JPH11225582A - 木製プランター - Google Patents

木製プランター

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Publication number
JPH11225582A
JPH11225582A JP3163798A JP3163798A JPH11225582A JP H11225582 A JPH11225582 A JP H11225582A JP 3163798 A JP3163798 A JP 3163798A JP 3163798 A JP3163798 A JP 3163798A JP H11225582 A JPH11225582 A JP H11225582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plates
planter
plate
shape
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3163798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Nakamura
靖彦 中村
Misao Kasai
操 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakamura Seisakusho KK
Original Assignee
Nakamura Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakamura Seisakusho KK filed Critical Nakamura Seisakusho KK
Priority to JP3163798A priority Critical patent/JPH11225582A/ja
Publication of JPH11225582A publication Critical patent/JPH11225582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】底板の周縁に沿って複数枚の側板を互いに側部
同士を接合させて立て並べてなるプランターにおいて、
側板同士を隙間なく接合させ、大きさや形状の異なるプ
ランターも低コストで容易に製作することができるよう
にする。 【解決手段】側板として、一方の側部が所定曲率の円弧
で突出する凸形状、他方の側部が同一曲率の円弧で湾曲
する凹形状に形成された板材を用いる。側板の両側部を
円弧曲面で形成することにより、側部同士が隙間なく凹
凸接合する。側板同士を接触角度を変えて接合可能なの
で、同一の側板を寸法形状の異なる底板に共用して立て
並べ、寸法の異なるプランターを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公園や歩道、ロー
タリーなどに設置され、各種の草花や植木などの栽培に
用いられるプランターに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプランターには、陶器などの焼
き物やプラスチック製、セメント製のものが広く用いら
れていたが、木の質感が醸しだす自然な柔らかさや温も
りが好まれることから木製のものも用いられてきた。そ
の一つとして、図6に示されているように、使用済みの
モルト樽を分断し、プランターとして再利用したものが
知られている(実登第3035417号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】寸法形状が規格化され
ているモルト樽に対し、規格外の任意寸法形状の板材を
並設して大きさや形状の異なるプランターを形成するこ
とができるが、その場合、板材同士の接合部に僅かな隙
間があると、そこからプランター内に入れた土や水が外
部に流れ出てしまう。そのため、板材の側部同士が隙間
なく接触するよう並設する板材の両側部を精密に形成し
なければならず加工に手間を要する。とりわけ、プラン
ターの胴径が異なると板材同士の接触角度が変わるた
め、各胴径毎に板材両側部の接触形状を調整しなければ
ならず、加工が煩雑となって製造に著しく手間を要す
る。
【0004】そこで本発明は、草花や植木などの栽培に
用いられる木製プランターにおいて、板材同士を隙間な
く接合させ、且つ大きさや形状の異なるプランターも容
易に製作することができることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の木製プランターは、底板の周縁に沿って複数枚
の側板を互いに側部同士を接合させて立て並べ且つその
周囲に箍を嵌めてなり、側板として、その一方の側部が
所定曲率の円弧で突出する凸形状、他方の側部が同一曲
率の円弧で湾曲する凹形状に形成されたものを用いて構
成した。
【0006】これによれば、側板の両側部がそれぞれ同
一曲率の凸形と凹形とに形成されており、側板の側部同
士を凹凸接合させ、隙間を生じさせずに底板の周囲に側
板を連接することができる。両側部の凸形と凹形は同一
曲率の円弧により形成されているので、側部同士を凹凸
接合させたまま隣接する側板との接触角度を適宜に設定
し、胴径や開口形状の異なるプランタを構成することが
できる。また、側板の両側部の接合面が円筒状に噛み合
っているので、外力や歪みに対する接合部の強度が増
し、プランターの剛性が高められる。底板と側板の形成
寸法は適宜に選定可能であるが、上述の通り側板同士の
接合角度を調節し得るように形成してあるので、形成寸
法の異なる底板に対して、同一寸法の側板を使用枚数を
変えて共用し、大きさや形状の異なる多彩なデザインバ
リエーションのプランターを低コストで製作可能とな
る。なお、プランターを構成する底板と側板は主として
硬質の木材を用いて形成されるが、表面に木質感が具現
化されていれば、合成樹脂材などの他の素材を用いて形
成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】図面に基づいて本発明の好適な実
施形態を説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態
を示しており、この木製プランター1は、受け板2上に
枠材3を並設して円形に形成された底板4の周縁に、複
数枚の側板5を底板4に対して垂直に立て並べ、且つ互
いに側部同士を接合させると共に、その周囲に鋼製の箍
6を嵌めて構成したものである。符号4aは水抜き孔で
ある。
【0008】各側板5は、適宜な厚みを有する矩形の板
材を用い、その両側部を互いに接合可能な円弧曲面に加
工して形成されている。具体的には、図2に示されてい
るように、一方の側部5aが、およそその板厚(2r)
を直径とする円弧で突出する凸形、他方の側部5bが、
同直径(2r)の円弧で湾曲する凹形を有して形成され
ている。
【0009】このように側板5の両側部を同一曲率の凸
形と凹形に形成してあるので、側板同士を隙間なく凹凸
接合させて連接することができる。また、上記凸形と凹
形が互いに接合する範囲内では、側板同士の接触角度を
変えて隙間を生じさせずに連接することができるので、
図3(A)に示す如く径の異なる底板4や、同図(B)
に示す如く外形の異なる底板4に対しても、同一寸法の
側板5を共用し、大きさや形状の異なるプランター1を
構成することができる。
【0010】図4は第2実施形態を示しており、これ
は、上記側板5と共に、側板同士が鋭角に接合し得るよ
うに、同図(A)に示す如く、凹形側部7bの湾曲円弧
の形成位置をずらして形成された側板7を用い、この側
板7を、周面が湾曲した扇形に形成された底板4のコー
ナー部に配置して側板同士を連接し、さらに、側板の周
囲に箍6を嵌め、且つこれをビス止め又は釘止めして構
成したものである。これによれば、コーナー部に配置す
る側板7のみを別加工とすることで、他の側板5を共用
可能であり、さらに箍6をビス止めすることで、プラン
ター1の剛性をより高めることができる。
【0011】図5は第3実施形態を示しており、これ
は、同図(A)に示す如く、上辺(d1)が下辺(d
2)よりも幅広に設けられた略台形の板材を側板8とし
て用い、その両側部を上記と同様互いに接合可能な円弧
曲面に加工し、これを円形に形成された底板4の周縁に
連接して、プランター1の開口をすり鉢型に構成したも
のである。この場合、上記と同様、寸法や形状の異なる
底板4に対しても、同一寸法の側板8を共用して用い、
開口形状の異なるすり鉢型のプランター1を構成するこ
とができる。
【0012】
【発明の効果】上記何れの形態においても、本発明の木
製プランターによれば、両側部が互いに接合可能な同一
曲率の凹形と凸形に形成された側板同士を隙間なく接合
させ、これらを形成寸法の異なる底板の周囲に並設し
て、多彩なデザインのプランターを容易且つ低コストで
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の木製プランターを示
し、(A)は平面図、(B)は半面を縦断面図で示した
正面図である。
【図2】図1のプランターで用いる側板の平面図であ
る。
【図3】図2の側板を用いた他の形状のプランターを示
し、(A)は開口が小径のもの、(B)は開口が多角形
状のものである。
【図4】本発明の第2実施形態の木製プランターを示
し、(A)は側板の平面図、(B)は平面図及び正面図
である。
【図5】本発明の第3実施形態の木製プランターを示
し、(A)は側板の正面図、(B)は平面図及び正面図
である。
【図6】従来のプランターの使用状態の外観図である。
【符号の説明】
1 木製プランター 2 受け板 3 枠材 4 底板 5,7,8 側板 6 箍

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の周縁に沿って複数枚の側板を互い
    に側部同士を接合させて立て並べ且つその周囲に箍を嵌
    めて構成された木製プランターにおいて、上記側板は、
    その一方の側部が所定曲率の円弧で突出する凸形状、他
    方の側部が同一曲率の円弧で湾曲する凹形状に形成され
    ていることを特徴とする木製プランター。
JP3163798A 1998-02-13 1998-02-13 木製プランター Pending JPH11225582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163798A JPH11225582A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 木製プランター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163798A JPH11225582A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 木製プランター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11225582A true JPH11225582A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12336737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3163798A Pending JPH11225582A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 木製プランター

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JP (1) JPH11225582A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101023562B1 (ko) 2008-07-24 2011-03-21 서인석 목재화병 제작방법
JP6077699B1 (ja) * 2016-04-18 2017-02-08 共力株式会社 筒状木製集成柱およびその製造方法
JP7360758B1 (ja) * 2023-06-13 2023-10-13 正美 榎本 植物栽培装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101023562B1 (ko) 2008-07-24 2011-03-21 서인석 목재화병 제작방법
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