであり上記合成樹脂体1
2の本体部12aを台座として上記本体部12a
上面に固着されている。
本考案は上述の様に構成されるものであるか
ら、上記リーフスイツチ14の角度を調整する場
合は、上記基板13の窓孔13bにおける突片1
3cを矢印A,B方向に動かせば良い。
すると、上記基板13の突片13cは第3図に
示す様にその先端部が矢印A,B方向に移動して
変形し、該変形に伴なつて上記突片13cに一体
的に接合された突片12bが矢印A,B方向に回
動するため、上記合成樹脂体12の本体部12a
も上記突片12bの回動により、上記基板13に
対して、この回動によつて矢印A,B方向での位
置調整ができ上記リーフスイツチ14の角度を調
整をすることができる。
従つて、本考案によれば基板部品11における
基板13と一体的に結合形成された合成樹脂体1
2の角度調整を、その成形加工後に上記基板13
に形成された窓孔13bより突片13cを調整し
たい方向に動かすだけで極めて簡単にしかも単時
間に行なうことができ、作業能率を改善できると
共に部品点数を削減することができる。
尚、本考案の基板部品11における合成樹脂体
12はリーフスイツチ14の台座として用いた上
記実施例に限定されるものではなく種々の用途に
用いられるものであり、しかも、合成樹脂体12
の本体部12aの形状も上記実施例に限らず使用
目的に応じて適宜形成されて成るものである。
〈考案の効果〉 以上の様に本考案によれば成形加工時に基板と
一体的に結合形成された合成樹脂体の角度調整
を、上記基板に形成された窓孔を通して基板の突
片を変形させることにより、上記合成樹脂体の本
体部に形成された突片を動かすだけで極めて簡単
に、しかも単時間に行うことができ、作業能率を
改善することができると共に部品点数を削減でき
るという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る基板部品の合成樹脂体を
リーフスイツチの台座として用いた場合の一実施
例を示す正面図、第2図は第1図のX−X′断面
図、第3図は同上基板部品の合成樹脂体の角度調
整を行なつた状態を示す正面図、第4図は従来の
基板部品の側面断面図、第5図は従来の基板部品
の角度調整を行なう状態の正面図である。 11……基板部品、12……合成樹脂体、12
b……突片、13……基板、13b……窓孔、1
3c……突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体部に円柱状の嵌着部を有する合成樹脂体
    と、 上記本体部の嵌着部を嵌着する金属板から成る
    基板とから成り、 成型加工時に上記合成樹脂体と上記基板とが一
    体的に結合形成された基板部品において、 上記基板の面上に窓孔を形成すると共に該窓孔
    の上記合成樹脂体側縁部中央には窓孔の中央部に
    伸びる基板突片を設け、 かつ、上記合成樹脂体の本体部より上記基板突
    片に沿つて伸びる突片を突出させると共に上記基
    板突片に結合させて成る基板部品。
JP4720385U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0347349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4720385U JPH0347349Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4720385U JPH0347349Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61164093U JPS61164093U (ja) 1986-10-11
JPH0347349Y2 true JPH0347349Y2 (ja) 1991-10-08

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ID=30562317

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