JPH053471U - Oaフロア用下地シート - Google Patents

Oaフロア用下地シート

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Publication number
JPH053471U
JPH053471U JP5171091U JP5171091U JPH053471U JP H053471 U JPH053471 U JP H053471U JP 5171091 U JP5171091 U JP 5171091U JP 5171091 U JP5171091 U JP 5171091U JP H053471 U JPH053471 U JP H053471U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
base sheet
conductive material
sheet
material layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5171091U
Other languages
English (en)
Inventor
忠彦 一木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5171091U priority Critical patent/JPH053471U/ja
Publication of JPH053471U publication Critical patent/JPH053471U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】静電気の蓄積を防止することができ、敷設作業
時に作業者に不快感を与えることがなく、吸いつきなど
もないため、作業性が非常によくなるOAフロア用下地
シートを提供することを目的としている。 【構成】弾性樹脂シートからなるシート本体の表面の少
なくとも一部に導電性材料層3が形成されていて、さら
にその上に、シート本体および導電性材料を保護する保
護フィルム4が被覆されている構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、OAフロア用下地シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスは高度情報化に伴い、各種のオフィスオートメーション機器(以下、 「OA機器」と記す)が急増しているが、従来のオフィスなどは、壁際に2〜3 ヵ所程度コンセントが設けてあるだけであるので、このようにOA機器が増える と、どうしてもテーブルタップなどを用いて各OA機器の置かれている机まで配 線を這わせて各OA機器に給電するようにしている。
【0003】 しかし、このように床面に多くの配線をはわしたのでは、オフィスの見栄えが 非常に悪いものとなるとともに、歩行の障害となる。 そこで、この問題を解決するために、図3および図4にみるようなOAフロア が採用されている。 このOAフロア30は、フロアユニット33を既設の床の床面31上に敷き詰 めたのち、フロアユニット33の上に絨毯やビニルタイルなどの化粧材34を敷 くようになっている。
【0004】 フロアユニット33は、樹脂製で矩形の本体33aの一側面に脚33bが設け られていて、この脚33bを下側にして床面31に置くことにより二重床構造と し、床面31と本体33aとの間に形成された空間36に配線35を通すように している。 したがって、配線35が空間36を通り、机の所まできた時に本体33aを通 って化粧材34上に立ち上がるようにすることができ、不要な配線コードがオフ ィスの表面に現れないので、見栄えがよく、しかも、配線が足に引っ掛かって歩 行の邪魔になることもないと言うものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、フロアユニット33は、通常、既設床面31とのナジミ、音等いわ ゆる歩行感を向上させるため、まず、既設床面31上に下地シート32を敷き、 その上に載せるようにしている。 しかし、下地シート32およびフロアユニット33がいずれも樹脂製であるた め、下地シート32に静電気が蓄積し、シート同士の吸いつきやフロアユニット 33を下地シート32上に敷設していく場合に、作業者に静電気による不快感を 与えたり、化粧材34としてビニルタイルを敷設する場合、ビニルタイルがフロ アユニットの表面に吸いついて作業性が悪いなどの問題がある。
【0006】 本考案は、このような事情に鑑みて、静電気の蓄積を防止することができるO Aフロア用下地シートを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、樹脂製OAフロアを敷設するに 当たり、既設床面に敷設される下地シートであって、弾性樹脂シートからなるシ ート本体の表面の少なくとも一部に導電性材料層が形成されていて、さらにその 上に、シート本体および導電性材料を保護する保護フィルムが被覆されているこ とを特徴とするOAフロア用下地シートを要旨としている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、下地シートを既設の床面に敷き詰め、導電性材料の一部を アースしておく。そのようにすれば、下地シートに発生する静電気が蓄積されず に、導電性材料を通ってアースされる。 また、下地シートの上に重いものが載ったり、引き裂き方向に強い力が加わっ ても保護フィルムが導電性材料の破損およびシート本体の破損を防止する。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案を、その実施例をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。 図1は本考案にかかる下地シートの1実施例を平面で見てあらわし、図2は断 面で見てあらわしている。 図にみるように、この下地シート1は、シート本体2の表面に導電性材料層3 が形成され、さらにその上を保護フィルム4によって被覆されている。
【0010】 シート本体2は、可撓性および弾性を備えていれば、特に限定されないが、発 泡ポリエチレン樹脂等の弾性樹脂材料で形成されていることが好ましい。また、 その厚みは、特に限定されないが、0.5〜3.0mm程度が好ましい。 導電性材料層3は、カーボン繊維や金属繊維をシート本体2上に格子状に並べ たのち、保護フィルム4をその上から貼着するようにして形成することができる 。
【0011】 保護フィルム4の材質としては、特に限定されないが、ポリエチレン樹脂やポ リプロピレン樹脂等が挙げられ、その厚みとしては、50〜200μm程度が好 ましく、さらに、直径2〜5mm程度の導電性材料層3まで達する孔を所定ピッチ 毎に設けておくことが好ましい。 この下地シート1は、上記のようになっており、まず、既設床面31に敷設し 、導電性材料層3の一部にアース線等を接続して接地状態にして図3および図4 のようにフロアユニット32および化粧材34を敷設して二重床のOAフロア3 0を形成することができる。
【0012】 すなわち、このようしておけば、発生した静電気が導電性材料層3からアース 線を経て発散されるため、静電気の蓄積がおきず、フロアユニットの敷設時に作 業者に不快感を与えたり、ビニルタイルの敷設時に吸いつきなどを起こしたりす ることがなくなり、作業性が向上する。 また、保護フィルム4によって導電性材料層3およびシート本体2が被覆され ているので、下地シート1の上に重いものが載ったり、引き裂き方向に強い力が 加わっても保護フィルム4が導電性材料の破損およびシート本体の破損を防止す ることができる。
【0013】 なお、本考案にかかるOAフロア用下地シートは、上記実施例に限定される訳 ではない。たとえば、上記の実施例では、導電性材料層がカーボン繊維や金属繊 維をシート本体上に格子状に並べることによって形成されていたが、シート本体 の全面に並べるようにしてもよいし、カーボン繊維や金属繊維の代わりに帯電防 止剤や金属粉末などをシート本体表面に吹きつけることによって形成しても構わ ない。
【0014】
【考案の効果】
本考案にかかるOAフロア用下地シートは、以上のように、シート材本体と保 護フィルムの間に導電性材料層を設けるようにしたので、発生した静電気が導電 性材料層を介して接地状態にされる。 したがって、下地シート上にフロアユニット等を敷設する場合、静電気が下地 シートに蓄積されず、作業者に不快感を与えることがない。また、吸いつきなど もないため、作業性が非常によくなる。
【0015】 しかも、シート本体および導電性材料層が保護フィルムによって被覆されてい るので、強度的にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるOAフロア用下地シートの1実
施例をあらわす平面図である。
【図2】そのA−A線断面図である。
【図3】従来のOAフロアを側面からみた斜視図であ
る。
【図4】その敷設途中の状態をあらわす斜視図である。
【符号の説明】
1 下地シート 2 シート本体 3 導電性材料層 4 保護フィルム

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】樹脂製OAフロアを敷設するに当たり、既
    設床面に敷設される下地シートであって、弾性樹脂シー
    トからなるシート本体の表面の少なくとも一部に導電性
    材料層が形成されていて、さらにその上に、シート本体
    および導電性材料を保護する保護フィルムが被覆されて
    いることを特徴とするOAフロア用下地シート。
JP5171091U 1991-07-04 1991-07-04 Oaフロア用下地シート Pending JPH053471U (ja)

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JP5171091U JPH053471U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 Oaフロア用下地シート

Applications Claiming Priority (1)

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JP5171091U JPH053471U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 Oaフロア用下地シート

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Publication Number Publication Date
JPH053471U true JPH053471U (ja) 1993-01-19

Family

ID=12894455

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5171091U Pending JPH053471U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 Oaフロア用下地シート

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JP (1) JPH053471U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016902A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Tajima Inc 樹脂製二重床上に合成樹脂製タイルを敷設する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016902A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Tajima Inc 樹脂製二重床上に合成樹脂製タイルを敷設する方法

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